JP2562252Y2 - 音響機器 - Google Patents

音響機器

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JP2562252Y2
JP2562252Y2 JP10477491U JP10477491U JP2562252Y2 JP 2562252 Y2 JP2562252 Y2 JP 2562252Y2 JP 10477491 U JP10477491 U JP 10477491U JP 10477491 U JP10477491 U JP 10477491U JP 2562252 Y2 JP2562252 Y2 JP 2562252Y2
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adjustment
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は複数の調節機能の設定
を回転検出器で実施する音響機器に係り、特に車載用音
響機器の操作に好適な音響機器に関する。
【0002】
【従来技術】従来より、マイクロコンピュータ(以下、
単にマイコンという)制御の音響機器は図3に示すブロ
ック図のものが多く提供されていた。図において、1は
受信アンテナであり、この受信アンテナ1で受信した放
送受信ソースは受信回路2で希望の受信周波数を選択増
幅して音声信号を出力し、入力回路3に供給される。上
記、受信回路2の受信周波数設定や入力回路3の入力切
換設定などはマイコン13によって制御される。
【0003】上記、マイコン13は周知のように基本的に
はCPU13d,ROM13b,RAM13c及び入力ポート13a 、出力ポー
ト13e より構成され、ROM13bにはCPU13dを制御するプロ
グラムが書き込まれており、CPU13dはこのプログラムに
従って入力ポート13a に接続されたテンキー(10キー)
付操作器22より必要とされるデータを取り込んだり、又
はRAM13cとの間でデータの授受を行なったりしながら演
算処理し、必要に応じて処理データを出力ポート13e よ
り出力する。
【0004】8は記録装置であり、この記録装置8は、
例えばCDプレーヤやカセットテープレコーダなどであ
り、この記録装置8からの記録ソースは入力回路3に供
給され、入力回路3で切換設定された音声信号はVR付音
量調整回路20及びVR付音質調整回路21で調節され、増幅
器6を介して出力端子7より出力される。
【0005】上記、VR付音量調整回路20はボユームVRを
回転して任意の音量調整を行い、上記、VR付音質調整回
路21は周波数特性を設定する BAS,TRE調整やバランス(B
AL)調整、フェード(FAD) 調整などをオーディオコント
ロールVRで各々任意の設定レベルに調整することができ
る。又は電子ボュームを回路内に設け、10キー付操作器
22を操作してマイコン13からの制御でオーディオコント
ロール調整レベルを設定することもでき、この設定レベ
ルは表示器14に表示され使用者は表示器14の表示レベル
を確認しながら調整することができる。
【0006】更に、音響機器の記録ソースのトラックナ
ンバーをサーチするため、マイコン13は10キー付操作器
22からのデータに基づいて記録装置8を制御し、記録装
置8に記録された記録ソースから希望のトラックナンバ
ーの記録ソースをサーチすることができる。
【0007】この様に、上記音響機器はマイコン13制御
によって放送受信ソース又は記録ソースを任意に選択
し、この選択した音声信号を聴取することができた。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の音響機器は音量調整用ボュームVRや音質調整の複数の
オーディオコントロール・ボュームVRを必要とし、また
記録ソースのトラックナンバー・サーチ機能は10キー付
操作器22からの操作によって行われ、操作キー内部に10
キーを備えるためコストアップになっているという欠点
があった。
【0009】また、記録ソースのトラックナンバー・サ
ーチ機能を1個のプッシュスイッチを押圧して行う場合
もあるが、例えばCDプレーヤの表示器14に表示したトラ
ックナンバーを上記1個のプッシュスイッチで希望のト
ラックナンバーを確認するまで順次操作するため、サー
チ機能の操作性が悪いという欠点があった。特に、記録
ソースの最後に記録したソースを選曲する場合は非常に
操作しずらかった。
【0010】特に、車載用音響機器では前記調整は時間
が掛かり、車両を運転しながら音質調整のオーディオコ
ントロール調整やダイレクトサーチ機能の調整を行うこ
とは不可能であった。
【0011】この考案は上記した点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは従来例の欠点を解消
し、スイッチ回路を設けて音量調整用の回転検出器によ
って音量調整はもとより、音質調整やダイレクトサーチ
機能などの調整をすることができる音響機器を提供する
ところにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この考案の音響機器は放
送受信ソース及び記録装置からの記録ソースの音声信号
の音量調整を行う音量調整回路と、上記音声信号の音質
特性を設定するオーディオコントロール調整を行う音質
調整回路と、上記記憶装置を制御して記憶ソースのサー
チ機能を有した音響機器において、上記音量調整を行う
回転検出器と、この回転検出器の設定レベルを検出し上
記音量調整回路を制御するマイクロコンピュータと、上
記オーデォオコントロール調整を設定する第1のスイッ
チ回路と、上記記憶ソースをサーチするダイレクトサー
チ機能を設定する第2のスイッチ回路とを設け、上記第
1のスイッチ回路を操作して上記回転検出器によってオ
ーディオコントロールを調整し、上記第2のスイッチ回
路を操作して上記回転検出器によって記憶ソースのダイ
レクトサーチを行うよう構成したものである。
【0013】また、上記第2のスイッチ回路による記憶
ソースのダイレクトサーチを行う機能に代えて放送受信
周波数の調節設定を行うよう構成しても良い。
【0014】
【作用】この考案によれば、放送受信ソース又は記録装
置からの記録ソースの音声信号の音量調整は、音量調整
回路に設けた回転検出器によって任意の音量に設定する
よう調整することができる。即ち、上記回転検出器の設
定レベルを内蔵したマイコンによって検出し、この検出
データで音量調整回路を制御する。
【0015】また、上記音声信号の音質特性を設定する
オーディオコントロール調整を行う場合、音響機器に設
けた第1のスイッチ回路をON操作することにより、上記
回転検出器はオーディオコントロール調整器として使用
することができ、第1のスイッチ回路操作によって表示
器に表示されるオーディオコントロール調整機能を確認
し、例えば周波数特性の BAS調整の表示を確認して BAS
調整を回転検出器で行うことができ、更に、第1のスイ
ッチ回路を操作して、例えばステレオ再生信号の L/Rch
バランス(BAL) 調整の表示を確認して回転検出器で任意
のバランス(BAL) 調整をすることができる。
【0016】更に、音響機器に設けた第2のスイッチ回
路をON操作することにより、マイコンは記録装置のダイ
レクトサーチ機能を設定することができ、上記回転検出
器の設定レベルによって表示される表示器のトラックナ
ンバーを確認し、希望のトラックナンバーをサーチする
ことができる。
【0017】この様に、第1又は第2のスイッチ回路を
操作して1個の回転検出器によって、音質調整のオーデ
ィオコントロール調整やダイレクトサーチ機能を容易に
調整することができる。
【0018】また、上記第2のスイッチ回路による記憶
ソースのダイレクトサーチを行う機能に代えて放送受信
周波数の周波数調整を行うようにすることも可能であ
り、更に、上記以外の他の調整機能を調整するよう構成
することもできる。
【0019】
【実施例】この考案に係る音響機器の実施例を図1及び
図2に基づいて説明する。図1は実施例を示したブロッ
ク図、図2は動作を説明したフローチャートである。な
お、従来例と同一部分には同一符号を付してその説明を
省略する。
【0020】図において、9は回転検出器であり、この
回転検出器9の設定レベルをマイコン13に供給し、この
回転検出器9の設定レベルで調整機能を設定した回路を
制御する、4は音量調整回路、5は音質調整回路であ
り、この音量調整回路4及び音質調整回路5はマイコン
13によって制御される。
【0021】10はマイコン13に接続された第1のスイッ
チ回路、11は同様にマイコン13に接続された第2のスイ
ッチ回路であり、この第1及び第2のスイッチ回路10,1
1 は、例えば音質調整のオーディオコントロール調整や
ダイレクトサーチ機能の調整を上記回転検出器9で調整
できるよう設定することができる。12はマイコン13の制
御を指示する操作キーである。
【0022】この様に構成した音響機器は、第1及び第
2のスイッチ回路10,11 が OFFになっている場合、回転
検出器9は音量調整を行うことができ、この回転検出器
9の設定レベルをマイコン13は判断して音量調整回路4
を制御して最適音量に調整することができる。
【0023】上記、第1のスイッチ回路10をON操作する
ことにより、回転検出器9は音質調整のオーディオコン
トロール調整を行うことができ、例えば第1のスイッチ
回路10の初めのON操作によって周波数特性を設定する B
AS調整機能になると、この BAS調整機能は表示器14に表
示され、この表示を確認して上記回転検出器9によって
BAS調整を行うことができる。更に、第1のスイッチ回
路10をON操作することにより、例えば TRE調整モードに
設定されて表示器14に表示された TRE調整を確認し、上
記回転検出器9を回転操作して音質調整回路5を任意の
TRE調整レベルに調整することができる。
【0024】この様に、第1のスイッチ回路10を順次操
作して複数のオーディオコントロール調整機能を1個の
回転検出器9で容易に調整することができる。
【0025】次に、第2のスイッチ回路11をON操作する
と、例えば記録装置8のダイレクトサーチ機能に設定さ
れ、記録装置8に記録された記録ソースのトラックナン
バーをサーチすることができる。このダイレクトサーチ
機能の動作を図2のフローチャートにより説明する。
【0026】マイコン13に接続した第2のスイッチ(第
2のSW) 回路11が操作されてONになったことを判断し
(ステップS1)、機器はダイレクトサーチ・モードに設
定される(ステップS2)。このダイレクトサーチ・モー
ド設定時、マイコン13は回転検出器9の設定レベルを検
出し(ステップS4)、この回転検出器9の設定レベルに
よる記録ソースのトラックナンバーを表示器14に表示す
る(ステップS5)。
【0027】一般に、上記回転検出器9は回転部を回す
毎に回転方向、つまり時計回り及び反時計回りによって
位相が逆の2っのパルスを出力する。この2っのパルス
の位相とパルス数で順方向又は逆方向への記録装置8の
記録ソースのトラックナンバーをマオコン13にて検出し
設定することができ、この設定データがマイコン13の出
力ポート13e より表示器14に供給されてトラックナンバ
ーを表示することができる。
【0028】この様にして表示されたトラックナンバー
が希望のトラックナンバー(トラックNo) であるかを判
断し、このトラックナンバーが希望のサーチするトラッ
クナンバーである場合は、再び第2のスイッチ回路11を
操作し、トラックサーチ操作を完了する(ステップS
7)。又は任意の時間、回転検出器9を調整すること無
く(ステップS6)、サーチ完了する(ステップS8)。一
方、上記表示したトラックナンバーが希望のトラックナ
ンバーで無い場合、回転検出器9を再調整することによ
り(ステップS4)、調整された回転検出器9の設定レベ
ルを前記同様にマイコン13は検出して表示器14に表示す
る(ステップS5)。即ち、希望のトラックナンバーにな
るまで回転検出器9を調整して希望のトラックナンバー
を表示するよう調整することができる。
【0029】この様に、回転検出器9の調整は前述のよ
うに表示器で確認しながらの調整であるため、簡単に調
整することができ、しかも敏速に安全に記録ソースのダ
イレクトサーチを行うことができる。
【0030】以上、第1及び第2のスイッチ回路10,11
をON操作して音質調整のオーディオコントロール調整や
ダイレクトサーチ機能のサーチ調整を行うよう説明した
が、上記、第1及び第2のスイッチ回路10,11 によって
放送受信周波数の調整や他の調整事項を上記スイッチ回
路10,11 で設定し、上記回転検出器9を操作して回転検
出器9の設定レベルをマイコン13で判断し、上記設定さ
れた調整回路をマイコン13による制御によって調整を行
うことも可能である。
【0031】更に、この考案の応用として、音響機器に
備えられた任意のスイッチで或る調整機能を設定し、回
転検出器9を調整して設定した調整機能の調整を容易に
調整するよう構成することもできる。
【0032】
【考案の効果】この考案に係る音響機器は前述のよう
に、調整機能を設定するスイッチ回路を設け、このスイ
ッチ回路で設定した、例えば音質調整のオーディオコン
トロール調整やダイレクトサーチ機能などの調整を1個
の回転検出器によって調整することができるので、従来
のような10キー付操作器が不要となり部品コストの低減
ができるという効果がある。
【0033】また、応用例として音響機器に備えつけら
れた任意のスイッチ回路を利用し、上記同様に調整機能
を設定して回転検出器で調整することの可能であるとい
う効果もある。
【0034】また、上記回転検出器の回転調整はワン操
作の回転操作で調整することができるため、敏速に安全
に調整することができるという効果もある。
【0035】しかも、構造が簡単であって、また、安価
に構成することができるため実施も容易であるなどの優
れた特長を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る音響機器の実施例を示したブロ
ック図である。
【図2】ダイレクトサーチ機能の動作を説明したフロー
チャートである。
【図3】従来例を示したブロック図である。
【符号の説明】
1 受信アンテナ 2 受信回路 3 入力回路 4 音量調整回路 5 音質調整回路 6 増幅器 7 出力端子 8 記録装置 9 回転検出器 10 第1のスイッチ回路 11 第2のスイッチ回路 12 操作キー 13 マイクロコンピュータ(マイコン) 14 表示器

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送受信ソース及び記録装置からの記録
    ソースの音声信号の音量調整を行う音量調整回路と、上
    記音声信号の音質特性を設定するオーディオコントロー
    ル調整を行う音質調整回路と、上記記憶装置を制御して
    記憶ソースのダイレクトサーチ機能を有した音響機器に
    おいて、 上記音量調整を行う回転検出器と、この回転検出器の設
    定レベルを検出し上記音量調整回路を制御するマイクロ
    コンピュータと、上記オーデォオコントロール調整を設
    定する第1のスイッチ回路と、上記ダイレクトサーチ機
    能を設定する第2のスイッチ回路とを設け、上記第1の
    スイッチ回路を操作して上記回転検出器によってオーデ
    ィオコントロールを調整し、上記第2のスイッチ回路を
    操作して上記回転検出器によって記憶ソースのダイレク
    トサーチを行うよう構成したことを特徴とする音響機
    器。
  2. 【請求項2】 上記第2のスイッチ回路による記憶ソー
    スのダイレクトサーチ機能に代えて放送受信周波数の周
    波数調整を行うよう構成したことを特徴とする請求項1
    記載の音響機器。
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