JP2602314Y2 - 車載用電子機器 - Google Patents

車載用電子機器

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JP2602314Y2
JP2602314Y2 JP1991091056U JP9105691U JP2602314Y2 JP 2602314 Y2 JP2602314 Y2 JP 2602314Y2 JP 1991091056 U JP1991091056 U JP 1991091056U JP 9105691 U JP9105691 U JP 9105691U JP 2602314 Y2 JP2602314 Y2 JP 2602314Y2
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tuner
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正典 宇都宮
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  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はチューナ部と他のソー
スの再生部とを有した車載用電子機器に係り、特に、
のソースの再生部の再生動作中にチューナ部のサーチ
及びメモリ機能を動作させるのに好適な車載用電子機
器に関する。
【0002】
【従来技術】従来の放送受信周波数のサーチ機能及び受
信周波数のメモリ機能とを有したチューナ部と、カセッ
トテープの記録再生機能を有したカセットデッキ部とを
内蔵した車載用電子機器は、受信チューナモードでは受
信可能な放送受信周波数をサーチし、この放送受信周波
数をマイクロコンピュータ(以下、単にマイコンとい
う)内部のメモリ(RAM) に記憶し、任意に上記記憶した
受信可能な放送受信周波数を呼出し、この希望の放送局
を受信して聴取していた。
【0003】一方、車載用電子機器をカセットテープレ
コーダ動作モードに設定すると、車載用電子機器のカセ
ットデッキ部が動作状態になり、挿入したカセットテー
プからの再生信号を聴取することができた。このカセッ
トデッキ部の再生動作中は上記チューナ部は非動作状態
にあり、上記カセットデッキ部とチューナ部ちは独立し
てそれぞれ決められた操作キーを操作して動作させてい
た。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の車載用電子機器は車両で長距離移動をした場合、移動
した地域では既に車載用電子機器内部のメモリ(RAM) に
記憶した放送受信周波数では受信できず、移動後の地域
では別の 放送受信周波数でないと受信できないこ
とがあった。
【0005】特に、カセットデッキ部を動作状態にして
カセットデッキ部から再生信号の音楽などを聴取しなが
ら長距離移動し、移動した地域で放送局の受信周波数を
呼び出して受信しようとした場合、放送受信周波数が変
化していて放送受信できないため、再度チューナ部のチ
ューニング操作を行って新しい放送を受信するか、又は
チューナ部のサーチ機能を動作させて新しい放送受信周
波数を選局しなければいけないという欠点があった。
【0006】上記、チューナ部のチューニング操作は車
両走行中の運転上危険があって操作不可能であり、ま
た、チューナ部のサーチ機能を動作させて受信周波数を
選局してメモリするには、或る程度の時間を要するなど
新しい受信周波数の操作設定が煩わしいという欠点があ
った。
【0007】この考案は上記した点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは従来例の欠点を解消
し、カセットデッキ部の再生動作中にチューナ部を動作
状態にして長距離移動後の新しい地域の放送受信周波数
をサーチし、メモリすることができる車載用電子機器を
提供するところにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この考案の車載用電子機
器は放送受信周波数のサーチ機能及び受信周波数のメモ
リ機能を有したチューナ部と、他のソースの再生部とを
内蔵した車載用電子機器において、上記チューナ部の出
力信号と上記他のソースの再生部の出力信号とを選択す
る切換回路と、上記他のソースの再生部の動作状態によ
って上記切換回路の切換動作を制御するマイコンとを備
え、上記他のソースの再生部が再生動作中、上記チュー
ナ部の上記サーチ機能及びメモリ機能が選局動作ごとに
上記他のソースの再生部の動作状態を確認して動作する
よう構成したものである。
【0009】
【作用】この考案によれば、例えば他のソースの再生部
をカセットデッキ部とすると、車載用電子機器のチュー
ナ部の出力信号とカセットデッキ部の出力信号とを選択
する切換回路を設け、上記カセットデッキ部が動作状態
にある時、このカセットデッキ部の動作状態をマイコン
は判断して上記切換回路をカセットデッキ部出力側に設
定し、カセットデッキ部からの再生信号を出力すること
ができる。
【0010】一方、車載用電子機器のチューナ部が動作
状態にあり、上記カセットデッキ部が非動作状態にある
時、マイコンは上記カセットデッキ部が非動作状態であ
ることを判断し、上記切換回路をチューナ部出力側に制
御してチューナ部からの放送受信信号を出力することが
できる。
【0011】この様に、カセットデッキ部出力とチュー
ナ部出力とを切換回路で切り換えて出力することができ
るので、上記カセットデッキ部またはチューナ部が同時
に動作状態であっても出力が混信することを防止するこ
とができる。
【0012】次に、カセットデッキ部が再生動作中、カ
セットデッキ部からの再生信号は上記切換回路を介して
出力されるが、一方、上記カセットデッキ部の再生状態
をマイコンが判断し、マイコンはチューナ部を制御して
放送受信周波数をサーチする選局動作状態に設定し、新
しい放送局の受信可能な放送受信周波数をサーチする。
このサーチした放送受信周波数はマイコン内部のメモリ
(RAM)に記憶される。このとき、サーチするごとに
上記カセットデッキ部の動作状態を確認して新しいサー
チを行うようにしている。
【0013】上記、チューナ部のサーチ機能及びメモリ
機能は新しい放送局の受信可能な全受信周波数を順次サ
ーチしてメモリすることができ、車載用電子機器がカセ
ットデッキ部の動作モードからチューナ部動作モードに
変えた時、マイコンは切換回路を制御してチューナ部出
力側に設定し、一方、チューナ部の選局は上記サーチし
てマイコンのメモリ(RAM) に記憶された放送受信可能な
周波数を呼び出して容易にチューニングすることがで
き、このチューニング受信信号を上記切換回路を介して
出力することができる。
【0014】この様に、車載用電子機器がカセットデッ
キ部の再生動作中、チューナ部のサーチ機能及びメモリ
機能とが動作して受信可能な新しい放送受信周波数をメ
モリすることができるので、車両が長距離移動して別の
放送受信周波数地域に入って車載用電子機器をカセット
デッキ部動作モードからチューナ部動作モードに設定し
ても、直にメモリした受信可能な放送受信周波数を呼び
出して受信聴取することができる。
【0015】
【実施例】この考案に係る車載用電子機器の実施例を図
1及び図2に基づいて説明する。図1は構成を示したブ
ロック図であり、図2は動作を説明するフローチャート
である。図において、1はカセットデッキ部であり、こ
のカセットデッキ部1の再生オーディオ信号の出力は切
換回路に供給され、一方、このカセットデッキ部1の動
作状態を示すカセットプレイ信号はマイコンに供給され
る。
【0016】2はマイコンであり、このマイコン2は周
知のように基本的にはCPU2b,ROM2d,RAM2e 及び入力ポー
ト2a、出力ポート2cより構成され、ROM2d にはCPU2b を
制御するプログラムが書き込まれており、CPU2b はこの
プログラムに従って入力ポート2aより必要とされる外部
データを取り込んだり、又はRAM2e との間でデータの授
受を行なったりしながら演算処理し、必要に応じて処理
データを出力ポート2cより出力する。
【0017】3は受信アンテナ、4はサーチ機能及びメ
モリ機能を有したチューナ部であり、このチューナ部4
の受信出力信号は切換回路に供給される。5はカセット
デッキ部1出力とチューナ部4出力とを選択して切り換
える切換回路であり、この切換回路5の切換制御はマイ
コン2からの制御信号によって制御され、切り換え制御
された出力信号は増幅器6を介して出力端子7に出力さ
れる。
【0018】この様に構成された車載用電子機器のカセ
ットデッキ部1及びチューナ部4の動作を図2のフロー
チャートにより説明する。
【0019】車載用電子機器がカセットデッキ部1動作
モードに設定され、カセットデッキ部1が再生動作して
カセットテープから再生信号を再生して出力すると、こ
のカセットデッキ部1からの再生動作状態を示す信号が
マイコン2に供給され、マイコン2は切換回路5をカセ
ットデッキ部1出力側接点に接続するよう制御し、カセ
ットデッキ部1で再生されたオーディオ出力信号が切換
回路5を介して出力端子7に出力される。
【0020】一方、マイコン2は上記カセットデッキ部
1の再生動作状態を判断し(ステップS1)、カセットデ
ッキ部1が再生動作中であるにも拘らず、マイコン2は
制御信号をチューナ部4に供給し、チューナ部4をチュ
ーナ選局動作状態に制御する(ステップS2)。
【0021】上記、チューナ選局動作状態のチューナ部
4は受信可能の放送周波数をサーチして選局し、この選
局した放送受信周波数がマイコン2のメモリ(RAM2
e)に記憶されている放送受信周波数以外の新しい放送
局の放送受信周波数かどうかを判断し(ステップS
3)、新しい放送受信周波数であればメモリ(RAM2
e)に記憶し(ステップS4)、ステップS1に戻り、
新しい放送受信周波数でなければそのままステップS1
に戻る。
【0022】この様に、車載用電子機器がカセットデッ
キ部1動作モードで再生動作中は、上記フローチャート
のステップS1〜S4の処理を続けて常に新しい放送局の放
送受信周波数を追及メモリして行くことができる。
【0023】即ち、車両でカセットデッキ部1からの再
生信号を聴取しながら長距離移動し、以前にメモリした
受信周波数が使用できない新しい放送受信周波数地域に
移動して車載用電子機器をチューナ部4動作モードに変
更すると、カセットデッキ部1が非動作状態になったこ
とをマイコン2は判断し、切換回路5をチューナ部4出
力側接点に切り換え、チューナ部4からの受信出力信号
を出力端子7に出力するよう設定し、上記車両での移動
後の新しい受信可能なメモリした放送受信周波数をワン
タッチで呼出して容易に放送受信することができる。
【0024】車両の長距離移動による放送受信局の受信
周波数の変化のため、再度チューナ部4のチューニング
操作を時間を掛けて行う必要が無く、使用者は運転に集
中しながらでもカセットデッキ部1動作モードからチュ
ーナ部4動作モードに変更して新しい放送局の受信周波
数を受信することができる。
【0025】以上、カセットデッキ部1の動作中にチュ
ーナ部4のサーチ機能及びメモリ機能を動作させるよう
説明したが、上記カセットデッキ部1で無く、例えばCD
プレーヤなど他のソースからの音楽ソースや音声出力を
聴取している場合でも、この考案の上記チューナ部4の
サーチ機能及びメモリ機能を動作させることができるの
は当然、明白なことである。
【0026】
【考案の効果】この考案に係る車載用電子機器は前述の
ように、他のソースからの再生信号を聴取しながら、チ
ューナ部のサーチ機能及びメモリ機能を選局動作ごとに
他のソースの再生部の動作状態を確認して動作させてい
るので、車両の長距離移動による放送受信周波数の変化
に対応して新しい放送受信周波数を常に受信サーチして
メモリすることができ、チューナ部動作モードの設定に
より、即座に新しい受信可能の放送局を呼出して聴取す
ることができるという効果がある。
【0027】また、車両の長距離移動による新しい放送
受信周波数の受信設定に対し、従来のように時間を掛け
てチューニング操作をする必要が無くなるので、チュー
ニング操作の煩わしさが解消され、チューナ部動作モー
ド時の使用が容易になり放送情報を任意の放送局から聴
取することができるという効果がある。
【0028】しかも、構造が簡単であって、また、安価
に構成することができるため実施も容易であるなどの優
れた特長を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る車載用電子機器の実施例を示し
たブロック図である。
【図2】この考案の動作を説明したフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 カセットデッキ部 2 マイクロコンピュータ(マイコン) 3 受信アンテナ 4 チューナ部 5 切換回路 6 増幅器 7 出力端子

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送受信周波数のサーチ機能及び受信周
    波数のメモリ機能を有したチューナ部と、他のソースの
    再生部とを内蔵した車載用電子機器において、 上記チューナ部の出力信号と上記他のソースの再生部
    出力信号とを選択する切換回路と、上記他のソースの再
    生部の動作状態によって上記切換回路の切換動作を制御
    するマイクロコンピュータとを備え、上記他のソースの
    再生部が再生動作中、上記チューナ部の上記サーチ機能
    及びメモリ機能が選局動作ごとに上記他のソースの再生
    部の動作状態を確認して動作するよう構成したことを特
    徴とする車載用電子機器。
JP1991091056U 1991-10-08 1991-10-08 車載用電子機器 Expired - Fee Related JP2602314Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0650879Y2 (ja) * 1981-10-29 1994-12-21 アルパイン株式会社 車載用ラジオ付き記録媒体演奏装置
JPS62248191A (ja) * 1986-04-21 1987-10-29 Alpine Electron Inc カセツトデツキ付ラジオ受信機
JPH04114507A (ja) * 1990-09-04 1992-04-15 Fujitsu Ten Ltd ラジオ受信機付音響再生装置

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