JPH11232852A - リモコン操作機 - Google Patents

リモコン操作機

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JPH11232852A
JPH11232852A JP3700698A JP3700698A JPH11232852A JP H11232852 A JPH11232852 A JP H11232852A JP 3700698 A JP3700698 A JP 3700698A JP 3700698 A JP3700698 A JP 3700698A JP H11232852 A JPH11232852 A JP H11232852A
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player
switch
circuit
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tuner circuit
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Noboru Nakagawa
昇 中川
Toshio Arai
俊雄 新井
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッドホンステレオに放送の受信機能を与え
る場合の受信感度の低下を防止するとともに、受信機と
しての使い勝手を向上させる。 【解決手段】 リモコン操作部6にチューナ回路63を
設ける。プレーヤに接続され、かつ、電源スイッチ66
がオフのときには、スイッチ回路Q61、Q62をオフにし
てプレーヤからのオーディオ信号L、Rをヘッドホン3
に供給する。プレーヤに接続され、かつ、電源スイッチ
66がオンのときには、スイッチ回路Q61をオフ、スイ
ッチ回路Q62をオンにする。プレーヤから供給される直
流電圧VDCを、チューナ回路63にその動作電圧として
供給してチューナ回路63からのオーディオ信号L、R
をヘッドホン3に供給する。プレーヤに接続されず、か
つ、電源スイッチ66がオンのときには、スイッチ回路
Q61をオンにして内蔵電池67の電圧をチューナ回路6
3にその動作電圧として供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、リモコン操作機
に関する。
【0002】
【従来の技術】いわゆるヘッドホンステレオ、すなわ
ち、ヘッドホン式のステレオカセットプレーヤには、一
般に、ヘッドホンコードの途中にリモコン(遠隔操作)
の操作部が設けられ、これによりプレーヤをリモコンで
きるようにされている。
【0003】図4および図5は、そのようなヘッドホン
ステレオおよびリモコン操作部の信号系の一例を示し、
符号1はそのプレーヤ、符号3はヘッドホン、符号4は
リモコン操作部である。
【0004】そして、プレーヤ1は、磁気テープ2、再
生回路10、テープ走行機構21、システム制御用のマ
イクロコンピュータ22、各種の操作キー23、動作モ
ードなどを表示するLCD24、電源回路25などを有
する。そして、再生回路10は、左および右チャンネル
の再生ヘッド11L、11R、再生イコライザアンプ1
2L、12R、音量調整用の可変抵抗器13L、13
R、出力アンプ14L、14R、ヘッドホンジャック1
5を有する。
【0005】このジャック15は、オーディオ信号の出
力に使用されるだけでなく、リモコン操作部4からのリ
モコン信号の受信などにも使用されるものである。この
ため、後述するように7接点(7極)とされ、左および
右チャンネルのオーディオ接点A、B、オーディオ用の
接地接点C、直流電圧の出力用接点D、リモコン用接点
E、表示用接点F、制御用の接地接点Gを有する。
【0006】また、テープ走行機構21は、図示はしな
いが、キャプスタン、ピンチローラ、キャプスタンモー
タ、プランジャなどを有し、プランジャによりレバーな
どをトリガするとともに、キャプスタンモータの回転力
を利用してプレーヤ1のメカニカルな状態を、停止モー
ド、再生モードなどに制御するものである。
【0007】さらに、電源回路25は、図示はしない
が、DC−DCコンバータなどを有し、例えば1本の単
3電池の出力電圧からプレーヤ1およびリモコン操作部
4に必要な各種の直流電圧を形成してそれぞれに供給す
るものである。なお、抵抗器R21は、分圧用である。
【0008】さらに、ヘッドホン3は、プラグ35と、
ヘッドホンコード36と、左および右チャンネルの音響
ユニット(信号/音響変換ユニット)3L、3Rとを有
する。この場合、プラグ35は、リモコン操作部4を使
用しないで、ヘッドホン3を使用するとき、ジャック1
5に差し込まれるものであり、ジャック15の接点A〜
Cにそれぞれ接続される接点A〜Cを有し、ヘッドホン
コード36を通じて音響ユニット3L、3Rに接続され
ている。
【0009】また、リモコン操作部4は、これを使用す
るとき、プレーヤ1と、ヘッドホン3との間に挿入され
るように構成されているもので、プラグ45と、コード
46とを有する。そして、プラグ45は、リモコン操作
部4の使用時、ジャック15に差し込まれるものであ
り、ジャック15の接点A〜Gにそれぞれ接続される接
点A〜Gを有し、コード46を通じてリモコン操作部4
の内部に接続されている。
【0010】さらに、リモコン操作部4は、その内部
に、音量調整用の可変抵抗器41L、41R、表示制御
回路42、動作モードなどを表示するLCD43、プラ
グ35の差し込まれるジャック47を有している。さら
に、リモコン操作部4には、操作キーとして停止キーK
ST、再生キーKPB、早送りキーKFF、巻き戻しキーKRW
が設けられている。なお、これら操作キーKST〜KRW
は、ノンロックタイプの常開のプッシュスイッチにより
構成されている。
【0011】このような構成において、リモコン操作部
4を使用する場合には、プラグ45をジャック15に差
し込み、プラグ35をジャック47に差し込む。そし
て、操作キー23のうちの例えば再生キーを押すと、こ
れがマイクロコンピュータ22により検出され、マイク
ロコンピュータ22により走行機構21が制御されてプ
レーヤ1のメカニカルな動作モードが再生モードとさ
れ、この結果、磁気テープ2が定速走行させられ、ヘッ
ド11L、11Rによりテープ2から左及び右チャンネ
ルのオーディオ信号L、Rが再生される。
【0012】そして、この信号L、Rが、再生イコライ
ザアンプ12L、12R→可変抵抗器13L、13R→
ヘッドホンアンプ14L、14R→ヘッドホンジャック
15の接点A、B(およびC)→プラグ45の接点A、
B(およびC)→コード46→可変抵抗器41L、41
R→ジャック47の接点A、B(およびC)→プラグ3
5の接点A、B(およびC)→ヘッドホンコード36の
信号ラインを通じて音響ユニット3L、3Rに供給され
る。
【0013】したがって、プレーヤ1で再生されたオー
ディオ信号L、Rの再生音を、ヘッドホン3により聴く
ことができる。なお、このとき、マイクロコンピュータ
22からLCD24に所定の表示信号が供給され、LC
D24にプレーヤ1の動作モードなどが表示される。
【0014】また、プレーヤ1の動作時には、電源回路
25から例えば3Vの直流電圧VDCが取り出され、この
電圧VDCが、ジャック15の接点D(およびG)→プラ
グ45の接点D(およびG)→コード46の電圧ライン
を通じて制御回路42にその動作電圧として供給され
る。さらに、マイクロコンピュータ22から表示データ
DISPがシリアルに出力され、このデータDISPが、ジャッ
ク15の接点F(およびG)→プラグ45の接点F(お
よびG)→コード46の信号ラインを通じて制御回路4
2に供給されて表示信号に変換され、この表示信号がL
CD43に供給される。こうして、LCD43にプレー
ヤ1の動作モードなどが表示される。
【0015】さらに、操作キーKST〜KRWのどれも押し
ていないときには、これらはオフなので、ジャック15
の接点Eの電圧VRMは、抵抗器R21によりプルアップさ
れて電圧VDCである。また、停止キーKSTを押したとき
には、ジャック15の接点Eは、プラグ45およびコー
ド46を通じて接点G、すなわち、接地に接続されるの
で、電圧VRMは0となる。さらに、操作キーKPB、KF
F、KRWのどれかを押したときには、電圧VDCが、抵抗
器R21と、抵抗器R41〜R43のうちの押されたキーに対
応する1つあるいは複数の抵抗器とにより分圧され、そ
の分圧電圧が電圧VRMとなる。
【0016】そして、電圧VRMがマイクロコンピュータ
22のアナログ入力ポート(内蔵のA/Dコンバータの
入力端子)A/D に供給され、その電圧VRMから、キーK
ST〜KRWが押されたかどうか、押されたとすれば、どの
操作キーであるかが判別され、その判別結果にしたがっ
てプレーヤ1の動作モードが、操作キー23を操作した
場合と同様に制御される。したがって、リモコン操作部
4により、プレーヤ1をリモコンすることができる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ヘッドホン
ステレオとして、プレーヤにチューナ回路を内蔵し、A
M放送やFM放送などを受信できるようにしたものがあ
る。
【0018】ところが、プレーヤにチューナ回路を内蔵
する場合には、AM放送を受信するためのバーアンテナ
が、メカシャーシやケースに近接するので、AMの受信
感度が低下してしまう。
【0019】さらに、マイクロコンピュータ、電源回路
のDC−DCコンバータ、LCDをダイナミックドライ
ブするための回路などにおいて生じる高周波成分が、バ
ーアンテナにノイズとして飛び込んでしまい、受信品位
を低下させてしまう。
【0020】また、一般にヘッドホンコードをFM放送
の受信アンテナとして使用しているが、リモコン操作部
のためヘッドホンコードの長さをFM放送波の波長に合
わせることが困難であり、結果としてFMの受信感度が
低下してしまう。
【0021】さらに、プレーヤは、テープ走行機構の構
成および部品配置が優先し、その隙間に回路部品が配置
される傾向にあるとともに、FMアンテナ、すなわち、
ヘッドホンコードの接続されるジャックからFMフロン
トエンド回路までのFM信号ラインが、フレキシブルプ
リント基板などで引き回されるので、ヘッドホンコード
の受信したFM信号が減衰してしまい、この点からもF
Mの受信感度が低下してしまう。
【0022】また、プレーヤが、チューナ回路を内蔵し
ないものに比べ、大きくなってしまう。さらに、プレー
ヤを受信機として使用する場合、やはり単体の受信機よ
り大きくなってしまう。
【0023】この発明は、以上のような問題点を解決し
ようとするものである。
【0024】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、プレーヤからのオーディオ信号が供給されるコ
ードと、ヘッドホンとの間に接続される信号ラインと、
放送を受信して得られるオーディオ信号を上記信号ライ
ンに供給するチューナ回路と、上記コードを通じて上記
プレーヤに接続され、このプレーヤを遠隔操作するため
の複数の操作スイッチと、内蔵電池と、電源スイッチ
と、上記内蔵電池と、上記チューナ回路の上記電源ライ
ンとの間に接続された第1のスイッチ回路と、上記複数
の操作スイッチのうちの停止スイッチと並列に接続され
る第2のスイッチ回路とを有し、上記コードが上記プレ
ーヤに接続され、かつ、上記電源スイッチがオフのとき
には、上記第1および第2のスイッチ回路をオフにして
上記プレーヤから上記コードを通じて上記信号ラインに
供給されるオーディオ信号を上記ヘッドホンに供給し、
上記コードが上記プレーヤに接続され、かつ、上記電源
スイッチがオンのときには、上記第1のスイッチ回路を
オフにし、上記第2のスイッチ回路をオンにして上記停
止スイッチを操作したときと等価な遠隔操作の信号を上
記コードを通じて上記プレーヤに供給するとともに、上
記コードを通じて上記プレーヤから供給される上記直流
電圧を、上記電源スイッチを通じて上記チューナ回路に
その動作電圧として供給して上記チューナ回路から上記
オーディオ信号を取り出し、この取り出したオーディオ
信号を上記ヘッドホンに供給し、上記コードが上記プレ
ーヤに接続されず、かつ、上記電源スイッチがオフのと
きには、上記第1および第2のスイッチ回路をオフに
し、上記コードが上記プレーヤに接続されず、かつ、上
記電源スイッチがオンのときには、上記第1のスイッチ
回路をオンにして内蔵電池の電圧を上記チューナ回路に
その動作電圧として供給することにより、上記チューナ
回路からオーディオ信号を取り出し、この取り出したオ
ーディオ信号を上記ヘッドホンに供給するようにしたリ
モコン操作機とするものである。したがって、放送の受
信時には、プレーヤからの直流電圧あるいは内蔵電池の
電圧によりチューナ回路が動作し、このチューナ回路か
らのオーディオ信号がプレーヤからのオーディオ信号に
代わってヘッドホンに供給される。
【0025】
【発明の実施の形態】今、リモコン操作部4について考
えると、このリモコン操作部4は、図4にも示すよう
に、とうぜんのことながらプレーヤ1とは別体であり、
プレーヤ1から離れて使用される。また、図5のリモコ
ン操作部4には、LCD43が設けられ、プレーヤ1の
動作モードなどが表示されるようになっているが、LC
D43は必須ではなく、LCDなどの表示素子を持たな
いリモコン操作部も存在する。
【0026】この発明は、これらの点に着目し、リモコ
ン操作部にチューナ回路を内蔵させて放送の受信および
聴取をできるようにするとともに、そのリモコン操作部
が単体でもラジオ受信機として使用できるようにしたも
のである。
【0027】すなわち、図3は、この発明によるリモコ
ン操作部6の使用状態の一例を示すもので、図3Aは、
リモコン操作部6を、プレーヤ1と組み合わせて使用し
ている場合、図3Bは、リモコン操作部6を単体で使用
している場合である。なお、これらの使用状態の詳細に
ついては、後述する。
【0028】図1は、この発明によるリモコン操作部6
の一形態を示し、これは、入出力ジャック64と、出力
ジャック65とを有する。この場合、入出力ジャック6
4は、プレーヤ1からのオーディオ信号を受けるととも
に、プレーヤ1をリモコンする信号を出力するためのも
のである。このため、ジャック64は、6接点とされ、
左および右チャンネルのオーディオ接点A、B、オーデ
ィオ用の共通接点C、直流電圧の入力用接点D、リモコ
ン用接点E、接地接点Gを有する。また、出力ジャック
65は、ヘッドホン3のプラグ35が差し込まれるもの
であり、このため、プラグ35の接点A〜Cがそれぞれ
接続される接点A〜Cを有する。
【0029】そして、ジャック64の接点A、Bが、音
量調整用の可変抵抗器61L、61Rを通じてジャック
65の接点A、Bに接続されるとともに、ジャック64
の接点Cがジャック65の接点Cに接続される。
【0030】また、ヘッドホン3のコード36をFM受
信用のアンテナとして使用するので、可変抵抗器61
L、61Rと、ジャック65の接点A、Bとの間の信号
ラインに、高周波阻止用の素子としてフェライトビーズ
62L、62Rが設けられるとともに、ジャック64の
接点Cとジャック65の接点Cとの間の信号ラインに、
フェライトビーズ62Cが設けられる。なお、フェライ
トビーズ62L〜62Cは、受信感度を考慮して、ジャ
ック65の接点A〜Cに近接した部分に設けられる。
【0031】さらに、リモコン操作部6には、チューナ
回路63が設けられる。このチューナ回路63は、例え
ばAM放送およびFM放送を受信するものであり、図示
はしないが、この例においては、受信バンドの切り換え
をスライドスイッチにより行い、同調をいわゆるバリコ
ン(可変コンデンサ)により行うようにされている。そ
して、チューナ回路63からは、左および右チャンネル
のオーディオ信号L、Rを出力できるようにされてい
る。なお、このような規格ないし仕様のチューナ回路6
3は、1チップIC化されてラジオ受信機などに使用さ
れている。
【0032】そして、ジャック65の接点Cが、コンデ
ンサC61を通じてチューナ回路63のFMアンテナ入力
回路(図示せず)に接続され、チューナ回路63のオー
ディオ出力端が、コンデンサC62、C63を通じて可変抵
抗器61L、61Rの信号入力側に接続されるととも
に、チューナ回路63の接地ラインが、コンデンサC64
を通じてジャック64、65の接点Cに接続される。
【0033】さらに、ジャック64の接点Dが、逆流防
止用のダイオードD61を通じてチューナ回路63の電源
ラインに接続され、ジャック64の接点Gが、ラジオ用
の電源スイッチ66を通じてチューナ回路63の接地ラ
インに接続され、チューナ回路63の電源ラインと接地
ラインとの間にデカップリング用(平滑用)のコンデン
サC65が接続される。
【0034】また、直流電源として、例えば1本の単4
の電池67設けられ、その一方の出力電極が、スイッチ
用のトランジスタQ61のエミッタ・コレクタ間を通じて
チューナ回路63の電源ラインに接続され、他方の電極
がジャック64の接点に接続される。さらに、ジャック
64の接点Dが逆流防止用のダイオードD62を通じてト
ランジスタQ61のベースに接続されるとともに、このベ
ースとスイッチ66の出力側との間に、抵抗器R64が接
続される。
【0035】さらに、ジャック64の接点Eと接点Gと
の間に、抵抗器R61〜R63と、リモコン操作用の停止キ
ーKST、再生キーKPB、早送りキーKFF、巻き戻しキー
KRWとが、ラダー接続される。また、ジャック64の接
点Eと、スイッチ66の出力側との間に、スイッチ用の
トランジスタQ62のコレクタ・エミッタ間が接続され、
そのベースが抵抗器R65を通じてトランジスタQ61のコ
レクタに接続される。なお、操作キーKST〜KRWは、ノ
ンロックタイプの常開のプッシュスイッチにより構成さ
れる。
【0036】また、例えば図2に示すような接続コード
5が用意される。この接続コード5は、プレーヤ1とリ
モコン操作部6とを接続するためのものであり、このた
め、コード56およびプラグ55、54を有する。そし
て、プラグ55は、プレーヤ1のジャック15に差し込
まれたとき、ジャック15の接点A〜E、Gに接続され
る接点A〜E、Gを有し、プラグ54は、リモコン操作
部6のジャック64に差し込まれたとき、ジャック64
の接点A〜E、Gに接続される接点A〜E、Gを有す
る。そして、プラグ55の接点A〜E、Gは、コード5
6を通じてプラグ54の接点A〜E、Gに接続される。
【0037】このような構成において、プレーヤ1をリ
モコン操作により使用する場合には、図3Aに示すよう
に、接続コード5のプラグ55をプレーヤ1のジャック
15に差し込み、プラグ54をリモコン操作部6のジャ
ック64に差し込むとともに、ヘッドホン3のプラグ3
5をリモコン操作部6のジャック65に差し込む。ま
た、電源スイッチ66はオフにしておく。
【0038】すると、リモコン操作部6のジャック64
の接点E、Gは接続コード5を通じてプレーヤ1のジャ
ック15の接点E、Gに接続されることになる。そし
て、操作キーKST〜KRWのどれも押していないときに
は、これらはオフなので、ジャック15の接点Eの電圧
VRMは、抵抗器R21によりプルアップされて電圧VDCで
ある。また、停止キーKSTを押したときには、ジャック
15の接点Eは、停止キーKSTを通じて接点G、すなわ
ち、接地に接続されるので、電圧VRMは0となる。さら
に、操作キーKPB、KFF、KRWのどれかを押したときに
は、電圧VDCが、抵抗器R21と、抵抗器R61〜R63のう
ちの押されたキーに対応する1つあるいは複数の抵抗器
とにより分圧され、その分圧電圧が、電圧VRMとなる。
【0039】そして、電圧VRMがマイクロコンピュータ
22のアナログ入力ポートA/D に供給され、その電圧V
RMから、キーKST〜KRWが押されたかどうか、押された
とすれば、どの操作キーであるかが判別され、その判別
結果にしたがってプレーヤ1の動作モードが、操作キー
23を操作した場合と同様に制御される。したがって、
リモコン操作部6により、プレーヤ1をリモコンするこ
とができる。
【0040】そして、再生時には、アンプ14L、14
Rからのオーディオ信号L、Rが、ヘッドホンジャック
15の接点A、B(およびC)→接続コード5→ジャッ
ク64の接点A、B(およびC)→可変抵抗器61L、
61R→ジャック65の接点A、B(およびC)→プラ
グ35の接点A、B(およびC)→ヘッドホンコード3
6の信号ラインを通じて音響ユニット3L、3Rに供給
される。したがって、プレーヤ1で再生されたオーディ
オ信号L、Rの再生音を、ヘッドホン3により聴くこと
ができる。
【0041】つまり、リモコン操作部6は、図5におけ
るリモコン操作部4と同様に使用することができ、プレ
ーヤ1をリモコンすることができるとともに、プレーヤ
1において再生されたオーディオ信号L、Rの再生音を
ヘッドホン3により聴くことができる。
【0042】また、図3Aに示すように、プレーヤ1に
リモコン操作部6およびヘッドホン3が接続されている
状態では、プレーヤ1のジャック15の接点D(および
G)の電圧VDCが、接続コード5を通じてリモコン操作
部6のジャック64の接点D(およびG)に供給されて
いる。
【0043】そこで、電源スイッチ66をオンにする
と、ジャック64の接点D(およびG)の電圧VDCが、
接点D→ダイオードD61→抵抗器R65→トランジスタQ
62のベース→そのエミッタ→スイッチ66→接点Gのラ
インを通じてトランジスタQ62のベースに供給されるの
で、トランジスタQ62はオンとなる。そして、トランジ
スタQ62がオンであれば、これは、停止キーKSTを押し
てオンにしたのと等価であるから、プレーヤ1は、スイ
ッチ66をオンにするまでの動作モードにかかわらず、
停止モードになる。
【0044】さらに、このとき、ジャック64の接点D
(およびG)の電圧VDCが、接点D→ダイオードD61→
チューナ回路63の電源ライン→その接地ライン→スイ
ッチ66→接点Gのラインを通じてチューナ回路63に
その動作電圧として供給される。そして、FM放送の受
信時であれば、ヘッドホン3のコード36によりFM放
送波が受信され、その受信信号が、プラグ35の接点C
→ジャック65の接点C→コンデンサC61の信号ライン
を通じてチューナ回路63に供給される。
【0045】したがって、チューナ回路63において放
送の受信が行われ、放送のオーディオ信号L、Rがチュ
ーナ回路63から取り出される。そして、この信号L、
Rが、コンデンサC62、C63(およびC64)→可変抵抗
器61L、61Rの信号ラインを通じてジャック65の
接点A、B(およびC)に出力されるので、その放送を
ヘッドホン3により聴くことができる。
【0046】なお、このとき、ジャック64の接点Dの
電圧VDCが、ダイオードD62を通じてトランジスタQ61
のベースに供給されるとともに、例えばVDC=3Vであ
り、電池67の電圧は1.5 Vなので、スイッチ66がオ
ンであっても、トランジスタQ61は逆バイアスされてオ
フであり、電池67は消費されない。
【0047】こうして、スイッチ66をオンにすると、
チューナ回路63が給電され、チューナ回路63の受信
した放送をヘッドホン3により聴くことができる。そし
て、そのとき、音量は可変抵抗器61L、61Rにより
調整することができる。また、プレーヤ1は停止モード
であるとともに、トランジスタQ61もオフなので、放送
の受信に関係しない電流は無駄に消費されない。
【0048】したがって、図3Aに示すように、プレー
ヤ1にリモコン操作部6およびヘッドホン3を接続して
いる場合には、このプレーヤ1およびリモコン操作部6
は、チューナ回路を内蔵した一般のヘッドホンステレオ
と同様にテープの再生や放送の受信を行うことができ
る。
【0049】一方、リモコン操作部6は、単体の場合、
FM・AM受信機として使用することができる。すなわ
ち、その場合には、例えば図3Bに示すように、リモコ
ン操作部6のジャック65にヘッドホン3のプラグ35
を接続し、ジャック64には、何も接続しない。
【0050】そして、スイッチ66をオンにすると、電
池67の電圧が、スイッチ66および抵抗器R64を通じ
てトランジスタQ61のベース・エミッタ間に供給される
ので、トランジスタQ61はオンとなる。したがって、電
池67の電圧が、トランジスタQ61およびスイッチ66
を通じてチューナ回路63にその動作電圧として供給さ
れるので、チューナ回路63において放送の受信が行わ
れ、これをヘッドホン3により聴くことができる。
【0051】以上のように、図1のリモコン操作部6に
よれば、これをプレーヤ1に接続した場合には、プレー
ヤ1をリモコンできるとともに、プレーヤ1にチューナ
回路が内蔵されていなくても、放送を受信して聴くこと
ができる。そして、その場合、特に上述のリモコン操作
部6によれば、AM放送を受信するためのバーアンテナ
が、プレーヤ1のメカシャーシやケースに近接すること
がないので、AMの受信感度の低下することがない。
【0052】さらに、プレーヤ1のマイクロコンピュー
タ22、電源回路25、LCD24をダイナミックドラ
イブするための回路などにおいて高周波成分を生じて
も、チューナ回路63はリモコン操作部6に設けられて
いるので、その高調波成分がバーアンテナに飛び込むこ
とがなく、したがって、ノイズにより受信品位の低下す
ることがない。
【0053】また、ヘッドホンコード36の長さをFM
波の波長に合わせることが可能なので、FMの受信感度
を上げることができる。さらに、チューナ回路63をジ
ャック65に近接して配置することができるので、ヘッ
ドホンコード36の受信したFM信号の減衰を抑えるこ
とができ、FMの受信感度の低下を防止することができ
る。
【0054】さらに、プレーヤ1にチューナ回路63を
内蔵させる必要がないので、プレーヤ1が大型化するこ
とがない。また、汎用性があり、図5のリモコン操作部
4を使用できるプレーヤであれば、機種を問わずにリモ
コン操作部6を使用することができる。例えば放送を聴
きたいユーザだけがリモコン操作部6を別個に購入する
ようにもできる。
【0055】しかも、リモコン操作部6だけを単体のF
M・AM受信機として使用することもできるとともに、
そのとき、一般の小型ラジオと同程度に小型であり、軽
量である。
【0056】なお、上述においは、プレーヤ1がカセッ
トテープを再生する場合であるが、CDやMDなどを再
生するプレーヤあるいは記録再生装置であってもよい。
また、リモコン操作部6および接続コード5に、ジャッ
ク64およびプラグ54を設けないで、コード56を操
作部6の対応部分に直接接続することもできる。同様
に、リモコン操作部6およびヘッドホン3に、ジャック
65およびプラグ35を設けないで、コード36を操作
部6の対応部分に直接接続することもできる。
【0057】
【発明の効果】この発明によれば、AMの受信感度の低
下することがない。また、FMの受信感度の低下を防止
することができる。さらに、プレーヤが大型化すること
がない。また、汎用性が高い。しかも、単体で受信機と
して使用することもできるとともに、そのとき、一般の
小型ラジオと同程度に小型である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一形態を示す接続図である。
【図2】この発明を説明するための接続図である。
【図3】この発明を説明するための図である。
【図4】この発明を説明するための接続図である。
【図5】この発明を説明するための接続図である。
【符号の説明】
1=カセットプレーヤ、2=磁気テープ、3=ヘッドホ
ン、3Lおよび3R=音響ユニット、6=リモコン操作
部、10=再生回路、15=ヘッドホンジャック、21
=テープ走行機構、22=マイクロコンピュータ、23
=操作キー、24=LCD、35=プラグ、63=チュ
ーナ回路、64および65=ジャック、66=電源スイ
ッチ、67=電池、KST〜KRW=操作キー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プレーヤからのオーディオ信号が供給され
    るコードと、ヘッドホンとの間に接続される信号ライン
    と、 放送を受信して得られるオーディオ信号を上記信号ライ
    ンに供給するチューナ回路と、 上記コードを通じて上記プレーヤに接続され、このプレ
    ーヤを遠隔操作するための複数の操作スイッチと、 内蔵電池と、 電源スイッチと、 上記内蔵電池と、上記チューナ回路の上記電源ラインと
    の間に接続された第1のスイッチ回路と、 上記複数の操作スイッチのうちの停止スイッチと並列に
    接続される第2のスイッチ回路とを有し、 上記コードが上記プレーヤに接続され、かつ、上記電源
    スイッチがオフのときには、上記第1および第2のスイ
    ッチ回路をオフにして上記プレーヤから上記コードを通
    じて上記信号ラインに供給されるオーディオ信号を上記
    ヘッドホンに供給し、 上記コードが上記プレーヤに接続され、かつ、上記電源
    スイッチがオンのときには、上記第1のスイッチ回路を
    オフにし、 上記第2のスイッチ回路をオンにして上記停止スイッチ
    を操作したときと等価な遠隔操作の信号を上記コードを
    通じて上記プレーヤに供給するとともに、 上記コードを通じて上記プレーヤから供給される上記直
    流電圧を、上記電源スイッチを通じて上記チューナ回路
    にその動作電圧として供給して上記チューナ回路から上
    記オーディオ信号を取り出し、 この取り出したオーディオ信号を上記ヘッドホンに供給
    し、 上記コードが上記プレーヤに接続されず、かつ、上記電
    源スイッチがオフのときには、上記第1および第2のス
    イッチ回路をオフにし、 上記コードが上記プレーヤに接続されず、かつ、上記電
    源スイッチがオンのときには、上記第1のスイッチ回路
    をオンにして内蔵電池の電圧を上記チューナ回路にその
    動作電圧として供給することにより、上記チューナ回路
    からオーディオ信号を取り出し、 この取り出したオーディオ信号を上記ヘッドホンに供給
    するようにしたリモコン操作機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のリモコン操作機におい
    て、 上記ヘッドホンのコードによりFM放送波を受信し、 この受信信号を上記チューナ回路に供給するようにした
    リモコン操作機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005122326A1 (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. イヤホンケーブルアンテナ装置、接続ケーブル及び放送受信装置

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