JPH05345282A - 部品供給装置 - Google Patents

部品供給装置

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JPH05345282A
JPH05345282A JP19580092A JP19580092A JPH05345282A JP H05345282 A JPH05345282 A JP H05345282A JP 19580092 A JP19580092 A JP 19580092A JP 19580092 A JP19580092 A JP 19580092A JP H05345282 A JPH05345282 A JP H05345282A
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JP
Japan
Prior art keywords
holding member
nut
component
parts
hooking means
Prior art date
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Pending
Application number
JP19580092A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Aoyama
好高 青山
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Individual
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 直線的または円弧的に往復運動をする保持部
材に部品を保持して、部品が供給ロッドと同軸になる位
置まで移動させられる形式のものにおいて、部品が直接
的に保持部材に激突すると、部品が弾き返されたりして
正しい位置に部品保持がなされないことが生じる。本発
明は、このような問題点を解決することを目的にしてい
る。 【構成】 保持部材の近傍に部品の一時係止手段を設置
し、ここから保持部材に部品を移送させることを特徴と
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、部品供給装置に関す
るもので、ナットを回転進退式の供給ロッドに供給する
ような分野において利用されるものである。
【0002】
【従来の技術】この発明に正確に対応する従来技術は、
私の承知している範囲では見当たらないが、私が、平成
3年12月7日に出願した(整理番号TECHNO−3
16)「ボルトまたはナット等の供給締付け方法および
その装置」は、保持部材が部品を直接受取り、その後、
供給ロッドと同軸になる位置まで保持部材を移動させて
から部品が供給ロッドに係合させることを含んでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】上述のように部品が
保持部材に対して直接的に供給されるものにおいては、
ボルトのように軸状の形態であれば、保持部材における
部品受領も円滑になされるのであるが、軸状の形態でな
いような例えばナットのような場合には、保持部材に衝
突して弾き返えされたりして、スムーズな作動が得られ
ないのである。
【0004】
【問題を解決する手段とその作用】本発明は、以上のよ
うな問題点に注目して提供されたものであり、直線的ま
たは円弧的に往復運動をする保持部材に部品を保持し
て、部品が供給ロッドと同軸になる位置まで移動させら
れる形式のものにおいて、保持部材の待機位置の近傍に
部品の一時係止手段を設け、この一時係止手段から保持
部材の方へ部品を移送させることを特徴とするもので、
一時係止手段における部品と保持部材との相対位置が近
距離のもとで正確に設定され、確実な部品授受がなされ
る。
【0005】
【実施例】図1および図2の実施例について詳しく説明
すると、この実施例で対象にしている部品は鉄製の六角
形のナット1であって、パーツフィーダ(図示していな
い)から伸びている供給通路管2を通って一時係止手段
3に保持されている。一時係止手段としては、挟持爪で
弾力的にナットを挟みつけるようないわゆるチャック構
造のものなど色々な方法が考えられるが、ここではマグ
ネットによる形式を例示した。すなわち、ガイド筒4の
開口部5の近くにマグネット(永久磁石)6を埋設し、
表面をカバー板7で覆ってある。ガイド筒4には供給通
路管2が開口しており、ナット1を後述の保持部材へ移
動させるための移送ロッド8が進退自在な状態で設置し
てある。この移送ロッド8はエアシリンダ(図示してい
ない)の出力で作動するようになっている。
【0006】保持部材9はナット1の下半分位を収容す
る深さの凹部10を有しており、図の右方は開放部11
とされ、閉塞部材12がそこを開閉するようになってい
る。保持部材9にもマグネット(永久磁石)13とカバ
ー板14が組み込んである。閉塞部材12は開放部11
を開閉するもので、エアシリンダ15のピストンロッド
16が閉塞部材12に結合してある。保持部材9の側面
に溶接したL字型のブラケット17にエアシリンダ15
が取付けてある。保持部材9は直線的に往復運動をする
もので、そのためにエアシリンダ18のピストンロッド
19が保持部材9に結合されている。なお、供給通路管
2に固定板20を溶接し、これにエアシリンダ18が取
付けてある。凹部10には図2から明らかなようにナッ
ト1がちょうど嵌まり込むようにその形状が設定されて
いる。凹部10内におけるナット1の有無を検出した
り、ナット1の回り止めをするために、検知ピン21が
設置してある。このピンは保持部材9の側面に取付けた
エアシリンダ22のピストンロッドで構成されていお
り、ナット1の横側面を押圧する。
【0007】静止部材23には基板24がしっかりと取
付けてあり、これに図示のごとく供給通路管2、ガイド
筒4や後述のガイドパイプ25などが溶接されて、各部
分の相対位置が設定されている。ガイドパイプ25には
供給ロッド26が貫通させてある。この実施例における
供給ロッド26は、ナット1を保持して目的箇所のボル
ト27に締付けを行うナットランナーの役割を果たして
いる。したがって、供給ロッド26の下端には係合孔2
8が明けられ、下向きに開口している。係合孔28は、
6角形のナット1に適合させるために、6角形よりも1
2角形または18角形にする方がスムーズな係合とな
る。係合孔28の奥部にはマグネット(永久磁石)29
が埋設してある。保持部材9が2点鎖線図示のように進
出すると、そこに保持されているナット1が供給ロッド
26と同軸となるようにエアシリンダ18のストローク
が設定されている。
【0008】なお、供給ロッド26は図示していない
が、回転モータに結合され、さらにこのモータ自体がエ
アシリンダのピストンロッドに取付けてあり、こうする
ことによって供給ロッドは進退ストロークと回転とが同
時にできるのである。また、各エアシリンダに接続され
るエアホースは、図示を省略してあり、さらに、後述の
作動の順序は通常の制御回路や電磁式空気制御弁などを
使用することによって、容易に実施することが可能であ
る。ボルト27は部品30に溶接されている。
【0009】以上の実施例の作動について説明すると、
図1は、保持部材9が待機位置にあって一時係止手段の
近傍に位置している状態である。供給通路管2を通って
きたナット1はマグネット6に吸着されて図示のように
一時係止されている。ここで移送ロッド8が進出する
と、ナット1は移送ロッド8の下端面によって押し下げ
られ、凹部10に嵌まり込みここでマグネット13に吸
着されて保持部材9への保持が完了する。この時には閉
塞部材12は開放部11を閉じている。ナット1が凹部
10に嵌まり込むと、エアシリンダ22が作動して検知
ピン21が進出して、ナット1が存在することを確認し
同時に回り止めの機能を果たしている。
【0010】次に、エアシリンダ18が作動して保持部
材9が2点鎖線図示のように右方に進出して、ナット1
が供給ロッド26と同軸になる位置で停止し、その後、
供給ロッド26が回転しながら極わずかのストロークだ
け進出すると、ナット1は係合孔28内に嵌まり込む。
すると、検知ピン21が後退し同時に閉塞部材12もエ
アシリンダ15により後退するので開放部11が開いた
状態となる。この状態で保持部材9が左方へ後退する
と、ナット1は供給ロッド26の先端にマグネット29
で吸引保持がなされたままその場に残り、引き続いて供
給ロッド26が再び進出してナット1がボルト27の所
へ送給され、ここでボルト27へのナット締付けがなさ
れるのである。
【0011】以上の実施例は、保持部材9が直線的に往
復運動をする場合であるが、図3の実施例は円弧的な往
復運動をさせる場合である。先の実施例と同じ機能を果
たす部材には同じ符号を表示して詳細な説明は省略して
ある。静止部材23にブラケット31を介して回転モー
タ32を固定し、その出力軸33に回動アーム34を固
定し、これに保持部材9を結合したものである。回動ア
ーム34の回動によって凹部10の中心部が円弧を描く
がその円弧上にボルト27が配置されている。この実施
例の作動は先のものから容易に理解することができるの
で、その説明は省略した。
【0012】
【効果】本発明によれば、部品が保持部材の近傍で一旦
一時係止されて、部品と保持部材との相対位置が正確に
定まってから部品が保持部材上に移送されるものである
から、部品は確実に保持部材上に移載される。したがっ
て、前述のように部品が保持部材に対して直撃的に送給
されるようなことがないので、部品が弾き返されること
もなく、信頼性の高い部品供給作動が実現する。さら
に、軸状ではないナットのような部品であっても、全く
問題なく供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す縦断側面図である。
【図2】保持部材の平面図である。
【図3】他の実施例を示す平面図である。
【符号の説明】
9 保持部材 1 部品 26 供給ロッド 3 一時係止手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直線的または円弧的に往復運動をする保
    持部材に部品を保持して、部品が供給ロッドと同軸にな
    る位置まで移動させられる形式のものにおいて、保持部
    材の待機位置の近傍に部品の一時係止手段を設け、この
    一時係止手段から保持部材の方へ部品を移送させること
    を特徴とする部品供給装置。
JP19580092A 1992-06-13 1992-06-13 部品供給装置 Pending JPH05345282A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19580092A JPH05345282A (ja) 1992-06-13 1992-06-13 部品供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19580092A JPH05345282A (ja) 1992-06-13 1992-06-13 部品供給装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05345282A true JPH05345282A (ja) 1993-12-27

Family

ID=16347193

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19580092A Pending JPH05345282A (ja) 1992-06-13 1992-06-13 部品供給装置

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JP (1) JPH05345282A (ja)

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