JPH05340842A - レンズメ−タ - Google Patents
レンズメ−タInfo
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- JPH05340842A JPH05340842A JP17759192A JP17759192A JPH05340842A JP H05340842 A JPH05340842 A JP H05340842A JP 17759192 A JP17759192 A JP 17759192A JP 17759192 A JP17759192 A JP 17759192A JP H05340842 A JPH05340842 A JP H05340842A
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Abstract
の測定を、測定者の熟練度合いに依存しなくても容易に
行うことができる。 【構成】 測定光を被検レンズに投射し、被検レンズを
透過した測定光の軌跡を受光素子により検出し、その検
出結果に基づいて被検レンズの光学特性を測定するレン
ズメ−タにおいて、累進レンズ測定モ−ドに切換えるモ
−ド切換手段と、測定光学系の光軸と被検レンズとの位
置合わせするために所定の表示を行うディスプレイ手段
と、屈折度数を所定の間隔で連続的に測定するための測
定手段と、測定手段による測定された被検レンズの累進
帯の加入度の変化に基づいて被検レンズの遠用部及び/
又は近用部の屈折度数を予測する予測手段とからなる。
Description
定するレンズメ−タ、殊に加入度を測定するのに好適な
レンズメ−タに関する。
ズを透過した測定光の軌跡を受光素子により検出し、そ
の検出結果に基づいて被検レンズの光学特性を得ること
ができるレンズメ−タが知られている。このレンズメ−
タは通常加入度測定モ−ドを具え、累進多焦点レンズ等
の加入度を測定する。この装置によれば、被検レンズの
遠用部を測定・記憶した後、加入度測定モ−ドに切換
え、その測定位置からレンズを移動させ検者自身が近用
部に達したと判断した位置の測定値を記憶し、その差か
ら加入度を算出し表示する。
ような装置では、遠用部及び近用部の各位置は測定者の
主観的な判断に委ねられており、その判断の正確性は測
定者の勘や経験に依存するものであった。通常枠入れ前
のレンズの遠用部及び近用部の各位置にはマ−クが付さ
れているので、そのマ−クに従えば正確な測定ができる
が、このマ−クは消えやすい。さらに、枠入れ後のレン
ズではこれらのマ−クはふき取られ、隠しマ−クを視認
することも困難である。従って、正確な測定のためには
測定者にかなりの熟練が必要であり、しかも正確性を担
保する客観的な資料は存在しないという問題点がある。
本発明の目的は、ロ−パワ−の累進レンズでも安定した
加入度の測定を行うことができるレンズメ−タを提供す
ることにある。本発明の第2の目的は、測定者の熟練度
合いに依存しなくても、容易に加入度の測定を行うこと
ができるレンズメ−タを提供することにある。
成するために以下のような特徴を有する。 (1) 測定光を被検レンズに投射し、被検レンズを透
過した測定光の軌跡を受光素子により検出し、その検出
結果に基づいて被検レンズの光学特性を測定するレンズ
メ−タにおいて、累進レンズ測定モ−ドに切換えるモ−
ド切換手段、測定光学系の光軸と被検レンズとの位置合
わせするために所定の表示を行うディスプレイ手段と、
屈折度数を所定の間隔で連続的に測定するための測定手
段と、該測定手段による測定された被検レンズの累進帯
の加入度の変化に基づいて被検レンズの遠用部及び/又
は近用部の屈折度数を予測する予測手段とを有すること
を特徴とする。
検レンズの遠用部の屈折度数を予測する予測手段は、被
検レンズの累進帯の加入度の変化に基づいて得られた累
進加入開始点近傍の屈折度数を得る処理手段と、予め設
定されたステップの屈折度数の中から前記処理手段によ
り得られた屈折度数のマイナス側に最も近い屈折度数を
選択する選択手段と、からなることを特徴とする。
準の屈折度数をもつか否かを判定する判定手段とを具備
し、該判定手段により前記基準以下の屈折度数をもつと
判定された時に前記予測手段が機能するよう指示する指
示手段とを有することを特徴とする。
の成分屈折度数により判定することを特徴とする。な
お、累進多焦点レンズの遠用部は球面レンズの場合の被
検レンズの左右方向におけるプリズムが0となる軸(レ
ンズの幾何学的中心を通る上下方向の軸)上に存在して
いるが、この軸を本明細書では基準縦軸という。
累進帯の加入度の変化とは単位プリズム変化量当たりの
加入度変化又は単位移動量当たりの加入度変化であるこ
とを特徴とする。
する。 [構 成] (外観構成図)図1は本実施例のレンズメ−タの外観図
である。1はディスプレイであり、通常の測定モ−ドで
は測定光学系の光軸を示すレチクル、位置あわせ用のク
ロスタ−ゲット、測定結果等が表示される。図1では、
加入度測定モ−ドでの表示を示しており、詳しくは後述
する。2は測定結果を印字するプリントスイッチ、3は
左右の選択スイッチ、4は測定値の読み込み用スイッチ
である。5は測定モ−ドを累進レンズ測定用に切り換え
る累進レンズ測定用スイッチである。6はレンズ押さえ
で、測定しようとする被検レンズLをノ−ズピ−ス7上
に載せ、レンズ押さえ6を下げ被検レンズLを保持す
る。8は当て板であり、フレ−ムを押し付けることによ
り図上手前側に移動する。
定光学系の一例を図2の光学系配置図に基づいて説明す
る。11はLED等の発光ダイオ−ドであり、対物レン
ズ12の焦点付近に光軸に直交して4個配置されてい
る。被検レンズLをノ−ズピ−ス7上にセットしたと
き、マイクロコンピュ−タからの指示によりLEDドラ
イバが作動し4個のLED(a,b,c,d)が順次点
灯する。LEDa〜dの順次点灯は屈折力を有する被検
レンズLがノ−ズピ−ス7上に載せられている間、所定
の時間間隔で繰り返し行われる。13は直交するスリッ
トを有する測定用タ−ゲット板であり、対物レンズ12
及びコリメ−ティングレンズ14の焦点付近に固定して
配置されている。なお、被検レンズLが0Dでない度数
(屈折力)をもつ場合は、4つのタ−ゲット像はぼけの
ためにその度数に比例した分だけ像位置をずらし測定誤
差の要因となるので、精密測定にはタ−ゲット板をずれ
量を小さくするように移動することが望ましい。
14及び結像レンズ15の焦点付近に配置されている。
16はハ−フプリズムであり、17は光軸に対して直交
して設けられ、互いに検出方向が直交するよう配置され
る2個の一次元イメ−ジセンサである。LED11から
の光は対物レンズ12、コリメ−ティングレンズ14、
被検レンズL、結像レンズ15を介して直交する2つの
イメ−ジセンサ17上にそれぞれ結像する。被検レンズ
の屈折力と測定用タ−ゲットの結像位置との関係を簡単
に説明する。タ−ゲット13は4個のLEDで個別に照
明されるが、被検レンズがない場合及び0Dのレンズが
ノ−ズピ−ス7に載せられている場合には、LEDの
a,b,c,dはそれぞれによってイメ−ジセンサ17
上にできるタ−ゲット像はすべて重なる。被検レンズL
が球面屈折力のみを持っている場合、イメ−ジセンサ1
7上に結像するタ−ゲット像の位置は球面屈折度数に相
当した分だけイメ−ジセンサ17上で移動する。被検レ
ンズLが柱面屈折力のみを持っている場合、柱面レンズ
に入射する光線は主径線と直交する方向(又は同方向)
に屈折力が働く。このタ−ゲット像の移動量により柱面
屈折度数が算出できる。
たときのタ−ゲット像の中心をそれぞれA(x
a,ya ),B(xb,yb ),C(xc,yc ),D(xd,
yd )とし、
Dによるタ−ゲット像の中心座標を上記計算式に代入し
て、球面屈折度、柱面屈折度、軸角度、プリズム量を算
出する(タ−ゲット板を移動するときはその移動量によ
り補正する)。
路を示したブロック図である。2つのイメ−ジセンサ1
7の信号はCCD駆動回路21を介し、コンパレ−タ2
2及びピ−クホ−ルド回路23に入力される。ピ−クホ
−ルド回路23に入力されて検出されたピ−ク電圧は、
A/Dコンバ−タ24によりデジタル信号に変換された
後マイクロコンピュ−タ25に入力される。ピ−クホ−
ルド回路23で出力されたピ−ク電圧のデジタル信号は
コンピュ−タ25を介し、D/Aコンバ−タ26でピ−
ク電圧の1/2の電圧信号に変換され、前記コンパレ−
タ22に入力される。この信号と直接コンパレ−タ22
に入った信号とを比較してストロ−ブ信号を出す。スト
ロ−ブ信号によりカウンタ27の信号がラッチ28に入
り、そのときの波形から明暗エッジの位置を読取り、マ
イクロコンピュ−タ25により座標位置を検出し、その
検出結果に基づいて被検レンズの光学特性を算出する。
これらの情報は、マイクロコンピュ−タ25により処理
されディスプレイ制御回路29を介して、装置の記憶情
報と共に、ディスプレイ1に文字及びグラフィック表示
される。
作を説明する。まず、単焦点レンズの測定モ−ドについ
て簡単に説明する。単焦点レンズの球面度数、乱視度
数、乱視軸角度を測定するモ−ドの場合、ディスプレイ
1には測定光軸を示す点を中心とするレチクルが表示さ
れる。LEDa〜dの順次点灯は所定の時間間隔で繰り
返し行われ、屈折力を連続的に測定する。被検レンズL
がノ−ズピ−ス7上に載せられると、被検レンズLの屈
折力を演算しディスプレイ1上に表示すると共に、その
プリズム値から被検レンズLの光軸と測定光軸上の被検
レンズとの位置ずれ量を得る(プレンティスの式)。デ
ィスプレイ制御回路29は、クロスタ−ゲットをディス
プレイ1のレチクルに重ねて、そのずれ量に相当する位
置に表示する。レチクルとクロスタ−ゲットが所定の位
置関係にあるときの、測定値が被検レンズの測定値とな
る。
定モ−ドについて説明する。累進レンズ測定用スイッチ
5を押して累進多焦点レンズの測定モ−ドにする。被検
レンズが載置されていない状態では、ディスプレイ1の
画面には図4の(a)のように、固定表示される累進部
(帯)を模した2本の曲線30と、測定点を示す縦長の
長方形のタ−ゲット31が表示される。左右選択スイッ
チ3を押して測定するレンズの左右を指定し、フレ−ム
の下側(本明細書では、フレ−ムやレンズの上下とは眼
鏡を装用した状態での上下を意味するものとして使用す
る)をフレ−ム押さえ8に接触させた状態で被検レンズ
をノ−ズピ−ス7上に載置する。被検レンズは中央から
やや上をノ−ズピ−ス7上に載せ、遠用部測定ステップ
を開始する。
に点滅する。マ−カ32はタ−ゲット31の移動目標を
示し、マ−カ32に対するタ−ゲット31の位置は被検
レンズの移動すべき方向(及び移動量)を測定者に知ら
せる。累進多焦点レンズの遠用部は前述した基準縦軸上
に存在しているので、最初に表示されるマ−カ32はこ
の基準縦軸上の位置を示している(図4のb)。遠用部
測定ステップが開始され測定デ−タが得られると、遠用
部がロ−パワ−レンズかどうかを判定する。得られた屈
折値(S,C,A)を後述するX−Y座標の各成分に分
解して、X成分であるS+Ccos 2θ、又はY成分であ
るS+Csin 2θが所定の値(本実施例では0.75D
に設定している)以下のレンズはロ−パワ−レンズと判
定する。 (イ) ロ−パワ−レンズではないと判定された場合 ロ−パワ−レンズではないと判定された時は、次のよう
にして決定された位置にタ−ゲット31を表示する。被
検レンズが球面レンズの場合は、各測定点での左右方向
のプリズム値に基づいて基準縦軸との偏位の方向と量が
得られるので、タ−ゲット31はマ−カ32に対する各
測定点の相対的位置を示す位置に表示される。被検レン
ズが乱視レンズの場合には、被検レンズの左右方向にお
けるプリズムが0となる位置は乱視軸上にあるので、各
測定点でのプリズム値から乱視レンズによる影響をオフ
セットして、基準縦軸との偏位量と偏位方向を示す値に
補正する(球面レンズはC=0の特殊の乱視レンズと考
えられるので、この方法で全ての累進レンズを処理でき
る)。
レンズにおいて、X−Y座標(レンズの光学中心を0と
して、基準縦軸をY軸ととる)の任意のA点(x,y)
におけるプリズム量(Px ,Py )は、 Px =−(Dxx・x+Dxy・y) Py =−(Dyx・x+Dyy・y) B点(0,y)におけるプリズム量(Px0,Py0)は、 Px0=−Dxy・y Py0=−Dyy・y 但し、Dxx=S+Csin 2θ Dyx=−Csin θ・cos θ(=Dxy) Dyy=S+Ccos 2θ Cはマイナス読み である。以上の式から、 Px0=Dxy・(Py ・Dxx−Px ・Dyx)/Dxx・Dyy
−Dyx・Dxy が求められので、Px からPx0をオフセットしてx=0
の位置及びタ−ゲットの表示位置を決定する。このオフ
セット計算は以後においてもレンズ位置の監視のために
行われる。測定者は被検レンズを移動してタ−ゲット3
1をマ−カ32に合わせ(図4のc)、合致信号が得ら
れた位置での屈折度数aを記憶する。
と、タ−ゲット31に代わって横長の長方形のタ−ゲッ
ト33がマ−カ32の上方に表示される(図4のd)。
レンズの上側に測定点を移動し、タ−ゲット33をマ−
カ32に合わせる(図4のe)。この場合のタ−ゲット
33の移動は、被検レンズがレンズの上下方向のプリズ
ム値から換算した所定の距離(数mm) 移動したときに、
マ−カ32と一致するように制御される。合致信号が得
られた位置での屈折度数bを記憶する。記憶した屈折度
数a及びbの球面度数を比較して、現在の測定点が累進
部にあるか累進部を脱した遠用部付近にあるかを判断す
る。両者の球面度数の差が所定範囲内(=略0)のとき
はその測定点は遠用部付近にあると判断し、両者の差が
所定範囲外であれば累進部にある(正確にはその可能性
がある)と判断する。
判断された場合。この場合、マ−カ32はタ−ゲット3
3の上方に表示される(図5のa)。このマ−カ32は
タ−ゲット33の移動方向を示すためのものに過ぎな
い。タ−ゲット33がマ−カ32に向かって移動するよ
うに、測定者は被検レンズを手前側に移動する。移動中
連続して屈折度数は測定されており、マイクロコンピュ
−タ25はレンズのプリズム量から移動距離を換算し、
単位移動量当りの加入度変化を検出する。単位移動量当
りの加入度変化から測定位置が累進部に入ったことを検
出すると、タ−ゲット33は丸型のタ−ゲット34に形
状を変え、丸型のタ−ゲット34の下方にはマ−カ32
が表示される(図5のb)。なお、屈折度数bの球面度
数の値から一定量(例えば0.12D)増加する位置を
検出しても良い。
進レンズの種類、加入度数により異なり一定しないが、
現在市販されている累進レンズに関しては加入開始位置
の数mm(4〜8mm)上側は各レンズメ−カが指定する遠
用部領域にあたる。レンズの上下方向の測定プリズム量
から移動距離を換算し、レンズを所定距離(本実施例で
は6mm)移動すると、タ−ゲット34とマ−カ32は合
致して表示される。本実施例では遠用部がある面積を持
った領域で示されるのに着眼して、処理を簡略にするた
めに、累進部と検知された測定点から一定距離移動する
ようにしているが、屈折度数bの球面度数の値から一定
量増加した位置を基準にして移動するようにしても良
い。レンズが所定距離移動した信号が得られると、マ−
カ32は十字型マ−カ35に形状を変え、両者が一致し
たことを知らせる(図5のc)。この遠用部測定点での
測定値が安定したことを検出して、この測定値をマイク
ロコンピュ−タ25は記憶する。
値が記憶されたことを確認すると、自動的に近用部測定
ステップに移る(図5のd)。自動的に遠用部測定ステ
ップから近用部測定ステップに移行することにより、ス
イッチ操作による被検レンズの位置ずれはなくなる。3
6は近用部測定ステップのタ−ゲットであり、近用部の
測定は遠用部測定点からタ−ゲット36を上方に移動す
る(測定点はレンズの下方に移動)ことにより行う。タ
−ゲット36の移動はレンズの上下方向のプリズム量の
変化を移動量に換算して行うが、タ−ゲット36の移動
は測定点が累進部を進んでいくのをイメ−ジさせる。累
進部を移動している間装置は連続測定を行い、測定加入
度を表示部37に表示するとともに、これをバ−グラフ
38でも表示する。これにより検者は近用部測定が終了
する前でも概略の加入度やその変化の様子を知ることが
できる。また、装置は測定位置の柱面度数と遠用部の柱
面度数との差を検出し表示部39に光学歪み量として数
値表示し、測定部が累進部から所定基準量(例えば0.
25D)を超えたか否かをモニタしている。所定基準量
を超えているときは、加入度決定のための測定値として
はこれをキャンセルするとともに、レンズの左右方向の
プリズム値によりその方向とズレ量を得て累進部から外
れた位置にタ−ゲット36を表示する(図5のe、
f)。前述のように屈折度数が小さいレンズでの測定誤
差に対しては、測定者によるレンズ移動(プリズム量の
変化等のデ−タから得られる)に対する光学歪み量の変
化(大きくなるかどうか)を基準に補正している。ま
た、プリズム変化が乱れているレンズに関しても同様な
処理を施す。
まで測定し、タ−ゲット36が左右の略中央にあれば近
用部の測定は終了する(図5のg)。なお、近用部付近
の加入度変化は一定ではなく緩やかになる。そこで単位
移動量当たりの加入度の変化が一定量以下(絶対量で示
しても良いが、最大加入度変化量に対する変化の割合で
示す方が精度が高い)の位置の測定値で、しかも遠用部
から所定の範囲内(レンズメ−カの表示はアイポイント
からの距離が示されるが、遠用部からの距離にすると1
8mm〜25mm程度の範囲内に入る。累進開始点からの距
離を設定しても良い)のものを0.25D単位(現在累
進レンズの度数単位は0.25D)で丸めたものを近用
部度数と推定し、推定された近用部度数と所定の範囲内
(本実施例では±0.05D)の測定値が得られたら、
測定を終了する。このようにすれば近用部度数(加入度
数)を自動的に得ることができる。
された場合。この場合には、タ−ゲット33はマ−カ3
2の上に表示され(図6のa)、測定点をレンズの上側
に移動してタ−ゲット33をマ−カ32方向に移動させ
る。マ−カ32はタ−ゲット33の移動方向を示すもの
に過ぎない。装置は屈折度数を連続して測定しており、
レンズのプリズム量に基づいて移動距離を換算し、単位
移動量当りの加入度変化を検出する。単位移動量当りの
加入度変化が所定の値(実施例では0.03D/mm)以
下になった位置を累進部を脱した位置と判断し、この位
置から測定点が所定距離(2mm前後)移動し遠用部に入
ったことを検出すると、マ−カ32は十字型マ−カ35
に形状を変え両者が一致したことを知らせる(図6の
b)。この遠用部測定点での測定値が安定したことを検
出して、この測定値をマイクロコンピュ−タ25は記憶
する。遠用部測定点での測定値を記憶した後、(イ)と
同様にして近用部測定を行う。 (ロ) ロ−パワ−レンズであると判定された場合 ロ−パワ−レンズの場合も測定ステップの基本は(イ)
と異ならないので、以下においては相違点を重点的に説
明する。
トしてx=0の位置及びタ−ゲットの表示位置を決定す
るが、ロ−パワ−レンズでは基準縦軸からの多少のずれ
は遠用度数の測定精度にはほとんど影響を与えないの
で、X成分であるS+Ccos 2θが0.75D以下のと
きには(イ)の場合と異なり、タ−ゲットの移動感度を
下げている。これは、製造上の加工精度の誤差による影
響が大きく現れやすいからである。S+Csin 2θが
0.75Dを超える時は(イ)のステップに戻る。S+
Csin 2θが0.75D以下のときは次のステップで行
う。測定者は被検レンズを移動してタ−ゲット31をマ
−カ32に合わせ(図4のc)、合致信号が得られた位
置での屈折度数a及びプリズム量Paを記憶する。タ−
ゲット31がマ−カ32に合致すると、タ−ゲット31
に代わって横長の長方形のタ−ゲット33がマ−カ32
の下方に表示される(図4のd)。レンズの下側に測定
点を移動し屈折度数aよりも所定量加入度が増したポイ
ントを探す。このポイントが検出されたら、この位置で
の測定プリズム量Pbとプリズム量Paの差を求め、プ
リズム変化の単位量を決定する。
方にマ−カ32を表示する。タ−ゲット33をマ−カ3
2に向けて移動し、測定点をレンズの上側に向けて移動
する。この間装置は連続測定を行い、プリズム量変化に
対するレンズ度数の変化量を算出し、単位プリズム変化
量当たりの加入度変化を求める。ロ−パワ−レンズで
は、測定誤差が大きく影響するので(イ)のように単位
移動量当たりの加入度変化の測定は有用ではなく、単位
プリズム変化量当たりの加入度変化を遠用部を決定する
指標とする。ところで、度数変化が小さいところではプ
リズム変化も小さいので、ステップで区切って判断して
行く方法では遠用部に到達できない。ところで、レンズ
設計上加入開始点付近の加入度は一次関数的に増加する
のではなく、徐々に増加割合が大きくなる。そこで、加
入度数変化の特長に着目して、単位プリズム変化量当た
りの加入度変化からその位置は加入開始点に十分近い位
置かどうかを判断する。この位置は僅かに加入度が残っ
ている位置であり、前述のように累進レンズの度数ステ
ップは決定されている(0.25Dステップ)ので、被
検レンズの遠用部度数はその位置での度数よりマイナス
方向に0.25D単位で丸めた値と推定できる。即ち、
+0.35Dならば遠用部は+0.25Dと予測する。
測定点を遠用部方向に進める。各測定点で得られるレン
ズ度数を予測値と比較して、両者の差が所定の範囲内
(本実施例では±0.06D)の位置に来た時に、マ−
カ32は十字型マ−カ35に形状を変え、測定点が遠用
部にあることを知らせる(図5のc)。遠用部での屈折
力を記憶する。その後、自動的に遠用部測定ステップか
ら近用部測定ステップに移行する。近用部測定ステップ
の操作は(イ)の場合とほぼ同様である。ただし、タ−
ゲットの移動量は、測定屈折度数のy成分が所定量より
も小さい(0.75D以下)ときは、加入度数の増加量
に基づいて決定される。以上のロ−パワ−レンズの遠用
部を求める方法は、ロ−パワ−レンズでなくても、一般
のレンズにも仕様できるが、殊に遠用部において度数が
一定でない特殊のレンズの遠用部の判定に対しても使用
できる。
被検レンズの位置検出機構が付加され、この検出結果を
利用してタ−ゲット33の表示位置の決定を行っている
点に特徴がある。屈折力測定系自体は実施例2と同じで
あるのでその説明は省く。図7は被検レンズの位置検出
機構断面図であり、図8はそのA−A断面図である。8
はフレ−ム(図では単にレンズLを置いている)を押し
当てる当て板、41はガイドピンである。42はラック
であり、当て板8の内部空間に水平かつ左右方向に移動
可能に保持され、ラック42にはガイドピン41が固定
されている。43はガイドピン41を左方向(図7上)
に付勢するコイルバネである。ラック44は装置の前後
方向に移動可能に支承され、ラック44には当て板8が
固定されているので、当て板8は装置に対して前後方向
に移動可能になっている。45は当て板8を常に前方向
に付勢するバネである。ラック42には回転自在な回転
軸46に取り付けられたピニオン47が噛合し、ピニオ
ン47はラック44と一体となって前後方向に移動す
る。ピニオン47の回転量は回転軸46を介して歯車4
8に伝えられる。この歯車48の回転量をポテンショメ
−タ49で検出する。また、ラック44にはピニオン5
0が噛合し、このピニオン50の回転量がポテンショメ
−タ51により検出される。これらの信号は処理され、
マイクロコンピュ−タに入力される。このように被検レ
ンズLを当て板8及びガイドピン41に当接させつつ移
動させることにより、被検レンズLの移動量が検出さ
れ、この検出情報によりタ−ゲット及びマ−カの表示位
置が決定される。
ズ(測定点)の移動距離に換算したり、ロ−パワ−レン
ズでは誤差の影響を避けるために単位移動量当たりの加
入度変化の代わりに単位プリズム変化量当たりの加入度
変化を使用するが、実施例2では被検レンズの移動量を
直接検出できるので、この検出値をタ−ゲットの表示位
置の決定に使用することができる。実施例1に対して実
施例2の装置は、被検レンズの移動量が正確に検出でき
るので、測定点が累進部を外れた場合左右いずれに外れ
たかを正確に判断できる他、タ−ゲットを被検レンズ
(殊に円柱レンズの測定には有益である)の移動量に比
例して移動できる。また、遠用部からの距離を表示する
ことにより近用部の位置を精度良く決定できるので、加
入度を正確に求めることができる。
のであり、累進部(帯)を模した2本の曲線を設けずに
タ−ゲットとマ−カとの位置関係の表示のみでも行うこ
とができるし、タ−ゲットに対して累進部(帯)を移動
するようにしても良い。この様に実施例は本発明の実施
態様を限定する趣旨のものではない。
といわれる特殊加工が施された累進レンズやロ−パワ−
レンズでも信頼度の高い加入度の測定を行うことができ
る。また、測定者の熟練度合いに依存しなくても、加入
度の測定を行うことができる。
る。
説明図である。
を示す説明図である。
図である。
に点滅する。マ−カ32はタ−ゲット31の移動目標を
示し、マ−カ32に対するタ−ゲット31の位置は被検
レンズの移動すべき方向(及び移動量)を測定者に知ら
せる。累進多焦点レンズの遠用部は前述した基準縦軸上
に存在しているので、最初に表示されるマ−カ32はこ
の基準縦軸上の位置を示している(図4のb)。遠用部
測定ステップが開始され測定デ−タが得られると、遠用
部がロ−パワ−レンズかどうかを判定する。得られた屈
折値(S,C,A)を後述するX−Y座標の各成分に分
解して、X成分であるS+Csin 2 θ、又はY成分であ
るS+Ccos 2 θが所定の値(本実施例では0.75D
に設定している)以下のレンズはロ−パワ−レンズと判
定する。 (イ) ロ−パワ−レンズではないと判定された場合 ロ−パワ−レンズではないと判定された時は、次のよう
にして決定された位置にタ−ゲット31を表示する。被
検レンズが球面レンズの場合は、各測定点での左右方向
のプリズム値に基づいて基準縦軸との偏位の方向と量が
得られるので、タ−ゲット31はマ−カ32に対する各
測定点の相対的位置を示す位置に表示される。被検レン
ズが乱視レンズの場合には、被検レンズの左右方向にお
けるプリズムが0となる位置は乱視軸上にあるので、各
測定点でのプリズム値から乱視レンズによる影響をオフ
セットして、基準縦軸との偏位量と偏位方向を示す値に
補正する(球面レンズはC=0の特殊の乱視レンズと考
えられるので、この方法で全ての累進レンズを処理でき
る)。
レンズにおいて、X−Y座標(レンズの光学中心を0と
して、基準縦軸をY軸ととる)の任意のA点(x,y)
におけるプリズム量(Px ,Py )は、 Px =−(Dxx・x+Dxy・y) Py =−(Dyx・x+Dyy・y) B点(0,y)におけるプリズム量(Px0,Py0)は、 Px0=−Dxy・y Py0=−Dyy・y 但し、Dxx=S+Csin 2 θ Dyx=−Csin θ・cos θ(=Dxy) Dyy=S+Ccos 2 θ Cはマイナス読み である。以上の式から、 Px0=Dxy・(Py ・Dxx−Px ・Dyx)/(Dxx・D
yy−Dyx・Dxy) が求められるので、Px からPx0をオフセットしてx=
0の位置及びタ−ゲットの表示位置を決定する。このオ
フセット計算は以後においてもレンズ位置の監視のため
に行われる。測定者は被検レンズを移動してタ−ゲット
31をマ−カ32に合わせ(図4のc)、合致信号が得
られた位置での屈折度数aを記憶する。
トしてx=0の位置及びタ−ゲットの表示位置を決定す
るが、ロ−パワ−レンズでは基準縦軸からの多少のずれ
は遠用度数の測定精度にはほとんど影響を与えないの
で、X成分であるS+Csin 2 θが0.75D以下のと
きには(イ)の場合と異なり、タ−ゲットの移動感度を
下げている。これは、製造上の加工精度の誤差による影
響が大きく現れやすいからである。S+Ccos 2 θが
0.75Dを超える時は(イ)のステップに戻る。S+
Ccos 2 θが0.75D以下のときは次のステップで行
う。なお、上記のようなタ−ゲットの移動感度を下げる
方法の代わりに、次のような処理を行うこともできる。
プリズムが0付近で、しかもシリンダ値の変化から、そ
の値が最小となる位置を基準縦軸上の位置としてもよ
い。測定者は被検レンズを移動してタ−ゲット31をマ
−カ32に合わせ(図4のc)、合致信号が得られた位
置での屈折度数a及びプリズム量Paを記憶する。タ−
ゲット31がマ−カ32に合致すると、タ−ゲット31
に代わって横長の長方形のタ−ゲット33がマ−カ32
の下方に表示される(図5のa)。レンズの下側に測定
点を移動し屈折度数aよりも所定量加入度が増したポイ
ントを探す。このポイントが検出されたら、この位置で
の測定プリズム量Pbとプリズム量Paの差を求め、プ
リズム変化の単位量を決定する。
測定点を遠用部方向に進める。各測定点で得られるレン
ズ度数を予測値と比較して、両者の差が所定の範囲内
(本実施例では±0.06D)の位置に来た時に、マ−
カ32は十字型マ−カ35に形状を変え、測定点が遠用
部にあることを知らせる(図5のc)。遠用部での屈折
力を記憶する。その後、自動的に遠用部測定ステップか
ら近用部測定ステップに移行する。近用部測定ステップ
の操作は(イ)の場合とほぼ同様である。ただし、タ−
ゲットの移動量は、測定屈折度数のy成分が所定量より
も小さい(0.75D以下)ときは、加入度数の増加量
に基づいて決定される。以上のロ−パワ−レンズの遠用
部を求める方法は、ロ−パワ−レンズでなくても、一般
のレンズにも使用できるが、殊に遠用部において度数が
一定でない特殊のレンズの遠用部の判定に対しても使用
できる。
Claims (5)
- 【請求項1】 測定光を被検レンズに投射し、被検レン
ズを透過した測定光の軌跡を受光素子により検出し、そ
の検出結果に基づいて被検レンズの光学特性を測定する
レンズメ−タにおいて、累進レンズ測定モ−ドに切換え
るモ−ド切換手段、測定光学系の光軸と被検レンズとの
位置合わせするために所定の表示を行うディスプレイ手
段と、屈折度数を所定の間隔で連続的に測定するための
測定手段と、該測定手段による測定された被検レンズの
累進帯の加入度の変化に基づいて被検レンズの遠用部及
び/又は近用部の屈折度数を予測する予測手段とを有す
ることを特徴とするレンズメ−タ。 - 【請求項2】 請求項1のレンズメ−タにおける被検レ
ンズの遠用部の屈折度数を予測する予測手段は、被検レ
ンズの累進帯の加入度の変化に基づいて得られた累進加
入開始点近傍の屈折度数を得る処理手段と、予め設定さ
れたステップの屈折度数の中から前記処理手段により得
られた屈折度数のマイナス側に最も近い屈折度数を選択
する選択手段と、からなることを特徴とするレンズメ−
タ。 - 【請求項3】 請求項2のレンズメ−タは所定の基準の
屈折度数をもつか否かを判定する判定手段とを具備し、
該判定手段により前記基準以下の屈折度数をもつと判定
された時に前記予測手段が機能するよう指示する指示手
段とを有することを特徴とするレンズメ−タ。 - 【請求項4】 請求項3の判定手段は基準縦軸方向の成
分屈折度数により判定することを特徴とするレンズメ−
タ。 - 【請求項5】 請求項1の予測手段の被検レンズの累進
帯の加入度の変化とは単位プリズム変化量当たりの加入
度変化又は単位移動量当たりの加入度変化であることを
特徴とするレンズメ−タ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4177591A JP3045875B2 (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | レンズメ−タ |
US08/051,707 US5379111A (en) | 1992-04-30 | 1993-04-26 | Lens meter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4177591A JP3045875B2 (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | レンズメ−タ |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9325212A Division JP3069320B2 (ja) | 1997-11-10 | 1997-11-10 | 自動レンズメータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05340842A true JPH05340842A (ja) | 1993-12-24 |
JP3045875B2 JP3045875B2 (ja) | 2000-05-29 |
Family
ID=16033674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4177591A Expired - Lifetime JP3045875B2 (ja) | 1992-04-30 | 1992-06-10 | レンズメ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3045875B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006126151A (ja) * | 2004-11-01 | 2006-05-18 | Nidek Co Ltd | レンズメータ |
-
1992
- 1992-06-10 JP JP4177591A patent/JP3045875B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006126151A (ja) * | 2004-11-01 | 2006-05-18 | Nidek Co Ltd | レンズメータ |
JP4699006B2 (ja) * | 2004-11-01 | 2011-06-08 | 株式会社ニデック | レンズメータ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3045875B2 (ja) | 2000-05-29 |
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