JP2000009586A - レンズ測定装置 - Google Patents

レンズ測定装置

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JP2000009586A
JP2000009586A JP10221156A JP22115698A JP2000009586A JP 2000009586 A JP2000009586 A JP 2000009586A JP 10221156 A JP10221156 A JP 10221156A JP 22115698 A JP22115698 A JP 22115698A JP 2000009586 A JP2000009586 A JP 2000009586A
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lens
light
light beam
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sensor
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JP10221156A
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Yoshi Kobayakawa
嘉 小早川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡素な構成で二次元的な屈折力分布や乱視度
分布を自動測定する。 【解決手段】 光源1からの光束はレンズ2を透過し
て、被検レンズTに投影され、その透過光はレンズ4に
より集光され、絞り部材5を通ってエリアアレイセンサ
6に受光される。そして、アライメント時にはテレビモ
ニタ8にセンサ6に受光した絞り像Aが映出される。光
源1の位置は駆動手段により絞り像Aの大きさが所定の
大きさになるように駆動制御され、そのとき被検レンズ
Tを透過した光束は略平行光束となる。検者は絞り像A
が中心にくるように被検レンズTの軸合わせをしてから
測定釦を押すと、センサ6の映像信号が演算手段9のメ
モリに取り込まれ各点像の位置が演算される。そして、
それらの間隔と光源1の光路O1方向位置から、被検レン
ズTの各部分の屈折度が算出され、測定結果として屈折
度分布図がテレビモニタ8に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼鏡店や眼科病院
において眼鏡やコンタクトレンズの屈折度数を測定する
レンズ測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、二次元光電素子で受光して屈
折度を測定するレンズ屈折度測定装置が、例えば米国特
許3880525号公報等に開示されており、近見位置
での測定を遠見位置と同様の方法で測定するレンズメー
タも知られている。
【0003】この種のレンズメータとしては、測定釦を
押して測定を行うと、測定光束がセンサの中心で一定時
間止まったときに自動的に測定値を記憶する装置や、単
体の未加工眼鏡レンズを装置の中に入れると、自動的に
屈折度分布を測定する装置等が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】(1) しかしながら上述
の従来例においては、被検レンズの屈折度によって受光
面での光束の広がり方が変化するために、種々の屈折度
の度数分布を測定することができない。また、プリズム
度のある被検レンズでは自動測定が機能しなかったり、
位置合わせ手段がないために任意の位置に合わせて測定
することができず、更に眼鏡枠に入ったレンズを測定す
ることもできないという問題点がある。
【0005】(2) 累進多焦点レンズを測定する場合は、
厳密なアライメントが必要となるために測定が容易でな
く、またレンズの屈折度によっては、角度を持った光束
で測定するために、高精度に測定することは難しい。更
に、エリアセンサにより測定する装置では、測定範囲を
広くとることができず、レンズの1点の屈折度を測定す
るために、アライメントを何回も行う必要が生じ、操作
が煩雑であるという問題点がある。
【0006】本発明の目的は、上述の問題点(1) を解消
し、簡素な構成で二次元的な屈折力分布や乱視度分布を
自動測定できるレンズ測定装置を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、上述の問題点(2) を
解消し、眼鏡枠に入った累進多焦点レンズをアライメン
トをすることなく精度良く測定できるレンズ測定装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るレンズ測定装置は、被検レンズに光束を
投影する点状光源と、該点状光源を光軸方向に移動する
移動手段と、前記被検レンズと非共役位置に設けた被検
レンズの透過光束を受光するエリアアレイセンサと、前
記被検レンズ位置又は共役位置に設けた透過光束を二次
元周期的な光束とする絞り部材とを有し、前記エリアア
レイセンサ上の光束位置において前記被検レンズの二次
元屈折度分布を演算することを特徴とする。
【0009】また、本発明に係るレンズ測定装置は、被
検レンズを透過した光束を受光センサで検出して屈折度
を測定するレンズ測定装置において、前記被検レンズの
動きに応じて可動する可動当接部材と、該可動当接部材
の動きを検知する検知手段とを有し、前記可動当接部材
が所定時間止まったときの前記受光センサの信号から演
算した測定値を屈折度として記憶することを特徴とす
る。
【0010】本発明に係るレンズ測定装置は、被検レン
ズを透過した光束を受光センサで検出して屈折度を測定
するレンズ測定装置において、前記被検レンズの位置合
わせ手段と、前記被検レンズの当接部材と、前記被検レ
ンズの所定面範囲内の各部分の屈折度を測定する測定手
段とを有し、前記各部分の屈折度から遠見位置又は近見
位置の屈折度を演算することを特徴とする。
【0011】本発明に係るレンズ測定装置は、被検レン
ズに光束を投影する点状光源と、該点状光源を光軸方向
に駆動する駆動手段と、前記被検レンズの近傍又は共役
位置に設けた二次元周期的な光開口を備えた開口部材
と、前記被検レンズと前記開口部材を透過した光束位置
を検出する光電センサとを有し、該光電センサの信号と
前記駆動手段の信号により前記被検レンズの屈折度分布
を求めることを特徴とする。
【0012】本発明に係るレンズ測定装置は、被検レン
ズに光束を投影する光点と、該光点を光軸方向に駆動す
る駆動手段と、前記被検レンズの近傍又は共役位置に複
数の光束を形成する複数光束形成手段と、前記被検レン
ズを透過した複数の光束を受光する二次元光位置センサ
とを有し、前記光点の光軸方向位置及び前記複数の光束
の受光位置の関係から前記被検レンズの屈折度測定を行
うことを特徴とする。
【0013】本発明に係るレンズ測定装置は、被検レン
ズの近傍又は共役位置に設けた二次元周期的な光開口を
備えた開口部材と、前記被検レンズと前記光開口を透過
した光束を受光する光位置センサと、該光位置センサで
受光した光束位置を演算して前記被検レンズの二次元的
屈折度分布又は乱視度分布を表示する演算表示手段とを
有し、前記屈折度分布又は乱視度分布の表示上で指定し
た位置の屈折度を数値表示することを特徴とする。
【0014】本発明に係るレンズ測定装置は、被検レン
ズの近傍又は共役位置に設けた二次元周期的な光開口を
備えた開口部材と、前記被検レンズと前記光開口を透過
した光束を受光する光位置センサと、該光位置センサで
受光した光束位置を演算して前記被検レンズ各部の屈折
度を算出する演算手段とを有し、屈折度の極地を自動的
に認識して該極地位置の屈折度を表示することを特徴と
する。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明を図示の実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は第1の実施例の構成図を示し、
発散光を発するLED等の光源1の前方の光路O1上に
は、レンズ2、被検レンズTを背面より当接する当接部
材3、レンズ4、被検レンズTに共役な図2に示すよう
に縦横等間隔に多数の孔を設けた絞り部材5、被検レン
ズTから所定距離に共役面Pを有するCCD等のエリア
アレイセンサ6が配列されている。また、光源1には光
源1を光路O1上で移動させるための駆動手段7が連結さ
れており、光源1の位置を検知するために図示しないエ
ンコーダが設けられている。また、エリアアレイセンサ
6の出力はテレビモニタ8、演算手段9に接続されてい
る。
【0016】このような構成により、光源1からの光束
はレンズ2を透過して、当接部材3に当接された被検レ
ンズTに投影され、その透過光はレンズ4により集光さ
れ、絞り部材5を通ってエリアアレイセンサ6で受光さ
れ、アライメント時にはテレビモニタ8にセンサ6に受
光した絞り像Aが映出される。アライメント中に光源1
の位置は絞り像Aの大きさが所定の大きさになるよう
に、駆動手段7によって駆動制御され、その結果、被検
レンズTを透過した光束は略平行光となる。
【0017】絞り像Aが中心にくるように、被検レンズ
Tの軸合わせをしてから測定釦を押すと、センサ6の映
像信号が演算手段9のメモリに取り込まれ、各点像の位
置が演算される。そして、これらの点像の間隔と光源1
の光路O1方向位置から、被検レンズTの各部分の屈折度
が算出され、測定結果として図3に示すような屈折度分
布図Gが演算手段9からテレビモニタ8に表示される。
【0018】点像からの計算では、隣りの点像までの縦
横斜めの距離から3経線方向の屈折度が算出でき、その
後に正弦波関数に代入して乱視を含む屈折度を算出す
る。各部分の屈折度から屈折度分布が演算されて、分布
図Gがテレビモニタ8に表示される。同時に、遠見位置
F、近見位置Nが演算されてマークされ、遠見での屈折
度D、加入度K、遠見位置Fと近見位置Nの間隔L等が
表示される。近見位置Nは非対称性非球面度が無い最も
プラス側のエリアの中心とし、遠見位置Fは非対称性非
球面度が無い最もマイナス側で下方の点とする。
【0019】絞り部材5は点開口の代りに格子でもよ
く、その場合には各格子部分の3方向の間隔で屈折度を
演算する。また、絞り部材5は当接部材3の光路O1上の
位置に設けてもよく、センサ6の共役面Pは被検レンズ
Tの右側の所定距離としてもよい。
【0020】被検レンズTの屈折度に拘らず、センサ6
上の絞り像Aの大きさは変らないので、広い範囲を二次
元的に測定することができ、また広い範囲を測定して演
算により遠見位置Fや近見位置Nを算出するので、厳密
にアライメントを行う必要はない。即ち、遠見位置Fや
近見位置Nと思われる位置に概略合わせて測定を行い、
演算によってそれらの位置での屈折度を算出する。
【0021】このようにして、遠見位置Fと近見位置N
の距離が、被検レンズTを動かすことなく精度良く容易
に測定できるので、眼鏡処方に効果的であり、屈折度
D、加入度Kと分布図Gの両方が表示されるので、より
正確な眼鏡処方を行うことが可能となる。
【0022】図4、図5は第2の実施例の被検レンズ当
接部の側面図を示し、図4において、本体部11には屈
折度測定光路O1の中心を通って、キャップ式の筒状の当
接部材12が着脱自在に取り付けられている。当接部材
12は図5に示すように、上部が眼幅方向に垂直な方向
で約30度傾斜した当接部材13と交換できるようにな
っている。当接部材13の取付部には突起14が設けら
れており、本体部11には突起14を嵌入する溝15が
設けられ、当接部材13の嵌入を検知するマイクロスイ
ッチ16が取り付けられている。
【0023】被検レンズTを当接部材13にセットした
ときに、被検レンズTの端部が当接する位置に当て板1
7が設けられており、当て板17はばね18によって被
検レンズT側に付勢され、被検レンズTの動きに応じて
動くようになっている。そして、当て板17の動きを検
知するエンコーダ19が設けられている。
【0024】累進多焦点の被検レンズTの近見位置Nで
の測定時には、図5の当接部材13を使用し、遠見位置
Fなど他の測定時には、図4の上部が平坦な部材12を
使用する。被検レンズTの端を当て板17に当接し、所
定の角度に保持して測定を行う。このときの光路O1は眼
鏡装用時の視線方向に近いので、より実際的な屈折度が
得られる。当接部材13を取り付けると、突起14が溝
15に嵌入し、当接部材13の位置が決まる。マイクロ
スイッチ16が押されて装置制御手段に認識され、その
とき測定した値が視線方向の屈折度として表示手段に表
示される。
【0025】被検レンズTの面が図5に示すように傾い
ていると、クランプしてから測定することができないの
で、被検レンズTの動きを当て板17の動きにより検知
し、被検レンズTの動きが一定時間例えば2秒程度止ま
ったときに、測定釦を押さなくとも自動的に測定が行わ
れて、測定値が記憶表示される。なお、眼幅方向の位置
を検出する鼻当て当接部材に眼鏡の鼻当てを当接し、そ
れによって被検レンズTの動きを検出して止まったとき
の自動測定を行ってもよい。このように、当接部材13
の動きを検出して自動測定すれば、プリズム度がある場
合でも、また度が非常に弱いレンズなどでも正確に測定
することができる。
【0026】図6は第3の実施例の構成図を示し、光路
O2上にはLED等の点状光源21、レンズ22、図7に
示すような開口部材23、この開口部材23に近傍に配
置された被検レンズT、二次元CCDのエリアアレイセ
ンサ24が配列されている。点状光源21は駆動手段2
5により、レンズ22の焦点位置の前後で光路O2方向に
駆動可能とされている。また、センサ24の出力は演算
手段26、二次元表示手段であるテレビモニタ27に順
次に接続されている。
【0027】開口部材23は二次元周期に配列された小
光開口23aから成り、互いに60度をなす線上に等間
隔に配列されている。そして、或る小光開口に隣接する
他の小光開口までの距離は、6方向共同じ0.5mm程
度であり、開口群は10mm角程度とされている。な
お、小光開口の代りに線状の格子としてもよい。
【0028】測定開始時には、先ず光束位置を演算し、
各光束間距離が所定位置となるように、光源21は光路
O2方向に自動的に駆動され、これによって光源21から
の光束は、開口部材23と被検レンズTを透過した後に
平行光束となり、センサ24に受光される。被検レンズ
Tはセンサ24側が表面であり、平行光束により被検レ
ンズTの前面からセンサ24に入射した時の屈折度を測
定することになるので、その屈折度に拘らず精度の良い
測定が可能である。
【0029】光源21の位置が決まると、そのことを検
者に知らせるマークがテレビモニタ27に表示される。
検者は測定対象部分を光路O1に概略合わせて測定釦を押
す。センサ24の信号が演算手段26のメモリに取り込
まれ、演算手段26により各小光開口23aを透過して
センサ24で受光した光束位置が演算され、隣接する少
なくとも3方向の光束間の、それらに相当する小光開口
23a間方向での距離と、光源21の光路O2方向位置か
ら、その部分の乱視を含めた屈折度が演算され、それに
基づいて屈折力分布図Gが等高線としてテレビモニタ2
7に表示される。
【0030】乱視度分布は濃度又は明度で表示され、乱
視度が少ない程、低濃度即ち明るく表示される。なお、
カラーテレビモニタの場合は乱視を色相で表してもよ
い。検者がその分布表示を見ながらカーソルCを動かし
て位置を指定すると、メモリされているその位置の光束
位置から屈折度が演算され、測定数値Sとして表示され
る。
【0031】この場合の演算は精度良く行う必要がある
ので、2〜3mm離れた光束間の距離を使用する。テレ
ビモニタ27の画面には、屈折度分布図G、測定位置マ
ークを示すカーソルC、測定数値Sをそのままプリント
アウトすることができる。累進多焦点レンズの場合も、
測定点をアライメント時に探す必要はなく、静止画で表
示された屈折度分布図Gから容易に測定すべき点が判別
できるので、その位置にカーソルCを合わせれば正確な
測定数値Sが得られる。
【0032】更に、屈折度の極地、即ち屈折度が最大又
は最小で乱視度が最小となる位置を、自動的に被測定点
と演算により認識し、その位置の屈折度を精度良く演算
し、測定数値Sで表示するようにプログラムすることも
できる。その場合には、屈折度分布図Gの表示上で認識
した位置にマークを付して測定数値Sと合わせて表示す
る。なお、このときアライメント操作は不要となる。
【0033】また、屈折度分布図Gを逐次に演算し、ア
ライメント時に動画的に表示してもよく、その場合に
は、テレビモニタ27にアライメントマークを表示し、
それに測定対象部分を合わせて測定釦を押すと、精度良
く演算した屈折度が数値として表示される。開口部材2
3の小光開口23aが格子状の線で構成さている場合に
は、各線間隔又は線の交点の間隔から屈折度を演算す
る。
【0034】図8は第4の実施例の構成図を示し、光路
O3上には光源31、4孔開口部材32、レンズ33、光
点を形成する光路O3上に小開口を有する開口部材34、
レンズ35、被検レンズT、レンズ36、4個の楔プリ
ズムから成る分離プリズム37、二次元CCDのエリア
アレイセンサ38が順次に配列されている。4孔開口部
材32は図9に示すように4個の開口32aを有し、光
源31と共に被検レンズTを通る光束を複数光束とする
複数光束形成手段が形成されている。なお、開口32a
の位置に配置した4個の点光源としてもよい。また、開
口部材34は駆動手段39に連結されて、光路O3方向に
駆動可能とされている。
【0035】このような光学系により、被検レンズTの
特定位置32’の屈折度を測定する。光源31は4孔開
口部材32を照明し、レンズ33を介して4孔開口部材
32を被検レンズTに共役に投影する。一方、開口部材
34は初期位置ではレンズ35の焦点位置にあり、初期
位置にある開口部材34をレンズ35とレンズ36によ
りセンサ38に共役に投影する。
【0036】被検レンズTを光路に入れて、その透過光
束が平行光束となるように駆動手段39を駆動する。平
行光束であるか否かは、センサ38上で複数光束が所定
間隔になったことにより検出する。分離プリズム37に
より4本の光束は光路O3の外方向に屈折され、この4つ
の光束位置を演算して屈折度を求める。被検レンズTの
屈折度に拘らずセンサ38上で4光束は広がることはな
いので、プリズム度を含め測定範囲を広くすることがで
きる。
【0037】4孔開口部材32は図1と同様に被検レン
ズTの近傍に配置してもよく、その場合には、開口部材
34に代えてその開口の位置に点光源を設ける。また、
エリアアレイセンサ38に代えてポジションディテクタ
を使用してもよく、その場合には分離プリズム37は不
要となり、光源31と4孔開口部材32の位置に4個の
点光源を設け順次に点灯させる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るレンズ
測定装置は、エリアアレイセンサ上の光束位置で被検レ
ンズの二次元屈折度分布を演算することにより、簡素な
構造で種々の屈折度の被検レンズの度数分布を測定する
ことができる。
【0039】また、本発明に係るレンズ測定装置は、測
定光軸に対して所定方向に所定角度傾けて眼鏡レンズを
当接し、視線方向の屈折度測定をすることにより、累進
レンズの近見位置を精度良く測定することができる。
【0040】本発明に係るレンズ測定装置は、可動当接
部材が所定時間止まったときの測定値を屈折度として記
憶することにより、検者が測定対象とする部位を自動的
に測定することができ、プリズム度があるときの測定も
可能となる。
【0041】本発明に係るレンズ測定装置は、各部分の
屈折度から遠見位置又は近見位置の屈折度を演算するこ
とにより、眼鏡枠に入った累進多焦点レンズを厳密なア
ライメントなしで測定することができる。
【0042】本発明に係るレンズ測定装置は、光電セン
サの信号と駆動手段の信号により被検レンズの屈折度分
布を求めることにより、センサ上で光束が広がらないの
で、被検レンズの屈折度やその分布を精度良く測定する
ことができ、かつ測定範囲を広くできる。
【0043】本発明に係るレンズ測定装置は、光点の光
軸方向位置と複数の光束の受光位置関係から被検レンズ
の屈折度測定を行うことにより、被検レンズの屈折度や
その分布を精度良く測定することができ、かつ測定範囲
を広くできる。
【0044】本発明に係るレンズ測定装置は、屈折度分
布又は乱視度分布上で、指定した位置の屈折度を数値で
表示することにより、アライメントが容易になる。
【0045】本発明に係るレンズ測定装置は、屈折度の
極地を自動的に認識して極地位置の屈折度を表示するこ
とにより、アライメントが不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の構成図である。
【図2】絞りの正面図である。
【図3】モニタ画像の説明図である。
【図4】第2の実施例の偏平当接部材の側面図である。
【図5】傾斜当接部材の側面図である。
【図6】第3の実施例の構成図である。
【図7】開口部材の正面図である。
【図8】第4の実施例の構成図である。
【図9】4孔開口部材の正面図である。
【符号の説明】
1、21、31 光源 3、12、13 当接部材 5 絞り部材 6、24、38 エリアアレイセンサ 7、25、39 駆動手段 8、27 テレビモニタ 9、26 演算手段 11 本体部 16 マイクロスイッチ 17 当て板 19 エンコーダ 23、32、34 開口部材 37 分離プリズム T 被検レンズ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検レンズに光束を投影する点状光源
    と、該点状光源を光軸方向に移動する移動手段と、前記
    被検レンズと非共役位置に設けた被検レンズの透過光束
    を受光するエリアアレイセンサと、前記被検レンズ位置
    又は共役位置に設けた透過光束を二次元周期的な光束と
    する絞り部材とを有し、前記エリアアレイセンサ上の光
    束位置において前記被検レンズの二次元屈折度分布を演
    算することを特徴とするレンズ測定装置。
  2. 【請求項2】 前記二次元周期的な光束は格子状の点光
    束とした請求項1に記載のレンズ測定装置。
  3. 【請求項3】 視線方向の屈折度測定をするために、眼
    鏡レンズを測定光軸に対して所定方向に所定角度傾けて
    当接する当接部材を有することを特徴とする眼鏡レンズ
    測定装置。
  4. 【請求項4】 前記当接部材を傾けて測定したことを屈
    折度測定結果と共に表示する請求項3に記載の眼鏡レン
    ズ測定装置。
  5. 【請求項5】 被検レンズを透過した光束を受光センサ
    で検出して屈折度を測定するレンズ測定装置において、
    前記被検レンズの動きに応じて可動する可動当接部材
    と、該可動当接部材の動きを検知する検知手段とを有
    し、前記可動当接部材が所定時間止まったときの前記受
    光センサの信号から演算した測定値を屈折度として記憶
    することを特徴とするレンズ測定装置。
  6. 【請求項6】 被検レンズを透過した光束を受光センサ
    で検出して屈折度を測定するレンズ測定装置において、
    前記被検レンズの位置合わせ手段と、前記被検レンズの
    当接部材と、前記被検レンズの所定面範囲内の各部分の
    屈折度を測定する測定手段とを有し、前記各部分の屈折
    度から遠見位置又は近見位置の屈折度を演算することを
    特徴とするレンズ測定装置。
  7. 【請求項7】 被検レンズに光束を投影する点状光源
    と、該点状光源を光軸方向に駆動する駆動手段と、前記
    被検レンズの近傍又は共役位置に設けた二次元周期的な
    光開口を備えた開口部材と、前記被検レンズと前記開口
    部材を透過した光束位置を検出する光電センサとを有
    し、該光電センサの信号と前記駆動手段の信号により前
    記被検レンズの屈折度分布を求めることを特徴とするレ
    ンズ測定装置。
  8. 【請求項8】 被検レンズに光束を投影する光点と、該
    光点を光軸方向に駆動する駆動手段と、前記被検レンズ
    の近傍又は共役位置に複数の光束を形成する複数光束形
    成手段と、前記被検レンズを透過した複数の光束を受光
    する二次元光位置センサとを有し、前記光点の光軸方向
    位置及び前記複数の光束の受光位置の関係から前記被検
    レンズの屈折度測定を行うことを特徴とするレンズ測定
    装置。
  9. 【請求項9】 被検レンズの近傍又は共役位置に設けた
    二次元周期的な光開口を備えた開口部材と、前記被検レ
    ンズと前記光開口を透過した光束を受光する光位置セン
    サと、該光位置センサで受光した光束位置を演算して前
    記被検レンズの二次元的屈折度分布又は乱視度分布を表
    示する演算表示手段とを有し、前記屈折度分布又は乱視
    度分布の表示上で指定した位置の屈折度を数値表示する
    ことを特徴とするレンズ測定装置。
  10. 【請求項10】 被検レンズの近傍又は共役位置に設け
    た二次元周期的な光開口を備えた開口部材と、前記被検
    レンズと前記光開口を透過した光束を受光する光位置セ
    ンサと、該光位置センサで受光した光束位置を演算して
    前記被検レンズ各部の屈折度を算出する演算手段とを有
    し、屈折度の極地を自動的に認識して該極地位置の屈折
    度を表示することを特徴とするレンズ測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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