JPH05337829A - 研削盤における砥石の回転速度規制装置 - Google Patents

研削盤における砥石の回転速度規制装置

Info

Publication number
JPH05337829A
JPH05337829A JP4140198A JP14019892A JPH05337829A JP H05337829 A JPH05337829 A JP H05337829A JP 4140198 A JP4140198 A JP 4140198A JP 14019892 A JP14019892 A JP 14019892A JP H05337829 A JPH05337829 A JP H05337829A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grindstone
upper limit
circuit
speed
setting circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4140198A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Sato
満 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Via Mechanics Ltd
Original Assignee
Hitachi Seiko Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Seiko Ltd filed Critical Hitachi Seiko Ltd
Priority to JP4140198A priority Critical patent/JPH05337829A/ja
Publication of JPH05337829A publication Critical patent/JPH05337829A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】砥石の最高使用周速度を越える回転速度が設定
された時、砥石がその遠心力によって破損するのを防止
する。 【構成】ドグ5を検出するセンサ6と、大径の砥石の回
転速度の上限を設定する低速回転上限設定回路7と、小
径の砥石の回転速度の上限を設定する高速回転上限設定
回路8と、低速回転上限設定回路7と反転回路9に接続
されたアンドゲート回路10と、センサ6と高速回転上
限設定回路8に接続されたアンドゲート回路11と、研
削時における砥石2a、2bの回転速度を設定するため
の砥石回転速度設定回路12と、アンドゲート回路10
と砥石回転速度設定回路12に接続された比較器13
と、アンドゲート回路11と砥石回転速度設定回路12
に接続された比較器14と、比較器13、14に接続さ
れたオアゲート回路15とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、許容回転速度を越える
ことにより砥石が破損することを防止するための研削盤
における砥石の回転速度規制装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】研削盤で使用される砥石は、その使用目
的、被加工物などにより、その大きさが異なる。一般
に、遠心力により破損することなく使用できる砥石の最
高使用周速度は、砥石の大きさに関係なく、2000m
/min程度に設定されている。一方、研削盤を使用す
る現場では、研削作業の効率を上げるため、砥石の周速
度を最高使用周速度に近い値に設定することが行なわれ
ている。
【0003】例えば、直径が80mmの砥石では、回転
数を、7800rpmに設定することにより周速度19
60m/minとし、直径が305mmの砥石では、回
転数を、2000rpmに設定することにより周速度1
916m/minとして、研削を行なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、小径の砥石
を使用した後、主軸に大径の砥石を取り付け速度の変更
を忘れて主軸を回転させると、砥石の周速度は、747
3m/minにもなって砥石がその遠心力によって破損
する。
【0005】本発明の目的は、上記の事情に鑑み、砥石
の最高使用周速度を越える回転速度が設定された時、砥
石の回転を規制するようにした研削盤における砥石の回
転速度規制装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においては、主軸に取付ける砥石の大きさに
対応する少なくとも2種類の砥石カバーと、これらの砥
石カバーに取付けられる表示用部材と、前記主軸を支持
する主軸頭に配置され、前記表示部材を検出する検出手
段と、前記主軸に取付けられる砥石の大きさに対応し
て、その回転速度の上限を設定する少なくとも2つの上
限設定回路と、前記検出手段と上限設定回路に接続さ
れ、検出手段に出力に基づいて上限設定回路の設定値を
出力するゲート回路と、砥石の回転速度を設定する速度
設定回路と、前記ゲート回路の出力と前記速度設定回路
の設定値を比較し、速度設定回路の出力がゲート回路の
出力より小さいとき、速度設定回路の設定値を出力する
比較器とを設けた。
【0007】
【作用】そして、検出手段の出力に基づいて、上限設定
回路に設定された回転速度の上限を選択し、この上限
と、速度設定回路に設定された砥石の回転速度を比較
し、速度設定回路に設定された回転速度が、上限設定回
路に設定された設定値より小さいときのみ砥石を回転さ
せる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1ないし図3
に基づいて説明する。1は研削盤の主軸頭で、主軸(図
示せず)を回転可能に支持している。2aは大径の砥
石、2bは小径の砥石で、それぞれ主軸に着脱可能に取
付けられる。3aは大径の砥石2a用の砥石カバー、3
bは小径の砥石2b用の砥石カバーで、前記主軸頭1に
着脱可能に取付けられている。4はドグで、砥石カバー
3bに固定されている。5は近接スイッチなどで構成さ
れるセンサで、ブラケット6を介して主軸頭1に固定さ
れている。
【0009】7は大径の砥石2aの回転速度の上限を設
定する低速回転上限設定回路。8は小径の砥石3bの回
転速度の上限を設定する高速回転上限設定回路。9は反
転回路で、センサ6に接続されている。10はアンドゲ
ート回路で、低速回転上限設定回路7と反転回路9に接
続されている。11はアンドゲート回路で、センサ6と
高速回転上限設定回路8に接続されている。12は研削
時における砥石2a、2bの回転速度を設定するための
砥石回転速度設定回路。13は比較器で、アンドゲート
回路10と砥石回転速度設定回路12に接続されてい
る。14は比較器で、アンドゲート回路11と砥石回転
速度設定回路12に接続されている。15はオアゲート
回路で、比較器13、14に接続されている。16は増
幅器で、オアゲート回路15に接続されている。17は
モータで、増幅器16に接続されている。
【0010】このような構成において、図1に示すよう
に、主軸に大径の砥石2aを取り付けた場合には、主軸
頭1にはドグのないカバー3aが取付けられる。する
と、センサ6から検出信号が発振されない。したがっ
て、アンドゲート回路11には高速回転上限設定回路8
の設定値のみが印加されるため、高速回転上限設定回路
8の出力は、アンドゲート回路11で止められる。
【0011】一方、センサ6の出力は、反転回路9で反
転されハイレベルの出力としてアンドゲート回路10に
印加されるため、アンドゲート回路10に印加されてい
る低速回転上限設定回路7の設定値がアンドゲート回路
10を通り比較器13に印加される。比較器13では、
砥石回転速度設定回路12に設定された回転速度と低速
回転上限設定回路7から印加された設定値とを比較し、
砥石回転速度設定回路12に設定された回転速度が、低
速回転上限設定回路7から印加された設定値より小さい
ときのみ、砥石回転速度設定回路12に設定された回転
速度をオアゲート回路15に送り出す。もし、砥石回転
速度設定回路12に設定された回転速度が、低速回転上
限設定回路7から印加された設定値より大きいときに
は、砥石回転速度設定回路12に設定された回転速度の
出力を止める。
【0012】図2に示すように、主軸に小径の砥石2b
を取り付けた場合には、主軸頭1にはドグ4のあるカバ
ー3bが取付けられる。すると、センサ6から検出信号
が発振される。センサ6の出力は、反転回路9で反転さ
れロウレベルの出力としてアンドゲート回路10に印加
される。したがって、アンドゲート回路10には低速回
転上限設定回路7の設定値のみが印加されるため、低速
回転上限設定回路7の出力は、アンドゲート回路10で
止められる。
【0013】一方、センサ6の出力は、ハイレベルの出
力としてアンドゲート回路11に印加されるため、アン
ドゲート回路11に印加されている高速回転上限設定回
路8の設定値がアンドゲート回路11を通り比較器14
に印加される。比較器14では、砥石回転速度設定回路
12に設定された回転速度と高速回転上限設定回路8か
ら印加された設定値とを比較し、砥石回転速度設定回路
12に設定された回転速度が、高速回転上限設定回路8
から印加された設定値より小さいときのみ、砥石回転速
度設定回路12に設定された回転速度をオアゲート回路
15に送り出す。もし、砥石回転速度設定回路12に設
定された回転速度が、高速回転上限設定回路8から印加
された設定値より大きいときには、砥石回転速度設定回
路12に設定された回転速度の出力を止める。
【0014】上述のように、センサ6の出力がハイレベ
ルであるときのみ、高速回転上限設定回路8の出力を比
較器14に印加し得るようにしたので、センサ6に接続
された電線が断線していても、砥石2a、2bの回転速
度が最高使用速度を越えることはない。また、砥石回転
速度設定回路12の設定を間違えた場合にも、砥石2
a、2bを最高使用速度を越えて回転させることもな
い。
【0015】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、主軸
に取付ける砥石の大きさに対応する少なくとも2種類の
砥石カバーと、これらの砥石カバーに取付けられる表示
用部材と、前記主軸を支持する主軸頭に配置され、前記
表示部材を検出する検出手段と、前記主軸に取付けられ
る砥石の大きさに対応して、その回転速度の上限を設定
する少なくとも2つの上限設定回路と、前記検出手段と
上限設定回路に接続され、検出手段に出力に基づいて上
限設定回路の設定値を出力するゲート回路と、砥石の回
転速度を設定する速度設定回路と、前記ゲート回路の出
力と前記速度設定回路の設定値を比較し、速度設定回路
の出力がゲート回路の出力より小さいとき、速度設定回
路の設定値を出力する比較器とを設け、この比較器の出
力に基づいて砥石を回転させるようにしたので、砥石の
最高使用周速度を越える回転速度が設定された時、砥石
の回転を規制することができ、砥石がその遠心力によっ
て破損するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】主軸頭に大径の砥石を取付けた状態を示す側面
図。
【図2】主軸頭に小径の砥石を取付けた状態を示す側面
【図3】砥石の回転速度規制装置を示すブロック線図。
【符号の説明】
2a、2b 砥石 3a、3b 砥石カバー 4 表示用部材 5 検出手段 7 高速回転上限設定回路 8 低速回転上限設定回路 10、11 アンドゲート回路 12 砥石回転速度設定回路 13、14 比較器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主軸に取付ける砥石の大きさに対応する少
    なくとも2種類の砥石カバーと、これらの砥石カバーに
    取付けられる表示用部材と、前記主軸を支持する主軸頭
    に配置され、前記表示部材を検出する検出手段と、前記
    主軸に取付けられる砥石の大きさに対応して、その回転
    速度の上限を設定する少なくとも2つの上限設定回路
    と、前記検出手段と上限設定回路に接続され、検出手段
    に出力に基づいて上限設定回路の設定値を出力するゲー
    ト回路と、砥石の回転速度を設定する速度設定回路と、
    前記ゲート回路の出力と前記速度設定回路の設定値を比
    較し、速度設定回路の出力がゲート回路の出力より小さ
    いとき、速度設定回路の設定値を出力する比較器とを設
    け、この比較器の出力に基づいて砥石を回転させること
    を特徴とする研削盤における砥石の回転速度規制装置。
JP4140198A 1992-06-01 1992-06-01 研削盤における砥石の回転速度規制装置 Pending JPH05337829A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4140198A JPH05337829A (ja) 1992-06-01 1992-06-01 研削盤における砥石の回転速度規制装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4140198A JPH05337829A (ja) 1992-06-01 1992-06-01 研削盤における砥石の回転速度規制装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05337829A true JPH05337829A (ja) 1993-12-21

Family

ID=15263199

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4140198A Pending JPH05337829A (ja) 1992-06-01 1992-06-01 研削盤における砥石の回転速度規制装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05337829A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6114831A (ja) * 1984-06-30 1986-01-23 Sumitomo Heavy Ind Ltd 砥石及び砥石カバ−自動交換装置
JPS6389266A (ja) * 1986-09-30 1988-04-20 Sumitomo Heavy Ind Ltd 平面研削盤における砥石及び砥石カバ−自動交換装置
JPH0349865A (ja) * 1989-07-12 1991-03-04 Nippei Toyama Corp 研削盤

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6114831A (ja) * 1984-06-30 1986-01-23 Sumitomo Heavy Ind Ltd 砥石及び砥石カバ−自動交換装置
JPS6389266A (ja) * 1986-09-30 1988-04-20 Sumitomo Heavy Ind Ltd 平面研削盤における砥石及び砥石カバ−自動交換装置
JPH0349865A (ja) * 1989-07-12 1991-03-04 Nippei Toyama Corp 研削盤

Similar Documents

Publication Publication Date Title
SE447884B (sv) Slip- och polermaskin
JPH05337829A (ja) 研削盤における砥石の回転速度規制装置
JP2002205251A5 (ja)
US5739428A (en) System for speed-controlled balancing the wheel of a motor vehicle
JPS60213477A (ja) 研削盤におけるびびり発生防止装置
JP3667869B2 (ja) 溶接機の電極輪の研磨方法
JP2749154B2 (ja) ロータリドレッシング装置
JP3510083B2 (ja) 研削装置
JP2941026B2 (ja) 砥石周速制御装置
JP2600467B2 (ja) 遠心機
JPH0557608A (ja) 研削盤のドレツシング装置
JP2003071687A (ja) 平面研削方法及び平面研削盤
JPH0518041Y2 (ja)
JPH06155292A (ja) ブレーキ制御機構付きツルーイング装置
JPS5845008Y2 (ja) 研削盤制御装置
JPS63216661A (ja) 円筒研削方法
JP3009406U (ja) 回転砥石と研磨装置
JPH0419752U (ja)
JP2000052230A5 (ja)
JP3031839U (ja) 道路切断機におけるブレード回転数表示装置
JP2013215831A (ja) スピンドルユニット及び切削装置
JPS63295178A (ja) 研削盤の制御方法
JPH06198558A (ja) 研磨装置
JPH04203544A (ja) 回転体のバランス修正装置
JP2001328067A (ja) 円筒研削盤における研削方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20001114