JPH05335932A - 信号伝送回路 - Google Patents

信号伝送回路

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Publication number
JPH05335932A
JPH05335932A JP4141194A JP14119492A JPH05335932A JP H05335932 A JPH05335932 A JP H05335932A JP 4141194 A JP4141194 A JP 4141194A JP 14119492 A JP14119492 A JP 14119492A JP H05335932 A JPH05335932 A JP H05335932A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistor
signal
receiver
driver
output
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4141194A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiya Nezu
俊哉 根津
Hiroki Rikiyama
弘樹 力山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ECL信号をバランス方式で出力するドライバ
ICとこの出力信号を入力とするレシーバICとの間で
ドライバIC側が電源断となった時レシーバICをハイ
レベルに固定することによりレシーバICの出力信号が
不安定になることを防止する。 【構成】ドライバ側のIC1から出力される正転信号と
反転信号のそれぞれに対して、レシーバ側のIC5の入
力部に抵抗器10,11を直列に接続し、また反転信号
側に抵抗器12を接続する事によって正転信号との間に
電圧差を持たせる。また正転信号側に抵抗器12と同じ
抵抗値の抵抗器9と直流カット用のコンデンサ8とを接
続する事によって、直流,交流成分におけるインピーダ
ンスを整合している。IC1が電源断となるとIC5の
入力端子間に電位差が生じてIC5の出力をハイレベル
に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は信号伝送回路に関し、特
にECL信号のバランス方式の出力信号を出力するドラ
イバICとこの出力信号を入力とするレシーバICとの
接続点に用いられる信号伝送回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のECL(エミッタカップ
リングロジック)信号のバランス方式による信号伝送回
路は図3に示すように送信側には送信信号を位相が18
0度異なる2本の信号に変換して送信するためのドライ
バIC1とプルダウン抵抗器2,3、受信側には2本の
受信信号の電圧差を検出して、ECL信号に変換するレ
シーバIC5との間に伝送路のインピーダンス整合をと
るための抵抗器4のみを備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の信号伝送回
路では、送信側の電源断の時、レシーバIC5の入力部
に内蔵されている抵抗器6,7を通じてドライバIC1
の出力部のエミッタホロワに電流が流れ、ドライバIC
1の正転、反転両出力がハイレベルとなる。このため、
レシーバIC5の入力端子が両方とも同電位となり、レ
シーバ出力が不定になり、後方の回路が誤動作をすると
いう問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の信号伝送回路
は、ECL信号をバランス方式で出力するドライバIC
の2端子より成る出力端子とレシーバICの2端子より
成る入力端子とをそれぞれ接続する接続回路に前記レシ
ーバICの入力端子に対し並列に接続された第1の抵抗
器と、前記第1の抵抗器の両端の接続点と前記レシーバ
ICの入力端子の2端子との間にそれぞれ挿入された2
本の第2の抵抗器と、一方の前記第2の抵抗器と前記レ
シーバICの一方の入力端子との接続点と地気との間に
直列に接続されたコンデンサおよび第3の抵抗器と、他
方の前記第2抵抗器と前記レシーバICの他方の入力端
子との接続点と電源−5.2Vとの間に接続された第4
の抵抗器とを備えている。
【0005】
【実施例】次に本発明の一実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、本発明の実施例の回路図である。
ECL信号を正転信号、反転信号に変換してバランス方
式でドライバ側のIC1と、出力するIC1の出力信号
を入力し正転信号、反転信号の電位差を検出してECL
レベルに変換するレシーバ側のIC2との間を接続する
のが信号伝送回路20である。
【0006】信号伝送回路20において、抵抗器10,
11,12は正転信号入力端子と反転信号入力端子間に
電圧差を持たせる抵抗器である。抵抗器10,11は波
形劣化を生じない程度(100〜200Ω程度)とし、
抵抗器12はIC5の抵抗器6,7より十分小さく伝送
路のインピーダンス整合に影響のない程度(数kΩ)と
する。抵抗器9は、抵抗器12と同じ抵抗値の抵抗であ
り、正転信号の伝送路と反転信号の伝送路のGNDに対
する交流インピーダンスを等しくする働きをする。コン
デンサ8は、直流成分を遮断するためのコンデンサであ
る。IC1側の抵抗器2,3は、送信側IC1の出力の
プルダウン抵抗である。抵抗器4は、伝送路のインピー
ダンス整合を取るための終端抵抗であり、ペア線を伝送
路に使用した場合は110Ωである。
【0007】IC5の抵抗器6,7はIC5に内蔵され
ているプルダウン抵抗器であり、通常50kΩ程度であ
る。送信側電源断の時、送信側のプルダウン抵抗が機能
しなくなりIC1のGNDより、出力エミッタホロワを
通して受信側のIC5へと電流が流れる。この時、抵抗
器10より右の回路を見ると、負電源との間の抵抗値は
正転信号側Dは、抵抗器10+抵抗器6の値であり、反
転信号側Eは、 抵抗器11+抵抗器12・抵抗器7/抵抗器12+抵抗
器7 で計算される値である。ここで、抵抗器6=抵抗器7で
あり、また抵抗器6は抵抗器7より十分小さい値であ
る。また、抵抗器10=抵抗器11とすると反転信号側
Eの抵抗値は、正転信号側Dの抵抗値に比べてはるかに
小さい値になる。
【0008】このため、正転信号出力のエミッタホロワ
のエミッタ電流の大部分は抵抗器10→11→12の経
路を流れる。また、反転信号出力のエミッタホロワのエ
ミッタ電流の大部分も抵抗器11→12の経路を流れ
る。つまり、IC1のエミッタホロワは正転側、反転側
のどちらにも電流が流れてハイレベルになるが、その電
流の大部分は抵抗器11及び抵抗器12に流れ、これが
IC5の入力部において、正転信号入力端子と反転信号
入力端子間の電圧差を生じさせ、IC5出力をハイレベ
ルに固定する。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、IC間の
ECL信号のバランス方式による伝送において、送信側
の電源が断になったとき、2本の信号に電圧差を持たせ
ているので受信側のレシーバICの出力は安定し、後方
の回路が誤動作しないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例回路図である。
【図2】従来例の回路図である。
【符号の説明】
1,5 IC 2,3,4,6,7,9,10,11,12 抵抗器 8 コンデンサ 20 信号伝送回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ECL信号をバランス方式で出力するド
    ライバICの2端子より成る出力端子とレシーバICの
    2端子より成る入力端子とをそれぞれ接続する接続回路
    に前記レシーバICの入力端子に対し並列に接続された
    第1の抵抗器と、前記第1の抵抗器の両端の接続点と前
    記レシーバICの入力端子の2端子との間にそれぞれ挿
    入された2本の第2の抵抗器と、一方の前記第2の抵抗
    器と前記レシーバICの一方の入力端子との接続点と地
    気との間に直列に接続されたコンデンサおよび第3の抵
    抗器と、他方の前記第2の抵抗器と前記レシーバICの
    他方の入力端子との接続点と電源−5.2Vとの間に接
    続された第4の抵抗器とを備えることを特徴とする信号
    伝送回路。
JP4141194A 1992-06-02 1992-06-02 信号伝送回路 Withdrawn JPH05335932A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4141194A JPH05335932A (ja) 1992-06-02 1992-06-02 信号伝送回路

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JP4141194A JPH05335932A (ja) 1992-06-02 1992-06-02 信号伝送回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05335932A true JPH05335932A (ja) 1993-12-17

Family

ID=15286348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4141194A Withdrawn JPH05335932A (ja) 1992-06-02 1992-06-02 信号伝送回路

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JP (1) JPH05335932A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007020709A1 (ja) * 2005-08-19 2007-02-22 Fujitsu Limited 半導体装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007020709A1 (ja) * 2005-08-19 2007-02-22 Fujitsu Limited 半導体装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990803