JPH0818583A - 伝送線路終端方法 - Google Patents
伝送線路終端方法Info
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- JPH0818583A JPH0818583A JP6152203A JP15220394A JPH0818583A JP H0818583 A JPH0818583 A JP H0818583A JP 6152203 A JP6152203 A JP 6152203A JP 15220394 A JP15220394 A JP 15220394A JP H0818583 A JPH0818583 A JP H0818583A
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- Japan
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- transmission line
- terminating
- transmission
- resistor
- termination
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D10/00—Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management
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- Small-Scale Networks (AREA)
- Memory System (AREA)
- Dc Digital Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バスの終端での消費電力を低く抑え、かつ高
速伝送を可能とする。 【構成】 バス終端手段52は、その端子52ー1が伝
送線路に接続され、他方の端子52ー2が終端電源60
に接続されている。これら端子52ー1,52ー2間に
は、終端抵抗41と抵抗43とが直列に接続され、これ
らの接続点にコンデンサ42が接続されている。終端抵
抗41は伝送線路の特性インピーダンスに等しいもしく
は近い抵抗値を有し、コンデンサ42とともにローカッ
トフィルタを形成している。伝送信号のエッジ部では、
これが高周波であるから、終端抵抗41によって伝送線
路は整合終端状態となり、波形歪は生じない。従って、
エッジ部は急峻性が保たれ、エッジ間の間隔を狭くする
ことができてより高速の伝送が可能となる。エッジ間で
は、ローカットフィルタに反射が生じ、終端抵抗41に
流れる電流が抑圧されて、電力の消費が抑えられる。
速伝送を可能とする。 【構成】 バス終端手段52は、その端子52ー1が伝
送線路に接続され、他方の端子52ー2が終端電源60
に接続されている。これら端子52ー1,52ー2間に
は、終端抵抗41と抵抗43とが直列に接続され、これ
らの接続点にコンデンサ42が接続されている。終端抵
抗41は伝送線路の特性インピーダンスに等しいもしく
は近い抵抗値を有し、コンデンサ42とともにローカッ
トフィルタを形成している。伝送信号のエッジ部では、
これが高周波であるから、終端抵抗41によって伝送線
路は整合終端状態となり、波形歪は生じない。従って、
エッジ部は急峻性が保たれ、エッジ間の間隔を狭くする
ことができてより高速の伝送が可能となる。エッジ間で
は、ローカットフィルタに反射が生じ、終端抵抗41に
流れる電流が抑圧されて、電力の消費が抑えられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CPUやメモリなどの
素子間(例えば、CMOSなどによって構成されたディ
ジタル回路間、またはその機能ブロック間)での信号伝
送に係り、特に、複数の素子が同一の伝送線に接続され
たシステムでのバス伝送を、高速にかつ低消費電力に行
なうための伝送線路終端方法に関するものである。
素子間(例えば、CMOSなどによって構成されたディ
ジタル回路間、またはその機能ブロック間)での信号伝
送に係り、特に、複数の素子が同一の伝送線に接続され
たシステムでのバス伝送を、高速にかつ低消費電力に行
なうための伝送線路終端方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路装置によって構成された
ディジタル回路間の信号伝送を高速に行なうための技術
として、信号振幅を1Vのような小振幅で伝達する低振
幅インタフェースに関する技術が挙げられる。低振幅イ
ンタフェースの代表的なものとしては、GTL(Gunni
ng Transceiver Logic)インタフェースやCTT(C
enter Tapped Termination)インタフェースがある。
これらの低振幅インタフェースについては、例えば
「日経エレクトロニクス」 9月27日号 pp.269
〜290(日経BP社、平成5年発行)に詳しく説明さ
れている。
ディジタル回路間の信号伝送を高速に行なうための技術
として、信号振幅を1Vのような小振幅で伝達する低振
幅インタフェースに関する技術が挙げられる。低振幅イ
ンタフェースの代表的なものとしては、GTL(Gunni
ng Transceiver Logic)インタフェースやCTT(C
enter Tapped Termination)インタフェースがある。
これらの低振幅インタフェースについては、例えば
「日経エレクトロニクス」 9月27日号 pp.269
〜290(日経BP社、平成5年発行)に詳しく説明さ
れている。
【0003】一方、ディジタル回路間の信号の高速伝送
を実現するためには、信号振幅を小さくするとともに、
インピーダンス整合をとったバス設計を行なうことも必
要である。特に、近年では、半導体集積回路が益々高速
化することによって信号波形のエッジ、即ち、立上り速
度や立下り速度が早まることにより、インピーダンスの
不整合による波形歪が無視できなくなっている。
を実現するためには、信号振幅を小さくするとともに、
インピーダンス整合をとったバス設計を行なうことも必
要である。特に、近年では、半導体集積回路が益々高速
化することによって信号波形のエッジ、即ち、立上り速
度や立下り速度が早まることにより、インピーダンスの
不整合による波形歪が無視できなくなっている。
【0004】このため、バスの遠端同士を線路のインピ
−ダンスで終端する、いわゆる整合終端方法を用いるの
が一般的となっている。
−ダンスで終端する、いわゆる整合終端方法を用いるの
が一般的となっている。
【0005】図2は従来の伝送線路の一例を示す構成図
であって、1は送信回路ユニット、2,3,4は受信回
路ユニット、11,12,13,14は配線、21は送
信回路、32,33,34は受信回路、50,51は終
端抵抗、60,61は終端電源、100は伝送線路であ
る。
であって、1は送信回路ユニット、2,3,4は受信回
路ユニット、11,12,13,14は配線、21は送
信回路、32,33,34は受信回路、50,51は終
端抵抗、60,61は終端電源、100は伝送線路であ
る。
【0006】同図において、バスの伝送線路100に1
個の送信回路ユニット1と3個の受信回路ユニット2,
3,4が接続されており、送信回路ユニット1では、送
信回路21が配線11を介して伝送線路100に、受信
回路ユニット2,3,4では夫々、受信回路32,3
3,34が配線12,13,14を介して伝送線路10
0に夫々接続されている。そして、送信回路21から出
力されるディジタル信号は配線11から伝送線路100
に送られ、この伝送線路100を介して受信回路ユニッ
ト2,3,4に伝送される。これら受信回路ユニット
2,3,4では、伝送されてきたディジタル信号が配線
12,13,14を介して受信回路32,33,34に
受信される。
個の送信回路ユニット1と3個の受信回路ユニット2,
3,4が接続されており、送信回路ユニット1では、送
信回路21が配線11を介して伝送線路100に、受信
回路ユニット2,3,4では夫々、受信回路32,3
3,34が配線12,13,14を介して伝送線路10
0に夫々接続されている。そして、送信回路21から出
力されるディジタル信号は配線11から伝送線路100
に送られ、この伝送線路100を介して受信回路ユニッ
ト2,3,4に伝送される。これら受信回路ユニット
2,3,4では、伝送されてきたディジタル信号が配線
12,13,14を介して受信回路32,33,34に
受信される。
【0007】かかる伝送線路100の両端は夫々、伝送
線路100の特性インピ−ダンスに等しい値もしくは近
い値を持つバス終端手段としての終端抵抗50,51を
介して終端電源60,61に接続されており、これによ
り、伝送線路100を整合終端させている。
線路100の特性インピ−ダンスに等しい値もしくは近
い値を持つバス終端手段としての終端抵抗50,51を
介して終端電源60,61に接続されており、これによ
り、伝送線路100を整合終端させている。
【0008】これによると、バスの伝送線路100上を
伝送される信号は終端抵抗50,51で吸収されて無反
射状態となっており、伝送線路100上を伝送される信
号に波形歪を起こさない。このため、整合終端するバス
伝送路は高速伝送を可能とする。
伝送される信号は終端抵抗50,51で吸収されて無反
射状態となっており、伝送線路100上を伝送される信
号に波形歪を起こさない。このため、整合終端するバス
伝送路は高速伝送を可能とする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、伝送信号の電流が終端抵抗50,51で吸
収されるため、送信回路21ばかりでなく、終端抵抗5
0,51で消費される電力も大きいという課題があっ
た。特に、送信回路21の送信信号のレベルが“L”
(低レベル)あるいは“H”(高レベル)に固定される
場合、終端抵抗50,51に電流が流れ続けるため、こ
れらでの消費電力が大きくなる。
来技術では、伝送信号の電流が終端抵抗50,51で吸
収されるため、送信回路21ばかりでなく、終端抵抗5
0,51で消費される電力も大きいという課題があっ
た。特に、送信回路21の送信信号のレベルが“L”
(低レベル)あるいは“H”(高レベル)に固定される
場合、終端抵抗50,51に電流が流れ続けるため、こ
れらでの消費電力が大きくなる。
【0010】本発明の目的は、かかる問題を解消し、高
速伝送を行ないながら、バス終端手段での消費電力を抑
えることができるようにした伝送線路終端方法を提供す
ることにある。
速伝送を行ないながら、バス終端手段での消費電力を抑
えることができるようにした伝送線路終端方法を提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、伝送信号の波形のエッジ部では整合終端
し、かつ該エッジ部以外では低周波電流を抑圧するバス
終端手段を用いる。
に、本発明は、伝送信号の波形のエッジ部では整合終端
し、かつ該エッジ部以外では低周波電流を抑圧するバス
終端手段を用いる。
【0012】また、本発明は、バス終端手段を、伝送線
路の特性インピーダンスに等しいもしくはその近傍の抵
抗値の終端抵抗とコンデンサとによるロ−カットフィル
タで構成する。
路の特性インピーダンスに等しいもしくはその近傍の抵
抗値の終端抵抗とコンデンサとによるロ−カットフィル
タで構成する。
【0013】また、本発明は、バス終端手段を、一方の
端子が前記伝送線路に接続され前記伝送線路の特性イン
ピーダンスに等しいもしくは近い抵抗値の終端抵抗と、
前記伝送線路での信号伝送に際して前記伝送線路に生ず
る複数のレベル夫々に等しいレベルの電圧を発生する電
圧発生手段と、前記伝送線路に生ずる電圧を検出し検出
電圧に等しいレベルの電圧を該電圧発生手段から発生さ
せて該終端抵抗にその他方の端子から供給する制御手段
とで構成する。
端子が前記伝送線路に接続され前記伝送線路の特性イン
ピーダンスに等しいもしくは近い抵抗値の終端抵抗と、
前記伝送線路での信号伝送に際して前記伝送線路に生ず
る複数のレベル夫々に等しいレベルの電圧を発生する電
圧発生手段と、前記伝送線路に生ずる電圧を検出し検出
電圧に等しいレベルの電圧を該電圧発生手段から発生さ
せて該終端抵抗にその他方の端子から供給する制御手段
とで構成する。
【0014】
【作用】伝送信号のエッジ部では、バス終端手段によっ
て伝送線路が終端されることになるから、吸収作用が生
じて無反射であり、伝送線路上の伝送信号の波形が乱さ
れることはない。従って、高速伝送が行なわれる。ま
た、伝送信号のエッジ部以外の直流を含めた低周波部分
では、バス終端手段で電流が抑圧されるので、消費電力
を極めて小さく抑えることができる。
て伝送線路が終端されることになるから、吸収作用が生
じて無反射であり、伝送線路上の伝送信号の波形が乱さ
れることはない。従って、高速伝送が行なわれる。ま
た、伝送信号のエッジ部以外の直流を含めた低周波部分
では、バス終端手段で電流が抑圧されるので、消費電力
を極めて小さく抑えることができる。
【0015】ローカットフィルタは、伝送信号の高周波
成分からなるエッジ部を上記抵抗で吸収して、反射が生
じないようにし、また、このエッジ部以外の低周波部分
をカット、即ち、反射してバス終端手段での電流を抑圧
し、電力の消費を充分抑圧する。この場合、バス終端手
段で反射されるのは低周波成分であって、反射される信
号のレベルはほとんど一定であるから、このような反射
があっても、伝送線路上の伝送信号には波形歪がほとん
ど生じない。
成分からなるエッジ部を上記抵抗で吸収して、反射が生
じないようにし、また、このエッジ部以外の低周波部分
をカット、即ち、反射してバス終端手段での電流を抑圧
し、電力の消費を充分抑圧する。この場合、バス終端手
段で反射されるのは低周波成分であって、反射される信
号のレベルはほとんど一定であるから、このような反射
があっても、伝送線路上の伝送信号には波形歪がほとん
ど生じない。
【0016】伝送線路の伝送信号のレベルが一定の期間
では、終端抵抗には、その両端子に伝送線路と電圧発生
手段とから等しい電圧が供給されるから、電流は流れ
ず、従って、終端抵抗での消費電力が大幅に低減され
る。また、伝送信号のレベルが切り替わるときには、電
圧発生手段からの電圧がこれに等しくなるように切り替
わるまでの期間、終端抵抗に電流が流れて整合終端状態
となり、従って、終端抵抗での反射がなく、伝送信号の
波形歪が生じない。
では、終端抵抗には、その両端子に伝送線路と電圧発生
手段とから等しい電圧が供給されるから、電流は流れ
ず、従って、終端抵抗での消費電力が大幅に低減され
る。また、伝送信号のレベルが切り替わるときには、電
圧発生手段からの電圧がこれに等しくなるように切り替
わるまでの期間、終端抵抗に電流が流れて整合終端状態
となり、従って、終端抵抗での反射がなく、伝送信号の
波形歪が生じない。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本発明による伝送線路終端方法の一実施例を
示すブロック図であって、52,53はバス終端手段で
あり、図2に対応する部分には同一符号を付けて重複す
る説明を省略する。
る。図1は本発明による伝送線路終端方法の一実施例を
示すブロック図であって、52,53はバス終端手段で
あり、図2に対応する部分には同一符号を付けて重複す
る説明を省略する。
【0018】同図において、バスの伝送線路100の一
端はバス終端手段52を介して終端電源60に接続さ
れ、バスの伝送線路100の他端はバス終端手段53を
介して終端電源61に接続されている。これらバス終端
手段52,53は、高周波成分に対しては整合終端とな
り、直流を含めた低周波成分に対しては反射作用を持っ
ている。
端はバス終端手段52を介して終端電源60に接続さ
れ、バスの伝送線路100の他端はバス終端手段53を
介して終端電源61に接続されている。これらバス終端
手段52,53は、高周波成分に対しては整合終端とな
り、直流を含めた低周波成分に対しては反射作用を持っ
ている。
【0019】そこで、送信回路ユニット1から伝送線路
100を介し受信回路ユニット2,3,4にディジタル
信号を伝送するとき、このディジタル信号でのレベルが
反転するエッジ部では、バス終端手段52,53が整合
終端となって信号を吸収し、従って、これらバス終端手
段52,53から伝送線路100に信号の反射が生ずる
ことがない。このため、伝送線路100上でのディジタ
ル信号のエッジ部で波形の歪が生ぜず、立上り,立下り
の急峻性が保持されて高速伝送が可能となる。
100を介し受信回路ユニット2,3,4にディジタル
信号を伝送するとき、このディジタル信号でのレベルが
反転するエッジ部では、バス終端手段52,53が整合
終端となって信号を吸収し、従って、これらバス終端手
段52,53から伝送線路100に信号の反射が生ずる
ことがない。このため、伝送線路100上でのディジタ
ル信号のエッジ部で波形の歪が生ぜず、立上り,立下り
の急峻性が保持されて高速伝送が可能となる。
【0020】また、このディジタル信号のエッジ部以外
のレベルが“H”または“L”と固定されている部分で
は、バス終端手段52,53が整合終端とならず、信号
を反射する。このため、バス終端手段52,53で信号
電流が抑圧され、バス終端手段52,53で消費される
電力が充分小さくなる。この場合、バス終端手段52,
53で反射された信号が伝送線路100上のディジタル
信号に重畳されるが、この反射信号は、伝送線路100
上の伝送信号と同様、波形がほとんど変化しないもので
あるから、この伝送線路100上の伝送信号に波形歪が
生ずることはほとんどない。
のレベルが“H”または“L”と固定されている部分で
は、バス終端手段52,53が整合終端とならず、信号
を反射する。このため、バス終端手段52,53で信号
電流が抑圧され、バス終端手段52,53で消費される
電力が充分小さくなる。この場合、バス終端手段52,
53で反射された信号が伝送線路100上のディジタル
信号に重畳されるが、この反射信号は、伝送線路100
上の伝送信号と同様、波形がほとんど変化しないもので
あるから、この伝送線路100上の伝送信号に波形歪が
生ずることはほとんどない。
【0021】このようにして、この実施例では、波形歪
の発生を防止して高速伝送を可能とし、なおかつ、消費
電力を充分抑えることができる。
の発生を防止して高速伝送を可能とし、なおかつ、消費
電力を充分抑えることができる。
【0022】なお、この実施例では、伝送線路100の
両端をバス終端手段で終端するようにしたが、一方の端
部のみをバス終端手段で終端する片端終端としてもよ
い。また、伝送線路100には、1個の送信回路ユニッ
トと3個の受信回路ユニットとを接続するようにした
が、これに限るものでになく、送信回路ユニット,受信
回路ユニットともに1個以上であればよい。
両端をバス終端手段で終端するようにしたが、一方の端
部のみをバス終端手段で終端する片端終端としてもよ
い。また、伝送線路100には、1個の送信回路ユニッ
トと3個の受信回路ユニットとを接続するようにした
が、これに限るものでになく、送信回路ユニット,受信
回路ユニットともに1個以上であればよい。
【0023】また、送信回路ユニット1をCPUとし、
受信回路ユニット2,3,4をこのCPUに用いる外部
メモリなどとしてもよい。つまり、上記の説明では、伝
送線路100に接続される素子を「送信回路ユニッ
ト」,「受信回路ユニット」としているが、「送信回路
ユニット」が送信だけを行ない、受信回路ユニットが受
信だけを行なうものであってもよいし、夫々がともに送
受信するものであってもよい。
受信回路ユニット2,3,4をこのCPUに用いる外部
メモリなどとしてもよい。つまり、上記の説明では、伝
送線路100に接続される素子を「送信回路ユニッ
ト」,「受信回路ユニット」としているが、「送信回路
ユニット」が送信だけを行ない、受信回路ユニットが受
信だけを行なうものであってもよいし、夫々がともに送
受信するものであってもよい。
【0024】図3は図1でのバス終端手段52の一具体
例を示す構成図であって、52−1,52−2は端子、
41は終端抵抗、42はコンデンサ、43は抵抗であ
り、図1に対応する部分には同一符号を付けている。
例を示す構成図であって、52−1,52−2は端子、
41は終端抵抗、42はコンデンサ、43は抵抗であ
り、図1に対応する部分には同一符号を付けている。
【0025】同図において、端子52−1はバスの伝送
線路100(図1)に、端子52−2は終端電源60に
夫々接続される。そして、これら端子52−1,52−
2間に終端抵抗41と抵抗43とが直列に接続されてお
り、これら終端抵抗41と抵抗43との接続点と接地端
子との間にキャバシタ42が接続されている。
線路100(図1)に、端子52−2は終端電源60に
夫々接続される。そして、これら端子52−1,52−
2間に終端抵抗41と抵抗43とが直列に接続されてお
り、これら終端抵抗41と抵抗43との接続点と接地端
子との間にキャバシタ42が接続されている。
【0026】ここで、終端抵抗41は伝送線路100の
特性インピ−ダンスに等しい値あるいは近い値の抵抗値
を持つ抵抗であり、コンデンサ42とローカットフィル
タを形成している。また、抵抗43は高い抵抗値を持つ
抵抗である。
特性インピ−ダンスに等しい値あるいは近い値の抵抗値
を持つ抵抗であり、コンデンサ42とローカットフィル
タを形成している。また、抵抗43は高い抵抗値を持つ
抵抗である。
【0027】終端抵抗41の抵抗値としては、伝送線路
100がプリント基板上に形成されている場合、約50
〜100Ωと小さい。また、抵抗43の抵抗値として
は、例えば約1KΩ以上とする。このように抵抗43の
抵抗値が高くすることにより、そこを通る電流は小さく
抑えられる。従って、この抵抗43は、そこでの消費電
力を低く抑えながら、終端電源60による伝送線路10
0の電圧を不定としないように、即ち、その電圧を特定
する作用をする。
100がプリント基板上に形成されている場合、約50
〜100Ωと小さい。また、抵抗43の抵抗値として
は、例えば約1KΩ以上とする。このように抵抗43の
抵抗値が高くすることにより、そこを通る電流は小さく
抑えられる。従って、この抵抗43は、そこでの消費電
力を低く抑えながら、終端電源60による伝送線路10
0の電圧を不定としないように、即ち、その電圧を特定
する作用をする。
【0028】かかる構成において、伝送線路100から
端子52−1を介してディジタル信号が入力されるが、
そのディジタル信号の高周波成分からなるエッジ部で
は、ロ−カットフィルタを形成する終端抵抗41とコン
デンサ42により整合終端される。このため、このエッ
ジ部を形成する高周波成分はそのまま終端抵抗41で吸
収される。即ち、このエッジ部では、バス終端手段52
は無反射であり、伝送線路100上に反射した信号はな
いから、伝送線路100上のディジタル信号のエッジ部
の波形が乱されることはない。従って、伝送線路100
上を伝送するディジタル信号のエッジ間隔を短くしても
伝送が可能となり、より高速な伝送が可能となるこれに
対し、エッジ部間のレベルが“H”または“L”の部分
は、直流を含めた低周波成分からなるから、終端抵抗4
1とコンデンサ42によって形成されるローカットフィ
ルタによりカットされ、伝送線路100に反射される。
このため、ローカットフィルタに流れる電流が非常に小
さく、このため、バス終端手段52で消費される電力を
極めて小さくすることができる。また、伝送線路100
に反射される信号は、直流などの低周波成分であるか
ら、その波形の変化は、それがあっても、わずかであ
り、従って、この反射信号が伝送線路100上の伝送さ
れるディジタル信号に重畳されても、このディジタル信
号の波形歪は極めて小さいことになる。
端子52−1を介してディジタル信号が入力されるが、
そのディジタル信号の高周波成分からなるエッジ部で
は、ロ−カットフィルタを形成する終端抵抗41とコン
デンサ42により整合終端される。このため、このエッ
ジ部を形成する高周波成分はそのまま終端抵抗41で吸
収される。即ち、このエッジ部では、バス終端手段52
は無反射であり、伝送線路100上に反射した信号はな
いから、伝送線路100上のディジタル信号のエッジ部
の波形が乱されることはない。従って、伝送線路100
上を伝送するディジタル信号のエッジ間隔を短くしても
伝送が可能となり、より高速な伝送が可能となるこれに
対し、エッジ部間のレベルが“H”または“L”の部分
は、直流を含めた低周波成分からなるから、終端抵抗4
1とコンデンサ42によって形成されるローカットフィ
ルタによりカットされ、伝送線路100に反射される。
このため、ローカットフィルタに流れる電流が非常に小
さく、このため、バス終端手段52で消費される電力を
極めて小さくすることができる。また、伝送線路100
に反射される信号は、直流などの低周波成分であるか
ら、その波形の変化は、それがあっても、わずかであ
り、従って、この反射信号が伝送線路100上の伝送さ
れるディジタル信号に重畳されても、このディジタル信
号の波形歪は極めて小さいことになる。
【0029】このようにして、バス終端手段52では、
直流から低周波数領域での消費電力は極めて小さく、か
つ、高周波領域の信号波形のエッジに対しては良好な整
合終端となっているので、低消費電力でかつ従来技術並
に高速な伝送を可能とする。
直流から低周波数領域での消費電力は極めて小さく、か
つ、高周波領域の信号波形のエッジに対しては良好な整
合終端となっているので、低消費電力でかつ従来技術並
に高速な伝送を可能とする。
【0030】なお、図1におけるバス終端手段53につ
いても同様である。
いても同様である。
【0031】ここで、図4により、図3に示したバス終
端手段52を用いた図1に示す実施例の以上の効果を、
図2に示した従来技術と対比して説明する。
端手段52を用いた図1に示す実施例の以上の効果を、
図2に示した従来技術と対比して説明する。
【0032】図4(a)は、図2に示したように、終端
抵抗のみで伝送線路100を終端したときのこの終端抵
抗での電圧と電流の波形を示すものであって、図4
(b)は上記実施例でのバス終端手段52の端子52−
1での電圧と電流の波形を示すものである。
抵抗のみで伝送線路100を終端したときのこの終端抵
抗での電圧と電流の波形を示すものであって、図4
(b)は上記実施例でのバス終端手段52の端子52−
1での電圧と電流の波形を示すものである。
【0033】上記従来技術の場合には、伝送信号のエッ
ジ部間でも終端抵抗に大きな振幅の終端電流が流れ、こ
のため、この終端抵抗で消費される電力が大きい。これ
に対し、上記実施例では、エッジ部では反射が抑圧され
るので、エッジ部の急峻性が保たれ、また、終端電流が
大きいのはエッジの部分だけであって、エッジ部を過ぎ
て伝送信号のレベル一定の部分になると、終端電流は小
さくなっていく。従って、バス終端手段で消費される電
力は小さい。
ジ部間でも終端抵抗に大きな振幅の終端電流が流れ、こ
のため、この終端抵抗で消費される電力が大きい。これ
に対し、上記実施例では、エッジ部では反射が抑圧され
るので、エッジ部の急峻性が保たれ、また、終端電流が
大きいのはエッジの部分だけであって、エッジ部を過ぎ
て伝送信号のレベル一定の部分になると、終端電流は小
さくなっていく。従って、バス終端手段で消費される電
力は小さい。
【0034】図5は本発明による伝送線路終端方法の他
の実施例でのバス終端手段を示すブロック図であって、
44はバスレベル検出手段、45は切替手段、62はH
レベル終端電源、63はLレベル終端電源であり、図3
に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を省
略する。
の実施例でのバス終端手段を示すブロック図であって、
44はバスレベル検出手段、45は切替手段、62はH
レベル終端電源、63はLレベル終端電源であり、図3
に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を省
略する。
【0035】なお、この実施例は、図1でのバス終端手
段52と終端電源60の部分、バス終端手段53と終端
電源61の部分の代わりに図5に示すバス終端手段を用
いるものであり、それ以外の部分は図1に示した実施例
と同様である。従って、必要に応じて図1に示した実施
例と同じ部分の説明をする場合には、図1に示した符号
を用いて説明する。
段52と終端電源60の部分、バス終端手段53と終端
電源61の部分の代わりに図5に示すバス終端手段を用
いるものであり、それ以外の部分は図1に示した実施例
と同様である。従って、必要に応じて図1に示した実施
例と同じ部分の説明をする場合には、図1に示した符号
を用いて説明する。
【0036】同図において、図1に示した実施例では、
バス終端手段に1つの終端電源を用いたが、この実施例
では、2個の終端電源、即ち、Hレベル終端電源62と
Lレベル終端電源63とを用い、切替手段45によって
選択的に終端抵抗41に接続するようにしたものであ
る。
バス終端手段に1つの終端電源を用いたが、この実施例
では、2個の終端電源、即ち、Hレベル終端電源62と
Lレベル終端電源63とを用い、切替手段45によって
選択的に終端抵抗41に接続するようにしたものであ
る。
【0037】バスレベル検出手段44は伝送線路100
上の信号レベルを検出しており、この検出レベルに応じ
て切替手段45を制御し、終端抵抗41に接続される終
端電源をHレベル終端電源62からLレベル終端電源6
3へ、また、その逆に切り替える。
上の信号レベルを検出しており、この検出レベルに応じ
て切替手段45を制御し、終端抵抗41に接続される終
端電源をHレベル終端電源62からLレベル終端電源6
3へ、また、その逆に切り替える。
【0038】ここで、Hレベル終端電源62とLレベル
終端電源63とは内部インピ−ダンスが0または極めて
小さい電源であって、Hレベル終端電源62は送信回路
21の出力が“H”のときの伝送線路100上の電圧に
等しいレベルの電圧を発生し、また、Lレベル終端電源
63は送信回路21の出力が“L”のときの伝送線路1
00上の電圧に等しいレベルの電圧を発生する。
終端電源63とは内部インピ−ダンスが0または極めて
小さい電源であって、Hレベル終端電源62は送信回路
21の出力が“H”のときの伝送線路100上の電圧に
等しいレベルの電圧を発生し、また、Lレベル終端電源
63は送信回路21の出力が“L”のときの伝送線路1
00上の電圧に等しいレベルの電圧を発生する。
【0039】そこで、いま、送信回路21の出力が
“H”とすると、バスレベル検出手段44の検出出力に
より、切替手段45はHレベル終端電源62を選択して
終端抵抗41に接続する。従って、終端抵抗41の両端
の電位は等しく平衡し、終端抵抗41には電流が流れな
い。このため、この終端抵抗41では、電力が消費され
ない。
“H”とすると、バスレベル検出手段44の検出出力に
より、切替手段45はHレベル終端電源62を選択して
終端抵抗41に接続する。従って、終端抵抗41の両端
の電位は等しく平衡し、終端抵抗41には電流が流れな
い。このため、この終端抵抗41では、電力が消費され
ない。
【0040】かかる状態で送信回路21の出力が“H”
から“L”に切り替わると、バスレベル検出手段44は
これを検出し、終端抵抗41に接続する終端電源をHレ
ベル終端電源62からLレベル終端電源63に切り替え
る。これによっても、終端抵抗41の両端の電位は等し
く平衡し、終端抵抗41には電流が流れない。このた
め、この終端抵抗41では、電力が消費されない。
から“L”に切り替わると、バスレベル検出手段44は
これを検出し、終端抵抗41に接続する終端電源をHレ
ベル終端電源62からLレベル終端電源63に切り替え
る。これによっても、終端抵抗41の両端の電位は等し
く平衡し、終端抵抗41には電流が流れない。このた
め、この終端抵抗41では、電力が消費されない。
【0041】送信回路21の出力が“H”から“L”
に、あるいは“L”から“H”に切り替わるときには、
バスレベル検出手段44がこのレベルの変化を検出して
から切替手段45を切り替えるまでの期間、上記のよう
に伝送線路100の特性インピ−ダンスに等しい値ある
いは近い値の抵抗値を持つ終端抵抗41に電流が流れ、
整合終端状態となる。このため、この終端抵抗41から
の信号の反射が生ずることがなく、伝送線路100での
ディジタル信号のエッジ部に波形歪が生ずることがな
い。
に、あるいは“L”から“H”に切り替わるときには、
バスレベル検出手段44がこのレベルの変化を検出して
から切替手段45を切り替えるまでの期間、上記のよう
に伝送線路100の特性インピ−ダンスに等しい値ある
いは近い値の抵抗値を持つ終端抵抗41に電流が流れ、
整合終端状態となる。このため、この終端抵抗41から
の信号の反射が生ずることがなく、伝送線路100での
ディジタル信号のエッジ部に波形歪が生ずることがな
い。
【0042】以上のようにして、この実施例において
も、波形歪を抑圧して高速伝送を可能とし、かつ、バス
全体として低消費電力化を達成することができる。
も、波形歪を抑圧して高速伝送を可能とし、かつ、バス
全体として低消費電力化を達成することができる。
【0043】なお、図5に示した実施例では、伝送信号
を2値の信号としたが、3値以上の信号であってもよ
い。この場合には、図5において、夫々のレベルの電圧
を発生する終端電源を設ければよい。
を2値の信号としたが、3値以上の信号であってもよ
い。この場合には、図5において、夫々のレベルの電圧
を発生する終端電源を設ければよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
伝送される信号の高周波部分に対しては、伝送線路を整
合終端状態とし、直流を含めた低周波部分では、伝送線
路の終端を信号反射状態とするものであるから、伝送信
号の波形歪を防止して、かつ消費電力のより低減化を実
現することができる。
伝送される信号の高周波部分に対しては、伝送線路を整
合終端状態とし、直流を含めた低周波部分では、伝送線
路の終端を信号反射状態とするものであるから、伝送信
号の波形歪を防止して、かつ消費電力のより低減化を実
現することができる。
【0045】そして、伝送信号がディジタル信号である
場合、そのエッジ部では、伝送線路が整合終端状態とな
るので、反射がなく、波形の歪が抑圧できる。従って、
より高速伝送が可能となる。また、エッジ間では、伝送
線路の終端で反射があるから、終端部での電力消費を抑
圧することができ、また、反射があっても、この反射信
号は低周波信号であるから、伝送信号に波形歪を生じさ
せることはない。
場合、そのエッジ部では、伝送線路が整合終端状態とな
るので、反射がなく、波形の歪が抑圧できる。従って、
より高速伝送が可能となる。また、エッジ間では、伝送
線路の終端で反射があるから、終端部での電力消費を抑
圧することができ、また、反射があっても、この反射信
号は低周波信号であるから、伝送信号に波形歪を生じさ
せることはない。
【0046】このようにして、本発明では、低消費電力
化と高速伝送という相反する課題を同時に実現できる。
化と高速伝送という相反する課題を同時に実現できる。
【0047】また、本発明では、バス終端手段として
は、抵抗とコンデンサとからなるローカットフィルタ
や、複数の電源とその切替手段とからなる手段などの簡
単な構成のものを用いることができ、伝送システム全体
の構成を複雑化,大型化することもない。
は、抵抗とコンデンサとからなるローカットフィルタ
や、複数の電源とその切替手段とからなる手段などの簡
単な構成のものを用いることができ、伝送システム全体
の構成を複雑化,大型化することもない。
【図1】本発明による伝送線路終端方法の一実施例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】従来の伝送線路終端方法の一例を示す図であ
る。
る。
【図3】図1におけるバス終端手段の一具体例を示す構
成図である。
成図である。
【図4】図1に示した実施例での伝送信号の波形を図2
に示した従来の方法の場合の波形と対比して示す図であ
る。
に示した従来の方法の場合の波形と対比して示す図であ
る。
【図5】本発明による伝送線路終端方法の他の実施例で
のバス終端手段の一具体例を示すブロック図である。
のバス終端手段の一具体例を示すブロック図である。
1 送信回路ユニット 2,3,4 受信回路ユニット 11,12,13,14 配線 21 送信回路 32,33,34 受信回路 41 終端抵抗 42 コンデンサ 43 抵抗 44 バスレベル検出手段 45 切替手段 52,53,54 バス終端手段 60,61 終端電源 62 Hレベル終端電源 63 Lレベル終端電源 100 伝送線路
フロントページの続き (72)発明者 武隈 俊次 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内
Claims (4)
- 【請求項1】 1つ以上の信号送信回路と1つ以上の受
信回路が接続されている伝送線路であって、 該伝送線路の一端あるいは両端に、伝送信号の高周波成
分からなる部分では該伝送線路を整合終端し、直流も含
めた低周波成分からなる部分では電流が抑圧される伝送
線路終端手段を接続したことを特徴とする伝送線路終端
方法。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記伝送線路終端手段は、前記伝送線路の特性インピ−
ダンスに等しいあるいは近い抵抗値の終端抵抗とコンデ
ンサとにより構成されるロ−カットフィルタからなるこ
とを特徴とする伝送線路終端方法。 - 【請求項3】 請求項2において、 前記終端抵抗と前記コンデンサとの接続点を高い抵抗値
の抵抗を介して終端電源に接続したことを特徴とする伝
送線路終端方法。 - 【請求項4】 請求項1において、 前記伝送線路終端手段は、 一方の端子が前記伝送線路に接続され、前記伝送線路の
特性インピーダンスに等しいもしくは近い抵抗値の終端
抵抗と、 前記伝送線路での信号伝送に際して前記伝送線路に生ず
る複数のレベル夫々に等しいレベルの電圧を発生する電
圧発生手段と、 前記伝送線路に生ずる電圧を検出し、検出電圧に等しい
レベルの電圧を該電圧発生手段から発生させて該終端抵
抗にその他方の端子から供給する制御手段とからなるこ
とを特徴とした伝送線路終端方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6152203A JPH0818583A (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | 伝送線路終端方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6152203A JPH0818583A (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | 伝送線路終端方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0818583A true JPH0818583A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15535320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6152203A Pending JPH0818583A (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | 伝送線路終端方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0818583A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6265912B1 (en) | 1997-08-06 | 2001-07-24 | Nec Corporation | High-speed bus capable of effectively suppressing a noise on a bus line |
JP2008072693A (ja) * | 2006-06-28 | 2008-03-27 | Intel Corp | 動的伝送路の終端 |
JP2008282882A (ja) * | 2007-05-08 | 2008-11-20 | Nec Corp | 部品内蔵実装基板 |
-
1994
- 1994-07-04 JP JP6152203A patent/JPH0818583A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6265912B1 (en) | 1997-08-06 | 2001-07-24 | Nec Corporation | High-speed bus capable of effectively suppressing a noise on a bus line |
US6531901B2 (en) | 1997-08-06 | 2003-03-11 | Nec Corporation | High-speed bus capable of effectively suppressing a noise on a bus line |
JP2008072693A (ja) * | 2006-06-28 | 2008-03-27 | Intel Corp | 動的伝送路の終端 |
JP4712006B2 (ja) * | 2006-06-28 | 2011-06-29 | インテル・コーポレーション | 装置およびシステム |
JP2008282882A (ja) * | 2007-05-08 | 2008-11-20 | Nec Corp | 部品内蔵実装基板 |
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