JPH05334620A - 磁気ヘッドアセンブリ及び磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッドアセンブリ及び磁気ヘッド

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JPH05334620A
JPH05334620A JP4164271A JP16427192A JPH05334620A JP H05334620 A JPH05334620 A JP H05334620A JP 4164271 A JP4164271 A JP 4164271A JP 16427192 A JP16427192 A JP 16427192A JP H05334620 A JPH05334620 A JP H05334620A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 複数の磁気ヘッド43A、43Bの互いに近接し
合う領域において前記複数の磁気ヘッドの各コア66A、
66Bの少なくとも一方に切欠き部65A、65Bが設けられ
ているヘッドアセンブリ及びヘッド。 【効果】 接着時に両コアが接触し合うことがなく、ヘ
ッドチップの接着(貼付)精度が向上し、接着の作業性
も良好となり、また、一方のフラックスが他方へ漏れる
ことがなく、記録、再生特性を良好に保持することがで
きる。また、接着時に接着剤が他方のヘッドチップ下へ
はみ出すことはないので、両ヘッドチップを貼付けた状
態は極めて安定しており、各トラック位置が一致し、ト
ラック間段差による不良が生じることがない。また、ヘ
ッドチップを接着する際、その表裏の判別を行い易くな
り、貼付けミスを生じることもない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ヘッドアセンブリ
及び磁気ヘッドに関し、特にダブルアジマスヘッドに好
適なアセンブリ及びヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】VTR(ビデオテープレコーダ)の回転
ドラム用の磁気ヘッド(以下、単に「ヘッド」と呼ぶ)
は、近年の高記録密度化や、スローモードやスチルモー
ド等のトリックプレーモードのため、2個のアジマスヘ
ッドを微小間隔を以て並設したダブルアジマスヘッドが
多用されるようになってきている。このタイプのVTR
では、図17に示すように、2個のアジマスヘッド1A、
1Bを並べてヘッドベース7に接着する。
【0003】この接着に際してダブルアジマスヘッド1
A、1Bに求められる精度としては、ドラム中心Pから
のいわゆる割角精度(角度付け精度)、トラック間の段
差精度、及び磁気ギャップ間距離精度等がある。
【0004】こうした接着時の精度を保証するには、ヘ
ッドチップ貼付時に、正確に移動調整を行いながら最適
位置に接着剤で接着固定を行うことである。しかし、回
転ドラム中心Pを基準として角度付けされるため、ヘッ
ドチップ1A、1Bはテープ摺動部に対して逆八の字を
なし、これによって隣接するヘッドチップコア3A、3
Bの内側の下端部(磁気テープ摺動面2A、2Bとは反
対側にあるエッジ部)4A、4Bが接触してしまう。こ
の結果、作業性及び貼付精度が非常に悪くなる。
【0005】特にドラムの小型化に伴い、ヘッドベース
7に対するヘッドチップ1A、1Bの接着可能面積が制
約を受けるので、貼付け精度が更に不安定となる。例え
ば、ヘッド1A、1Bのサイズ(長さ)が1.35mm程度の
ときには各ヘッドのヘッドベース7に対する接着割合
(接着部分の長さ)は0.72mm程度と極めて小さくなるの
で、上記したエッジ部4A、4Bの接触によってヘッド
が多少位置ずれしてもその接着位置は相対的に大きく影
響を受け、場合によってはヘッドベースに対する接着自
体が不安定となる。
【0006】また、接着時に、図18 (B)、(C) に示す如
くに、片側のヘッド固定用接着剤5Bが、他方のヘッド
チップ貼付部側にはみ出すことにより、ヘッドベース7
に対するヘッドの基準高さが変わることがある。これで
は、同図に示すように、ヘッドチップは傾斜状に貼られ
たり或いは他方のヘッドチップ(例えば1A)を接着剤
5Aで貼付ける時にトラック間段差6が生じ、致命的作
業欠陥となる。なお、図中の7A、7Bは磁気ギャッ
プ、8A、8Bは融着ガラスである。
【0007】また、別の問題として、ヘッドチップ1
A、1Bの形状がほぼ左右対称となっており、かつ、ヘ
ッドチップが小さいためにその表裏を判別しにくく、こ
のため、作業性の悪化と共に、各ヘッドチップの表裏を
とりまちがって貼付けミスを誘発させる。
【0008】更に、上記のようにヘッド1A、1B同士
が接触すると、使用時に一方のコア中のフラックスが他
方のコアへ漏れてしまうことがあり、ノイズ等の特性劣
化の原因ともなる。
【0009】
【発明が解決しよとする課題】本発明の目的は、複数の
ヘッド間の接触又は近接による干渉を防止してその接着
(貼付)精度を向上させ、トラック位置を正確に合わ
せ、かつ、ヘッドの表裏の判別をも容易にするアセンブ
リ及びヘッドを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】即ち、本願の第1の発明
は、複数の磁気ヘッドが互いに近接して配置された磁気
ヘッドアセンブリであって、前記複数の磁気ヘッドの互
いに近接し合う領域において前記複数の磁気ヘッドの各
コアの少なくとも一方に切欠き部が設けられている磁気
ヘッドアセンブリに係るものである。
【0011】本願の第2の発明は、この磁気ヘッドアセ
ンブリに用いられ、コアの一部に切欠き部が設けられて
いる磁気ヘッドも提供するものである。
【0012】上記において、磁気ヘッドドラムの回転ド
ラムに用いられるダブルアジマスヘッド用であって、2
つの磁気ヘッドの各コアの少なくとも一方において、磁
気テープ摺動面とは反対側にあるエッジ部が切除されて
切欠き部となされている、磁気ヘッドアセンブリ又は磁
気ヘッドとするのが望ましい。
【0013】また、切欠き部に面して残されたコア部が
突出した形状をなしており、この突出した部分がハンド
リング用として用いられる、磁気ヘッドアセンブリ又は
磁気ヘッドとするのが望ましい。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1〜図
8は、本発明を超小型(15〜20mmφ、例えば14.8mmφ)
の磁気ヘッドドラムに適用した実施例を示すものであ
る。
【0015】まず、本実施例の磁気ヘッドドラムの構成
を図6〜図8について説明する。磁気ヘッドドラム50
は、図8に概略図示するように、3つのドラム40、41及
び42からなり、このうち上、下のドラム41及び42は固定
ドラムとして、中間のドラム40は回転ドラムとして用い
られる。図6のように、この回転ドラム42に、本発明に
基く磁気ヘッドアセンブリ52(2チャネル用:Aチャネ
ル及びBチャネル)、更には第3のチャネル用の磁気ヘ
ッドアセンブリ51が夫々取付けられている。
【0016】図6に示すように、ヘッドアセンブリ52は
例えは1mmと超小型のヘッドチップ43A(Aチャネル
用)と43B(Bチャネル用)を有し、またヘッドアセン
ブリ51もヘッドチップ43C(Cチャネル用)を有してい
る。
【0017】そして、テープデッキ内において、ヘッド
ドラム50は、図8に概略図示するように、超小型(例え
ば切手サイズ)のテープカセット44に対してその前面開
口45から磁気テープ46に対し着脱動作し、ローディング
又はアンローディングの各動作を行う。ローディング時
には、テープ46は一点鎖線のように、実線位置からヘッ
ドドラム50の押圧に追随したヘリカルスキャンパスに移
される。
【0018】ヘッドアセンブリ52では、ヘッドチップ43
A及び43Bがいわゆるダブルアジマス型のヘッドとし
て、既述したと同様に各磁気ギャップがトラック方向に
対して所定角度傾斜して配され、かつ共通のベース板47
の中央位置において互いに近接して接着固定されてい
る。そして、各ヘッドチップ43A、43Bは互いにごく近
接して配され、本発明に基いてその近接領域のエッジ部
が斜めに切除され、図1及び図2に明示するように各コ
ア66A、66Bに切欠き部65A、65Bが形成されている
(但し、コイル54A、54Bは簡略化のため図示省略した
(以下の例でも同様))。
【0019】図6には、回転ドラム42に、ヘッドチップ
43A及び43Bを固定したベース板47が、そのねじ孔59に
螺入されたねじ48によって取付けられた状態が示されて
いる。そして、ベース板47には後述のフレキシブル端子
板49A、49Bが接着されていて、これらに形成された半
田ランド53A、53Bには各ヘッドチップ43A、43Bのコ
イル54A、54Bがそれぞれ半田付けで接続されている。
ヘッドアセンブリ51も同様であってよく、ねじ55で取付
けられたベース板56にフレキシブル端子板49Cが接着さ
れ、この半田ランド53Cにヘッドチップ43Cのコイル54
Cが半田付けで接続されている。
【0020】回転ドラム42には、同心状に例えば3本の
円形溝57A、57B、57Cが形成され、これらに各チャネ
ルのロータリトランスを構成するためのコイル58A、58
B、58C(但し、図示簡略のためにコイル58Aのみ示し
た。)が収容されている。各チャネルのロータリトラン
スは、回転ドラム40のコイル58A、58B、58Cと、図8
に示した固定ドラム41の内面側に対応して設けられた各
コイル(図示せず)との組によって構成される。
【0021】上記の如くに構成された回転ドラム42に取
付けられるヘッドアセンブリ52を図4及び図5に拡大し
て示したが、ダブルアジマス方式のA及びBチャネル用
のヘッドチップ43A、43Bを接着固定し、回転ドラム42
の曲率(直径が例えば14.8mmφ)に応じた形状及びサイ
ズに成形されたベース板47に対し、各フレキシブル端子
板49A、49Bがヘッドチップ43A、43Bの近接位置に接
着されている。
【0022】ベース板47は例えばステンレスで形成さ
れ、その両端側には上記したねじ48を挿通するねじ孔59
とアセンブリ時の位置規制孔60が設けられている。ま
た、フレキシブル端子板49A、49Bでは例えばポリイミ
ドのフィルム61A、61B上に銅箔からなる半田ランド53
A、53Bが設けられている。他方、Cチャネル用のヘッ
ドアセンブリ51も同様に、例えばステンレスベース板56
にねじ孔62や位置規制孔63が設けられ、またフレキシブ
ル端子板49Cはポリイミドフィルム61C上に銅箔パター
ン53Cが設けられたものであってよい。
【0023】ヘッドチップ43A、43B(更には43C)の
コイル54A、54B(更には54C)の各端子を接続したフ
レキシブル端子板49A、49B(更には49C)は、従来の
ヘッドアセンブリの配線構造とは根本的に異なり、フレ
キシブルであるが故に本実施例の如き超小型のヘッドア
センブリ及びヘッドドラムにおいて極めて有用であり、
超小型化にとって好適なものとなる。
【0024】即ち、図7に示すように、例えばヘッドチ
ップ43Aにおいて(他のヘッドチップでも同様。)、回
転ドラム42に設けた極く狭い貫通孔62を通してフレキシ
ブル端子板49Aを下方へ弾性的に折曲せしめ、かつその
下端部を更に弾性的に折曲せしめて接続板63に半田付け
する。他方、トランス側のコイル58Aは回転ドラム42に
設けた貫通孔64を介して接続板63へ導びき、ここに半田
付けする。
【0025】このように、フレキシブル端子板49Aをヘ
ッドアセンブリ52に具備せしめたことによって、極めて
狭いスペース又は領域であっても弾性的に任意の形状に
折曲させることができるので、図7の如くにヘッドチッ
プ43Aと接続板63との間でも確実に配設することができ
る。しかも、端子板49Aはフレキシブルであるために、
曲げによっても特性は何ら変化せず、半田ランド53A及
び半田付け部分は信頼性よく保持されることになる。
【0026】従って、フレキシブル端子板49A(49B、
49Cも同様。)は、超小型のヘッドアセンブリ、ヘッド
ドラムにとって非常に有用なものとなり、それらのアセ
ンブリ用として極めて好適である。
【0027】以上に説明した超小型のヘッドチップ及び
これを用いたヘッドアセンブリにおいて、各ヘッドチッ
プ43A、43Bの近接領域(磁気テープ摺動面67A、67B
とは反対側)において切欠き部65A、65Bを形成したこ
とにより、ヘッドチップをベース板47に接着剤で貼付す
るときに、もはや図17及び図18で述べた如くにコア同士
が接触し合うことがない。
【0028】この結果、ヘッドチップの接着(貼付)精
度、即ち、その割角精度が向上し、接着の作業性も良好
となる。しかも、ヘッドチップが超小型であって接着可
能面積が制約されていても、接着を安定に行えることに
なる。
【0029】また、接着時に接着剤5B(又は5A)が
図3(B) のようにはみ出したとしても、他方のヘッドチ
ップ下へ及ぶことはない。従って、両ヘッドチップ43
A、43Bを貼付けた状態は極めて安定しており、ベース
板47に対する各ヘッドチップの基準高さが同一となり、
各トラック位置が一致し、トラック間段差による不良が
生じることがない。
【0030】また、ヘッドチップ43A、43Bを接着する
際、各チップは左右非対称形状であるから、その表裏の
判別を行ない易くなり、貼付けミスを生じることもな
い。
【0031】更に、両ヘッドチップ43A、43Bは接触す
ることがないため、一方のフラックスが他方へ漏れるこ
とがなく、記録、再生特性を良好に保持することができ
る。
【0032】図9〜図10は、上記した超小型ヘッドでは
ない通常のヘッドドラムに本発明を適用した実施例を示
すものである。
【0033】この例によれば、固定ドラム84には回転軸
90が回転可能に取付けられ、回転軸90にはフランジ部83
を介して固定ドラム84と同径の回転ドラム82が固定され
ている。回転ドラム82と固定ドラム84との間隙には周方
向の例えば4箇所に基板77が回転ドラム82にビス止めさ
れている。そして、基板77に貼着されたヘッドチップ71
A、71Bは、ヘッドギャップ部が回転ドラム82から外側
へ僅か突出するように位置している。
【0034】回転ドラム82のフランジ部83には磁性体コ
ア91が、固定ドラム84の環状溝内には磁性体コア93が夫
々接着剤92、94によって固定され、間隙89を隔てて互い
に対向する磁性体コア91、93によってロータリートラン
ス機構が構成される。図10中、85、86は磁性体コアに設
けられた環状凹部、87、88はコイルである。以上の各部
分によって回転ヘッドドラム機構が構成される。
【0035】そして、この例でも、各ヘッド71A、71B
の近接領域に切欠き部75A、75Bがそれぞれ形成されて
いるので、上述した例で述べたと同様に両ヘッドが近接
配置されても接触し合ったり、一方の接着剤が他方の貼
付位置まではみ出すことがない。
【0036】従って、接着の精度及び作業性の向上等、
上述したと同様の顕著な作用効果を得ることができる。
【0037】図11〜図16は、本発明の他の実施例を示す
ものである。ヘッドチップ43A、43Bに設ける切欠き部
65A、65Bは種々の形状を採用してよいが、図11の例は
曲線状のもの、図12の例は矩形又は正方形、図13の例は
ステップ状のものである。
【0038】図14は、例えば図1及び図2の例において
切欠き部65A、65Bの下部に更に凹部65A'、65B'を連設
した例を示すものである。
【0039】このように凹部65A'、65B'が存在すること
によって、各ヘッドチップを接着する接着剤5A、5B
が外方へはみ出にくくなる。従って、図1及び図2に比
べてヘッドチップ43A、43Bを一層近接させても、接着
剤のはみ出しによる悪影響を防ぐことができる。
【0040】図15の例は、上述した各例とは異なり、一
方のヘッドチップ(例えば43B)にのみ切欠き部65Bを
設けているが、他方のヘッドチップにはそうした切欠き
部は設けていない。これは、他の各例においても同様に
適用してよい。
【0041】この場合でも、両ヘッドチップ43A、43B
を近接させても接触し合うことを防止できることが理解
されよう。また、接着剤のはみ出しの影響についても、
図18の場合よりも軽減できるし、図14で述べたように凹
部65A'や65B'を形成することにより図1及び図2の例と
同等の効果を得ることもできる。
【0042】図16は、図12の例において切欠き部65A、
65Bに面して残されたコア突出部分66A'、66B'をヘッド
チップ接着時のハンドリング用として使用する例を示し
ている。
【0043】即ち、コア突出部66A'、66B'を仮想線で示
す一対の挟持具100 で挟持し、基板47の所定位置に搬送
する。そして、ビデオカメラ(図示せず)でヘッドチッ
プの位置を監視して位置調整し、ノズル(図示せず)か
ら接着剤を供給し、ヘッドチップ(例えば43A)を基板
47に貼着する。他方のヘッドチップについても同様であ
る。
【0044】挟持具100 で挟持される突出部分66A'、66
B'の挟持面を基板47に対して垂直にしておけば、水平に
かつ安定して挟持されて安全に所定位置に搬送される。
【0045】以上、本発明の実施例を説明したが、上述
の実施例は本発明の技術的思想に基いて更に変形が可能
である。
【0046】例えば、上述したコアの切欠き部65A、65
Bの平面形状又は断面形状は種々に変形することができ
る。また、上述した各例はダブルアジマス型のヘッドに
好適であるが、他のタイプのヘッドに本発明を適用して
もよい。また、ヘッドアセンブリ及びヘッドドラムの構
造等も上述した例のものに限定されることはない。
【0047】
【発明の作用効果】本発明は上述した如く、複数の磁気
ヘッドの互いに近接し合う領域において前記複数の磁気
ヘッドの各コアの少なくとも一方に切欠き部が設けられ
ているので、接着時に両コアが接触し合うことがなく、
ヘッドチップの接着(貼付)精度が向上し、接着の作業
性も良好となる。しかも、ヘッドチップが超小型であっ
て接着可能面積が制約されていても、接着を安定に行え
ることになる。
【0048】また、接着時に接着剤がはみ出したとして
も、他方のヘッドチップ下へ及ぶことはないので、両ヘ
ッドチップを貼付けた状態は極めて安定しており、各ヘ
ッドチップの基準高さが同一となり、各トラック位置が
一致し、トラック間段差による不良が生じることがな
い。
【0049】また、ヘッドチップを接着する際、各チッ
プは左右非対称形状であるから、その表裏の判別を行い
易くなり、貼付けミスを生じることもない。
【0050】更に、両ヘッドチップは接触することがな
いため、一方のフラックスが他方へ漏れることがなく、
記録、再生特性を良好に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による超小型の磁気ヘッドアセ
ンブリの要部平面図である。
【図2】同アセンブリの図1の背面図である。
【図3】(A) は同アセンブリの一部分の拡大平面図、
(B) は接着剤のはみ出す状況を示す同様の拡大平面図で
ある。
【図4】同アセンブリの平面図である。
【図5】同アセンブリの各部を分離して示す平面図であ
る。
【図6】超小型の磁気ヘッドアセンブリの回転ドラムの
平面図である。
【図7】図6の VII−VII 線に沿う一部分の拡大断面図
である。
【図8】図6の回転ドラムを用いた超小型の磁気ヘッド
ドラムとテープカセットとを概略的に示す斜視図であ
る。
【図9】本発明の他の実施例による磁気ヘッドアセンブ
リの要部平面図である。
【図10】回転ヘッドドラム機構の断面図である。
【図11】本発明の他の実施例による磁気ヘッドアセンブ
リの要部平面図である。
【図12】本発明の他の実施例による磁気ヘッドアセンブ
リの要部平面図である。
【図13】本発明の他の実施例による磁気ヘッドアセンブ
リの要部平面図である。
【図14】本発明の他の実施例による磁気ヘッドアセンブ
リの要部拡大平面図である。
【図15】本発明の他の実施例による磁気ヘッドアセンブ
リの要部平面図である。
【図16】本発明の更に他の実施例による磁気ヘッドアセ
ンブリの要部平面図である。
【図17】従来の磁気ヘッドアセンブリを示す要部平面図
である。
【図18】(A) は同アセンブリの一部分の拡大平面図、
(B) は接着剤のはみ出す状況を示す同様の拡大平面図、
(C) は同アセンブリを磁気テープ摺動面側からみた拡大
正面図である。
【符号の説明】
5A、5B・・・接着剤 40・・・回転ドラム 41、42・・・固定ドラム 43A、43B・・・磁気ヘッド(ヘッドチップ) 44・・・カセット 46・・・磁気テープ 47・・・ベース板 49A、49B・・・フレキシブル端子板 50・・・磁気ヘッドドラム 51、52・・・磁気ヘッドアセンブリ 54A、54B・・・コイル 65A、65B・・・切欠き部 66A、66B・・・コア 66A'、66B'・・・コア突出部分

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のヘッドが互いに近接して配置され
    た磁気ヘッドアセンブリであって、前記複数の磁気ヘッ
    ドの互いに近接し合う領域において前記複数の磁気ヘッ
    ドの各コアの少なくとも一方に切欠き部が設けられてい
    る磁気ヘッドアセンブリ。
  2. 【請求項2】 コアの一部に切欠き部が設けられてい
    る、請求項1に記載した磁気ヘッドアセンブリ用の磁気
    ヘッド。
  3. 【請求項3】 磁気ヘッドドラムの回転ドラムに用いら
    れるダブルアジマスヘッド用であって、2つの磁気ヘッ
    ドの各コアの少なくとも一方において、磁気テープ摺動
    面とは反対側にあるエッジ部が切除されて切欠き部とな
    されている、請求項1又は2に記載した磁気ヘッドアセ
    ンブリ又は磁気ヘッド。
  4. 【請求項4】 切欠き部に面して残されたコア部が突出
    した形状をなしており、この突出した部分がハンドリン
    グ用として用いられる、請求項1又は2に記載の磁気ヘ
    ッドアセンブリ又は磁気ヘッド。
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