JP3309426B2 - 磁気ヘッドアセンブリ - Google Patents

磁気ヘッドアセンブリ

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JP3309426B2 JP16427192A JP16427192A JP3309426B2 JP 3309426 B2 JP3309426 B2 JP 3309426B2 JP 16427192 A JP16427192 A JP 16427192A JP 16427192 A JP16427192 A JP 16427192A JP 3309426 B2 JP3309426 B2 JP 3309426B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ヘッドアセンブリ
に関し、特にダブルアジマスヘッドに好適なアセンブリ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】VTR(ビデオテープレコーダ)の回転
ドラム用の磁気ヘッド(以下、単に「ヘッド」と呼ぶ)
は、近年の高記録密度化や、スローモードやスチルモー
ド等のトリックプレーモードのため、2個のアジマスヘ
ッドを微小間隔を以て並設したダブルアジマスヘッドが
多用されるようになってきている。このタイプのVTR
では、図17に示すように、2個のアジマスヘッド1
A、1Bを並べてヘッドベース7に接着する。
【0003】この接着に際してダブルアジマスヘッド1
A、1Bに求められる精度としては、ドラム中心Pから
のいわゆる割角精度(角度付け精度)、トラック間の段
差精度、及び磁気ギャップ間距離精度等がある。
【0004】こうした接着時の精度を保証するには、ヘ
ッドチップ貼付時に、正確に移動調整を行いながら最適
位置に接着剤で接着固定を行うことである。しかし、回
転ドラム中心Pを基準として角度付けされるため、ヘッ
ドチップ1A、1Bはテープ摺動部に対して逆八の字を
なし、これによって隣接するヘッドチップコア3A、3
Bの内側の下端部(磁気テープ摺動面2A、2Bとは反
対側にあるエッジ部)4A、4Bが接触してしまう。こ
の結果、作業性及び貼付精度が非常に悪くなる。
【0005】特にドラムの小型化に伴い、ヘッドベース
7に対するヘッドチップ1A、1Bの接着可能面積が制
約を受けるので、貼付け精度が更に不安定となる。例え
ば、ヘッド1A、1Bのサイズ(長さ)が1.35mm程
度のときには各ヘッドのヘッドベース7に対する接着割
合(接着部分の長さ)は0.72mm程度と極めて小さく
なるので、上記したエッジ部4A、4Bの接触によって
ヘッドが多少位置ずれしてもその接着位置は相対的に大
きく影響を受け、場合によってはヘッドベースに対する
接着自体が不安定となる。
【0006】また、接着時に、図18 (B)、(C) に示す
如くに、片側のヘッド固定用接着剤5Bが、他方のヘッ
ドチップ貼付部側にはみ出すことにより、ヘッドベース
7に対するヘッドの基準高さが変わることがある。これ
では、同図に示すように、ヘッドチップは傾斜状に貼ら
れたり或いは他方のヘッドチップ(例えば1A)を接着
剤5Aで貼付ける時にトラック間段差6が生じ、致命的
作業欠陥となる。なお、図中の7A、7Bは磁気ギャッ
プ、8A、8Bは融着ガラスである。
【0007】また、別の問題として、ヘッドチップ1
A、1Bの形状がほぼ左右対称となっており、かつ、ヘ
ッドチップが小さいためにその表裏を判別しにくく、こ
のため、作業性の悪化と共に、各ヘッドチップの表裏を
とりまちがって貼付けミスを誘発させる。
【0008】更に、上記のようにヘッド1A、1B同士
が接触すると、使用時に一方のコア中のフラックスが他
方のコアへ漏れてしまうことがあり、ノイズ等の特性劣
化の原因ともなる。
【0009】
【発明が解決しよとする課題】本発明の目的は、複数の
ヘッド間の接触又は近接による干渉を防止してその接着
(貼付)精度を向上させ、トラック位置を正確に合わ
せ、かつ、ヘッドの表裏をも容易にするアセンブリを提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成した
本発明に係る磁気ヘッドアセンブリは、複数の磁気ヘッ
ドが互いに近接して配置された磁気ヘッドアセンブリで
あって、前記複数の磁気ヘッドの互いに近接し合う領域
において前記複数の磁気ヘッドの各コアの磁気テープの
摺動面とは反対側にあるエッジ部の少なくとも一方が切
除されて切欠き部が設けられていることを特徴としたも
のである。
【0011】また、上述した目的を達成した本発明に係
る磁気ヘッドアセンブリは、磁気ヘッドドラムの回転ド
ラムに用いられるダブルアジマスヘッド用であって、2
つの磁気ヘッドの各コアの少なくとも一方において、磁
気テープ摺動面とは反対側にあるエッジ部が切除されて
切欠き部となされている、磁気ヘッドアセンブリとする
のが望ましい。
【0012】さらに、上述した目的を達成した本発明に
係る磁気ヘッドアセンブリは、切欠き部に面して残され
たコア部が突出した形状をなしており、この突出した部
分がハンドリング用として用いられる、磁気ヘッドアセ
ンブリとするのが望ましい。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1〜図
8は、本発明を超小型(15〜20mmφ、例えば14.
8mmφ)の磁気ヘッドドラムに適用した実施例を示すも
のである。
【0014】まず、本実施例の磁気ヘッドドラムの構成
を図6〜図8について説明する。磁気ヘッドドラム50
は、図8に概略図示するように、3つのドラム40、4
1及び42からなり、このうち上、下のドラム41及び
42は固定ドラムとして、中間のドラム40は回転ドラ
ムとして用いられる。図6のように、この回転ドラム4
2に、本発明に基く磁気ヘッドアセンブリ52(2チャ
ネル用:Aチャネル及びBチャネル)、更には第3のチ
ャネル用の磁気ヘッドアセンブリ51が夫々取付けられ
ている。
【0015】図6に示すように、ヘッドアセンブリ52
は例えは1mmと超小型のヘッドチップ43A(Aチャネ
ル用)と43B(Bチャネル用)を有し、またヘッドア
センブリ51もヘッドチップ43C(Cチャネル用)を
有している。
【0016】そして、テープデッキ内において、ヘッド
ドラム50は、図8に概略図示するように、超小型(例
えば切手サイズ)のテープカセット44に対してその前
面開口45から磁気テープ46に対し着脱動作し、ロー
ディング又はアンローディングの各動作を行う。ローデ
ィング時には、テープ46は一点鎖線のように、実線位
置からヘッドドラム50の押圧に追随したヘリカルスキ
ャンパスに移される。
【0017】ヘッドアセンブリ52では、ヘッドチップ
43A及び43Bがいわゆるダブルアジマス型のヘッド
として、既述したと同様に各磁気ギャップがトラック方
向に対して所定角度傾斜して配され、かつ共通のベース
板47の中央位置において互いに近接して接着固定され
ている。そして、各ヘッドチップ43A、43Bは互い
にごく近接して配され、本発明に基いてその近接領域の
エッジ部が斜めに切除され、図1及び図2に明示するよ
うに各コア66A、66Bに切欠き部65A、65Bが
形成されている(但し、コイル54A、54Bは簡略化
のため図示省略した(以下の例でも同様))。
【0018】図6には、回転ドラム42に、ヘッドチッ
プ43A及び43Bを固定したベース板47が、そのね
じ孔59に螺入されたねじ48によって取付けられた状
態が示されている。そして、ベース板47には後述のフ
レキシブル端子板49A、49Bが接着されていて、こ
れらに形成された半田ランド53A、53Bには各ヘッ
ドチップ43A、43Bのコイル54A、54Bがそれ
ぞれ半田付けで接続されている。ヘッドアセンブリ51
も同様であってよく、ねじ55で取付けられたベース板
56にフレキシブル端子板49Cが接着され、この半田
ランド53Cにヘッドチップ43Cのコイル54Cが半
田付けで接続されている。
【0019】回転ドラム42には、同心状に例えば3本
の円形溝57A、57B、57Cが形成され、これらに
各チャネルのロータリトランスを構成するためのコイル
58A、58B、58C(但し、図示簡略のためにコイ
ル58Aのみ示した。)が収容されている。各チャネル
のロータリトランスは、回転ドラム40のコイル58
A、58B、58Cと、図8に示した固定ドラム41の
内面側に対応して設けられた各コイル(図示せず)との
組によって構成される。
【0020】上記の如くに構成された回転ドラム42に
取付けられるヘッドアセンブリ52を図4及び図5に拡
大して示したが、ダブルアジマス方式のA及びBチャネ
ル用のヘッドチップ43A、43Bを接着固定し、回転
ドラム42の曲率(直径が例えば14.8mmφ)に応じ
た形状及びサイズに成形されたベース板47に対し、各
フレキシブル端子板49A、49Bがヘッドチップ43
A、43Bの近接位置に接着されている。
【0021】ベース板47は例えばステンレスで形成さ
れ、その両端側には上記したねじ48を挿通するねじ孔
59とアセンブリ時の位置規制孔60が設けられてい
る。また、フレキシブル端子板49A、49Bでは例え
ばポリイミドのフィルム61A、61B上に銅箔からな
る半田ランド53A、53Bが設けられている。他方、
Cチャネル用のヘッドアセンブリ51も同様に、例えば
ステンレスベース板56にねじ孔62や位置規制孔63
が設けられ、またフレキシブル端子板49Cはポリイミ
ドフィルム61C上に銅箔パターン53Cが設けられた
ものであってよい。
【0022】ヘッドチップ43A、43B(更には43
C)のコイル54A、54B(更には54C)の各端子
を接続したフレキシブル端子板49A、49B(更には
49C)は、従来のヘッドアセンブリの配線構造とは根
本的に異なり、フレキシブルであるが故に本実施例の如
き超小型のヘッドアセンブリ及びヘッドドラムにおいて
極めて有用であり、超小型化にとって好適なものとな
る。
【0023】即ち、図7に示すように、例えばヘッドチ
ップ43Aにおいて(他のヘッドチップでも同様。)、
回転ドラム42に設けた極く狭い貫通孔62を通してフ
レキシブル端子板49Aを下方へ弾性的に折曲せしめ、
かつその下端部を更に弾性的に折曲せしめて接続板63
に半田付けする。他方、トランス側のコイル58Aは回
転ドラム42に設けた貫通孔64を介して接続板63へ
導びき、ここに半田付けする。
【0024】このように、フレキシブル端子板49Aを
ヘッドアセンブリ52に具備せしめたことによって、極
めて狭いスペース又は領域であっても弾性的に任意の形
状に折曲させることができるので、図7の如くにヘッド
チップ43Aと接続板63との間でも確実に配設するこ
とができる。しかも、端子板49Aはフレキシブルであ
るために、曲げによっても特性は何ら変化せず、半田ラ
ンド53A及び半田付け部分は信頼性よく保持されるこ
とになる。
【0025】従って、フレキシブル端子板49A(49
B、49Cも同様。)は、超小型のヘッドアセンブリ、
ヘッドドラムにとって非常に有用なものとなり、それら
のアセンブリ用として極めて好適である。
【0026】以上に説明した超小型のヘッドチップ及び
これを用いたヘッドアセンブリにおいて、各ヘッドチッ
プ43A、43Bの近接領域(磁気テープ摺動面67
A、67Bとは反対側)において切欠き部65A、65
Bを形成したことにより、ヘッドチップをベース板47
に接着剤で貼付するときに、もはや図17及び図18で
述べた如くにコア同士が接触し合うことがない。
【0027】この結果、ヘッドチップの接着(貼付)精
度、即ち、その割角精度が向上し、接着の作業性も良好
となる。しかも、ヘッドチップが超小型であって接着可
能面積が制約されていても、接着を安定に行えることに
なる。
【0028】また、接着時に接着剤5B(又は5A)が
図3(B) のようにはみ出したとしても、他方のヘッドチ
ップ下へ及ぶことはない。従って、両ヘッドチップ43
A、43Bを貼付けた状態は極めて安定しており、ベー
ス板47に対する各ヘッドチップの基準高さが同一とな
り、各トラック位置が一致し、トラック間段差による不
良が生じることがない。
【0029】また、ヘッドチップ43A、43Bを接着
する際、各チップは左右非対称形状であるから、その表
裏の判別を行ない易くなり、貼付けミスを生じることも
ない。
【0030】更に、両ヘッドチップ43A、43Bは接
触することがないため、一方のフラックスが他方へ漏れ
ることがなく、記録、再生特性を良好に保持することが
できる。
【0031】図9〜図10は、上記した超小型ヘッドで
はない通常のヘッドドラムに本発明を適用した実施例を
示すものである。
【0032】この例によれば、固定ドラム84には回転
軸90が回転可能に取付けられ、回転軸90にはフラン
ジ部83を介して固定ドラム84と同径の回転ドラム8
2が固定されている。回転ドラム82と固定ドラム84
との間隙には周方向の例えば4箇所に基板77が回転ド
ラム82にビス止めされている。そして、基板77に貼
着されたヘッドチップ71A、71Bは、ヘッドギャッ
プ部が回転ドラム82から外側へ僅か突出するように位
置している。
【0033】回転ドラム82のフランジ部83には磁性
体コア91が、固定ドラム84の環状溝内には磁性体コ
ア93が夫々接着剤92、94によって固定され、間隙
89を隔てて互いに対向する磁性体コア91、93によ
ってロータリートランス機構が構成される。図10中、
85、86は磁性体コアに設けられた環状凹部、87、
88はコイルである。以上の各部分によって回転ヘッド
ドラム機構が構成される。
【0034】そして、この例でも、各ヘッド71A、7
1Bの近接領域に切欠き部75A、75Bがそれぞれ形
成されているので、上述した例で述べたと同様に両ヘッ
ドが近接配置されても接触し合ったり、一方の接着剤が
他方の貼付位置まではみ出すことがない。
【0035】従って、接着の精度及び作業性の向上等、
上述したと同様の顕著な作用効果を得ることができる。
【0036】図11〜図16は、本発明の他の実施例を
示すものである。ヘッドチップ43A、43Bに設ける
切欠き部65A、65Bは種々の形状を採用してよい
が、図11の例は曲線状のもの、図12の例は矩形又は
正方形、図13の例はステップ状のものである。
【0037】図14は、例えば図1及び図2の例におい
て切欠き部65A、65Bの下部に更に凹部65A'、6
5B'を連設した例を示すものである。
【0038】このように凹部65A'、65B'が存在する
ことによって、各ヘッドチップを接着する接着剤5A、
5Bが外方へはみ出にくくなる。従って、図1及び図2
に比べてヘッドチップ43A、43Bを一層近接させて
も、接着剤のはみ出しによる悪影響を防ぐことができ
る。
【0039】図15の例は、上述した各例とは異なり、
一方のヘッドチップ(例えば43B)にのみ切欠き部6
5Bを設けているが、他方のヘッドチップにはそうした
切欠き部は設けていない。これは、他の各例においても
同様に適用してよい。
【0040】この場合でも、両ヘッドチップ43A、4
3Bを近接させても接触し合うことを防止できることが
理解されよう。また、接着剤のはみ出しの影響について
も、図18の場合よりも軽減できるし、図14で述べた
ように凹部65A'や65B'を形成することにより図1及
び図2の例と同等の効果を得ることもできる。
【0041】図16は、図12の例において切欠き部6
5A、65Bに面して残されたコア突出部分66A'、6
6B'をヘッドチップ接着時のハンドリング用として使用
する例を示している。
【0042】即ち、コア突出部66A'、66B'を仮想線
で示す一対の挟持具100で挟持し、基板47の所定位
置に搬送する。そして、ビデオカメラ(図示せず)でヘ
ッドチップの位置を監視して位置調整し、ノズル(図示
せず)から接着剤を供給し、ヘッドチップ(例えば43
A)を基板47に貼着する。他方のヘッドチップについ
ても同様である。
【0043】挟持具100で挟持される突出部分66
A'、66B'の挟持面を基板47に対して垂直にしておけ
ば、水平にかつ安定して挟持されて安全に所定位置に搬
送される。
【0044】以上、本発明の実施例を説明したが、上述
の実施例は本発明の技術的思想に基いて更に変形が可能
である。
【0045】例えば、上述したコアの切欠き部65A、
65Bの平面形状又は断面形状は種々に変形することが
できる。また、上述した各例はダブルアジマス型のヘッ
ドに好適であるが、他のタイプのヘッドに本発明を適用
してもよい。また、ヘッドアセンブリ及びヘッドドラム
の構造等も上述した例のものに限定されることはない。
【0046】
【発明の作用効果】本発明は上述した如く、複数の磁気
ヘッドの互いに近接し合う領域において前記複数の磁気
ヘッドの各コアの少なくとも一方に切欠き部が設けられ
ているので、接着時に両コアが接触し合うことがなく、
ヘッドチップの接着(貼付)精度が向上し、接着の作業
性も良好となる。しかも、ヘッドチップが超小型であっ
て接着可能面積が制約されていても、接着を安定に行え
ることになる。
【0047】また、接着時に接着剤がはみ出したとして
も、他方のヘッドチップ下へ及ぶことはないので、両ヘ
ッドチップを貼付けた状態は極めて安定しており、各ヘ
ッドチップの基準高さが同一となり、各トラック位置が
一致し、トラック間段差による不良が生じることがな
い。
【0048】また、ヘッドチップを接着する際、各チッ
プは左右非対称形状であるから、その表裏の判別を行い
易くなり、貼付けミスを生じることもない。
【0049】更に、両ヘッドチップは接触することがな
いため、一方のフラックスが他方へ漏れることがなく、
記録、再生特性を良好に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による超小型の磁気ヘッドアセ
ンブリの要部平面図である。
【図2】同アセンブリの図1の背面図である。
【図3】(A) は同アセンブリの一部分の拡大平面図、
(B) は接着剤のはみ出す状況を示す同様の拡大平面図で
ある。
【図4】同アセンブリの平面図である。
【図5】同アセンブリの各部を分離して示す平面図であ
る。
【図6】超小型の磁気ヘッドアセンブリの回転ドラムの
平面図である。
【図7】図6の VII−VII 線に沿う一部分の拡大断面図
である。
【図8】図6の回転ドラムを用いた超小型の磁気ヘッド
ドラムとテープカセットとを概略的に示す斜視図であ
る。
【図9】本発明の他の実施例による磁気ヘッドアセンブ
リの要部平面図である。
【図10】回転ヘッドドラム機構の断面図である。
【図11】本発明の他の実施例による磁気ヘッドアセン
ブリの要部平面図である。
【図12】本発明の他の実施例による磁気ヘッドアセン
ブリの要部平面図である。
【図13】本発明の他の実施例による磁気ヘッドアセン
ブリの要部平面図である。
【図14】本発明の他の実施例による磁気ヘッドアセン
ブリの要部拡大平面図である。
【図15】本発明の他の実施例による磁気ヘッドアセン
ブリの要部平面図である。
【図16】本発明の更に他の実施例による磁気ヘッドア
センブリの要部平面図である。
【図17】従来の磁気ヘッドアセンブリを示す要部平面
図である。
【図18】(A) は同アセンブリの一部分の拡大平面図、
(B) は接着剤のはみ出す状況を示す同様の拡大平面図、
(C) は同アセンブリを磁気テープ摺動面側からみた拡大
正面図である。
【符号の説明】
5A、5B・・・接着剤 40・・・回転ドラム 41、42・・・固定ドラム 43A、43B・・・磁気ヘッド(ヘッドチップ) 44・・・カセット 46・・・磁気テープ 47・・・ベース板 49A、49B・・・フレキシブル端子板 50・・・磁気ヘッドドラム 51、52・・・磁気ヘッドアセンブリ 54A、54B・・・コイル 65A、65B・・・切欠き部 66A、66B・・・コア 66A'、66B'・・・コア突出部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 5/265 G11B 5/29

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のヘッドが互いに近接して配置された
    磁気ヘッドアセンブリであって、前記複数の磁気ヘッド
    の互いに近接し合う領域において前記複数の磁気ヘッド
    の各コアの磁気テープ摺動面とは反対側にあるエッジ部
    少なくとも一方が切除されて切欠き部が設けられてい
    る磁気ヘッドアセンブリ。
  2. 【請求項2】磁気ヘッドドラムの回転ドラムに用いられ
    るダブルアジマスヘッド用であって、2つの磁気ヘッド
    の各コアの少なくとも一方において、磁気テープ摺動面
    とは反対側にあるエッジ部が切除されて切欠き部となさ
    れている、請求項1に記載する磁気ヘッドアセンブリ。
  3. 【請求項3】切欠き部に面して残されたコア部が突出し
    た形状をなしており、この突出した部分がハンドリング
    用として用いられる、請求項1に記載する磁気ヘッドア
    センブリ。
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