JPH05334520A - 硬貨処理装置 - Google Patents

硬貨処理装置

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JPH05334520A
JPH05334520A JP4139232A JP13923292A JPH05334520A JP H05334520 A JPH05334520 A JP H05334520A JP 4139232 A JP4139232 A JP 4139232A JP 13923292 A JP13923292 A JP 13923292A JP H05334520 A JPH05334520 A JP H05334520A
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淑郎 有賀
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Abstract

(57)【要約】 【目的】硬貨受け皿に収容された硬貨の残留検知が確実
に行え、検知漏れ、計数ミスを防止し得る硬貨処理装置
を提供することを目的とする。 【構成】硬貨受け皿30の内底部30aに複数の光学的
検知器50の光軸50cと直交する状態に硬貨浮かし用
の突起70,70を設け、これら突起70,70によ
り、硬貨受け皿30内の硬貨Kを底面から浮かす状態に
支承する。これにより、硬貨受け皿30内の硬貨Kは、
光学的検知器50の光軸50cに確実に当たることとな
り、残留検知が確実に行えるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば、銀行などの
金融機関に設置され、硬貨の入金処理および出金処理を
行なうことができる硬貨処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、銀行などの金融機関では、硬貨の
入出金処理を自動的に行なう硬貨処理装置を搭載した現
金自動取引装置(ATM)が設置され、実用に供されて
いる。
【0003】硬貨処理装置は、入金時には硬貨入出金口
から投入された入金硬貨を硬貨受け皿で一旦受け、この
硬貨受け皿を反転させることにより装置内に取込んで金
種の判別を行ない、金種別金庫に収納する。また、出金
時には、この金種別金庫から必要な硬貨を硬貨受け皿内
に放出するようになっている。
【0004】通常、この種の硬貨受け皿は、多量の硬貨
を収容する必要がある関係で、深皿形状とし大容量化を
図っており、硬貨を取出す場合には、底面部の奥側から
手前側に沿って手指を動かした後、手前側の内壁面に沿
って掬い上げることにより集積されている硬貨全体を掴
み出すようになっている。一度の処理で全ての出金硬貨
が抜き出せるときもあるが、指の間からがこぼれ落ちた
場合は、もう一度硬貨入出金口より指を入れて再度抜き
出すことになる。
【0005】一方、硬貨受け皿の内底面に沿って光軸を
通し該光軸が硬貨により遮断されることにより硬貨の残
留を検知する複数の硬貨残留検知が配置されており、硬
貨の取りこぼしがあった様な場合は、硬貨の残留検知が
働き、もう一度硬貨入出金口より指を入れて再度抜き出
せる様、暫くの間、硬貨入出金口部に設けられたシャッ
タを閉じないよう制御している。
【0006】しかし、従来の硬貨受け皿内底面部が若干
円弧状を呈しているもののほゞ平らな形状にしていたた
め、指の間からこぼれ落ちた硬貨が、外径が小さくて薄
い硬貨(1円硬貨)の場合、残留検知に掛からない位置
に停止する場合がある。また、小さい硬貨を検出できる
ように微妙な調整をすると、硬貨受け皿の内底面が取出
し易いように若干円弧状を呈していることから外径の大
きな硬貨の下に形成された空間を光軸が通過してしま
い、硬貨受け皿から全ての硬貨が抜き取られたと判断し
てシャッタを閉じてしまうことになる。このような場合
は、機械が正常終了したと判断し、計数ミスにつながる
といった問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の硬貨処理装置
は、硬貨受け皿内の硬貨残留を検出するための検出器を
配置しているが、受け皿内底面部が若干円弧状を呈して
いるもののほゞ平らな形状にしていたため、外径が小さ
くて薄い硬貨(1円硬貨)が1枚残った場合等は、残留
検知が難しく、検知漏れ、計数ミスにつながる事態が多
々発生していた。そこで、本発明は、硬貨受け皿に収容
された硬貨の残留検知が確実に行え、検知漏れ、計数ミ
スを防止し得る硬貨処理装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記解決する
ための第1の手段として、硬貨を挿脱するための硬貨入
出金口と、この硬貨入出金口の下方に設けられ硬貨を収
容する硬貨受け皿と、この硬貨受け皿の内底面に沿って
光軸を通し該光軸が硬貨により遮断されることにより硬
貨の残留を検知する複数の硬貨残留検知手段と、これら
複数の硬貨残留検知手段の光軸と直交する状態に配置さ
れ硬貨受け皿内底部の硬貨を底面から浮かす状態に支承
する硬貨浮かし用の突起とを具備してなる構成としたも
のである。
【0009】また、第2の手段として、硬貨を挿脱する
ための硬貨入出金口と、この硬貨入出金口の下方に設け
られ硬貨を収容する硬貨受け皿と、この硬貨受け皿の内
底面に沿って光軸を通し該光軸が硬貨により遮断される
ことにより硬貨の残留を検知する複数の硬貨残留検知手
段と、これら複数の硬貨残留検知手段の光軸と直交する
状態かつ最小取扱い硬貨の径よりも小さい間隔で前記光
軸方向に複数配置され硬貨受け皿内底部の硬貨を底面か
ら浮かす状態に支承する硬貨浮かし用の帯状突起と、こ
の硬貨浮かし用の突起の前記光軸の通過位置に形成され
た切欠部とを具備してなる構成としたものである。
【0010】
【作用】上記第1の手段の硬貨処理装置によれば、硬貨
受け皿の内底部に設けられた硬貨浮かし用の突起によ
り、硬貨受け皿内の硬貨を底面から浮かす状態に支承す
ることができる。これにより、硬貨受け皿内の硬貨は、
複数の硬貨残留検知手段の光軸に確実に当たることとな
り、残留検知が確実に行え、検知漏れ、計数ミスを防止
することが可能となる。
【0011】また、第2の手段の硬貨処理装置によれ
ば、上記第1の手段の作用に加え、硬貨浮かし用の突起
の光軸の通過位置に切欠部を形成したことにより、前記
光軸の中心を突起の上面により近接させることができ、
しかも、突起が光軸の一部を遮るようなことがなく、硬
貨の検出がより確実になる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図1ない
し図9を参照して説明する。図2は硬貨処理装置を搭載
した現金自動取引装置(ATM)1の外観を概略的に示
し、図3はATM1の接客部1aを上から見たところを
示す。ATM1の接客部1aには、操作入力部2、紙幣
入出金口3、硬貨入出金口4、カード挿入口5、および
通帳挿入口6等の取扱い操作部が配設されている。図
中、矢印Hは、各取扱い操作部に対する利用客の操作方
向(前後方向)を示す。また、硬貨入出金口4と対応す
るATM1の筐体内には、本発明の硬貨処理装置10が
設けられており、硬貨による入出金処理が行えるように
なっている。
【0013】図4は、本実施例に係る硬貨処理装置を示
すものである。図において、12は本装置の外郭をなす
筺体である。13は入出金部で、筺体12の上方前面側
に設けられており、入金硬貨あるいは出金硬貨が顧客に
よって投入あるいは取出される。14は随時繰出部で、
入出金部13の下方部位に配設されており、入出金部1
3に投入された硬貨を一時停留させ、硬貨を1枚1枚に
分離して繰出すか、または、取忘れ回収部26に放出す
る。
【0014】15は検銭部で、たとえば、硬貨の材質を
識別する磁気センサ、および、硬貨のサイズを識別する
イメージセンサなどによって構成されており、随時繰出
部14から繰出された硬貨の金種、および正損などの判
別を行なう。16はゲート部で、筺体12の上部に設け
られており、検銭部15の金種判別結果に応じて、搬送
されてきた硬貨を金種別にそれぞれ振分ける。
【0015】17a〜17fは金種別一時保留部で、ゲ
ート部16の下部に配設されており、ゲート部16で振
分けられた硬貨をそれぞれ金種別に一時集積する。18
は設定ゲートで、ゲート部16の終端部に設けられてお
り、ゲート部16を通過してきた硬貨を後述する係員用
現金カセット21のリジェクト回収部19、または、係
員用現金カセット21の金庫部20に振分ける。
【0016】22a〜22fは金種別スタッカで、金種
別一時保留部17a〜17fの下部にそれぞれ対応して
配設されており、硬貨を金種別に収納する。23は第1
の搬送部で、金種別スタッカ22a〜22fの下部に配
設されており、係員が硬貨を補充あるいは回収する係員
用現金カセット21、あるいは、金種別スタッカ22a
〜22fから放出される硬貨を随時繰出部14へ搬送す
る。
【0017】24はオーバーフロースタッカ一時保留部
で、検銭部15と金種別一時保留部17aとの間のゲー
ト部16の下部に配設されており、たとえば、金種別ス
タッカ22a〜22fが硬貨で満杯となった場合にその
硬貨を収納し、後述するオーバーフロースタッカ25ま
たは第2の搬送部27に硬貨を放出する。25はオーバ
ーフロースタッカで、オーバーフロースタッカ一時保留
部24の下部に配設されており、オーバーフロースタッ
カ一時保留部14からの硬貨を収納し、第1の搬送部2
3に硬貨を搬送する機能を有する。
【0018】26は取忘れ回収部で、随時繰出部14の
下部に配設されており、顧客が入出金部13に取忘れた
硬貨を収納する。27は第2の搬送部で、金種別一時保
留部17a〜17fの下部に配設されており、検銭部1
5およびゲート部16を通過してきた硬貨、または、金
種別一時保留部17a〜17fから放出される硬貨を搬
送する。
【0019】また、筺体12内の上部には、本装置全体
の制御を行なう機能、および、外部との間で情報の授受
を行なう通信機能などを有する制御部28が設けられて
いる。また、筺体12の後部には、係員が硬貨を補充ま
たは回収するための係員用現金カセット21が着脱自在
に設置されている。
【0020】入出金部13は、図5に示すように、硬貨
を挿脱するための硬貨入出金口4と、この硬貨入出金口
4の下方に設けられ硬貨を収容する硬貨受け皿(入出金
ホッパ)30と、前記硬貨入出金口4を開閉するシャッ
タ31を有する。
【0021】そして、ATM1の操作入力部2にて硬貨
の出金を指定すると、ATM1全体で顧客処理等を判断
して硬貨を出金する。出金された硬貨は、硬貨入出金口
4の直ぐ下に配置されている硬貨受け皿30に一旦集積
され、指定金額が放出されたことを確認して、ATM1
のシャッタ31が開くようになっている。
【0022】また、入金処理時には、操作入力部2の入
金指定により、硬貨入出金口4のシャッタ31が開き、
お客様が硬貨を硬貨受け皿30に投入すると、シャッタ
31が閉じると同時に、硬貨受け皿30が回転中心線3
5を中心に回転し、随時繰出部14へ硬貨を落とし込む
ようになっている。硬貨受け皿30は、図1、図6ない
し図9に詳図するような構成となっている。
【0023】硬貨受け皿30は、上面が開口し利用客の
操作方向Hが長手となる箱型を呈し、その底部30aは
ほゞ前記回転中心線35を中心とする円弧状を呈してお
り、利用者に近い手前側が、幾分低くなるように傾斜さ
せた状態となっている。
【0024】また、硬貨受け皿30の前壁面30bおよ
び後壁面30cには、軸心が前記回転中心線35となる
シャフト36,37が突設されており、これらシャフト
36,37は、ベアリング38およびブッシュ39によ
り自由に回転運動が出来るように支持されている。ベア
リング38およびブッシュ39は、硬貨処理装置の筐体
12に取付けられた第1の軸受ホルダ40および第2の
軸受ホルダ41で保持されている。
【0025】また、手前側のシャフト36の端部には、
カム45が固定されており、図示していない駆動系で所
定角度回転するようになっている。また、カム45の一
部には、位置検出プレート46が取付けられており、セ
ンサ47によって確実に硬貨受け皿30の開口部が上を
向いた状態および確実に反転した位置を検出できるよう
になっている。
【0026】また、硬貨受け皿30の底部30aの前端
側および後壁面30c下部には、それぞれ4つの光透過
孔49が設けられており、硬貨受け皿30が硬貨受け入
れ可能状態にある時に、発光器50aと受光器50bと
からなる4組の硬貨残留検知手段としての光学的検知器
50…の光軸50c…が光透過孔49…を介して硬貨受
け皿30内の底部30aに沿って通過するようになって
いる。発光器50aと受光器50bは、ホルダ51,5
2を介して筐体12に固定されている。
【0027】また、硬貨受け皿30内の底部30aに
は、前記光学的検知器50…の光軸50c…と直交する
状態に硬貨浮かし用の帯状の突起70,70が一体成形
されている。そして、図7および図8に示すように硬貨
受け皿30内の硬貨Kを底面から浮かす状態に支承する
ようになっている。
【0028】図9に示すように突起70と突起70との
間隔Lは、最小取扱い硬貨(1円硬貨)の径よりも小さ
い間隔に設定されており、最小取扱い硬貨Kが硬貨受け
皿30内の底部30aに張り付かないようになってい
る。また、前記突起70,70は、断面ほゞ三角形の山
形を呈し、矢印A方向に手指を動かして硬貨K…を取出
す際の妨げとならないようになっている。さらに、硬貨
浮かし用の突起70…の上端近傍を前記光軸50c…が
通過するようになっている。
【0029】しかして、入金処理時には、操作入力部2
の入金指定により、硬貨入出金口4のシャッタ31が開
き、お客様が硬貨を硬貨受け皿30に投入すると紙幣入
出金口3から投入された硬貨K…は、紙幣入出金口3に
対応して設けられた筐体12のガイド側壁12aに導か
れながら重力により硬貨受け皿30の底部に溜められ
る。そして、光透過孔49…を光軸46が通過する複数
の光学的検知器50によって硬貨受け皿30内に投入さ
れた硬貨K…が検出される。
【0030】硬貨K…の投入が検出されるとシャッタ3
1が閉じると同時に、硬貨受け皿30が回転中心線35
を中心に反転し、硬貨K…を随時繰出部14へ落とし込
むようになっている。この後、硬貨K…は後処理装置で
ある検銭部15に送られることになる。この後の処理に
ついては、本発明と直接関係無いためその説明を省略す
る。
【0031】また、出金処理時には、操作入力部2から
の出金指定により、ATM1全体で顧客処理等を判断し
て硬貨を出金する。出金された硬貨K…は、硬貨受け皿
30の底部に溜められる。そして、光透過孔49…を光
軸46が通過する光学的検知器50…によって放出され
た硬貨K…が検出される。指定金額が放出されたことを
確認して、ATM1のシャッタ31が開くようになって
いる。
【0032】硬貨K…は、硬貨受け皿30の底部30a
にバラバラの状態で集積されるが、硬貨受け皿30の底
部30a形状が前後方向に長手、すなわち、利用客の操
作方向Hが長手となる形状となっているため、硬貨K…
を指に沿った状態で集積させることができる。
【0033】したがって、手指60を底面部30aの奥
側から手前側に沿って動かして掻き集め、この後、手前
側の壁面30bに沿って掬い上げることにより集積され
ている硬貨K全体を掴み出すことが可能となる。
【0034】さらに、硬貨受け皿30の底部30aは、
その手前側が、幾分低く傾斜しているため、出金処理で
放出された硬貨K…は、低い部分に集まり易く、硬貨K
…の摘み上げをより容易にしている。
【0035】また、指の間からこぼれ落ちた硬貨Kが、
外径が小さくて薄い硬貨(1円硬貨)の場合であって
も、図7ないし図9に示すように光学的検知器50…の
光軸50c…と直交する状態、かつ間隔Lは、最小取扱
い硬貨(1円硬貨)の径よりも小さい間隔Lで配設され
た硬貨浮かし用の帯状の突起70に載って底面から浮か
す状態に支承され、底面30aに張り付くことがない。
また、突起70と突起70との間隔Lより大きな硬貨K
は、突起70に載って傾斜状態に支承されたり突起70
と突起70に跨がって支承される。
【0036】したがって、硬貨受け皿30内の硬貨K
は、突起70…の上端近傍を通過する4本の光軸50c
…のいずれかを遮ることとなり、確実に残留検知が行わ
れる。したがって、従来のように、残留検知に掛からな
いで、硬貨受け皿30から全ての硬貨Kが抜き取られた
と判断してシャッタ31を閉じてしまうことがない。こ
れにより、計数ミスを防止できるものである。
【0037】なお、上述に一実施例において、硬貨浮き
上げ用の突起70を断面三角形状の帯状とし、その数を
3つとしたものに付いて説明したが、これに限らず、要
は、硬貨Kを確実に硬貨受け皿30の底面30aから浮
かす事ができれば、その数および形状は問わないもので
ある。
【0038】また、図10および図11に示すように、
硬貨浮かし用の突起70…の光軸50c…の通過位置に
切欠部71…を形成し、前記光軸50c…の中心を突起
70…の上面により近接させ、なおかつ、突起70…が
光軸50c…の一部を遮るようなことがないように構成
しても良い。この場合には、硬貨の検出がより確実にな
る。その他、本発明は、上記一実施例に限らず、要旨を
変えない範囲で種々変形実施可能なことは勿論である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の硬貨処理
装置は、硬貨受け皿の内底部に設けられた硬貨浮かし用
の突起により、硬貨受け皿内の硬貨を傾斜状態に支承す
ることができる。これにより、硬貨受け皿内の硬貨は、
複数の硬貨残留検知手段の光軸に確実に当たることとな
り、残留検知が確実に行え、検知漏れ、計数ミスを防止
することが可能となるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る硬貨処理装置の主要部
の構成を示す断面図。
【図2】硬貨処理装置を搭載した現金自動取引装置の外
観を概略的に示す斜視図。
【図3】ATMの接客部を上から見たところを示す図。
【図4】硬貨処理装置の構成を概略的に示す縦断側面
図。
【図5】ATMの硬貨入出金部を概略的に示す断面図。
【図6】硬貨受け皿の断面図。
【図7】硬貨受け皿内の硬貨の状態を示す説明図。
【図8】硬貨受け皿内の硬貨の状態を示す説明図。
【図9】硬貨受け皿内の硬貨浮き上げ用の突起の配置状
態を示す平面図。
【図10】硬貨受け皿の他の実施例を示す断面図。
【図11】硬貨受け皿の他の実施例を示す縦断側面図。
【符号の説明】
1…現金自動取引装置(ATM)、1a…接客部、2…
操作入力部、3…紙幣入出金口、4…硬貨入出金口、5
…カード挿入口、6…通帳挿入口、10…硬貨処理装
置、12…筺体、12a…ガイド側壁、13…入出金
部、30…硬貨受け皿、30a…底部、30b…前壁
面、30c…後壁面、31…シャッタ、49…光透過
孔、50…光学的検知器。50a…発光器、50b…受
光器、50c…光軸、70…硬貨浮き上げ用の突起、7
1…切欠部、K…硬貨。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬貨を挿脱するための硬貨入出金口と、 この硬貨入出金口の下方に設けられ硬貨を収容する硬貨
    受け皿と、 この硬貨受け皿の内底面に沿って光軸を通し該光軸が硬
    貨により遮断されることにより硬貨の残留を検知する複
    数の硬貨残留検知手段と、 これら複数の硬貨残留検知手段の光軸と直交する状態に
    配置され硬貨受け皿内底部の硬貨を底面から浮かす状態
    に支承する硬貨浮かし用の突起と、を具備してなること
    を特徴とする硬貨処理装置。
  2. 【請求項2】 硬貨を挿脱するための硬貨入出金口と、 この硬貨入出金口の下方に設けられ硬貨を収容する硬貨
    受け皿と、 この硬貨受け皿の内底面に沿って光軸を通し該光軸が硬
    貨により遮断されることにより硬貨の残留を検知する複
    数の硬貨残留検知手段と、 これら複数の硬貨残留検知手段の光軸と直交する状態か
    つ最小取扱い硬貨の径よりも小さい間隔で前記光軸方向
    に複数配置され硬貨受け皿内底部の硬貨を底面から浮か
    す状態に支承する硬貨浮かし用の帯状突起と、 この硬貨浮かし用の突起の前記光軸の通過位置に形成さ
    れた切欠部と、を具備してなることを特徴とする硬貨処
    理装置。
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