JP6206157B2 - 硬貨処理装置 - Google Patents
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A.硬貨が格納される硬貨格納箱(金種別出金箱42、二金種出金箱42’)と、
B.前記硬貨格納箱を通過する光軸(L1〜L3)上における硬貨の有無を検知するセンサ(硬貨残留センサ53〜55)と、
を備え、
C.前記硬貨格納箱は、底面を形成する第1の面(421)と、側面を形成する第2の面(422)と、前記第1の面および前記第2の面の間に位置する第3の面(423)と、
を有する。
(1−1.硬貨処理装置の構成)
まず、図1を参照しながら、本発明の一実施形態による硬貨処理装置1の構成の一例について説明する。図1は、本発明の一実施形態による硬貨処理装置1の内部構成の一例を示す概略図である。なお、図1(b)は、図1(a)に示す硬貨処理装置1を右側面側から見た図である。
例えば、金種別ホッパ36a〜36fは、操作者により金種および枚数を指定した出金指示が行われると、指定された金種、枚数を金種別ホッパ36a〜36fから一枚ずつ繰り出し、金種別出金箱42a〜42fに集積させる。
次に、上述した構成を有する硬貨処理装置1の動作例について説明する。硬貨処理装置1の動作は、制御ユニット90の制御部によって実行される。すなわち、制御部が、記憶部に記憶されたプログラムを実行することで、下記に説明する動作を実行する。
図3および図4に、従来の出金箱の概略構成図を示す。具体的には、図3は、従来の出金箱の装置セット時の概略構成図であって、図3(a)に上面図、図3(b)に側面図を示す。図4は、従来の出金箱の引き出し時の概略構成図であって、図4(a)に上面図、図4(b)に側面図を示す。また、図3および図4に示すように、ここでは出金箱の一例として二金種出金箱420a、420bを用いる。
(2−1.第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態による硬貨処理装置1に含まれる硬貨格納箱(出金箱)について図5〜図9を参照して説明する。
図5は、第1の実施形態による出金箱の装置セット時の概略構成図であって、図5(a)に上面図、図5(b)に側面図を示す。ここでは出金箱の一例として二金種出金箱42’a、42’bを用いる。
続いて、以上説明した構成を有する第1の実施形態による出金箱を含む硬貨処理装置1の残留硬貨検知動作について説明する。硬貨処理装置1は、操作者から指定された枚数、金種の硬貨を全て二金種出金箱42’に出金し終えるか、二金種出金箱42’の容量に応じて設定された所定枚数の硬貨を出金すると、操作者に出金箱内の硬貨の取り出しを指示する画面を表示部に表示する。
以上説明したように、第1の実施形態では、出金箱内の硬貨の有無を検知する三対の硬貨残留センサ53〜55を設けると共に、出金箱の底面を形成する第1の面421と側面を形成する第2の面422との間に第3の面424を設け、当該第3の面424を曲面で形成することで、出金箱の残留硬貨を確実に検知することができる。
上述した第1の実施形態では、図10に示すように、硬貨Cが第3の面423に停止する場合も想定される。図10は、第3の面423で停止する硬貨Cの状態について説明するための図である。
図11は、第2の実施形態による出金箱の形状について説明するための図である。図11に示すように、第2の実施形態による二金種出金箱42’a−2は、底面を形成する第1の面421と、側面を形成する第2の面422と、第1の面421および第2の面422の間に位置する第3の面423と、から形成され、さらに第3の面423と第1の面421の接続部(交差部)246が曲面である。
出金および残留検知の動作は第1の実施形態と同様であるので、ここでの説明は省略する。
本発明の第2の実施形態では、上述したように、第3の面423と第1の面421の接続部(交差部)246を曲面で形成したことにより、硬貨が第3の面423(傾斜角θを有する傾斜面)から第1の面421(底面)に滑らかに移動することができる。これにより、第3の面423に硬貨が停止する可能性を低くする効果が期待できる。
上述した第1、第2の実施形態では、第3の面423を傾斜面で形成したが、本発明の出金箱の構成はこれに限定されない。例えば、図12に示すように、第3の面423’が曲面であってもよい。
図12は、本発明の第3の実施形態による出金箱の形状について説明するための図である。図12に示すように、第3の実施形態による二金種出金箱42’a−3は、底面を形成する第1の面421と、側面を形成する第2の面422と、第1の面421および第2の面422の間に位置する第3の面423’と、から形成され、さらに第3の面423’は曲面により形成される。
出金および残留検知の動作は第1の実施形態と同様であるので、ここでの説明は省略する。
本発明の第3の実施形態では、上述したように、第3の面423’を曲面で形成したことにより、硬貨が第3の面423’から第1の面421に滑らかに移動することができる。これにより、第3の面423に硬貨が停止することなく、より確実に硬貨残留を検知することができる。
以上説明したように、本発明の第1〜第3の実施形態によれば、硬貨格納箱の残留硬貨を確実に検知することが可能である。
10 硬貨受領部
11 投入口
14 硬貨認識部
20 硬貨選別部
26 リジェクト硬貨収容部
30 一時保留部
34 返却箱
36 金種別ホッパ
38 搬送ゲート
40 出金箱トレイフレーム
42、42a〜42f 金種別出金箱
42’、42’a、42’a−2、42’a−3、42’b 二金種出金箱
421 第1の面
422 第2の面
423、423’ 第3の面
424 第4の面
426 接続部
44 回収庫
47 スライドレール
49 出金箱セット検知レバー
50 出金箱セットセンサ
53〜55 硬貨残留センサ
53a、54a、55a 発光部
53b、54b、55b 受光部
57、58、59 スリット孔
90 制御ユニット
L1、L2、L3 光軸
C、C1、C2 硬貨
Claims (8)
- 硬貨が格納される硬貨格納箱と、
前記硬貨格納箱を通過する光軸上における硬貨の有無を検知するセンサと、
を備え、
前記硬貨格納箱は、底面を形成する第1の面と、側面を形成する第2の面と、前記第1の面および前記第2の面の間に位置する第3の面と、を有し、
前記第1の面の短手方向の長さは、硬貨処理装置において扱われる硬貨のうち最も径が小さい硬貨の直径の2倍未満である、硬貨処理装置。 - 前記第3の面は傾斜面である、請求項1に記載の硬貨処理装置。
- 前記第3の面は曲面である、請求項1に記載の硬貨処理装置。
- 前記第2の面および前記第3の面は、前記第1の面の長手方向に沿って設けられ、
前記センサは、前記第1の面の長手方向上に光軸を形成する、請求項1に記載の硬貨処理装置。 - 前記センサは、前記底面から、前記硬貨処理装置において扱われる硬貨のうち最も薄い硬貨の厚み分の高さ以下の範囲を通過する光軸を形成する第1のセンサを含む、請求項1に記載の硬貨処理装置。
- 硬貨が格納される硬貨格納箱と、
前記硬貨格納箱を通過する光軸上における硬貨の有無を検知するセンサと、
を備え、
前記硬貨格納箱は、底面を形成する第1の面と、側面を形成する第2の面と、前記第1の面および前記第2の面の間に位置する第3の面と、を有し、
前記第3の面と前記第1の面の接続部は曲面である、硬貨処理装置。 - 硬貨が格納される硬貨格納箱と、
前記硬貨格納箱を通過する光軸上における硬貨の有無を検知するセンサと、
を備え、
前記硬貨格納箱は、底面を形成する第1の面と、側面を形成する第2の面と、前記第1の面および前記第2の面の間に位置する第3の面と、を有し、
前記センサは、前記底面から、硬貨処理装置において扱われる硬貨のうち最も薄い硬貨の厚み分の高さ以下の範囲を通過する光軸を形成する第1のセンサを含み、
前記センサは、前記第1のセンサが形成する光軸より前記底面から高い位置であって、前記第1のセンサと前記底面の短手方向上で異なる位置に光軸を形成する第2のセンサを含む、硬貨処理装置。 - 前記第2のセンサが形成する光軸の前記底面からの高さは、前記硬貨処理装置において扱われる硬貨のうち最も径が小さい硬貨の直径未満である、請求項7に記載の硬貨処理装置。
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JP2015118458A JP2015118458A (ja) | 2015-06-25 |
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JP2013260409A Active JP6206157B2 (ja) | 2013-12-17 | 2013-12-17 | 硬貨処理装置 |
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-
2013
- 2013-12-17 JP JP2013260409A patent/JP6206157B2/ja active Active
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