JPH0533444A - 階段の構成部材 - Google Patents
階段の構成部材Info
- Publication number
- JPH0533444A JPH0533444A JP3214723A JP21472391A JPH0533444A JP H0533444 A JPH0533444 A JP H0533444A JP 3214723 A JP3214723 A JP 3214723A JP 21472391 A JP21472391 A JP 21472391A JP H0533444 A JPH0533444 A JP H0533444A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- unit side
- fitting groove
- stepboard
- tread
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来必要であった、左右一対の長尺の側板
に、施工現場に対応した踏板嵌入溝及びけ込み板嵌入溝
を形成する作業をなくす。 【構成】 全ての単位側板２の上下長さが所定寸法Ａと
なるように、単位側板２の下部を切り除くと共に、全て
の単位側板２の前後長さが所定寸法Ｂとなるように前部
を切り除いた後、建築物の、階段部の左右の側壁１１
に、単位側板２を取り付ける。その後、踏板３を踏板嵌
入溝６にスライド嵌入すると共に、踏板３の下方におい
て、くさび１３を踏板嵌入溝６に嵌めて固定する。その
後、け込み板４をけ込み板嵌入溝９及びけ込み板嵌入溝
１０に嵌め入れて固定する。
に、施工現場に対応した踏板嵌入溝及びけ込み板嵌入溝
を形成する作業をなくす。 【構成】 全ての単位側板２の上下長さが所定寸法Ａと
なるように、単位側板２の下部を切り除くと共に、全て
の単位側板２の前後長さが所定寸法Ｂとなるように前部
を切り除いた後、建築物の、階段部の左右の側壁１１
に、単位側板２を取り付ける。その後、踏板３を踏板嵌
入溝６にスライド嵌入すると共に、踏板３の下方におい
て、くさび１３を踏板嵌入溝６に嵌めて固定する。その
後、け込み板４をけ込み板嵌入溝９及びけ込み板嵌入溝
１０に嵌め入れて固定する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は階段の構成部材に関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】従来この種の構成部材として以下の如き
ものは知られている。即ち、左右一対の長尺の側板から
なり、これら長尺の側板に踏板嵌入溝及びけ込み板嵌入
溝が形成されているものは知られている。
ものは知られている。即ち、左右一対の長尺の側板から
なり、これら長尺の側板に踏板嵌入溝及びけ込み板嵌入
溝が形成されているものは知られている。
【０００３】
【従来技術の欠点】前記従来の構成部材には以下の如き
欠点があった。即ち、施工現場の踏板の取付ピッチ（段
ピッチ）や踏板の前後幅に対応するようにして、工場に
おいて、予め左右一対の長尺の側板に、踏板嵌入溝及び
け込み板嵌入溝を形成しておき、施工現場での施工作業
を少しでも早く行なえるようにしているが、施工現場ご
とに踏板の取付ピッチや踏板の前後幅が相違するため、
各側板に踏板嵌入溝及びけ込み板嵌入溝を形成する作業
が面倒で複雑であるという欠点があった。
欠点があった。即ち、施工現場の踏板の取付ピッチ（段
ピッチ）や踏板の前後幅に対応するようにして、工場に
おいて、予め左右一対の長尺の側板に、踏板嵌入溝及び
け込み板嵌入溝を形成しておき、施工現場での施工作業
を少しでも早く行なえるようにしているが、施工現場ご
とに踏板の取付ピッチや踏板の前後幅が相違するため、
各側板に踏板嵌入溝及びけ込み板嵌入溝を形成する作業
が面倒で複雑であるという欠点があった。
【０００４】
【前記欠点を解消するための手段】この発明は前記欠点
を解消するために以下の如き手段を採用した。この発明
は、ほぼ矩形状の左右一対の単位側板からなり、これら
単位側板に踏板嵌入溝及びけ込み板嵌入溝が形成されて
いるものである。
を解消するために以下の如き手段を採用した。この発明
は、ほぼ矩形状の左右一対の単位側板からなり、これら
単位側板に踏板嵌入溝及びけ込み板嵌入溝が形成されて
いるものである。
【０００５】
【発明の作用】この発明は以下の如き作用をなすもので
ある。単位側板を、上下に、且つ前後方向にずれるよう
にして、位置させた際、上下の踏板嵌入溝の高さ方向の
間隔が施工現場に対応した踏板の取付ピッチとなるよう
に、また、け込み板嵌入溝の前後間隔が施工現場に対応
したけ込み板の取付間隔となるように、単位側板の下側
部や単位側板の前側部を切り除き、それら単位側板を建
造物の側壁等に取り付けることによって、施工現場に対
応した踏板嵌入溝及びけ込み板嵌入溝を有する側板を構
成することが出来る。従って、いずれの施工現場にも使
用可能な１種類の単位側板さえ製造しておけば、あとは
それら施工現場に対応するように単位側板を切り除けば
よいだけであるので、各施工現場に対応して長尺の側板
に踏板嵌入溝及びけ込み板嵌入溝を形成する面倒で複雑
な作業を必要としない。
ある。単位側板を、上下に、且つ前後方向にずれるよう
にして、位置させた際、上下の踏板嵌入溝の高さ方向の
間隔が施工現場に対応した踏板の取付ピッチとなるよう
に、また、け込み板嵌入溝の前後間隔が施工現場に対応
したけ込み板の取付間隔となるように、単位側板の下側
部や単位側板の前側部を切り除き、それら単位側板を建
造物の側壁等に取り付けることによって、施工現場に対
応した踏板嵌入溝及びけ込み板嵌入溝を有する側板を構
成することが出来る。従って、いずれの施工現場にも使
用可能な１種類の単位側板さえ製造しておけば、あとは
それら施工現場に対応するように単位側板を切り除けば
よいだけであるので、各施工現場に対応して長尺の側板
に踏板嵌入溝及びけ込み板嵌入溝を形成する面倒で複雑
な作業を必要としない。
【０００６】
【実施例】以下にこの発明を図面に示す実施例に基づい
て説明する。なお、この明細書において、前とは図４右
側を、後とは同図左側をいい、左とは図３紙面裏側を、
右とは同表側をいう。階段の構成部材１は、矩形の左右
一対の単位側板２と、これら単位側板２に渡し止められ
る踏板３と、前記単位側板２に渡し止められるけ込み板
４とを有している。前記単位側板２には、踏板嵌入溝６
及びけ込み板嵌入溝９が形成されている。前記踏板嵌入
溝６は、前方及び他方のけ込み板４側に向かって開口す
ると共に、上側縁は水平となされているが、下側縁は前
方に向かって下り傾斜の傾斜縁となされている。更に、
踏板嵌入溝６は、踏板３の端部を嵌めて踏板嵌入溝６の
上側縁に当てた状態において、踏板３の下側に側面形状
三角形の間隙が生じるようになされている。前記踏板３
の後部にはけ込み板嵌入溝１０が形成されている。
て説明する。なお、この明細書において、前とは図４右
側を、後とは同図左側をいい、左とは図３紙面裏側を、
右とは同表側をいう。階段の構成部材１は、矩形の左右
一対の単位側板２と、これら単位側板２に渡し止められ
る踏板３と、前記単位側板２に渡し止められるけ込み板
４とを有している。前記単位側板２には、踏板嵌入溝６
及びけ込み板嵌入溝９が形成されている。前記踏板嵌入
溝６は、前方及び他方のけ込み板４側に向かって開口す
ると共に、上側縁は水平となされているが、下側縁は前
方に向かって下り傾斜の傾斜縁となされている。更に、
踏板嵌入溝６は、踏板３の端部を嵌めて踏板嵌入溝６の
上側縁に当てた状態において、踏板３の下側に側面形状
三角形の間隙が生じるようになされている。前記踏板３
の後部にはけ込み板嵌入溝１０が形成されている。
【０００７】
【実施例の施工方法】次に実施例の施工方法を説明す
る。まず、設計図に基づいて、工場において又は施工現
場において、以下の通りの切り除き作業を行なう。全て
の単位側板２の上下長さが所定寸法Ａとなるように、単
位側板２の下部を切り除く。全ての単位側板２の前後長
さが所定寸法Ｂとなるように前部を切り除く。全ての踏
板３の前後幅が所定寸法Ｃとなるように前部を切り除
く。全ての踏板３の左右長さが所定寸法Ｄとなるように
左右端部いずれかを切り除く。全てのけ込み板４の高さ
が所定寸法Ｅとなるように下部を切り除く。全てのけ込
み板４の左右長さが所定寸法Ｄとなるように左右端部い
ずれかを切り除く。
る。まず、設計図に基づいて、工場において又は施工現
場において、以下の通りの切り除き作業を行なう。全て
の単位側板２の上下長さが所定寸法Ａとなるように、単
位側板２の下部を切り除く。全ての単位側板２の前後長
さが所定寸法Ｂとなるように前部を切り除く。全ての踏
板３の前後幅が所定寸法Ｃとなるように前部を切り除
く。全ての踏板３の左右長さが所定寸法Ｄとなるように
左右端部いずれかを切り除く。全てのけ込み板４の高さ
が所定寸法Ｅとなるように下部を切り除く。全てのけ込
み板４の左右長さが所定寸法Ｄとなるように左右端部い
ずれかを切り除く。
【０００８】然る後、設計図に基づいて、建築物の、階
段部の左右の側壁１１に、単位側板２を取り付けるため
の指示線を１２を引き、これら指示線１２に従って側壁
１１に単位側板２を釘止めや接着等によって取り付け
る。なお、その際、左右の踏板嵌入溝６及びけ込み板嵌
入溝９が対向するようにする。然る後、前方より踏板３
を踏板嵌入溝６にスライド嵌入する。その後、踏板３の
下方において、くさび１３を踏板嵌入溝６に嵌める。そ
の後、くさび１３を単位側板２に釘止めや接着等によっ
て固定する。その後、け込み板４をけ込み板嵌入溝９及
びけ込み板嵌入溝１０に嵌め入れた後、け込み板４を踏
板３に釘止めや接着等によって固定する。
段部の左右の側壁１１に、単位側板２を取り付けるため
の指示線を１２を引き、これら指示線１２に従って側壁
１１に単位側板２を釘止めや接着等によって取り付け
る。なお、その際、左右の踏板嵌入溝６及びけ込み板嵌
入溝９が対向するようにする。然る後、前方より踏板３
を踏板嵌入溝６にスライド嵌入する。その後、踏板３の
下方において、くさび１３を踏板嵌入溝６に嵌める。そ
の後、くさび１３を単位側板２に釘止めや接着等によっ
て固定する。その後、け込み板４をけ込み板嵌入溝９及
びけ込み板嵌入溝１０に嵌め入れた後、け込み板４を踏
板３に釘止めや接着等によって固定する。
【０００９】
【発明の効果】この発明は、前記した如き構成によっ
て、以下の如き効果を奏するものである。いずれの施工
現場にも使用可能な１種類の単位側板さえ製造しておけ
ば、あとはそれら施工現場に対応するように単位側板を
切り除けばよいだけであるので、各施工現場に対応して
長尺の側板に踏板嵌入溝及びけ込み板嵌入溝を形成する
面倒で複雑な作業を必要としない。
て、以下の如き効果を奏するものである。いずれの施工
現場にも使用可能な１種類の単位側板さえ製造しておけ
ば、あとはそれら施工現場に対応するように単位側板を
切り除けばよいだけであるので、各施工現場に対応して
長尺の側板に踏板嵌入溝及びけ込み板嵌入溝を形成する
面倒で複雑な作業を必要としない。
【図１】この発明の実施例の単位側板を示す斜視図であ
る。
る。
【図２】実施例の踏板を示す斜視図である。
【図３】実施例のけ込み板を示す斜視図である。
【図４】実施例の構成部材を使用して完成された階段の
一部破砕の要部側面図である。
一部破砕の要部側面図である。
【図５】図４のＶ−Ｖ線に沿う中間省略の断面図であ
る。
る。
【図６】図４の要部斜視図である。
２ 単位側板 ６ 踏板嵌入溝 ９ け込み板嵌入溝
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 ほぼ矩形状の左右一対の単位側板からな
り、これら単位側板に踏板嵌入溝及びけ込み板嵌入溝が
形成されている階段の構成部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3214723A JP2631922B2 (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 階段の構成部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3214723A JP2631922B2 (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 階段の構成部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0533444A true JPH0533444A (ja) | 1993-02-09 |
| JP2631922B2 JP2631922B2 (ja) | 1997-07-16 |
Family
ID=16660560
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3214723A Expired - Lifetime JP2631922B2 (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 階段の構成部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2631922B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6224426B1 (en) | 1997-09-04 | 2001-05-01 | Yazaki Corporation | Electrical junction box |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57129830U (ja) * | 1981-02-06 | 1982-08-13 | ||
| JPS61187828U (ja) * | 1985-05-16 | 1986-11-22 |
-
1991
- 1991-07-30 JP JP3214723A patent/JP2631922B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57129830U (ja) * | 1981-02-06 | 1982-08-13 | ||
| JPS61187828U (ja) * | 1985-05-16 | 1986-11-22 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6224426B1 (en) | 1997-09-04 | 2001-05-01 | Yazaki Corporation | Electrical junction box |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2631922B2 (ja) | 1997-07-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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