JPH10121717A - 床板材連結金具 - Google Patents
床板材連結金具Info
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- JPH10121717A JPH10121717A JP29580396A JP29580396A JPH10121717A JP H10121717 A JPH10121717 A JP H10121717A JP 29580396 A JP29580396 A JP 29580396A JP 29580396 A JP29580396 A JP 29580396A JP H10121717 A JPH10121717 A JP H10121717A
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 床板材どうしを長手方向に直列に連結する連
結作業を容易にする。 【解決手段】 床板材連結金具１６は，床板材１１を敷
設する際に，床板材１１どうしを長手方向に直列に連結
するもので，隣接する２つの床板材１１の端部の２つの
連続部１５をそれぞれ抱き込む下向き凹形断面部１７，
１８を持ち，一方の下向き凹形断面部１７の縁部に一方
の連続部１５のエッジ１５ａに係合する内向き延出部２
０を有し，他方の下向き凹形断面部１８の縁部に他方の
連続部１５のエッジ１５ａ’に係合する内向き延出部２
１および案内用の外向き延出部２２を有する。２点鎖線
のように一方の下向き凹形断面部１７を一方の連結部１
５に掛けた状態で回転させ，押し下げると，実線のよう
に嵌合し，この床板材連結金具１６により両床板材１１
が連結される。
結作業を容易にする。 【解決手段】 床板材連結金具１６は，床板材１１を敷
設する際に，床板材１１どうしを長手方向に直列に連結
するもので，隣接する２つの床板材１１の端部の２つの
連続部１５をそれぞれ抱き込む下向き凹形断面部１７，
１８を持ち，一方の下向き凹形断面部１７の縁部に一方
の連続部１５のエッジ１５ａに係合する内向き延出部２
０を有し，他方の下向き凹形断面部１８の縁部に他方の
連続部１５のエッジ１５ａ’に係合する内向き延出部２
１および案内用の外向き延出部２２を有する。２点鎖線
のように一方の下向き凹形断面部１７を一方の連結部１
５に掛けた状態で回転させ，押し下げると，実線のよう
に嵌合し，この床板材連結金具１６により両床板材１１
が連結される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は，建築・土木工事
における仮設通路，足場等に用いる金属製の床板材を敷
設する際に，床板材どうしを長手方向に直列に連結する
ために用いる床板材連結金具に関する。
における仮設通路，足場等に用いる金属製の床板材を敷
設する際に，床板材どうしを長手方向に直列に連結する
ために用いる床板材連結金具に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば，シールド工法等によるトンネル
工事において，トンネル内に仮設通路を設ける場合，例
えば長さが２〜４ｍ等の細長い鋼製の床板材をトロッコ
軌条用の枕木上にトロッコ軌条と平行して敷設すること
が行われている。この場合，安定した仮設通路とするた
めに，長手方向に隣接する床板材どうしを連結金具で連
結する。
工事において，トンネル内に仮設通路を設ける場合，例
えば長さが２〜４ｍ等の細長い鋼製の床板材をトロッコ
軌条用の枕木上にトロッコ軌条と平行して敷設すること
が行われている。この場合，安定した仮設通路とするた
めに，長手方向に隣接する床板材どうしを連結金具で連
結する。
【０００３】この種の床板材および従来の連結金具を図
７，図８に示す（実開平２−５３４１５号参照）。この
床板材１は，１枚の細長い鋼板から打ち抜き加工および
折り曲げ加工により製造したもので，上面板２と幅方向
両側の側板部３とで床板材長手方向から見て概略コ字形
をなし，前記上面板１に床板材長手方向に一定間隔で設
けられた多数の幅方向のスロット４を有し，各スロット
４間に逆Ｕ形断面の連続部５が形成された構造である。
７，図８に示す（実開平２−５３４１５号参照）。この
床板材１は，１枚の細長い鋼板から打ち抜き加工および
折り曲げ加工により製造したもので，上面板２と幅方向
両側の側板部３とで床板材長手方向から見て概略コ字形
をなし，前記上面板１に床板材長手方向に一定間隔で設
けられた多数の幅方向のスロット４を有し，各スロット
４間に逆Ｕ形断面の連続部５が形成された構造である。
【０００４】長手方向に隣接する床板材１どうしを連結
する連結金具６は，上側金具７と下側金具８とボルト９
とからなり，前記上側金具７は，連続部５に上から被せ
られるような２つの下向き凹形断面部７ａを備え中央部
７ｂにボルト挿通穴７ｃを備えた形状であり，前記下側
金具８は，中央に浅い凹所８ａが形成された断面形状で
あり，前記凹所８ａにねじ穴８ｂを持つ。そして，突き
合わせた２つの床板材１のそれぞれの最端部の２つの連
続部５に前記上側金具７の各下向き凹形断面部７ａを被
せ，その下面側に下側金具８を当て，ボルト９で両金具
７，８を締め付け固定して，この上下２つの金具７，８
で両連続部５を挟持し，これにより２つの床板材１を連
結する。
する連結金具６は，上側金具７と下側金具８とボルト９
とからなり，前記上側金具７は，連続部５に上から被せ
られるような２つの下向き凹形断面部７ａを備え中央部
７ｂにボルト挿通穴７ｃを備えた形状であり，前記下側
金具８は，中央に浅い凹所８ａが形成された断面形状で
あり，前記凹所８ａにねじ穴８ｂを持つ。そして，突き
合わせた２つの床板材１のそれぞれの最端部の２つの連
続部５に前記上側金具７の各下向き凹形断面部７ａを被
せ，その下面側に下側金具８を当て，ボルト９で両金具
７，８を締め付け固定して，この上下２つの金具７，８
で両連続部５を挟持し，これにより２つの床板材１を連
結する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の連結金具６
は，さらにそれ以前の連結手段と比べると，連結作業の
作業性の点で改善されてはいるが，上下から当てる２つ
の金具７，８が必要なこと，さらにボルト９も必要なこ
と，ボルト９をねじ込む操作が煩雑なことなどから，連
結作業の作業性がさらに改善されることが望まれる。ま
た，この種の床板材１は，これを仮設用に用いる場合
は，工事が終了すれば回収し，次の工事現場に搬入して
再び使用する，ということを繰り返すが，連結金具６は
３つの部品７，８，９で一式であるから管理面で煩雑で
ある。
は，さらにそれ以前の連結手段と比べると，連結作業の
作業性の点で改善されてはいるが，上下から当てる２つ
の金具７，８が必要なこと，さらにボルト９も必要なこ
と，ボルト９をねじ込む操作が煩雑なことなどから，連
結作業の作業性がさらに改善されることが望まれる。ま
た，この種の床板材１は，これを仮設用に用いる場合
は，工事が終了すれば回収し，次の工事現場に搬入して
再び使用する，ということを繰り返すが，連結金具６は
３つの部品７，８，９で一式であるから管理面で煩雑で
ある。
【０００６】本発明は上記従来の欠点を解消するために
なされたもので，床板材どうしの連結作業を一層容易に
行うことができ，かつ，部品点数が少なく済み管理が容
易でな床板材連結金具を提供することを目的とする。
なされたもので，床板材どうしの連結作業を一層容易に
行うことができ，かつ，部品点数が少なく済み管理が容
易でな床板材連結金具を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は，上面板と幅方向両側の側板部とで床板材長手方向
から見て概略コ字形をなし，前記上面板に長手方向に一
定間隔で設けられた多数の幅方向のスロットを有し，各
スロット間に浅い逆Ｕ形断面の連続部が形成された金属
板製の床板材どうしを長手方向に直列に連結するために
用いる床板材連結金具であって，直列に突き合わせられ
た２つの前記床板材のそれぞれの最端部の２つの前記連
続部を合わせて抱き込む下向き凹の断面形状をなすとと
もに，その下向き凹の断面の一方の縁部に，一方の床板
材側の連続部の床板材長手方向中央側のエッジに係合す
る内向き延出部を有し，下向き凹の断面の他方の縁部
に，他方の床板材側の連続部の床板材長手方向中央側の
エッジに係合する内向き延出部およびこの内向き延出部
の先端から外向き傾斜で折り返されて外向きに延出する
案内用の外向き延出部を有することを特徴とする。
明は，上面板と幅方向両側の側板部とで床板材長手方向
から見て概略コ字形をなし，前記上面板に長手方向に一
定間隔で設けられた多数の幅方向のスロットを有し，各
スロット間に浅い逆Ｕ形断面の連続部が形成された金属
板製の床板材どうしを長手方向に直列に連結するために
用いる床板材連結金具であって，直列に突き合わせられ
た２つの前記床板材のそれぞれの最端部の２つの前記連
続部を合わせて抱き込む下向き凹の断面形状をなすとと
もに，その下向き凹の断面の一方の縁部に，一方の床板
材側の連続部の床板材長手方向中央側のエッジに係合す
る内向き延出部を有し，下向き凹の断面の他方の縁部
に，他方の床板材側の連続部の床板材長手方向中央側の
エッジに係合する内向き延出部およびこの内向き延出部
の先端から外向き傾斜で折り返されて外向きに延出する
案内用の外向き延出部を有することを特徴とする。
【０００８】請求項２は，請求項１の床板材連結金具に
おける下向き凹の断面形状が，２つの床板材のそれぞれ
の最端部の２つの連続部間の空間に嵌入する下向き突出
部を有して，２つの連続部を個別に抱き込む２つの下向
き凹形断面部を持つ形状であることを特徴とする。
おける下向き凹の断面形状が，２つの床板材のそれぞれ
の最端部の２つの連続部間の空間に嵌入する下向き突出
部を有して，２つの連続部を個別に抱き込む２つの下向
き凹形断面部を持つ形状であることを特徴とする。
【０００９】請求項３は，請求項１の床板材連結金具に
おける外向き延出部に，取り外し工具を引っ掛けるため
の取り外し用穴をあけたことを特徴とする。
おける外向き延出部に，取り外し工具を引っ掛けるため
の取り外し用穴をあけたことを特徴とする。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下，本発明の実施の形態を図１
〜図６の実施例を参照して説明する。実施例の床板材１
１は図７，図８に示した従来例における床板材１とほぼ
同じであり，１枚の細長い鋼板から打ち抜き加工および
折り曲げ加工により製造したもので，図３に示すよう
に，上面板１２と幅方向両側の側板部１３とで床板材長
手方向から見て概略コ字形をなし，前記上面板１２に床
板材長手方向に一定間隔で設けられた多数の幅方向のス
ロット１４を有し，各スロット１４間に図４に示すよう
に浅い逆Ｕ形断面の連続部１５が形成された構造であ
る。なお，図７，図８に示した床板材１における連続部
５は溝形断面すなわちカドのある逆Ｕ形断面をなしてい
るが，この実施例の連続部１５は湾曲した逆Ｕ形断面を
なしている。
〜図６の実施例を参照して説明する。実施例の床板材１
１は図７，図８に示した従来例における床板材１とほぼ
同じであり，１枚の細長い鋼板から打ち抜き加工および
折り曲げ加工により製造したもので，図３に示すよう
に，上面板１２と幅方向両側の側板部１３とで床板材長
手方向から見て概略コ字形をなし，前記上面板１２に床
板材長手方向に一定間隔で設けられた多数の幅方向のス
ロット１４を有し，各スロット１４間に図４に示すよう
に浅い逆Ｕ形断面の連続部１５が形成された構造であ
る。なお，図７，図８に示した床板材１における連続部
５は溝形断面すなわちカドのある逆Ｕ形断面をなしてい
るが，この実施例の連続部１５は湾曲した逆Ｕ形断面を
なしている。
【００１１】長手方向に隣接する床板材１１どうしを連
結する本発明の一実施例の床板材連結金具１６は，図１
〜図４に示すように，直列に突き合わせられた２つの前
記床板材１１のそれぞれの最端部の２つの前記連続部１
５を個別に抱き込む２つの下向き凹形断面部１７，１８
を備え，中央に２つの連続部１５間の空間に嵌入する下
向き突出部１９を備えている。そして，一方の下向き凹
形断面部１７の縁部に，一方の床板材１１（図４で左方
の床板材）側の連続部１５の床板材長手方向中央側のエ
ッジ１５ａに係合する内向き延出部２０を有し，他方の
下向き凹形断面部１８の縁部に，他方の床板材１１（図
４で右方の床板材）側の連続部１５の床板材長手方向中
央側のエッジ１５ａ’に係合する内向き延出部２１およ
びこの内向き延出部２１の先端から外向き傾斜で折り返
されて外向きに延出する案内用の外向き延出部２２を有
している。また，前記外向き延出部２２には，取り外し
工具を引っ掛けるための取り外し用穴２３をあけてい
る。
結する本発明の一実施例の床板材連結金具１６は，図１
〜図４に示すように，直列に突き合わせられた２つの前
記床板材１１のそれぞれの最端部の２つの前記連続部１
５を個別に抱き込む２つの下向き凹形断面部１７，１８
を備え，中央に２つの連続部１５間の空間に嵌入する下
向き突出部１９を備えている。そして，一方の下向き凹
形断面部１７の縁部に，一方の床板材１１（図４で左方
の床板材）側の連続部１５の床板材長手方向中央側のエ
ッジ１５ａに係合する内向き延出部２０を有し，他方の
下向き凹形断面部１８の縁部に，他方の床板材１１（図
４で右方の床板材）側の連続部１５の床板材長手方向中
央側のエッジ１５ａ’に係合する内向き延出部２１およ
びこの内向き延出部２１の先端から外向き傾斜で折り返
されて外向きに延出する案内用の外向き延出部２２を有
している。また，前記外向き延出部２２には，取り外し
工具を引っ掛けるための取り外し用穴２３をあけてい
る。
【００１２】上記の床板材連結金具１６を用いて長手方
向に隣接する床板材１１どうしを連結する場合，図４に
２点鎖線で示すように，床板材連結金具１６の一方の内
向き延出部２０を一方の床板材１１の連続部１５のエッ
ジ１５ａに係合させ，その係合させたエッジ１５ａを中
心としてこの床板材連結金具１６を矢印ａのように下向
きに回転させ，他方の床板材１１の連続部１５に上から
押し付けると，実線で示すように，他方の下向き凹形断
面部１８が連続部１５に嵌合する。その際，外向き延出
部２２がまず連続部１５の上面に接触し，外向き延出部
２２の傾斜部２２ａが案内となって下向き凹形断面部１
８が外側に押し広げられ，連続部１５に嵌合することが
できる。連続部１５に嵌合した後，弾性により復帰して
実線で示す状態となる。この状態では両側の内向き延出
部２０，２１が両床板材１１の連続部１５のエッジ１５
ａ，１５ａ’に係合するので，両連続部１５が床板材連
結金具１６により確実に連結され，両床板材１１が床板
材連結金具１６により連結される。
向に隣接する床板材１１どうしを連結する場合，図４に
２点鎖線で示すように，床板材連結金具１６の一方の内
向き延出部２０を一方の床板材１１の連続部１５のエッ
ジ１５ａに係合させ，その係合させたエッジ１５ａを中
心としてこの床板材連結金具１６を矢印ａのように下向
きに回転させ，他方の床板材１１の連続部１５に上から
押し付けると，実線で示すように，他方の下向き凹形断
面部１８が連続部１５に嵌合する。その際，外向き延出
部２２がまず連続部１５の上面に接触し，外向き延出部
２２の傾斜部２２ａが案内となって下向き凹形断面部１
８が外側に押し広げられ，連続部１５に嵌合することが
できる。連続部１５に嵌合した後，弾性により復帰して
実線で示す状態となる。この状態では両側の内向き延出
部２０，２１が両床板材１１の連続部１５のエッジ１５
ａ，１５ａ’に係合するので，両連続部１５が床板材連
結金具１６により確実に連結され，両床板材１１が床板
材連結金具１６により連結される。
【００１３】この床板材連結金具１６を取り外す場合
は，細長い棒状のもの，例えばスクリュードライバ等を
取り外し工具として用い，図４に２点鎖線で示すよう
に，この取り外し工具２４を外向き延出部２２の取り外
し用穴２３に差し込み，矢印ｂのように回転させ外向き
延出部２２を外側に広げる（なお下向き凹形断面形状部
１８自体も外側に広がる）ようにして下向き凹形断面部
１８から外し，上に持ち上げると，床板材連結金具１６
は容易に床板材１１の連結部１５から外れる。
は，細長い棒状のもの，例えばスクリュードライバ等を
取り外し工具として用い，図４に２点鎖線で示すよう
に，この取り外し工具２４を外向き延出部２２の取り外
し用穴２３に差し込み，矢印ｂのように回転させ外向き
延出部２２を外側に広げる（なお下向き凹形断面形状部
１８自体も外側に広がる）ようにして下向き凹形断面部
１８から外し，上に持ち上げると，床板材連結金具１６
は容易に床板材１１の連結部１５から外れる。
【００１４】上述の実施例の床板材連結金具１６は，中
央に下向き突出部１９を有しており，２つの連続部１５
に個別に嵌合する下向き凹形断面部１７，１８を有して
いる下向き凹の断面形状であるが，図５に示す床板材連
結金具１６’のように，ように中央部が平坦で下向き突
出部のない単なる下向き凹の断面形状でもよい。図５の
床板材連結金具１６’の他の部分は，前述の床板材連結
金具１６と同じである。
央に下向き突出部１９を有しており，２つの連続部１５
に個別に嵌合する下向き凹形断面部１７，１８を有して
いる下向き凹の断面形状であるが，図５に示す床板材連
結金具１６’のように，ように中央部が平坦で下向き突
出部のない単なる下向き凹の断面形状でもよい。図５の
床板材連結金具１６’の他の部分は，前述の床板材連結
金具１６と同じである。
【００１５】また，図６に示すように，床板材１１の連
続部１５の上面に滑り止めのための突起１５ｂを設けた
場合は，床板材連結金具１６”には，この突起１５ｂを
かわすための穴１６”ａを設ける。
続部１５の上面に滑り止めのための突起１５ｂを設けた
場合は，床板材連結金具１６”には，この突起１５ｂを
かわすための穴１６”ａを設ける。
【００１６】なお，本発明の床板材連結金具が対象とす
る床板材におけるスロット間の連結部の断面形状は，実
施例の床板材１１の連結部１５の断面形状，図８の床板
材１の連結部５の断面形状に限らず，中央が上面板と面
一で両側が下方に下がる断面形状，すなわち概ね逆Ｕ形
断面であればよい。
る床板材におけるスロット間の連結部の断面形状は，実
施例の床板材１１の連結部１５の断面形状，図８の床板
材１の連結部５の断面形状に限らず，中央が上面板と面
一で両側が下方に下がる断面形状，すなわち概ね逆Ｕ形
断面であればよい。
【００１７】また，本発明が対象する床板材の用途自体
は任意であり，説明では仮設用として述べたが，工場の
作業床や安全通路等の本来の床，通路等として用いる場
合にも，当然本発明を適用できる。
は任意であり，説明では仮設用として述べたが，工場の
作業床や安全通路等の本来の床，通路等として用いる場
合にも，当然本発明を適用できる。
【００１８】
【発明の効果】本発明の床板材連結金具によれば，その
一方の内向き延出部を一方の床板材の連続部のエッジに
係合させ，その係合させたエッジを中心として床板材連
結金具を下向きに回転させ他方の床板材の連続部に上か
ら押し付けるという簡単な操作で，両床板材を連結する
ことができ，床板材どうしの連結作業がきわめて容易に
なる。また，床板材どうしの連結を１つの部材のみで行
うことができるので，部品管理は容易である。また，ボ
ルトおよびねじ穴がないので，ボルトねじ山あるいはね
じ穴が損傷して使用できなくなる等のおそれは全くな
い。
一方の内向き延出部を一方の床板材の連続部のエッジに
係合させ，その係合させたエッジを中心として床板材連
結金具を下向きに回転させ他方の床板材の連続部に上か
ら押し付けるという簡単な操作で，両床板材を連結する
ことができ，床板材どうしの連結作業がきわめて容易に
なる。また，床板材どうしの連結を１つの部材のみで行
うことができるので，部品管理は容易である。また，ボ
ルトおよびねじ穴がないので，ボルトねじ山あるいはね
じ穴が損傷して使用できなくなる等のおそれは全くな
い。
【００１９】請求項２によれば，中央部の下向き突出部
の存在で，床板材連結金具の剛性が高くなり，床板材ど
うしの連結が堅固になる。
の存在で，床板材連結金具の剛性が高くなり，床板材ど
うしの連結が堅固になる。
【００２０】請求項３によれば，床板材どうしの連結を
解除する際に，取り外し用工具を床板材連結金具の外向
き延出部の取り外し用穴に挿入して，容易に当該床板材
連結金具を取り外すことができる。
解除する際に，取り外し用工具を床板材連結金具の外向
き延出部の取り外し用穴に挿入して，容易に当該床板材
連結金具を取り外すことができる。
【図１】本発明の一実施例の床板材連結金具の斜視図で
ある。
ある。
【図２】図１の床板材連結金具の断面図である。
【図３】図１の床板材連結金具を用いて床板材どうしを
連結した状態の連結部近傍の斜視図である。
連結した状態の連結部近傍の斜視図である。
【図４】図３における連結部の拡大断面図である。
【図５】本発明の他の実施例の床板材連結金具の断面図
である。
である。
【図６】連結部の上面に滑り止め用突起を持つ床板材に
対して用いる本発明の床板材連結金具の一実施例を示す
もので，この床板材連結金具を用いて床板材どうしを連
結した状態の連結部近傍の斜視図である。
対して用いる本発明の床板材連結金具の一実施例を示す
もので，この床板材連結金具を用いて床板材どうしを連
結した状態の連結部近傍の斜視図である。
【図７】従来の連結金具による床板材どうしの連結構造
を説明する斜視図である。
を説明する斜視図である。
【図８】図７における連結金具部分の拡大断面図であ
る。
る。
１１ 床板材 １２ 上面板 １３ 側板部 １４ スロット １５ 連結部 １５ｂ 滑り止め用突起 １６，１６’，１６” 床板材連結金具 １６”ａ 穴 １７，１８ 下向き凹形断面部 １９ 下向き突出部 ２０，２１ 内向き延出部 ２２ 外向き延出部 ２３ 取り外し用穴
フロントページの続き (72)発明者 能重 益男 埼玉県草加市稲荷４−29−23 (72)発明者 金山 繁 埼玉県北葛飾郡庄和町西金野井64−15
Claims (3)
- 【請求項１】 上面板と幅方向両側の側板部とで床板材
長手方向から見て概略コ字形をなし，前記上面板に長手
方向に一定間隔で設けられた多数の幅方向のスロットを
有し，各スロット間に浅い逆Ｕ形断面の連続部が形成さ
れた金属板製の床板材どうしを長手方向に直列に連結す
るために用いる床板材連結金具であって，直列に突き合
わせられた２つの前記床板材のそれぞれの最端部の２つ
の前記連続部を合わせて抱き込む下向き凹の断面形状を
なすとともに，その下向き凹の断面の一方の縁部に，一
方の床板材側の連続部の床板材長手方向中央側のエッジ
に係合する内向き延出部を有し，下向き凹の断面の他方
の縁部に，他方の床板材側の連続部の床板材長手方向中
央側のエッジに係合する内向き延出部およびこの内向き
延出部の先端から外向き傾斜で折り返されて外向きに延
出する案内用の外向き延出部を有することを特徴とする
床板材連結金具。 - 【請求項２】 前記下向き凹の断面形状は，前記２つの
床板材のそれぞれの最端部の２つの連続部間の空間に嵌
入する下向き突出部を有して，２つの連続部を個別に抱
き込む２つの下向き凹形断面部を持つ形状であることを
特徴とする請求項１記載の床板材連結金具。 - 【請求項３】 前記外向き延出部に，取り外し工具を引
っ掛けるための取り外し用穴をあけたことを特徴とする
請求項１記載の床板材連結金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29580396A JPH10121717A (ja) | 1996-10-17 | 1996-10-17 | 床板材連結金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29580396A JPH10121717A (ja) | 1996-10-17 | 1996-10-17 | 床板材連結金具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10121717A true JPH10121717A (ja) | 1998-05-12 |
Family
ID=17825375
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29580396A Pending JPH10121717A (ja) | 1996-10-17 | 1996-10-17 | 床板材連結金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10121717A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008091879A1 (en) * | 2007-01-24 | 2008-07-31 | Reynolds Consumer Products, Inc. | Portable porous pavement system and method for assembling such a pavement system |
| WO2008091884A1 (en) | 2007-01-24 | 2008-07-31 | Reynolds Consumer Products, Inc. | Clamp device for portable porous pavement system |
| WO2013123601A1 (en) * | 2012-02-22 | 2013-08-29 | Shawn Beamish | Interlocking device for ground cover mats |
| CN104110126A (zh) * | 2014-06-30 | 2014-10-22 | 浙江学仕课桌椅制造有限公司 | 建筑工程高空作业平台 |
-
1996
- 1996-10-17 JP JP29580396A patent/JPH10121717A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008091879A1 (en) * | 2007-01-24 | 2008-07-31 | Reynolds Consumer Products, Inc. | Portable porous pavement system and method for assembling such a pavement system |
| WO2008091884A1 (en) | 2007-01-24 | 2008-07-31 | Reynolds Consumer Products, Inc. | Clamp device for portable porous pavement system |
| US7544010B2 (en) | 2007-01-24 | 2009-06-09 | Reynolds Consumer Products, Inc. | Portable porous pavement system and methods |
| US7896306B2 (en) | 2007-01-24 | 2011-03-01 | Reynolds Consumer Products, Inc. | Clamp device for portable porous pavement system |
| US8398046B2 (en) | 2007-01-24 | 2013-03-19 | Reynolds Presto Products, Inc. | Clamp device for portable porous pavement system |
| WO2013123601A1 (en) * | 2012-02-22 | 2013-08-29 | Shawn Beamish | Interlocking device for ground cover mats |
| US9926959B2 (en) | 2012-02-22 | 2018-03-27 | Shawn Beamish | Interlocking device for ground cover mats |
| CN104110126A (zh) * | 2014-06-30 | 2014-10-22 | 浙江学仕课桌椅制造有限公司 | 建筑工程高空作业平台 |
| CN104110126B (zh) * | 2014-06-30 | 2016-06-22 | 浙江学仕课桌椅制造有限公司 | 建筑工程高空作业平台 |
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