JPH0533412U - 電線配線先表示用ラベル - Google Patents

電線配線先表示用ラベル

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JPH0533412U
JPH0533412U JP8094091U JP8094091U JPH0533412U JP H0533412 U JPH0533412 U JP H0533412U JP 8094091 U JP8094091 U JP 8094091U JP 8094091 U JP8094091 U JP 8094091U JP H0533412 U JPH0533412 U JP H0533412U
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JP
Japan
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electric wire
label
wire cable
wiring
cable
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智 川口
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現場配線工事において余分な線を切断前にラ
ベルを移動させることができ、電線ケーブルから容易に
落ちないようにする。 【作用】 電線ケーブルを電線ケーブルの先端に嵌め込
まれた電線配線先表示用ラベルの表示にしたがって壁内
を通して所定の箇所に配線する。そして、電線ケーブル
の先端の部分を切り取る前に、電線配線先表示用ラベル
を電線ケーブルの先端の部分から切り取らない電線ケー
ブルの部分に移動する。しかる後、電線ケーブルの先端
を切り取る。このようにすることにより、電線配線先表
示用ラベルを電線ケーブルの先端と共に切り落としてし
まうことがなく、電線ケーブルの余長を切り落とすごと
に電線配線先表示用ラベルの表示内容を他のラベルに写
し書きして配線箇所の表示を別な箇所に貼り付けるとい
う手間を省くことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、住宅用組電線に係わり、特に、配線ケーブルの余長分を切り取る場 合にも表示ラベルを配線ケーブルに残すことのできる電線配線先表示用ラベルに 関する。
【0002】
【従来の技術】
住宅用屋内配線工事においては、コンセントや電灯に至る配線工事を効率化す るために、図8に示すように、天井裏に配線ユニット200を固定し、この配線 ユニット200においてコンセント等に至るケーブル210を一か所で集中して 接続し、この接続部から複数のコンセント等に配線する住宅用組電線方式を用い た工事が行われている。この場合に、コンセント等の端末器具への接続は、天井 板や壁面を取り付けた後に行うため、接続対象の端末器具の位置に届くような長 さにケーブルを切断しておき、配線ユニット200との間はケーブル固定具22 0によってケーブル210を天井面あるいは壁面に固定しておくという工事方法 が採られている。
【0003】 あるいは、図7に示すように、吊り鐘状に形成したプラスチック製のジョイン トボックス110を天井裏に固定し、このジョイントボックス110においてコ ンセント等に至るケーブル120を一か所で集中して接続し、この接続部から複 数のコンセント等に配線する住宅用組電線方式を用いた工事が行われている。
【0004】 このようにして電線の接続部の保護に使用される配線ユニット100とジョイ ントボックス200は、上端部の固定穴などの取付具を利用し、釘またはバイン ド線などを用いて建築構造物に固定される。
【0005】 このような住宅用組電線を用いて屋内配線をする場合、各電線ケーブルがどこ に配線されるか表示しておかないと配線をスムーズに行うことができない。そこ で、従来は、図6に示す如く、住宅用組電線100を用いて各電線ケーブル14 0の配線工事を行う場合、各電線ケーブル140の元の部分と先端部にそれぞれ 電線の行き先を表すのにラベル(例えば、10A浴室スイッチ)150、160 を貼り付けている。このラベル150、160は、配線途中で剥がれてしまうと 、配線先が分からなくなってしまうので、一旦貼り付けると、容易に剥がすこと ができないように貼り付けられている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
このような屋内配線に用いられる住宅用組電線は、一か所から各部屋のコンセ ント、スイッチ、電灯線等とあらゆる場所に配線するため、各電線ケーブルとも 実長(実際に配線する長さ)に対して余長(余分な長さ)を見ているため、多少 長めとなっている。このため、各箇所に配線後、余長分を配線箇所に残して、コ ンセント器具、スイッチ器具、電灯線等を取り付けると、無用な配線が壁内、天 井裏等に残ることになる。このように配線を無用に長くしておくと、建物全体の 電線抵抗が増加し、無用な電力を消費することになり、この無用な配線部分は丸 めておくため電線に被覆された絶縁体が劣化し、漏電等の問題が生じる。
【0007】 そこで、一般には、図7に示す如く、住宅用組電線100を、例えば電線ケー ブル140の先端141に貼り付けられたラベル160の表示にしたがって壁2 00内を通して浴室スイッチ210に配線した場合、スイッチ器具を取り付ける に必要な長さを残し、電線ケーブル140の先端141の部分を切り取る。する と、電線ケーブル140の配線先を表示したラベル160は、切り取られた電線 ケーブル140の先端141の部分に貼り付けられているため、切断された電線 ケーブル140の先端141と共に廃棄されてしまう。すると、この配線された 電線ケーブル140は、どこに配線されたものであるか不明となってしまう。こ のため、従来の住宅用組電線100にあっては、電線ケーブル140の先端14 1の切断後、工事担当者が切断された電線ケーブル140の先端141に貼り付 けられているラベル160の表示内容を他のラベル220に配線箇所の表示(例 えば、10A浴室スイッチ)を写し書きして壁200の当該箇所の近傍の面に貼 り付けなければならなず、配線数が多いと多大な手間となり、配線工事が捗らな いという問題点を有している。
【0008】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、現場配線工事において余分な線を切断前にラベルを 移動させることができ、電線ケーブルから容易に落ちることのない電線配線先表 示用ラベルを提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の電線配線先表示用ラベルは、釣鐘状に形 成され頭部に吊下げ金具が取り付けられたボックス内に複数本の電線ケーブルの 端部を挿入して主電源線から分岐するように主電源線に接続すると共に、各電線 ケーブルの端部を絶縁し、該ボックス内に合成樹脂を封入して前記複数本の電線 ケーブルを固定してなる住宅用組電線において、伸縮性のゴム筒体で構成し前記 電線ケーブルの配線先を表示し、前記電線ケーブルに移動可能に嵌合するように 構成したものである。
【0010】 そして、電線配線先表示用ラベルを、嵌合する電線ケーブルの径より一方の径 が大きく、他方の径が小さく構成するのが好ましい。
【0011】 上記目的を達成するために、本考案の電線配線先表示用ラベルは、釣鐘状に形 成され頭部に吊下げ金具が取り付けられたボックス内に複数本の電線ケーブルの 端部を挿入して主電源線から分岐するように主電源線に接続すると共に、各電線 ケーブルの端部を絶縁し、該ボックス内に合成樹脂を封入して前記複数本の電線 ケーブルを固定してなる住宅用組電線において、平常時に断面楕円形状を保持す る可撓性部材によって縁取りした合成樹脂製の筒体で構成し前記電線ケーブルの 配線先を表示し、前記電線ケーブルに移動可能に嵌合するように構成したもので ある。
【0012】
【作用】
電線ケーブルを電線ケーブルの先端に嵌め込まれた電線配線先表示用ラベルの 表示にしたがって壁内を通して所定の箇所に配線する。そして、電線ケーブルの 先端の部分を切り取る前に、電線配線先表示用ラベルを電線ケーブルの先端の部 分から切り取らない電線ケーブルの部分に移動する。しかる後、電線ケーブルの 先端を切り取る。このようにすることにより、電線配線先表示用ラベルを電線ケ ーブルの先端と共に切り落としてしまうことがなく、電線ケーブルの余長を切り 落とすごとに電線配線先表示用ラベルの表示内容を他のラベルに写し書きして配 線箇所の表示を別な箇所に貼り付けるという手間を省くことができる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の実施例について説明する。 図1〜図3には、本考案に係る電線配線先表示用ラベルの第1実施例が示され ている。 図において、1は住宅用組電線で、商用電源を分電盤を介して複数本の電源ケ ーブルに分岐して供給するものである。この住宅用組電線1は、プーリングアイ 2内において分電盤を介して商用電源に接続される電源線から分岐接続される複 数本の電源ケーブル3によって構成されている。プーリングアイ2は、ボックス 3と吊下げ金具4とによって構成されている。ボックス3は金属製で釣鐘状に形 成され、その上端部は封止されており、吊下げ金具4が固着されている。吊下げ 金具4は、屋内の天井等に吊下げるためのものである。
【0014】 プーリングアイ2のボックス3内には、複数本の電線ケーブル5の各端部が挿 入され、ボックス3内に固定されている。このボックス3内には、合成樹脂が封 入されている。この合成樹脂に、フェノール樹脂、塩化ビニル樹脂、エポキシ樹 脂等があるが、ここではエポキシ樹脂が用いられている。このエポキシ樹脂がボ ックス3の下端部の開口部まで封入されることによって、プーリングアイ2のボ ックス3内に挿入された電線ケーブル5の端部をプーリングアイ2に固定してい る。
【0015】 6は各電線ケーブル5の配線先を表すラベル(例えば、10A浴室スイッチ) である。このラベル6は、容易に剥がすことができないように貼り付けられてい る。
【0016】 7は電線配線先表示用ラベルで、図2に示す如き構成を有している。すなわち 、電線配線先表示用ラベル7は、合成ゴムを筒状に形成して構成されており、一 方の端部7Aの径L1と他方の端部7Bの径L2とは、 L1<L2 なる関係を有している。合成ゴムは、弾性を有する合成樹脂の一種であり、その 構造および性質が天然ゴムに類似しているもの、あるいはその弾性的性質を天然 ゴムと同様に使用し得るものである。
【0017】 そして、一方の端部7Aの径L1と電線ケーブル5の径Lとの間には、 L1<L なる関係が、また、他方の端部7Bの径L2と電線ケーブル5の径Lとの間には 、 L<L2 なる関係がある。
【0018】 この電線配線先表示用ラベル7は、図1の矢印Aに示す如く、電線ケーブル5 の先端を挿入して電線ケーブル5の先端に嵌合する。この電線配線先表示用ラベ ル7を電線ケーブル5の先端に嵌合するには、電線配線先表示用ラベル7の他方 の端部7Bから先に電線ケーブル5の先端を挿入していく。すなわち、電線配線 先表示用ラベル7の一方の端部7Aが電線ケーブル5の先端の方にくるように電 線配線先表示用ラベル7を電線ケーブル5に嵌め込む。
【0019】 なお、図1中、2A、3A、4A、5A、6A、9Aは、各配線箇所を示す記 号である。
【0020】 住宅用組電線1を用いて屋内配線をする場合、電線ケーブル5を電線ケーブル 5の先端5Aに嵌め込まれた筒状の電線配線先表示用ラベル7の表示にしたがっ て壁内を通して所定の箇所(例えば、浴室スイッチ)に配線する。この場合、ス イッチ器具を取り付けるに必要な長さを残し、電線ケーブル5の先端5Aの部分 を図3に図示の一点鎖線C−Cの部分で切り取る訳であるが、電線ケーブル5の 先端5Aの部分を切り取る前に、電線ケーブル5の先端5Aの部分に被せられて いる電線配線先表示用ラベル7を図3に図示の矢印Bに示す方向に移動する。し かる後、図3に図示の一点鎖線C−Cの部分で電線ケーブル5の先端5Aを切り 取る。このようにすることにより、電線配線先表示用ラベル7を電線ケーブル5 の先端5Aと共に切り落としてしまうことがなく、電線ケーブル5の余長を切り 落とすごとに電線配線先表示用ラベル7の表示内容を他のラベルに写し書きして 配線箇所の表示(例えば、10A浴室スイッチ)を別な箇所に貼り付けるという 手間を省くことができる。
【0021】 図4〜図5には、本考案に係る電線配線先表示用ラベルの第2実施例が示され ている。 図において、10は電線配線先表示用ラベルで、合成樹脂材によって筒状に形 成されており、電線ケーブル5の先端を嵌合し電線ケーブル5の先端に取り付け て電線ケーブル5の配線先を表示するものである。この電線配線先表示用ラベル 10は、可撓性部材によって周りが縁取られ、上下両端部には耳11、12が形 成されている。また、この電線配線先表示用ラベル10は、断面が楕円状になっ ており、電線ケーブル5の先端を嵌合するには、図4に示す如く電線配線先表示 用ラベル10の耳11、12を図4に図示の矢印Dに示す如く指で押圧し、断面 を円形状にする。しかる後、図4に図示の矢印Eに示す如く、電線ケーブル5の 先端を移動し、電線配線先表示用ラベル10内に挿入する。
【0022】 このように電線配線先表示用ラベル10の耳11、12を図4に図示の矢印D に示す如く指で押圧して電線ケーブル5の先端を挿入するため、電線ケーブル5 の先端に挿着された電線配線先表示用ラベル10は、常時、図4に図示の矢印F に示す如き方向に電線ケーブル5を押圧している。したがって、電線配線先表示 用ラベル10は、電線ケーブル5の先端から容易に離脱することがない。
【0023】 住宅用組電線1を用いて屋内配線をする場合、電線ケーブル5を電線ケーブル 5の先端5Aに嵌め込まれた電線配線先表示用ラベル10の表示にしたがって壁 内を通して所定の箇所(例えば、浴室スイッチ)に配線する。この場合、スイッ チ器具を取り付けるに必要な長さを残し、電線ケーブル5の先端5Aの部分を図 5に図示の一点鎖線G−Gの部分で切り取る。この電線ケーブル5の先端5Aの 部分を切り取る前に、電線ケーブル5の先端5Aの部分に被せられている電線配 線先表示用ラベル10の耳11、12を図4に図示の矢印Dに示す如く指で押圧 して電線ケーブル5の先端の移動をフリーにし、図5に図示の矢印Hに示す方向 に移動する。しかる後、図5に図示の一点鎖線G−Gの部分で電線ケーブル5の 先端5Aを切り取る。このようにすることにより、電線配線先表示用ラベル10 を電線ケーブル5の先端5Aと共に切り落としてしまうことがなく、電線ケーブ ル5の余長を切り落とすごとに電線配線先表示用ラベル10の表示内容を他のラ ベルに写し書きして配線箇所の表示(例えば、10A浴室スイッチ)を別な箇所 に貼り付けるという手間を省くことができる。
【0024】
【考案の効果】
本考案によれば、現場配線工事において余分な線を切断前にラベルを移動させ ることができ、電線ケーブルから容易に落ちるのを防止することができる。
【提出日】平成4年1月28日
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】 あるいは、図7に示すように、吊り鐘状に形成したプラスチック製のジョイン トボックス100を天井裏に固定し、このジョイントボックス100においてコ ンセント等に至るケーブル140を一か所で集中して接続し、この接続部から複 数のコンセント等に配線する住宅用組電線方式を用いた工事が行われている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】 このようにして電線の接続部の保護に使用されるジョイントボックス100 00は、上端部の固定穴などの取付具を利用し、釘またはバインド線などを用 いて建築構造物に固定される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】 このような住宅用組電線を用いて屋内配線をする場合、各電線ケーブルがどこ に配線されるか表示しておかないと配線をスムーズに行うことができない。そこ で、従来は、図7に示す如く、ジョイントボックス100を用いて各電線ケーブ ル140の配線工事を行う場合、各電線ケーブル140の元の部分と先端部にそ れぞれ電線の行き先を表すのにラベル(例えば、10A浴室スイッチ)150、 160を貼り付けている。このラベル150、160は、配線途中で剥がれてし まうと、配線先が分からなくなってしまうので、一旦貼り付けると、容易に剥が すことができないように貼り付けられている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】 そこで、一般には、図6に示す如く、ジョイントボックス100を、例えば電 線ケーブル140の先端141に貼り付けられたラベル160の表示にしたがっ て壁200内を通して浴室スイッチ210に配線した場合、スイッチ器具を取り 付けるに必要な長さを残し、電線ケーブル140の先端141の部分を切り取る 。すると、電線ケーブル140の配線先を表示したラベル160は、切り取られ た電線ケーブル140の先端141の部分に貼り付けられているため、切断され た電線ケーブル140の先端141と共に廃棄されてしまう。すると、この配線 された電線ケーブル140は、どこに配線されたものであるか不明となってしま う。このため、従来のジョイントボックス100にあっては、電線ケーブル14 0の先端141の切断後、工事担当者が切断された電線ケーブル140の先端1 41に貼り付けられているラベル160の表示内容を他のラベル220に配線箇 所の表示(例えば、10A浴室スイッチ)を写し書きして壁200の当該箇所の 近傍の面に貼り付けなければならなず、配線数が多いと多大な手間となり、配線 工事が捗らないという問題点を有している。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の電線配線先表示用ラベルは、釣鐘状に形 成されたジョイントボックス内に複数本の電線ケーブルの端部を挿入して主電源 線から分岐するように主電源線に接続すると共に、各電線ケーブルの端部を絶縁 し、該ボックス内に合成樹脂を封入して前記複数本の電線ケーブルを固定してな る住宅用組電線において、伸縮性のゴム筒体で構成し前記電線ケーブルの配線先 を表示し、前記電線ケーブルに移動可能に嵌合するように構成したものである。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】 上記目的を達成するために、本考案の電線配線先表示用ラベルは、釣鐘状に形 成されたジョイントボックス内に複数本の電線ケーブルの端部を挿入して主電源 線から分岐するように主電源線に接続すると共に、各電線ケーブルの端部を絶縁 し、該ボックス内に合成樹脂を封入して前記複数本の電線ケーブルを固定してな る住宅用組電線において、平常時に断面楕円形状を保持する可撓性部材によって 縁取りした合成樹脂製の筒体で構成し前記電線ケーブルの配線先を表示し、前記 電線ケーブルに移動可能に嵌合するように構成したものである。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【実施例】
以下、本考案の実施例について説明する。 図1〜図3には、本考案に係る電線配線先表示用ラベルの第1実施例が示され ている。 図において、1は住宅用組電線で、商用電源を分電盤を介して複数本の電源ケ ーブルに分岐して供給するものである。この住宅用組電線1は、ジョイントボッ クス 2内において分電盤を介して商用電源に接続される電源線から分岐接続され る複数本の電源ケーブルによって構成されている。ジョイントボックス2は ラスチック 製で釣鐘状に形成され、その上端部は封止されており、吊下げ4は 、屋内の天井等に吊下げるためのものである。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】ジョイントボックス2に は、複数本の電線ケーブル5の各端部が挿入され、 ョイントボックス2 内に固定されている。このボックス3ジョイントボックス2 内には、合成樹脂が封入されている。この合成樹脂に、フェノール樹脂、塩化ビ ニル樹脂、エポキシ樹脂等があるが、ここではエポキシ樹脂が用いられている。 このエポキシ樹脂がジョイントボックス2の下端部の開口部まで封入されること によって、ジョイントボックス2内に挿入された電線ケーブル5を固定している 。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】 7は電線配線先表示用ラベルで、図2に示す如き構成を有している。すなわち 、電線配線先表示用ラベル7は、合成ゴムを筒状に形成して構成されており、一 方の端部の径L1と他方の端部の径L2とは、 L1<L2 なる関係を有している。合成ゴムは、弾性を有する合成樹脂の一種であり、その 構造および性質が天然ゴムに類似しているもの、あるいはその弾性的性質を天然 ゴムと同様に使用し得るものである。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】 そして、図1において、一方の端部の径L1と電線ケーブル5の径Lとの間に は、 L1<L なる関係が、また、他方の端部7Bの径L2と電線ケーブル5の径Lとの間には 、 L<L2 なる関係がある。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】 この電線配線先表示用ラベル7は、図1の矢印Aに示す如く、電線ケーブル5 の先端を挿入して電線ケーブル5の先端に嵌合する。この電線配線先表示用ラベ ル7を電線ケーブル5の先端に嵌合するには、電線配線先表示用ラベル7の端部 L2 から先に電線ケーブル5の先端を挿入していく。すなわち、電線配線先表示 用ラベル7の端部L1が電線ケーブル5の先端の方にくるように電線配線先表示 用ラベル7を電線ケーブル5に嵌め込む。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】図3において 住宅用組電線1を用いて屋内配線をする場合、電線ケーブル5を 電線ケーブル5の先端5Aに嵌め込まれた筒状の電線配線先表示用ラベル7の表 示にしたがって壁内を通して所定の箇所(例えば、浴室スイッチ)に配線する。 この場合、スイッチ器具を取り付けるに必要な長さを残し、電線ケーブル5の先 端5Aの部分を図3に図示の一点鎖線C−Cの部分で切り取る訳であるが、電線 ケーブル5の先端5Aの部分を切り取る前に、電線ケーブル5の先端5Aの部分 に被せられている電線配線先表示用ラベル7を矢印Bに示す方向に移動する。し かる後、図3に図示の一点鎖線C−Cの部分で電線ケーブル5の先端5Aを切り 取る。このようにすることにより、電線配線先表示用ラベル7を電線ケーブル5 の先端5Aと共に切り落としてしまうことがなく、電線ケーブル5の余長を切り 落とすごとに電線配線先表示用ラベル7の表示内容を他のラベルに写し書きして 配線箇所の表示(例えば、10A浴室スイッチ)を別な箇所に貼り付けるという 手間を省くことができる。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】図5において 住宅用組電線1を用いて屋内配線をする場合、電線ケーブル5を 電線ケーブル5の先端5Aに嵌め込まれた電線配線先表示用ラベル10の表示に したがって壁内を通して所定の箇所(例えば、浴室スイッチ)に配線する。この 場合、スイッチ器具を取り付けるに必要な長さを残し、電線ケーブル5の先端5 Aの部分を図5に図示の一点鎖線G−Gの部分で切り取る。この電線ケーブル5 の先端5Aの部分を切り取る前に、電線ケーブル5の先端5Aの部分に被せられ ている電線配線先表示用ラベル10の耳11、12を図4に図示の矢印Dに示す 如く指で押圧して電線ケーブル5の先端の移動をフリーにし、図5に図示の矢印 Hに示す方向に移動する。しかる後、図5に図示の一点鎖線G−Gの部分で電線 ケーブル5の先端5Aを切り取る。このようにすることにより、電線配線先表示 用ラベル10を電線ケーブル5の先端5Aと共に切り落としてしまうことがなく 、電線ケーブル5の余長を切り落とすごとに電線配線先表示用ラベル10の表示 内容を他のラベルに写し書きして配線箇所の表示(例えば、10A浴室スイッチ )を別な箇所に貼り付けるという手間を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電線配線先表示用ラベルの第1実
施例を住宅用組電線に取り付けた状態を示す全体斜視図
である。
【図2】図1に図示の電線配線先表示用ラベルの全体斜
視図である。
【図3】図1に図示の電線配線先表示用ラベルの利用状
態を説明するための図である。
【図4】本考案に係る電線配線先表示用ラベルの第2実
施例を示す全体斜視図である。
【図5】図4に図示の電線配線先表示用ラベルの利用状
態を説明するための図である。
【図6】従来のジョイントボックス型住宅用組電線を示
す図である。
【図7】従来の電線配線先表示用ラベルを住宅用組電線
に取り付けた状態を示す全体図である。
【図8】従来の配線ユニット型住宅用組電線を示す図で
ある。
【符号の説明】
1……………………………………………………住宅用組
電線 2……………………………………………………プーリン
グアイ 3……………………………………………………ボックス 4……………………………………………………吊下げ金
具 5……………………………………………………電線ケー
ブル 6……………………………………………………ラベル 7,10……………………………………………電線配線
先表示用ラベル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年1月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【請求項3】釣鐘状に形成されたジョイントボックス内
に複数本の電線ケーブルの端部を挿入して主電源線から
分岐するように主電源線に接続すると共に、各電線ケー
ブルの端部を絶縁し、該ボックス内に合成樹脂を封入し
て前記複数本の電線ケーブルを固定してなる住宅用組電
線において、平常時に断面楕円形状を保持する可撓性部
材によって縁取りした合成樹脂製の筒体で構成し前記電
線ケーブルの配線先を表示し、前記電線ケーブルに移動
可能に嵌合するように構成してなる電線配線先表示用ラ
ベル。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年1月28日
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】従来の電線配線先表示用ラベルを住宅用組電線
に取り付けた状態を示す全体図である。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】従来のジョイントボックス型住宅用組電線を示
す図である。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1……………………………………………………住宅用組
電線 2……………………………………………………ジョイン
トボックス 4……………………………………………………吊下げ部 5……………………………………………………電線ケー
ブル 6……………………………………………………ラベル 7,10……………………………………………電線配線
先表示用ラベル
【手続補正19】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正20】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正21】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正書】
【提出日】平成4年2月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 釣鐘状に形成され頭部に吊下げ金具が取
    り付けられたボックス内に複数本の電線ケーブルの端部
    を挿入して主電源線から分岐するように主電源線に接続
    すると共に、各電線ケーブルの端部を絶縁し、該ボック
    ス内に合成樹脂を封入して前記複数本の電線ケーブルを
    固定してなる住宅用組電線において、伸縮性のゴム筒体
    で構成し前記電線ケーブルの配線先を表示し、前記電線
    ケーブルに移動可能に嵌合するように構成してなる電線
    配線先表示用ラベル。
  2. 【請求項2】 上記電線配線先表示用ラベルは、一方の
    径が嵌合する電線ケーブルの径より大きい径に、他方の
    径が嵌合する電線ケーブルの径より小さい径に構成した
    ものである請求項1記載の電線配線先表示用ラベル。
  3. 【請求項3】 釣鐘状に形成され頭部に吊下げ金具が取
    り付けられたボックス内に複数本の電線ケーブルの端部
    を挿入して主電源線から分岐するように主電源線に接続
    すると共に、各電線ケーブルの端部を絶縁し、該ボック
    ス内に合成樹脂を封入して前記複数本の電線ケーブルを
    固定してなる住宅用組電線において、平常時に断面楕円
    形状を保持する可撓性部材によって縁取りした合成樹脂
    製の筒体で構成し前記電線ケーブルの配線先を表示し、
    前記電線ケーブルに移動可能に嵌合するように構成して
    なる電線配線先表示用ラベル。
JP8094091U 1991-10-04 1991-10-04 電線配線先表示用ラベル Pending JPH0533412U (ja)

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