JPH05330722A - テープディスペンサー - Google Patents

テープディスペンサー

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JPH05330722A
JPH05330722A JP15864992A JP15864992A JPH05330722A JP H05330722 A JPH05330722 A JP H05330722A JP 15864992 A JP15864992 A JP 15864992A JP 15864992 A JP15864992 A JP 15864992A JP H05330722 A JPH05330722 A JP H05330722A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
piece
pieces
adhesive layer
tape piece
Prior art date
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Pending
Application number
JP15864992A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyuki Haba
場 則 之 羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Denko Corp filed Critical Nitto Denko Corp
Priority to JP15864992A priority Critical patent/JPH05330722A/ja
Publication of JPH05330722A publication Critical patent/JPH05330722A/ja
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  • Adhesive Tapes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所定長さのテープ片を1枚づつ容易に次から
次へと連続して取り出せるテープディスペンサーを提供
することを目的とする。 【構成】 複数のテープ片(4)が連設されてテープ体(4
0)とされ、このテープ体(40)がロール状に巻回されたロ
ール体(3)とこのロール体(3)を設置する収納容器(2)と
からなる。テープ片(4)はそれぞれ基材(5)とこの基材
(5)の片面に設けられた粘着剤層(6)よりなる。各テープ
片(4)はそれぞれ端部において連設される他のテープ片
(4)と剥離構造を介して剥離可能に接続されている。こ
の剥離構造は後に続くテープ片(42)の先端部に折曲部が
形成され、この折曲部への粘着剤層(6)の粘着、或いは
テープ片の粘着剤層同士を低接着性部材(7)を介して接
続させたり、または接続される粘着剤同士をそれぞれ交
互に易剥離可能な組成で構成させたりして構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はテープディスペンサー
に係り、その目的は所定の長さのテープ片を次から次へ
と1枚ずつ容易に且つ素早く取り出すことのできるテー
プディスペンサーの提供にある。
【0002】
【従来の技術】所定長さのテープ片を1枚ずつ取り出す
方法としては、所定長さに形成されたテープ片を積み重
ねてテープ束としたものを用い、このテープの束の一端
をつまみ、この一端を引き剥して1枚ずつ取り出す方法
や、あるいは長尺に巻かれたテープを自動的に所定長さ
に繰り出し、自動的に所定長さに切断するように設計さ
れた大がかりな装置を使用したりする方法が存在した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記した方法のうち、
所定長さのテープ片を積み重ねたものを1枚ずつ剥して
取り出す場合では、積み重ねられた所定長さのテープの
一端をつまみ出す作業に煩雑さがあり、容易に取り出す
ことができないという課題があった。また、自動的にテ
ープを所定長さに繰り出し、自動的に切断する装置を用
いる場合では、装置の設置にコストがかかる、或いはこ
の装置が電動式の場合には電源が必要となり、その設置
場所が限られてくる、手軽に持ち運びできないなど汎用
的に使用できないという課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明ではテープ体が
巻回されたロール体とこのロール体を収納する収納容器
とからなるテープディスペンサーであって、前記テープ
体は複数のテープ片が帯状に連設されて形成され、前記
テープ片はそれぞれ基材とこの基材の片面に設けられた
粘着剤層とからなり、且つ各テープ片がそれぞれ端部に
おいて連設される他のテープ片と剥離構造を介して接続
されてなり、前記収納容器には前記テープ片を取り出す
開口部が設けられてなることを特徴とするテープディス
ペンサーを提供することにより上記従来の課題を悉く解
消する。
【0005】
【作用】収納容器開口部にテープ片の最先端部を露出さ
せておき、この最先端部をつまみ出すことによって、所
定長さのテープ片を手軽に1枚ずつ取り出すことができ
るとともに、このテープ片を1枚取り出す毎に次に連設
されるテープ片の先端部が開口部から露出され、次々と
続くテープ片を連続して簡便に取り出せる。
【0006】
【実施例】以下、この発明に係るテープディスペンサー
の実施例を図面に基づいて説明する。図1はこの発明の
テープディスペンサーを示す断面模式図で、図示する如
くこの発明のテープディスペンサー(1) はテープ体が巻
回されたロール体(3) とこのロール体(3) を収納する収
納容器(2) とから形成される。ロール体(3) は、複数の
テープ片(4)が連設されて帯状に形成されたテープ体(4
0)をロール状に巻回されて構成されている。
【0007】このテープ片(4)は、それぞれ図2に示す
ように基材(5) とこの基材(5) の片面に設けられた粘着
剤層(6) とからなる。この発明において基材(5) として
は、プラスチックフィルム、紙、不織布、布等が好適な
実施例として例示されるが特に限定されるものではな
い。粘着剤層(6) としては、ゴム系、アクリル系等通常
使用されている粘着剤が特に限定されることなく好適に
使用でき、基材(5) の片面の全面、或いは部分的に設け
られる。さらに、基材(5)の他面にはシリコーン等によ
る剥離処理層(5a)が設けられている。また、図3に示す
ようテープ片(4)の端部には粘着剤層非形成面(4a)が設
けられていてもよい。
【0008】このように構成されたテープ片(4)は複数
連設されて帯状のテープ体(4) とされ、ロール状に巻回
されて開口部(21)を有した収納容器(2) 内にセットされ
る。この際、図1に示すように巻き戻し側に位置する先
行のテープ片(41)の後端部と巻き始め側に位置する後行
のテープ片(42)先端部とがそれぞれ剥離構造を介して剥
離可能に接続されて連設され、最先端のテープ片(4)の
先端部(410) が収納容器(2) の開口部(21)からつまみ部
として、収納容器(2) 外に露出されている。この発明に
おけるテープ体(40)の剥離構造については以下に詳述す
る。まず、図示する実施例では各テープ片(4)の連設
は、先行されるテープ片(41)に連設される後行のテープ
片(42)の先端部の粘着剤非形成面(42a)が、ロール体(3)
の巻回方向と反対側へ折り返されて折曲部(420)とさ
れ、この折曲部(420)に先行されるテープ片(41)後端部
が剥離可能に接続されて構成されている。
【0009】図4乃至図6はテープディスペンサー(1)
から所定長のテープ片(4) を1枚ずつ取り出す状態を示
した説明図である。図4において、先行されるテープ片
(41)の先端部(410)をつまんで引き出すことにより、ロ
ール体(3)が回転し、後行のテープ片(42)の折曲部(420)
と先行のテープ片(41)の後端部分が剥離可能に接続され
た状態で開口部(21)を通り抜ける。次いで図5におい
て、開口部(21)を通り抜けた後行テープ片(42)の先端部
分がロール体(3) の回転方向に折り返され、先行テープ
片(41)の後端部分と剪断接着の状態から90°で剥離され
る状態となり、先行テープ片(41)の後端部分の接着部分
と容易に剥がれるようになる。このあと図6に示すよう
に、先行テープ片(41)が後行テープ片(42)から剥離され
た後でも、後行テープ片(42)の先端部(420)が開口部(2
1)からつまみ部として露出されて先行のテープ片(42)と
され、順次次々と簡単に所定長さのテープ片(4)を1枚
ずつ取り出すことができる。
【0010】図7はこの発明に係るテープディスペンサ
ー(1) の第一変更例を示す断面模式説明図であり、図示
する実施例では、先行されるテープ片(41)に連設され
る後行のテープ片(42)の先端部分である粘着剤層(61)が
背面側に折り返されて折曲部とされ、この折曲部(61)に
先行のテープ片(41)の後端部の粘着剤層非形成面(41a)
が接着されて各テープ片(4) が連設されている。
【0011】図8はこの発明に係るテープディスペンサ
ー(1) の第二変更例を示す断面模式説明図である。この
変更例では、図9に示すようにテープ片(4) の粘着剤層
(6) の端部(4b)に低接着性部材(7) からなる剥離構造が
形成される。このように、この発明では低接着性部材
(7) を介して先行される各テープ片(4) の粘着剤層(62)
が後行される他のテープ片(4) の粘着剤層(63)と剥離可
能に連設される構成としてもよい。低接着性部材(7) と
しては、プラスチックフィルム、紙、不織布、布等から
なる基材の表面にシリコーン等で容易に剥離できるよう
に処理されているものなどが好適な実施例として例示さ
れるが、特に限定されるものではない。このように、低
接着性部材(7)を介して各テープ片(4) の粘着剤層(6)
同士が接続されているので、テープ片(4) を取り出す際
には、先行されるテープ片(41)をつまみ出すことによっ
て、容器に後行されるテープ片(42)と剥離させることが
できる。
【0012】図10はこの発明に係るテープディスペンサ
ー(1) の第三変更例を示す断面模式説明図である。この
実施例では、ロール体(3) を構成する各テープ片(4) の
連設が、各テープ片(4) の粘着剤層同士の易剥離構造に
より構成されている。つまり、図11に示すよう、各テー
プ片(4) の粘着剤層(6) が各々その端部において二分さ
れ、異なる組成の粘着剤層(6b)(6c)として形成されると
ともに、これら異なる組成の粘着剤層(6b)・(6c)同士が
それぞれ相互に易剥離可能とされている。具体的には、
粘着剤層(6b)がアクリル系、粘着剤層(6c)がゴム系の粘
着剤にて構成されることが例示されるが特に限定はされ
ない。このように構成することによって、図10に示すよ
う、後行されるテープ片(42)の先端部に形成された折曲
部(420) の粘着剤層(6c)と、この折曲部(420) に接続さ
れる先行のテープ片(41)の後端部の粘着剤層(6b)とが相
互に易剥離可能な異なる組成の粘着剤層となるため、粘
着剤層同士(6b)・(6c)を接続させておいても互いになじ
み難い組成のため、容易に剥離することができる。ま
た、この実施例では、粘着剤層(6b)をゴム系、(6c)をア
クリル系の粘着剤により構成してもよく特に限定はされ
ない。あるいは先行されるテープ片(41)の粘着剤層(6b)
全面をアクリル系粘着剤により構成し、後行されるテー
プ片(42) の粘着剤層(6c)全面をゴム系粘着剤で構成し
てもよく、或いはこの組成を逆にしてもよく、連設され
るテープ片(4)の粘着剤層(6) の組成をそれぞれ交互に
変化させる構成としてもよい。このように、テープ片
(4) の粘着剤層(6) を、端部において連設される他のテ
ープ片(4) の粘着剤層(6) と交互に易離可能な組成で構
成することにより、粘着剤層(6) 同士を接続させておい
ても、テープ片(4) を取り出す際に容易に剥離させるこ
とが可能となる。
【0013】
【発明の効果】以上詳述した如く、この発明はテープ体
が巻回されたロール体とこのロール体を収納する収納容
器とからなるテープディスペンサーであって、前記テー
プ体は複数のテープ片が帯状に連設されて形成され、前
記テープ片はそれぞれ基材とこの基材の片面に設けられ
た粘着剤層とからなり、且つ各テープ片がそれぞれ端部
において連設される他のテープ片と剥離構造を介して接
続されてなり、前記収納容器には前記テープ片を取り出
す開口部が設けられてなることを特徴とするテープディ
スペンサーであるから、簡易なディスペンサーで所定長
さのテープを手軽に、1枚ずつ容易に取り出すことがで
き、しかも1枚取り出す毎に次に続くテープ片の先端部
を収納容器の開口部より露出させることができるため、
所定長さのテープ片を素早く次から次へと簡単に取り出
すことができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るテープディスペンサーの一実施
例を示した断面模式説明図である。
【図2】この発明に係るテープディスペンサーを構成す
るテープ片の一実施例を示した断面説明図である。
【図3】この発明に係るテープディスペンサーを構成す
るテープ片の他の実施例を示した断面説明図である。
【図4】図1に示したテープディスペンサーの取り出し
状態の一部を示した断面説明図である。
【図5】図1に示したテープディスペンサーの取り出し
状態の一部を示した断面説明図である。
【図6】図1に示したテープディスペンサーの取り出し
状態の一部を示した断面説明図である。
【図7】この発明に係るテープディスペンサーの第一変
更例を示す断面模式説明図である。
【図8】この発明に係るテープディスペンサーの第二変
更例を示す断面模式説明図である。
【図9】図8に示した第二変更例において使用されるテ
ープ片の一実施例を示した断面説明図である。
【図10】この発明に係るテープディスペンサーの第三変
更例を示す断面模式説明図である。
【図11】図10に示した第三変更例において使用されるテ
ープ片の一実施例を示した断面説明図である。
【符号の説明】
1 テープディスペンサー 2 収納容器 21 開口部 3 ロール体 4 テープ片 40 テープ片 5 基材 6 粘着剤層 7 低接着性部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ体が巻回されたロール体とこのロ
    ール体を収納する収納容器とからなるテープディスペン
    サーであって、前記テープ体は複数のテープ片が帯状に
    連設されて形成され、前記テープ片はそれぞれ基材とこ
    の基材の片面に設けられた粘着剤層とからなり、且つ各
    テープ片がそれぞれ端部において連設される他のテープ
    片と剥離構造を介して接続されてなり、前記収納容器に
    は前記テープ片を取り出す開口部が設けられてなること
    を特徴とするテープディスペンサー。
  2. 【請求項2】 前記剥離構造が連設される他のテープ片
    端部に設けられた折曲部への粘着剤層の粘着により構成
    されてなることを特徴とする請求項1に記載のテープデ
    ィスペンサー。
  3. 【請求項3】 前記テープ片の端部には粘着剤層非形成
    面が設けられてなることを特徴とする請求項1又は2に
    記載のテープディスペンサー。
  4. 【請求項4】 前記剥離構造が低接着性部材により構成
    されてなることを特徴とする請求項1または3に記載の
    テープディスペンサー。
  5. 【請求項5】 前記剥離構造が連設される各テープ片の
    粘着剤層同士の易剥離構造により構成されてなることを
    特徴とする請求項1乃至2に記載のテープディスペンサ
    ー。
JP15864992A 1992-05-25 1992-05-25 テープディスペンサー Pending JPH05330722A (ja)

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JP15864992A JPH05330722A (ja) 1992-05-25 1992-05-25 テープディスペンサー

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JP15864992A JPH05330722A (ja) 1992-05-25 1992-05-25 テープディスペンサー

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JPH05330722A true JPH05330722A (ja) 1993-12-14

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ID=15676328

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JP15864992A Pending JPH05330722A (ja) 1992-05-25 1992-05-25 テープディスペンサー

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JP (1) JPH05330722A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102514986A (zh) * 2005-08-31 2012-06-27 日立化成工业株式会社 粘接剂带卷

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102514986A (zh) * 2005-08-31 2012-06-27 日立化成工业株式会社 粘接剂带卷

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