JPH05330668A - 原稿サイズ検知装置 - Google Patents

原稿サイズ検知装置

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JPH05330668A
JPH05330668A JP4132864A JP13286492A JPH05330668A JP H05330668 A JPH05330668 A JP H05330668A JP 4132864 A JP4132864 A JP 4132864A JP 13286492 A JP13286492 A JP 13286492A JP H05330668 A JPH05330668 A JP H05330668A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、原稿の載置セットが誤った状
態で行なわれた場合を正確に検出できると共に、その検
出結果、特に誤った状態での原稿の載置セットが行なわ
れた場合を警告できるようにして、無駄な複写をなくす
ことのできる構造を備えた原稿サイズ検知装置を得るこ
とにある。 【構成】本発明は、原稿の長手方向でのサイズおよび幅
方向でのサイズを検知するための用いられる検知手段3
を、発光部と受光部との間に設定される反射光ビームの
光路面が原稿載置基準縁2A、2Bと平行しないように
斜めになるように配列方向を設定するとともに、発光部
から出射されて原稿面で反射される検知光ビームを複数
に分割させるようにして、そのうちの一つを原稿載置基
準縁側2A、2Bの端面に向け出射させ、かつ、他の検
知光ビームをその端面よりも内側に出射させるようにし
て、この位置からの反射光が受光されない場合に原稿の
端縁が原稿載置基準縁2A、2Bに押し当てられないで
適正な載置状態にないことを判定することを特徴として
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機やプリンタ等の
画像形成装置に用いられる原稿サイズ検知装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】所謂、電子写真方式を用いる複写機やプ
リンタ等の画像形成装置においては、原稿載置台上に置
かれた原稿を露光走査することにより感光体上への静電
潜像の形成が行なわれるようになっている。ところで、
感光体上に形成された静電潜像は、現像装置によって可
視像処理された後、記録紙等の記録媒体に転写されるよ
うになっているが、この記録媒体は、原稿画像のサイズ
に合わせたものが給紙装置で選択されたうえで繰り出さ
れるようになっている。このため、従来では、複写しよ
うとする原稿画像のサイズに合わせた記録媒体のサイズ
をオペレータが選択することの他に、画像形成装置自体
において自動的に選択する機能を備えさせた装置があ
る。すなわち、この装置は、記録媒体を選択するにあた
って、原稿載置台上に載置された原稿のサイズを検出す
るための構造を備えており、一例として図10に示す構
造がある。この構造は、原稿の長手方向の一方A1およ
びこれと直角な方向に相当する幅方向の一方の端縁A2
を原稿載置基準縁として設定された原稿載置台Aを備え
ており、そのうちの長手方向一方に位置する端縁A1
は、原稿の幅方向の端縁を揃える際の目印が記されてい
る原稿スケールとされている。そして、原稿載置台の下
位における露光走査光学系の移動および露光光路を形成
するに差し支えない位置には、原稿の長手方向でのサイ
ズおよび幅方向でのサイズをそれぞれ光学的に検知する
ことのできる検知センサB1、B2が配置されている。
これら検知センサB1、B2は、図11に示すように、
原稿載置台A上の原稿に向け発光部B3から出射され、
原稿面で反射した検知光をレンズB4を介して受光部B
5に導入させるようになっている。このため、発光部B
3と受光部B5との配置関係は、原稿の長手方向および
幅方向でのサイズ検知ができるように、その光路面を原
稿載置基準縁A1、A2と平行させるようになってい
る。また、検知センサB1、B2は、発光部B3から出
射された検知光ビームを回折部材によって複数方向に分
けられるようになっており、各光路中に位置する原稿面
で反射された場合の検知光ビームが受光部B5の何れか
に入射し、これによって、長手方向および幅方向での原
稿サイズが検出される。なお、図10では、各検知セン
サB1、B2によって検知できる原稿の長手方向および
幅方向でのサイズに対する検知光の反射位置を丸印内に
付した数字によって示してある。さらに、上述した発光
部B3と受光部B5は、6〜13度程度となる出射・入
射角度を設定されて原稿載置台上の原稿に対する非検知
感度距離を決められるようになっている。この非検知感
度距離は、検知センサB1、B2における受光部B5で
の感度が得られる限界距離であり、これ以上の距離にな
ると、原稿を対象とする光学的検知が行なえなくなる。
また、検知センサB1、B2の検知開始は、原稿載置台
Aに対して開被可能に設けられている原稿押え板Cの閉
じ角度によって行なわれるようになっており、このた
め、原稿押え板Cの基端側には、原稿押え板Cの閉じ角
度によって動作するスイッチDが設けられている。この
スイッチDは、例えば、図12に示すように、符号αで
示す位置、つまりほぼ完全に原稿押え板Cが閉じられた
と同じ状態のときにオン状態とされて検知センサB1、
B2を動作させ、また、符号βで示す位置、つまり、原
稿押え板Cがほぼ全開されたと同じ状態のときにオフ状
態にされて検知センサB1、B2の動作を停止させるよ
うになっている。
【0003】このような構造においては、原稿載置台A
上での原稿の幅方向の一方に位置する原稿載置基準縁A
2に原稿の幅方向の一端を押し当て、かつ、原稿の長手
方向の一端を原稿スケールに当てることにより原稿の載
置セットが行なわれて原稿押え板Cが閉じられると、そ
の閉じ角度により検知センサB1、B2が動作を開始
し、検知センサB1、B2における受光部B5への入射
位置に応じて原稿の長手方向および幅方向でのサイズが
検知されて原稿サイズが判定されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した原
稿サイズ検出のための構造においては、検知センサB
1、B2の動作を制御するスイッチDの態位によって
は、正確な原稿サイズの検知を行なうことができない場
合があった。すなわち、図12に示す原稿押え板Cの閉
じ角度において、符号αおよびβで示す検知センサB
1、B2の動作開始および動作停止時期を設定される途
中(図中、符号γで示す位置)に原稿押え板Cがあるとき
には、符号βで示す検知センサCの動作停止位置に至っ
ていないので、検知センサB1、B2が動作を維持され
ていることになる。従って、この状態では、検知センサ
B1、B2の感度設定のバラツキによって原稿面のみな
らず原稿押え板Cの裏面からの反射光が受光されてしま
い、原稿の端縁が存在していないにも拘らずその原稿押
さえ板Cからの反射光が原稿サイズ検知のための検知光
ビームと混同された状態で受光されてしまうことがあ
る。このため、実際の原稿のサイズに合わない検知結果
が得られてしまうことになる。また、図10において、
二点鎖線で示すように、原稿載置台上での原稿の向き
が、所謂、斜めにされた状態で載置されていたり、ある
いは、原稿載置基準縁に正しく押し当てられていない場
合においても、検知センサB1、B2での発光部B3と
受光部B5との配列方向が原稿載置基準縁と平行してい
ると、検知センサB1、B2の位置を外れた位置にある
原稿端縁を検知することができないために、検知された
サイズのうちの最大サイズが原稿サイズとして判定され
てしまうことになる。この結果、複写された原稿画像が
記録媒体上で斜めになったり、あるいは画像位置がずれ
てはみ出したりしている複写画像が得られてしまう場合
がある。しかも、従来の画像形成装置においては、この
ような場合、つまり原稿セットが誤っている場合をオペ
レータに警告するようにはなっていないので、一旦原稿
をセットしてからは、再度原稿押え板Cを開かない限り
原稿載置ミスを判別することができず、複写画像を得て
から始めてその状態を知ることになり、結果として、無
駄な複写が行なわれてしまうことになる。
【0005】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
原稿サイズ検知構造における問題に鑑み、原稿の載置セ
ットが誤った状態で行なわれた場合を正確に検出できる
と共に、特に誤った状態での原稿の載置セットが行なわ
れた場合を警告できるようにして、無駄な複写をなくす
ことのできる構造を備えた原稿サイズ検知装置を得るこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、原稿の長手方向のサイズお
よび幅方向のサイズをそれぞれ検知することにより原稿
サイズを判定する原稿サイズ検知装置であって、少なく
とも上記原稿の幅方向一端を整合される原稿載置基準縁
を備えた原稿載置台と、上記原稿載置台上面に対して開
被可能に設けられていて、閉じられた際に上記原稿を押
さえ付ける原稿押さえ板と、上記原稿押さえ板の閉じ角
度を検知する手段と、上記原稿載置台の下位における上
記原稿の長手方向および幅方向のサイズを検知できる位
置に配置され、発光部とこの発光部から原稿に向け出射
されて原稿面で反射した検知光を複数の光路に分割する
レンズおよびこのレンズにより検知光が結像される受光
部とを有し、これら発光部と受光部との検知光ビームの
光路面が上記原稿載置台の原稿載置基準縁と平行しない
状態に設定されている検知手段と、上記原稿押さえ板の
閉じ角度検知手段および上記検知手段がそれぞれ入力側
に接続され、出力側にはサイズ表示手段および原稿載置
状態の表示手段とが接続されていて、上記閉じ角度検知
手段からの信号によって上記検知手段を動作させ、検知
手段からの信号によって原稿サイズを判定してその結果
および原稿載置状態をそれぞれ表示する制御手段とを備
えたことを特徴としている。
【0007】また請求項2記載の発明は、原稿台の下部
に配置された検知手段の複数ビームのうち、1つが原稿
の幅方向一端および原稿の長手方向一端に相当する原稿
載置台の端面付近に出射されるとともに、原稿台端面に
対して発光部から受光部に至る検知光ビームの光路面が
斜めになるように上記発光部と受光部との配列方向を設
定されていることを特徴としている。
【0008】さらに請求項3記載の発明は、検知手段の
発光部と受光部との出射・入射角度が18〜35度に設
定されていることを特徴としている。
【0009】そして請求項4記載の発明は、制御手段
が、原稿載置台の端面側を検知して得られる検知手段か
らの出力信号とこの端面よりも内側を検知して得られる
出力信号とにより原稿サイズを判定してその判定結果を
表示部に出力することを特徴としている。
【0010】さらにまた請求項5記載の発明は、制御手
段が、検知手段からの出力信号による原稿サイズの判定
結果を表示するための信号を出力した後に閉じ角度検知
手段が動作解除された場合に、上記判定結果の表示をリ
セットするともに、再び、上記閉じ角度検知手段が動作
されたときには、上記検知手段からの信号による原稿サ
イズの判定を行なうことを特徴としている。
【0011】
【作用】本発明によれば、発光部から出射されて原稿面
で反射される検知光ビームが複数に分割され、かつ、そ
の検知光ビームの光路面が斜めに設定され、分割された
うちの一つが原稿載置基準縁側の端面に、そして他のも
のがこの端面よりも内側にそれぞれ出射されので、端面
側での検知がなされない場合には適正な載置状態にない
と判定される。
【0012】また、本発明によれば、原稿押さえ板の完
全な閉じ状態においてのみ原稿サイズの検知が行なわれ
る。
【0013】
【実施例】以下、図1乃至図9において、本発明実施例
の詳細を説明する。図1は、本発明実施例による原稿サ
イズ検知装置の要部を概略的に示す配置図であり、同図
において、原稿サイズ検知装置1は、原稿載置台2と検
知手段3とを主要部として備えている。すなわち、原稿
載置台2は、図2において、原稿の幅方向一端およびこ
れと直角な方向である長手方向一端を原稿載置基準縁2
A、2Bとして設定されており、この基準縁のうち、長
手方向一端に位置する原稿載置基準縁2Bは、原稿の幅
方向端縁を位置させるための目印を付された原稿スケー
ルとされている。
【0014】そして、この原稿載置台2の下位には、原
稿の長手方向および幅方向でのサイズを検知するための
検知手段3が設けられている。検知手段3は、その詳細
を示さないが、図11に示した構造と同様なものであ
り、発光部から出射された検知光ビームを回折部材によ
って複数の光路に分け、この光路中に位置する原稿面か
ら反射された検知光ビームをレンズを介して受光部に導
くようになっている。そして、この検知手段3は、本実
施例の場合、原稿の長手方向においては、回折によって
分けられた検知光ビームの位置を、原稿の長手方向に沿
って全てに適用するために複数配置され、そして、幅方
向では、分けられた検知光ビームの数で十分適用するこ
とができるために1個配置されている。
【0015】また、上述した検知センサ3における発光
部と受光部との間での検知光ビームの出射面と入射面と
で得られる光路面は、原稿載置基準縁と平行しないよう
に斜めに設定されている。従って、この発光部および受
光部との配列方向により、図2において丸印中に付した
数字で反射位置を示した場合、各センサ3での最小数字
の位置で示すように、検知光ビームの一つが原稿載置台
2の長手方向および幅方向の一端部に相当する端面に向
け出射され、そして他の検知光ビームはこの端面よりも
内側に向け出射るようになっている。しかも、発光部お
よび受光部の配列方向によって、原稿の長手方向に沿っ
た方向では、原稿の長手方向のサイズを検知すると共に
原稿載置基準縁から原稿がずれたり傾いた場合の原稿の
状態を検知することができ、また、原稿の幅方向におい
ても、幅方向でのサイズ検知と共に原稿載置基準縁から
原稿がずれたり傾いた場合の状態を検知することができ
るようになっている。つまり、原稿載置基準縁からずれ
たりあるいは傾いた状態で載置セットされている原稿の
状態を検知する場合には、原稿載置基準縁側の端面での
反射光が受光されないで、この端面以外から反射された
検知光ビームが受光部の何れかによって検知され、この
検知結果において、原稿載置台上の長手方向に沿って位
置する検知センサ3によって検知された長手方向の原稿
サイズに対し、幅方向での検知センサ3での検知結果が
長手方向でのサイズと整合しないときには、原稿の載置
が誤った状態であると判断する。
【0016】また、上述した発光部および受光部による
原稿面への非検知感度距離を設定するための出射・入射
角度は、15〜35度に設定され、これによる非検知感
度距離(図12参照)は、従来のものに比べて短くされて
おり、後述する原稿押さえ板が、略完全に閉じられたと
みなせる位置に揺動したときにのみ原稿サイズの検知を
行なえるようになっている。
【0017】一方、原稿載置台2の上面には、図1に示
すように、基端を画像形成装置本体により開被可能に支
持されている原稿押さえ板4が設けられている。この原
稿押さえ板4は、開放された際に原稿載置台2への原稿
載置セットを可能にし、閉じられることによって載置セ
ットされた原稿を載置台面に押さえ付けるようになって
いると共に、閉じられる課程で、検知センサ3の動作を
制御するようになっている。このため、原稿押さえ板4
の基端側には、原稿押さえ板4の閉じ角度を検知するた
めの検知手段をなすスイッチ5が配置されており、この
スイッチ5は、後述する制御手段6に接続されて原稿押
さえ板4が閉じられたときに検知センサ3を動作させる
信号を出力するようになっている。また、このスイッチ
5は、検知センサ3を動作させるための信号を出力する
時期として、検知センサ3の非検知感度距離に相当する
位置に原稿押さえ板4が揺動した時に動作させる信号を
出力するようになっており、この距離以上に相当する位
置に原稿押さえ板4が揺動した場合には、検知センサ3
の動作させるための信号を出力しないようになってい
る。
【0018】従って、検知センサ3は、自らの非検知感
度距離が短くされていることにより、この非検知感度距
離に相当する位置まで原稿押さえ板4が変位し、略完全
に閉じられた状態になって始めて動作を開始されるよう
になっている。このような動作時期を設定される検知セ
ンサ3は、原稿押さえ板4の完全な閉じ状態にのみ動作
して、完全な閉じ状態にないときには検知センサ3によ
る検知光ビームの出射、入射を停止するので、完全な閉
じ状態にないときにも受光可能な状態を維持した場合が
得られる従来の構造に比べ、原稿押さえ板4からの反射
光が原稿サイズ検知光と混同される機会を少なくされて
いる。
【0019】一方、上記制御手段6は、画像形成装置の
動作全般を制御するものであり、図3において、例え
ば、マイクロコンピュータによって主要部を構成されて
おり、その入力側には、本実施例に関連するものとし
て、閉じ角度検知用のスイッチ5および検知センサ3が
図示しないI/Oインターフェースを介して接続され、
そして出力側には、原稿サイズおよび変倍率に応じて選
択される用紙サイズを表示するための表示部7、原稿状
態を表示する表示部8Aおよび転写紙選択スイッチ(図
示されず)そして複写開始キー(スタートキー)8Bさら
には変倍率設定キー(図示されず)を備えた操作部8、画
像形成装置の駆動モータ9、給紙部10がそれぞれ接続
されている。制御手段6においては、オペレータによる
転写紙のサイズ選択に関する入力が操作部8で行なわれ
ず、所謂、自動選択モードである場合、スイッチ5から
の検知センサ動作開始信号が入力されたときに検知セン
サ3を作動させ、この検知センサ3からの出力信号に応
じて原稿サイズを判定し、その判定結果を原稿サイズ表
示部7Aに出力するようになっている。また、制御手段
6では、原稿の載置状態を判別するようにもなってお
り、この場合には、原稿の長手方向での検知位置と幅方
向での検知位置とが整合していない場合に原稿の載置セ
ットが誤っていることを判定するようになっている。従
って、例えば、原稿の幅方向の一端縁が原稿載置台の原
稿載置基準縁から外れているような場合には、原稿載置
基準縁側の端面からの反射光が受光されないことを踏ま
えて、長手方向でのサイズ検知結果とこのサイズに対す
る幅方向でのサイズ検知結果とが一致しないことによっ
て判定でき、また、斜めに原稿が載置されている場合に
おいても、同様に判定されることになる。さらに制御手
段6においては、原稿のサイズ表示が行なわれていると
きに、原稿押さえ板4が開放されてスイッチ5からの検
知センサ動作信号が出力されなくなると、今まで検知し
ていた原稿サイズデータおよび表示をリセットし、再
度、原稿の載置が行なわれて原稿押さえ板4が閉じられ
た場合にスイッチ5からの検知センサ3の動作信号が出
力されると、この検知結果と以前の検知結果とが比較さ
れて表示されるようになっている。この原稿サイズおよ
び原稿の載置状態を表示する場合には、その原稿サイズ
に応じた転写紙を選択するための信号が給紙部10に出
力されるようになっている。この転写紙の選択に際し
て、原稿載置が適正に行なわれないで、ずれたり傾いた
りしている場合には、原稿載置が適正でないことを表示
すると共に検知結果から得られた原稿サイズのうちの最
大サイズのものに相当する転写紙を選択するための信号
を給紙部に出力して複写開始の際の準備が行なわれるよ
うになっている。また、制御手段6においては、操作部
8において入力される変倍率に応じて、検知結果から判
定された原稿サイズを基にした転写紙のサイズを決定し
てその信号が給紙部10に出力されるとともに、決定さ
れたサイズの転写紙がない場合には、これを表示するよ
うにもなっている。そして、この制御手段6では、上述
したスイッチ5からの信号が入力されない場合、つま
り、例えば、本等の厚手原稿を載置した場合に、原稿押
さえ板4を被せることができないような場合には、操作
部7において、スタートキー8Bが投入されると、画像
形成装置のメインモータ9への駆動信号を取り込んで、
原稿サイズの検知および判定が行なわれるようになって
いる。
【0020】本実施例は以上のような構成であるから、
制御手段6の動作を示したフローチャートによって手順
を説明すると、図4以下に示すとおりである。すなわ
ち、図4には、原稿サイズ検知のためのメインルーチン
が示されており、このルーチンにおいて、画像形成装置
が始動された場合には、複写工程実行のための初期設定
が行なわれる。そして、原稿載置状態(図4では、セッ
トズレと示してある)および原稿サイズの検知が実行さ
れる。原稿載置状態の検知は、図5以下に示されてお
り、各図において丸印中に付された数字は、図2に示し
た検知光ビームの反射位置を示し、この位置からの反射
光ビームを受光した場合に検知センサ3からの信号が出
力されるようになっている。そして、図5に示すサブル
ーチンにおいて、原稿押さえ板4の閉じ状態により作動
するスイッチ5からのオン信号が入力されると、データ
リードのための指令が行なわれてから、検知センサ3か
らの出力信号の判定が実行される。この検知センサ3か
らの出力信号判定は、図6乃至図8に示されているサブ
ルーチンにおいて、原稿載置台2上での原稿の長手方向
および幅方向に位置する検知センサ3における受光部の
いずれからの信号の出力であるかを判定することにより
行なわれる。なお、図において検知センサ3の受光部か
らの出力信号の入力に関しては、図2において示した反
射位置からの受光状態に応じて原稿サイズを判別する状
態が示されている。そして、この原稿載置状態の判定に
おいては、原稿スケールを含む原稿載置基準縁の端面側
からの反射光ビームを受光部により受光された場合に
は、原稿がその長手方向および幅方向の端縁を原稿載置
基準縁および原稿スケールにそれぞれ押し当てられた適
正な載置状態に相当しているので、その出力によって原
稿サイズの判定が行なわれ、判定結果による原稿サイズ
に関するデータが登録される。。一方、上記端面側以外
の受光部からの信号が出力された場合には、原稿の端縁
が原稿載置基準縁あるいは原稿スケールに対して押し当
てられた状態にないと判断され、原稿セットの確認を指
示するための信号を表示部8Aに出力する。
【0021】このように原稿サイズの検知および原稿載
置状態の検知(図4では、セットズレと示されている)が
終了すると、原稿載置状態が適正な場合に検知された原
稿サイズおよび変倍率に応じた転写紙の選択が実行され
る。すなわち、この転写紙の選択は、上述した原稿の長
手方向でのサイズおよび幅方向でのサイズを基にした原
稿サイズに関するデータを基に、図4に示すルーチンに
おいてサイズ検知処理によって実行され、この選択は、
図9に示すサブルーチンにおいて、判定された原稿サイ
ズが給紙部に収容されている転写紙サイズに対して、長
手方向および幅方向でのサイズと一致しているかどうか
を判定する。そして、収容されている転写紙の長手方向
および幅方向でのサイズが原稿における各方向でのサイ
ズと一致している場合には、そのサイズの転写紙を選択
してこの転写紙サイズを表示するための信号を用紙サイ
ズ表示部7に出力すると共に、この転写紙を繰り出すた
めの信号を給紙部10に出力する。一方、検知結果から
の原稿の長手方向および幅方向のサイズと給紙部に収容
されている転写紙側での各方向でのサイズが一致してい
ない場合、つまり、収容されている転写紙の長手方向お
よび幅方向でのサイズが原稿側での長手方向および幅方
向でのサイズに一致していない場合には、載置台面に載
置される原稿の向き、例えば、長手方向の向きが収容さ
れている転写紙の向きに合わないことを表示するための
信号を表示部8Aに出力する。
【0022】また、このような原稿サイズの検知および
これに伴う転写紙サイズの選択が行なわれると、図4に
示すメインルーチンにおいて、複写開始キー(スタート
キー)の投入が行なわれたかどうかを判別し、投入され
た場合には、複写工程にかかる制御が実行されて転写紙
への複写が実行される。なお、この複写工程の制御にお
いては、同一原稿からの複数回の複写を行なわれる場合
には、原稿サイズおよび転写紙サイズに関するデータが
保持され、さらに、一枚毎の複写の場合には、載置台上
に載置セットされる原稿毎にサイズ検知が実行されて転
写紙の選択が行なわれることにより複写工程が実行され
る。また、上述した検知センサ3からの出力信号を基に
した原稿サイズの検知は、原稿押さえ板4が閉じられる
ことにより実行される場合の他に、厚手の原稿を載置さ
れた場合も対象として実行され、この場合には、前述し
たように、検知センサ3が、複写開始キー(スタートキ
ー)の投入に合わせて動作を開始され、原稿サイズデー
タを取り込まれて原稿サイズを判定されるようになって
いる。さらに、原稿サイズ検知において、スイッチ5が
オフ状態に切り換わった場合には、その時までの原稿サ
イズデータをリセットし、再度原稿押さえ板4が閉じら
れてスイッチ5がオンした場合にその検知データと比較
され、その比較による判定結果が表示部8Aにより表示
される。
【0023】そして、複写工程が終了したかどうかを、
例えば、複写回数カウントの値と複写回数指令値を比較
することにより判別され、終了した場合には、複写行程
に関する制御についての後処理が実行される。この後処
理は、例えば、複写後の転写紙の綴じ作業などを実行さ
れるほかに、複写工程での初期化処理を実行する際に必
要なデータの記憶登録あるいは機構部品の停止制御等が
行なわれる。また、この後処理においては、制御手段6
において、原稿サイズおよび原稿載置状態の検知に用い
られたデータについての学習を行なわせることも可能で
あり、この場合には、例えば、頻度に応じた原稿載置状
態の判定基準についての更新や、サイズの判定基準につ
いて許容範囲を設定しなおす等の処理を行なうことが可
能である。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、原稿の長
手方向でのサイズおよび幅方向でのサイズを検知するた
めに用いられる検知手段での発光部からの検知光ビーム
の出射面および受光部への入射面で得られる反射光ビー
ムの光路面を、原稿載置基準縁と平行しないように斜め
になるように配列方向を設定するとともに、発光部から
出射されて原稿面で反射される検知光ビームを複数に分
割させるようにし、そのうちの一つを原稿載置基準縁側
に位置する端面に向け出射させ、かつ、他の検知光ビー
ムをその端面よりも内側に出射させるようにして上記端
面での反射光を受光したときに限って原稿の載置セット
が適正であることを判定できるようにすることができ
る。従って、この端面側からの検知光ビームが受光され
なかった場合を原稿の端縁が原稿載置基準縁に押し当て
られないで適正な載置セットにない状態であるとして容
易に判定することができる。
【0025】また、本発明によれば、検知手段の動作を
原稿押さえ板の閉じ角度によって制御する場合、検知手
段における発光部と受光部との間の検知光ビームの出射
・入射角度を、原稿押さえ板が完全に閉じられた場合に
相当する位置でのみ原稿サイズの検知が行なえる非検知
感度距離が得られる値に設定したので、開放される課程
での検知手段の動作を行なわせないようにすることがで
きる。従って、開放される課程で検知手段が動作した場
合に、原稿押さえ板からの反射光が原稿サイズ検知のた
めの検知光ビームと混同されるような事態を防止して、
正確な原稿サイズの検知が可能になる。従って、オペレ
ータは、操作部において表示される内容により原稿の載
置状態を複写開始前に知ることができるので、無用な複
写を増やすようなことをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による原稿サイズ検知装置の概
略構成を模型的に示す側面図である。
【図2】図1に示した原稿サイズ検知装置における検知
手段の配置構成を説明するための平面図である。
【図3】図1に示した原稿サイズ検知装置に用いられる
制御手段の構成を説明するためのブロック図である。
【図4】図3に示した制御手段の動作を説明するための
メインルーチンを説明するためのフローチャートであ
る。
【図5】図4に示したメインルーチンにおいて実行され
るサブルーチンを示すフローチャートである。
【図6】図4に示したメインルーチンにおいて実行され
るサブルーチンを説明するためのフローチャートであ
る。
【図7】図4に示したメインルーチンにおいて実行され
るサブルーチンを説明するためのフローチャートであ
る。
【図8】図4に示したメインルーチンにおいて実行され
るサブルーチンを説明するためのフローチャートであ
る。
【図9】図4二示したメインルーチンにおいて実行され
るサブルーチンを説明するためのフローチャートであ
る。
【図10】従来の原稿サイズ検知装置における検知手段
の配置構成を説明するための平面図である。
【図11】図10に示した検知手段の要部構成を模型的
に示す側面図である。
【図12】図10に示した原稿サイズ検知装置における
問題点を説明するための側面図である。
【符号の説明】
1 原稿サイズ検知装置 2 原稿載置台 2A、2B 原稿載置基準縁 3 検知手段をなす検知センサ 4 原稿押さえ板 5 閉じ角度検知手段をなすスイッチ 6 制御手段 7 原稿サイズ表示部 8 操作部 8A 原稿載置状態表示部 B1、B2 検知センサ B3 発光部 B4 レンズ B5 受光部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿の長手方向のサイズおよび幅方向のサ
    イズをそれぞれ検知することにより原稿サイズを判定す
    る原稿サイズ検知装置であって、 少なくとも上記原稿の幅方向一端を整合される原稿載置
    基準縁を備えた原稿載置台と、 上記原稿載置台上面に対して開被可能に設けられてい
    て、閉じられた際に上記原稿を押さえ付ける原稿押さえ
    板と、 上記原稿押さえ板の閉じ角度を検知する手段と、 上記原稿載置台の下位における上記原稿の長手方向およ
    び幅方向のサイズを検知できる位置に配置され、発光部
    とこの発光部から原稿に向け出射されて原稿面で反射し
    た検知光を複数の光路に分割するレンズおよびこのレン
    ズにより検知光が結像される受光部とを有し、これら発
    光部と受光部との検知光ビームの光路面が上記原稿載置
    台の原稿載置基準縁と平行しない状態に設定されている
    検知手段と、 上記原稿押さえ板の閉じ角度検知手段および上記検知手
    段がそれぞれ入力側に接続され、出力側にはサイズ表示
    手段および原稿載置状態の表示手段とが接続されてい
    て、上記閉じ角度検知手段からの信号によって上記検知
    手段を動作させ、検知手段からの信号によって原稿サイ
    ズを判定してその結果および原稿載置状態をそれぞれ表
    示する制御手段とを備えたことを特徴とする原稿サイズ
    検知装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の原稿サイズ検知装置におい
    て、原稿台の下部に配置された検知手段の複数ビームの
    うち、1つが原稿の幅方向一端および原稿の長手方向一
    端に相当する原稿載置台の端面付近に出射されるととも
    に、原稿台端面に対して発光部から受光部に至る検知光
    ビームの光路面が斜めになるように上記発光部と受光部
    との配列方向を設定した原稿サイズ検知装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の原稿サイズ検知装置におい
    て、検知手段の発光部と受光部との出射・入射角度が1
    8〜35度に設定されている原稿サイズ検知装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の原稿サイズ検知装置におい
    て、制御手段は、原稿載置台の端面側を検知して得られ
    る検知手段からの出力信号とこの端面よりも内側を検知
    して得られる出力信号とにより原稿サイズを判定してそ
    の判定結果を表示部に出力する原稿サイズ検知装置。
  5. 【請求項5】請求項1および4記載の原稿サイズ検知装
    置において、制御手段は、検知手段からの出力信号によ
    る原稿サイズの判定結果を表示するための信号を出力し
    た後に閉じ角度検知手段が動作解除された場合、上記判
    定結果の表示をリセットするともに、再び、上記閉じ角
    度検知手段が動作されたときには、上記検知手段からの
    信号による原稿サイズの判定を行なう原稿サイズ検知装
    置。
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