JPH04355468A - 原稿走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

原稿走査装置及び画像形成装置

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JPH04355468A
JPH04355468A JP3130177A JP13017791A JPH04355468A JP H04355468 A JPH04355468 A JP H04355468A JP 3130177 A JP3130177 A JP 3130177A JP 13017791 A JP13017791 A JP 13017791A JP H04355468 A JPH04355468 A JP H04355468A
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JP3130177A
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English (en)
Inventor
Akiro Iimori
飯盛 彰郎
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿台に載置された原
稿を走査する原稿走査装置及び、この原稿走査装置によ
り走査された画像に基づき複写物を作成する電子写真複
写機等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真装置等の原稿走査装置を有した
画像形成装置にあっては、近年コピー時に使用する用紙
を自動的に選択したり、あるいは、選択した用紙のサイ
ズが適しているか否かを判別する等のため、コピー開始
に先立ち原稿台上に載置される原稿のサイズを検知する
装置が開発されている
【0003】従来、このような装置においては、原稿を
載置するガラス製の原稿台の下に原稿を走査するための
走査部が設けられており、この走査部には原稿台上の原
稿の有無を検知するための反射型光センサからなる検知
手段が設けられている。そして、前記走査部の走査開始
位置において前記検知手段が原稿台上に原稿があること
を検知すると、前記走査部が走査を開始する。この走査
の過程において、走査部があらかじめ定められている検
知ポイントに達した時点で、前記検知手段が原稿台上の
原稿の有無を検知することにより、その情報に基づいて
原稿サイズの検知を行っている。
【0004】このように従来の画像形成装置においては
、原稿サイズ検知動作に先立って走査開始位置での原稿
の有無を検知し、走査開始位置において原稿有りと判断
されれば原稿サイズ検知動作が開始されるものである。 ところで、原稿によっては、例えば黒いふちどりのよう
に、特定の箇所に反射光量をきわめて少なくするような
処理が施された部分(特殊処理部分)を有したフォーマ
ットのものがある。例えばこのような原稿に対してサイ
ズ検知動作を行う場合、原稿を原稿台に載置したとき前
記特殊処理部分が走査部の走査開始位置に位置すること
がある。このとき、この特殊処理部分からの反射光量が
きわめて少なく、前記検知手段が原稿有りを検知できな
いために、原稿サイズ検知動作を開始することができな
いという問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
原稿走査装置を有した画像形成装置においては、特定の
箇所に反射光量をきわめて少なくするような処理が施さ
れた部分を有する原稿を使用した場合、該原稿のサイズ
検出動作が正確に行えないという問題点があった。
【0006】そこで本発明は、特定の箇所に反射光量を
きわめて少なくするような処理が施された部分を有する
原稿に対しても正確にサイズ検知を行うことができる原
稿走査装置及び、この原稿走査装置を有した画像形成装
置を提供することを目的とする。 [発明の構成]
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の原稿走査装置は、走査する原稿を載置する原
稿台と、この原稿台上の原稿の有無を検知する第1の検
知手段と、この第1の検知手段が検知動作を行う位置を
設定する設定手段と、前記原稿台上に載置された原稿の
サイズを検知する第2の検知手段と、前記第1の検知手
段が前記原稿台上に原稿が有ることを検知したとき前記
第2の検知手段による原稿サイズ検知動作を開始させる
ように制御する制御手段とを具備し、また本発明の画像
形成装置は画像形成を行う原稿を載置する原稿台と、被
画像形成材を収容する複数の被画像形成材収容部と、前
記原稿台上の原稿の有無を検知する第1の検知手段と、
この第1の検知手段が検知動作を行う位置を設定する設
定手段と、前記原稿台上に載置された原稿のサイズを検
知する第2の検知手段と、前記第1の検知手段が前記原
稿台上に原稿が有ることを検知したとき前記第2の検知
手段による原稿サイズ検知動作を開始させるように制御
する制御手段と、前記第2の検知手段による検知結果に
基づいて被画像形成材のサイズを選択する選択手段と、
この選択手段によって選択されたサイズの被画像形成材
が収容されている前記被画像形成材収容部から被画像形
成材を給送する給送手段と、この給送手段によって給送
された被画像形成材に前記原稿の画像を形成する画像形
成手段とを具備することを特徴とする。
【0008】
【作用】原稿のサイズ検知を行う場合、まず第1の検知
手段が設定手段によってあらかじめ設定されていた検知
位置に移動され、この位置において原稿の有無を検知す
る。そして、この検知位置において原稿が有ることが検
知されると、第2の検知手段が走査開始位置に移動され
、原稿の走査を開始することによって原稿のサイズ検知
動作が開始される。原稿のサイズが検知されると、該原
稿のサイズに適した用紙(被画像形成材)のサイズが判
断され、そのサイズの用紙が収容されている給紙カセッ
ト(被画像形成材収容部)から用紙が給送されて、前記
原稿の画像が画像形成手段によって用紙上に形成される
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1乃至図9を参照
しながら説明する。図1は画像形成装置10の概略説明
図であり、本体内11ほぼ中央の感光体ドラム12周囲
には、帯電装置13、光学装置14による露光位置14
a、現像装置16、転写剥離チャージャ17、クリーニ
ング装置18、除電ランプ20が設けられている。また
本体11右側には、シート紙Pを収容するカセット21
a、21b及び手差し給紙台21cが設けられている。 そして本体内11には、カセット21a、21b及び手
差し給紙台21cからピックアップローラ22a、22
b、22cにより取出され、給紙されたシート紙Pを感
光体ドラム12を経て本体左側の排紙トレイ23に導く
用紙搬送路24が形成されている。この用紙搬送路24
の感光体ドラム12より上流側には、第1及び第2の分
離ローラ25a、25b、レジストローラ対26が設け
られ、下流側には搬送ベルト27、定着ローラ対28、
排紙ローラ対30が設けられている。又本体11上面に
は原稿Dを載置する原稿台34、白色のプラテンシート
35aを有し、原稿台35を被覆する原稿カバー35が
設けけられると共に、操作パネル31が設けられている
。この操作パネル31上には、図2に示すように、複写
倍率、複写枚数等の数値や、CPUからのメッセージを
表示するためのLED表示部31a、コピーキー31b
、テンキー31c等が設けられていると共に、後述する
第1のセンサ60a及び第2のセンサ60bにより原稿
サイズ検知動作を行なわせる原稿サイズ検知モードであ
るか否かを選択的に設定する設定手段である原稿サイズ
検知モード選択キー31dと、原稿サイズ検知動作時の
後述する初期位置を設定する場合の初期位置設定モード
であるか否かを選択的に設定する設定手段である初期位
置設定モード選択キー31eと、原稿サイズ検知動作時
に、原稿有を検知してから原稿スキャンを開始するまで
の遅れ時間を設定する遅れ時間設定モードであるか否か
を選択的に設定する遅れ時間設定モード選択キー31f
等の各種モード選択キーが設けられている。さらに操作
パネル31上には、原稿スキャン時のスキャン速度を2
50mm/secと500mm/secの2種類に切り
換えるスライドスイッチ31gが設けられている。尚、
原稿台34周囲の原稿先端側には、原稿Dを載置する際
のガイドとなる原稿スケール32が設けられている。
【0010】つぎに、光学装置14の概略斜視図を図3
に示す。光学装置14の露光ランプ36及び第1のミラ
ー37aを搭載する走査手段である第1のキャリッジ3
8aには、第2の検知手段であり原稿サイズ検知モード
時に原稿サイズを検知する第1のセンサ60a及び、原
稿の有無を検知する第1の検出手段であるとともに原稿
サイズ検知モード時には原稿サイズを検知する第2の検
出手段として兼用される第2のセンサ60bとが設けら
れている。この第1及び第2のセンサ60a、60bは
、原稿カバー35が開状態で行われる原稿Dのサイズ検
知時、螢光灯等による外光により誤検知を生じない様、
パルス変調をかけた光を発光する発光素子61及び、発
光素子61による特定パルスの光のみを受光する受光素
子62からなる光変調型反射型センサからなっている。 更に、第1及び第2のセンサ60a、60bは、図4に
示すように原稿台34からの正反射による誤検知を防止
するため、垂直方向に対し角度θだけ傾斜して設けられ
ている。
【0011】また、光学装置14には、第2のミラー3
7b及び第3のミラー37cを搭載する第2のキャリッ
ジ38bが設けられている。前記第1及び第2のキャリ
ッジ38a、38bは固定の第1及び第2のプーリ43
、44間に掛渡される駆動ベルト45、ワイヤ固定部 
 49、ワイヤ48を介し、パルスモータからなるスキ
ャンニングモータ41によりガイドシャフト50a及び
ガイドレール50bに沿って[2:1]の速度で往復動
されるようになっている。
【0012】尚、第1のキャリッジ38a上の第1及び
第2のセンサ60a、60bは、図6に示す如くそれぞ
れの原稿台34に対向して直線A−A、B−B、に沿っ
て走査するような位置に設けられている。そして、原稿
台34上には、例えば[A.5]サイズから[A.3]
サイズまでの原稿Dが載置可能とされており、いずれの
原稿も原稿スケール32に表示される原稿台34中心3
4aが原稿Dの中心となるよう載置されるようになって
いる。
【0013】また、図6に示されるT、U、V、W、X
、T、Zの各検知位置がサイズ検知の際の第1のキャリ
ッジ38aの位置であり、これら検知位置T、U、V、
W、X、Y、Zにおいて、第1及び第2のセンサ60a
、60bのそれぞれの出力レベルが、後述する制御手段
である制御装置70で判断されるようになっている。
【0014】更に図5に示すように、原稿台のリア側に
は、発光素子63a、受光素子63bからなるフォトイ
ンタラプタ型のカバ−スイッチ63が設けられており、
原稿カバ−35の開閉に連動して揺動されるアクチュエ
−タ64の有無を検知し、原稿カバ−35の開放角度が
角度α以下となり、アクチュエ−タ64の降下によりカ
バ−スイッチ63がオンされると、第1及び第2のセン
サ60a、60bによるサイズ検知動作が禁止されるよ
うになっている。尚、この角度αは、第1及び第2セン
サ60a、60bが、プラテンシート35aからの反射
光を検知してしまい、原稿Dからの反射光と誤検知する
事が無いようにするための角度であり、第1及び第2の
センサ60a、60bの焦点距離により決定される。
【0015】また、図7は制御装置70のブロック図で
あり、そのプロセッサ群70aには、操作パネル31上
の各操作キーからの信号、あるいは用紙検出スイッチ(
図示せず)、更に、カバースイッチ63、トナーの濃度
センサ等の各種スイッチ・センサ類76からの信号が入
力されると共に、第1及び第2のセンサ60a、60b
の受光素子62で検知された原稿Dからの反射光が電気
信号に変換され、入力される。一方プロセッサ群70a
は、感光体ドラム12及びその周囲の帯電装置13、現
像装置16等画像形成手段77の制御を行うと共にパル
スカウンタ71を介しスキャンニングモータ41の制御
を行い、更に第1及び第2のセンサ60a、60bから
入力される信号に基づいて原稿Dのサイズの判別動作を
行うものである。即ち制御装置70には原稿のサイズ判
別に供される種々のデータが記憶されたメモリ群72が
接続されている。このメモリ群72は、RAM73と、
ROM74と、EEPROM78とによって構成されて
いる。このうち、RAM73には、パルスカウンタ71
によるパルス数に応じて第1のキャリッジ38aの位置
を示す検知位置のデータが記憶される。またROM74
には、検知位置と第1及び第2のセンサ60a、60b
の出力レベルとの組み合わせに応じて原稿サイズを判別
するための識別データが記憶されている。また、EEP
ROM78は電気的に書換が可能であり、後述する方法
により設定される、原稿サイズ検知動作開始時における
第2のセンサ60bの位置(初期位置)のデータと、第
2のセンサ60bが原稿有りを検知してから原稿スキャ
ンを開始するまでの時間(遅れ時間)のデータとが記憶
される。
【0016】図8は前記メモリ群72のROM74に記
憶された識別データを論理的に示すものである。プロセ
ッサ群70aでは、第1のキャリッジ38aの検知位置
と、その時の第1及び第2のセンサ60a、60bの出
力レベルとによって各種原稿サイズが判別される。この
図8は、各種原稿サイズに対応されて図6に直線A−A
で示す原稿台34位置を移動する第1のセンサ60aの
各検知位置における出力レベルと、図6に直線B−Bで
示す原稿台34位置を移動する第2のセンサ60bの各
検知位置における出力レベルとが○と×とによって示さ
れている。ここでは、○により受光素子62が原稿Dか
らの反射光を受光した状態、即ち原稿Dが検知された状
態を示し、×により受光素子62が原稿Dからの反射光
を受光しない状態、即ち原稿Dがその検知位置より小さ
い状態を示している。
【0017】また、プロセッサ群70aには、パルスカ
ウンタ71よりスキャンニングモータ41に供給された
パルス数をカウントしたカウントデータが供給され、プ
ロセッサ群70aにおいてパルスカウンタ71から供給
されるパルス数と、RAM73内の検知位置とから第1
のキャリッジ38aの位置が判断されると共に、各検知
位置T、U、V、W、X、Y、Zにおける第1及び第2
のセンサ60a、60bの出力レベルが判断され、これ
等判断結果とROM74内の識別データとから原稿Dの
サイズが判別される様になっている。
【0018】次に本実施例の画像形成装置10の作用に
ついて述べる。コピーを行うに際し、本体11は通常、
各センサ60a、60bによる原稿サイズ検知動作を行
わない原稿サイズ非検知モードとされ、第1のキャリッ
ジ38aは、[A.4]サイズ後端位置である基準位置
に待機されている。そして、コピー開始時、原稿のサイ
ズ検知が不要である場合には、オペレータは、原稿台3
4に原稿Dを載置した後直ぐにコピーキー31bをオン
し、コピー操作を開始する。一方、原稿のサイズ検知を
必要とする場合には、オペレータが操作パネル31上の
原稿検知モード選択キー31dをオンすることによって
プロセッサ群70aに原稿サイズ検知モード信号が入力
され、本体11のモードを、各センサ60a、60bに
より原稿サイズ検知動作をおこなわせる原稿サイズ検知
モードとする。これにより、プロセッサ群70aは、ス
キャンニングモータ41を駆動し、第1のキャリッジ3
8aを基準位置から原稿スケール近傍に設定される初期
位置に移動し、第1及び第2のセンサ60a、60bを
原稿サイズ検知可能状態で待機させる。ここで、初期位
置とは、原稿の有無を検知する第1の検出手段としての
第2のセンサ60bが、原稿サイズ検知動作、即ち、原
稿のスキャンニングを行うに先立って待機している位置
のことを言う。但しこの状態においては、カバースイッ
チ63がオンである事から第1及び第2のセンサ60a
、60bは原稿サイズの検知を禁止状態とされている。 ここで、原稿Dと原稿スケール32との間が隙間なくセ
ットされるとは限らないので、原稿セット時に生じる原
稿スケールと原稿との隙間を考慮して、例えば標準では
初期位置は原稿スケール32から7.9mm離れた位置
に設定されている。これによって例えば原稿をセットし
た時に原稿スケールとの間に多少の隙間が生じていたと
しても、その隙間を検知して「原稿無し」と誤判別する
ことがないものである。
【0019】この後、原稿Dを載置するためにオペレー
タが原稿カバー35を開けると、アクチュエータ64の
上昇によりカバースイッチ63がオフされ、これにより
第1及び第2のセンサ60a、60bの原稿サイズ検知
禁止状態が解除される。そして原稿台34に、例えば[
A.3]サイズの原稿Dを載置すると、第1及び第2の
センサ60a、60bにあっては、受光素子62が、原
稿Dに反射された発光素子61からの光を受光し、原稿
Dを検知する。そして第2のセンサ60bからの「原稿
有り」の入力信号がプロセッサ群70aに入力されると
、後述する方法により前記EEPROM78に設定され
ている遅れ時間を参照して所定時間待機した後、スキャ
ンニングモータ41が駆動され、第1のキャリッジ38
aは原稿サイズ検知のため、初期位置から、前記操作パ
ネル31上のスライドスイッチ31gによって設定され
ている移動速度で図1の矢印s方向に走査を開始される
。この走査の間、各検知位置T〜Zにおける第1及び第
2のセンサ60a、60bからの出力レベルがプロセッ
サ群70aで判断されるが、図9(a)に斜線で示す様
に、全ての検知位置T〜Zで原稿Dが検知される。この
様に全ての検知位置T〜Zで原稿Dが検知状態となるの
は、図8に示す様に、原稿Dが[A.3]サイズの時の
みであり、プロセッサ群70aはメモリ群72のROM
74に記憶されている識別データを参照することによっ
て、原稿Dが[A.3]サイズであると判別する。なお
、この原稿サイズ検知終了後は、原稿サイズ検知動作は
、一旦保留状態とされる。
【0020】次いで、オペレータが原稿カバー35を閉
じ、操作パネル31からコピー枚数、倍率、濃度等の種
々の画像形成条件を入力した後コピーキー31bをオン
することによってプロセッサ群70aにコピー開始を指
示する信号が入力される。これにより、プロセッサ群7
0aは前述した動作によって検知された原稿サイズ、及
び操作パネル31から入力された画像倍率から、最適サ
イズの用紙Pの給紙カセットを選択し、本体11内にお
いてコピー操作が開始される。
【0021】即ち、本体11にあっては、感光体ドラム
12はその回転に従い、順次帯電、露光、現像の各工程
を経てトナー像を形成され、転写剥離チャージャ17に
達する。一方これと同期して、いずれか選択されたカセ
ット21a、21bから用紙Pが給紙され、レジストロ
ーラ対26を介して感光体12上のトナー像と先端が揃
うタイミングで転写剥離チャージャ17に送り込まれる
。そしてトナー像転写後、感光体12より剥離された用
紙Pは、定着ローラ対28により定着され、排紙ローラ
対30により排紙トレイ23上に排紙されコピーを終了
する。
【0022】一方、転写終了後、感光体12は、クリー
ニング装置18により残留トナーを除去され、除電ラン
プ20を経て次のコピー可能状態とされ、必要なコピー
枚数を繰り返すこととなる。但し、この間、原稿サイズ
検知は禁止状態とされ、コピー操作のみが行われる。
【0023】そして必要コピー枚数を終了すると、オペ
レータは原稿台34より原稿Dを取り出し、次の原稿を
載置する。この時原稿サイズ検知モードであれば、前述
と同様のサイズ検知を行った後、コピー操作を行うこと
となる。
【0024】この後、全ての原稿によるコピーを終了し
、原稿検知モード選択キー31dをオフし、本体を原稿
サイズ非検知モードとすると、第1のキャリッジ38a
は、[A.4]サイズ後端の基準位置に待機された状態
で次のコピーを待機する事となる。
【0025】尚、原稿サイズ検知モードにおいて、原稿
サイズ検知中に、原稿カバー35が原稿台34に対し角
度α以下に閉鎖され、カバースイッチ63がオンされる
と、プロセッサ群70aにおいて、原稿サイズ検知不能
とされ、表示パネル31aにサイズ検知エラーが表示さ
れる。
【0026】また、図9(b)〜(h)には、各種サイ
ズの原稿Dを原稿台34に載置した状態を示すが、(b
)の様に、第1及び第2のセンサ60a、60bが、Z
を除く全ての検知位置で原稿Dを検知した場合は、図8
の識別データにより、原稿Dが[B.4]サイズである
と判別される。以下同様にして、(c)〜(h)は、[
A.4ヨコ置き]、[B.5ヨコ置き]、[A.4タテ
置]、[B.5タテ置]、[A.5ヨコ置]、[A.5
タテ置]と判別される事となる。
【0027】次にこのような画像形成装置10を用いて
図11に示すような、特定の箇所に反射光量をきわめて
少なくするような処理が施された部分を有する原稿Dの
原稿サイズ検知動作について説明する。ここで、この原
稿Dは、一辺に幅10mm程度の、黒色に着色された部
分を有しているものとする。この際オペレータが、操作
パネル31上の初期位置設定キー31eを投入すると、
この動作によりプロセッサ群70aが本体11に対して
初期位置設定モードを設定する。同時にプロセッサ群7
0aは、メモリ群72のEEPROM78中に記憶され
ている標準の初期位置を示すデータを読み出し、操作パ
ネル31上のLED表示部31aにこのデータに対応す
る数値『79』を表示する。ここで、この『79』とは
、初期位置が原稿スケール端部から水平距離で7.9m
m離れたところに位置していることを表わしている。つ
まり、LED表示部31aに表示される数値は、実際の
値を10倍した値である。原稿には、前述したように一
辺に10mmの黒色に着色された部分が設けられている
ので、オペレータは操作パネル31上のテンキー31c
から、標準設定されていた初期位置のデータを表す数値
『79』に、該原稿Dの黒色着色部分の幅である10m
mを意味する『100』という数値を加えた数値『17
9』を入力する。この状態においてオペレータにより初
期位置設定キー31eが再び投入されると、プロセッサ
群70aは、EEPROM78に記憶されていた7.9
mmという値に相当するデータを消去した後、先の動作
で入力された17.9mmという値に相当するデータを
更新された初期位置としてEEPROM78に書き込む
。そしてプロセッサ群70aは、初期位置設定モードを
解除する。
【0028】上述の初期位置設定動作の後に、前述した
原稿サイズ検知動作が行われた場合、プロセッサ群70
aは、メモリ群72のEEPROM78に記憶されてい
る初期位置のデータを読み出し、このデータに基づいて
スキャンニングモータ41にパルス数を供給することに
よって、スキャニングモータ41を駆動し、第1のキャ
リッジ38aを基準位置すなわち[A.4]サイズ後端
位置から、新たに設定された初期位置へと移動させる。 即ち、第1のキャリッジ38aは、原稿スケール端部3
2から水平方向の距離で17.9mm離れた初期位置へ
第2のセンサ60bが位置するような位置へ移動される
。 そして、プロセッサ群70aは第1及び第2のセンサ6
0a、60bを原稿サイズ検知可能状態で待機させ、こ
の初期位置にて第2のセンサ60bが原稿有りを検知す
ると、前述した方法によって原稿サイズ検知動作を行う
【0029】次に、本実施例の画像形成装置10におい
て、第2のセンサ62bが原稿台34上に原稿が有るこ
とを検知してから、第1のキャリッジ38aが原稿サイ
ズ検知動作を開始するまでにかかる時間(遅れ時間)を
設定する方法について説明する。この際、オペレータが
操作パネル31上の遅れ時間設定キー31fを投入する
と、この動作によりプロセッサ群70aが本体11に対
して、遅れ時間設定モードを設定する。同時にプロセッ
サ群70aは、メモリ群72のEEPROM78に記憶
されている標準の遅れ時間を示すデータを読み出し、操
作パネル31上のLED表示部31aにこのデータに対
応する数値『5』を表示する。ここでこの『5』とは、
遅れ時間が0.5秒であることを表している。つまり、
LED表示部31aに表示される数値は実際の値を10
倍した値である。続いてオペレータは操作パネル31上
のテンキー31cから所望の遅れ時間を入力する。この
とき、遅れ時間の設定可能範囲は0秒から2.55秒ま
での間である。例えば、遅れ時間を1秒に設定したい場
合はテンキー31cを通して『10』と入力する。この
状態においてオペレータにより遅れ時間設定キー31f
が再び投入されると、プロセッサ群70aは、EEPR
OM78に記憶されていた0.5秒という値に相当する
データを消去した後、先の動作で入力された1秒という
値に相当するデータを更新された遅れ時間として前記E
EPROM78に書き込む。そしてプロセッサ群70a
は、遅れ時間設定モードを解除する。
【0030】上述の遅れ時間設定動作以降に、前述した
原稿のサイズ検知動作が行われた場合、プロセッサ群7
0aは、メモリ群72のEEPROM78に記憶されて
いる遅れ時間のデータを読み出し、第2のセンサ60b
が前述の初期位置において原稿台34上に原稿が有るこ
とを検知してから1秒後に、第1のキャリッジ38aの
移動を開始し、原稿の走査を開始する。
【0031】続いて図10のフロチャートを参照して、
原稿サイズ検知動作の制御について説明する。まず、プ
ロセッサ群70aは、原稿サイズ検知モード選択キーが
ONされているかを判断する(ステップ1)。原稿サイ
ズ検知モードがONであれば、EEPROM78中から
、前述したような方法で設定された初期位置の値を読み
出し(ステップ2)、この初期位置の値に基づいて第1
のキャリッジ38aを初期位置へと移動させる。(ステ
ップ3)。続いてEEPROM78に記憶されている、
前記方法により設定された遅れ時間の値を読み出す(ス
テップ4)。そして、次にカバースイッチ63からの出
力を参照して原稿カバー35が開いているかどうかを判
断する(ステップ5)。原稿カバー35が閉じられてい
る場合(即ち、カバースイッチ63がONの場合)は原
稿カバー35が開かれるまで(即ちカバースイッチがO
FFとなるまで)待機する。そして原稿カバー35が開
いたこと(カバースイッチ63がOFFになったこと)
が検知されると原稿台34上に原稿がセットされたかど
うか即ち第2のセンサ62bが原稿を検知したかどうか
が判断される(ステップ6)。そして、ステップ6にお
いて原稿台34上に原稿がセットされたと判断されると
、ステップ4においてEEPROM78から読出された
遅れ時間だけ待機した後(ステップ7)、スキャンニン
グモータ41を駆動させることによって第1のキャリツ
ジ38bを図1における矢印s方向に走査させる(ステ
ップ8)。このとき、操作パネル31の速度切換スライ
ドスイッチ31gの出力を参照し、250mm/sec
または、500mm/secの速度で第1のキャリッジ
38bは走査される。そして、最初の検知位置Tにキャ
リッジ38bが到達したかどうかを判断し(ステップ9
)キャリッジ38aが最初の検知位置Tに到達したなら
、検知位置Tにおける第1のセンサ62a及び第2のセ
ンサ62bの検知結果をRAM73に記憶する(ステッ
プ10)。そして、第1のキャリッジ38aが検知位置
U、V、W、X、Yに達する毎に上記したような動作が
行われ、それぞれの検知位置における第1のセンサ62
a及び第2のセンサ62bの検知結果が次々とRAM7
3内に記憶されていく。第1のキャリッジ38aが最後
の検知位置Zに達すると(ステップ11)、上記と同様
の動作が行われ、第1のセンサ62aと第2のセンサ6
2bの検知位置Zにおける検知結果がRAM73に記憶
された後(ステップ12)、第1のキャリッジ38aの
走査を停止する(ステップ13)。そして、前述のよう
にしてRAM73に記憶された各検知位置での検知結果
と、ROM74内にあらかじめ記憶されている図8に示
すような識別データを比較することによって、原稿のサ
イズが判断される(ステップ14)。続いて、再びカバ
ースイッチ63の出力を参照することにより原稿カバー
35が閉じられたかどうかを判断し(ステップ15)、
原稿台カバー35が閉じられた、即ちカバースイッチ6
3がONになったと判断されると、原稿サイズ検知動作
を終了する。
【0032】以上詳述したように、本実施例の画像形成
装置10においては、原稿サイズ検知動作の時の初期位
置を任意に設定することが可能である。これによって、
特定の箇所に反射光量をきわめて少なくするような処理
が施された部分を有した原稿に対してサイズ検知を行う
場合に、初期位置を前記原稿の特殊処理部分を避けた位
置に設定することができる。すなわち、原稿台35上に
原稿がセットされているかどうかを判断する第1の検知
手段としての第2のセンサ62bが、原稿の特殊処理部
分を検知することにより、原稿がセットされているにも
かかわらず「原稿なし」と誤検知してしまうことがない
【0033】また、原稿サイズ検知時において、原稿台
34上に原稿が存在することを検知してからサイズ検知
のために第1のキャリッジ38aが走査を開始するまで
の時間(遅れ時間)を任意に設定することが可能である
。そのため、例えばA3等の大きなサイズの原稿を原稿
台34上にセットする場合、原稿の一端を原稿スケール
32に合わせて原稿台35上に載置してから、該原稿の
もう一端が原稿台34上に着地するまでに若干の時間の
ずれを生じるような場合があるが、このような場合には
遅れ時間を大きめに設定しておくようにすれば、第1の
キャリッジ38aが原稿が着地するよりも早く原稿台3
4を走査してしまって、正確な原稿サイズ検知動作が行
えないといった事態が生じることを防止できる。また、
使用者によっては、原稿を原稿台34上にセツトする場
合に原稿スケール32に合わせるように注意深く原稿を
セットすることがある。このような場合においても、使
用者の好みに応じて遅れ時間を設定できるので、例えば
原稿台34上にて原稿をセットしている間に走査が開始
されてしまうといったことを防止できる。
【0034】また、上記実施例では原稿サイズ検知を行
う原稿サイズ検知モードを設定する場合は、操作パネル
31上に設けられている原稿サイズ検知モード選択キー
31dを投入することによって選択的に設定するような
構成となっているが、常に原稿サイズ検知モードが設定
されているような構成のものであっても、本発明の効果
を得るのに何等差し支えない。
【0035】さらに、本発明は上記実施例に限定されず
種々設計変更可能であり、原稿サイズ検知のための第1
及び第2のセンサ162a、162bを、図12に見ら
れるように原稿サイズ検知専用の検知アーム100上に
設けるものであってもよい。この場合検知アーム100
の初期位置は原稿台34上の原稿スケール32近傍に原
稿スケール32に沿って設定されており、検知アーム1
00はその一端を支点として、図示しない駆動手段によ
って図12中の矢印で示した方向に回転運動をすること
により原稿のサイズを検知するものである。検知アーム
100の回転の支点は原稿台34の下にはなく、原稿台
34から若干離れた地点に設けられているので、サイズ
検知動作終了時には検知アーム100は図12に見られ
るように原稿台の下にはなく、検知アーム100自体は
コピー動作に何の影響も与えないような構成になってい
る。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、原
稿台上の原稿の有無を検知する検知手段の初期位置を任
意の位置に設定できるので、特定の箇所に反射光量をき
わめて少なくするような処理が施された部分を有する原
稿に対しても正確にサイズ検知を行うことができる原稿
走査装置及び、この原稿走査装置を有した画像形成装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の画像形成装置全体の概略説明図であ
る。
【図2】本実施例の画像形成装置の操作パネルの平面図
である。
【図3】本実施例の画像形成装置の露光装置の概略斜視
図である。
【図4】本実施例の画像形成装置の第1及び第2のセン
サの検知時を示す概略説明図である。
【図5】本実施例の画像形成装置の原稿カバーの動作の
概略説明図である。
【図6】本実施例の画像形成装置の原稿台の検知位置の
説明図である。
【図7】本実施例の画像形成装置の制御系の概略ブロッ
ク図である。
【図8】本実施例の画像形成装置のROMに記憶される
識別データを論理的に示す説明図である。
【図9】本実施例の画像形成装置の各種原稿の原稿台へ
の載置状態を示す平面図である。
【図10】本実施例の画像形成装置の原稿サイズ検知動
作の制御の流れを示すフローチャートである。
【図11】特殊フォーマット(黒色に着色された帯状部
)を有した原稿の外観図である。
【図12】本発明の他の実施例を示す図である。
【符号の説明】
10      画像形成装置 31      操作パネル 34      原稿台 35      原稿カバー 38a    第1のキャリッジ 38b    第2のキャリッジ 60a    第1のセンサ 60b    第2のセンサ 70      制御装置 72      メモリ群 73      RAM 74      ROM 78      EEPROM

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  走査する原稿を載置する原稿台と、こ
    の原稿台上の原稿の有無を検知する第1の検知手段と、
    この第1の検知手段が検知動作を行う位置を設定する設
    定手段と、前記原稿台上に載置された原稿のサイズを検
    知する第2の検知手段と、前記第1の検知手段が前記原
    稿台上に原稿が有ることを検知したとき前記第2の検知
    手段による原稿サイズ検知動作を開始させるように制御
    する制御手段とを具備することを特徴とする原稿走査装
    置。
  2. 【請求項2】  画像形成を行う原稿を載置する原稿台
    と、被画像形成材を収容する複数の被画像形成材収容部
    と、前記原稿台上の原稿の有無を検知する第1の検知手
    段と、この第1の検知手段が検知動作を行う位置を設定
    する設定手段と、前記原稿台上に載置された原稿のサイ
    ズを検知する第2の検知手段と、前記第1の検知手段が
    前記原稿台上に原稿が有ることを検知したとき前記第2
    の検知手段による原稿サイズ検知動作を開始させるよう
    に制御する制御手段と、前記第2の検知手段による検知
    結果に基づいて被画像形成材のサイズを選択する選択手
    段と、この選択手段によって選択されたサイズの被画像
    形成材が収容されている前記被画像形成材収容部から被
    画像形成材を給送する給送手段と、この給送手段によっ
    て給送された被画像形成材に前記原稿の画像を形成する
    画像形成手段とを具備することを特徴とする画像形成装
    置。
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