JPH0895436A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH0895436A
JPH0895436A JP6229240A JP22924094A JPH0895436A JP H0895436 A JPH0895436 A JP H0895436A JP 6229240 A JP6229240 A JP 6229240A JP 22924094 A JP22924094 A JP 22924094A JP H0895436 A JPH0895436 A JP H0895436A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copy
key
mode
document
sided
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6229240A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuaki Tomidokoro
伸明 富所
Yoko Fukui
葉子 福井
Kunio Hayakawa
国男 早川
Masami Higuchi
正己 樋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP6229240A priority Critical patent/JPH0895436A/ja
Publication of JPH0895436A publication Critical patent/JPH0895436A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 試しコピーの機能を画像編集,綴じ代設定,
ステイプル時等における試しコピーが頻繁に行われるモ
ードに拡張可能にすると共に,その操作性や作業性を向
上させる。 【構成】 少なくとも設定された複写モードで原稿画像
を1回形成し,所定の排出先に排紙する試しコピーモー
ドを有する画像形成装置において,コピー仕上がり品質
に関わる調整項目の入力選択キーをメニュー表示する操
作部105と,試しコピー実行後に,調整可能なモード
を操作部105に表示させるCPU1801とを具備す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,通常のコピー処理を開
始する前に,コピー条件やその仕上がり状態を確認する
ための試しコピーを画像編集,綴じ代設定,ステイプル
時等における試しコピー作業が必要な場合に拡張した画
像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年,複写処理作業における効率化や高
品質化を図るために,多機能の画像形成装置(複写機)
が要求されている。例えば,画像濃度や倍率の設定およ
びその微調整,両面複写,ソート機能,ステイプル機
能,試しコピー機能等をシステム的に構築した画像形成
装置がある。例えば,試しコピー機能は,大量に複写処
理を実行する場合,いきなりそのコピーを実行せず,試
験的に1枚のみコピーを実行し,その結果を確認し,所
望の品質であるかを確認した後,よければ必要量だけの
コピーを実行するものである。特に,画像編集領域の確
認や両面モードの場合における綴じ代幅の設定等でこの
試しコピーが必要となっている。この試しコピー機能に
関連する参考技術文献として以下のものが知られてい
る。
【0003】 特開昭58−1162号公報の「連続
複写における複写制御方式」には,プリントキーと試し
コピーキーとを備え,試しコピーは1枚コピー後,予め
設定した時間が経過すると以降のコピーを開始し,ま
た,置数1の場合は試しコピーを行わず,さらに,AD
F使用時には1枚目のみ試しコピーを実行すると共に,
各原稿毎に試しコピーを実行するものが開示されてい
る。 特開昭63−253969号公報の「複写機」に
は,複数枚コピー時に通常のプリントキーでは1枚コピ
ーを実行し,確認キーの同時入力で複数枚コピーを実行
するものが開示されている。 特開平2−296262号公報の「画像形成装置」
には,両面コピーモードにおける試しコピー機能を備
え,試しコピー後,プリントキーを押下するだけでコピ
ー動作に自動的に移行し,また,試しコピー動作時に1
枚の記録紙に対して1回のみの作像を行い,さらに,片
面コピー時には試しコピーの1枚を差引いた枚数をコピ
ーし,両面コピー時は設定枚数のコピーを行って置数変
更を不要としたものが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記に
示されるような従来の画像形成装置にあっては,試しコ
ピーの本来の目的が設定した複写条件を確認し微調整す
ることであるが,1枚コピー後に確認することに主眼が
おかれ,試しコピー後さらに微調整を行う場合に,その
操作が煩わしいという問題点があった。
【0005】また,特開平2−296262号公報に開
示されているような両面モードが選択された場合の試し
コピーにあっては,試しコピーが片面コピーにのみ対応
しており,裏面時の綴じ代や表裏の異なる画像編集を行
いたい場合に使用することができず,1枚コピーを実行
することになり,的確な試しコピーができないという問
題点があった。
【0006】このように従来における試しコピー機能に
あっては,試しコピーが頻繁に実行される画像編集,綴
じ代設定,ステイプル時等においては十分に対応できる
ものでなく,煩雑な操作を必要としたりして作業性を低
下させるという問題点があった。
【0007】本発明は,上記に鑑みてなされたものであ
って,試しコピーの機能を画像編集,綴じ代設定,ステ
イプル時等における試しコピーが頻繁に行われるモード
に拡張可能にすると共に,その操作性や作業性を向上さ
せることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに,請求項1に係る画像形成装置にあっては,少なく
とも設定された複写モードで原稿画像を1回形成し,所
定の排出先に排紙する試しコピーモードを有する画像形
成装置において,コピー仕上がり品質に関わる調整項目
の入力選択キーをメニュー表示する操作表示手段と,試
しコピー実行後に,調整可能なモードを前記操作表示手
段に表示させる本体制御手段とを具備するものである。
【0009】また,請求項2に係る画像形成装置にあっ
ては,前記本体制御手段は,試しコピー実行前に設定さ
れた複写モードに基づいて,調整可能なモードを試しコ
ピー実行後に表示させるものである。
【0010】また,請求項3に係る画像形成装置にあっ
ては,前記入力選択キーの操作は,調整モードの種類に
関わらず全て同一操作で行えるものである。
【0011】また,請求項4に係る画像形成装置にあっ
ては,少なくとも原稿自動搬送手段により原稿を自動搬
送し,設定された複写モードで原稿画像を1回形成し,
所定の排出先に排紙する試しコピーモードを有する画像
形成装置において,前記原稿自動搬送手段使用時の試し
コピー実行後に,操作部のキー入力により試しコピーの
原稿を排出する本体制御手段を具備するものである。
【0012】また,請求項5に係る画像形成装置にあっ
ては,前記本体制御手段は,原稿1枚で,かつ,置数1
の場合,操作表示手段のプリントキーのON信号を試し
コピー中断信号として制御するものである。
【0013】
【作用】本発明の画像形成装置(請求項1)は,本体制
御手段により,試しコピーの実行後,コピー仕上がり品
質に関わる調整可能なモードを操作表示手段に表示す
る。
【0014】また,本発明の画像形成装置(請求項2)
は,本体制御手段により,試しコピー実行前に設定され
た複写モードに基づいて,調整可能なモードを試しコピ
ー実行後に表示させる。
【0015】また,本発明の画像形成装置(請求項3)
は,入力選択キーの操作を調整モードの種類に関わらず
全て同一操作で行えるようにする。
【0016】また,本発明の画像形成装置(請求項4)
は,本体制御手段により,原稿自動搬送手段使用時の試
しコピー実行後に,操作部のキー入力により試しコピー
の原稿を排出する。
【0017】また,本発明の画像形成装置(請求項5)
は,本体制御手段により,原稿1枚で,かつ,置数1の
場合,操作表示手段のプリントキーのON信号を試しコ
ピー中断信号として制御する。
【0018】
【実施例】以下,本発明の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。図1は,本発明が適用される複写機および
周辺装置の構成例(1)を示す説明図である。本装置
は,大きくは原稿読取系,作像系,給紙搬送系,定着・
排紙系等からなる複写機本体100,操作部105,オ
プションとして装着されるLCT(大量給紙トレイ)1
06,自動原稿搬送装置(ADF)107,ステイプル
機能付ソータ(S/S)108とから構成されており,
その他に電装制御系(図示せず)等を備えている。
【0019】次に,上記原稿読取系,作像系,給紙搬送
系,および操作部105の構成について順に詳述する。
図2は,原稿読取系の細部構成を示す中央断面図であ
り,セットした原稿を自動搬送するADF(自動原稿搬
送装置)107,および原稿を照明して光学画像を形成
する光学ユニット202とから構成されている。ADF
101は原稿載置面に開閉可能に装着され,原稿載置
台,搬送ローラ,搬送ベルト等で構成されている(図7
参照)。また,光学ユニット202は,原稿が載置され
るコンタクトガラス203と,露光照明ユニット(蛍光
灯)204および第1ミラー205で一体構成する第1
スキャナ206と,第2ミラー207および第3ミラー
208とを一体構成する第2スキャナ209と,第4ミ
ラー210および第5ミラー211とを一体構成する第
3スキャナ212と,第6ミラー213と,レンズ21
4とを筐体内に収容している。
【0020】図3は,作像系の細部構成を示す中央断面
図である。本作像系は通常用いられている電子写真プロ
セスに基づいた各処理ユニットで構成されている。すな
わち,301は静電潜像を形成する感光体ドラム,30
2は感光体ドラム301面を一様にコロナ放電する帯電
チャージャ,303はトナーを収容して現像プロセスに
基づいてトナーを感光体ドラム301に付着して現像処
理する現像ユニット,304はコロナ放電により転写処
理を実行する転写チャージャ,305は感光体ドラム3
01に密着した記録紙をコロナ放電により分離処理する
分離チャージャ,306は感光体ドラム301面の転写
後の残留トナーをファーブラシ307およびクリーニン
グブレード308により除去して回収するクリーニング
ユニット,309は感光体ドラム301面の残留電荷を
消去するクエンチングランプ,310は原稿読取サイズ
外あるいは有効画像領域外の電荷を光学的に消去するイ
レーサ,311は感光体ドラム301面の表面電位を計
測してフィードバックする電位センサ,312は転写処
理前の除電をコロナ放電により行うPTC(転写前チャ
ージャ),313は転写処理前の除電を光学的に行うP
TL(転写前ランプ),314は記録紙を感光体ドラム
301上に形成した画像とタイミングを取って搬送する
レジストローラ,315は感光体ドラム301上に形成
したパターンの濃度を光学的に検知してトナー濃度とし
てフィードバックするPセンサ(トナー濃度センサ),
316は感光体ドラム301面に対して微圧力で当接し
て記録紙先端を分離(剥離)すると共に,巻き込みを防
止する分離爪である。
【0021】図4は,給紙搬送系の細部構成を示す中央
断面図であり,本複写機の下部分を構成している。図に
おいて,401〜404は記録紙を複数枚積載して手前
引出し可能な給紙トレイ,405は不定型サイズあるい
は割り込み複写時等に記録紙を1枚ずつセットするため
の手差しテーブル,406は手差し給紙ユニット,40
7は両面給紙ユニット,408は両面トレイである。す
なわち,給紙部は複数枚の記録紙を積載する給紙トレイ
401〜404を2段ずつ2列に並設すると共に,手差
し給紙ユニット406および両面給紙ユニット407か
ら構成されている。また,給紙トレイ401および40
2の出口側には右縦搬送部409を設け,一方,給紙ト
レイ403および404の出口側には左縦搬送部410
を各々設けている。また,右縦搬送部409の出口には
水平搬送部411が設けられており,これらの搬送経路
はレジストローラ314に通じるように配置されてい
る。また,各給紙トレイ401〜404には記録紙を一
枚ずつ分離して搬送する給紙ユニット412〜415を
備え,該給紙ユニット412〜415はピックアップロ
ーラ,フィードローラ,およびセパレートローラ等から
構成されている。また,416は転写および分離処理さ
れた記録紙を定着・排紙系104に導く搬送ベルトであ
る。
【0022】次に,以上のように構成された複写機の動
作について説明する。感光体ドラム301はドラム軸
(図示せず)に回転可能に支持されて複写開始命令等を
受けて反時計方向に回転する。また,これとほぼ同時に
ADF107によってコンタクトガラス203上の所定
位置に搬送された複写対象の原稿は,第1スキャナ20
6により露光走査される。このとき蛍光灯204の照明
によって得られた原稿の反射光(反射光像)は,第1ミ
ラー205,第2ミラー207,第3ミラー208,レ
ンズ214,第4ミラー210,第5ミラー211,お
よび第6ミラー213を経て感光体ドラム301上に結
像する。一方,これに先立ち感光体ドラム301面は,
帯電チャージャ302によって均一に帯電されているの
で,前記反射光像に対応した電位の分布による静電潜像
が形成され,さらに,このとき感光体ドラム301面
は,イレーサ310により不要な部分に光が照射され,
記録紙あるいは投影画像に適した静電潜像域に補正され
る。なお,このとき等倍の画像を得る場合には,感光体
ドラム301と第1スキャナ206は同一速度で駆動す
る。次に,感光体ドラム301上の静電潜像は,現像ユ
ニット303に収容したトナーにより顕像(トナー像)
化される。また,このとき現像ユニット303の現像バ
イアスラインに対して現像バイアス電圧を印加して,感
光体ドラム301に対するトナー付着量を制御すること
により濃淡画像を調整する。
【0023】一方,上記作像処理とほぼ並行して記録紙
の給紙を開始する。すなわち,給紙トレイ401〜40
4,手差しテーブル405,LCT106,および両面
トレイ408の何れかからの給紙を選択し,所定の給紙
タイミングで給紙を実行する。例えば,給紙トレイ40
1から給紙する場合には給紙ユニット412の給紙動作
により給紙し,該給紙された記録紙は右縦搬送部409
および水平搬送部411を経てレジストローラ314に
送り込まれる。記録紙は,停止しているレジストローラ
314のニップ部分に当接することによる斜め送り補正
(スキュー補正)された後,感光体ドラム301上に形
成したトナー像と位置関係が合致するタイミングでレジ
ストローラ314の再起動により搬送される。
【0024】次に,感光体ドラム301に記録紙が搬送
されて密着し,感光体ドラム301上のトナー像は,P
TC312,PTL313,および転写チャージャ30
4の作用によって前記トナー像を記録紙に転写処理す
る。このとき,感光体ドラム301の表面は非常に滑ら
かであるので記録紙の密着力が大きくなっている。この
ため,分離チャージャ305のコロナ放電により記録紙
の電位を低下させて感光体ドラム301と記録紙の密着
力を小さくする。次いで,分離爪316により記録紙を
感光体ドラム301面から分離し,該分離した記録紙を
搬送ベルト416によって定着・排紙系(図5参照)に
送る。該定着・排紙系では,記録紙に対して定着ローラ
と加圧ローラによる熱および圧力を加えて記録紙上のト
ナー像を定着処理した後,機外に排紙するか,あるいは
両面コピーの場合には両面トレイ408側に搬送する。
【0025】転写処理後の感光体ドラム301面は,転
写後の残留トナーおよび紙粉等が付着している。このた
め,クリーニングユニット306はファーブラシ307
の回転およびクリーニングブレード308の当接により
残留トナー等の感光体ドラム301面の付着物を回収す
る。その後,クエチングランプ309をONして感光体
ドラム301の表面電位を均一化して,次のコピー処理
に備える。
【0026】図5は,定着・排紙系104の細部構成を
示す説明図である。図において,501は表面が滑らか
な離型性に優れた材料で構成した定着ローラであり,そ
の内部には2本の加熱用の定着ヒータ502と表面には
ローラ表面温度を検知するための定着サーミスタ503
とが設けられている。また,定着ローラ501にはゴム
材でなる加圧ローラ504が所定の圧力で付勢されてい
る。
【0027】また,排紙部には,反転分岐爪505と該
反転分岐爪505を作動させる反転分岐ソレノイド50
6と,排紙分岐爪507と,該排紙分岐爪507を作動
させる排紙分岐ソレノイド508と,反転戻しコロ50
9と,反転タタキソレノイド510とが設けられてい
る。
【0028】次に,以上の構成における動作を説明す
る。感光体ドラム301から分離された記録紙は,搬送
ベルト416により定着ローラ501と加圧ローラ50
4とにより形成されるニップ部分に搬送される。このと
き定着ローラ501は定着サーミスタ503の検知温度
に基づいて定着ヒータ502の点灯により加熱されてい
るため,記録紙上のトナー像はこの加熱および加圧ロー
ラ504からの加圧力により定着処理される。
【0029】上記において,定着処理後の記録紙は,排
紙部に搬送される。記録紙を反転しないで搬送する場合
は,反転分岐ソレノイド506をOFFし,反転分岐爪
505を記録紙がそのまま進行する位置にする。これに
より記録紙は,排紙分岐爪507へ向かう。一方,反転
搬送する場合は,反転分岐ソレノイド506がONし,
記録紙は反転戻しコロ509がある反転路に導かれる。
そして,記録紙後端が反転分岐爪505を通過した時点
で反転分岐ソレノイド506をOFFし,反転タタキソ
レノイド510をONすると反転戻しコロ509により
記録紙は進行方向が反転され,排紙分岐爪507へと向
かう。
【0030】次に,上記記録紙は,排紙分岐爪507に
よって機外に排出されて後処理装置に引き渡されるか,
あるいは両面トレイ408に排出されるかにより分岐さ
れる。ここで記録紙が機外に排出される場合,排紙分岐
ソレノイド508をOFFし,両面トレイ408に排出
される場合には排紙分岐ソレノイド508をONする。
【0031】なお,上記の作像処理および搬送処理にお
ける制御タイミングは,主として感光体ドラム301の
回転と同期して発生するパルス信号,あるいは感光体ド
ラム301を駆動するための基準パルスに基づいて得て
いる。
【0032】図6は,操作部105の構成を示す説明図
である。図において,601は各々のモードを標準モー
ドに戻すためモードクリアキーであり,このキーの操作
によりリピート枚数は1枚,濃度は自動濃度,給紙は自
動給紙選択,変倍率は等倍に設定され,両面等,その他
の機能は全て解除される。また,602は割り込みコピ
ーを行なう場合に選択する割込キー,603は使用者が
頻繁に使用するモードを登録,呼び出しする場合に選択
するプログラムキー,604は基本操作や機能の説明を
表示するときに使用するガイダンスキー,605は複写
動作開始時に押下するためのプリントキー(スタートキ
ー)であり,レディ/ウェイト表示を兼ね,レディ時は
グリーンのLEDが,ウェイト時はレッドのLEDが点
灯する。
【0033】また,606は待機中にはクリアキー,複
写動作中にはストップキーの機能を有するクリア/スト
ップキー,607は複写枚数を設定する場合,ズーム変
倍,綴じ代の数値を入力する場合に使用するテンキー,
608はCRTあるいはLCD等の表示手段を用いた表
示部であり,機能,状態,メッセージ等を表示するため
のディスプレイである。また,この表示部608は,表
面にタッチキーを配設し,機能の表示と共に選択キーに
もなっている。ここで選択されたモードキーは黒地に白
文字で表示され,未選択状態のモードは白地に黒文字で
表示される。
【0034】図7は,自動原稿搬送装置(ADF)10
7の細部構成を示す説明図である。図において,701
は原稿束をセットするための原稿載置台,702は原稿
がセットされたことを検知するための原稿セット検知セ
ンサ,703は最下部の原稿をピックアップする呼び出
しローラ,704は原稿を1枚毎に分離するための分離
ローラ,705は原稿を1枚毎に分離するための分離ブ
レード,706は分離後の原稿を搬送するプルアウトロ
ーラ,707は原稿をコンタクトガラス203に搬送す
るための搬送ベルト,708は読取後の原稿を排出する
排紙ローラ,709は原稿の排出経路を切り換えるため
の反転ソレノイド,710は反転ガイド爪下,711は
反転ガイド爪上,712は反転ローラ,713は反転レ
ジスト検知センサ,714は反転入口検知センサ,71
5は反転カバー検知センサ,716は反転排紙ソレノイ
ド,717は反転排紙切換爪,718はシート入口ゲー
ト爪,719は原稿をスイッチバックするためのスイッ
チバック経路である。また,720はコンタクトガラス
203の右端に設けられた右スケールである。
【0035】次に,自動原稿搬送装置(ADF)107
の動作を説明する。原稿載置台701に画像面を下向き
にセットされた原稿束は,分離ブレード705により規
制され最下面の原稿のみ分離ローラ704,呼び出しロ
ーラ703の搬送力により給紙される。給紙された原稿
は,原稿の後端が右スケール720を通過するタイミン
グで搬送ベルト707が停止し,コンタクトガラス20
3上に停止される。コンタクトガラス203上にセット
された原稿の排出は,片面原稿の場合は,搬送ベルト7
07,排紙ローラ708をONする。
【0036】また,原稿の反転時には,反転ソレノイド
709をONさせて反転ガイド爪上711,反転ガイド
爪下710を開かせ(点線位置),反転ループの搬送路
を形成すると同時に,搬送ベルト707と反転ローラ7
12をONする。このとき搬送モータの逆転タイミング
は,反転入口検知センサ714が原稿先端を検知し,そ
の後,原稿先端が搬送ベルト707に到達する時間後に
なる。また,搬送モータの停止タイミングは,原稿先端
が右スケール720に到達した時点とする。
【0037】また,両面原稿の反転排紙時は,一旦,ス
イッチバック経路719内に原稿をガイドしてから排紙
する。まず,反転ソレノイド709をONさせて反転ガ
イド爪上711,反転ガイド爪下710を開かせ(点線
位置),反転排紙ソレノイド716をON(反転排紙切
換爪717が下がる)し,スイッチバック経路719内
への搬送路を形成すると同時に,搬送ベルト707と反
転ローラ712をONする。反転入口検知センサ714
が原稿の後端を検知すると,反転ローラ712が逆回転
を開始し,反転ソレノイド709はOFFし原稿は排紙
される。そして,以上の動作を原稿がなくなるまで,す
なわち,原稿セット検知センサ702がOFFするまで
実行する。
【0038】次に,本複写機のトナー濃度制御について
説明する。図8は,トナー濃度制御の構成を示す説明図
であり,コンタクトガラス203周辺部分における平面
図である。図8において,801はコンタクトガラス2
03等を支持する光学テーブル,802はPセンサパタ
ーン,803はADS基準パターン,804はVLパタ
ーン,805はVDパターンである。このPセンサパタ
ーン802,ADS基準パターン803,VLパターン
804,およびVDパターン805の4つのパターンは
光学テーブル801の裏面(光学系側)に設けられてい
る。
【0039】また,図9は,以上の構成におけるトナー
濃度制御の構成を示す平面図である。図9において,第
1スキャナ206をPセンサパターン802の下に移動
させ,露光照明ユニット(蛍光灯)204の点灯により
Pセンサパターン802を照射し,その反射光像を感光
体ドラム301上に結像しトナー像(Pセンサトナー
像)を形成する。次に,図10のトナー濃度制御の動作
を示す横断面図に基づいて本トナー濃度制御を説明する
と,上記Pセンサトナー像をPセンサ315で読み込
み,このときのPセンサ出力電圧をVspとし,感光体
ドラム301の地肌部のPセンサ出力電圧をVsgとす
る。このVspとVsgの比較値が1/13Vsgの値
を基準電圧とし,Vspが基準電圧のときを適正濃度と
する。この基準電圧とVspとを比較することによりト
ナー濃度制御を実行する。Vspが1/13Vsgに対
して高い場合には,トナー濃度が低いと判断しトナーを
補給する。
【0040】次に,本複写機の露光ランプ光量制御につ
いて説明する。図11は,露光ランプ光量制御の構成を
示す説明図である。図において,1101は制御系(図
18参照)が実装されているメイン制御板,1102は
露光照明ユニット(蛍光灯)204の点灯制御用の蛍光
灯安定器,1817はランプ光量センサである。
【0041】以上の構成における動作を説明すると,感
光体ドラム301上に形成された静電潜像(画像)を作
像する上で,常に安定した状態を保つために,露光照明
ユニット(蛍光灯)204の光量を常に適正に保つ必要
がある。このため露光照明ユニット(蛍光灯)204が
点灯中に,その光量をランプ光量センサ1817(図1
8参照)により光量を検出し,この検出光量に基づいて
メイン制御板1101は,蛍光灯安定器1102に対し
てランプ出力信号を変化させて,光量の制御を実行す
る。
【0042】次に,本複写機の自動濃度調整(ADS)
制御について説明する。この自動濃度調整(ADS)制
御は,図12に示す構成によって実行する。すなわち,
ADSセンサ1816(図18参照)により原稿を照射
して得た反射光を,第1スキャナ206の走査に連動し
てADSセンサ1816が読み込み,電圧の最高値(V
DE)を基準値と比較し,VDEが高い(明るい)ある
いは低い(暗い)に応じて,原稿地肌濃度に応じたバイ
アス補正電圧VB(ADS)を求めて,現像バイアス電
圧VBにそれを加え,一定の濃度の画像を保つようにし
て画像の安定化を図る。なお,上記のADSセンサ18
16の基準値は,ADS基準パターン803(図8参
照)を,一定光量で露光した際におけるADSセンサ1
816の出力値を基準としている。ここでバイアス補正
電圧VB(ADS)は,例えば,以下の式に基づいて求
められる。すなわち, VB(ADS)=−KADS1(VDE−VD0)+K
ADS2 ただし,手動ノッチ時は0V,KADS1,KADS2
は定数である。
【0043】ところで,プロセスコントロールとは経時
的な,露光照明ユニット(蛍光灯)204の光量低下,
光学ユニット202を構成する光学部品の汚れ,帯電チ
ャージャ302の出力変動,感光体ドラム301の感度
や残留電位等による静電潜像の電位変動を,電位センサ
311で検知し,帯電,露光,現像の各プロセスにフィ
ードバックして,各特性値を制御して常に安定した画像
を得るシステムである。また,静電潜像が安定すること
により,Pセンサ315によるトナー濃度制御も安定す
る。
【0044】次に,この複写機のプロセスコントロール
について説明する。図13は,各プロセス毎における感
光体ドラム表面の電位状態を示す説明図,図14は,原
稿濃度と感光体ドラム301の表面電位との関係を示す
グラフである。感光体ドラム301をクエンチングラン
プ(QL)309で照射した後,帯電チャージャ302
で帯電させた直後の電位をVo(帯電後電位),VLパ
ターン804(図8参照)を露光した後の電位をV
L (白部電位),VDパターン805(図8参照)を露
光した後の電位をVD (黒部電位),感光体ドラム30
1をイレーサ310で照射した後の電位をVR (残留電
位)とする。
【0045】上記図14において,適正な画像を得るた
めには,VD (黒部電位)とVL (白部電位)との電位
差を常に一定に保つ必要がある。また,VR (残留電
位)は,露光出力を上昇させても電位を0にすることが
できないため,VD (黒部電位),VL (白部電位)の
目標値にVR (残留電位)を加えることで,VD (黒部
電位)とVL (白部電位)との電位差を一定にすること
が可能である。また,V R (残留電位)を加えることに
より感光体ドラム301の表面電位は一様にVR(残留
電位)分が上昇するが,現像バイアスにもVR (残留電
位)分を加えることで上昇分を補正する。
【0046】さらに,図14を用いて現像バイアス制御
を説明する。コピー中の現像バイアス電圧VBは以下の
式で表される。 VB=VB(L)+VB(ADS)+VB(ノッチ) ここでVB(L)はコピー毎に検知したVL(白部電
位)に定数KB(L)を加算した値で,コピー中の現像
バイアスの基準電圧となっている。このときの,VLは
感光体ドラム301の残留電位(VR)により変化する
ことから,使用条件による感光体ドラム301の電位変
動を補正するものである。ここでVB(L)は以下の式
に表される。 VB(L)=VL+KB(L)
【0047】また,VB(ADS)は前述の原稿地肌濃
度に応じた現像バイアス出力の補正値である。また,V
B(ノッチ)は手動ノッチ時の段階(例えば,1〜7)
に応じて現像バイアスを補正している。これを式に表す
と以下のようになる。 VB(ノッチ)=(Kn×(ノッチ数))−KB(ノッ
チ) (ADSコピー時は0V) Kn,KB(ノッチ)は定数
【0048】図15は,ステイプル機能付ソータ108
の細部構成を示す説明図である。図において,1501
は受入れ切換板,1502は受入切換ソレノイド,15
03は中継トレイ,1504は斜向部,1505は第1
ステイプル機能付ソータ(S/S),1506は第2ス
テイプル機能付ソータ(S/S)である。この第1ステ
イプル機能付ソータ1505と第2ステイプル機能付ソ
ータ1506とはほぼ同一構成であり,図示に如く,並
設されている。したがって,第1ステイプル機能付ソー
タ1505の構成を説明する。
【0049】1507は分岐爪,1508はステイプル
処理を行うためのステイプルユニット,1509は偏向
爪,1510はビンであり,この場合,20段分が用意
されている。1511はビン1510毎に用意されたビ
ンソレノイド,1512は記録紙の側端を整列させるた
めのジョガー,1513は整列の基準となるサイドフェ
ンス,1514はジョガー1512の駆動源となるジョ
ガーモータである。
【0050】図16は,各ビン1510への分配機構を
示す説明図であり,各ビン1510毎に設けられてい
る。図において,1601は記録紙を搬送する駆動ロー
ラである。また,偏向爪1509には戻しスプリング1
602が掛けられ,該戻しスプリング1602の取付け
側と反対の偏向爪1509にはビンソレノイド1511
が取付けられている。
【0051】図17は,ジョガー1512の細部構成を
示す説明図である。図において,1701はジョガーモ
ータ1505の出力軸に取付けられたリンク,1702
はリンク1701に取付けられたジョガーポール,17
03はジョガープレートである。
【0052】次に,ステイプル機能付ソータ108の動
作を説明する。このステイプル機能付ソータ108は,
ステイプル機能が付加されたソータであり,ソートモー
ド,スタックモードに加えて,ステイプルが可能になっ
ている。複写機本体100より排出された記録紙は,受
入れ切換板1501の位置により中継トレイ1503か
斜向部1504のどちらかに排紙されるか切り換えられ
る。受入れ切換板1501は受入れ切換ソレノイド15
02によって切り換えられ,ONで中継トレイ1503
に,OFFで斜向部1504に排紙される。斜向部15
04では,ステイプル位置に記録紙の排出を合わせるた
めに搬送位置が変更される。このS/S108では,手
前でステイプルするため記録紙は全て手前側に揃えられ
る。分岐爪1507は記録紙を第1S/S1505に送
るか,さらに第2S/S1506に送るかにより切り換
えられる。この切り換え動作は,第1S/S1505と
第2S/S1506とで同じであるので,第1S/S1
505を例にとって説明する。
【0053】分配部に送られた記録紙は,各ビン151
0に1個ずつ設けられた偏向爪1509によりビン15
10内に収納される。すなわち,図16において,通
常,ビンソレノイド1511はOFFしているので偏向
爪1509は戻しスプリング1602により実線の位置
にあり,記録紙搬送の妨げにならないが,ビンソレノイ
ド1511がONすると偏向爪1509は点線の位置に
動くため記録紙はこの偏向爪1509のガイドに沿って
進行し,ビン1510に排紙される。
【0054】ビン1510内に排紙された記録紙は,ジ
ョガー1512によりその側端が以下の動作により揃え
られる。奥側のサイドフェンス1513が,本体からの
サイズ信号により各記録紙のサイズ位置に移動する。こ
の位置は記録紙の奥側よりさらに10mm程度奥であ
る。ビン1510内に排出された記録紙は,ビン151
0の傾斜により排出方向とは反対方向に移動し,記録紙
の後端をビン1510のフェンスに当接させて停止す
る。記録紙が停止した後,手前側のジョガーポール17
02により記録紙は奥側のサイドフェンス1513に押
し付けられ,記録紙が揃えられる。上記の動作は,ジョ
ガーモータ1515の回転をリンク1701,ジョガー
ポール1702を介して行なわれる。
【0055】次に,S/S108を利用した場合におけ
る下記モードについて説明する。 〔ソートモード〕ソートモードにおけるコピー動作は,
1枚の原稿から置数分のコピーを作成し,1枚ずつS/
S108のビン1510に振り分けることで,1つの原
稿から置数分のコピーを作成することができる。したが
って,この場合は空きビン1510以上の置数はできな
いことになる。
【0056】〔スタックモード〕スタックモードは置数
分の記録紙を同一ビン1510に排出するモードであ
る。したがって,原稿交換でビン1510は移動する。
また,1つのビン1510での記録紙のスタック枚数に
は限りがあるため,その最大スタック枚数を越えた場合
もビン1510は移動する。この場合,すなわち,置数
が最大スタック枚数を越える場合は,1枚の原稿であっ
ても複数のビン1510を使用することになる。
【0057】〔ステイプル〕ステイプルは,ソートモー
ド,スタックモードのどちらでも可能であるが,同じビ
ン1510に異なるサイズの記録紙を排出した場合は,
サイドフェンス1513の位置が異なるため記録紙を揃
えることができず,ステイプル動作はできない。また,
異なるビン1510であっても,それより前のビン15
10にサイズの大きい記録紙が既に排出されている場合
はサイドフェンス1513が所定の位置に移動できない
ため,この場合もステイプルは不可となる。しかし,記
録紙のサイズが同じか,あるいは大きいサイズの場合は
可能である。
【0058】図18は,本発明に係る複写機の概略構成
を示すブロック図である。図において,1801は制御
プログラムやデータに基づいて複写機本体100の全体
制御を実行するCPU,1802は制御プログラムが予
め格納されているROM,1803はバッテリーにより
バックアップされ,CPU1801の処理結果等を格納
する不揮発性のRAMである。
【0059】また,CPU1801には,INポート1
804,OUTポート1805,タイマユニット180
6,シリアル通信ユニット1807,光学系制御ユニッ
ト1808,高圧電源ユニット1809,モータ制御ユ
ニット1810,ヒータ制御ユニット1811,センサ
感度制御ユニット1812,およびA/Dコンバータ1
813が各々接続されている。
【0060】また,上記INポート1804にはメモリ
クリア用DIPSW1824,人体検知センサ1825
が接続されている。また,OUTポート1805には各
種ソレノイド1815,各種ローラ駆動用クラッチ18
19が接続されている。また,シリアル通信ユニット1
807には操作部105,ADF107またはRDH1
901,S/S108またはステイプル装置1902が
接続されている。
【0061】また,上記光学系制御ユニット1808に
は露光照明ユニット(露光ランプ))204,スキャナ
1826,レンズ光軸モータ1827,スラストモータ
1828を接続し,高圧電源ユニット1809には帯電
チャージャ302,分離チャージャ305,転写チャー
ジャ304,PTC312,および現像バイアス182
0が接続されている。また,モータ制御ユニット181
0にはメインモータ1814,ヒータ制御ユニット18
11には定着ヒータ502,センサ感度制御ユニット1
812にはPセンサ315,ADSセンサ1816,ラ
ンプ光量センサ1817が各々接続されている。また,
A/Dコンバータ1813には,ランプ電圧1821,
Pセンサ電圧1822(発光電圧および受光電圧),電
位センサ311,ADSセンサ1816,ランプ光量セ
ンサ1817,ドラム電位センサ1818,および定着
サーミスタ503の各出力値が入力されるように接続さ
れている。
【0062】以上のように構成された複写機の動作につ
いて説明すると,複写機本体100の制御は,CPU1
801を中心として,ROM1802に格納されている
制御プログラムやデータに基づいて実行される。また,
CPU1801による処理の中間結果はRAM1803
に蓄えられる。INポート1804はメモリクリアDI
PSW1824,人体検知センサ1825の入力を実行
する。OUTポート1805は各種ソレノイド181
5,各種ローラ駆動用クラッチ1819への制御信号の
出力を実行する。タイマユニット1806は時刻を示
し,ウィークリータイマでのAC電源ON/OFF制御
に用いられる。なお,電源投入時,メモリクリア用DI
PSW1824がONされていた場合,不揮発性のRA
M1803の内容を予め設定された値に設定する。
【0063】また,A/Dコンバータ1813はランプ
電圧1821,Pセンサ電圧1822(発光電圧および
受光電圧)電位センサ311の出力,ADSセンサ18
16の出力,ランプ光量センサ1817の出力,ドラム
電位センサ1818の出力,および定着サーミスタ50
3の電圧等のアナログデータをデジタルデータに変換し
てCPU1801に出力する。また,高圧電源ユニット
1809は,帯電チャージャ302,分離チャージャ3
05,転写チャージャ304,PTC(転写前チャージ
ャ)312,および現像バイアス1820に対して高圧
電力を供給し,モータ制御ユニット1810はメインモ
ータ1814の駆動制御を実行する。また,センサ感度
制御ユニット1812は,ランプ光量センサ1817の
受光ゲイン,ADSセンサ1816の受光ゲイン,Pセ
ンサ315の受光ゲイン,およびPセンサ315の発光
電圧を可変制御するために使用する。また,光学系制御
ユニット1808は露光照明ユニット204を制御し,
ヒータ制御ユニット1811は定着ヒータ502を制御
する。また,シリアル通信ユニット1807は,操作部
105,ADF107またはRDH1901,S/S1
08またはステイプル装置1902とのコマンドの送受
信を実行する。
【0064】図19は,本発明が適用される複写機およ
び周辺装置の構成例(2)を示す説明図である。本装置
は,大きくは原稿読取系,作像系,給紙搬送系,定着・
排紙系でなる複写機本体100,操作部105,オプシ
ョンとして装着されるLCT(大量給紙トレイ)10
6,循環型自動原稿搬送装置(RDH)1901,ステ
イプル装置1902とから構成されており,その他に電
装制御系(図示せず)等を備えている。
【0065】図20は,循環型自動原稿搬送装置(RD
H)1901の細部構成を示す説明図である。図におい
て,2001は複数枚の原稿をセットするための原稿載
置台,2002は原稿を吸引しながら搬送するバキュー
ムベルト,2003はバキュームベルト2002で搬送
されてきた原稿を給紙する原稿給紙ローラ,2004は
中間搬送路,2005はターンローラ,2006は搬送
ベルト,2007は排紙切換爪,2008は原稿排紙ロ
ーラ,2009は原稿排紙路,2010はスイッチバッ
クローラ,2011は反転センサ,2012は反転排出
路,2013は正転排出路,2014は原稿排紙ロー
ラ,2015は原稿仕切爪,2016は仕切爪検知セン
サである。
【0066】以上のように構成されたRDH1901の
動作を説明する。原稿載置台2001に下向きに載置さ
れた原稿束は,最下部の原稿1枚がバキュームベルト2
002に吸引され,該バキュームベルト2002の移動
により原稿給紙口に送られる。この原稿給紙動作に先立
ち,原稿仕切爪2005は,一旦,原稿左上側に引き込
まれ,再度出現することにより,原稿束上にセットされ
る。その状態で給紙された原稿は,原稿給紙ローラ20
03により中間搬送路2004に送られ,一旦停止す
る。該停止した原稿は,その後の再起動によりターンロ
ーラ2005および原稿搬送ベルト2006によりコン
タクトガラス203上にセットされる。
【0067】また,上記において連続給紙する場合は,
同時に上記給紙動作を実行することで次の原稿を中間搬
送路2004にセットする。コンタクトガラス203上
にセットされた原稿の排出は,原稿搬送ベルト2006
と原稿排紙ローラ2008とで原稿排紙路2009に送
られるが,片面原稿と両面原稿とで排出処理が異なる。
以下,この2つの処理を説明する。
【0068】〔片面原稿の場合〕片面原稿の排紙動作は
次のように実行される。コンタクトガラス203上の原
稿は,原稿搬送ベルト2006により原稿排紙路200
9に導かれ,一旦,排出路に進入した原稿の後端が反転
センサ2011で検知されたとき,スイッチバックロー
ラ2010が逆回転し,原稿が逆方向に搬送される。こ
のとき,排紙切換爪2007が動作しているので,原稿
は正転搬出路2013に導かれ,原稿排紙ローラ201
4により原稿載置台2001の原稿束の上に同じ向きで
排出される。
【0069】〔両面原稿の場合〕両面原稿は,スイッチ
バックローラ2010の逆回転を行わず,そのままの状
態で反転排出路2012に進む。したがって,原稿載置
台2001に再度スタックされる場合は,天地方向が逆
になる。この状態で搬送されるとコンタクトガラス20
3上では裏面が露光されることになり,再度,反転排出
路2012を通ることで元の状態に戻される。
【0070】〔最終原稿検知〕最終原稿の検知動作は,
最終原稿の上にセットされた原稿仕切爪2015が最終
原稿の給紙により仕切爪検知センサ2016内に落下す
ることで行われる。
【0071】図21は,ステイプル装置1902の細部
構成を示す説明図である。図において,2101はシー
ト受入口,2102はステイプル切換爪,2103は排
出路,2104はステイプル搬送路,2105は揃えブ
ラシ,2106はステイプルトレイ,2107はジョガ
ー,2108はステイプルユニット,2109はリフト
ベルト,2110はリフトフック,2111はステイプ
ル排出トレイである。
【0072】次に,上記ステイプル装置1902の動作
を説明する。ステイプル装置1902に搬送される記録
紙は,シート受入口2101を経てステイプル装置19
02内に搬送される。ステイプル切換爪2102はモー
ドにより搬送路を切り換え,ステイプルモードではない
場合,ステイプル排出トレイ2111に直ちに排出す
る。ステイプルモードの場合は,ステイプル搬送路21
04側に送る。ステイプル搬送路2104を通った記録
紙は,揃えブラシ2105によりステイプルトレイ21
06に送り出され,ジョガー2107および揃えブラシ
2105によりステイプルトレイ2106内に揃え合わ
される。その後,この記録紙は,ステイプルユニット2
108によりステイプル処理される。また,ステイプル
処理された記録紙束は,リフトベルト2109に取付け
られたリフトフック2110によりステイプルトレイ2
106内で持ち上げられステイプル排出トレイ2111
に排出される。
【0073】図22は,本発明に係る操作部のタッチパ
ネル検出回路の構成を示す説明図である。図において,
2200はタッチパネルキー,2201は本回路全体を
制御するコントローラ,2202はアナログ信号をデジ
タル信号に変換するA/Dコンバータである。
【0074】上記タッチパネル検出回路は,コントロー
ラ2201により検出端子をHigh状態にし,X1,
X2,Y1,Y2を図23に示す組み合わせ表に基づい
て設定され,Y1,Y2の回路は抵抗によりプルアップ
されているので,タッチパネルがOFFのとき,Y1は
+5(V)になリ,ONのときは0(V)となる。した
がって,A/Dコンバータ2202の出力からON/O
FF状態を確認する。また,コントローラ2201はタ
ッチパネルがONの状態を検知すると測定モードに切り
換える。X方向のときはX1は+5(V),X2は0
(V)になり,入力位置の電位がY1を通してA/Dコ
ンバータ2202に接続され,座標が算出される。ま
た,Y方向の座標も回路を切り換えて同様に算出され,
上記の如く検出回路により,タッチパネルの押下位置が
検出される。
【0075】図24は,本発明に係る操作部の制御系の
構成を示すブロック図である。図において,2401は
操作部の全体を制御するCPU,2402はアドレスラ
ッチ,2403はROM,2404はCPU2401に
接続されたシステムリセット部,2405はアドレスデ
コーダ,2406はLEDドライバ,2407はキーボ
ード,2408はCRTコントローラである。該CRT
コントローラ2408には,CPU2401からのアド
レスバス,データバスの他に,LEDドライバ240
6,キーボード2407,アナログのタッチパネル24
12,CRT2411,そして,多数のビットパターン
が記憶されコードによりパターンを指定し読み出すため
の記憶装置のCGROM2409,VRAM2410等
が接続されている。また,CPU2401にはホストP
PC2414とシリアル通信を実行する光トランシーバ
2413が接続されている。また,2415は不揮発性
RAMである。
【0076】以上の構成において,操作部105は,コ
マンドのやりとりを行うためのシリアル通信でホストP
PC2414と接続されている。操作部105はホスト
PPC2414側からのコマンドを受け取ると,CRT
2411上に表示する内容を決定し,予め記憶手段であ
るROM2403に記憶された画面データであるCGR
OM2409用コードをVRAM2410上に展開し,
CRTコントローラ2408を介してビットパターンを
CRT2411画面に表示する。VRAM2410内の
画面データのビットパターン展開エリアはいくつかに区
切られており,現在表示されている画面とは別の画面の
ビットマップパターンを展開しておくことができ,VR
AM2410の表示エリアのアドレスを操作することに
より画面を一瞬で書き換えることができる。これにより
CRT2411上での画面展開が可能となる。
【0077】CRTコントローラ2408は,CPU2
401をはじめとして,CGROM2409,タッチパ
ネル2412,LEDドライバ2406で駆動されるキ
ーボード2407,アドレスデコーダ2405,アドレ
スラッチ2402等とデータの授受を実行する。CPU
2401は,アドレスラッチ2402,ROM240
3,不揮発性RAM2415,システムリセット部24
04を介してアドレスデーコーダ2405等とデータの
授受を行っている。さらに,CPU2401は,光トラ
ンシーバ2413等を介してデータの授受を実行する。
【0078】CPU2401からのアドレス信号はアド
レスラッチ2402に取り込まれ,CPU2401から
の信号により制御される。アドレスラッチ2402を出
たアドレス信号は,その一部がアドレスデコーダ240
5に入力され,ここで各ICへのチップセレクトを作り
メモリマップの作成に使用する。また,アドレスはRO
M,RAM等のメモリやCRTコントローラ2408に
入り,アドレス指定に使用される。
【0079】一方,CPU2401からのデータバスは
メモリやCRTコントローラ2408に接続され,デー
タの双方向通信が実行される。また,CRTコントロー
ラ2408は,キーボード2407からの信号やタッチ
パネル2412からの信号によりCGROM2409,
VRAM2410の格納データから表示データを作成
し,CRT2411への表示を制御する。
【0080】図25は,本発明に係る操作部105の表
示部の構成を示す説明図であり,各キーの機能を順次説
明する。メッセージディスプレイ2500は,本装置に
関する情報を表示するエリアであり,例えば,「コピー
できます」,「コピー中です」等のメッセージを表示す
る。また,2501はセット表示エリア,2502は試
しコピースタートキーであり,仕上がりを確認したい場
合に使用する。この試しコピースタートキー2502
は,試しコピー禁止状態では表示されずキー入力も無効
となる。2503は濃度調整キーであり,複写濃度を手
動で調整するときに使用する。2504は自動濃度キー
であり,原稿の地肌濃度レベルに応じて複写濃度を自動
的に調整するときに用いる。2505はトレイ選択キー
および記録紙サイズ,残量表示エリア,紙種表示エリア
であり,給紙段に応じて複数のキーおよび表示エリアか
ら構成される。2506は自動用紙選択キーであり,こ
の自動用紙選択キー2506の押下で原稿と同じサイズ
の記録紙が収納されたトレイが自動選択される。
【0081】また,2507は用紙指定変倍キーであ
り,この用紙指定変倍キー2507の押下で指定した記
録紙のサイズに合わせて原稿の画像を自動選択する。2
508は等倍キーであり,等倍でコピーする場合に押下
する。2509は倍率表示エリアである。また,251
0は定型変倍キーであり,定型サイズの縮小/拡大を指
定するときに選択する。2511,2512はズームキ
ーであり,1%刻みで任意の倍率を指定する場合に選択
する。2513は寸法変倍キーであり,指定した寸法に
なるよう縮小/拡大したい場合に選択する。2514は
寸法変倍時の原稿寸法,コピー寸法表示エリアである。
【0082】また,2515は片面→両面キーであり,
片面原稿を両面に複写するときに選択する。2516は
両面→両面キーであり,両面原稿を両面に複写するとき
に選択する。2517は両面→片面キーであり,両面原
稿を片面に複写するときに選択する。2518は表面綴
じ代寸法表示エリア,2519は表面綴じ代キーであ
り,綴じ代が必要なときに21mm以下であれば左右ど
ちらか側にも設定することができる。また,2520は
裏面綴じ代寸法表示エリアである。2521は裏面綴じ
代キーであり,裏面原稿あるいは裏面コピーに対して表
面綴じ代キー2519と同様の設定が可能となる。25
22は編集モード外消去キーであり,原稿の一部分を指
定しその外側を消してコピーする場合に選択する。25
23は編集モード内消去キーであり,原稿の一部分を指
定しその内側を消してコピーする場合に選択する。25
24は編集モードセンター消去キーであり,原稿の中央
部分を消去してコピーする場合に選択する。2525は
消去用寸法表示エリアである。
【0083】また,2526は表表紙キーであり,原稿
1枚目を表紙専用紙でコピーする場合に選択する。25
27は両表紙キーであり,原稿の先頭と最終紙を表紙専
用紙でコピーする場合に選択する。2528はタブキー
であり,原稿の指定箇所をタブ専用紙でコピーする場合
に選択する。2529は合紙キーであり,原稿が変わる
毎に仕分け用の合紙専用紙1枚をコピーに挿入する場合
に選択する。
【0084】また,2530はソート機能選択キー,2
531は2倍ソートキーであり,大量の原稿をソート機
能を使用してコピーする場合に選択する。2532はス
タック機能選択キー,2533〜2536はステイプル
機能選択キーであり,ステイプルを行う位置を選択する
ときに用いる。ステイプル機能を選択すると,自動的に
ソートモードも選択され,その操作を簡略化している。
また,ステイプル機能には,オートステイプル機能とマ
ニュアルステイプル機能とが用意されている。オートス
テイプル機能は複写処理が完了した時点で自動的に綴じ
処理を実行する機能である。また,マニュアルステイプ
ル機能は使用者がステイプルキーを押下したときにその
綴じ処理を実行する機能である。
【0085】図26は,本発明に係る試しコピー後の設
定内容調整画面例を示す説明図である。この画面は,試
しコピー後に表示出力される画面であり,試しコピーで
選択されたモードのうち,調整可能なモードのみを表示
し,さらに,調整する際の入力キーの表示形態,入力形
態はどの項目も同一としたものである。例えば,濃度,
変倍,綴じ代が該当モードである場合,そのモードのみ
を表示する。そして,濃度調整に関しては,現状の設定
を薄くするキー2601,濃くするキー2602を押下
毎に1段階ずつ,薄くあるいは濃く濃度調整値を変更す
る。また,倍率調整に関しては,−キー2603,+キ
ー2604を用い,その押下毎に1%ずつ設定倍率を変
更する。さらに綴じ代の調整に関しては,−キー260
5,+キー2606を用い,押下毎に1mmずつ設定し
た綴じ代値を変更する。
【0086】図27は,本発明に係る試しコピーの両面
モード使用設定画面例を示す説明図である。この画面
は,試しコピーで両面モードが選択された場合にのみ試
しコピーモードの実行に先立って,試しコピーにおける
両面コピーの動作仕様を決定する画面である。図におい
て,片面モードのみで素早く簡単に確認したい場合に選
択する片面コピーキー2701と,裏面もコピーし,そ
の内容を正確に確認したい場合に選択する両面コピーキ
ー2702とが用意されている。また,使用する原稿の
設定は,片面→両面モード選択時に原稿1枚で表裏コピ
ーを行う場合に選択する原稿1枚キー2703と,原稿
を戻す手間はあるが原稿2枚を使って正確な内容を確認
したい場合に選択する原稿2枚キー2704とを使用し
て行う。また,設定が不要な場合にこの画面を終了する
終了キー2705が用意されている。
【0087】図28は,本発明に係るステイプル機能設
定およびステイプル位置調整の画面例を示す説明図であ
る。この画面は,試しコピーでステイプルモードが選択
された場合,試しコピーを実行した後,あるいは試しコ
ピー前に,ステイプル位置の微調整,ステイプル箇所の
選択を行うため画面である。ステイプル箇所は,記録紙
右上に1カ所ステイプルする奥キー2801,記録紙右
上に斜め向きに1か所ステイプルするななめキー280
2,記録紙右下に1ヵ所ステイプルする手前キー280
3,記録紙右側に2ヵ所ステイプルする2ヵ所キー28
04のうち1つのキーを選択する。この場合,選択内容
が表示エリア2805に表示され,そのステイプル位置
を上に移動する上へキー2806,下に移動する下へキ
ー2807,左へ移動する左へキー2808,右へ移動
する右へキー2809を用いてその押下毎に一定量ずつ
指定方向へステイプル位置を移動するように調整する。
また,2810は終了キーである。
【0088】図29は,本発明に係るステイプル機能を
使用した試しコピーにおいて,ビンの満杯状態が発生し
た場合の警告画面例を示す説明図である。ステイプル機
能を使用し,試しコピーを実行する場合,実行毎に排出
するビンを移動するが空きビンが置数に対し不足すると
きには,図に示すように,置数制限ではなく記録紙除去
用のメッセージを表示する。
【0089】図30は,変倍機構の細部構成を示す説明
図であり,光軸方向とスラスト方向との2つの方向にレ
ンズ214を移動する構成となっている。図において,
3001はレンズ214の支持体端に掛けたレンズ光軸
ベルト,3002はレンズ光軸ベルト3001に駆動力
を与えるレンズ光軸モータ,3003はレンズ光軸エン
コーダ部,3004は光軸ホーム検知部,3005はレ
ンズスラストワイヤ,3006はレンズスラストモー
タ,3007はレンズスラストエンコーダ部,3008
はレンズスラストホーム検知部である。
【0090】上記構成における変倍機構の動作を説明す
る。横倍率は,レンズ光軸方向の停止位置により設定す
る。すなわち,光軸方向の駆動は,レンズ光軸モータ3
002の回転をレンズ光軸ベルト3001に伝達するこ
とにより行われ,該レンズ光軸ベルト3001によりレ
ンズ214が移動する。光軸ホーム検知部3004はレ
ンズ214の等倍位置検出に使用される。また,変倍時
のレンズ光軸方向位置は,等倍位置を基準として適当な
距離だけレンズ214を移動して決められ,この位置
は,レンズ光軸エンコーダ部3002により検出して求
めるか,あるいはレンズ光軸モータ3002がステッピ
ングモータであれば,そのパルス数をカウントして検出
する。また,縦倍率はスキャナのスピードによって変化
させる。
【0091】また,原稿のセット性向上を図るため,原
稿セット位置はコンタクトガラス203の手前側,いわ
ゆる,手前基準となっている。これに対し記録紙の搬送
基準は中央基準となっている。このためレンズ214を
記録紙サイズや倍率の条件によりスラスト方向の停止位
置を変化させている。このスラスト方向の駆動は,レン
ズスラストモータ3006を使用し,レンズスラストワ
イヤ3005を介して行われる。また,レンズスラスト
ホーム検知部3008は,A4横の記録紙,等倍時の位
置検出に使用される。レンズスラスト方向位置は,A4
・等倍位置を基準として適当な距離だけ移動させる。そ
の際の距離検出はレンズスラストエンコーダ部3007
により検出するか,あるいはレンズスラストモータ30
06がステッピングモータであれば,そのパルス数をカ
ウントして検出する。
【0092】図31は,ステイプル装置1902の制御
系の構成を示すブロック図である。図において,310
1はCPUであり,ROM,RAM,シリアル通信ポー
トが一体となったワンチップマイコンで構成されてい
る。このCPU3101には出力ポート3102,ステ
イプル制御入出力ポート3103,および入力ポート3
104を外付けで接続している。また,出力ポート31
02には各モータを駆動するためのモータドライバ31
05が接続されている。
【0093】以上の構成において,CPU3101は,
複写機からのコマンドをシリアル通信ポートで受け,さ
らに,入力ポート3104やステイプル入出力ポート3
103からの各信号を受けて,このコマンドおよび各信
号に基づいて必要な制御信号を出力ポート3102,ス
テイプル入出力ポート3103に与えて制御処理を実行
する。
【0094】次に,ステイプル位置調整およびステイプ
ル機能の試しコピーについて説明する。ステイプル動作
は,ステイプルトレイ2106内へ記録紙をスタック
し,最終原稿の画像が複写された記録紙がスタックされ
た時点で実行する。このステイプル動作は,記録紙が1
枚であっては意味がないばかりか取扱い上も煩わしいた
め,記録紙1枚時のステイプル動作は禁止されるように
構成されている。
【0095】〔ステイプル禁止解除〕したがって,1枚
時のステイプルを実行するためには,ステイプル禁止解
除手段によりステイプルの禁止を解除する必要がある。
この動作は次のようにして実行される。ステイプル禁止
解除コマンドが送られた場合は,ステイプル禁止解除フ
ラグをセットするため,1枚であってもステイプルを実
行し,記録紙を排出する。ステイプルが実行されると,
ステイプル禁止フラグはリセットされ,それ以降はステ
イプル禁止解除コマンドが送られない限り,記録紙1枚
時のステイプルは禁止されることになる。
【0096】〔ステイプル位置調整時のステイプル禁止
解除〕ステイプル位置を調整する場合,記録紙を1枚,
ステイプル装置1902に排出後,ステイプル実行コマ
ンドに先立って,ステイプル禁止解除コマンドが送られ
るように制御される。したがって,ステイプル位置調整
の場合は,記録紙が1枚であってもステイプルが可能と
なり,記録紙を無駄にすることなくステイプル位置を確
認し,調整することが可能になる。
【0097】〔試しコピー時のステイプル禁止解除〕試
しコピーモードとしてステイプルが選択され,その後,
試しコピースタートキー2502が押下された場合は,
ステイプル装置1902に記録紙を排出した後,ステイ
プル実行コマンドに先立って,ステイプル禁止解除コマ
ンドが送られるように制御される。したがって,試しコ
ピーの場合は,記録紙が1枚であってもステイプルが可
能となる。
【0098】図32は,両面給紙ユニット407の細部
構成を示す説明図である。図において,3201は第1
ゲート,3202は第2ゲート,3203は第1ゲート
3201用の第1ゲートソレノイド,3204は第2ゲ
ート3202用の第2ゲートソレノイド,3205は中
継ガイド板,3206はスタックコロ,3207はスタ
ックコロ3206を上下動作させるスタックソレノイ
ド,3208はペーパーエンド検知センサ,3209は
ストッパ爪,3210はストッパ爪3209を動作させ
るストッパソレノイド,3211はピックアップコロ,
3212は給紙コロ,3213は分離コロである。
【0099】以上のように構成された両面給紙ユニット
407の動作を説明する。反転部(図5参照)より送ら
れてきた記録紙は中継ガイド板3205を通って,両面
給紙ユニット407内に搬送される。次に,この記録紙
は,第1ゲートソレノイド3203,第2ゲートソレノ
イド3204の動作で選択された第1ゲート3201あ
るいは第2ゲート3202を通り,さらに,スタックソ
レノイド3207,スタックコロ3206の動作により
ストッパ爪3209(ストッパソレノイド3210のO
FFで下側にある)まで搬送されて,両面トレイ408
に一旦スタックされる。
【0100】さらに,両面給紙時は,ストッパソレノイ
ド3210をONしてストッパ爪3209を上昇して開
き,ピックアップコロ3211,給紙コロ3212,分
離コロ3213を回転させ,両面トレイ408から記録
紙を1枚給紙する。このとき,ペーパーエンド検知セン
サ3208にて両面トレイ408の記録紙の有無を検知
する。
【0101】図33は,複写機本体100のCPU18
01によるメイン制御動作を示すフローチャートであ
る。CPU1801はROM1802の制御プログラム
がスタートすると,イニシャライズおよび複写機本体1
00を初期モードにするため初期設定を実行する(S3
301)。この初期設定は,具体的にはRAM1803
の記憶内容をクリアしたり,各種レジスタ(図示せず)
の設定等により行われる。なお,この状態においてAD
F107の原稿載置台701には原稿がセットされてい
るものとする。
【0102】上記ステップS3301において初期設定
が終了すると,操作部105の表示部608にソフトキ
ーを表示し(S3302),キー入力のサブルーチン
(図34参照)を実行する(S3303)。次いで,両
面モードであるか否かを判断する(S3304)。ここ
で両面モードであると判断した場合,試しコピーモード
選択のサブルーチン(図35参照)を実行し(S330
5),さらに,試しコピースタートキー2502がON
されたか否かを判断する(S3306)。ここで試しコ
ピースタートキー2502がONされたことを判断する
と,試しコピーのサブルーチン(図36参照)を実行す
る(S3307)。次に,プリントキー605がONさ
れたか否かを判断する(S3308)。ここでプリント
キー605がONされたことを判断すると,普通複写の
サブルーチン(図41参照)を実行する(S330
9)。このステップS3309の処理を終了すると,複
写動作に伴う駆動処理判定用のフラグPを0(なお,0
の場合を駆動禁止とし,1の場合を駆動実行とする)に
設定すると共に,置数をK(設定コピー枚数に対応した
プログラム処理上の値)に設定し(S3310),上記
ステップS3302に戻る。また,上記ステップS33
08において,プリントキー605がONされていない
と判断したとき場合,上記ステップS3302に戻り,
引き続き試し取り動作を選択することができる。
【0103】図34は,キー入力のサブルーチン処理を
示すフローチャートである。図において,この処理が開
始されると,まず,オペレータのキー操作(テンキー6
07による操作)による置数Kの入力があったか否かを
判断する(S3401)。ここで置数Kの入力があった
と判断した場合,置数をKに設定する(S3402)。
なお,上記ステップS3401において,置数Kの入力
がないと判断した場合,メインフローのステップS33
01の初期設定においてK=1とする。さらに,その他
の入力があったか否かを判断する(S3403)。な
お,ここで言う,その他の入力とは,例えば,両面,合
成あるいは片面モードの選択,複写倍率および濃度の選
択等の入力設定をいう。上記ステップS3403におい
て,該当する入力処理があったと判断した場合,その他
の入力処理を実行し(S3404),メインフローにリ
ターンする。
【0104】図35は,試しコピーモード選択のサブル
ーチン処理を示すフローチャートである。図において,
この処理が開始されると,まず,図27に示したよう
な,試しコピーモードの選択画面を表示し(S350
1),試しコピーによる両面コピーモード選択のキー入
力を実行する(S3502)。次いで,片面コピーモー
ドであるか否かを判断する(S3503)。ここで片面
コピーモードであると判断した場合に,コピー仕上がり
モードフラグDに0を設定し(S3504),片面コピ
ーモードではないと判断した場合に,コピー仕上がりモ
ードフラグDに1を設定する(S3505)。その後,
片面/両面モードであるか否かを判断する(S350
6)。ここで片面/両面モードであると判断した場合,
試しコピーを原稿1枚か原稿2枚のキー入力を実行し
(S3507),試しコピーは原稿1枚であるか否かを
判断する(S3508)。ここで原稿1枚であると判断
した場合,原稿枚数フラグFに1をセットし(S350
9),原稿1枚ではないと判断した場合,Fに2をセッ
トする(S3510)。一方,上記ステップS3506
において,片面/両面モードではないと判断した場合,
Fに0をセットする(S3511)。そして,試しコピ
ーモードの選択画面を消去して(S3512),メイン
フローにリターンする。
【0105】図36は,試しコピー実行のサブルーチン
処理を示すフローチャートである。図において,CPU
1801は,処理が開始されると,まず,駆動処理判定
用フラグPが0であるか否かを判断する(S360
1)。ここでフラグPが0であると判断した場合,その
他に駆動装置に所定の駆動指令信号を出力し,プルアウ
トローラ706を駆動すると共に搬送ベルト707を駆
動して最上側の原稿をコンタクトガラス203に搬入す
る(S3602)。なお,このとき,1回目の試しコピ
ーでは初期設定でP=0に設定されている。
【0106】次いで,フラグPを1に設定し(S360
3),コピーモードとして両面モードが選択されている
か否かを判断する(S3604)。このとき両面コピー
モードが選択されていないと判断した場合,すなわち,
片面コピーモードが選択されている場合,KをK−1に
設定する(S3605)。ここで片面コピーモードが選
択されている場合にKをK−1に設定することにしたの
は,片面コピー状態で試しコピーを実行したときのコピ
ー品質が良好である場合に,このコピー紙を無駄にする
必要がないので,コピー枚数に付加することによる。た
だし,両面および合成コピーモードが選択されていると
きに,試しコピーを実行する場合は,コピー状態が合致
せず,そのコピー紙を破棄する必要があるので,Kの変
更は行わない。また,合成コピーモードが選択されてい
るときに試しコピー動作も同様に行える。したがって,
説明が煩雑になるため以下合成コピーモードには言及せ
ず,コピーモードとして両面あるいは片面コピーモード
が選択可能になっている場合についてのみ説明する。
【0107】上記ステップS3605を実行した後,両
面コピーモードであるか否かを判断する(S360
6)。このとき両面コピーモードであると判断した場
合,試し両面複写制御のサブルーチンを実行し(S36
07),両面コピーモードではないと判断したとき場
合,片面複写制御を実行する(S3608)。その後,
試しステープル制御のサブルーチンを実行し(S360
9),調整モードの表示のサブルーチンを行い(S36
10),さらに原稿排出制御のサブルーチンを実行して
(S3611),メインフローにリターンする。
【0108】図37および図38は,試し両面複写制御
のサブルーチン処理を示すフローチャートである。図に
おいて,まず,コピー仕上がりモードフラグDが1であ
る(コピー仕上がりが両面コピーモード)か否かを判断
する(S3701)。ここでコピー仕上がりモードフラ
グDが1ではないと判断した場合,さらに,原稿枚数フ
ラグFが0であるか否かを判断する(S3702)。す
なわち,片面/両面コピーモードであるかを判断する。
ここで原稿枚数フラグFが0であると判断した場合,原
稿を裏面にし(S3703),設定された複写モードに
センターイレース動作を追加し,複写動作を実行する
(S3704)。次に,反転排出機構(図5参照)によ
り画像面を下向きで排出し(S3705),原稿を表面
にし(S3706),設定された複写モードに基づいて
複写動作を実行し(S3707),さらに,反転排出機
構により画像面を上向きで排出して(S3708),メ
インフローにリターンする。
【0109】一方,上記ステップS3702において,
原稿枚数フラグFが0ではないと判断した場合,さら
に,F=1であるか否かを判断する(S3709)。こ
こでF=1であると判断した場合,設定された複写モー
ドにセンターイレース動作を追加し,複写動作を実行し
(S3710),反転排出機構により画像面を下向きで
排出し(S3711),上記ステップS3707に移行
する。また,上記ステップS3709において,F=1
ではないと判断した場合,設定された複写モードにセン
ターイレース動作を追加し,複写動作を実行し(S37
12),反転排出機構により画像面を下向きで排出する
(S3713)。そして,原稿を排出し(S371
4),さらに,次の原稿を搬入して(S3715),上
記ステップS3707に移行する。
【0110】一方,上記ステップ3701において,コ
ピー仕上がりモードフラグDが1であると判断した場
合,図38に示すように,さらに,原稿枚数フラグFが
0であるか否かを判断する(S3716)。ここで原稿
枚数フラグFが0であると判断した場合,設定された複
写モードにセンターイレース動作を追加し,複写動作を
実行する(S3717)。次に,複写した記録紙を両面
トレイ408に搬送し(S3718),原稿を裏面にす
る(S3719)。その後,両面トレイ408から給紙
し設定された複写モードに基づいて複写動作を実行し
(S3720),コピー紙を排出して(S3721),
メインフローにリターンする。
【0111】また,上記ステップS3716において,
原稿枚数フラグFが0ではないと判断した場合,さら
に,F=1であるか否かを判断する(S3722)。こ
こでF=1であると判断した場合,設定された複写モー
ドにセンターイレース動作を追加し,複写動作を実行し
(S3723),コピー紙を両面トレイ408へ搬送し
て(S3724),上記ステップS3720に移行す
る。一方,上記ステップS3722において,F=1で
はないと判断した場合,設定された複写モードにセンタ
ーイレース動作を追加し,複写動作を実行し(S372
5),コピー紙を両面トレイ408へ搬送する(S37
26)。次に,原稿を排出し(S3727),さらに,
次の原稿を搬入して(S3728),上記ステップS3
720に移行する。
【0112】図39は,原稿排出制御のサブルーチン処
理を示すフローチャートである。図において,この処理
が開始されると,まず,キー入力を受け付け(S390
1),クリアキー606が押下されたか否かを判断する
(S3902)。ここでクリアキー606が押下された
ことを判断すると,搬送ベルト707を駆動してコンタ
クトガラス203上の原稿を排出する(S3903)。
そして,駆動処理判定用フラグPを0にセットし(S3
904),プリントキー605がONされたか否かを判
断する(S3905)。ここでプリントキー605がO
Nされたと判断すると,さらに,置数が1であるか否か
を判断し(S3906),置数が1であると判断した場
合,上記ステップS3903と同様にして原稿を排出す
る(S3907)。そして,上記ステップS3904と
同様に駆動処理判定用フラグPを0にセットして(S3
908),メインフローにリターンする。
【0113】図40は,調整モード表示のサブルーチン
処理を示すフローチャートである。図において,この処
理が開始されると,まず,設定された複写モード,綴じ
代,濃度,倍率の調整画面(図26参照)を表示する
(S4001)。そして,それぞれのキー入力を受け付
け,調整値を設定して(S4002),メインフローに
リターンする。
【0114】図41は,普通複写のサブルーチン処理を
示すフローチャートである。図において,CPU180
1は,この処理が開始されると,まず,Kが0に設定さ
れているか否かを判断する(S4101)。すなわち,
コピー動作を行う必要があることを確認する。ここでK
が0に設定されていると判断した場合,さらに,原稿セ
ット検知センサ702がOFFであるか否かを判断する
(S4102)。ここで原稿セット検知センサ702が
OFFではないと判断したとき,原稿を交換し(S41
03),再び置数をKに設定して(S4104),上記
ステップS4101に戻る。
【0115】一方,上記ステップS4102において,
原稿セット検知センサ702がOFFであると判断した
場合,原稿を排出し(S4105),両面トレイ408
にコピー紙があるか否かを判断する(S4106)。こ
こで両面トレイ408にコピー紙があると判断した場
合,そのコピー紙を排出して(S4107),メインフ
ローにリターンする。また,上記ステップS4101に
おいて,Kが0に設定されていないと判断した場合,さ
らに,両面コピーモードであるか否かを判断する(S4
108)。ここで両面コピーモードであると判断する
と,両面複写のサブルーチン処理を実行し(S410
9),両面コピーモードではないと判断した場合,片面
複写のサブルーチン処理を実行する(S4110)。そ
の後,ステイプル制御のサブルーチン処理を実行し(S
4111),KにK−1をセットし(S4112),上
記ステップS4101に戻る。すなわち,以後置数K−
1分のコピー動作を再実行し,K−1分のコピーを終了
させる。
【0116】図42は,片面複写制御のサブルーチン処
理を示すフローチャートである。図において,この処理
が開始されると,まず,給紙ローラを回転し,さらに搬
送路切換ソレノイドをソータ側に作動させる(S420
1)。次に,その他の複写動作を実行して(S420
2),普通複写のサブルーチンにリターンする。
【0117】図43は,両面複写制御のサブルーチン処
理を示すフローチャートである。図において,この処理
が開始されると,まず,このコピーが裏面コピーである
か否かを判断する(S4301)。このとき裏面コピー
であると判断した場合,両面トレイ408内に片面コピ
ーのコピー紙が収納されているため,ピックアップコロ
3211,給紙コロ3212,分離コロ3213,搬送
路切換爪に各々駆動信号を発し(S4302),その他
の複写動作を実行して(S4303),普通複写のサブ
ルーチンにリターンする。一方,上記ステップS430
1において,裏面コピーではないと判断した場合,給紙
トレイの給紙ローラをONすると共に,搬送路切換爪を
両面トレイ408側にし(S4304),普通複写のサ
ブルーチンにリターンする。
【0118】
【発明の効果】以上説明したように,本発明の画像形成
装置(請求項1)は,本体制御手段により,試しコピー
の実行後,コピー仕上がり品質に関わる調整可能なモー
ドを操作表示手段に表示するため,試しコピー時におけ
る調整作業を容易に行うことでき,しかも,同時に複数
の調整も可能となる。
【0119】また,本発明の画像形成装置(請求項2)
は,本体制御手段により,試しコピー実行前に設定され
た複写モードに基づいて,調整可能なモードを試しコピ
ー実行後に表示させるため,調整対象項目が即座に視認
でき,その操作性が向上する。
【0120】また,本発明の画像形成装置(請求項3)
は,入力選択キーの操作を調整モードの種類に関わらず
全て同一操作で行えるようにするため,その操作を確実
に行うことができる。
【0121】また,本発明の画像形成装置(請求項4)
は,本体制御手段により,原稿自動搬送手段使用時の試
しコピー実行後に,操作部のキー入力により試しコピー
の原稿を排出するため,中断する場合,試しコピーの解
除忘れを防止することができる。
【0122】また,本発明の画像形成装置(請求項5)
は,本体制御手段により,原稿1枚で,かつ,置数1の
場合,操作表示手段のプリントキーのON信号を試しコ
ピー中断信号として制御するため,特に,試しコピーが
完成品となる場合に,プリントキーが中断キーとして機
能し,間違えて押下しても同じ結果を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される複写機および周辺装置の構
成例(1)を示す説明図である。
【図2】原稿読取系の細部構成を示す中央断面図であ
る。
【図3】作像系の細部構成を示す中央断面図である。
【図4】給紙搬送系の細部構成を示す中央断面図であ
る。
【図5】定着・排紙系の細部構成を示す説明図である。
【図6】操作部の構成を示す説明図である。
【図7】自動原稿搬送装置(ADF)の細部構成を示す
説明図である。
【図8】トナー濃度制御の構成を示す説明図である。
【図9】トナー濃度制御の構成を示す平面図である。
【図10】トナー濃度制御の動作を示す横断面図であ
る。
【図11】露光ランプ光量制御の構成を示す説明図であ
る。
【図12】自動濃度調整(ADS)制御の構成を示す説
明図である。
【図13】各プロセス毎における感光体ドラム表面の電
位状態を示す説明図である。
【図14】原稿濃度と感光体ドラムの表面電位との関係
を示すグラフである。
【図15】ステイプル機能付ソータの細部構成を示す説
明図である。
【図16】ステイプル機能付ソータにおける各ビンへの
分配機構を示す説明図である。
【図17】ステイプル機能付ソータにおけるジョガーの
細部構成を示す説明図である。
【図18】本発明に係る複写機の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図19】本発明が適用される複写機および周辺装置の
構成例(2)を示す説明図である。
【図20】循環型自動原稿搬送装置(RDH)の細部構
成を示す説明図である。
【図21】ステイプル装置の細部構成を示す説明図であ
る。
【図22】本発明に係る操作部のタッチパネル検出回路
の構成を示す説明図である。
【図23】タッチパネル検出回路の入出力組み合わせを
示す図表である。
【図24】本発明に係る操作部の制御系の構成を示すブ
ロック図である。
【図25】本発明に係る操作部の表示部の構成を示す説
明図である。
【図26】本発明に係る試しコピー後の設定内容調整画
面例を示す説明図である。
【図27】本発明に係る試しコピーの両面モード使用設
定画面例を示す説明図である。
【図28】本発明に係るステイプル機能設定およびステ
イプル位置調整の画面例を示す説明図である。
【図29】本発明に係るステイプル機能を使用した試し
コピーにおいて,ビンの満杯状態が発生した場合の警告
画面例を示す説明図である。
【図30】変倍機構の細部構成を示す説明図である。
【図31】ステイプル装置の制御系の構成を示すブロッ
ク図である。
【図32】両面給紙ユニットの細部構成を示す説明図で
ある。
【図33】複写機本体のCPUによるメイン制御動作を
示すフローチャートである。
【図34】キー入力のサブルーチン処理を示すフローチ
ャートである。
【図35】試しコピーモード選択のサブルーチン処理を
示すフローチャートである。
【図36】試しコピー実行のサブルーチン処理を示すフ
ローチャートである。
【図37】試し両面複写制御のサブルーチン処理を示す
フローチャートである。
【図38】試し両面複写制御のサブルーチン処理を示す
フローチャートである。
【図39】原稿排出制御のサブルーチン処理を示すフロ
ーチャートである。
【図40】調整モード表示のサブルーチン処理を示すフ
ローチャートである。
【図41】普通複写のサブルーチン処理を示すフローチ
ャートである。
【図42】片面複写制御のサブルーチン処理を示すフロ
ーチャートである。
【図43】両面複写制御のサブルーチン処理を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
100 複写機本体 105 操作部 107 ADF 605 プリントキー 606 クリア/ストップキー 608 表示部 1801 CPU 1901 RDH 2502 試しコピースタートキー
フロントページの続き (72)発明者 樋口 正己 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも設定された複写モードで原稿
    画像を1回形成し,所定の排出先に排紙する試しコピー
    モードを有する画像形成装置において,コピー仕上がり
    品質に関わる調整項目の入力選択キーをメニュー表示す
    る操作表示手段と,試しコピー実行後に,調整可能なモ
    ードを前記操作表示手段に表示させる本体制御手段とを
    具備することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記本体制御手段は,試しコピー実行前
    に設定された複写モードに基づいて,調整可能なモード
    を試しコピー実行後に表示させることを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記入力選択キーの操作は,調整モード
    の種類に関わらず全て同一操作で行えることを特徴とす
    る請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも原稿自動搬送手段により原稿
    を自動搬送し,設定された複写モードで原稿画像を1回
    形成し,所定の排出先に排紙する試しコピーモードを有
    する画像形成装置において,前記原稿自動搬送手段使用
    時の試しコピー実行後に,操作部のキー入力により試し
    コピーの原稿を排出する本体制御手段を具備することを
    特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記本体制御手段は,原稿1枚で,か
    つ,置数1の場合,操作部のプリントキーのON信号を
    試しコピー中断信号として制御することを特徴とする請
    求項4記載の画像形成装置。
JP6229240A 1994-09-26 1994-09-26 画像形成装置 Pending JPH0895436A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6229240A JPH0895436A (ja) 1994-09-26 1994-09-26 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6229240A JPH0895436A (ja) 1994-09-26 1994-09-26 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0895436A true JPH0895436A (ja) 1996-04-12

Family

ID=16889023

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6229240A Pending JPH0895436A (ja) 1994-09-26 1994-09-26 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0895436A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6122457A (en) * 1998-04-08 2000-09-19 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and control arrangement for semi-automatic document feeding
US6973273B2 (en) * 2000-05-31 2005-12-06 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and method having trial copy mode
JP2006023475A (ja) * 2004-07-07 2006-01-26 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
US8390861B2 (en) 2009-03-18 2013-03-05 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Information processing apparatus, method, and recording medium controlling the display of printing options

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6122457A (en) * 1998-04-08 2000-09-19 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and control arrangement for semi-automatic document feeding
US6973273B2 (en) * 2000-05-31 2005-12-06 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and method having trial copy mode
US7697852B2 (en) 2000-05-31 2010-04-13 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus, image forming method and storage medium therefor capable of forming trial images under different conditions
US7995932B2 (en) 2000-05-31 2011-08-09 Canon Kabushiki Kaisha Printing apparatus, printing method, and storage medium therefor, for executing a plurality of trial printings
US8175468B2 (en) 2000-05-31 2012-05-08 Canon Kabushiki Kaisha Printing apparatus, printing method, and storage medium therefor, for executing a plurality of trail printings
JP2006023475A (ja) * 2004-07-07 2006-01-26 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
US8390861B2 (en) 2009-03-18 2013-03-05 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Information processing apparatus, method, and recording medium controlling the display of printing options

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6029026A (en) Image forming apparatus capable of executing a plurality of processes at proper position on sheet
US6453133B1 (en) Image process apparatus with automatic setting of proof printing mode
JPH06148990A (ja) 複写装置
WO1988009100A1 (en) Color marking apparatus
JPH0895436A (ja) 画像形成装置
US20030133734A1 (en) Image forming apparatus with sheet size and shape detection
JP2002362821A (ja) 画像形成装置
JPH0887205A (ja) 画像形成装置
JPH08146835A (ja) 画像形成装置
US6553193B1 (en) Image forming apparatus and image forming method with punching mode
JP2590144B2 (ja) シート綴処理装置
JP2575153B2 (ja) シート折処理装置
JP3930150B2 (ja) 複写装置のモードクリア方法,複写装置,操作部のモードクリア方法およびファクシミリ装置
JP3814350B2 (ja) 画像形成装置
JPH05323739A (ja) 画像形成装置
JP3600629B2 (ja) 画像形成処理システム
JP3333804B2 (ja) マルチジョブ機能付き複写装置
JPH08220940A (ja) 複写装置
JPH0952656A (ja) ソート機能付画像形成装置
JP3171874B2 (ja) シート処理方法およびシート処理システム
US4908663A (en) Toner density control and a binding margin by index board image
JPH0693147B2 (ja) 自動原稿供給装置を有する複写機
JP3452984B2 (ja) タブ紙仕分け機能付複写機
JP2000327213A (ja) シート搬送装置、及び画像形成装置
JPH1138836A (ja) 複写装置