JP2000327213A - シート搬送装置、及び画像形成装置 - Google Patents

シート搬送装置、及び画像形成装置

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JP2000327213A
JP2000327213A JP11134955A JP13495599A JP2000327213A JP 2000327213 A JP2000327213 A JP 2000327213A JP 11134955 A JP11134955 A JP 11134955A JP 13495599 A JP13495599 A JP 13495599A JP 2000327213 A JP2000327213 A JP 2000327213A
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JP11134955A
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Takeshi Sekiya
武 関谷
Shigeru Sugita
茂 杉田
Yoshiyuki Nakajima
中島  慶幸
Satoru Choho
哲 長宝
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート材束載置手段上の第2のシート検知手
段の検知精度を損なわずに、その長寿命化を図ることが
可能なシート搬送装置、及び画像形成装置を提供する。 【解決手段】 少なくとも1以上のシート材により構成
されるシート材束が載置されたか否かを検知する原稿検
知センサ553と、シート材束の最終原稿が給紙された
か否かを検知する、光学式センサであるプリサイクルエ
ンドセンサ542とを備えたシート搬送装置2におい
て、シート材束が、原稿検知センサ553により検知さ
れていない場合には、プリサイクルエンドセンサ542
における発光を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、レーザービ
ームプリンタ等の画像形成装置に備えられ、画像読取部
の所定位置にシート材を搬送するシート搬送装置、及び
このようなシート搬送装置を具備する画像形成装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ADFなどの原稿搬送装置は、原
稿トレイ上にセットされた原稿を一枚づつ分離し、分離
された原稿を給紙して画像形成装置の所定位置に搬送
し、画像形成後、搬送部から排出された原稿を排紙トレ
イに排紙する。
【0003】この動作を行うために、原稿搬送装置内部
には、多数のセンサが設けられており、これらのセンサ
は、搬送している原稿の位置を検知したり、原稿トレイ
に原稿がセットされたかどうかを検知するために用いら
れている。
【0004】また、原稿トレイ上には、原稿トレイ上の
原稿の有無を検知する原稿検知センサの他に、第2のシ
ート検知手段として、原稿トレイの上面(搬送方向逆
側)に配置し、最終原稿が分離されたかどうかを検知す
る最終原稿検知センサを設けているものもある。この最
終原稿検知センサは、発光部と受光部からなる光学式で
構成されているものが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のように、原稿トレイ上の最終原稿検知を光学式の
センサで行っている従来の原稿搬送装置においては、こ
の原稿トレイ上の光学式のセンサの寿命が短くなるとい
う欠点がある。
【0006】すなわち、画像形成装置が動作していない
場合、若しくは原稿搬送装置(ADF)を使用しないで
画像形成装置を動作させる場合においても、光学式セン
サの発光素子は装置に電源が供給されていれば常に発光
している。
【0007】しかし、発光素子(主にLED)にも寿命
があり、発光させている時間が長いほど寿命は短くな
る。発光量を減らすことで発光素子の寿命は伸びるが、
センサの検知精度が低下し、センサは原稿トレイ上にあ
るため外光の影響を受けやすく、誤検知を発生しかねな
い。
【0008】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
シート材束載置手段上の第2のシート検知手段の検知精
度を損なわずに、その長寿命化を図ることが可能なシー
ト搬送装置、及び画像形成装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るシート搬送装置は、少なくとも1以上
のシート材により構成されるシート材束を載置するシー
ト材束載置手段と、前記シート材束載置手段に設けられ
た、前記シート材束載置手段に前記シート材束が載置さ
れたか否かを検知する第1のシート検知手段と、前記シ
ート材束載置手段において、前記第1のシート検知手段
よりもシート材搬送方向上流側に設けられた、光を発す
る発光部を具備し、該発光部から発せられた光が前記シ
ート材により反射した反射光を受光して、前記シート材
束載置手段上に前記シート材束が載置されているか否か
を検知する第2のシート検知手段と、を備えたシート搬
送装置において、前記第1のシート検知手段により前記
シート材束が載置されたと検知された場合は、前記発光
部の発光を行わせ、前記第1のシート検知手段により前
記シート材束が載置されていないと検知された場合は、
前記発光部の発光を停止させることを特徴とする。
【0010】また、前記第2のシート検知手段が、前記
シート材束載置手段上の前記シート材束のシート材が最
終シート材であるか否かを検知するための最終シート材
検知手段であることを特徴とする。
【0011】さらに、本発明に係る画像形成装置は、上
記シート搬送装置により搬送されたシート材の画像を形
成する画像形成手段を備えることを特徴とする。
【0012】以上から、本発明に係るシート搬送装置、
及び画像形成装置の主な作用を説明すると、画像形成装
置が動作していないとき、またはシート搬送装置を使用
せずに画像形成装置を動作させる場合においても、シー
ト材束載置手段上のシート材の有無を検知して、シート
材束が検知されない場合においては、シート材束載置手
段上の第2のシート検知手段の発光を停止させること
で、光学式センサの検知精度を保ちつつ、発光素子の寿
命を延ばすことが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るシート搬送装
置、及び画像形成装置の一実施形態について図面を参照
して説明する。まず、図1に、本発明に係るシート搬送
装置の一実施形態を備えた画像形成装置の構造図を示
す。
【0014】ただし、図1に示される画像形成装置は、
本発明に係る画像形成装置の一実施形態でもある。した
がって、以下の説明においては、本発明に係る画像形成
装置の一実施形態の説明により、本発明に係るシート搬
送装置の一実施形態の説明も兼ねることとする。
【0015】図1に示されるように、本発明に係る画像
形成装置の一実施形態の画像形成装置本体1には、原稿
載置台としてのプラテンガラス3、光源907、レンズ
系908、給紙部909、画像形成部902、シート原
稿Pをプラテンガラス3に給送するシート搬送装置2、
画像形成装置本体1から排出される画像形成済みのシー
トを仕分けするシート処理装置等が備えられている。
【0016】給紙部909は、記録用のシートSを収納
する画像形成装置本体1に着脱自在なカセット910,
911、及びペディスタル912に配置されたデッキ9
13を有している。
【0017】画像形成部(画像形成手段)902には、
円筒状の感光ドラム914とその回りの現像機915、
転写用帯電器916、分離帯電器917、クリーナ91
8、一次帯電器919等がそれぞれ備えられている。
【0018】画像形成部902の下流側には、搬送装置
920、定着装置904、排出ローラ対905等が配設
されている。
【0019】次に、図1に示される画像形成装置の動作
を説明する。画像形成装置本体1側に設けられている制
御装置(制御手段)930から給紙信号が出力される
と、カセット910,911またはデッキ913からシ
ートSが給送される。
【0020】一方、プラテンガラス3に載置されている
シート原稿Pに、光源907から当てられて反射した光
は、レンズ系908を介して感光ドラム914に照射さ
れる。
【0021】感光ドラム914は、あらかじめ一次帯電
器919により帯電されていて、光が照射されることに
よって静電潜像が形成され、次いで現像器915により
静電潜像を現像してトナー像が形成される。
【0022】給紙部909から給送されたシートSは、
レジストローラ901で斜行が補正され、さらにタイミ
ングが合わされて画像形成部902へ送られる。
【0023】画像形成部902では、感光ドラム914
のトナー像が、送られてきたシートSに転写用帯電器9
16によって転写され、トナー像が転写されたシートS
は分離帯電器917によって転写用帯電器916と逆極
性に帯電されて、感光ドラム914から分離される。
【0024】そして、分離されたシートSは、搬送装置
920により定着装置904に搬送されて、定着装置9
04によりシートSに転写画像が永久定着される。画像
が定着されたシートSは、排出ローラ対905により画
像形成装置本体1から排出される。
【0025】このようにして、給紙部909から給送さ
れたシートSには、画像が形成されて画像形成装置本体
1から排出される。
【0026】次に、図1に示される画像形成装置の操作
部について図2を参照して説明する。図2に、図1に示
される画像形成装置の操作部の上面図を示す。
【0027】図2において、201は本装置への通電を
制御する電源スイッチである。202はリセットキーで
あり、スタンバイ中は標準モードに復帰させるキーとし
て動作する。
【0028】203はコピースタートキーである。20
4はクリアキーであり、数値をクリアする時に使用す
る。205はIDキーであり、このキーにより特定の操
作者に対して複写動作を可能にし、他の操作者に対して
はIDキーによりIDを入力しない限り、複写動作を禁
止することが可能となる。
【0029】206はストップキーであり、コピーを中
断したり、中止したりするときに使用する。207はガ
イドキーであり、各機能を知りたいときに使用するキー
である。208は上カーソルキーであり、各機能設定画
面においてポインターを上に移動させるキーである。
【0030】209は下カーソルキーであり、各機能設
定画面においてポインターを下に移動させるキーであ
る。210は右カーソルキーであり、各機能設定画面に
おいてポインターを右に移動させるキーである。211
は左カーソルキーであり、各機能設定画面においてポイ
ンターを左に移動させるキーである。
【0031】212はOKキーであり、各機能設定場面
においてこれでよい場合に押下する。213は実行キー
であり、各機能設定画面において後述する表示画面の右
下に出力された機能を実行する際に押下する。
【0032】214は定型縮小キーである、定型サイズ
を他の定型サイズに縮小する場合に使用する。215は
等倍コピーを選択するときに使用する。216は定型拡
大キーであり、定型サイズを他の定型サイズに拡大する
場合に使用する。217はカセット選択キーであり、コ
ピーするカセット段を選択する。
【0033】218はコピー濃度調整キーであり、濃度
を薄くする。219はAEキーであり、原稿の濃度に対
しコピー濃度を自動的に調整する。220はコピー濃度
調整キーであり、濃度を濃くする。221は仕分けやス
テイプル位置やステイプル箇所の数やパンチ(穴開け)
等のソータの動作を指定するキーである。222は予熱
キーであり、予熱モードのON/OFFに使用する。
【0034】223は割り込みキーであり、コピー中に
割り込んでコピーを行いたい場合に使用する。224は
テンキーであり、数値の入力を行いたい場合に使用す
る。
【0035】225はマーカ処理キーであり、トリミン
グ、マスキング(輪郭処理、網処理、影付け処理、ネガ
ポジ処理)を設定する。226はパターン化処理キーで
あり、色をパターン化して表現したり、色を濃度差で表
現したりするときに使用する。
【0036】227は色処理キーであり、特定色を消去
したときに使用する。228は画質キーであり、画質の
設定を行いたいときに使用する。229はネガポジキー
であり、ネガポジ処理を行う時に使用する。230はイ
メージクリエイトキーであり、輪郭処理、影付け処理、
網処理、斜体、ミラー処理、リピート処理を行うときに
使用する。
【0037】231はトリミングキーであり、エリアを
指定し、トリミングを行う時に使用する。232はマス
キングキーであり、エリアを指定し、マスキングを行う
時に使用する。233は部分処理キーであり、エリアを
指定し、その後部分処理(輪郭処理、網処理、影付け処
理、ネガポジ処理)を指定する。
【0038】234は枠消しキーであり、モードに合わ
せてわく消しを行う時に使用する。モードには、シート
枠消し(シートサイズに対して枠を作成する)、原稿枠
消し(原稿サイズに合わせて枠を作成する、原稿サイズ
の指定有り)、ブック枠消し(ブックの見開きサイズに
合わせて枠を中央に空白を作成する、ブック見開きサイ
ズの指定有り)がある。
【0039】235は綴じ代キーであり、用紙の一端に
綴じ代を作成したいときに使用する。236は移動キー
であり、移動を行いたい時に使用する。移動には、平行
移動(上下左右)、センター移動、コーナー移動、指定
移動(ポイント指定)がある。
【0040】237はズームキーであり、複写倍率を2
5%〜400%まで、1%刻みで設定できる。また、主
走査、副走査を独立に設定できる。238はオート変倍
キーであり、複写紙のサイズに合わせて自動的に拡大縮
小する。また、主走査、副走査を独立にオート変倍でき
る。
【0041】239は拡大連写キーであり、1枚の原稿
を複数枚に拡大して複写を行うときに使用する。240
は縮小レイアウトキーであり、複数の原稿を1枚に拡大
縮小して複写を行う時に使用する。
【0042】243は連写キーであり、プラテンガラス
面の複写領域を左右に2分割し、自動的に2枚の連続複
写を行いたい時に使用する(ページ連写、両面連写)。
244は両面キーであり、両面の出力を行いたいときに
使用する(片面両面、ページ連写両面、両面両面)。
【0043】245は多重キーであり、多重を行いたい
時に使用する(多重、ページ連写多重)。246はメモ
リーキーであり、メモリを使用したモードを行いたいと
きに使用する(メモリ合成、エリア合成、すかし合
成)。247はプロジェクトキーであり、プリンタ時の
設定を行うときに使用する。
【0044】250は原稿混載キーであり、フィーダを
使用してコピーをとる際の原稿サイズが混載している時
に使用する。251はモードメモリキーであり、複写設
定された複写モードを登録、または登録された複写モー
ドを呼び出すときに使用する。252は表示画面であ
り、装置の状態、複写枚数、複写倍率、複写用紙サイズ
を表示し、複写モード設定中は設定するモードを表示す
る。
【0045】次に、図1に示されるシート搬送装置2に
ついて図3を参照して説明する。図3に、図1に示され
るシート搬送装置2の概略構成図を示す。ただし、この
シート搬送装置2を以下においては、ADF2とも記
す。
【0046】図3で詳細に示す様に、ADF2には、原
稿束をセットする第1の原稿トレイとしての積載トレイ
510が装備されている。また、積載トレイ510に
は、原稿給送手段の一方の部分を構成する給送手段が装
備されている。
【0047】この給送手段は、半月ローラ531と、分
離搬送ローラ532と、分離モータSPRMTR(不図
示)と、レジスト・ローラ535と、全面ベルト536
と、ベルト・モータBELTMTR(不図示)と、反転
ローラ537と、搬送モータFEEDMTR(不図示)
と、フラッパ541と、原稿検知センサ553と、プリ
サイクルエンドセンサ542と、給紙センサENTS
(不図示)、反転センサTRNS(不図示)等から構成
されている。
【0048】ここで、プリサイクルエンドセンサ542
について説明する。プリサイクルエンドセンサ542
は、第2のシート検知手段の役割を担うセンサであり、
原稿が最終原稿であるのか否かを検知するセンサであ
る。
【0049】画像形成装置は、プリサイクルエンドセン
サ542の検知結果に基づき、シート搬送装置2に載置
されている原稿が最終原稿であるか否かを判断し、シー
ト搬送装置2に載置されている原稿が最終原稿でない場
合には、例えば画像が形成されるシート材を予め所定の
位置まで給送するというように、次の原稿の画像形成の
ために画像形成装置の準備等を行う。
【0050】ここで、最終原稿であるか否かの検知は、
原稿検知センサ553でも可能であるが、原稿検知セン
サ553により検知した場合は、その検知タイミングが
遅くなり、結果として装置のスループットが低下する。
【0051】従って、原稿検知センサ553よりも上流
にあるプリサイクルエンドセンサ542によって、最終
原稿であるのか否かを検知し、装置のスループットを向
上させることとしている。
【0052】一方、ADF2の右部には、読み取りが終
わった原稿を排紙し、積載する排紙手段が装備されてい
る。この排紙手段は、排紙ローラ550、排紙モータE
JCTMTR552、排紙トレイ551、排紙センサE
JTS(不図示)等から構成されている。
【0053】半月ローラ531と分離搬送ローラ532
は、分離モータSPRMTRにより回転して、積載トレ
イ510上の原稿束Sの最下部から原稿を1枚ずつ分離
する。また、レジスト・ローラ535と全面ベルト53
6は、ベルト・モータBELTMTRにより回転して分
離された原稿をシートパスa,bを介して原稿台ガラス
上の露光位置(シートパスc)まで搬送する。
【0054】読み取り終了後、原稿を排出するが、原稿
を積載トレイ510に排出する第1の排紙モードと、排
紙トレイ551に排出する第2の排紙モードがある。
【0055】第1の排紙モードは、まず、反転ローラ5
37を搬送モータFEEDMTRにより回転してプラテ
ンガラス3上の原稿をシートパスcからシートパスeに
搬送する。このシートパスeに搬送された原稿は、排紙
ローラ540により原稿を積載トレイ510の原稿束S
上に戻される。
【0056】第2の排紙モードは、読み取り終了後、再
びベルトモータBELTMTRを回転させて全面ベルト
536を駆動し、その後排紙モータ552を回転させる
ことで排紙ローラ552を駆動して、排紙トレイ550
に原稿を排出し、積載する。
【0057】また、プリサイクルエンドセンサ542
は、原稿の最終紙を検知するもので、LEDの発光部と
フォトトランジスタの受光部からなる光学式センサであ
り、積載トレイ510の上面に配置されている。原稿が
順次給送され、最終原稿の後端がプリサイクルエンドセ
ンサ542を抜けることで、シート原稿Pの最終原稿を
検知する。
【0058】給送手段は、両面原稿時に、原稿を一旦シ
ートパスa,bからcに導き、次いで反転ローラ537
を回転し、フラッパ541を切り換えることで原稿の先
端をシートパスdに導き、次いでレジストローラ535
によりシートパスbを通し、この後全面ベルト536で
原稿をプラテンガラス上に搬送して停止することで原稿
を反転させている。すなわち、原稿をシートパスc〜d
〜bの経路で反転させている。
【0059】なお、シート原稿Pを1枚ずつシートパス
a〜b〜c〜d〜eを通して、一循環するまで搬送する
ことによって、シート原稿Pの原稿枚数をカウントする
ことが出来る。
【0060】積載トレイ510には、原稿規制板(不図
示)が設けられ、規制板を原稿に接することにより原稿
搬送時の斜行を防ぐとともに、原稿規制板には連動する
ボリューム(不図示)が接続されていて、原稿規制板の
位置に応じた電圧値を検知することにより、原稿幅サイ
ズを検知する。
【0061】また、原稿搬送中に原稿がレジストセンサ
543を通過している間の、搬送モータクロックセンサ
544cのパルス量を測定することにより、原稿搬送方
向の長さを検知する。ここで、544aは搬送モータで
あり、544bは搬送モータクロックである。
【0062】この二つの検知結果から、搬送される原稿
のサイズが判別され、原稿サイズデータとして本体制御
部に送られる。
【0063】次に、図3に示されるADF2を制御する
制御回路について図4を参照して説明する。図4に、図
3に示されるADF2の制御回路のブロック図を示す。
【0064】図4に示されるように、この制御回路はR
AMを内蔵したワンチップマイクロコンピュータ(CP
U)100を中心に構成されており、ADF2の調整値
・設定値をバックアップするためのEEPROM103
や、ROM102を備えている。また、CPU100の
入力ポートには各種センサの信号が入力される。
【0065】また、このCPU100のアナログ/デジ
タル変換端子には、原稿幅検知のためのスライドボリュ
ーム120からの出力電圧が入力されており、スライド
ボリュームの値を255段階で連続的に検知できるよう
に構成されている。
【0066】また、CPU100には、分離センサ10
9、給紙カバーセンサ110、反転入り口センサ11
1、反転レジセンサ112、及びDF開閉センサ113
が接続されており、レジストセンサ116、原稿検知セ
ンサ117、プリサイクルエンドセンサ118、及び反
転出口センサ119からの入力も他のアナログ/デジタ
ル変換端子に入力されており、センサの状態を監視して
いる。
【0067】さらに、このCPU100の出力ポートに
は、ドライバを介して、例えば分離モータ104や、ベ
ルトモータ106や、電磁ブレーキ108等の各負荷が
接続されている。
【0068】尚、搬送クロックセンサ114及び排紙ク
ロックセンサ115は、それぞれ搬送モータ105、排
紙モータ107の回転量を検出するとともに、各モータ
の異常検知にも使用される。
【0069】また、ADF2は通信IC101を介して
画像形成装置本体1との間で制御データの授受を行って
おり、受信データとしては、画像形成装置本体1からの
原稿給紙トリガ、原稿交換トリガ、原稿排紙トリガ等が
あり、更に送信データとしては、原稿給紙/交換/排紙
の各動作完了信号、検知した原稿サイズデータ、原稿束
の区切れを知らせる最終原稿信号等がある。
【0070】また、ROM102には、ADF2を制御
するための制御手順(制御プログラム)があらかじめ格
納されており、その制御手順に従って各入出力を制御す
る。
【0071】次に、図1に示される画像形成装置の電源
系統について図5を参照して説明する。図5に、図1に
示される画像形成装置の電源系統図を示す。
【0072】図5に示されるように、電源は、画像形成
装置本体1からロジック系電源とパワー系電源の2系統
でADF2に供給されている。ロジック系電源は、スイ
ッチングレギュレータ302に入力すると共に、ロジッ
ク回路303や、センサ305等に用いられ、パワー系
電源は、電源制御回路301から、モータドライバ30
4等に供給され、モータ306等の駆動に用いられる。
【0073】また、パワー系の電源制御回路301は、
CPU100からの命令により、パワー系電源のオン/
オフの制御が可能である。また、画像形成装置本体1と
ロジック回路303とは、通信IC101をインタフェ
ースとして、通信ラインを介しても接続されている。
【0074】次に、図6を参照して、例えば図3に示さ
れる、本発明に係る画像形成装置が具備する、プリサイ
クルエンドセンサ542の回路構成について説明する。
図6に、本発明に係る画像形成装置の一実施形態におけ
るプリサイクルエンドセンサの回路構成図を示す。
【0075】まず、図6の(a)に示されるように、プ
リサイクルエンドセンサ542は発光部542bと受光
部542aとで構成される反射型の光学式センサを用い
ており、積載トレイ510上に原稿が置かれると発光部
542bの赤外光が反射して受光部542aで受光さ
れ、シート原稿有りと検知する。
【0076】発光部542bはLEDであり、発光の積
算時間が長くなると、光量が低下してくる。そこで、光
量を一定に保つ為に、定期的に調整を行う。マイコン1
00は、発光部542bの発光光量をD/Aコンバータ
によって変化させることが可能である。
【0077】その調整方法は、スタンバイ状態で調整モ
ードに入り、反射率の低い黒紙原稿を積載トレイ510
におき、調整スイッチ(不図示)をオンにして調整を開
始する。
【0078】すなわち、図6の(b)に示されるよう
に、マイコン100のアナログ/デジタル変換入力(以
後A/D入力とする)=センサ信号出力レベル420の
値が一定値になるように、マイコン100は、発光部5
42bの発光光量をD/Aコンバータによって変化させ
て、補正を行う。このD/Aコンバータの出力値を補正
電圧421と呼ぶ事にする。一連の調整動作が終了する
とマイコン100はD/Aコンバータの出力値を補正値
に固定する。
【0079】ここで、図6において、422はバッファ
であり、425は比較器であり、426はトランジスタ
である。
【0080】次に、図3に示されるプリサイクルエンド
センサ542の発光制御について図7を参照して説明す
る。図7に、図3に示されるプリサイクルエンドセンサ
542の発光制御動作のフローチャートを示す。
【0081】通常、スタンバイ状態で積載トレイに原稿
が載置されていない場合には、プリサイクルエンドセン
サの発光部は発光していない。積載トレイに原稿が置か
れ、原稿検知センサ(図3の553)がオンすると(S
301)、プリサイクルエンドセンサの発光をオンにす
る(S302)。
【0082】原稿検知センサがオンしている間は、プリ
サイクルエンドセンサの発光もオンのまま保っている。
この状態で、原稿検知センサがオフ(S303において
Y)になると(積載トレイ上から原稿が無くなると)、
プリサイクルエンドセンサの発光もオフさせる(S30
4)。
【0083】このようにすることで、不要な場合はプリ
サイクルエンドセンサの発光部(主にLED)の発光は
させない。
【0084】したがって、上記説明した、本発明に係る
シート搬送装置、及び画像形成装置の一実施形態におい
ては、プリサイクルエンドセンサ542を、例えば原稿
がセットされている場合というように、必要な場合に動
作(発光)させて、不必要な場合には動作(発光)させ
ていないため、プリサイクルエンドセンサ542による
検知精度を損なうことなく、その寿命を長くすることが
できる。
【0085】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、シート材束載置手段上にシート材束が載置さ
れていない場合には、第2のシート検知手段の発光部の
発光を停止させることで、第2のシート検知手段の検知
精度を保ちつつ、その寿命を延ばすことが可能なシート
搬送装置、及び画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施形態の構造
図である。
【図2】図1に示される画像形成装置が具備する操作部
の上面図である。
【図3】図1に示される画像形成装置が具備するシート
搬送装置の概略構成図である。
【図4】図3に示されるシート搬送装置の制御回路のブ
ロック図である。
【図5】図3に示されるシート搬送装置の電源系統図で
ある。
【図6】図3に示されるシート搬送装置の光学式センサ
の回路構成図である。
【図7】図3に示されるシート搬送装置の光学式センサ
の発光制御の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 画像形成装置本体 2 シート搬送装置 3 プラテンガラス 100 CPU 101 通信IC 102 ROM 103 EEPROM 104 分離モータ 105 搬送モータ 106 ベルトモータ 107 排紙モータ 108 電磁ブレーキ 109 分離センサ 110 給紙カバーセンサ 111 反転入り口センサ 112 反転レジセンサ 113 DF開閉センサ 114 搬送クロックセンサ 115 排紙クロックセンサ 116 レジストセンサ 117 原稿検知センサ 118 プリサイクルエンドセンサ 119 反転出口センサ 120 スライドボリューム 201 電源スイッチ 202 リセットキー 203 コピースタートキー 204 クリアキー 205 IDキー 206 ストップキー 301 電源制御回路 302 スイッチングレギュレータ 303 ロジック回路 304 モータドライバ 305 センサ 306 モータ 420 センサ信号出力レベル 421 補正電圧 422 バッファ 425 比較器 426 トランジスタ 510 積載トレイ 530 給紙手段 531 半月ローラ 532 分離搬送ローラ 535 レジストローラ 536 全面ベルト 537 反転ローラ 540 排紙ローラ 541 フラッパ 542 プリサイクルエンドセンサ 542a 受光部 542b 発光部 543 レジストセンサ 544a 搬送モータ 544b 搬送モータクロック 544c 搬送モータクロックセンサ 550 排紙ローラ 551 排紙トレイ 552 排紙モータ 553 原稿検知センサ 901 レジストローラ 902 画像形成部 904 定着装置 905 排出ローラ対 907 光源 908 レンズ系 909 給紙部 910,911 カセット 912 ペディスタル 913 デッキ 914 感光ドラム 915 現像機 916 転写用帯電器 917 分離帯電器 918 クリーナ 919 一次帯電器 920 搬送装置 930 制御装置 P シート原稿 S シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 慶幸 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 長宝 哲 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 3F048 AA02 AA05 AB02 BB01 CB03 DC12 EB02 3F054 AA02 AB01 AC02 AC05 BA03 CA10 CA23 CA25 CA32

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1以上のシート材により構成
    されるシート材束を載置するシート材束載置手段と、 前記シート材束載置手段に設けられた、前記シート材束
    載置手段に前記シート材束が載置されたか否かを検知す
    る第1のシート検知手段と、 前記シート材束載置手段において、前記第1のシート検
    知手段よりもシート材搬送方向上流側に設けられた、光
    を発する発光部を具備し、該発光部から発せられた光が
    前記シート材により反射した反射光を受光して、前記シ
    ート材束載置手段上に前記シート材束が載置されている
    か否かを検知する第2のシート検知手段と、を備えたシ
    ート搬送装置において、 前記第1のシート検知手段により前記シート材束が載置
    されたと検知された場合は、前記発光部の発光を行わ
    せ、 前記第1のシート検知手段により前記シート材束が載置
    されていないと検知された場合は、前記発光部の発光を
    停止させることを特徴とするシート搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記第2のシート検知手段が、 前記シート材束載置手段上の前記シート材束のシート材
    が最終シート材であるか否かを検知するための最終シー
    ト材検知手段であることを特徴とする請求項1に記載の
    シート搬送装置。
  3. 【請求項3】 上記請求項1又は2に記載のシート搬送
    装置により搬送されたシート材の画像を形成する画像形
    成手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
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