JPH0693147B2 - 自動原稿供給装置を有する複写機 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ この発明は自動原稿供給装置を有する複写機に関し、さ
らに詳細にいえば、必要に応じて複写紙に複写データを
自動的に形成し、上記形成された複写データに基いて自
動的に複写動作を遂行することができる新規な複写機に
関する。

＜従来の技術＞ 最近の複写機は多数枚の複写紙に対する複写処理の効率
を高めるために、予めセットされた原稿を１枚ずつ送込
んで、順次複写動作を行なわせる自動原稿供給装置を取
付けたものが提供されている。そして、このような複写
機において使用される一群の原稿は、その全てが同一条
件での複写動作を行なわせるものである場合な希であ
り、通常複写枚数、複写紙サイズ等が異なる条件で複写
動作を行なわせるものである。このような状況の下にお
いては、複写条件が異なる毎に複写データの設定を行な
わなければならないのであれば、自動原稿供給装置を取
付けたこの利点の大半は失われてしまうことになる。

このような点を配慮して、自動原稿供給装置を有する複
写機としては、従来から、 原稿以外の用紙に必要な複写データを表示させ、複
写動作を遂行する前に表示されているデータを読取り、
読取りデータに基いて初期状態を設定して、以後設定条
件に基いた複写動作を遂行するもの（特開昭57-208566,
59-121353号公報参照）、および 原稿の隅部に必要な複写データを表示させ、原稿の
露光を行なうことにより、同時に表示されているデータ
を読取り、読取りデータに基いて初期状態を設定して、
以後設定条件に基いた複写動作を遂行するもの（特開昭
53-48533号公報参照）が提案されている。

＜発明が解決しようとする問題点＞ 上記の構成のものであれば、複写動作をおこなわせる
べき原稿以外に複写データを表示した用紙を、複写デー
タが変動する箇所毎に挿入することにより、各原稿毎に
必要な複写データに基いて複写動作を行なわせることが
できるのであるが、セットする前に専用の用紙の所定位
置に必要な複写データを表示しなければならず、しかも
この表示は操作者等がマーカ、穿孔手段等により形成し
なければならないので、作業が煩わしいという問題があ
る。

他方、上記の構成のものであれば、複写データの表示
を行わせるために専用の用紙を使用する必要がないとい
う点において優れているが、原稿の隅部に複写データを
表示するのであるから、複写画像に悪影響がないように
配慮しなければならず、しかもデータの表示位置につい
ても、予め表示枠等が形成されているわけではなく、読
取りのタイミングに合わせて正確に設定しなければなら
ないのであるから、操作者等がマーカ、穿孔手段等によ
り複写データの表示を形成する場合には、例えば専用の
テンプレート等を使用しなければならず、作業が非常に
煩わしいという問題がある。

この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、
複写データの表示を、使い慣れた操作パネルにおけるキ
ー入力を行なうのみで自動的に、かつ正確に、安価な複
写紙の所定位置に形成することができるとともに、この
複写紙を使用することにより、自動的に複写動作のため
の初期状態を設定することができ、複数枚の原稿に対す
る連続的な自動複写を行なうことができる自動原稿供給
装置を有する複写機を提供することを目的としている。

＜問題点を解決するための手段＞ 上記の目的を達成するための、この発明の自動原稿供給
装置を有する複写機は、画像形成用の感光体と、感光体
上の不要電荷を除去するためのブランクランプとを備え
る。ブランクランプは、複数のランプが直線状に配列さ
れていて、その一端部に備えられたランプ照射方向前面
にスリット板が配置されている。それゆえ、一端部に備
えられたランプの照射光は、細いスリット光となるよう
にされている。さらに、この複写機には、複写動作デー
タを入力するための入力キーと、複写動作用のデータセ
ット状態とバーコード形成用のデータセット状態とを選
択する選択手段と、選択手段でバーコード形成用のデー
タセット状態が選択されているときに、入力キーから複
写動作データが入力されると、入力された複写動作デー
タをバーコード形成用データとして設定する設定手段
と、選択手段で複写動作用のデータセット状態が選択さ
れ、複写動作データが入力された後複写が行われるとき
に、設定手段にバーコード形成用データが設定されてい
れば、このバーコード形成用データに基いてブランクラ
ンプの一端部に備えられた上述のランプを制御してスリ
ット光を任意のタイミングで照射し、複写紙の所定位置
にバーコード形成用データに対応したバーコードを形成
するバーコード形成手段とを備えている。さらに、自動
原稿供給装置の所定位置に取付けられたバーコード読取
り手段と、バーコード読取り手段からの出力信号を入力
として複写動作の初期状態を設定する初期状態設定手段
とを備えたことを特徴とするものである。

＜作用＞ 上記の構成の複写機であれば、選択手段によりバーコー
ド形成用のデータセット状態を選択して操作パネル上の
キー操作を行うことによりデータを入力し、入力された
データをバーコード形成用データとして設定手段に設定
させる。次いで、複写動作用のデータセット状態を選択
して必要な複写データをセットし、複写動作を行なわせ
る。すると、バーコード形成手段により、ブランクラン
プの一端部に備えられたランプを制御して、複写紙の所
定位置にバーコード形成用データに対応したバーコード
を形成することができる。

そして、バーコードが表示された複写紙を自動原稿供給
装置にセットして複写動作を開始させれば、原稿供給装
置においてバーコード読取手段によりバーコードが読取
られ、初期状態設定手段により、バーコードで表示され
ている複写データに基づ初期設定が行なわれる。よっ
て、その後は設定状態に対応する複写動作を各原稿に対
して順次行わせることができる。この場合、原稿が複数
種類あり、しかも原稿によって原稿サイズが異なってい
るような場合や、原稿によって複写枚数が異なっている
場合に、各種類の異なる原稿の１枚目に上記バーコード
が記録された原稿を配置しておけば、原稿供給装置を用
いて、種類の異なる原稿を自動で連続的に複写すること
ができる。

バーコード形成手段は、この発明ではブランクランプを
含む構成になっているので、特別のバーコード形成装置
を取り付ける必要はなく、従来より備えられている構成
を用いて機能が追加された複写機を作成できる。

＜実施例＞ 以下、実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。

第５図は自動原稿供給装置を有する複写機の内部構成を
明示する概略図である。

（１）は複写機本体であり、区画板（11）によって内部
が上部室（12）と下部室（13）に区画され、上部室（1
2）内に原稿走査露光用の光学部（２）が設けられ、下
部室（13）内に、複写紙（Ｐ）上に複写画像を形成する
複写処理部（４）、および複写紙搬送部（５）が設けら
れている。そして、複写機本体（１）の上面に自動原稿
供給装置（７）（以下ADF（７）と略称する。）が取付
けられているとともに、複写紙搬送部（５）の複写紙搬
出側にソータ（８）が取付けられている。

ここで、光学部（２）としては、光源（21）、平面反射
鏡（22）（23）（24）、レン（25）、および平面反射鏡
（26）を有し、光源（21）および平面反射鏡（22）（2
3）（24）を矢印Ａで示す方向に移動させることにより
コンタクトガラス（14）上に原稿を走査露光可能とした
構成である。そして、光源（21）および平面反射鏡（2
2）が同一速度で移動し、平面反射鏡（23）（24）も同
一速度で移動し、前者の移動速度が後者の移動速度の２
倍に設定されている。

また複写紙搬送部（５）としては、給紙ローラ（51）
（52）、給紙路（53）（54）、レジストローラ（55
a）、搬送ローラ（56）、搬送ベルト（57）、加熱定着
ローラ（58）、および排出ローラ（59）を有し、何れか
の給紙ローラを選択的に駆動することにより、何れかの
給紙カセット（16）又は（17）から１枚宛複写紙（Ｐ）
を取り出し、複写処理部（４）に導いてトナー像を転写
させ、加熱定着ローラ（58）によってトナー像を加熱
し、定着させた後、ソータ（８）に排出するようにした
構成である。また複写処理部（４）としては、図中Ｃで
示す方向に回転する感光体ドラム（41）の周囲に帯電チ
ャージャ（42）、ブランクアップ（Ｂ）（このブランク
ランプ（Ｂ）はバーコード形成手段としても働く。）、
現像装置（43）、転写チャージャ（44）、分離チャージ
ャ（45）、およびクリーナ（46）をこの順に配設してあ
り、帯電チャージャ（42）によって均一に帯電させた感
光体ドラム（41）に原稿像を結像させて静電潜像を形成
させ、感光体ドラム（41）の外面周縁部の静電荷をブラ
ンクランプ（Ｂ）により除去する。このとき、後述する
ように、設定手段にバーコード形成用データが設定され
ていれば、感光体ドラム（41）の所定位置に、設定手段
に設定されているバーコード形成用データに対応したバ
ーコードの潜像をブランクランプ（Ｂ）で形成する。そ
の後、現像装置（43）によってトナー像に顕像化し、転
写チャージャ（44）によってトナー像を複写紙（Ｐ）上
に転写し、残留トナーをクリーナ（46）で回収するよう
にした構成であるが、この構成に限定されるものではな
く、例えばベルト状の感光体を用いたもの等、従来公知
の他の構成の複写処理部を用いることもできる。

ADF（７）は、複写機本体（１）の上面に取付けられる
ケーシング（70）の内部に、コンタクトガラス（14）上
に位置するように搬送ベルト（71）を設け、複写機本体
（１）の、走査露光終了側上方（図中右上方）に原稿台
（72）を設け、更に原稿台（72）の上方に、原稿を１枚
宛送り出す給紙ローラ（73）を設け、原稿台（72）と搬
送ベルト（71）との間に原稿搬送用のレジストローラ
（74）、および光電スイッチ等で構成される、バーコー
ド読取り用のセンサ（S1）を設け、走査露光開始側（図
中左側）に、搬送ベルト（71）とコンタクトガラス（1
4）との間から送り出される原稿を排出する排出ローラ
（75）、および排出される原稿をケーシング（70）の上
部に向かって導びく案内板（76）を設けてあり、給紙ロ
ーラ（73）により１枚だけ取り出された原稿をレジスト
ローラ（74）によって搬送ベルト（71）とコンタクトガ
ラス（14）との間に導きながらセンサ（S1）によって原
稿の隅部に形成したバーコードを読取り、複写動作用の
設定位置に位置決めした状態で、バーコードにより表示
された複写データを基いて原稿の走査露光を行ない得る
ようにし、走査露光完了後は原稿を図中左方に搬送し、
送出することにより、案内板（76）によってケーシング
（70）上に排出し得るようにした構成であるが、この構
成に限定されるものではなく、例えば原稿を搬送ベルト
（71）の左方にそのまま排出するもの等、種々の構成の
ものを用いることができる。そして、原稿台（72）から
の原稿送り込み方向は、光学部（２）による走査露光終
了位置側から走査露光開始位置に向かう方向としてい
る。

ソータ（８）は、上記排出ローラ（59）から送出される
複写紙（Ｐ）を案内する第１案内部材（81）の所定位置
に、ソート状態と非ソート状態とに対応して動作して複
写紙案内方向を切替える切替部材（82）を取付けてお
り、ソート状態において複写紙（Ｐ）を上方に案内する
吸着式ベルト（83）、および吸着式ベルト（83）の全範
囲にわたって上下移動可能な第２案内部材（84）によ
り、選択的に所定のソートビン（85）に複写紙（Ｐ）を
排出できるようにしているとともに、非ソート状態にお
いて取付位置が固定されている第３案内部材（86）によ
りノンソートビン（87）に複写紙（Ｐ）を排出するよう
にしている。

第４図は操作パネル（101）の平面図であり、プリント
キー（90）、複写データ設定モード選択キー（91）、バ
ーコードデータ設定モード選択キー（92）、クリアキー
（93）、テンキー（94）、表示器（95）、複写紙サイズ
設定キー（96）、原稿サイズ設定キー（97）、とじしろ
（複写物中における余白部分の幅）設定キー（98）、変
倍率設定キー（99）、およびソートモード設定キー（10
0）等を有している。

第１図はADFを有する複写機の構成を示すブロック図で
あり、操作パネル（101）からの各種キー信号をキー入
力判別手段（102）を介して、初期状態設定手段として
の１チップマイコン（103）に印加しているとともに、
バーコード読取り用のセンサ（S1）からの読取り信号を
ADFの読取り判別手段（104）を介して上記１チップマイ
コン（103）に印加している。そして、上記１チップマ
イコン（103）からの各制御信号を、ブンランクランプ
制御手段（105）、バーコード制御手段（106）、および
駆動制御手段（107）に印加し、上記ブランクランプ制
御手段（105）からの制御信号によりブランクランプ
（Ｂ）を制御し、バーコード形成時には上記バーコード
制御手段（106）からの制御信号によってもブランクラ
ンプ（Ｂ）を制御し、上記駆動制御手段（107）からの
制御信号により構成各部の装置を制御するようにしてい
る。そして、上記構成各部の装置の動作状態を示す信号
を上記１チップマイコン（103）に印加している。

以上の構成であれば、バーコードデータ設定モード選択
キー（92）を操作した状態で、テンキー（94）、複写紙
サイズ設定キー（96）、原稿サイズ設定キー（97）等を
操作することにより、バーコードとして表示すべき複写
データを入力して、バーコード形成用データを１チップ
マイコン（103）のメモリ等に設定することができる。
次いで、複写データ設定モード選択キー（91）を操作し
た状態で、上記のように必要な複写データを入力するこ
とにより、複写動作遂行のための初期設定を完了する。

その後、複写動作をおこなわせると、先ずADF（７）よ
り原稿を所定位置にセットし、次いで光学部（２）によ
り原稿を露光し、複写処理部（４）において原稿像およ
び１チップマイコン（103）のメモリ等に上述のように
バーコード形成用データが設定されていれば、そのバー
コード形成用データに対応する静電潜像の形成、顕像化
等の処理を行ない、複写紙搬送部（５）により搬送され
る複写紙（Ｐ）の上にトナー像を転写し、定着すること
ができ、定着後の複写紙（Ｐ）を、設定状態に対応させ
てソータ（８）により所定のビン上に排出することがで
きる。

以上のようにして得られた複写物は、第２図に示すとお
りであり、複写紙（Ｐ）の周縁部を除く所定範囲に原稿
像に対応する複写画像（IM）が形成されているととも
に、周縁余白部（Ｗ）の所定位置に、上記設定されたバ
ーコードデータに対応するバーコード（BA）が形成され
ている。

上記第２図に示す複写物を原稿として使用する場合に
は、原稿を単にADF（７）の原稿台（72）にセットして
複写動作を開始させればよく、センサ（S1）により上記
バーコード（BA）を読取り、この読取りデータに基いて
複写データを設定することができるので、複写データの
設定を忘れ、或は間違うという不都合なく、確実に所望
の複写物を得ることができる。

したがって、複写データが異なる原稿群の始めにセット
する原稿の所定位置にバーコード（BA）を形成しておく
ことにより、各原稿に対応する最適品質の複写物を自動
的に得ることができ、全ての複写動作が完了するまでは
他の事務処理を行なうことが可能になるので、事務処理
全体としての効率を高めることができる。

また、複写データを修正する場合には、操作パネル上の
キー操作を行うことによりバーコードデータを設定し
て、複写動作を行なわせるのみでよく、簡単に複写デー
タの修正を行なうことができる。

第３図は、ブランクランプ（Ｂ）の概略斜視図である。
ブランクランプ（Ｂ）は長手のケース（B1）を備える。
ケース（B1）には直線状に多数の収納室（B2）が配列さ
れており、その中にはランプが収納されている。ランプ
が点灯されるとその光が感光体ドラム（41）へ照射さ
れ、感光体ドラム（41）上の不要な電荷が除去される。
ブランクランプ（Ｂ）の一方の端部に位置するランプ
（図示せず）の照射方向前面には、スリット状の開口部
（B3）が形成されたスリット板が配置されている。この
開口部（B3）内のランプは前述した第１図に示すバーコ
ード制御手段（106）で点灯、消灯制御され、これによ
りバーコードが形成される。このようにブランクランプ
（Ｂ）の一方の端部に位置するランプの点灯、消灯を制
御するのみでバーコードが形成できるから、構成が簡素
である。

＜発明の効果＞ 以上のようにこの発明は、設定手段にバーコード形成用
データが設定されているときには、複写時に、そのバー
コード形成用データに対応したバーコードをブランクラ
ンプを用いて複写紙の所定位置、たとえば端部に形成す
ることができる。したがって、バーコード形成に手間が
要らない。そしてこのバーコードが形成された複写紙を
自動原稿供給装置にセットして複写を行えば、バーコー
ドで表示された複写データが複写機にセットれて、その
複写データに基づく複写が行われる。しかも複写機自体
で複写紙に形成したバーコードを同じ複写機が読取るか
ら、形成されたバーコードを確実に読取ることができ
る。

さらにバーコード形成のための特別の部材をほとんど必
要としないので、従来の複写機の制御内容を少し変更す
るだけでよく、構成が簡素でかつ安価に製造することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はADFを有する複写機の構成を示すブロック図、 第２図はバーコードが形成された複写紙を示す図、 第３図はブランクランプの概略斜視図、 第４図は操作パネルの平面図、 第５図は自動原稿供給装置を有する複写機の内部構成を
明示する概略図。 （７）……自動原稿供給装置、 （47）……バーコード形成手段、 （91）……選択手段としての複写データ設定モード選択
キー、 （92）……選択手段としてのバーコードデータ設定モー
ド選択キー、 （103）……初期状態設定手段としての１チップマイコ
ン、 （Ｂ）……ブランクランプ、 （S1）……バーコード読取り手段としてのセンサ

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−48533（ＪＰ，Ａ) 特開 昭53−116839（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−5762（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−204059（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−121070（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−164767（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−35059（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−35060（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−35061（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−118774（ＪＰ，Ａ) 実開 昭53−129940（ＪＰ，Ｕ) 特公 平１−38309（ＪＰ，Ｂ２) 特公 平３−15751（ＪＰ，Ｂ２)

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】画像形成用の感光体と、複数のランプが直
   線状に配列され、感光体上の不要電荷を除去するための
   ブランクランプとを備え、ブランクランプは、その一端
   部に配置されたランプの照射方向前面にスリット板が配
   置されて、そのランプからの光が細いスリット光として
   照射されるようにされており、さらに、複写動作データ
   を入力するための入力キーと、複写動作用のデータセッ
   ト状態とバーコード形成用のデータセット状態とを選択
   する選択手段と、前記選択手段でバーコード形成用のデ
   ータセット状態が選択されているときに、前記入力キー
   から複写動作データが入力されると、入力された複写動
   作データをバーコード形成用データとして設定する設定
   手段と、前記選択手段で複写動作用のデータセット状態
   が選択され、複写動作データが入力された後複写が行わ
   れるときに、前記設定手段にバーコード形成用データが
   設定されていれば、そのバーコード形成用データに基い
   て前記ブランクランプの一端部に備えられた前記ランプ
   を制御し、複写紙の所定位置にバーコード形成用データ
   に対応したバーコードを形成するバーコード形成手段
   と、自動原稿供給装置の所定位置に取付けられたバーコ
   ード読取り手段と、バーコード読取り手段からの出力信
   号を入力として複写動作の初期動作を設定する初期状態
   設定手段とを具備することを特徴とする自動原稿供給装
   置を有する複写機。