JP3317712B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3317712B2
JP3317712B2 JP28541391A JP28541391A JP3317712B2 JP 3317712 B2 JP3317712 B2 JP 3317712B2 JP 28541391 A JP28541391 A JP 28541391A JP 28541391 A JP28541391 A JP 28541391A JP 3317712 B2 JP3317712 B2 JP 3317712B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機などに代表さ
れる画像形成装置に係り、特に合紙モードを設定できる
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】合紙は所謂章区切り紙であって、所定の
章毎に合紙を挿入し、章の区切りを付けるためのもので
ある。この合紙モードを持つ画像形成装置は従来からあ
り、この従来のものでは、合紙を入れる位置を設定し、
その位置をそのまま表示するように構成されている。す
なわち、この種のものでは、合紙を入れる位置を入力順
に表示し、合紙位置を視認できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
合紙モードを有する画像形成装置にあっては、合紙を挿
入する位置は、単に入力順に表示されるだけで、このよ
うに入力順の表示であると、実際に合紙される位置とは
異なることが多い。そのためオペレータにとって合紙位
置を確認することが面倒で、能率的に問題があった。こ
れは、特に、合紙位置を後から追加したときなどに顕著
な問題となっていた。
【0004】また、画像の品質を考慮したときに、記録
媒体の質、例えば用紙の質が画像品質に大きな影響をお
よぼすことがある。すなわち、記録媒体としては、例え
ば普通紙、再生紙、OHPシート、厚紙、第2原図など
を使用することができるが、これらの記録媒体によって
画像形成条件が異なるので、オペレータが用紙の質を認
識していないと、記録媒体の種類’(質)によっては画
像品質が劣化することがある。
【0005】この発明はこのような従来技術の実情に鑑
みてなされたもので、その第1の目的は、合紙の供給順
序や合紙の追加位置を特に意識することなく入力可能で
あって、オペレータの処理効率を向上させることができ
る画像形成装置を提供することにある。
【0006】また、第2の目的は、第1の目的に加え
て、記録媒体の質に応じて最適は画像形成条件を設定可
能な画像形成装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は、記録
媒体に画像を形成する画像形成手段と、画像形成手段に
画像形成のための中綴じ用の記録媒体を供給する第1の
記録媒体供給手段と、画像形成手段に合紙用の記録媒体
を供給する第2の記録媒体供給手段と、合紙供給箇所を
指定する供給箇所指定入力手段と、指定された供給箇所
を表示する供給箇所表示手段と、前記供給箇所指定入力
手段によって指定された合紙箇所に合紙用の記録媒体を
前記第2の記録媒体供給手段から供給させ、合紙位置で
ない箇所には前記第1の記録媒体供給手段から中綴じ用
の記録媒体を供給する給紙制御手段と、複数の合紙供給
箇所を指定したときに、指定された供給箇所を供給順に
並び換え表示させる表示制御手段とを備えた第1の手段
によって達成される。
【0008】また、上記第2の目的は、第1の手段に、
さらに、記録媒体の質情報を入力する質情報入力手段
と、質情報入力手段によって入力された質情報を表示す
る表示手段とを備えた第2の手段によって達成される。
【0009】
【作用】上記第1の手段では、合紙供給箇所は供給箇所
指定入力手段によって指定され、その指定位置は供給箇
所表示手段に表示され、当該位置に合紙が供給される。
また、前記表示位置は複数の合紙供給箇所が指定された
ときには、表示手段によって順に並べ換えられた後、そ
の並べ換えた順で表示される。これにより、オペレータ
は簡単に並べ換え位置を確認することができる。
【0010】また、上記第2の手段では、予め記録媒体
の質情報を入力しておけば、その記録媒体に画像形成が
行われるときに、その質情報を確認することができ、こ
れにより、オペレータは質情報に応じて画像形成条件を
自動で、もしくは手動で設定することにより希望する品
質の画像を、簡単かつ効率よく記録媒体上に得ることが
可能になる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は本発明を適用したソータを有する複
写システムの全体構成を示す断面図、図2はソータの断
面図、図3はソータを図2の反対側から見た平面図、図
4はソータの一部を切欠いて示す平面図、図5はソータ
を図2において右から見た側面図、図6はチェックユニ
ットの構成を示す斜視図、図7は後処理ユニットを示す
斜視図、図8は後処理ユニットの揃え軸駆動ユニットを
示す斜視図、図9は複写機の操作部の一部を示す平面
図、図10は制御系の本発明に関連する部分のブロック
図、図11は本発明のペーパー有無検知機能ブロック
図、図12は図1のカセット40−1の周辺の具体的構
成例を示す図である。
【0012】まず、本発明が適用される複写装置の全体
構成の一例を、図1に示した側面図に基づいて説明す
る。
【0013】図1において、符号1は露光光学系の第4
ミラー、2はレンズ、ミラー等のトナーによる汚れを防
止するための防塵ガラス、3はADF(自動原稿送り装
置)、4はコンタクトガラス、5はイレーサ(イレース
ランプ)、6は帯電チャージャ、7はセレン光導電体を
用いた感光体ドラム、8は感光体ドラム7の表面温度を
検知するドラムサーミスタ、9は除電ランプ、10はレ
ンズ、11はクエンチングチャージャ(クリーニング後
チャージャ)、12はクリーニングユニット、13はバ
イアスローラ、25はPCC(クリーニング前チャージ
ャ)、14はハロゲンランプ等からなる露光照明ユニッ
ト、15は照明ユニット14等と一体に第1キャリッジ
を形成する第1走査ミラー、16,17はそれぞれ第2
キャリッジを形成する第2ミラー、第3ミラー、18は
転写紙に転写されたトナー像を定着させる定着部、19
は定着部18での定着後の転写紙の排出方向および排出
面を制御する反転部、20は排紙後の転写紙の仕分け等
を行うソータ(後処理機能付き)、26は分離爪、21
は搬送ベルトを示す。後処理機能とは、ステープルで綴
じることやパンチによる穿孔等の処理機能のことを言
う。
【0014】さらに、符号22,23,24,40−
1,40−2,40−3は転写紙をストックおよび供給
するためのトレイまたはカセットで、22は両面給紙ト
レイ、23は第1給紙トレイ、24は第2給紙トレイ、
40−1は第3給紙カセット、40−2は第4給紙カセ
ット、40−3は第5給紙カセット、29は給紙コロユ
ニット、30は縦紙搬送部、32は横紙搬送部、31は
転写紙の紙粉を除去するための紙粉取りコロ、27は分
離チャージャ、28は転写チャージャ、35はレジスト
ローラ、34は現像剤交換時の旧現像剤の回収を行う現
像剤回収容器、36はPTC(転写前チャージャ)、3
8は感光体ドラム7の温度を上昇させるためのドラムヒ
ータ、37は現像ユニット、39は消耗トナーを補給す
るためのトナーカートリッジ、33は感光体ドラム7を
回転可能に支持するドラム軸を示す。
【0015】次に上記構成を有する複写装置に動作につ
いて略述する。感光体ドラム7はドラム軸33に回転可
能に支持されて複写命令等により反時計方向に回転す
る。この感光体ドラム7の回転と同時に、該感光体ドラ
ム7上に付着したトナー、および不均一な電位が帯電チ
ャージャ6および現像ユニット37に到達しないよう
に、除電ランプ9、PTC36、分離チャージャ27、
転写チャージャ28、イレーサ5、クリーニングユニッ
ト12、バイアスローラ13、PCC25、クエンチン
グチャージャ11が駆動される。クリーニングユニット
12および、除電ランプ9を通過した後、感光体ドラム
7の表面電位はゼロとなる。
【0016】感光体ドラム7はメインモータ(図示せ
ず)により駆動される。このとき、画像先端は、制御部
よりクリーニングユニット12を通過した位置以降の部
分とする。
【0017】感光体ドラム7が定位置まで回転している
と、ADF3によってコンタクトガラス4上に置かれた
原稿は、第1走査ミラー15、照明ユニット14等と一
体になった第1キャリッジによって走査される。反射光
像は第1走査ミラー15、第2ミラー16、第3ミラー
17、レンズ10、第4ミラー1および防塵ガラス2を
経て感光体ドラム7上に結像される。
【0018】感光体ドラム7は帯電チャージャ6によっ
て帯電された後、イレーサ、すなわちイレーサランプ5
により不要な部分に光を当て、転写紙または投影画像に
適合した画像枠を作り、その後、反射光像により感光体
7上に潜像を形成する。このとき、等倍の画像を得るた
めに、感光体ドラム7と第1キャリッジは同一速度で駆
動される。感光体ドラム7上の潜像は現像ユニット37
によりトナー像として可視化される。この場合は現像ユ
ニット37に印加される電位を制御することにより、濃
いまたは淡い画像を得ることができる。
【0019】これと並行して、画面給紙トレイ22、第
1給紙トレイ23、第2給紙トレイ24、第3給紙カセ
ット40−1、第4給紙カセット40−2、または第5
給紙トレイ40−3内にストックされた転写紙は給紙コ
ロユニット29により紙検知(図示せず)が作動するま
で送られる。次に給紙タイミングで再度給紙コロユニッ
ト29が作動し、転写紙を縦紙搬送部30または横紙搬
送部32を通して予め停止しているレジストローラ35
に送り、感光体ドラム7上のトナー像の先端が合うタイ
ミングでレジストローラ35を駆動する。
【0020】感光体ドラム7上のトナー像は、転写チャ
ージャ28において転写紙に転写される。この時、感光
体7の表面は非常に滑らかであり、感光体ドラム7と転
写紙の密着力が大きいので、分離チャージャー27によ
り転写紙の電位を下げることにより、感光体ドラム7と
転写紙との密着力を解除させる。次いで、分離爪26に
より転写紙を感光体ドラム7から分離し、そしてこのよ
うにして分離された転写紙を搬送ベルト21によって定
着部18に送る。定着部18に送られた転写紙は、ここ
で、トナーに熱と圧力が加えられ、転写紙上のトナー像
は転写紙に定着させられ、その後、転写紙は反転部19
を介してソーター20に排出される。両面コピー等を行
う際には、反転部19を介して両面トレイ22に排出さ
れる。
【0021】転写後の感光体ドラム7の表にはトナー像
が少し残っているため、PCC25を作動し、クリーニ
ングユニット12内のクリーニングブラシおよびクリー
ニングブレードにて表面を清掃し、次のクエンチングチ
ャージャ11および除電ランプ9により表面電位を一定
にする。これらの制御タイミングは、主として感光体ド
ラム7の回転と同期して発生するパルスまたは感光体ド
ラム7を駆動するための基準パルスにより得られる。
【0022】次に、本実施例のソータ20の構成を図2
ないし図8に基づいて説明する。図2に示すように、複
写機より排出されたコピーの受入口には入口ガイド板4
3が設けられ、これに続いて上方へコピーを搬送するた
めの上下の搬送ベルト44,42、切換爪46、切換ガ
イド板45,47が設けられている。切換爪46による
上側の経路には排紙ローラ対48,49および排紙トレ
イ54が設けられ、切換爪46による下側の経路は、上
下方向に平行に尻上りに設けられた複数枚(図の例では
20枚)のビン55のコピー挿入側に沿うコピー縦送り
経路に続いている。
【0023】縦送り経路の各ビン55に対応する位置に
は偏向爪64および搬送ローラ62、排出ローラ63の
ローラ対が設けられており、搬送ローラ62の適宜の間
隔で設けられた複数個のものにはコピー縦送り経路を挟
んで従動ローラ65が圧接している。上記の搬送ベルト
44,42、排紙ローラ48,49、搬送ローラ62、
排出ローラ63は駆動モータ41により駆動される。
【0024】ビン55群の側方の上部と下部にはそれぞ
れ2個のプーリ53,69を設けた軸が機枠に軸支さ
れ、下部の軸は後処理ユニット移動用モータ68に接続
されている。上下の2対のプーリには後処理用ユニット
移動ベルト66が掛け渡され、これらのベルトにはチャ
ックユニット60と後処理ユニット61とがガイドユニ
ット51を介して取付けられている。ガイドユニット5
1を案内するため、ビン55群の側方にはソータのほぼ
全高に亘って鉛直方向にガイドレール67が設けられて
いる。
【0025】複写機から排出されたコピーは、入口ガイ
ド板43から挿入され、搬送ベルト対42,44により
挟まれて上部へ搬送される。今、通常排紙モード(排紙
トレイ54に排出するモード)であるとすると、切換爪
46が下がっていて、コピーは上側切換ガイド板47に
沿って、排紙ローラ対48,49により排紙トレイ54
に排出される。
【0026】また、今、ソートモード(ページ順に仕分
けるモード)および、スタックモード(ページ毎に仕分
けるモード)であるとすると、切換爪46が上がってい
て、コピーは下側切換ガイド板45に沿って下方に搬送
される。搬送ローラ62と従動ローラ65によって搬送
されたコピーは、偏向爪64が作動している箇所のビン
55に排出される。偏向爪64はモード(ソートまたは
スタック)に合った動きを行う。
【0027】ソートモードの時は、1ビン目の偏向爪6
4が作動して、第1ビン55に排出し、1ページ目の2
枚目のコピーは2ビン目の偏向爪が作動して第2ビン5
5に排出する。また2ページ目の1枚目は第1ビン55
に、2枚目は第2ビン55にそれぞれ排出される。この
ようにして、ソートモードの時は、1つのビンに1、
2、3、・・・・というようにページ順に排出される。
【0028】スタックモードに時は、1ページ目のコピ
ー全部を第1ビンに排出し、2ページ目のコピーを第2
ビンに排出させるように偏向爪64が作動する。このよ
うにして、スタックモードの時は、1つのビンに同一ペ
ージのコピーが排出され、ページ毎に仕分けられる。
【0029】また、ソートモードまたはスタックモード
中に偏向爪64付近でコピーがジャムしたような場合、
そのジャムコピー以後のコピーで切換爪46の前にある
コピーに対してはソータの内から排出させる機能があ
る。これは、ジャム時に切換爪46を切り換えて、後か
ら来たコピーをジャムさせずに排紙トレイ54に排出さ
せている。排紙トレイ54に排出されたコピーは、ジャ
ム除去後に手差しテーブル52から手差しローラ50に
より所定のビンに入れることができる。
【0030】また、ジャム以外でも、手差しテーブル5
2からコピーを挿入すると、モードに応じて各ビンへコ
ピーを排出し、仕分けることも可能である。このように
仕分けられたコピーに対して、後処理を行う後処理機能
について、以下説明する。
【0031】後処理ユニット61とは、ステープラ、パ
ンチャー等を意味する。後処理ユニットをそれぞれのビ
ンに対応した位置に移動させるため、後処理ユニットモ
ータ68を回転させ、下側および上側プーリ69,53
を介して後処理ユニット移動ベルト66を上下に動か
し、それにしたがいガードレール51を上下に動かすよ
うになっている。ガイドユニット51には車があり、ガ
イドレール67にしたがって移動するようになってい
る。
【0032】チャックユニット60とは、コピー束を後
処理ユニット61の位置まで運び、後処理実行後に再び
元の位置に戻す装置である。
【0033】図2では、ホーム検知片57によりホーム
センサ56がONさせられていて、第1ビン目のコピー
に対して後処理ができる状態になっている。この状態か
ら後処理を実行すると、実行後に後処理ユニット移動モ
ータ68のONにより後処理ユニット61が下がり、2
ビン目のビン位置検知片59により、ビン位置センサ5
8がONして後処理ユニット移動モータ68をOFFさ
せ、後処理ユニット61を停止させる。そして、第2ビ
ン目の後処理を行う。そして、所定のビンのコピーに対
する後処理の実行が終了すると、後処理ユニット61を
ホームポジションに移す。このようにして、複数のコピ
ー束の後処理を実行させることができる。
【0034】図3は、図2の反対側から見た図である。
図3では、図2で表現できなかったものについて説明す
る。本実施例のソータは20ビンのソータであり、それ
ぞれ10ビンずつの2ブロックに分かれ、上のブロック
にビンセンサ77,78があり、下のブロックにセンサ
81,84と排紙センサ80,83がある。また、排紙
トレイ54にも排紙センサ98,99がある。これらの
センサはLEDとホトトランジスタからなる透過式の光
学検知センサである。コピーが排出されたかどうかを検
出するのが排紙センサ77,78,80,83,98,
99であり、ビンにコピーがあるかどうかはビンセンサ
76,79,81,88によって判別される。このよう
なビンセンサ76,79,81,88により上ブロック
にコピーが乗っていれば下ブロックを使用するというこ
とが可能になっている。
【0035】コピーの後処理を行なうためには、複数の
コピーを揃えていなければならない。そのため本発明の
ソーターには、以下に説明するジョガーが備わってい
る。ジョガー移動モータ82によりプーリー85を介し
てジョガー駆動ベルト86が回転し、駆動軸96が回転
する。それによりプーリ74,87を介して上側および
下側ジヨガー移動ベルト73,88が移動して、それに
固定されている軸固定ユニット72および軸駆動95が
移動する。そして、所定のサイズ検知片92の位置をサ
イズ検知センサ93が検知してジヨガー駆動モータ82
が停止する。そしてコピーがビン55に排出されると排
紙センサ77,78、または80,83が検知して、揃
え軸駆動ユニット95が作動し、揃え板70が揃え軸7
1により動き、コピーを揃える。そして、後処理終了後
にジヨガー移動モータが逆回転し、ホームセンサ91が
ONされた位置で停止する。この位置は最大サイズの場
合の位置である、このようにして、コピーが排出される
毎に揃えられ、後処理の動作に備える。
【0036】図4は図2の上部から見た図である。ビン
55には、揃え軸71が最小サイズのコピー揃えが可能
な位置まで移動可能なように切欠きがある。また、揃え
板70は矢印のように回動し、コピーを揃える。この
時、コピーの他方の端を定位置にするためには、端面押
さえ板97がある。この端押さえ板97はチャックユニ
ット60の動きに応じて動くようになっている。
【0037】図5は図2の右側面から見た図である。ジ
ヨガー移動ベルト88により矢印のように移動し、各コ
ピーサイズに合わせて、サイズ検知片92の所で停止さ
せることができる。また、右方向の移動は、最大コピー
サイズに合わせたホームセンサ91がホーム検知片92
により作動させられた位置までである。
【0038】図6はチャックユニット60の詳細図であ
る。チャックユニット60はビン55上のコピーの束を
つかんで後処理ユニット(図6には書かれていない)6
1の所まで移動させ、後処理終了後、再びビン55上に
排出された時と同一の状態に戻す役目を持っている。
【0039】まず、モータ107がH方向に回転する
と、ウオームギア100が回転し、ギア101がI方向
に動く。すると、スパイラル軸106が回転し、移動棒
(これには、スパイラルの穴が空いている)105を介
して、移動板113、上側および下側チャック109,
110、および押し板112がB方向に移動する。B方
向に移動すると、位置片103によりホームセンサ10
2がONし、モータ107を停止させる。
【0040】また、逆にモータ107がG方向に回転す
ると、ギア101がJ方向に、そして、移動棒105、
移動板113、上側および下側チャック109,11
0、および押し板112がA方向に移動する。A方向に
移動すると、位置片103が先端位置センサ104をO
Nさせ、モータ107を停止させる。そして、ソレノイ
ド114をONさせるとチャック上109が引っ張り棒
108によりD方向に下がり、コピー束(図示していな
い)をつかむ。このとき、端面押え板97は押し板11
2によりF方向に下げられていて、コピー束の移動の邪
魔にならないようになっている。
【0041】そして、モータ107がH方向に回転する
とコピー束は、B方向に持ってこられる。押し板112
がB方向に戻ると端面押え板97はバネ111により元
に戻ろうとするが、コピー束がすでに上にあるためコピ
ー束の下で止まっている。ホーム位置まで移動板がくる
とモータ107を停止させ、その後、後処理ユニット6
1を作動させて、後処理完了後、再度モータをG方向に
回転させて、コピー束をA方向に戻す。再び位置検知片
103が先端位置検知センサをONさせるとモータ10
7が停止するとともに、ソレノイド114がOFFし、
コイルバネ115により上側チャック109が上に上が
り、コピー束が元の位置に戻り、端面押え板97も元の
位置に戻る。そして、モータ107がH方向に回転し
て、移動板113をホーム位置に押し、停止する。この
ようにして、チャックユニット60はビン上に排出され
たコピー束を後処理装置のところまで運んできて、再
び、元の位置に戻す動作を行う。
【0042】図7は後処理ユニット61の概略図であ
る。実施例としてステープラを図示して説明する。この
ステープラは電気信号によりモータ116がONされる
と、カートリッジ117内のステープル119を押し曲
げるようになっている。ステープル119は薄いテープ
により帯状につながれて、カートリッジ117内に丸め
込まれている。また、ステープル119の最後がニヤー
エンドセンサ(光学的に読み取る反射型センサ)118
を通過するとニヤーエンド信号が出力されるようになっ
ている。
【0043】図8は、図3および図4で示した揃え軸駆
動ユニット95の詳細図である。モータ120が1回転
すると、揃え板70はカム121、レバー122および
揃え軸71を介して矢印AB方向に扇形に回動する。こ
のようにしてコピーがビンに排出される毎にモータ12
0が1回転してコピーを揃えることができる。
【0044】図10は本発明における制御系ブロック図
である。本制御は、CPU300を中心にROM30
1、RAM302、INポート303、OUTポート3
04、I/Oポート305で構成されるマイクロコンピ
ュータシステムである。CPU300はプログラムを書
き込んだROM301により、随時RAM302を利用
しつつ、INポート303から各種の入力信号を受けて
OUTポート304に制御された信号を出力させ、複写
機およびソータの制御を行う。ソータの制御には、コピ
ーの仕分けを行った後の後処理動作(ステープル動作な
ど)も含まれる。I/Oポート305にはADF3の制
御ブロツクが接続されていて、CPU300と信号のや
りとりをする。ADF3はCPU300からの信号によ
り、原稿をコンタクトガラス上に給紙し、露光が終了し
たら排紙する。両面原稿のモード(両面片面モード、両
面両面モード)であれば第1面の露光終了後に反転させ
て再びコンタクトガラス上に給紙し、第2面の露光が終
了したら反転させて排紙するようになっている。また、
RAM302にはバックアップ用の電池306が接続さ
れていて不揮発メモリとなっている。
【0045】図9に、上記の複写機の操作部の一部を示
す。図において、操作部にはスタートキー201、テン
キー202、クリア/ストップキー203、モードクリ
アキー204、ガイガンスキー205、ガイダンス表示
器206、プログラムキー207、割り込みキー20
8、割り込み表示器209が設けられている。
【0046】230はLCD表示器で、タッチパネルと
組み合わせることで、自由にキーまたは表示を設定する
ことができる。また、入力可能なキーは白地に黒文字で
表示され、入力によりキーONと判断されたものは、反
転し黒地に白文字表示となる。LCD表示器内には、メ
ッセージ表示部210、セット枚数表示部211、濃度
入力キーおよび表示部212、自動濃度キーおよび表示
部213、手差しキーおよび表示部214、第1トレイ
キーおよび表示部215、第2トレイキーおよび表示部
216、第3トレイキーおよび表示部217、第4トレ
イキーおよび表示部218、第5トレイキーおよび表示
部219、自動用紙選択キーおよび表示部220、倍率
表示部221、用紙指定変倍キーおよび表示部222、
等倍キーおよび表示部223、仕上げキーおよび表示部
224、表紙/合紙キーおよび表示部225、編集キー
および表示部226、綴じ代キーおよび表示部227、
両面キーおよび表示器228、変倍キーおよび表示部2
29が設けられている。
【0047】最近の複写機は、多機能化が進み各種モー
ドが設定できるため、上述の如く、キーおよびその表示
も多機能にわたっているが、個々の内容については既に
周知のものであるため説明は省略する。
【0048】図11はペーパー有無検知機能ブロック図
である。複数の給紙段と、その各給紙段内のペーパーの
有無を検知するペーパー有無検知手段301と、各給紙
段に収納されているペーパーのサイズを検知するペーパ
ーサイズ検知手段302と、画像形成中、上記複数の給
紙段のうちの選択された給紙段から給紙が行なわれてい
るときに該給紙段に対してペーパーなしが検知された場
合、該給紙段に収納していたペーパーサイズと同一のサ
イズのペーパーを収納している他の給紙段が有ればその
給紙段から給紙するように自動的に切り換える給紙自動
切換手段303とを備えた画像形成装置において、上記
複数の給紙段のうちいずれかを特定の給紙段として設定
する特定給紙段設定手段304と、画像形成中、特定給
紙段設定手段304によって設定された給紙段には、該
給紙段がペーパーなしが検知された場合に、該給紙段に
収納していたペーパーサイズと同一サイズのペーパーを
収納している場合であっても、給紙自動切換手段303
による給紙切り換えを禁止する切換禁止手段305とを
設けたものである。
【0049】図12は図1の給紙カセット40−1を例
にとりその周辺の具体的構成例を示す図である。給紙カ
セット40−1には、複数枚のペーパーを載置する底板
411が昇降可能に設けられている。この給紙カセット
40−1のケース412の先端には図示しないサイズ識
別用の遮光板が固着され、その遮光板の遮光部を挟んで
カセットの装着および内部に収納すべきペーパーサイズ
を検知するための例えば5連のフォトインタラプタを用
いたペーパーサイズ検知413を配置し、そのケース4
12の裏面側には回転軸414によって上下方向に揺動
自在に枢着され、図示しないバネによって右旋習性が付
与された底板上昇アーム415を設けている。
【0050】また、給紙カセット40−1の上部には、
回転軸419によってその後部に遮光板416を一体に
形成したフィラ(アークチュエータ)417を揺動自在
に枢着し、その遮光板416の上昇によって光路が遮断
されるようにフォトインタラプタを用いたペーパーエン
ド検知センサ418を配置している。なお、呼び出しコ
ロ29はメインモータからの駆動力を給紙クラッチON
によって矢印方向に回転するようになっている。
【0051】ここで、給紙カセット40−1が図12に
示すように装着されると、底板上昇アーム415がケー
ス412の裏面側から上方向に回転し、その先端部をケ
ース412の切欠部412aを通して底板411の裏面
に付き当てた状態で底板411を上方に持ち上げ、それ
によって、底板411に載置されている最上位のペーパ
ーが呼び出しコロ29に当たって給紙可能な位置にセッ
トされる。
【0052】また、この給紙カセット40−1の装着に
よって、ペーパーサイズ検知センサ413はそのサイズ
識別用遮光板の遮光部を挟んだフォトインタラプタのみ
の光路が遮断されるため、それに応じた信号すなわちペ
ーパーサイズを示すコードを制御部へ出力することがで
きる。
【0053】さらに、フィラ417は給紙カセット40
−1が装着されていない時には二点鎖線で示すようにペ
ーパーエンド検知センサ418内に侵入してその光路を
遮断する位置にあり、底板411が押し上げられてその
最上位のペーパーによって先端部が押し上げられると右
旋方向に回転し、それによって遮光板416がペーパー
エンド検知センサ418内の外に出て光路の遮断を解除
する。
【0054】それによって、ペーパーエンド検知センサ
418の出力信号が変化するため、それを制御部が検知
することにより給紙カセット40−1内のペーパーの有
無を判定することができる。
【0055】なお、底板411のフィラ417と対向す
る部分には図示しない切欠部が形成されており、ペーパ
ーが載置されていない状態で底板411が上昇した時に
は、フィラ417はその切欠部によって上方に回転され
ることはないので、制御部はペーパー無しを検知する。
【0056】引続き上述のように構成された実施例に係
るに複写機の動作と制御について説明する。
【0057】まず、この実施例における複写機の合紙モ
ード時の全体の処理手順を図13に示す。合紙モードで
は、この複写機においては、最初にセット枚数入力ルー
チンにより、テンキー202からセット枚数を入力し
(ステップS1)、合紙(章区切り)モードを選択する
(ステップS2)。次いで、ADFに原稿をセットして
(ステップS3)スタートキー20が押下されるまでウ
ェイト状態となる(ステップS4)。そして、スタート
キーONでて初期設定を行う(ステップS5)。
【0058】初期設定が終了すると、ADFに原稿給紙
信号を送信し、原稿をコンタクトガラス上の複写可能位
置にセットし(ステップS6)、コピー枚数カウンタお
よび排紙枚数カウンタをクリアする(ステップS7)。
カウンタがクリアされると、複写動作を行い、セット枚
数に応じたコピーを作成し(ステップS8,9)、選択
された合紙モードにしたがって作成されたコピーの排出
の制御を行う(ステップS10)。そして、コピー枚数
がセット枚数に達するまで、複写動作以下を繰り返す
(ステップS11)。
【0059】複写動作が終了すると、ADFに原稿給紙
信号を送信し、原稿をコンタクトガラス上の原稿を排出
する(ステップS12)。まだ原稿があれば次の原稿を
給紙し、上述の複写動作を繰り返す(ステップS1
3)。原稿がない場合には、排紙完了まで待って(ステ
ップS14)搬送駆動モータをOFFする(ステップS
15)。そして、ステープルなどの後処理を実行して、
終了する(ステップS16)。
【0060】ステップS1のセット枚数入力のサブルー
チンは図14のフローチャートに示すような手順で実行
される。この処理手順では、まず、テンキー202が押
下されたかどうかチェックする(ステップS21)。次
いで、押下されたテンキーデータをRAM302にスト
アし(ステップS22)、セットされたRAMデータに
したがってセット枚数表示器204を点灯して(ステッ
プS23)リターンする。
【0061】ステップS2の合紙モードセットのサブル
ーチンは、図15に示すような手順で行われる。この処
理では、合紙キー225が押下されているかどうかチェ
ックし(ステップS31)、押下されていなければリタ
ーンし、押下されていれば、合紙モードフラグをセット
した後(ステップS32)、合紙供給位置入力処理を実
行して(ステップS33)リターンする。
【0062】ステップS5の初期設定のサブリーチンは
図16のフローチャートに示すような手順で実行され
る。この手順では、まず、原稿枚数カウンタをクリアし
(ステップS41)、搬送駆動モータをONする(ステ
ップS42)。次いで、ソートモードであるかどうかチ
ェックし(ステップS43)、もしソートモードでなけ
れば切換爪46を下げて排紙トレイ側に排出されるよう
にし(ステップS44)、もしソートモードであれば切
換爪46を上げてコピーがビン側に搬送されるようにし
て(ステップS45)リターンする。ステップS6のA
DFの原稿給紙サブルーチンは図17のフローチャート
に示すような手順で実行される。この手順では、ADF
に対して原稿給紙信号を出力して原稿を給紙させ(ステ
ップS51)、原稿枚数カウンタに1加算して(ステッ
プS52)リターンする。
【0063】ステップS8の給紙制御のサブルーチンは
図18のフローチャートに示すような手順で実行され
る。この処理では、まず、入力された合紙データをチェ
ックし、合紙タイミングかどうか判断する(ステップS
61)。もし、合紙タイミングであれば、合紙用紙を給
紙し(ステップS62)、合紙タイミングでなければ普
通紙を給紙して(ステップS63)リターンする。
【0064】ステップS10の排紙制御のサブルーチン
は図19のフローチャートに示すような手順で実行され
る。この処理では、まず、ソートモードであるかどうか
をチェックし(ステップS71)、ソートモードでなけ
れば排紙トレイの排紙センサチェックを行い(ステップ
S77)、排紙センサがONしたら排紙カウンタに1加
算して(ステップS78)リターンする。
【0065】ソートモードであれば、ビンの排紙センサ
チェックを行い(ステップS72)、排紙センサがON
したら排紙カウンタに1加算する(ステップS73)。
次いで、次のスタック動作のために、現在のビン偏向爪
をOFF、現在の1ビン下のビン偏向爪をONする(ス
テップS74)。この処理が終了したらセット枚数と排
紙枚数とが等しいかどうかのチェック(一枚の原稿に対
するコピーがすべて排出されたかどうかのチェック)を
行い(ステップS75)、排出されていれば、次の動作
のために現在のビンの偏向爪をOFF、ブロックの先頭
ビンのビン偏向爪をONして(ステップS76)リター
ンする。
【0066】ステップS16の後処理のサブルーチンは
図20のフローチャートに示すような手順で実行され
る。この処理では、ステープルモードであるかどうかチ
ェックし(ステップS81)、ステープルモードであれ
ばビン毎にステープル処理を実行して(ステップS8
2)リターンする。もし、ステープルモードでなければ
ステープル処理を実行せずにリターンする。
【0067】図21は合紙入力処理の処理手順を示すフ
ローチャートである。この処理では、まず、ステップS
91でテンキー202の入力を判断し、入力があれば、
言い換えれば押下されていれば、そのデータを現在入力
中の章のメモリに格納して(ステップS92)入力中の
章の表示位置503〜512(図23〜25)に表示し
(ステップS93)、テンキーの入力処理を実行する。
【0068】ステップS91の判断でテンキーの入力が
ないときには、♯キー502(図23〜25)の入力を
判断し(ステップS94)、押下されていれば入力中の
章が10章目、つまり合紙指定最終箇所かどうか判断し
(ステップS95)、10章目でなければ、次の章の入
力を開始する(ステップS96)。一方、ステップS9
5で現在入力中の章が合紙指定最終箇所である場合に
は、合紙位置入力を終了し、合紙データの並べ換え処理
を実行して(ステップS98)リターンする。
【0069】ステップS94で♯キー502が押下され
ていない場合、指定終了キーが押下されたかどうかを判
断し(ステップS97)、押下されていなければ、再び
ステップS91に返ってそれ以降の処理を実行し、押下
されていれば、ステップS98の並べ換え処理を実行し
て(ステップS98)リターンする。
【0070】このときの表示例が図23および図24に
図示されている。なお、ステップS98の合紙データ並
べ換えのサブルーチンは図22のフローチャートに示す
ような手順で実行される。
【0071】すなわち、この処理では、各章毎に記憶さ
れた合紙供給箇所データを、一時別メモリに格納し(ス
テップS101)、そのデータを順に判断して最も値の
小さなデータを第1章目の、つまり、第1番目に供給さ
れる合紙データとして第1章目メモリに格納し、次に小
さいデータを第2章目メモリに格納するというように値
の小さなデータから順に章区切り用のメモリに格納する
(ステップS102)。そして、すべてのデータを格納
し終えると、格納されたデータを各表示位置503〜5
12に再表示して(ステップS103)リターンする。
この表示例を図25に示す。
【0072】引続き、この複写機におけるカバーモード
時の動作と制御について説明する。図26はカバーモー
ド時の処理手順を示すフローチャートである。カバーモ
ードでは、前述の図13の合紙モードとステップS2と
ステップS8のサブルーチンを除いて基本的に同一なの
で、異なる処理部分についてのみ主に説明する。
【0073】カバーモードでは、図13のフローチャー
トで示したステップS2のサブルーチンがカバーモード
のセットのサブルーチン(ステップS2’−図27)と
ステップS8の給紙制御のサブルーチンをカバーモード
独自のサブルーチン(ステップS8’−図28)に置換
したもので、ステップS2’で表カバーモードあるいは
裏カバーモードを選択し、ステップS8’で選択された
カバーモードにしたがって作成されたコピー排出の制御
を行うようになっている。
【0074】具体的には、カバーモードのセットのサブ
ルーチンは図27のフローチャートに示すようなもので
ある。この処理では、カバーキー228が押下されたか
どうかをチェックし、押下されていなければリターンす
る(ステップS111)。押下されていれば、上下ビン
センサをチェックし、少なくとも一方に紙がある場合は
表カバーモード、表裏カバーモード、ソートモードおよ
びステープルモードをリセットしてリターンする(ステ
ップS112,117,122,123,124,12
5)。ともに紙がなかった場合、すでに表カバーモード
かどうかをチェック(ステップS112)し、すでに表
カバーモードであれば、表カバーモードをリセットし
(ステップS113)、表裏カバーモード、ソートモー
ドおよびステープルモードをリセットして(ステップS
114,115,116)リターンする。
【0075】表カバーモードでなければ、すでに表裏カ
バーモードかどうかをチェックし(ステップS11
7)、すでに表裏カバーモードであれば表カバーモー
ド、表裏カバーモード、ソートモードおよびステープル
モードをリセットして(ステップS122,123,1
24,125)リターンする。
【0076】表裏カバーモードでなければ、表カバーモ
ード、ソートモードおよびステープルモードをセットし
(ステップS118,120,121)、表裏カバーモ
ードをリセットして(ステップS119)リターンす
る。
【0077】カバーモードにおける給紙制御のサブルー
チンは図28のフローチャートに示すようなものであ
る。
【0078】この処理では、まず、給紙された原稿が先
頭ページであるかどうかをチェックし(ステップS13
1)、先頭ページであれば、表カバーモードあるいは表
裏カバーモードであるかチェックし(ステップS13
2,133)、もしどちらかであれば転写紙として特別
紙を給紙し(ステップS134)、どちらでもなければ
普通紙を給紙して(ステップS135)リターンする。
【0079】ステップS131の判断で、先頭ページで
なければ、給紙された原稿が最終ページであるかをチェ
ックする(ステップS136)。このステップの判断で
最終ページでなければ、転写紙として普通紙を給紙して
(ステップS139)、リターンする。最終ページであ
れば、表裏カバーモードであるかチェックし(ステップ
S137)、表裏カバーモードであれば転写紙として特
別紙を給紙し(ステップS138)、表裏カバーモード
でなければ転写紙として普通紙を給紙して(ステップS
139)リターンする。
【0080】引続き、用紙情報入力時の操作画面を図2
9に示し、この図を参照して操作画面について説明す
る。ユーザが、ペーパーエンド状態にあるトレイ217
を選択した場合、用紙補給メッセージ610が表示され
る。その際に、補給する用紙の情報を入力するためのキ
ーおよび表示器も同時に表示される。表示されるもの
は、紙質情報として、普通紙キーおよび表示器600、
再生紙キーおよび表示器601、OHPキーおよび表示
器602、厚紙キーおよび表示器603、第2原図キー
および表示器604、色情報として、指定無しキーおよ
び表示器605、青キーおよび表示器606、緑キーお
よび表示器607、黄キーおよび表示器608、ピンク
キーおよび表示器609である。この表示装置では、普
通紙キー600をONすると表示が反転し、他の紙質キ
ー601〜604がOFFされる。また、指定無しキー
をONすると表示が反転し、他の色キーがOFFされ
る。
【0081】ここで、図30ないし図33を参照して、
用紙情報入出力の動作を説明する。図30のフローチャ
ートは用紙補給表示の処理手順を示すもので、この処理
では、用紙補給メッセージが出力(ステップS143)
されるタイミングは、選択したトレイがペーパーエンド
の場合(ステップS141)か、トレイがオープンされ
た場合(ステップS142)である。その後、トレイが
クローズされるまでの間(ステップS145)用紙情報
の入力を処理し、設定する(ステップS144)。トレ
イがクローズされると、入力された情報を記憶する処理
(ステップS146)を行う。
【0082】図31は用紙情報の設定処理の処理手順を
示すフローチャートで、この処理では、普通紙キーがO
Nされたことを検知すると(ステップS151)、普通
紙キーをON表示し、他の紙質キーをOFFする(ステ
ップS152)。以下同様に、紙質キーの入力(ステッ
プS153,155,157,159)と表示処理を行
う(ステップS154,156,158,160)。
【0083】紙質キーの処理を終えると、色指定無しキ
ーが押下されたかどうかを検知し、ONされたことを検
知すると(ステップS161)、指定無しキーをON表
示し、他の色指定キーをOFFする(ステップS16
2)。以下同様に、色指定キーの入力(ステップS16
3,165,167,169)と表示処理を行う(ステ
ップS164,166,s168,s170)。
【0084】図32は用紙情報の記憶処理の処理手順を
示すフローチャートで、この処理では、まず、用紙情報
の入力を行っていたトレイを調べる。第1トレイならば
(ステップS180)、第1トレイ用の紙質メモリに、
現在の紙質設定状況を記憶し(ステップS181)、第
1トレイ用色メモリに、現在の色設定状況を記憶(ステ
ップS182)し、第1トレイの用紙情報を再表示させ
るようにフラグをセットする(ステップS183)。以
下同様に、入力を行ったトレイを調べ(ステップS18
4,188,192,196)、紙質をセットし(ステ
ップS185,189,193,197)、色情報をセ
ットして(ステップS186,190,194,19
8)再表示要求用のフラグをセットして(ステップS1
87,191,195,199)処理を終了する。
【0085】図33は用紙情報の表示処理の処理手順を
示すフローチャートで、この処理では、まず、第1トレ
イ用紙情報の表示要求が有るかを確認し(ステップS2
00)、あれば、第1トレイ用の紙質メモリの内容を表
示し(ステップS201)、第1トレイ用の色メモリの
内容を表示する(ステップS202)。以下同様に、各
トレイの用紙情報表示要求があれば(ステップS20
3,206,209,212)、そのトレイの紙質メモ
リの内容を表示し(ステップS204,207,21
0,213)、色メモリの内容も表示する(ステップS
205,208,211,214)。
【0086】
【発明の効果】これまでの説明で明らかなように、記録
媒体に画像を形成する画像形成手段と、画像形成手段に
画像形成のための中綴じ用の記録媒体を供給する第1の
記録媒体供給手段と、画像形成手段に合紙用の記録媒体
を供給する第2の記録媒体供給手段と、合紙供給箇所を
指定する供給箇所指定入力手段と、指定された供給箇所
を表示する供給箇所表示手段と、前記供給箇所指定入力
手段によって指定された合紙箇所に合紙用の記録媒体を
前記第2の記録媒体供給手段から供給させ、合紙位置で
ない箇所には前記第1の記録媒体供給手段から中綴じ用
の記録媒体を供給する給紙制御手段と、複数の合紙供給
箇所を指定したときに、指定された供給箇所を供給順に
並び換え表示させる表示制御手段とを備えた請求項1記
載の発明によれば、複数の合紙供給箇所が指定されたと
きには、表示手段によって順に並べ換えられた後、その
並べ換えた順で供給箇所表示手段で表示され、合紙が実
行される。これにより、オペレータは簡単に並べ換え位
置を確認することが可能となり、合紙の供給順序や合紙
の追加位置を意識せずに入力可能で、オペレータの処理
効率の向上を図ることが可能な画像形成装置を提供でき
る。
【0087】また、記録媒体の質情報を入力する質情報
入力手段と、質情報入力手段によって入力された質情報
を表示する表示手段とをさらに備えた請求項2記載の発
明によれば、予め記録媒体の質情報を入力しておけば、
その記録媒体に画像形成が行われるときに、その質情報
を確認することができ、これにより、記録媒体の質に応
じて最適な画像形成条件を設定可能な画像形成装置を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明を適用したソータを有する複写シ
ステムの全体構成を示す断面図である。
【図2】図2はそのソータの断面図である。
【図3】図3は図1を図2とは反対側から見た平面図で
ある。
【図4】図4はソータの一部を切欠いて示す平面図であ
る。
【図5】図5はソータの図2において右から見た側面図
である。
【図6】図6はチャックユニットの構成を示す斜視図で
ある。
【図7】図7は後処理ユニットを示す斜視図である。
【図8】図8は揃え軸駆動ユニットを示す斜視図であ
る。
【図9】図9は複写機の操作部の一部を示す平面図であ
る。
【図10】図10は実施例に係る複写機の制御系の本発
明に関連する部分のブロック図である。
【図11】図11は実施例に係るペーパー有無検知機能
ブロック図である。
【図12】図12は図1のカセットの周辺の具体的構成
例を示す図である。
【図13】合紙モード時の全体の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図14】セット枚数入力のサブルーチンにおける処理
手順を示すフローチャートである。
【図15】合紙モードセットのサブルーチンにおける処
理手順を示すフローチャートである。
【図16】初期設定のサブルーンにおける処理手順を示
すフローチャートである。
【図17】ADFの原稿給紙サブルーチンにおける処理
手順を示すフローチャートである。
【図18】給紙制御のサブルーチンにおける処理手順を
示すフローチャートである。
【図19】排紙制御のサブルーチンにおける処理手順を
示すフローチャートである。
【図20】後処理のサブルーチンにおける処理手順を示
すフローチャートである。
【図21】合紙入力処理の処理手順を示すフローチャー
トである。
【図22】合紙並べ換えのサブルーチンにおける処理手
順を示すフローチャートである。
【図23】図21および図22の処理における表示例を
示す図である。
【図24】図21および図22の処理における表示例を
示す図である。
【図25】図21および図22の処理における表示例を
示す図である。
【図26】カバーモード時の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図27】カバーモードのセットのサブルーチンにおけ
る処理手順を示すフローチャートである。
【図28】カバーモードの給紙制御のサブルーチンにお
ける処理手順を示すフローチャートである。
【図29】用紙情報入力時の操作画面を示す図である。
【図30】用紙補給表示における処理手順を示すフロー
チャートである。
【図31】用紙情報の設定処理の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図32】用紙情報の記憶処理の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図33】用紙情報の表示処理の処理手順を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
5 イレーサ 6 帯電チャージャ 7 感光体ドラム 12 クリーニングユニット 18 定着部 23,24 給紙トレイ 27 分離チャージャ 28 転写チャージャ 37 現像ユニット 40−1,40−2,40−3 給紙カセット 202 テンキー 300 CPU 301 ROM 302 RAM 303 INポート 304 OUTポート 305 I/Oポート 501 指定終了キー 502 ♯キー 503〜512 表示位置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−152863(JP,A) 特開 平3−109581(JP,A) 特開 平3−68968(JP,A) 特開 昭61−39064(JP,A) 特開 昭61−130149(JP,A) 特開 平2−138049(JP,A) 特開 昭64−87431(JP,A) 特開 平3−98941(JP,A) 実開 平2−121953(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 39/042 G03G 15/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に画像を形成する画像形成手段
    と、 画像形成手段に画像形成のための中綴じ用の記録媒体を
    供給する第1の記録媒体供給手段と、 画像形成手段に合紙用の記録媒体を供給する第2の記録
    媒体供給手段と、 合紙供給箇所を指定する供給箇所指定入力手段と、 指定された供給箇所を表示する供給箇所表示手段と、前記供給 箇所指定入力手段によって指定された合紙箇所
    に合紙用の記録媒体を前記第2の記録媒体供給手段から
    供給させ、合紙位置でない箇所には前記第1の記録媒体
    供給手段から中綴じ用の記録媒体を供給する給紙制御手
    段と、 複数の合紙供給箇所を指定したときに、指定された供給
    箇所を供給順に並び換え表示させる表示制御手段と、 を備えた画像形成装置。
  2. 【請求項2】 記録媒体の質情報を入力する質情報入力
    手段と、 質情報入力手段によって入力された質情報を表示する表
    示手段と、 をさらに備えた請求項1記載の画像形成装置。
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