JPH0912210A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0912210A
JPH0912210A JP7166412A JP16641295A JPH0912210A JP H0912210 A JPH0912210 A JP H0912210A JP 7166412 A JP7166412 A JP 7166412A JP 16641295 A JP16641295 A JP 16641295A JP H0912210 A JPH0912210 A JP H0912210A
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JP
Japan
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Application number
JP7166412A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiko Otaki
三彦 大滝
Mitsuru Hatano
充 波多野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH0912210A publication Critical patent/JPH0912210A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複写する原稿の状態が不適性な状態であって
も、原稿の位置を適性なものに変更し、しかもステイプ
ル位置を任意の側部に選択することができる画像形成装
置を提供すること。 【構成】 原稿の画像デ−タを読取る画像読取り部4
と、この読取り部4で読取られた画像デ−タを記憶する
画像メモリ264 と、この画像メモリ264 に記憶されてい
る画像デ−タを回転させる画像回転回路262 と、画像を
形成する画像形成部6と、原稿を綴じるステイプル位置
を指定する操作パネル78と、複数の原稿を綴じるスティ
プル機構234 と、画像メモリに記憶されている画像デ−
タを読取り画像の方向を認識する画像認識手段130 と、
指定されたステイプル位置で原稿の綴じができるよう
に、画像回転手段で上記画像デ−タを回転させた後、上
記画像形成手段で画像を形成させる処理手段130 とから
構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像形成装置、特に、排
出されたコピー用紙を綴じる機能(以下スティプルと称
する)を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置、例えば、電子写真式の複
写機として、複写機本体から排紙トレイ上に排出された
複写済みのコピー用紙を複数枚まとめて綴じるスティプ
ル機構を備えたものが知られている。
【0003】一般に、スティプル機構は、排紙トレイに
隣接して設けられたスティプラユニットを備え、排紙ト
レイ上に排紙されたコピー用紙は、1つの角部がスティ
プラユニットによって綴じられる。
【0004】スティプル機構を用いてコピー用紙のステ
ィプルを行なう場合、形成された画像に対して所望の位
置でコピー用紙のスティプルが行なわれるように、複写
される原稿は、複写機の原稿載置台に対して予め定めら
れた所定方向に向きを揃えて載置される。
【0005】一方、複写機として、原稿載置台に原稿を
自動的に送る自動原稿送り装置(以下ADFと称する)
を備えたものが知られているが、ADFを併用してコピ
ー用紙のスティプルを行なう場合も、複写される原稿
は、ADFの原稿トレイに対して予め定められた所定方
向に向きを揃えて載置される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成を有する従来の複写機において、原稿が複写機の原稿
載置台あるいはADFの原稿トレイに対して上記所定方
向に合わせて載置されていなかったり、上下方向が逆で
あったり、頁が順番でなかったりした場合、スティプル
されたコピー用紙の綴じ部を解除して再度手動で綴じる
必要があった。
【0007】さらに、従来の複写機ではステイプル機構
の位置は固定であるため、ステイプルの位置を変える場
合には、ADFの原稿トレイにセットする際に、原稿の
方向を考慮して挿入する必要があり、その作業が面倒で
あった。
【0008】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、その目的は原稿の側部を綴じるステイプル機能を備
えた画像形成装置において、複写する原稿の状態が不適
性な状態であっても、原稿の位置を適性なものに変更
し、しかもステイプル位置を任意の側部に選択すること
ができる画像形成装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わる画像形
成装置は、原稿の画像デ−タを読取る読取り手段と、こ
の読取り手段で読取られた画像デ−タを記憶する画像メ
モリと、この画像メモリに記憶されている画像デ−タを
回転させる画像回転手段と、画像を形成する画像形成手
段と、原稿を綴じるステイプル位置を指定する位置指定
手段と、複数の原稿を綴じる綴じ手段と、上記画像メモ
リに記憶されている画像デ−タを読取り画像の方向を認
識する画像認識手段と、上記位置指定手段で指定された
ステイプル位置で原稿の綴じができるように、上記画像
回転手段で上記画像デ−タを回転させた後、上記画像形
成手段で画像を形成させる処理手段とを具備したことを
特徴とする。
【0010】請求項2に係わる画像形成装置は、原稿の
画像デ−タを読取る読取り手段と、この読取り手段で読
取られた画像デ−タを記憶する画像メモリと、この画像
メモリに記憶されている画像デ−タを回転させる画像回
転手段と、画像を形成する画像形成手段と、原稿を綴じ
るステイプル位置を指定する位置指定手段と、複数の原
稿を綴じる綴じ手段と、上記原稿の頁位置を指定する指
定手段と、頁順出力を指定する頁順出力指定手段と、上
記画像メモリに記憶された原稿の画像デ−タの頁を認識
する頁認識手段と、上記画像メモリに記憶されている画
像デ−タを読取り画像の方向を認識する画像認識手段
と、上記位置指定手段で指定されたステイプル位置で原
稿の綴じができるように、上記画像回転手段で上記画像
デ−タを回転させた後、上記頁認識手段で認識した頁順
に上記画像形成手段で画像を形成させ、上記綴じ手段で
複数の原稿を綴じる処理手段とを具備したことを特徴と
する。
【0011】請求項3に係わる画像形成装置は、原稿の
画像デ−タを読取る読取り手段と、この読取り手段で読
取られた画像デ−タを記憶する画像メモリと、この画像
メモリに記憶されている画像デ−タを回転させる画像回
転手段と、画像を形成する画像形成手段と、上記画像メ
モリに記憶されている画像デ−タを1枚の用紙の表裏に
印刷する場合に、上記画像メモリに記憶されている画像
デ−タが原稿の奇数頁であるときには、その画像デ−タ
を回転させずに上記画像形成手段に送って画像を形成さ
せ、上記画像メモリに記憶されている画像デ−タが原稿
の偶数頁であるときは画像デ−タを上記画像回転手段で
回転させた後上記画像形成手段で画像を形成させる処理
手段とを具備したことを特徴とする。
【0012】請求項4に係わる画像形成装置は、原稿の
画像デ−タを読取る読取り手段と、この読取り手段で読
取られた画像デ−タを記憶する画像メモリと、この画像
メモリに記憶されている画像デ−タを回転させる画像回
転手段と、画像を形成する画像形成手段と、1枚の用紙
の表裏に同方向で画像を印刷するかを指定する指定手段
と、この指定手段により表裏同方向の印刷が指定された
場合には、上記画像メモリに記憶されている画像デ−タ
を上記画像形成手段に送って1枚の用紙の表裏に同方向
で画像を形成させ、上記指定手段により表裏異方向の印
刷が指定された場合、上記画像メモリに記憶されている
画像デ−タが原稿の奇数頁であるときには、その画像デ
−タを回転させずに上記画像形成手段に送って画像を形
成させ、上記画像メモリに記憶されている画像デ−タが
原稿の偶数頁であるときは画像デ−タを上記画像回転手
段で上下方向に対して180度回転させた後上記画像形
成手段で画像を形成させることにより1枚の用紙の表裏
に異方向で画像を形成させる処理手段とを具備したこと
を特徴とする。
【0013】請求項5に係わる画像形成装置は、原稿の
画像デ−タを読取る読取り手段と、この読取り手段で読
取られた画像デ−タを記憶する画像メモリと、この画像
メモリに記憶されている画像デ−タを回転させる画像回
転手段と、画像を形成する画像形成手段と、上記画像メ
モリに記憶されている画像デ−タの上下方向を認識する
画像認識手段と、上記画像認識手段により上記画像メモ
リに記憶されている画像デ−タの上下方向が反転してい
ると判定された場合には、上記画像回転手段によりその
画像デ−タを上下反転させた後上記画像形成手段で画像
を形成させる処理手段とを具備したことを特徴とする。
【0014】請求項6に係わる画像形成装置は、原稿の
画像デ−タを読取る読取り手段と、この読取り手段で読
取られた画像デ−タを記憶する画像メモリと、この画像
メモリに記憶されている画像デ−タを回転させる画像回
転手段と、画像を形成する画像形成手段と、原稿の上下
方向を揃えることを指定する指定手段と、上記画像メモ
リに記憶されている画像デ−タの上下方向を認識する画
像認識手段と、上記指定手段により原稿の上下方向を揃
えることが指定されていない場合には、上記読取り手段
で読み取られた原稿の画像デ−タを上記画像メモリに蓄
積した後、その画像デ−タを順番に読み出して上記画像
形成手段で画像を形成させ、上記指定手段により原稿の
上下方向を揃えることが指定された場合には上記画像認
識手段により上記画像メモリに記憶されている画像デ−
タの上下方向が反転していると判定されたときに、上記
画像回転手段によりその画像デ−タを上下方向に対して
180度回転させた後上記画像形成手段で画像を形成さ
せる処理手段とを具備したことを特徴とする。
【0015】請求項7に係わる画像形成装置は、原稿の
画像デ−タを読取る読取り手段と、この読取り手段で読
取られた画像デ−タを記憶する画像メモリと、この画像
メモリに記憶されている画像デ−タを回転させる画像回
転手段と、画像を形成する画像形成手段と、上記原稿の
頁印刷位置の画像を認識する画像認識手段と、上記画像
メモリに記憶されている画像デ−タの頁印刷位置の画像
を上記画像認識手段で認識し、画像デ−タが上下反転し
ている場合には、上記画像回転手段でその画像デ−タを
回転させ、上記画像認識手段で認識された画像の頁毎に
順番に上記画像形成手段で画像を形成する処理手段とを
具備したことを特徴とする。
【0016】請求項8に係わる画像形成装置は、原稿の
画像デ−タを読取る読取り手段と、この読取り手段で読
取られた画像デ−タを記憶する画像メモリと、この画像
メモリに記憶されている画像デ−タを回転させる画像回
転手段と、画像を形成する画像形成手段と、頁順出力を
指定する頁順出力指定手段と、上記原稿の頁印刷位置の
画像を認識する画像認識手段と、上記頁順出力指定手段
で頁順出力が指定されていない場合には、上記読取り手
段で読み取られた原稿の画像デ−タを上記画像メモリに
蓄積した後、その画像デ−タを順番に読み出して上記画
像形成手段で画像を形成させ、上記頁順出力指定手段で
頁順出力が指定された場合には、上記画像メモリに記憶
されている画像デ−タの頁印刷位置の画像を上記画像認
識手段で認識し、画像デ−タが上下反転している場合に
は、上記画像回転手段でその画像デ−タを上下方向に1
80度回転させ、上記画像認識手段で認識された画像の
頁毎に順番に上記画像形成手段で画像を形成する処理手
段とを具備したことを特徴とする。
【0017】
【作用】請求項1及び2において、位置指定手段で指定
された原稿を綴じるステイプル位置で原稿の綴じができ
るように画像回転手段で画像デ−タを回転させた後に画
像形成手段で画像を形成するようにしている。
【0018】請求項3及び4において、両面印刷を行う
場合に、裏面に印刷する画像を上下方向に対して反対に
裏面印刷する指定がなされている場合には、画像回転手
段により裏面の画像デ−タを反転させてから画像形成す
るようにしている。
【0019】請求項5及び6において、画像メモリに記
憶されている画像デ−タのうち、上下方向が逆の画像デ
−タがあった場合には、上下反転させてから画像を形成
するようにしている。請求項7及び8において、画像メ
モリに記憶されている画像デ−タの頁を認識し、頁の順
番がくるっている場合には、順番どおりに揃えて出力す
る。
【0020】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例につい
て説明する。以下図面を参照しながら、この発明を電子
写真式のデジタル複写機に適用した実施例について詳細
に説明する。
【0021】図1に示すように、デジタル複写機は装置
本体10を備え、装置本体10内には、読み取り手段と
して機能する画像読み取り部4と、画像形成手段として
機能する画像形成部6と、が設けられている。
【0022】画像読み取り部4は、装置本体10の上面
に配設され、読取対象物、つまり原稿Dが載置される透
明なガラスからなる原稿載置台12と、原稿載置台12
の一端に配置され、原稿Dが載置されるべき位置を示す
サイズ板12aと、を備えている。
【0023】装置本体10の上面には、原稿載置台12
上に原稿を自動的に送る自動原稿送り装置80(以下、
ADFと称する)が配設されている。ADF80は、原
稿載置台に対して開閉可能に配設され、原稿載置台に載
置された原稿Dを原稿載置台12に密着させる原稿押さ
えとしても機能する。
【0024】ADF80は、原稿Dが載置される原稿ト
レイ82、原稿の有無を検出するエンプティセンサ8
1、原稿トレイ82から原稿を一枚づつ取り出すピック
アップローラ83、取り出された原稿を搬送する給紙ロ
ーラ84、原稿の先端を整位するアライニングローラ対
85、アライニングローラ対の上流側に設けられ原稿の
到達を検出するアライニングセンサ86、および原稿D
のサイズを検出するサイズ検出手段としてのサイズセン
サ87を備えている。
【0025】また、ADF80は、原稿載置台12のほ
ぼ全体を覆うように配設された搬送ベルト88を備え、
給紙ローラ84およびアライニングローラ対85により
サイズ板12a側から原稿載置台12に給紙された原稿
Dは、搬送ベルト88により原稿載置台上の所定の位置
に送られ位置決めされる。
【0026】ADF80において、搬送ベルト88を挟
んでアライニングローラ対85と反対側の端部には、反
転ローラ90、非反転センサ93、フラッパ91、排紙
ローラ92が配設されている。装置本体10の原稿読み
取り部4により原稿Dの画像データが読み取られた後、
原稿Dは搬送ベルト88により原稿載置台12上から送
り出され、反転ローラ90、フラッパ91、および排紙
ローラ92を介してADF80上面の原稿排紙部94上
に排出される。
【0027】原稿Dの裏面を読み取る場合、フラッパ9
1を切換えることにより、搬送ベルト88によって搬送
されてきた原稿Dは、反転ローラ90によって反転され
た後、再度搬送ベルト88により原稿載置台12上の所
定位置に送られる。
【0028】なお、後述するように、ADF80は、ピ
ックアップローラ83、給紙ローラ84、およびアライ
ニングローラ対85を駆動する給紙モータ95と、搬送
ベルト88、反転ローラ90、および排紙ローラ92を
駆動する搬送モータ96と、を備えている。
【0029】装置本体10内に配設された画像読み取り
部4は、原稿載置台12に載置された原稿Dを照明する
照明ランプ14および原稿Dからの反射光を所定の方向
に偏向する第1のミラー15を有し、これらの照明ラン
プおよび第1のミラーは、装置本体10内において原稿
載置台12の下方に配設された第1のキャリッジ16に
取り付けられている。また、第1のキャリッジ16上に
は、原稿載置台12上に載置された原稿のサイズを検出
するサイズ検出手段として機能するサイズセンサ17が
取り付けられている。
【0030】第1のキャリッジ16は、原稿載置台12
と平行に移動可能に配置され、図示しない歯付きベルト
等を介して後述する駆動モータ13により、原稿載置台
に沿って平行に移動される。また、原稿載置台12の下
方には、原稿載置台と平行に移動可能な第2のキャリッ
ジ18が配設されている。
【0031】第2のキャリッジ18には、第1のミラー
15により偏向された原稿Dからの反射光を順に偏向す
る第2および第3のミラー20、21が互いに直角に取
り付けられている。第2のキャリッジ18は、第1のキ
ャリッジ16を駆動する歯付きベルト等によって、第1
のキャリッジ16に対して従動されるとともに、第1の
キャリッジに対して、1/2の速度で原稿載置台12に
沿って平行に移動される。
【0032】また、原稿載置台12の下方には、第2の
キャリッジ18上の第3のミラー21からの反射光を集
束する結像レンズ22と、結像レンズにより集束された
反射光を受光して光電変換するCCDセンサ24とが配
設されている。結像レンズ22は、第3のミラー21に
より偏向された光の光軸を含む面内に、駆動機構を介し
て移動可能に配設され、自身が移動することで反射光を
所望の倍率で結像する。そして、CCDセンサ24は、
入射した反射光を光電変換し、読み取った原稿Dに対応
する電気信号としての出力信号を後述する信号変換部1
43に出力する。
【0033】一方、画像形成部6は、露光手段として作
用するレーザ露光装置26を備えている。レーザ露光装
置26は、光源としての半導体レーザ27と、光学装置
28とを有し、光学装置28は、画像読み取り部4によ
り読み取られた原稿Dの画像データに応じて、レーザ2
7から出射されたレーザ光を強度変化させるとともに後
述する像担持体としての感光体ドラムに向かわせる。
【0034】光学装置28は、レーザ27からのレーザ
光に集束性を与え、ほぼ円形の断面形状を有するレーザ
光に変換する図示しない第1のレンズと、第1のレンズ
を通過したレーザ光を感光体ドラムの軸方向に沿って偏
向する光偏向装置30と、偏向されたレーザ光を感光体
ドラム上の所望の位置に順次結像させるために、レーザ
光の偏向角に応じて、感光体ドラム上における光軸から
レーザ光が結像されるべき位置までの距離を調整する第
2および第3のレンズ31、32と、レーザ光を感光体
ドラムに向かって折返す第1および第2のミラー33、
34と、を備えている。
【0035】また、画像形成部6は、装置本体10のほ
ぼ中央に配設された像担持体としての回転自在な感光体
ドラム36を有し、感光体ドラム表面は、レーザ露光装
置26からのレーザ光により露光され、所望の静電潜像
が形成される。
【0036】感光体ドラム36の周囲には、ドラム表面
を所定の電荷に帯電させる帯電チャージャ37、感光体
ドラム表面上に形成された静電潜像に現像剤としてのト
ナーを供給して所望の画像濃度で現像する現像器38、
後述する用紙カセットから給紙された被転写材、つま
り、コピー用紙Pを感光体ドラムから分離させるための
剥離チャージャ39を一体に有し、感光体ドラムに形成
されたトナー像を用紙Pに転写させる転写チャージャ4
0、感光体ドラム表面からコピー用紙を剥離する剥離爪
42、感光体ドラム表面に残留したトナーを清掃する清
掃装置44、および、感光体ドラム表面の除電する除電
器45が順に配置されている。
【0037】また、装置本体10内において、画像読取
部4の右側には、現像剤としてのトナーを収納したトナ
ーホッパ71と、トナーホッパから現像器38へトナー
を補給するトナー搬送オーガユニット72と、が設けら
れている。
【0038】装置本体10内の下部には、それぞれ装置
本体から引出し可能な上段カセット48、中段カセット
49、下段カセット50が互いに積層状態に配設されて
いる。上段カセット48、中段カセット49、下段カセ
ット50には、横向きに置かれたA4サイズ(A4−
R)のコピー用紙、B4サイズのコピー用紙およびA3
サイズのコピー用紙がそれぞれ500枚程度づつ収納さ
れている。
【0039】これらのカセットの側方には大容量フィー
ダ51が設けられ、この大容量フィーダには、使用頻度
の高いサイズのコピー用紙、例えば、A4サイズのコピ
ー用紙が約3000枚収納されている。
【0040】装置本体10内には、各カセットおよび大
容量フィーダ51から感光体ドラム36と転写チャージ
ャ40との間に位置した転写部を通って延びる搬送路5
2が形成され、搬送路の終端には定着装置53が設けら
れている。定着装置53に対向した装置本体10の側壁
には排出口54が形成され、排出口には排紙トレイ55
が装着されている。
【0041】上段カセット48、中段カセット49、下
段カセット50の近傍および大容量フィーダ51の近傍
には、それぞれカセットあるいは大容量フィーダから用
紙を一枚づつ取り出すピックアップローラ56が設けら
れている。また、搬送路52には、ピックアップローラ
56により取り出されたコピー用紙Pを搬送路52を通
して搬送する多数の給紙ローラ対57が設けられてい
る。
【0042】搬送路52において感光体ドラム36の上
流側にはレジストローラ対58が設けられている。レジ
ストローラ対58が、取り出されたコピー用紙Pの傾き
を補正するとともに、感光体ドラム36上のトナー像の
先端とコピー用紙Pの先端とを整合させ、感光体ドラム
外周面の移動速度と同じ速度でコピー用紙Pを転写部へ
給紙する。レジストローラ対58の手前、つまり、給紙
ローラ対57側には、コピー用紙Pの到達を検出するア
ライニング前センサ59が設けられている。
【0043】ピックアップローラ56により各カセット
あるいは大容量フィーダ51から1枚づつ取り出された
コピー用紙Pは、給紙ローラ対57によりレジストロー
ラ対58へ送られる。そして、コピー用紙Pは、レジス
トローラ対58により先端が整位された後、転写部に送
られる。転写部において、感光体ドラム36上に形成さ
れた現像剤像、つまり、トナー像が、転写チャージャ4
0により用紙P上に転写される。
【0044】トナー像の転写されたコピー用紙Pは、剥
離チャージャ39からのACコロナ放電および剥離爪4
2の作用により感光体ドラム36表面から剥離され、搬
送路52の一部を構成する搬送ベルト60を介して定着
装置53に搬送される。そして、定着装置53によって
現像剤像がコピー用紙Pに溶融定着さた後、コピー用紙
Pは、給紙ローラ対61および排紙ローラ対62により
排出口54を通して排紙トレイ55上へ排出される。
【0045】大容量フィーダ51の上において、装置本
体10の側壁には手差し口73が形成され、この手差し
口からレジストローラ対58に向かって手差しガイド7
4が延びている。手差しガイド74の近傍には、手差し
口73から挿入されたコピー用紙を所定の位置まで搬送
する手差し用ピックアップローラ75、およびコピー用
紙をレジストローラ対58へ搬送する給紙ローラ対76
が設けられている。
【0046】搬送路52の下方には、定着装置53を通
過したコピー用紙Pを反転して再びレジストローラ対5
8へ送る反転機構64が設けられている。反転機構64
は、コピー用紙Pを一時的に集積する一時集積部65
と、搬送路52から分岐し、定着装置53を通過したコ
ピー用紙Pを反転して一時集積部65に導く反転路66
と、一時集積部に集積されたコピー用紙Pを一枚づつ取
り出すピックアップローラ67と、取り出された用紙を
搬送路68を通してレジストローラ対58へ給紙する給
紙ローラ69と、を備えている。また、搬送路52と反
転路66との分岐部には、コピー用紙Pを排出口54あ
るいは反転路66に選択的に振り分ける振り分けゲート
70が設けられている。
【0047】両面コピーを行なう場合、定着装置53を
通過したコピ用紙Pは、振り分けゲート70により反転
路66に導かれ、反転された状態で一時集積部65に一
時的に集積された後、ピックアップローラ67および給
紙ローラ対69により、搬送路68を通してレジストロ
ーラ対58へ送られる。そして、コピー用紙Pはレジス
トローラ対58により整位された後、再び転写部に送ら
れ、コピー用紙Pの裏面にトナー像が転写される。その
後、コピー用紙Pは、搬送路52、定着装置53および
排紙ローラ62を介して排紙トレイ55上に排紙され
る。
【0048】そして、上述した搬送路52、ピックアッ
プローラ56、給紙ローラ対57、アライニングローラ
対58、搬送ベルト60、反転機構64等により、コピ
ー用紙を給紙する給紙機構148が構成されている。
【0049】図1に示すように、複写機は装置本体10
の排出口54から排出された複写済みの多数枚のコピー
用紙を任意に仕分けして集積するソータ200を備えて
いる。
【0050】ソータ200は、排出口54に接続されて
いるとともに装置本体10に並んで配置された筐体20
2を有している。装置本体10の反対側に位置した筐体
202の側面は開口203を有している。また、筐体7
1内には、垂直方向に沿って昇降可能なトレイユニット
204が配設されている。トレイユニット204は、装
置本体10から排出されたコピー用紙を集積するための
多数のトレイが垂直方向に沿って積層状態に取り付けら
れている。
【0051】これらのトレイは、最上部に位置したノン
ソートトレイ205、およびノンソートトレイの下方に
所定の隙間を持って積層された多数の仕分けトレイ20
6を含んでいる。そして、ノンソートトレイ205およ
び仕分けトレイ206は、開口203から筐体202の
外方へ延出している。
【0052】また、筐体202内には、排出口54と対
向して設けられ排紙ローラ対62によって送られたコピ
ー用紙をノンソートトレイ206上に排出する送りロー
ラ対208、排出口54と送りローラ対208との間に
位置したフラッパ210、フラッパ210に隣接して設
けられたガイドローラ224、排出口とフラッパとの間
に位置しコピー用紙の到達を検出する用紙センサ222
が設けられている。
【0053】フラッパ210は、排紙ローラ62から送
られてきたコピー用紙を送りローラ対208に導く示す
排出位置と、排紙ローラ62から送られてきたコピー用
紙を仕分けトレイ206側へ導く仕分け位置と、の間を
回動自在に設けられ、後述するソレノイド224により
両位置間を切り換えられる。
【0054】筐体202内において、ガイドローラ22
4の下方には仕分けローラ226が配設され、ガイドロ
ーラと仕分けローラとの間には、フラッパ210により
下方に向けられたコピー用紙を仕分けローラ226へ導
くガイド228と、コピー用紙の到達を検出する用紙セ
ンサ228と、が設けられている。
【0055】送りローラ208、ガイドローラ224、
および仕分けローラ226は後述する送りモータ230
により駆動される。また、トレイユニット204は後述
する昇降モータ232により昇降される。
【0056】更に、図1及び図2に示すように、ソータ
200は、各ソートトレイ206上に集積されたコピー
用紙の基準スティプル位置、つまり、トレイに集積され
た各コピー用紙の複写機本体10側に位置した一方の角
部、をスティプルするスティプル機構234を備えてい
る。
【0057】スティプル機構234は、仕分けローラ2
26に隣接して配設されたスティプラ236を備え、こ
のスティプラ236は、ソートトレイ206上に積層さ
れたコピー用紙Pの装置本体10側でかつ図2において
右側に位置した角部(基準スティプル位置)と対向する
図示のスティプル位置と、トレイユニット204の昇降
路から退避する破線で示された退避位置と、の間を枢軸
238の回りで回動可能に設けられている。
【0058】また、スティプル機構234は、各ソート
トレイ206のスティプラ236と反対側の側縁部にそ
れぞれ枢軸241の回りで回動自在に設けられた複数の
ガイドバー240を備え、これらのガイドバーの先端部
は各ソートトレイに形成された開口242を貫通して伸
びる連結バー244によって互いに連結されている。そ
して、後述する揺動モータ246により連結バー244
を介してガイドバー240を揺動させると、ノンソート
トレイ206上のコピー用紙Pの側縁がガイドバーの先
端によって押される。それにより、コピー用紙Pは、ノ
ンソートトレイ206の規制端縁248に押し付けられ
て整位される。
【0059】上記構成のソータ200によれば、フラッ
パ210が仕分け位置に切り換えられた状態において、
装置本体10の排出口54から排出されたコピー用紙P
は、フラッパ210、ガイドローラ224およびガイド
228により仕分けローラ226へ送られる。そして、
コピー用紙Pは、仕分けローラ226により、これらの
仕分けローラと対向して位置するソートトレイ206上
に排出される。従って、トレイユニット204を昇降モ
ータ232によって昇降駆動することにより、仕分けロ
ーラ226と対向するソートトレイ206上に順次コピ
ー用紙Pを排出し、仕分けすることができる。
【0060】また、仕分けされた各ソートトレイ206
上のコピー用紙Pをスティプルする場合には、トレイユ
ニット204を昇降モータ232によって昇降駆動し、
各ソートトレイをスティプラ236と対向する位置へ移
動させる。この状態で、後述する回動モータ250によ
ってスティプラ236をスティプル位置へ移動させると
ともに、後述するスティプラモータ252によってステ
ィプラ236を駆動することにより、コピー用紙Pの角
部が図示しないスティプル針によって綴じられる。
【0061】装置本体10の上面前部には、操作パネル
78が設けられている。操作パネル78には、基本複写
条件、画像編集操作、原稿の画像デ−タを印刷する前に
ペ−ジメモリ246に蓄積しておくことを指定するメモ
リコピ−モ−ド、両面印刷を行うための両面印刷モ−
ド、原稿が上下方向に揃っていない場合には出力画像デ
−タを回転して印刷することにより揃えるモ−ド、図1
1に示すペ−ジ記載位置を指定するモ−ド、図12に示
すステイプルモ−ド、表示されたメッセ−ジに対して
「YES」「NO」を選択するモ−ド等を表示する液晶
表示装置(LCD)118が設けられている。このLC
D118上には、タッチパネル130が設置されてお
り、タッチすることにより前述した各機能の操作、動作
を行う。
【0062】なお、タッチパネル130には前述した機
能に対応して後述するROMに記憶されている表示デ−
タに基づいて様々表示パタ−ン及び入力キ−エリアが表
示されている。
【0063】更に、操作パネル78には、原稿サイズを
設定する原稿サイズキ−106、用紙サイズを設定する
手段として機能する用紙サイズキ−108、給紙カセッ
トを選択するカセット選択キ−110、検出した原稿サ
イズに応じて自動的に用紙サイズを選択するための自動
用紙選択キ−112、用紙サイズに応じて自動的にコピ
−倍率を選択するための自動倍率選択キ−114、コピ
−開始キ−116、テンキ−102、テンキ−102で
入力された枚数をクリアするクリアキ−131、複写条
件を初期状態にするオ−ルクリアキ−132、ソ−トモ
−ド及びステイプルモ−ドを設定するソ−ト/ステイプ
ル設定キ−107の多数のキ−が設けられている。又、
複写機の動作状態及び選択された給紙カセット等を表示
する表示部120も有している。
【0064】原稿サイズキー106および用紙サイズキ
ー108は、それぞれA4、A3、A4−R、B5,B
4の5つのサイズキーを有し、いずれかのキーを押下す
ることにより所望のサイズを設定することができる。カ
セット選択キー110は、このカセット選択キーを押下
する毎に、上段、中段、下段カセット48、49、50
が順に選択され、更に押下すると大容量フィーダ51が
選択され、その後、再び上段カセットに戻る。
【0065】図3には、以上のように構成された複写機
の制御系および駆動系の構成が概略的に示されている。
この図から分かるように、制御系は、複写機全体の動作
を制御する主制御部130を備え、主制御部には、種々
の駆動モータ、高圧トランス等を含む画像形成部6、給
紙機構148、操作パネル78、および画像処理回路2
60が接続されている。画像処理回路260は、後述す
るように、画像読み取り部4から送られた画像データを
所定角度回転して出力する画像回転回路262、および
画像データの拡大、縮小する画像変倍回路263を有し
ている。
【0066】また、主制御部130には、制御プログラ
ムおよび各原稿サイズに対応した適正スティプル位置情
報が格納されたROM132、操作パネル78から入力
される複写枚数、複写倍率等の数値データを記憶すると
ともに演算処理を行なうRAM134、および画像読み
取り部4で読み取れた画像データあるいは図示しない外
部装置から入力された画像データを一時的に記憶するペ
ージメモリ264が接続されている。なお、ROM13
2、ページメモリ264および主制御部130によりこ
の発明における検出手段および位置検出手段が構成され
ている。
【0067】更に、主制御部130には、ADF80を
含む画像読み取り部4全体の動作を制御する副制御部1
38が、インターフェース136を介して接続されてい
る。副制御部138には、ADF80の給紙モータ95
および搬送モータ96を駆動するモータドライバ14
0、原稿寸法を検出するサイズセンサ87、アライニン
グセンサ86、反転センサ93、およびエンプティセン
サ81、が接続されている。
【0068】また、副制御部138には、画像読み取り
部4の駆動モータ13を駆動するモータドライバ14
2、CCDセンサ24からの出力信号を2値信号に変換
する信号変換部143、光源14を駆動する光源駆動回
路150、制御プログラムの格納されたROM144、
およびサイズセンサ17により検出された原稿寸法を記
憶する記憶手段として機能するとともに、種々の演算処
理を行なうRAM146が接続されている。
【0069】信号変換回路143は、CCDセンサ24
から出力されたアナログ画像信号をディジタル信号に変
換するA/D変換回路154、CCDセンサ24から固
有の解像度で出力される画像データを画像形成部6にお
ける分解能に整合させるための解像度変換回路155、
A/D変換回路154を介してディジタル信号に変換さ
れた信号をCCDセンサ24の個体誤差及び周囲の温度
変化などに起因するCCDセンサ24からの出力信号に
対するスレッショルドレベルの変動を補正するためのシ
ェーディング補正回路156、シェーディング補正回路
156を通過した画像データを例えば、輝度信号及び色
差信号などに分離したのち、フィルタリング、トリミン
グ、マスキング、エッジ強調或いは文字特定などを施す
画質改善回路157、および、画質改善回路から出力さ
れた画像データに基づいてレーザ露光装置30の半導体
レーザ27から出射されるレーザ光の強度を変化させる
ために画像データを2値化する2値化回路158を備
え、読み取られた原稿の画像を2値の印字信号に変換す
る。
【0070】次に、上記のように構成された本発明の第
1実施例の動作について説明する。この第1実施例は両
面コピ−を選択した場合で、原稿をADF80から入力
し、すべての原稿をペ−ジメモリ264に蓄積させてか
ら、奇数頁を表に偶数頁を裏に印刷するようにしてい
る。この場合に、表と裏の印刷が逆方向であることが指
定されていると、偶数頁の印刷は奇数頁の印刷と上下逆
に印刷するようにしている。
【0071】以下、図5のフロ−チャ−トを参照しなが
ら動作について説明する。まず、ADF80に原稿をセ
ットする(ステップS1)。そして、操作パネル78の
モ−ド設定キ−104からメモリコピ−を選択する(ス
テップS2)。さらに、モ−ド設定キ−から両面コピ−
を選択すると、第1の表示部118に『表裏同方向です
か?』というメッセ−ジが出力される(ステップS
4)。
【0072】このメッセ−ジの出力に対して、オペレ−
タは『YES』という応答を操作パネル78のタッチパ
ネルにて操作すると、ステップS5〜S8の処理により
原稿の画像デ−タを読み込み、両面印刷をする処理が行
われる。
【0073】つまり、ADF80にセットされた原稿が
1枚ずつ原稿載置台12に送り込まれ、画像読み取り部
4において、原稿1頁の2値画像デ−タの読取りが行わ
れる(ステップS5)。そして、原稿1頁分の2値画像
デ−タはペ−ジメモリ264に蓄積される(ステップS
6)。ステップS5及びS6の処理はADF80にセッ
トされたすべての原稿に対して行われ、すべての原稿の
画像デ−タがすべてペ−ジメモリ264に蓄積される。
【0074】ペ−ジメモリ264に蓄積された原稿の画
像デ−タは1頁毎に読み出され(ステップS7)、画像
形成部6に送られる。そして、この画像形成部6におい
て搬送される用紙Pの表に1頁目の画像が形成される。
そして、その表に印刷された用紙Pは反転機構64で反
転された後に、一時集積部65に集積される。そして、
すべての用紙Pが一時集積部65に反転された状態で集
積されると、再度一枚ずつピックアップロ−ラ67によ
り取り出されて、画像形成部6で画像が形成される(ス
テップS8)。つまり、図6に示すように、ペ−ジメモ
リ264に記憶されている場合には、図8に示すように
用紙の表面及び裏面に画像が形成される。
【0075】以下、反転機構64に集積されているすべ
て表面印刷済みの用紙に対して、その裏面に画像が形成
されて排出される。ところで、用紙の裏面への印刷を上
下逆にするように設定されている場合には、前述したス
テップS4の判定で「NO」と判定される。原稿1頁の
2値画像デ−タの読取りが行われる(ステップS9)。
そして、原稿1頁分の2値画像デ−タはペ−ジメモリ2
64に蓄積される(ステップS10)。ステップS9及
びS10の処理はADF80にセットされたすべての原
稿に対して行われ、すべての原稿の画像デ−タがすべて
ペ−ジメモリ264に蓄積される。
【0076】そして、ペ−ジメモリ264に格納されて
いる画像デ−タの読み出しが開始される(ステップS1
1)。そして、その画像デ−タが奇数頁であるかが判定
される(ステップS12)。この画像デ−タが奇数頁で
あると判定された場合には、ステップS11で読み出さ
れた画像デ−タが画像形成部6に送られる。そして、こ
の画像形成部6において搬送される用紙Pの表に1頁目
の画像が形成される。そして、その表に印刷された用紙
Pは反転機構64で反転された後に、一時集積部65に
集積される。そして、すべての原稿Pが一時集積部65
に反転された状態で集積されると、再度一枚ずつピック
アップロ−ラ67により取り出されて、画像形成部6で
画像が形成されるわけであるが、偶数頁は上下反転して
印刷するため、ステップS12の判定で「NO」と判定
され、画像回転回路262でペ−ジメモリ264に記憶
されている画像が回転されて読み出された後画像形成部
6に送られて、用紙Pの裏面に画像が回転された状態で
印刷される。
【0077】以下、反転機構64に集積されているすべ
て表面印刷済みの用紙に対して、その裏面に画像が回転
されて形成されて排出される。この結果、用紙Pの裏面
には図7に示すように裏面の方向が変えられて印刷され
る。
【0078】次に、本発明の第2実施例について図9の
フロ−チャ−トを参照して説明する。まず、ADF80
に原稿をセットする(ステップS21)。そして、操作
パネル78のモ−ド設定キ−104からメモリコピ−を
選択する(ステップS22)と、LCD118に『上下
方向揃えるか?』というメッセ−ジが出力される(ステ
ップS23)。
【0079】このメッセ−ジの出力に対して、オペレ−
タは『YES』という応答をタッチパネル130の「Y
ES」キ−にて操作すると、ステップS24〜S30の
処理により原稿の画像デ−タを読み込み、印刷をする処
理が行われる。
【0080】つまり、ADF80にセットされた原稿が
1枚ずつ原稿載置台12に送り込まれ、画像読み取り部
4において、原稿1頁の2値画像デ−タの読取りが開始
される(ステップS24)。そして、原稿1頁分の2値
画像デ−タはペ−ジメモリ264に蓄積される(ステッ
プS25)。さらに、ペ−ジメモリ264に格納した原
稿の上下方向が画像認識される(ステップS26)。
【0081】この画像認識によって得られた原稿の上下
方向は原稿1頁に対して1対1に対応して上下方向を記
憶するようにしている。ステップS24、S25及びS
26の処理はADF80にセットされたすべての原稿に
対して行われ、すべての原稿の画像デ−タがすべてペ−
ジメモリ264に蓄積される。
【0082】以下、ペ−ジメモリ264に格納された画
像デ−タに基づいて画像形成するのであるが、ペ−ジメ
モリ264に格納されたときに原稿の上下方向を画像認
識により行っているので、ペ−ジメモリ264に記憶さ
れた原稿の上下方向が逆の場合には、回転させる必要が
ある。
【0083】従って、画像デ−タが反転されているかを
判定する(ステップS27)。そして、この判定で「Y
ES」と判定された場合には、画像回転回路262でペ
−ジメモリ264に記憶されている画像が回転して読み
出した(ステップS28)後、画像形成部6に送られ
て、用紙Pに画像が上下方向に対して180度回転した
状態で印刷される(ステップS29)。
【0084】一方、ステップS27の判定で「NO」と
判定された場合には、ペ−ジメモリ264に記憶されて
いる画像が読み出された(ステップS30)後、画像形
成部6に送られて、用紙Pに画像がそのまま印刷される
(ステップS29)。
【0085】一方、上記ステップS23の判定で「N
O」と判定された場合には、ADF80にセットされた
原稿が1枚ずつ原稿載置台12に送り込まれ、画像読み
取り部4において、原稿1頁の2値画像デ−タの読取り
が開始される(ステップS31)。そして、原稿1頁分
の2値画像デ−タはペ−ジメモリ264に蓄積される
(ステップS32)。
【0086】そして、ステップS31,S32の処理は
ADF80にセットされたすべての原稿に対して行わ
れ、すべての原稿の画像デ−タがすべてペ−ジメモリ2
64に蓄積される。
【0087】次に、ペ−ジメモリ264に記憶されてい
る画像が読み出された(ステップS33)後、画像形成
部6に送られて、用紙Pに画像がそのまま印刷される
(ステップS34)。
【0088】次に、本発明の第3実施例について図10
のフロ−チャ−ト及び図11を参照して説明する。この
第3実施例はADF80に原稿をセットする場合に頁数
を順番にセットしなかったような場合でも、頁数を画像
で認識するようにして、画像デ−タの読み出しを頁順に
行うようにしている。さらに、原稿が上下方向に対して
180度回転している場合でも、認識した頁番号から上
下方向を判別し、全ての頁が同方向となるように画像デ
−タの回転読み出しを行うようにしている。
【0089】以下、図10のフロ−チャ−トを参照して
その動作について説明する。まず、ADF80に原稿を
セットする(ステップS41)。そして、操作パネル7
8のモ−ド設定キ−104からメモリコピ−を選択する
(ステップS42)と、第1の表示部118に『ペ−ジ
順に出力しますか?』というメッセ−ジが出力される
(ステップS43)。このメッセ−ジに対して「YE
S」キ−を操作すると、このステップS43において
「YES」と判定され、ペ−ジ記載位置を指定する処理
がなされる(ステップS44)。
【0090】つまり、このペ−ジ記載位置の指定は操作
パネル78から図11の(a)〜(c)のように表示さ
れている状態で、いずれかを選択する。このように指定
すると、操作パネル78は図11(a)〜(c)で選択
された頁番号記載位置領域a,bに対するアドレス情報
を主制御部130を介してRAM34に出力する。
【0091】つまり、ADF80にセットされた原稿が
1枚ずつ原稿載置台12に送り込まれ、画像読み取り部
4において、原稿1頁の2値画像デ−タの読取りが開始
される(ステップS45)。そして、原稿1頁分の2値
画像デ−タはペ−ジメモリ264に蓄積される(ステッ
プS46)。ステップS45及びS46の処理はADF
80にセットされたすべての原稿に対して行われ、すべ
ての原稿の画像デ−タがすべてペ−ジメモリ264に蓄
積される。
【0092】また、ペ−ジメモリ264にすべての原稿
を蓄積するに際し、指定された頁番号記載位置領域a,
bにある画像デ−タを認識し、その原稿が何頁であるか
及び原稿が上下方向に反転しているかを認識する(ステ
ップS47)。そして、その認識結果をRAM34に格
納しておく。つまり、ペ−ジメモリ264には原稿をA
DF80から読み込んだ順にシ−ケンシャルに蓄積して
いる。そして、ペ−ジメモリ264に記憶されている順
にその認識した頁番号を記憶するようにしている。
【0093】そして、ペ−ジメモリ264に記憶されて
いる原稿の画像デ−タを認識された頁番号を基に、1頁
から順番に読み出す(ステップS48)。以下、ペ−ジ
メモリ264に格納された画像デ−タに基づいて画像形
成するのであるが、ペ−ジメモリ264に格納されたと
きに原稿の上下方向を画像認識により行っているので、
ペ−ジメモリ264に記憶された原稿の上下方向が逆の
場合には、回転させる必要がある。
【0094】従って、前述したステップS47の認識で
原稿の画像デ−タが反転されているかを判定する(ステ
ップS49)。このステップS49の判定で「YES」
と判定された場合には、画像回転回路262でペ−ジメ
モリ264に記憶されている画像を回転して読み出した
(ステップS50)後、画像形成部6に送られて、用紙
Pに画像が上下方向に対して回転した状態で印刷される
(ステップS51)。
【0095】一方、ステップS49の判定で「NO」と
判定された場合には、ペ−ジメモリ264に記憶されて
いる画像を読み出した(ステップS52)後、画像形成
部6に送られて、用紙Pに画像がそのまま印刷される
(ステップS51)。
【0096】一方、上記ステップS43の判定で「N
O」と判定された場合には、ADF80にセットされた
原稿が1枚ずつ原稿載置台12に送り込まれ、画像読み
取り部4において、原稿1頁の2値画像デ−タの読取り
が開始される(ステップS53)。そして、原稿1頁分
の2値画像デ−タはペ−ジメモリ264に蓄積される
(ステップS54)。
【0097】そして、ステップS53,S54の処理は
ADF80にセットされたすべての原稿に対して行わ
れ、すべての原稿の画像デ−タがすべてペ−ジメモリ2
64に蓄積される。
【0098】そして、ペ−ジメモリ264に記憶されて
いる画像を読み出した(ステップS55)後、画像形成
部6に送られて、用紙Pに画像がそのまま印刷される
(ステップS56)。
【0099】以上のように、この第3実施例では原稿の
頁番号が記載されている場所を予め設定しておくことに
より、頁順のばらばらな原稿を読み込んだ場合でも、印
刷する場合には1頁から順番に出力することができる。
さらに、原稿が上下方向に反転している場合には、自動
的に回転させて正常な向きに直して印刷することができ
る。
【0100】次に、本発明の第4実施例について図13
のフロ−チャ−トを参照して説明する。この第4実施例
では、複数の原稿をADF80から送り込んで、原稿が
上下方向に180度回転している場合でも、頁順のばら
ばらな原稿を読み込んだ場合でも、印刷する場合には1
頁から順番に出力することができる。さらに、原稿が上
下方向に反転している場合には、自動的に回転させて正
常な向きに直して印刷することができる。そして、指定
された位置にスティプルすることができる。
【0101】図13において、まず、ADF80に原稿
をセットする(ステップS61)。そして、操作パネル
78のモ−ド設定キ−104からメモリコピ−を選択す
る(ステップS62)と、操作パネル78に『ステ−プ
ル位置指定しますか?』というメッセ−ジが出力される
(ステップS63)。このメッセ−ジに対して「YE
S」と応答すると、ステ−プルする位置を操作パネル7
8のモ−ド設定キ−104から図12に示すようなa〜
dで指定する。続いて、「上下方向揃えますか?」とい
うメッセ−ジが出力される(ステップS64)。このス
テップS64で「YES」キ−を操作すると「ペ−ジ順
に出力しますか?」というメッセ−ジが出力される。
【0102】そして、このメッセ−ジに対して「YE
S」キ−を操作すると、ペ−ジ記載位置を指定する処理
がなされる(ステップS66)。つまり、このペ−ジ位
置の指定は操作パネル78のモ−ド設定キ−104から
図11の(a)〜(c)のように表示されている状態
で、いずれかを選択する。このように指定すると、操作
パネル78は図11(a)〜(c)で選択された頁番号
記載位置領域a,bに対するアドレス情報を主制御部1
30を介してRAM34に出力する。
【0103】つまり、ADF80にセットされた原稿が
1枚ずつ原稿載置台12に送り込まれ、画像読み取り部
4において、原稿1頁の2値画像デ−タの読取りが開始
される(ステップS67)。そして、原稿1頁分の2値
画像デ−タはペ−ジメモリ264に蓄積される(ステッ
プS68)。ステップS67及びS68の処理はADF
80にセットされたすべての原稿に対して行われ、すべ
ての原稿の画像デ−タがすべてペ−ジメモリ264に蓄
積される。
【0104】また、ペ−ジメモリ264にすべての原稿
を蓄積するに際し、指定された頁番号記載位置領域a,
bにある画像デ−タを認識し、その原稿が何頁であるか
及び原稿が上下方向に回転しているかを認識する(ステ
ップS69)。そして、その認識結果をRAM34に格
納しておく。つまり、ペ−ジメモリ264には原稿をA
DF80から読み込んだ順にシ−ケンシャルに蓄積して
いる。そして、ペ−ジメモリ264に記憶されている順
にその認識した頁番号を記憶するようにしている。
【0105】そして、ペ−ジ順に出力することが指定さ
れているかが判定される(ステップS69a)。そし
て、このステップS69の判定において「YES」と判
定された場合には、画像形成部6からペ−ジ順に出力す
る処理がなされる(ステップS69b)。この際に、ソ
−タ出力される。ステ−プル位置がaであるか,bであ
るか,cであるか,dであるかに応じてペ−ジメモリ2
64から画像デ−タを読み出す方法が異なっている。
【0106】つまり、ステ−プルがaと指定された場合
には(ステップS70)、画像デ−タを180度回転さ
せて読み出す(ステップS71)。ステ−プルがbと指
定された場合には(ステップS72)、画像デ−タを左
に270度回転させて読み出す(ステップS73)。
【0107】ステ−プルがcと指定された場合には(ス
テップS74)、左に90度回転させて読み出す(ステ
ップS75)。さらに、ステ−プルがdと指定された場
合には(ステップS76)、画像デ−タをそのまま読み
出す(ステップS78)。
【0108】このように回転させることにより、前述し
たステ−プルの位置は固定でも、確実に指定された位置
にスティプルさせることができる。ところで、図6に示
すようにペ−ジメモリ264に画像デ−タが記憶されて
いる状態で、回転しないでデ−タを読み出す場合には、
“11”、“12”、…“21”、“22”、…“mn”と読み出
す。
【0109】また、左に90度回転させて読み出す場合
には、“1n”、“2n”、…“11”、“21”、…“m1”と
読み出すようにしている。さらに、180度回転させる
場合には、“m1”、…“21”、“11”、…“mn”、“2
n”、“1n”と読み出すようにしている。
【0110】さらに、左に270度回転させて読み出す
場合には、“m1”、…、“21”、“11”、…、“mn”、
…、“21”、“1n”と読み出すようにしている。そし
て、ステ−プルされる(ステップS81)。
【0111】一方、このステップS69aで「NO」と
判定された場合には、そのまま画像形成部6から読み出
された画像デ−タがソ−タ200に出力される(ステッ
プS82)。そして、ステ−プル機構234により綴じ
られる(ステップS83)。
【0112】ところで、ステップS63の判定で「N
O」と判定された場合には、メモリコピ−が実行される
(ステップS84)。また、ステップS64において
「NO」と判定された場合には、『ステ−プル位置指定
出来ません』というメッセ−ジが第1の表示部118に
出力される(ステップS85)。
【0113】一方、ステップS65の判定で「N0」と
判定された場合には、ADF80にセットされた原稿が
1枚ずつ原稿載置台12に送り込まれ、画像読み取り部
4において、原稿1頁の2値画像デ−タの読取りが開始
される(ステップS84)。そして、原稿1頁分の2値
画像デ−タはペ−ジメモリ264に蓄積される(ステッ
プS87)。さらに、ペ−ジメモリ264に格納した原
稿の上下方向が画像認識される(ステップS88)。
【0114】以上説明したようにこの第4実施例では、
複数の原稿をADF80から送り込んで、原稿が上下方
向に回転している場合でも、頁順のばらばらな原稿を入
力した場合でも、順番に出力することができる。さら
に、指定された位置にスティプルすることができる。
【0115】前述した図10のフロ−チャ−トに示した
第3実施例及び図13に示した第4実施例では、ADF
80から読み込んだ原稿の頁を認識するようにしたの
で、図14に示すように、ペ−ジメモリ264に蓄積さ
れた2つの頁を1枚の用紙に並べて出力することも可能
である。
【0116】さらに、図15に示すように両面印刷され
た原稿の両面をそれぞれ別々の用紙に印字出力すること
も可能である。さらに、図16に示すように、1枚の用
紙の表面に2頁分だけ印刷されてする場合に、2頁分を
別々の用紙に印刷するようことも可能である。
【0117】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、原
稿の側部を綴じるステイプル機能を備えた画像形成装置
において、複写する原稿の状態が不適性な状態であって
も、電子的原稿の位置を適性なものに変更し、しかもス
テイプル位置を任意の側部に選択することができる画像
形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の各実施例に係るデジタル複写機全体
を示す断面図。
【図2】上記デジタル複写機のスティプル機構を示す平
面図。
【図3】上記デジタル複写機の操作パネルを示す平面
図。
【図4】上記デジタル複写機の制御系および駆動系の構
成を概略的に示すブロック図。
【図5】第1実施例の動作を説明するためのフロ−チャ
−ト。
【図6】ペ−ジメモリに記憶された画像デ−タの内容を
示す図。
【図7】出力内容を示す図。
【図8】出力内容を示す図。
【図9】本発明の第2実施例の動作を説明するためのフ
ロ−チャ−ト。
【図10】本発明の第3実施例の動作を説明するための
フロ−チャ−ト。
【図11】頁位置指定を説明するための図。
【図12】ステイプル位置を説明するための図。
【図13】本発明の第4実施例の動作を説明するための
フロ−チャ−ト。
【図14】印刷形態を説明するための図。
【図15】印刷形態を説明するための図。
【図16】印刷形態を説明するための図。
【符号の説明】
4…画像読取り部、6…画像形成部、10…装置本体、
12…原稿載置台、12a…サイズ板、13…駆動モ−
タ、14…照明ランプ、15…第1のミラ−、16…第
1のキャリッジ、17…サイズセンサ、18…第2のキ
ャリッジ、24…CCDセンサ、26…レ−ザ露光装
置、27…半導体レ−ザ、28…光学装置、30…光偏
向装置、31…第2のレンズ、32…第3のレンズ、3
3…第1のミラ−、34…第2のミラ−、36…感光体
ドラム、37…帯電チャ−ジャ、82…原稿トレイ、8
3…ピックアップロ−ラ、84…給紙ロ−ラ、85…ア
ライニングロ−ラ対、86…アライニングセンサ、87
…サイズセンサ、88…搬送ベルト、90…反転ロ−
ラ、91…フラッパ、92…排紙ロ−ラ、94…原稿排
紙部、95…給紙モ−タ、96…搬送モ−タ、100…
表示部、102…テンキ−、104…モ−ド設定キ−、
116…コピ−開始キ−。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/00 H04N 1/387 1/387 G03G 21/00 382

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像デ−タを読取る読取り手段
    と、 この読取り手段で読取られた画像デ−タを記憶する画像
    メモリと、 この画像メモリに記憶されている画像デ−タを回転させ
    る画像回転手段と、 画像を形成する画像形成手段と、 原稿を綴じるステイプル位置を指定する位置指定手段
    と、 複数の原稿を綴じる綴じ手段と、 上記画像メモリに記憶されている画像デ−タを読取り画
    像の方向を認識する画像認識手段と、上記位置指定手段
    で指定されたステイプル位置で原稿の綴じができるよう
    に、上記画像回転手段で上記画像デ−タを回転させた
    後、上記画像形成手段で画像を形成させる処理手段とを
    具備したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 原稿の画像デ−タを読取る読取り手段
    と、 この読取り手段で読取られた画像デ−タを記憶する画像
    メモリと、 この画像メモリに記憶されている画像デ−タを回転させ
    る画像回転手段と、 画像を形成する画像形成手段と、 原稿を綴じるステイプル位置を指定する位置指定手段
    と、 複数の原稿を綴じる綴じ手段と、 上記原稿の頁位置を指定する指定手段と、 頁順出力を指定する頁順出力指定手段と、 上記画像メモリに記憶された原稿の画像デ−タの頁を認
    識する頁認識手段と、 上記画像メモリに記憶されている画像デ−タを読取り画
    像の方向を認識する画像認識手段と、上記位置指定手段
    で指定されたステイプル位置で原稿の綴じができるよう
    に、上記画像回転手段で上記画像デ−タを回転させた
    後、上記頁認識手段で認識した頁順に上記画像形成手段
    で画像を形成させ、上記綴じ手段で複数の原稿を綴じる
    処理手段とを具備したことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 原稿の画像デ−タを読取る読取り手段
    と、 この読取り手段で読取られた画像デ−タを記憶する画像
    メモリと、 この画像メモリに記憶されている画像デ−タを回転させ
    る画像回転手段と、 画像を形成する画像形成手段と、 上記画像メモリに記憶されている画像デ−タを1枚の用
    紙の表裏に印刷する場合に、上記画像メモリに記憶され
    ている画像デ−タが原稿の奇数頁であるときには、その
    画像デ−タを回転させずに上記画像形成手段に送って画
    像を形成させ、上記画像メモリに記憶されている画像デ
    −タが原稿の偶数頁であるときは画像デ−タを上記画像
    回転手段で回転させた後上記画像形成手段で画像を形成
    させる処理手段とを具備したことを特徴とする画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 原稿の画像デ−タを読取る読取り手段
    と、 この読取り手段で読取られた画像デ−タを記憶する画像
    メモリと、 この画像メモリに記憶されている画像デ−タを回転させ
    る画像回転手段と、 画像を形成する画像形成手段と、 1枚の用紙の表裏に同方向で画像を印刷するかを指定す
    る指定手段と、 この指定手段により表裏同方向の印刷が指定された場合
    には、上記画像メモリに記憶されている画像デ−タを上
    記画像形成手段に送って1枚の用紙の表裏に同方向で画
    像を形成させ、上記指定手段により表裏異方向の印刷が
    指定された場合、上記画像メモリに記憶されている画像
    デ−タが原稿の奇数頁であるときには、その画像デ−タ
    を回転させずに上記画像形成手段に送って画像を形成さ
    せ、上記画像メモリに記憶されている画像デ−タが原稿
    の偶数頁であるときは画像デ−タを上記画像回転手段で
    上下方向に対して180度回転させた後上記画像形成手
    段で画像を形成させることにより1枚の用紙の表裏に異
    方向で画像を形成させる処理手段とを具備したことを特
    徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 原稿の画像デ−タを読取る読取り手段
    と、 この読取り手段で読取られた画像デ−タを記憶する画像
    メモリと、 この画像メモリに記憶されている画像デ−タを回転させ
    る画像回転手段と、 画像を形成する画像形成手段と、 上記画像メモリに記憶されている画像デ−タの上下方向
    を認識する画像認識手段と、 上記画像認識手段により上記画像メモリに記憶されてい
    る画像デ−タの上下方向が反転していると判定された場
    合には、上記画像回転手段によりその画像デ−タを上下
    回転させた後上記画像形成手段で画像を形成させる処理
    手段とを具備したことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 原稿の画像デ−タを読取る読取り手段
    と、 この読取り手段で読取られた画像デ−タを記憶する画像
    メモリと、 この画像メモリに記憶されている画像デ−タを回転させ
    る画像回転手段と、 画像を形成する画像形成手段と、 原稿の上下方向を揃えることを指定する指定手段と、 上記画像メモリに記憶されている画像デ−タの上下方向
    を認識する画像認識手段と、 上記指定手段により原稿の上下方向を揃えることが指定
    されていない場合には、上記読取り手段で読み取られた
    原稿の画像デ−タを上記画像メモリに蓄積した後、その
    画像デ−タを順番に読み出して上記画像形成手段で画像
    を形成させ、上記指定手段により原稿の上下方向を揃え
    ることが指定された場合には上記画像認識手段により上
    記画像メモリに記憶されている画像デ−タの上下方向が
    反転していると判定されたときに、上記画像回転手段に
    よりその画像デ−タを上下方向に対して180度回転さ
    せた後上記画像形成手段で画像を形成させる処理手段と
    を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 原稿の画像デ−タを読取る読取り手段
    と、 この読取り手段で読取られた画像デ−タを記憶する画像
    メモリと、 この画像メモリに記憶されている画像デ−タを回転させ
    る画像回転手段と、画像を形成する画像形成手段と、 上記原稿の頁印刷位置の画像を認識する画像認識手段
    と、 上記画像メモリに記憶されている画像デ−タの頁印刷位
    置の画像を上記画像認識手段で認識し、画像デ−タが上
    下反転している場合には、上記画像回転手段でその画像
    デ−タを回転させ、上記画像認識手段で認識された画像
    の頁毎に順番に上記画像形成手段で画像を形成する処理
    手段とを具備したことを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 原稿の画像デ−タを読取る読取り手段
    と、 この読取り手段で読取られた画像デ−タを記憶する画像
    メモリと、 この画像メモリに記憶されている画像デ−タを回転させ
    る画像回転手段と、 画像を形成する画像形成手段と、 頁順出力を指定する頁順出力指定手段と、 上記原稿の頁印刷位置の画像を認識する画像認識手段
    と、 上記頁順出力指定手段で頁順出力が指定されていない場
    合には、上記読取り手段で読み取られた原稿の画像デ−
    タを上記画像メモリに蓄積した後、その画像デ−タを順
    番に読み出して上記画像形成手段で画像を形成させ、上
    記頁順出力指定手段で頁順出力が指定された場合には、
    上記画像メモリに記憶されている画像デ−タの頁印刷位
    置の画像を上記画像認識手段で認識し、画像デ−タが上
    下反転している場合には、上記画像回転手段でその画像
    デ−タを上下方向に180度回転させ、上記画像認識手
    段で認識された画像の頁毎に順番に上記画像形成手段で
    画像を形成する処理手段とを具備したことを特徴とする
    画像形成装置。
JP7166412A 1995-06-30 1995-06-30 画像形成装置 Pending JPH0912210A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7061637B2 (en) 2000-07-31 2006-06-13 Ricoh Company, Ltd. Method and apparatus for image forming capable of effectively collating a stack of single-/double-sided recording sheets in a desired ejection tray
JP2009055571A (ja) * 2007-08-29 2009-03-12 Sharp Corp 画像処理装置及び画像処理方法
CN103182865A (zh) * 2011-12-31 2013-07-03 北大方正集团有限公司 印刷机自适应装订的方法和装置
US9228633B2 (en) 2008-03-11 2016-01-05 Kohler Co. Engine balance system

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