JPH05329912A - 2層構造を有する熱可塑性樹脂シートの製造方法及びその装置 - Google Patents

2層構造を有する熱可塑性樹脂シートの製造方法及びその装置

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JPH05329912A
JPH05329912A JP4141708A JP14170892A JPH05329912A JP H05329912 A JPH05329912 A JP H05329912A JP 4141708 A JP4141708 A JP 4141708A JP 14170892 A JP14170892 A JP 14170892A JP H05329912 A JPH05329912 A JP H05329912A
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resin
thermoplastic resin
sheet
slit
manifold
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JP4141708A
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Toshio Yamane
俊男 山根
Hitoshi Hasegawa
均 長谷川
Kazuhiro Okamoto
一廣 岡本
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱可塑性樹脂で形成された第1樹脂層と、こ
の第1樹脂層の片面に積層された第2樹脂層とを有する
熱可塑性樹脂シートを製造する装置において、所望通り
の形態の第2樹脂層を有するシートを容易に得る。 【構成】 製造装置は、第1の熱可塑性樹脂aが供給さ
れるマニホールド10と、ランド11と、シート9の押
出口12と、を有する。そのランド11には第2の熱可
塑性樹脂bがランド11内に供給されるスリット13が
設けられる。第2樹脂層Bの幅寸法は、スリット13の
幅に対応する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、第1の熱可塑性樹脂か
らなる第1樹脂層の片面に第2の熱可塑性樹脂からなる
第2樹脂層が積層一体化された2層構造を有する熱可塑
性樹脂シートの製造方法及びその装置に関し、特に透明
な樹脂層の片面に着色された樹脂層が積層されてなる熱
可塑性樹脂シートの製造方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、自動車、飛行機等に使用
されている風防用ガラスや、建築物の窓等に使用されて
いる積層ガラスは、2枚の相対向するガラス板間に熱可
塑性樹脂(例えば、可塑化されたポリビニルブチラール
樹脂など)からなる中間膜が挟まれ構成されており、こ
のような構成の積層ガラスは、強度が大で破損してもそ
の破片が周囲に飛散することがなくかつ良好な視界を保
つことができる。
【0003】このような積層ガラスに用いられる中間膜
を製造するには、一般に、シリンダー内で混練されなが
ら加熱溶融された熱可塑性樹脂を押出成形用金型に送給
し、押出成形用金型からシート状に押出して中間膜を得
る方法が採用されている。こうして得られた中間膜は無
色透明であり、光線を大部分透過させるので、光線の透
過を制限し防眩効果を付与するために、中間膜の上部に
相当する部分に帯状の着色層を形成することが行われて
いる。
【0004】このような着色帯を有するシートを製造す
るには、例えば、特公昭61−175号公報に開示され
ているように、金型内のマニホールド壁面に、着色され
た熱可塑性樹脂(以下、着色樹脂という)をマニホール
ド内に供給するためのスリットを設け、マニホールド内
に供給された透明の熱可塑性樹脂(以下、透明樹脂とい
う)と該着色樹脂とをマニホールド内で合流させること
で透明樹脂からなる透明層の片面に着色樹脂からなる着
色帯が積層一体化されたシートが得られる。そして、マ
ニホールド内に供給された上記透明樹脂はその幅方向の
流れを有していることから、この樹脂流れを利用して着
色樹脂をマニホールド内でその幅方向へ拡散させること
により着色帯の厚みが次第に薄くなった退色部を有する
シートを得ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では以下
〜に示す欠点を有していた。
【0006】所望の形態を有する着色帯を得るため
に、マニホールド内での透明樹脂の幅方向の流れを利用
しているので、その着色帯の形態(特に幅寸法)が透明
樹脂の流れに大きく影響を受ける。従って、着色帯の形
態がスリットの形状だけでは決まらないことから、所望
の着色帯を得るまでには、実際に透明樹脂および着色樹
脂をマニホールド内にそれぞれ供給して得られたシート
の着色帯の形態とそれら樹脂の供給量等との関係を求め
ることが必要であって試行錯誤は避けられず、その間の
費用は多額とならざるを得なかった。特に、着色帯の形
態の変化が多用化、精密化している今日、これらはさら
に深刻な問題となっている。
【0007】さらに、退色部を有するシートを得ようと
する場合には、上記のように樹脂流れを利用するだけで
は十分でなく、樹脂流れを有効に利用するためにスリッ
トの形状を一部湾曲させるなどの複雑化を図っていた
(図9参照)。
【0008】上記で説明したように、着色帯の形態
は樹脂の流れに大きく依存する。このため、連続運転中
に樹脂の供給量等が変動した場合には、着色帯の形態が
大きく変わるという欠点がある。
【0009】マニホールド内に供給される透明樹脂の
流入位置によって、樹脂の流れが変わるために、着色帯
の形態が変化する。従って、着色帯の形態の多様化、精
密化に対して、透明樹脂の流入口の位置が制約を受け
る。
【0010】本発明は上記欠点を解消するためになされ
たものであり、その第1の目的とするところは、着色帯
の形態がスリットの形状によってほぼ決まるために、比
較的簡単に所望形態の着色帯を有するシートを得ること
ができ、また着色帯の形態の需要の多用化、精密化にも
支障なく対応することができる熱可塑性樹脂シートの製
造方法及びその装置を提供することにある。
【0011】本発明の第2の目的とするところは、連続
運転中の透明樹脂供給量の変動等によって、着色帯の形
態が大きく変わるということがない熱可塑性樹脂シート
の製造方法及びその装置を提供することにある。
【0012】本発明の第3の目的とするところは、透明
樹脂の流入口の位置を任意に変更することができる熱可
塑性樹脂シートの製造方法及びその装置を提供すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の熱可塑性樹脂シ
ートの製造方法は、マニホールドと、シートの押出口
と、該押出口とマニホールドとの間に設けられたランド
と、を備えた熱可塑性樹脂シートの製造装置を用いて、
第1の熱可塑性樹脂からなる第1樹脂層の片面に第2の
熱可塑性樹脂からなる第2樹脂層が積層された2層構造
を有する熱可塑性樹脂シートを製造する方法であって、
溶融した第1の熱可塑性樹脂を該マニホールド内に供給
すると共に、該ランドに設けたスリットから溶融した第
2の熱可塑性樹脂をランド内に押出して、該第1の熱可
塑性樹脂と該第2の熱可塑性樹脂とを合流させて一体と
なし、該押出口からシート状に押出すことを特徴とし、
そのことにより上記目的が達成される。
【0014】本発明の熱可塑性樹脂シートの製造装置
は、第1の熱可塑性樹脂からなる第1樹脂層の片面に第
2の熱可塑性樹脂からなる第2樹脂層が積層された2層
構造を有する熱可塑性樹脂シートの製造装置であって、
第1の熱可塑性樹脂が供給されるマニホールドと、シー
トの押出口と、該押出口とマニホールドとの間に設けら
れたランドと、該ランドに設けられており該第2の熱可
塑性樹脂がランド内に供給されるスリットとを具備して
おり、そのことにより上記目的が達成される。
【0015】以下、本発明を図面を参照して説明する。
【0016】本発明の熱可塑性樹脂シートの製造装置
は、図1(a)および(b)に示すように、第1の熱可
塑性樹脂a(以下、第1樹脂という)が供給されるマニ
ホールド10と、シートの押出口12と、押出口12と
マニホールド10との間に設けられたランド11と、該
ランド11に設けられており第2の熱可塑性樹脂b(以
下、第2樹脂という)をランド11内に供給するスリッ
ト13と、を具備している。
【0017】マニホールド10は断面がほぼ円形に形成
され、装置本体1のほぼ全幅に亘って設けられている。
マニホールド10の中央部には樹脂流入口6が形成さ
れ、押出装置(図示しない)から樹脂流入口6を通って
第1樹脂aがマニホールド10内へ供給されるように構
成されている。
【0018】上記ランド11に開口するスリット13
は、シート9の押出方向と直交する方向に長く形成さ
れ、装置本体1に設けられた樹脂供給路5に連通してい
る。樹脂供給路5には第2樹脂bの押出装置(図示せ
ず)が接続されていて、押出装置から押出された第2樹
脂bはスリット13を通ってランド11内へ流入する。
【0019】このスリット13は、図2に示すように、
一定の間隙を有する第1スリット14と、第1スリット
14に連設されたクサビ形状の第2スリット15とから
形成されている。第2スリット15の一方の縁部15a
は、第1スリット14の一方側の直線状の縁部14aか
ら延長された直線となっており、第2スリット15の他
方の縁部15bは円弧となっている。第1スリット14
の他方の縁部14bがこの円弧状の縁部15bの接線と
なるように縁部14bと縁部15bは接している。
【0020】なお、上記第2スリット15の縁部15
a、15bはそれぞれ直線で形成されていてもよく、そ
の場合第1スリット14の縁部と第2スリット15の縁
部との接続部分は小さな円弧で接線として連続するのが
好ましい。また、上記円弧部分は所望に応じて高次曲線
でもよい。
【0021】スリット13の間隙は、所望とする着色帯
の厚みに応じて変えることができ、またスリット13の
装置本体1の側壁部4からの距離Hも任意に変更するこ
とができる。ただし、シート9が押出口12より出た
後、ネックインにより着色帯の厚みが変化するため、ネ
ックインの影響がないように、側壁部4からスリット1
3の端部を十分に離すのが好ましい。また、このネック
イン量を考慮してスリット13の間隙を設けることもで
きる。
【0022】ちなみに、退色部の幅寸法が50mmのシ
ートを製造する場合には、装置の様式、押出条件にもよ
るが、スリット13の該円弧状縁部15bの曲率半径は
およそ40〜60mmとするのがよい。
【0023】また、スリット13の位置はランド11面
上であればどこに設けてもかまわない。好ましくは押出
口12に近い位置に設けられる。
【0024】スリット13の形状を上記のようにクサビ
形状とすることにより、このスリット13から押出され
た第2樹脂層Bは図3に示すように、第1スリット13
から押出された厚みの一定の部分B1と第2スリット1
3から押出された厚みが徐々に薄くなった部分B2とを
有するようになり、第2樹脂を着色樹脂で形成した場
合、着色の度合が次第に変化したなめらかな退色部を有
するシート9が得られる。
【0025】次に、上記した本発明の装置を用いて熱可
塑性樹脂シートを製造する方法を説明する。
【0026】樹脂流入口6からマニホールド10内に送
られた第1樹脂aはマニホールド10内を順次満たさ
れ、ランド11を経て押出口12から外側へ押出され
る。一方、樹脂供給路5からスリット13を経てランド
11内に第2樹脂bが供給される。そして、この第2樹
脂bにて形成された所定幅の第2樹脂層Bが第1樹脂a
にて形成された第1樹脂層Aの片面に一体に積層され、
図3で示したような2層構造を有する熱可塑性樹脂シー
ト9が成形される。
【0027】ここで、第2樹脂層Bの幅寸法は上記した
スリット13の幅寸法によってほぼ決定される。すなわ
ち、ランド11内においては、第1樹脂aの流れ方向は
ほぼシート9の押出方向であるので、スリット13から
押出された第2樹脂bはその樹脂の流れにのって押出口
12方向へ移動し、スリット13の形状に対応した形態
の第2樹脂層Bが形成されるのである。
【0028】従って、シート9に形成される第2樹脂層
Bの形態は各樹脂の流速等によって大きく影響されるこ
とはない。
【0029】本発明において使用される熱可塑性樹脂a
またはbには、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリスチレン、ポリカーボネート、塩化ビニル樹
脂、ナイロン樹脂、ポリビニルアセタール、アクリル樹
脂、アセタール樹脂、ポリエステル樹脂等があげられ
る。これらの熱可塑性樹脂には可塑剤、充填剤等が添加
されてもよい。
【0030】なお、上記の製造装置では、第1樹脂の流
入口6をマニホールド10の中央部に設けたが、図4に
示すようにマニホールド10の一端部に設けてもよい。
この場合でも、ランド11における第1樹脂aの流れ方
向はシート9の押出方向であるので、図1で示した装置
の場合と同様に、スリット13の幅に応じた幅寸法の第
2樹脂層Bが形成される。このスリット13の形状は用
途や目的に応じて種々変更することができる。
【0031】
【作用】流入口よりマニホールド内に流入した溶融樹脂
は、マニホールド内に充填した後狭いランドに流れる。
ランドに達した樹脂は、装置の幅方向に対してほぼ垂直
方向の流れとなって押出される。従って、スリットから
ランドに押出された第2樹脂はそのまま形態が幅方向に
損なわれることなく押出口方向へ移動して、スリット形
状に対応した形態の着色帯が形成される。
【0032】この着色帯の幅寸法は、スリットの幅寸法
にほぼ対応するので、マニホールド内部の第1樹脂の流
れや押出変動等に対して、着色帯の形態は影響されるこ
とがない。従って、マニホールドに設けられる第1樹脂
の流入位置は任意に設定される。
【0033】
【実施例】以下に本発明を実施例及び比較例を挙げて説
明する。
【0034】(実施例1)図1に示した装置を用い、以
下の条件で、熱可塑性樹脂シートを押出し成形した。
【0035】〈成形装置〉使用した成形装置の各部材の
寸法は以下の通りとした。 マニホールド10の幅:800mm マニホールド10の径:80mm ランド11の長さ:50mm 押出口12およびランド11のクリアランス:2mm スリット13の側壁部4からの距離:80mm スリット13の押出口12からの距離:20mm スリット13の形状:図2に示す通りとした。
【0036】図2において、第1スリット14の幅寸法
L1を100mmとし、第2スリット15の幅寸法L2を
50mmとした。第2スリット15はその先端が0.5
mmの間隙で半径0.25mmのアールをとり、第1ス
リット14の間隙L3は3mmとした。第1および第2
スリット14、15を連結する接点部17は直線部14
bが円弧部15bの接線となるようにした。
【0037】〈押出条件〉 樹脂量…透明樹脂:200kg/時間、着色樹脂:20
kg/時間。 使用樹脂の種類…透明樹脂:ポリビニルブチラール樹
脂。 着色樹脂:ポリビニルブチラール樹脂(染料または顔料
で着色した。)。
【0038】以上により、図3に示すような、厚みT1
が0.8mmの熱可塑性樹脂シートが得られた。着色帯
Bはシートの幅方向端部より50mm離れており、退色
部B2の幅寸法L4は40mm、濃色部B1の幅寸法L5は
81mm、濃色部B1の厚みT2は0.5mmであった。
【0039】(実施例2)実施例1の熱可塑性樹脂の供
給路6を図4に示すように、装置本体1の一方側の端部
に設けた他は、実施例1と同様にして熱可塑性樹脂シー
トを得た。
【0040】得られたシートの厚みT1は0.8mm、
着色帯はシート幅方向端部より50mm離れており、退
色部B2の幅寸法は40.7mm、濃色部B1の幅寸法は
80mm、濃色部B1の厚みは0.5mmであった。
【0041】(比較例1)図5に示すように、スリット
20をマニホールド10の壁面(押出口12から80m
m離れた位置)に設けた他は、実施例1と同様にして図
7に示す着色帯Bを有するシート24を得た。
【0042】得られたシート24の厚みは0.8mm、
着色帯Bはシート幅方向端部より10mm離れており、
退色部B2の幅寸法L6は18mm、濃色部B1の幅寸法
L7は60mm、不均一部B3の幅寸法L8は68mm、
濃色部B1の厚みは0.55mmであった。
【0043】(比較例2)図6に示すように、スリット
21をマニホールド10の壁面(押出口から80mm離
れた位置)に設けた他は、実施例2と同様にして図8に
示す着色帯Bを有するシート25を得た。
【0044】得られたシート25の厚みは0.8mm、
着色帯Bはシート幅方向端部より261mm離れてお
り、退色部B2の幅寸法L9は214mm、濃色部B1の
幅寸法L10は386mm、濃色部B1の厚みは0.2m
mであった。
【0045】(比較例3)図9に示すように、スリット
22に湾曲部を設けた他は、比較例2と同様にして図1
0に示すシート26を得た。なお、第1スリット14の
幅寸法L11は100mm、第2スリット15(湾曲部)
の幅寸法L12は50mmとした。スリット13の間隙は
3mmとし、第2スリットはの先端の半径は1.5mm
とした。
【0046】得られたシート26の厚みは0.8mm、
着色帯Bはシート幅方向端部より259mm離れてお
り、退色部B2の幅寸法L13は87mm、濃色部B1の幅
寸法L14は92mm、濃色部B1の厚みは0.4mmで
あった。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、比較的簡単に所望とす
る着色帯の形態を有する熱可塑性樹脂シートを得ること
ができ、また着色帯の形態の需要が多用化、精密化した
場合においても支障なく対応することができる。さら
に、連続運転中の第1樹脂の供給量の変動等によって、
着色帯の形態が大きく変わるということもない。さら
に、着色帯の形態の多様化、精密化に合わせて、第1樹
脂の流入口の位置を任意に変更することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の熱可塑性樹脂シートの製造装
置の一実施例の水平断面図である。(b)は本発明の熱
可塑性樹脂シートの製造装置の一実施例の垂直断面図で
ある。
【図2】図1で示す装置に形成したスリットの拡大図で
ある。
【図3】図1で示し装置を用いて成形したシートの要部
拡大断面図である。
【図4】本発明の熱可塑性樹脂シートの製造装置の他の
実施例の水平断面図である。
【図5】(a)は従来の熱可塑性樹脂シートの製造装置
の水平断面図である。(b)は従来の熱可塑性樹脂シー
トの製造装置の垂直断面図である。
【図6】従来の熱可塑性樹脂シートの製造装置の水平断
面図である。
【図7】従来の熱可塑性樹脂シートの製造装置を用いて
製造された比較例1の熱可塑性樹脂シートの要部の拡大
断面図である。
【図8】従来の熱可塑性樹脂シートの製造装置を用いて
製造された比較例2の熱可塑性樹脂シートの要部の拡大
断面図である。
【図9】従来の熱可塑性樹脂シートの製造装置に形成し
たスリットの拡大図である。
【図10】従来の熱可塑性樹脂シートの製造装置を用い
て製造された比較例3の熱可塑性樹脂シートの要部の拡
大断面図である。
【符号の説明】
1 装置本体 4 側壁部 5 樹脂供給路 6 樹脂流入口 9 熱可塑性樹脂シート 10 マニホールド 11 ランド 12 押出口 13 スリット a 第1樹脂 b 第2樹脂 A 第1樹脂層 B 第2樹脂層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マニホールドと、シートの押出口と、該押
    出口とマニホールドとの間に設けられたランドと、を備
    えた熱可塑性樹脂シートの製造装置を用いて、第1の熱
    可塑性樹脂からなる第1樹脂層の片面に第2の熱可塑性
    樹脂からなる第2樹脂層が積層された2層構造を有する
    熱可塑性樹脂シートを製造する方法であって、溶融した
    第1の熱可塑性樹脂を該マニホールド内に供給すると共
    に、該ランドに設けたスリットから溶融した第2の熱可
    塑性樹脂をランド内に押出して、該第1の熱可塑性樹脂
    と該第2の熱可塑性樹脂とを合流させて一体となし、該
    押出口からシート状に押出すことを特徴とする2層構造
    を有する熱可塑性樹脂シートの製造方法。
  2. 【請求項2】第1の熱可塑性樹脂からなる第1樹脂層の
    片面に第2の熱可塑性樹脂からなる第2樹脂層が積層さ
    れた2層構造を有する熱可塑性樹脂シートの製造装置で
    あって、該第1の熱可塑性樹脂が供給されるマニホール
    ドと、シートの押出口と、該押出口とマニホールドとの
    間に設けられたランドと、該ランドに設けられており該
    第2の熱可塑性樹脂がランド内に供給されるスリット
    と、を具備する熱可塑性樹脂シートの製造装置。
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