JP3135313B2 - 熱可塑性樹脂シートの製造方法及びその装置 - Google Patents
熱可塑性樹脂シートの製造方法及びその装置Info
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- JP3135313B2 JP3135313B2 JP03271044A JP27104491A JP3135313B2 JP 3135313 B2 JP3135313 B2 JP 3135313B2 JP 03271044 A JP03271044 A JP 03271044A JP 27104491 A JP27104491 A JP 27104491A JP 3135313 B2 JP3135313 B2 JP 3135313B2
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- thermoplastic resin
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2種の熱可塑性樹脂を
押出成形して、一方の樹脂層内に他方の樹脂層が埋入さ
れた熱可塑性樹脂シートの製造方法と、その方法の実施
に好適に用いられる熱可塑性樹脂シートの製造装置に関
し、特に埋入された樹脂層の幅寸法を製造中においても
自在に変えることができる熱可塑性樹脂シートの製造方
法とその装置に関する。
押出成形して、一方の樹脂層内に他方の樹脂層が埋入さ
れた熱可塑性樹脂シートの製造方法と、その方法の実施
に好適に用いられる熱可塑性樹脂シートの製造装置に関
し、特に埋入された樹脂層の幅寸法を製造中においても
自在に変えることができる熱可塑性樹脂シートの製造方
法とその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車、飛行機等に使用されている風防
用ガラスや、建築物の窓等に使用されている積層ガラス
は、2枚の相対向するガラス板間に可塑化されたポリビ
ニルブチラール樹脂からなる中間膜が挟まれて構成され
ている。
用ガラスや、建築物の窓等に使用されている積層ガラス
は、2枚の相対向するガラス板間に可塑化されたポリビ
ニルブチラール樹脂からなる中間膜が挟まれて構成され
ている。
【0003】このような積層ガラスに用いられる中間膜
を製造するには、一般に、シリンダー内で混練されなが
ら加熱溶融されたポリビニルブチラール樹脂を押出成形
用金型に送給し、押出成形用金型から押し出して薄膜状
の中間膜を得る方法が知られている。こうして得られた
中間膜は無色透明であり、光線を大部分透過させるの
で、光線の透過を制限するために、中間膜の幅方向の一
部に帯状の着色部を設けることが試みられている。
を製造するには、一般に、シリンダー内で混練されなが
ら加熱溶融されたポリビニルブチラール樹脂を押出成形
用金型に送給し、押出成形用金型から押し出して薄膜状
の中間膜を得る方法が知られている。こうして得られた
中間膜は無色透明であり、光線を大部分透過させるの
で、光線の透過を制限するために、中間膜の幅方向の一
部に帯状の着色部を設けることが試みられている。
【0004】例えば、自動車の風防ガラスに使用される
熱可塑性樹脂シートでは、シートの上部領域に濃度勾配
を有する着色帯を設けることにより、風防ガラスを通し
て運転者を照らす太陽光線を減少させることができる。
また、車両や住宅窓等においては、光の防幻やブライン
ド効果を付与するために、着色剤及び充填剤による半透
明、不透明部や光の屈折率の異なる帯部を有する製品が
望まれている。
熱可塑性樹脂シートでは、シートの上部領域に濃度勾配
を有する着色帯を設けることにより、風防ガラスを通し
て運転者を照らす太陽光線を減少させることができる。
また、車両や住宅窓等においては、光の防幻やブライン
ド効果を付与するために、着色剤及び充填剤による半透
明、不透明部や光の屈折率の異なる帯部を有する製品が
望まれている。
【0005】このような三層構造を有するシートを製造
する方法として、従来以下の技術が提案されている。
する方法として、従来以下の技術が提案されている。
【0006】USP3,400,190には、中間層樹脂を供
給する金型内部位置を、押出方向に前後させることによ
り、主流樹脂から受ける影響を調整することによって中
間層の幅を変化させる構成が開示されている。
給する金型内部位置を、押出方向に前後させることによ
り、主流樹脂から受ける影響を調整することによって中
間層の幅を変化させる構成が開示されている。
【0007】特公昭61−175号公報にはカラー層
の開口部を金型マニホールドの押出方向に湾曲させるこ
とによりカラー層の幅を拡大させた構成が開示されてい
る。
の開口部を金型マニホールドの押出方向に湾曲させるこ
とによりカラー層の幅を拡大させた構成が開示されてい
る。
【0008】特公昭54-26590号公報、特開昭57-14018
号公報、特開昭61-270133号公報には、マニホールド内
に内部ディケル及び分配管を設け、それの可動により金
型出口の流量及び厚みを調整し、シートの構成、および
シートの幅を変更する方法が提案されている。
号公報、特開昭61-270133号公報には、マニホールド内
に内部ディケル及び分配管を設け、それの可動により金
型出口の流量及び厚みを調整し、シートの構成、および
シートの幅を変更する方法が提案されている。
【0009】ところで、製品の種類等に応じて着色帯の
幅を変更することが要望される。
幅を変更することが要望される。
【0010】しかし、上記各公報に開示された方法で
は、着色帯の幅を変更することはできなかった。着色帯
の幅を変更するにあたっては、スリット部の寸法の異な
る導管と差し換えることが考えられるが、この場合には
生産を一旦停止して、装置の切り替え、ノズル、注入ブ
ロックといった金型挿入部品を入れ換える必要があるの
で切り替え時の材料ロスが増え、また生産性が低下する
といった欠点がある。
は、着色帯の幅を変更することはできなかった。着色帯
の幅を変更するにあたっては、スリット部の寸法の異な
る導管と差し換えることが考えられるが、この場合には
生産を一旦停止して、装置の切り替え、ノズル、注入ブ
ロックといった金型挿入部品を入れ換える必要があるの
で切り替え時の材料ロスが増え、また生産性が低下する
といった欠点がある。
【0011】そこで、本発明者らは、マニホールド内に
配設された導管をマニホールドの幅方向へ移動自在に構
成することにより製造途中においても、透明な樹脂層内
に埋入された着色帯の幅が可変な熱可塑性樹脂シートの
製造装置を検討した。この装置を図6〜図8に基づいて
説明する。
配設された導管をマニホールドの幅方向へ移動自在に構
成することにより製造途中においても、透明な樹脂層内
に埋入された着色帯の幅が可変な熱可塑性樹脂シートの
製造装置を検討した。この装置を図6〜図8に基づいて
説明する。
【0012】図6〜図8に示す熱可塑性樹脂シートの製
造装置は、押出成形用金型21と導管26とを有する。
該金型21は、導管26が内部に配設されたマニホール
ド22と、マニホールド22の幅方向に設けられた側板
25と、マニホールド22内に溶融した透明樹脂aを供
給する樹脂供給路29と、押出シート出口としてのスリ
ット状ダイオリフィス23と、マニホールド22からダ
イオリフィス23に透明樹脂aが送られる樹脂通路とし
てのランド部24と、を有している。上記導管26はマ
ニホールド22内にその全幅にわたって配設され、マニ
ホールド22の幅方向に移動自在に構成されている。こ
の導管26には、マニホールド22内に開口するスリッ
ト部32が形成され、スリット部32はマニホールド2
2内の透明樹脂aが幅方向に流れている位置に配置され
ている。導管26内には着色樹脂bが供給されるよう構
成されており、着色樹脂bはスリット部32を通してマ
ニホールド22内へ押し出される。
造装置は、押出成形用金型21と導管26とを有する。
該金型21は、導管26が内部に配設されたマニホール
ド22と、マニホールド22の幅方向に設けられた側板
25と、マニホールド22内に溶融した透明樹脂aを供
給する樹脂供給路29と、押出シート出口としてのスリ
ット状ダイオリフィス23と、マニホールド22からダ
イオリフィス23に透明樹脂aが送られる樹脂通路とし
てのランド部24と、を有している。上記導管26はマ
ニホールド22内にその全幅にわたって配設され、マニ
ホールド22の幅方向に移動自在に構成されている。こ
の導管26には、マニホールド22内に開口するスリッ
ト部32が形成され、スリット部32はマニホールド2
2内の透明樹脂aが幅方向に流れている位置に配置され
ている。導管26内には着色樹脂bが供給されるよう構
成されており、着色樹脂bはスリット部32を通してマ
ニホールド22内へ押し出される。
【0013】図7と図8はマニホールド22内に透明樹
脂aを供給すると共に、導管26内に着色樹脂bを供給
している状態を示したものである。着色樹脂bは、透明
樹脂aの流れによって、図中矢印Xで示す方向へ移動す
る。その結果、図3に示すように、所定幅寸法の着色帯
Bが透明樹脂層A内に埋入された熱可塑性樹脂シート3
3が製造される。着色帯の幅寸法を小さくする場合に
は、図8に示すように、導管26のスリット部32の一
部が側板25で遮蔽されるよう導管26を図中左側へ所
定距離だけ移動させることによりスリット部32の幅寸
法を小さくし、この状態で、上記と同様に透明樹脂aと
着色樹脂bとをマニホールド22内および導管26内へ
供給することにより、着色帯Bの幅寸法の小さい熱可塑
性樹脂シート33を得ることができる。
脂aを供給すると共に、導管26内に着色樹脂bを供給
している状態を示したものである。着色樹脂bは、透明
樹脂aの流れによって、図中矢印Xで示す方向へ移動す
る。その結果、図3に示すように、所定幅寸法の着色帯
Bが透明樹脂層A内に埋入された熱可塑性樹脂シート3
3が製造される。着色帯の幅寸法を小さくする場合に
は、図8に示すように、導管26のスリット部32の一
部が側板25で遮蔽されるよう導管26を図中左側へ所
定距離だけ移動させることによりスリット部32の幅寸
法を小さくし、この状態で、上記と同様に透明樹脂aと
着色樹脂bとをマニホールド22内および導管26内へ
供給することにより、着色帯Bの幅寸法の小さい熱可塑
性樹脂シート33を得ることができる。
【0014】ところが、上記のように導管26を移動さ
せて着色帯Bの幅寸法の小さい熱可塑性樹脂シートを製
造する場合、側板25内に位置するスリット部32の端
部から排出された着色樹脂bが図中右方向へ流れだし、
マニホールド22の側板25側に集束する結果、形成さ
れた着色帯Bには厚み偏差(図8のC部分)が生じると
いう問題があった。
せて着色帯Bの幅寸法の小さい熱可塑性樹脂シートを製
造する場合、側板25内に位置するスリット部32の端
部から排出された着色樹脂bが図中右方向へ流れだし、
マニホールド22の側板25側に集束する結果、形成さ
れた着色帯Bには厚み偏差(図8のC部分)が生じると
いう問題があった。
【0015】さらに、上記方法では、導管26の中央部
が透明樹脂aの流れによって押圧されて導管66がたわ
むことにより、安定した形状の着色帯Bを有する熱可塑
性シートが得られないという欠点があった。
が透明樹脂aの流れによって押圧されて導管66がたわ
むことにより、安定した形状の着色帯Bを有する熱可塑
性シートが得られないという欠点があった。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題を解
消するためになされたものであり、その第1の目的とす
るところは、比較的簡単な構成で、連続生産中において
も第2樹脂層の幅を自在に変更することができる熱可塑
性樹脂シートの製造方法とその方法の実施に好適な装置
を提供することにある。
消するためになされたものであり、その第1の目的とす
るところは、比較的簡単な構成で、連続生産中において
も第2樹脂層の幅を自在に変更することができる熱可塑
性樹脂シートの製造方法とその方法の実施に好適な装置
を提供することにある。
【0017】本発明の第2の目的とするところは、連続
生産中においても第2の熱可塑性樹脂帯の幅を自在に変
更することができ、しかも形成された第2樹脂層の厚み
偏差を生じることのない熱可塑性樹脂シートの製造方法
とその方法の実施に好適な装置を提供することにある。
生産中においても第2の熱可塑性樹脂帯の幅を自在に変
更することができ、しかも形成された第2樹脂層の厚み
偏差を生じることのない熱可塑性樹脂シートの製造方法
とその方法の実施に好適な装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の熱可塑性樹脂シ
ートの製造装置は、第1の熱可塑性樹脂にて形成された
第1樹脂層と、この第1樹脂層内に埋入されており第2
の熱可塑性樹脂にて形成された所定幅の第2樹脂層と、
を有する熱可塑性樹脂シートの製造装置であって、該装
置は押出成形用金型と、導管とを備え、該押出成形用金
型は、該金型の幅方向に長く形成されており、第1の熱
可塑性樹脂が供給される上下2つのマニホールドと、こ
の上下2つのマニホールドの中間位置にて該金型の幅方
向に長く形成され、前記導管を移動可能に収納し得る凹
溝と、該2つのマニホールドと該凹溝の開口部とが合流
する合流部と、該合流部に連設されて熱可塑性樹脂シー
トが外側へ押し出されるスリット状ダイオリフィスと、
を有し、該導管には、該第2の熱可塑性樹脂が供給され
る第2樹脂供給路が形成されているとともに、この第2
樹脂供給路が該合流部に開口するスリット部が形成され
ており、そのことにより上記目的が達成される。
ートの製造装置は、第1の熱可塑性樹脂にて形成された
第1樹脂層と、この第1樹脂層内に埋入されており第2
の熱可塑性樹脂にて形成された所定幅の第2樹脂層と、
を有する熱可塑性樹脂シートの製造装置であって、該装
置は押出成形用金型と、導管とを備え、該押出成形用金
型は、該金型の幅方向に長く形成されており、第1の熱
可塑性樹脂が供給される上下2つのマニホールドと、こ
の上下2つのマニホールドの中間位置にて該金型の幅方
向に長く形成され、前記導管を移動可能に収納し得る凹
溝と、該2つのマニホールドと該凹溝の開口部とが合流
する合流部と、該合流部に連設されて熱可塑性樹脂シー
トが外側へ押し出されるスリット状ダイオリフィスと、
を有し、該導管には、該第2の熱可塑性樹脂が供給され
る第2樹脂供給路が形成されているとともに、この第2
樹脂供給路が該合流部に開口するスリット部が形成され
ており、そのことにより上記目的が達成される。
【0019】本発明の熱可塑性樹脂シートの製造方法
は、上記熱可塑性樹脂シートの製造装置を用い、該導管
を該凹溝内にてその軸心方向へ移動させることにより該
スリット部の幅寸法を変更させて、製造途中において該
第2樹脂層の幅寸法を変更することを特徴としており、
そのことにより上記目的が達成される。
は、上記熱可塑性樹脂シートの製造装置を用い、該導管
を該凹溝内にてその軸心方向へ移動させることにより該
スリット部の幅寸法を変更させて、製造途中において該
第2樹脂層の幅寸法を変更することを特徴としており、
そのことにより上記目的が達成される。
【0020】図1及び図2に、本発明の熱可塑性樹脂シ
ートの製造装置の一例が示されている。
ートの製造装置の一例が示されている。
【0021】該装置は、押出成形用金型1と導管6とを
有する。該金型1は、溶融した第1の熱可塑性樹脂(以
下、第1樹脂という)aが供給される樹脂供給路9と、
この樹脂供給路9に接続される上下2つのマニホールド
2、2と、該上下2つのマニホールド2、2の中間位置
に配された導管係合用の凹溝11と、これら2つのマニ
ホールド2、2のそれぞれのランド部2a、2aおよび
凹溝11の開口部11aが合流する合流部5と、成形さ
れたシートの押出口としてのスリット状ダイオリフィス
3と、該合流部5からダイオリフィス3にシート状に成
形される前の樹脂が送られる樹脂通路としてのランド部
4と、ダイアダプタ7と、側板8と、を有している。
有する。該金型1は、溶融した第1の熱可塑性樹脂(以
下、第1樹脂という)aが供給される樹脂供給路9と、
この樹脂供給路9に接続される上下2つのマニホールド
2、2と、該上下2つのマニホールド2、2の中間位置
に配された導管係合用の凹溝11と、これら2つのマニ
ホールド2、2のそれぞれのランド部2a、2aおよび
凹溝11の開口部11aが合流する合流部5と、成形さ
れたシートの押出口としてのスリット状ダイオリフィス
3と、該合流部5からダイオリフィス3にシート状に成
形される前の樹脂が送られる樹脂通路としてのランド部
4と、ダイアダプタ7と、側板8と、を有している。
【0022】マニホールド2は断面がほぼ円形に形成さ
れ、金型1の幅方向に長く形成されている。該樹脂供給
路9は樹脂押出装置(図示しない)に接続され、この樹
脂押出装置から樹脂供給路9を通って第1樹脂aが上下
それぞれのマニホールド2内へ供給されるように構成さ
れている。
れ、金型1の幅方向に長く形成されている。該樹脂供給
路9は樹脂押出装置(図示しない)に接続され、この樹
脂押出装置から樹脂供給路9を通って第1樹脂aが上下
それぞれのマニホールド2内へ供給されるように構成さ
れている。
【0023】上記凹溝11は金型1の前幅にわたって設
けられ、その一端は金型1の外側へ開口している。
けられ、その一端は金型1の外側へ開口している。
【0024】上記導管6は、一端が閉塞された長尺な筒
状部材から構成されており、その基端部はダイアダプタ
7を貫通し、金型1内に設けられた該凹溝11内に軸方
向にスライド自在に挿嵌されている。導管6は、ダイア
ダプタ7および側板8にパッキンを介して支持されてい
る。図1に示すように、導管6内には第2の熱可塑性樹
脂(以下、第2樹脂という)bの樹脂供給路10が設け
られ、この樹脂供給路10が該合流部5に向けて開口す
る軸方向に長いスリット部12が形成されている。この
スリット部12は、スリット状ダイオリフィス3と平行
でかつ上記合流部5を向くように形成されており、その
形状は、例えば図5に示す形状とされている。また、ス
リット部12の間隙は、上記ランド部4の間隙より小さ
く形成されている。
状部材から構成されており、その基端部はダイアダプタ
7を貫通し、金型1内に設けられた該凹溝11内に軸方
向にスライド自在に挿嵌されている。導管6は、ダイア
ダプタ7および側板8にパッキンを介して支持されてい
る。図1に示すように、導管6内には第2の熱可塑性樹
脂(以下、第2樹脂という)bの樹脂供給路10が設け
られ、この樹脂供給路10が該合流部5に向けて開口す
る軸方向に長いスリット部12が形成されている。この
スリット部12は、スリット状ダイオリフィス3と平行
でかつ上記合流部5を向くように形成されており、その
形状は、例えば図5に示す形状とされている。また、ス
リット部12の間隙は、上記ランド部4の間隙より小さ
く形成されている。
【0025】上記樹脂供給路10の一端には第2樹脂b
の押出装置(図示せず)に接続されていて、押出装置か
ら押し出された第2樹脂bは樹脂供給路10およびスリ
ット部12を通って合流部5へ流入するように構成され
ている。
の押出装置(図示せず)に接続されていて、押出装置か
ら押し出された第2樹脂bは樹脂供給路10およびスリ
ット部12を通って合流部5へ流入するように構成され
ている。
【0026】上記スリット部12の凹溝11における位
置は、導管6をその軸方向に移動させることによって変
えることができ、その位置によってスリット部12の開
口幅寸法を変化させることができる。例えば、図2にお
いて導管6を軸心方向樹脂供給路側に移動させると、ス
リット部12の一部はダイアダプタ7の側端部に遮蔽さ
れるためその開口幅は狭くなり、スリット部12から流
出する第2樹脂bの幅寸法は狭くなる。また、導管6を
逆に樹脂供給路と反対側に移動させると、スリット部1
2の開口幅は広くなり、スリット部12から流出する第
2樹脂bの幅寸法は大きくなる。
置は、導管6をその軸方向に移動させることによって変
えることができ、その位置によってスリット部12の開
口幅寸法を変化させることができる。例えば、図2にお
いて導管6を軸心方向樹脂供給路側に移動させると、ス
リット部12の一部はダイアダプタ7の側端部に遮蔽さ
れるためその開口幅は狭くなり、スリット部12から流
出する第2樹脂bの幅寸法は狭くなる。また、導管6を
逆に樹脂供給路と反対側に移動させると、スリット部1
2の開口幅は広くなり、スリット部12から流出する第
2樹脂bの幅寸法は大きくなる。
【0027】次に、上記した本発明の装置を用いて熱可
塑性樹脂シートを製造する方法を説明する。
塑性樹脂シートを製造する方法を説明する。
【0028】第1樹脂供給路9から2つのマニホールド
2、2内にそれぞれ送られた第1樹脂aはマニホールド
2内に樹脂供給路9側から順次満たされて、ランド部2
aを経て合流部5へ押し出される。一方、導管6の樹脂
供給路10内に供給された第2樹脂bは、導管6のスリ
ット部12から合流部5内へ送られる。そして、ランド
部4を経てスリット状ダイオリフィス3から外側へ押し
出されると、図3に示すように、この第2樹脂bにて形
成された所定幅の第2樹脂層Bが第1樹脂aにて形成さ
れた第1樹脂層A中に埋入された熱可塑性樹脂シート1
3が成形される。ここで、第2の熱可塑性帯Bの幅寸法
は、上記したスリット部12の幅寸法に影響を受けるた
めに、スリット部12の開口幅を変えることにより第2
樹脂層Bの幅寸法を任意に変えることができる。すなわ
ち、上記のように導管6を軸方向に移動させスリット部
12の開口幅を変更することにより、第2樹脂層Bの幅
をそれに応じて変更することができる。このスリット部
12の開口幅の変更操作は、シート13の製造途中であ
っても支障なく行うことができる。
2、2内にそれぞれ送られた第1樹脂aはマニホールド
2内に樹脂供給路9側から順次満たされて、ランド部2
aを経て合流部5へ押し出される。一方、導管6の樹脂
供給路10内に供給された第2樹脂bは、導管6のスリ
ット部12から合流部5内へ送られる。そして、ランド
部4を経てスリット状ダイオリフィス3から外側へ押し
出されると、図3に示すように、この第2樹脂bにて形
成された所定幅の第2樹脂層Bが第1樹脂aにて形成さ
れた第1樹脂層A中に埋入された熱可塑性樹脂シート1
3が成形される。ここで、第2の熱可塑性帯Bの幅寸法
は、上記したスリット部12の幅寸法に影響を受けるた
めに、スリット部12の開口幅を変えることにより第2
樹脂層Bの幅寸法を任意に変えることができる。すなわ
ち、上記のように導管6を軸方向に移動させスリット部
12の開口幅を変更することにより、第2樹脂層Bの幅
をそれに応じて変更することができる。このスリット部
12の開口幅の変更操作は、シート13の製造途中であ
っても支障なく行うことができる。
【0029】本発明において使用される熱可塑性樹脂a
またはbには、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリスチレン、ポリカーボネート、塩化ビニル樹
脂、ナイロン樹脂、ポリビニルアセタール、アクリル樹
脂、アセタール樹脂、ポリエステル樹脂等があげられ
る。これらの熱可塑性樹脂には可塑剤、充填剤等が添加
されてもよい。
またはbには、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリスチレン、ポリカーボネート、塩化ビニル樹
脂、ナイロン樹脂、ポリビニルアセタール、アクリル樹
脂、アセタール樹脂、ポリエステル樹脂等があげられ
る。これらの熱可塑性樹脂には可塑剤、充填剤等が添加
されてもよい。
【0030】なお、スリット部12の形状は、用途や目
的に応じて種々変更することができる。
的に応じて種々変更することができる。
【0031】また、図1に示した装置は、導管6に形成
されたスリット部12が樹脂供給路9側に配置されてい
るが、反対側に配置した構造としてもよい。
されたスリット部12が樹脂供給路9側に配置されてい
るが、反対側に配置した構造としてもよい。
【0032】さらに、上記においては本発明をLダイに
用いたが、Tダイに用いることも可能である。
用いたが、Tダイに用いることも可能である。
【0033】
【作用】導管をその軸心方向へ移動させてスリット部の
幅寸法を変更することにより、スリット部を通して押し
出される第2の熱可塑性樹脂にて形成される第2樹脂層
の幅寸法や形状の異なる熱可塑性樹脂シートを製造する
ことができる。このような導管の操作は、樹脂の押し出
し中でも簡単に行えるので、製造を停止する必要はな
く、従って、生産性が低下することはない。
幅寸法を変更することにより、スリット部を通して押し
出される第2の熱可塑性樹脂にて形成される第2樹脂層
の幅寸法や形状の異なる熱可塑性樹脂シートを製造する
ことができる。このような導管の操作は、樹脂の押し出
し中でも簡単に行えるので、製造を停止する必要はな
く、従って、生産性が低下することはない。
【0034】さらに、導管が金型内に設けられた凹溝に
係合されているので、導管はマニホールド内を流れる第
1の熱可塑性樹脂の圧力の影響を受けることがないため
に、導管の軸方向中央部がスリット状ダイオリフィス側
へ湾曲することを防止することができ、また、第2の熱
可塑性樹脂を流出する際に、従来導管の周囲において受
けていた第1の熱可塑性樹脂の円筒管流れの影響を受け
ることがなくなり、第2の熱可塑性樹脂層に厚み偏差が
生じることを防ぐことができる。
係合されているので、導管はマニホールド内を流れる第
1の熱可塑性樹脂の圧力の影響を受けることがないため
に、導管の軸方向中央部がスリット状ダイオリフィス側
へ湾曲することを防止することができ、また、第2の熱
可塑性樹脂を流出する際に、従来導管の周囲において受
けていた第1の熱可塑性樹脂の円筒管流れの影響を受け
ることがなくなり、第2の熱可塑性樹脂層に厚み偏差が
生じることを防ぐことができる。
【0035】
【実施例】以下に本発明を実施例及び比較例を挙げて説
明する。
明する。
【0036】図1に示した装置を用い、以下の条件で熱
可塑性樹脂シートを押し出し成形した。
可塑性樹脂シートを押し出し成形した。
【0037】〈押出成形用金型〉 使用した押出成形用金型の各部材の寸法は以下の通りと
した。 ダイオリフィス6の幅:1000mm マニホールド2の径:R30mm ランド部4の長さ:50mm ランド部4のクリアランス:1.02mm スリット部12の幅:200mm 〈押出条件〉 使用樹脂の種類…第1樹脂(透明樹脂):ポリビニルブ
チラール樹脂 第2樹脂(着色樹脂):ポリビニルブチラール樹脂(染
料にて着色) 樹脂量比率…透明樹脂:着色樹脂=10:1 ダイアダプター温度…透明樹脂側:180℃、着色樹脂
側180℃ 樹脂温度…透明樹脂:170℃、着色樹脂:170℃。
した。 ダイオリフィス6の幅:1000mm マニホールド2の径:R30mm ランド部4の長さ:50mm ランド部4のクリアランス:1.02mm スリット部12の幅:200mm 〈押出条件〉 使用樹脂の種類…第1樹脂(透明樹脂):ポリビニルブ
チラール樹脂 第2樹脂(着色樹脂):ポリビニルブチラール樹脂(染
料にて着色) 樹脂量比率…透明樹脂:着色樹脂=10:1 ダイアダプター温度…透明樹脂側:180℃、着色樹脂
側180℃ 樹脂温度…透明樹脂:170℃、着色樹脂:170℃。
【0038】実施例1 スリット部12の基部がダイアダプタ7の内側面の延長
線に一致するよう導管6を金型1にセットし、透明樹脂
の押出量を53kg/hrとし、着色樹脂の押出量を
2.0kg/hrとして熱可塑性樹脂シート13を押し
出し成形した。
線に一致するよう導管6を金型1にセットし、透明樹脂
の押出量を53kg/hrとし、着色樹脂の押出量を
2.0kg/hrとして熱可塑性樹脂シート13を押し
出し成形した。
【0039】得られた熱可塑性樹脂シートの着色帯のボ
ケ外観は57mm、不良幅は0mmであった。着色帯の幅寸
法は220mmであり、着色帯部分の可視光線透過率の結
果を、図4において曲線Aで表す。図4の結果から、着
色帯に濃い着色部から薄い着色部が順次形成された階調
部が形成されていることがわかる。
ケ外観は57mm、不良幅は0mmであった。着色帯の幅寸
法は220mmであり、着色帯部分の可視光線透過率の結
果を、図4において曲線Aで表す。図4の結果から、着
色帯に濃い着色部から薄い着色部が順次形成された階調
部が形成されていることがわかる。
【0040】実施例2 実施例1の位置より導管6を樹脂の流入側に100mm移
動させて(図5において矢印Dで示す)金型1にセット
し、透明樹脂の押出量を53kg/hrとし、着色樹脂
の押出量を2.0kg/として、熱可塑性樹脂シート1
3を押し出し成形した。
動させて(図5において矢印Dで示す)金型1にセット
し、透明樹脂の押出量を53kg/hrとし、着色樹脂
の押出量を2.0kg/として、熱可塑性樹脂シート1
3を押し出し成形した。
【0041】得られた熱可塑性樹脂シートの着色帯のボ
ケ外観は55mm、不良幅は0mmであった。着色帯の幅寸
法は126mmであり、着色帯部分の可視光線透過率の結
果を図4において曲線Bで表す。図4の結果から、着色
帯に階調部が形成されていることがわかる。
ケ外観は55mm、不良幅は0mmであった。着色帯の幅寸
法は126mmであり、着色帯部分の可視光線透過率の結
果を図4において曲線Bで表す。図4の結果から、着色
帯に階調部が形成されていることがわかる。
【0042】比較例 導管がマニホールド内部にセットされた図6に示した装
置を用い、スリット部12の基部が側板15の内側面の
延長線に一致した位置より、導管6を流入側に100mm
移動させて(図5において矢印Dで示す)金型1にセッ
トし、透明樹脂の押出量を透明樹脂53kg/hrと
し、着色樹脂の押出量を1.7kg/hrとして、熱可
塑性樹脂シート13を押し出し成形した。
置を用い、スリット部12の基部が側板15の内側面の
延長線に一致した位置より、導管6を流入側に100mm
移動させて(図5において矢印Dで示す)金型1にセッ
トし、透明樹脂の押出量を透明樹脂53kg/hrと
し、着色樹脂の押出量を1.7kg/hrとして、熱可
塑性樹脂シート13を押し出し成形した。
【0043】得られた熱可塑性樹脂シートの着色帯のボ
ケ外観は58mm、不良幅は29mmであった。着色帯の幅
寸法は133mmであり、着色帯部分の可視光線透過率の
結果を図4において曲線Cで表す。曲線Cにおいては、
可視光線透過率が急激に低下する部分(不良部分)があ
り、この結果から、着色帯に階調部が形成されていない
ことがわかる。この場合着色樹脂bが導管6から流出す
る際に、導管周囲の透明樹脂aの円筒管流れの影響を受
け、スリット部12の基端部に着色樹脂bの層が集束す
るため厚み偏差が生じ、所望の着色帯とはパターンの異
なったものとなった。
ケ外観は58mm、不良幅は29mmであった。着色帯の幅
寸法は133mmであり、着色帯部分の可視光線透過率の
結果を図4において曲線Cで表す。曲線Cにおいては、
可視光線透過率が急激に低下する部分(不良部分)があ
り、この結果から、着色帯に階調部が形成されていない
ことがわかる。この場合着色樹脂bが導管6から流出す
る際に、導管周囲の透明樹脂aの円筒管流れの影響を受
け、スリット部12の基端部に着色樹脂bの層が集束す
るため厚み偏差が生じ、所望の着色帯とはパターンの異
なったものとなった。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、連続生産中において
も、着色帯の幅寸法の異なる熱可塑性樹脂シートを製造
することができる。従って、品種の異なった熱可塑性樹
脂シートを製造するにあたって、従来のように一旦生産
を停止し、装置の切り替え、ノズル、注入ブロックとい
った金型挿入部品を入れ換える必要はなく、生産性を向
上することができると共に、切り替え時の材料ロスを減
少することができる。
も、着色帯の幅寸法の異なる熱可塑性樹脂シートを製造
することができる。従って、品種の異なった熱可塑性樹
脂シートを製造するにあたって、従来のように一旦生産
を停止し、装置の切り替え、ノズル、注入ブロックとい
った金型挿入部品を入れ換える必要はなく、生産性を向
上することができると共に、切り替え時の材料ロスを減
少することができる。
【0045】また、導管の軸方向中央部がスリット状ダ
イオリフィス側へ湾曲することを防止することができる
ので、第2の熱可塑性樹脂層に厚み偏差が生じることを
防ぐことができ、品質良好な熱可塑性樹脂シートを製造
することができる。
イオリフィス側へ湾曲することを防止することができる
ので、第2の熱可塑性樹脂層に厚み偏差が生じることを
防ぐことができ、品質良好な熱可塑性樹脂シートを製造
することができる。
【図1】本発明の熱可塑性樹脂シートの製造装置の一実
施例の垂直断面図である。
施例の垂直断面図である。
【図2】図1のI−I線断面図である。
【図3】熱可塑性樹脂シートの要部断面図である。
【図4】熱可塑性樹脂シートの第2樹脂層部分の幅寸法
と可視光線透過率との関係を示すグラフである。
と可視光線透過率との関係を示すグラフである。
【図5】導管のセット位置を示す説明図である。
【図6】従来の熱可塑性樹脂シートの製造装置の垂直断
面図である。
面図である。
【図7】図6に示す従来の熱可塑性樹脂シートの製造装
置の、II−II線断面図である。
置の、II−II線断面図である。
【図8】図6に示す従来の熱可塑性樹脂シートの製造装
置の、II−II線断面図である。
置の、II−II線断面図である。
1 押出成形用金型 2 マニホールド 3 スリット状ダイオリフィス 4 ランド部 5 合流部 6 導管 9 第1樹脂通路 10第2樹脂通路 11 凹溝 11a開口部 12 スリット部 13 樹脂シート a 第1の熱可塑性樹脂 b 第2の熱可塑性樹脂 A 第1樹脂層 B 第2樹脂層
Claims (2)
- 【請求項1】第1の熱可塑性樹脂にて形成された第1樹
脂層と、この第1樹脂層内に埋入されており第2の熱可
塑性樹脂にて形成された所定幅の第2樹脂層と、を有す
る熱可塑性樹脂シートの製造装置であって、該装置は押
出成形用金型と、導管とを備え、該押出成形用金型は、
該金型の幅方向に長く形成されており、第1の熱可塑性
樹脂が供給される上下2つのマニホールドと、この上下
2つのマニホールドの中間位置にて該金型の幅方向に長
く形成され、前記導管を移動可能に収納し得る凹溝と、
該2つのマニホールドと該凹溝の開口部とが合流する合
流部と、該合流部に連設されて熱可塑性樹脂シートが外
側へ押し出されるスリット状ダイオリフィスと、を有
し、該導管には、該第2の熱可塑性樹脂が供給される第
2樹脂供給路が形成されているとともに、この第2樹脂
供給路が該合流部に開口するスリット部が形成されてい
る熱可塑性樹脂シートの製造装置。 - 【請求項2】請求項1記載の熱可塑性樹脂シートの製造
装置を用い、該導管を該凹溝内にてその軸心方向へ移動
させることにより該スリット部の幅寸法を変更させて、
製造途中において該第2樹脂層の幅寸法を変更すること
を特徴とする熱可塑性樹脂シートの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03271044A JP3135313B2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 熱可塑性樹脂シートの製造方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03271044A JP3135313B2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 熱可塑性樹脂シートの製造方法及びその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05104602A JPH05104602A (ja) | 1993-04-27 |
JP3135313B2 true JP3135313B2 (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=17494624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03271044A Expired - Lifetime JP3135313B2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 熱可塑性樹脂シートの製造方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3135313B2 (ja) |
-
1991
- 1991-10-18 JP JP03271044A patent/JP3135313B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05104602A (ja) | 1993-04-27 |
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