JPH0532919U - 空気調和機用筐体 - Google Patents

空気調和機用筐体

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JPH0532919U
JPH0532919U JP084769U JP8476991U JPH0532919U JP H0532919 U JPH0532919 U JP H0532919U JP 084769 U JP084769 U JP 084769U JP 8476991 U JP8476991 U JP 8476991U JP H0532919 U JPH0532919 U JP H0532919U
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JP
Japan
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bent
plate portion
side plate
housing unit
back plate
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Pending
Application number
JP084769U
Other languages
English (en)
Inventor
毅一 入江
祈実男 国府田
Original Assignee
株式会社荏原製作所
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Publication date
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 裏面板にボルトやビスの頭等が突出すること
なく、組立時に側板が横倒れを起こすことなく、直角度
に優れた組立容易な筐体を提供する。 【構成】 側板部4と、側板部4から略直角に折曲され
た裏面板部5と、裏面板部5から略直角に折曲され側板
部4と略平行な面を有する接続用折曲部6とを備えた第
1筐体ユニット2と、側板部10と、側板部10から略
直角に折曲されるとともに第1筐体ユニット2の裏面板
部5とは反対方向に伸びる裏面板部11と、裏面板部1
1から略直角に折曲され側板部10と略平行な面を有す
る接続用折曲部12とを備えた第2筐体ユニット3とを
備え、第1及び第2筐体ユニット2,3の接続用折曲部
6,12を互いに当接させるとともにこれら接続用折曲
部6,12を締結具17,18で締結することにより、
第1筐体ユニット2と第2筐体ユニット3とを連結し
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は空気調和機用筐体に係り、特に空気調和機を構成する熱交換器等の各 機器を収納する空気調和機用筐体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、空気調和機用筐体は、鉄骨材からなるフレームに側板、裏面板、前面板 等をボルトやビスによって固定したものが使用されていた。
【0003】 ところが、このような空気調和機用筐体は、裏面板を固定しているボルトやビ スが建物の壁や建物内に設置された機器等に接触してしまうという欠点があった 。そこで、図7及び図8に示されるような空気調和機用筐体が開発されてきた。 すなわち、この筐体は1枚のシート状板材を折曲したものからなり、側板21, 21と、裏面板22とを備えている。このように1枚のシート状板材から筐体を 形成することにより、筐体の裏側にボルトやビス止めをする必要がなく、その結 果建物の壁等に裏面板22を接触させた状態で設置しておくことができるように なっている。
【0004】 しかしながら上述の構造の筐体においては、1枚のシート状の板材から筐体を 形成しているため、筐体が大きい場合には適用不可能であるという欠点を備えて いた。
【0005】 そのため、図9に示されるような筐体が最近開発されてきている。この筐体は 、側板24,25と、両端部に折曲部26a,26bを有した裏面板26とを、 それぞれ別部材によって形成し、側板24,25と裏面板26とを筐体の裏側に おいて、折曲部26a,26bにてボルトやビス27によって接続した構造を採 用している。これによって、裏面板の外方にボルトやビス27が突出することが なく、裏面板26を建物の側壁や機器等に接触させた状態で設置しておくことが できるようになっている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、図9に示す空気調和機用筐体においては、側板24,25を立 設させた状態で裏面板26を接続するという構成をとっているため、側板24, 25が横倒れを起こし、裏面板26を接続する際に、側板24,25と裏面板2 6とがずれてしまいうまく接続ができず、ボルト締めがうまく行えないという問 題点があった。そのため、どうしても側板24,25と裏面板26とを接続固定 する際には、現合加工を施さなければならず、この側板24,25と裏面板26 とを組立する際に、煩雑な作業を必要とし、組立コストを上昇させているという 問題点があった。また、図9に示す従来の空気調和機用筐体においては、側板2 4,25と裏面板26とによって組み付けられた時に、側板の直角度が得られな いという問題点があった。
【0007】 本考案は、上述の事情に鑑みなされたもので、その目的とする処は、裏面板に ボルトやビス等の頭が突出することなく、組立時に側板が横倒れを起こすことな く、組立性が極めて良好で且つ直角度も良好な空気調和機用筐体を提供すること にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するため、本考案の空気調和機用筐体は、側板部と、該側 板部から略直角に折曲された裏面板部と、該裏面板部から内側へ略直角に折曲さ れ前記側板部と略平行な面を有する接続用折曲部とを備えた第1筐体ユニットと 、側板部と、該側板部から略直角に折曲されるとともに前記第1筐体ユニットの 裏面板部とは反対方向に伸びる裏面板部と、該裏面板部から内側へ略直角に折曲 され前記側板部と略平行な面を有する接続用折曲部とを備えた第2筐体ユニット とを備え、前記第1及び第2筐体ユニットの接続用折曲部を互いに当接させると ともにこれら接続用折曲部を締結具で締結することにより、前記第1筐体ユニッ トと前記第2筐体ユニットとを連結したことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】
前述した構成からなる本考案によれば、空気調和機用筐体を、側板部とこの側 板部から略直角に折曲された裏面板部と、この裏面板部からさらに直角に折曲さ れた接続用折曲部とを備えた第1筐体ユニットと、同様に側板部と、この側板部 から略直角に折曲された裏面板部と、この裏面板部からさらに略直角に折曲され た接続用折曲部とを備えた第2筐体ユニットとを連結することにより形成したた め、前記第1筐体ユニット及び第2筐体ユニットは、その裏面板部によって側板 部が横倒れを起こすことがなく、これら第1及び第2筐体ユニットの連結すなわ ち、組付けを極めて容易に行うことができる。また、これら第1筐体ユニット及 び第2筐体ユニットの連結時に、互いに接続用折曲部を当接させた時に、側板部 及び裏面板部のそれぞれの直角度は極めて良好であり、筐体を組み上げた時の直 角度が極めて良好となる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案に係る空気調和機用筐体の一実施例を図1乃至図6を参照して説 明する。
【0011】 図1は空気調和機用筐体の前面パネルを取り付ける前の状態を示す正面図であ り、図2は図1のII−II線に沿った断面図である。図1及び図2において、符号 1は空気調和機用筐体であり、空気調和機用筐体1は第1筐体ユニット2と、第 2筐体ユニット3とから構成されている。第1筐体ユニット2は、シート状板材 を折曲することによって形成され、側板部4と、この側板部4から略直角に折曲 された裏面板部5と、この裏面板部5から内側へ略直角に折曲されるとともに側 板部4と略平行な面を有する接続用折曲部6とを備えている。また、第1筐体ユ ニット2は、側板部4の前縁部から略直角に折曲された前面用折曲部7を備える とともに、この前面用折曲部7からさらに略直角に内側へ折曲された折り返し部 8を備えている。また、前記接続用折曲部6の側縁部もさらに内側へ略直角に折 曲されていて、折り返し部9を形成している。
【0012】 一方、第2筐体ユニット3は第1筐体ユニット3と対称の形状をしており、側 板部10と、この側板部10から略直角に折曲されるとともに前記第1筐体ユニ ット1の裏面板部5とは反対方向に伸びる裏面板部11と、この裏面板部11か ら内側へ略直角に折曲され前記側板部10と略平行な面を有する接続用折曲部1 2とを備えている。前記第2筐体ユニット3における側板部10の前縁部は、略 直角に折曲されていて、第1筐体ユニットと同様に前面用折曲部13を形成して おり、この前面用折曲部13はさらに内側へ略直角に折曲されていて折り返し部 14を形成している。また、接続用折曲部12はさらに内側へ略直角に折曲され ていて折り返し部15を形成している。そして、図3に示されるように第1筐体 ユニット2と第2筐体ユニット3の接続用折曲部6,12を互いに当接させると ともにこれら接続用折曲部6,12をボルト17及びブラインドナット18によ って締結している。これによって第1筐体ユニット2と第2筐体ユニット3とが 連結され、空気調和機用筐体1の主要部品が構成される。そして、この連結の後 に天板19を設置する。すなわち、第1筐体ユニット2および第2筐体ユニット 3の側板部4及び10は、図4に示されるようにそれらの上端部で略直角に折曲 されていて天板取り付け部4a,10aを形成している。そして、これら天板取 り付け部4a,10aに天板19を載置した後に、ボルト17及びブラインドナ ット18によって天板19を第1筐体ユニット2及び第2筐体ユニット3に接続 する。なお、底板20と第1筐体ユニット2及び第2筐体ユニット3との接続も 同様になされており、これは図示はしない。
【0013】 次に、上述のように形成した空気調和機用筐体1に、断熱材及び全熱交換器を 設置する方法について図5及び図6を参照して説明する。
【0014】 図5に示す例においては、第2筐体ユニット3の折り返し部15は裏面板部1 1とは平行ではなくやや開いた角度を有している。この折り返し部15に保持片 41が溶接等により固定され、これによって略90度に開いた形状の全熱交換器 保持部42が形成される。そして、この保持部42に全熱交換器50の一つの稜 部が嵌装され、前記接続用折曲部6及び12は全熱交換器用仕切り壁を構成する 。そして他の仕切り壁43,44,45は筐体に向かって延設されていて、全熱 交換器用の二つの流路X,Yが形成される。
【0015】 また、図5に示されるように、筐体1の壁面に沿って断熱材46が設置されて いる。この断熱材46は各折り返し部8,9,14,15によって保持されてい る。
【0016】 このように本実施例によれば、全熱交換器及び断熱材が筐体を構成する各構成 部材によって保持されるとともに、筐体の構成部材の1つが仕切り壁を形成して いる。
【0017】 図6は全熱交換器を設置する他の方法を示すものであり、本実施例においては 、折り返し部9,15は裏面板部5,11とは平行ではなく、やや開いた角度を 有し、折り返し部9,15に直接に全熱交換器50が保持され、接続用折曲部6 ,12が仕切り壁を構成している。その他の構成は図5と同様である。
【0018】
【考案の効果】
前述した構成からなる本考案によれば、空気調和機用筐体を、側板部とこの側 板部から略直角に折曲された裏面板部と、この裏面板部からさらに直角に折曲さ れた接続用折曲部とを備えた第1筐体ユニットと、同様に側板部と、この側板部 から略直角に折曲された裏面板部と、この裏面板部からさらに略直角に折曲され た接続用折曲部とを備えた第2筐体ユニットとを連結することにより形成したた め、前記第1筐体ユニット及び第2筐体ユニットはその裏面板部によって側板部 が横倒れを起こすことがなく、これら第1及び第2筐体ユニットの連結すなわち 、組付けを極めて容易に行うことができる。
【0019】 また、本考案の筐体によれば、これら第1筐体ユニット及び第2筐体ユニット の連結時に、互いに接続用折曲部を当接させた時に、側板部及び裏面板部のそれ ぞれの直角度は極めて良好であり、筐体を組み上げた時の直角度が極めて良好と なる。
【0020】 さらに、本考案の筐体によれば、筐体を構成する部品が第1筐体ユニットと第 2筐体ユニットのみであるため、部品点数が2点となり、部品点数の削減を図る ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る空気調和機用筐体の一実施例を示
す正面図。
【図2】本考案に係る空気調和機用筐体の断面図であ
り、図1のII−II線に沿った断面図。
【図3】図2の締結部の詳細を示す断面図。
【図4】天板と側板との締結部の詳細を示す断面図。
【図5】全熱交換器と断熱材を設置する方法を示す説明
図。
【図6】全熱交換器を設置する方法を示す説明図。
【図7】従来の空気調和機用筐体を示す斜視図。
【図8】図7のVIII−VIII線に沿った断面図。
【図9】従来の空気調和機用筐体の他の例を示す断面
図。
【符号の説明】
1 空気調和機用筐体 2 第1筐体ユニット 3 第2筐体ユニット 4,10 側板部 5,11 裏面板部 6,12 接続用折曲部 7,13 前面用折曲部 8,9,14,15 折り返し部 17 ボルト 18 ブラインドナット 19 天板 20 底板 41 保持片 42 保持部 43,44,45 仕切り壁 46 断熱材 50 全熱交換器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側板部と、該側板部から略直角に折曲さ
    れた裏面板部と、該裏面板部から内側へ略直角に折曲さ
    れ前記側板部と略平行な面を有する接続用折曲部とを備
    えた第1筐体ユニットと、側板部と、該側板部から略直
    角に折曲されるとともに前記第1筐体ユニットの裏面板
    部とは反対方向に伸びる裏面板部と、該裏面板部から内
    側へ略直角に折曲され前記側板部と略平行な面を有する
    接続用折曲部とを備えた第2筐体ユニットとを備え、前
    記第1及び第2筐体ユニットの接続用折曲部を互いに当
    接させるとともにこれら接続用折曲部を締結具で締結す
    ることにより、前記第1筐体ユニットと前記第2筐体ユ
    ニットとを連結したことを特徴とする空気調和機用筐
    体。
JP084769U 1991-09-21 1991-09-21 空気調和機用筐体 Pending JPH0532919U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100300585B1 (ko) * 1999-06-07 2001-09-22 구자홍 공기조화기의 캐비닛 구조

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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