JPH05326928A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH05326928A
JPH05326928A JP13396992A JP13396992A JPH05326928A JP H05326928 A JPH05326928 A JP H05326928A JP 13396992 A JP13396992 A JP 13396992A JP 13396992 A JP13396992 A JP 13396992A JP H05326928 A JPH05326928 A JP H05326928A
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pdge
forming
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JP13396992A
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Kenichi Imamura
健一 今村
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、PdGe合金よりなるベース電極とInGa
Asベース層とを接続する構造のHET又はRHETを有
する半導体装置の製造方法に関し、InGaAsベース層とPd
Ge合金電極とのコンタクト抵抗を減らすことなく、しか
も、PdGe合金化の際の絶縁膜との剥離を生じ難くするこ
とを目的とする。 【構成】少なくともベース層4の露出面のベース電極形
成領域を囲む部分に絶縁膜8を形成する工程と、前記ベ
ース層4の上に、Pd膜12とGe膜13を1:1〜1:1.5の
割合の厚さで、かつ、合計の厚さを30nm以下として積層
する工程と、前記Pd膜12と前記Ge膜13を5分以下の時間
でアニールして合金化率100%のPdGe合金膜14を形成
する工程と、前記ベース層4と前記PdGe合金膜14をアロ
イして、その界面に低抵抗層16を形成する工程と、前記
PdGe合金膜14をパターニングして前記ベース形成領域に
ベース電極21を形成する工程とを含み構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造方法
に関し、より詳しくは、PdGe合金よりなるベース電極と
InGaAsベース層とを接続する構造のHET又はRHET
を有する半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】InGaAs系のHET(hot electron trans
istor)は、一般に図5(a) に示すような構造をしてお
り、InP 基板51の上に、n-InGaAsコレクタ層52、i-
In(AlGa)Asコレクタバリア層53、n-InGaAsベース層5
4、i-InAlAsエミッタバリア層55及びn-InGaAsエミッ
タ層56を順に積層してなるものである。そして、コレ
クタ層52にはコレクタ電極57が、ベース層54には
ベース電極58が、エミッタ層56にはエミッタ電極5
9がそれぞれ接続されている。
【0003】ところで、77Kの温度下で動作させるH
ETでは、エミッタ層56からコレクタ層52への電子
の到達量を多くするために、その間のベース層54を薄
く形成し、しかも、その不純物濃度を1×1018/cm3
程度と低くしている。
【0004】また、加熱処理によるベース電極構成元素
のコレクタバリア層53への突き抜けを防止し、ベース
電極58のコンタクト抵抗の低減を図る必要があり、ベ
ース電極58はPdGe合金により形成されている。
【0005】このベース電極58は一般に次のような工
程で形成されることになる。まず、図6(a) に示すよう
に、InP 基板51の上に、コレクタ層52、コレクタバ
リア層53、n-InGaAsベース層54を形成する。つい
で、n-InGaAsベース層54の上に、i-InAlAs層61とn-
InGaAs層62を順に積層した後に、Si3N4 膜63をマス
クにしてそれらの層61,62をパターニングしてエミ
ッタバリア層55とエミッタ層56とする。
【0006】この後に、図6(b) に示すように、CVD
法により全体に保護膜としてSiO2膜64を積層した後
に、Si3N4 膜63の部分とその周囲のベース電極形成領
域Xに窓65を有するフォトレジスト66を形成し、こ
れをマスクにしてSiO2膜64を垂直方向に異方性エッチ
ングし、図6(c) に示すように、エミッタ層56とエミ
ッタバリア層55の側方にSiO2サイドウォール67を形
成するとともに、ベース電極形成領域Xのベース層54
を露出し、その周囲にSiO2膜64を残存させる。
【0007】ついで、SiO2膜64のエッチングにより露
出したSi3N4 膜63をドライエッチングにより除去して
から、図7(d) に示すように、Pd膜68とGe膜69を順
に積層し、これらをアニールにより合金化して図7(e)
に示すようなPdGe合金膜70を形成した後に、n-InGaAs
ベース層54の上層部とPdGe合金膜70の底部とを合金
化してコンタクト層71を形成するためのアロイを行
い、これによりベース層54とPdGe合金膜70とのコン
タクト抵抗を小さくするようにしている。
【0008】この場合のPd膜68とGe膜69は、経験的
にそれぞれ30nm、40nmの膜厚にし、また、アニール
は250℃の温度で7分間行い、アロイは350℃で1
分間行っている。
【0009】そして、アロイ後にTi/Au膜(不図示)を
10nm/200nm程度蒸着した後にアルゴンの斜めイオ
ンミリングにより、サイドウォール67の表面を界にし
てTi/Au膜及びPdGe合金膜70を分離する。そして、エ
ミッタ層56の上の金属をエミッタ電極59とし、ま
た、ベース層54の上の金属をベース電極54とする。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなア
ニールを行うと、図7(e) に示すように、ベース電極形
成領域Xの周囲にあるSiO2膜64やサイドウォール67
とPdGe合金膜70との密着性が悪くなってPdGe合金膜7
0が剥離し、この後のアロイによってさらにその剥離が
増長されるので、PdGe合金膜70のパターニングに支障
が生じるといった問題がある。
【0011】この場合、アニール時間を短くすることも
考えられるが、これによれば合金化が不完全となり、し
かもアロイの際にn-InGaAsベース層54の中に拡散する
Geの量が少なくなってコンタクト抵抗が高くなってしま
い、好ましくない。
【0012】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであって、ホットエレクトロントランジスタのInGa
Asベース層とPdGe合金電極とのコンタクト抵抗を減らす
ことなく、しかも、PdGe合金膜と絶縁膜との剥離を生じ
難くすることができる半導体装置の製造方法を提供する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、図1〜
3に例示するように、InGaAs系のベース層を備えたHE
T又はRHETを有する半導体装置の製造方法におい
て、コレクタ層2の上にコレクタバリア層3とInGaAs系
のベース層4を形成する工程と、前記ベース層4の上に
エミッタバリア層5とエミッタ層6を突出形成する工程
と、少なくとも前記ベース層4の露出面のベース電極形
成領域を囲む部分に絶縁膜8を形成する工程と、Pd膜1
2とGe膜13を1:1〜1:1.5の割合の厚さで、か
つ、合計の厚さを30nm以下として積層する工程と、前
記Pd膜12と前記Ge膜13を5分以下の時間でアニール
して合金化率100%のPdGe合金膜14を形成する工程
と、前記ベース層4と前記PdGe合金膜14をアロイし
て、その界面に低抵抗層16を形成する工程と、前記Pd
Ge合金膜14をパターニングして前記ベース形成領域に
ベース電極21を形成する工程とを有することを特徴と
する半導体装置の製造方法により達成する。
【0014】または、InGaAs系のベース層を備えたHE
T又はRHETを有する半導体装置の製造方法におい
て、コレクタ層2の上にコレクタバリア層3とInGaAs系
のベース層4を形成する工程と、前記ベース層4の上に
エミッタバリア層5とエミッタ層6を突出形成する工程
と、少なくとも前記ベース層4の露出面のベース電極形
成領域を囲む部分に絶縁膜8を形成する工程と、スパッ
タ法或いは蒸着法によりPdGe合金膜14を形成する工程
と、前記ベース層4と前記PdGe合金膜14をアロイし
て、その界面に低抵抗層16を形成する工程と、前記PdGe
合金膜14をパターニングして前記ベース形成領域にベ
ース電極21を形成する工程とを有することを特徴とす
る半導体装置の製造方法により達成する。
【0015】
【作 用】本発明によれば、InGaAs系のベース層4の上
に積層するPd膜12とGe膜13との総厚を30nm以下に
抑えるとともに、Pd膜12とGe膜13の厚さの比を1:
1〜1:1.5として合金化し、このPdGe合金膜14をパ
ターニングしてベース電極21にしている。
【0016】この条件では、PdGe合金膜14は、5分以
下の時間で合金化率が100%となり、しかも、この程
度の時間では、PdGe合金膜14がその下の絶縁膜8と剥
離することはない。しかも、PdとGeとを100%合金化
させているので、アロイの際にベース層4に拡散するGe
の量は低減せず、これによりベース電極21とベース層
4とのコンタクト抵抗が十分低減される。
【0017】また、ベース電極21となるPdGe合金膜1
4をスパッタ法や蒸着法により形成すれば、アニールが
不要となり、そのPdGe合金膜14は絶縁膜8から剥離し
難くなり、しかも、このPdGe合金ベース電極21とベー
ス層4とのコンタクト抵抗は高くならない。
【0018】
【実施例】そこで、以下に本発明の実施例を図面に基づ
いて説明する。図1〜3は、本発明の一実施例装置の製
造工程を示す断面図である。
【0019】まず、図1(a) に示すように、InP 基板1
の上に、膜厚300nmで不純物濃度5×1018/cm3
n-InGaAsコレクタ層2、膜厚200nmのi-In(AlGa)Asコ
レクタバリア層3、膜厚30nmで不純物濃度1×1018
/cm3 のn-InGaAsベース層4を順に形成する。さらに、
ベース層4の上に、i-InAlAsエミッタバリア層5と不純
物濃度5×1019/cm3 のn-InGaAsエミッタ層6をそれ
ぞれ10nm、200nmの厚さに順に積層した後に、Si3N
4 膜7をマスクにしてエミッタ層6とエミッタバリア層
5を燐酸系のエッチング液を用いて連続的にウェットエ
ッチングし、断面メサ状に形成する。
【0020】この後に、図1(b) に示すように、CVD
法により全体に保護膜としてSiO2膜8を積層した後に、
フォトレジスト10を塗布し、これを露光、現像してSi
3N4膜7の部分とその周囲のベース電極形成領域Aまで
の広さの窓9を形成する。
【0021】そして、このフォトレジスト10をマスク
にして、CHF3をエッチングガスにして反応性イオンエッ
チング法によりSiO2膜8を垂直方向に異方性エッチング
し、図1(c) に示すように、エミッタ層6とエミッタバ
リア層5の側方にSiO2サイドウォール11を形成すると
ともに、Si3N4 膜7とその周囲のベース層4を選択的に
露出させるとともに、さらにその周囲にSiO2膜8を残存
させる。
【0022】ついで、NF3 ガスを用いてドライエッチン
グにより Si3N4膜7を除去した後に、図2(d) に示すよ
うに、Eガン(electron gun) 蒸着法により膜厚10nm
のPd膜12と膜厚13nmのGe膜13を順に積層し、これ
らを250℃のアニールにより合金化して図2(e) に示
すようなPdGe合金膜14を形成するとともに、ベース電
極形成領域Aにあるベース層4の上層部にPdを拡散させ
てInGaAsPd層15を形成する。
【0023】この場合のアニールの時間とPdGe合金化率
との関係を調べたところ、図4の実線に示すような結果
が得られ、少なくとも3分間のアニールを行えば合金化
率が100%となり、しかも、5分間のアニールによっ
てもPdGe合金膜14がSiO2膜8から剥離することはなか
った。
【0024】なお、従来のように、Pd膜を30nm、Ge膜
を40nmの厚さに順に積層して、同じ温度でアニールを
行うと、図4の破線に示すように、100%合金化する
ためには10分という時間がかかり、しかも、7分経過
後には合金化膜とその下のSiO2膜との間に剥離が生じ、
後のアロイ工程でさらにその剥離が促進されてしまう
(図7参照)。
【0025】また、Ge膜13の膜厚を40nmと厚くし、
Pd膜12の膜厚を20nmと薄くすれば、アニール後にGe
が残ってしまい、これにより電極の抵抗値が大きくな
る。このように、膜厚によって差が生じるのは、次のよ
うな理由が考えられる。
【0026】即ち、SiO2膜の熱膨張率は5×10-7/de
g であるのに対して、Pdでは1.176×10-5/deg 、PdG
eでは5×10-6/deg であり、Pdが残っているとSiO2
膜との熱膨張率の差が大きくなってその応力により剥離
し易くなる一方、PdGeはそれよりも熱膨張率が1/4と
低いために、SiO2膜との界面での応力が小さくなる。し
かも、膜厚が厚くなればその応力による影響が大きくな
って剥離し易くなると考えられる。
【0027】なお、膜厚の条件としては、Pd膜12の膜
厚を1とした場合にGe膜13の膜厚を1〜1.5にし、さ
らにその合計の厚さを30nm以下にすれば、SiO2膜8と
の剥離が生じない時間で合金化率100%のアニールが
終了する。
【0028】以上のようなアニールを終えた後に、図2
(f) に示すように、350℃の温度下でアロイを1分間
行い、PdGe合金膜14中のGeをInGaAsPd層15に拡散さ
せ、これによりn-InGaAsベース層4の上層部のInGaAsPd
層15をInGaAsPdGe層16に変化させると、ベース電極
となるPdGe合金膜14とベース層4のコンタクト抵抗
は、温度77Kの下で1.5×10-6Ωcm2 程度まで低
抵抗化し、しかもPd、Geがコレクタバリア層3に拡散す
ることもない。
【0029】次に、図3(g) に示すように、全面にTi膜
18aとAu膜18bをぞれぞれ10nm、200nmずつ蒸
着した後に、アルゴンの斜めイオンミリングにより、サ
イドウォール11の表面を界にしてPdGe合金膜14とTi
膜18a、Au膜18bを分離する。これにより、エミッ
タ層6の上の金属をエミッタ電極19とする。
【0030】この後に、ベース電極形成領域Aからエミ
ッタ層6に至る領域をフォトレジスト20によって覆
い、これをマスクにしてPdGe合金膜14及びTi膜18
a、Au膜18bをエッチングし、これによりベース電極
形成領域Aに残存した金属膜をベース電極21とする
(図3(i))。
【0031】コレクタ電極については特に図示していな
いが、コレクタバリア層3からコレクタ層2を露出さ
せ、この上にPdGe合金膜14を残してコレクタ電極を形
成することになる。
【0032】なお、上記した実施例では、PdGe合金膜を
形成するためにPd膜12とGe膜13を順に形成した後
に、アニールを行って合金化しているが、スパッタ法や
蒸着法により成膜当初からPdGe合金膜14を形成しても
よく、これによればアニール工程を省略してアロイを行
うことができ、PdGe合金膜14とSiO2膜8との剥離を防
止できる。
【0033】また、上記した実施例では、HETについ
て説明しているが、エミッタバリア層を共鳴トンネルバ
リア構造としたRHET(resonannt tunneling effect
hotelectron transistor)におけるベース層とベース電
極の接続にも同様に適用できる。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、InGa
As系のベース層の上に積層するPd膜とGe膜との総厚を3
0nm以下に抑えるとともに、Pd膜とGe膜の厚さの比を
1:1〜1:1.5として合金化し、このPdGe合金膜をパ
ターニングしてベース電極となしているので、この条件
によれば、PdGe合金膜は5分以下の時間で合金化率が1
00%となり、この程度の時間により、PdGe合金膜とそ
の下の絶縁膜との剥離を防止できる。
【0035】しかも、PdとGeとを100%合金化させて
いるので、アロイの際にPdGe合金膜からベース層に拡散
するGeの量は低減せず、これによりベース電極とベース
層とのコンタクト抵抗を十分低減することができる。
【0036】また、ベース電極となるPdGe合金膜をスパ
ッタ法や蒸着法により形成すれば、アニールが不要とな
り、そのPdGe合金膜と絶縁膜とを剥離し難くすることが
できるばかりでなく、PdGe合金ベース電極とベース層と
のコンタクト抵抗を低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例装置の製造工程を示す断面図
(その1)である。
【図2】本発明の一実施例装置の製造工程を示す断面図
(その2)である。
【図3】本発明の一実施例装置の製造工程を示す断面図
(その3)である。
【図4】Pd/GeのアニールによるPdGe合金化率の時間変
化を示す特性図である。
【図5】ホットエレクトロントランジスタの一例を示す
断面図である。
【図6】従来の製造工程の一例を示す断面図(その1)
である。
【図7】従来の製造工程の一例を示す断面図(その2)
である。
【符号の説明】
1 InP 基板 2 n-InGaAsコレクタ層 3 i-In(AlGa)Asコレクタバリア層 4 n-InGaAsベース層 5 i-InAlAsエミッタバリア層 6 n-InGaAsエミッタ層 7 Si3N4 膜 8 SiO2膜 9 窓 10 フォトレジスト 11 サイドウォール 12 Pd膜 13 Ge膜 14 PdGe合金膜 15 InGaAsPd層 16 InGaAsPdGe層 17 窓 18 フォトレジスト 19 エミッタ電極 21 ベース電極

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】InGaAs系のベース層を備えたHET又はR
    HETを有する半導体装置の製造方法において、 コレクタ層(2)の上にコレクタバリア層(3)とInGa
    As系のベース層(4)を形成する工程と、 前記ベース層(4)の上にエミッタバリア層(5)とエ
    ミッタ層(6)を突出形成する工程と、 少なくとも前記ベース層(4)の露出面のベース電極形
    成領域を囲む部分に絶縁膜(8)を形成する工程と、 Pd膜(12)とGe膜(13)を1:1〜1:1.5の割合
    の厚さで、かつ、合計の厚さを30nm以下として積層す
    る工程と、 前記Pd膜(12)と前記Ge膜(13)を5分以下の時間
    でアニールして合金化率100%のPdGe合金膜(14)
    を形成する工程と、 前記ベース層(4)と前記PdGe合金膜(14)をアロイ
    して、その界面に低抵抗層(16)を形成する工程と、 前記PdGe合金膜(14)をパターニングして前記ベース
    形成領域にベース電極(21)を形成する工程とを有す
    ることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】InGaAs系のベース層を備えたHET又はR
    HETを有する半導体装置の製造方法において、 コレクタ層(2)の上にコレクタバリア層(3)とInGa
    As系のベース層(4)を形成する工程と、 前記ベース層(4)の上にエミッタバリア層(5)とエ
    ミッタ層(6)を突出形成する工程と、 少なくとも前記ベース層(4)の露出面のベース電極形
    成領域を囲む部分に絶縁膜(8)を形成する工程と、 スパッタ法或いは蒸着法によりPdGe合金膜(14)を形
    成する工程と、 前記ベース層(4)と前記PdGe合金膜(14)をアロイ
    して、その界面に低抵抗層(16)を形成する工程と、 前記PdGe合金膜(14)をパターニングして前記ベース
    形成領域にベース電極(21)を形成する工程とを有す
    ることを特徴とする半導体装置の製造方法。
JP13396992A 1992-05-26 1992-05-26 半導体装置の製造方法 Withdrawn JPH05326928A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012099806A (ja) * 2010-11-03 2012-05-24 Alta Devices Inc 光起電性装置の金属接点およびその低温製造プロセス
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