JPH0532682Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0532682Y2
JPH0532682Y2 JP1985127384U JP12738485U JPH0532682Y2 JP H0532682 Y2 JPH0532682 Y2 JP H0532682Y2 JP 1985127384 U JP1985127384 U JP 1985127384U JP 12738485 U JP12738485 U JP 12738485U JP H0532682 Y2 JPH0532682 Y2 JP H0532682Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission shaft
gear
transmission
reduction
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1985127384U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6235140U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985127384U priority Critical patent/JPH0532682Y2/ja
Priority to GB8608748A priority patent/GB2179413B/en
Priority to NZ215776A priority patent/NZ215776A/en
Priority to US06/852,764 priority patent/US4716775A/en
Priority to CA000508481A priority patent/CA1270127A/en
Priority to AU57974/86A priority patent/AU568245B2/en
Publication of JPS6235140U publication Critical patent/JPS6235140U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0532682Y2 publication Critical patent/JPH0532682Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は例えば超減速機構などの減速ギヤ機構
を、ミツシヨンケース内の変速機構に対して着脱
自在に構成してある変速構造に関する。
〔従来の技術〕
この種の変速構造において、前記減速ギヤ機構
を第1減速機構と第2減速機構とから構成する
に、従来は、第4図に示すように、第1伝動軸1
4と第2伝動軸19とに平行な第3伝動軸30と
第4伝動軸31とを設け、前記第3伝動軸30に
前記第1出力ギヤ27及び第1入力ギヤ28に
夫々咬合する第1従動ギヤ34と第1駆動ギヤ3
5を設けて第1減速機構43を構成するととも
に、第4伝動軸31に設けた第2従動ギヤ36と
第2駆動ギヤ37とに夫々咬合する第2出力ギヤ
38と第2入力ギヤ39とを、前記第1従動ギヤ
34と第1駆動ギヤ35との夫々両外側に位置す
るように第3伝動軸30に並設して第2減速機構
41を構成してあつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のように減速ギヤ機構を第1減速機構と第
2減速機構との2段に構成する場合には、第2減
速機構41を構成する第2出力ギヤ38と第2入
力ギヤ39とを第1従動ギヤ34と第1駆動ギヤ
35の両側に位置するように配設してあり、それ
だけ占有スペースが大きくなつていた。
本考案の目的は、ギヤの配置変更を行うだけの
簡単な構成によつて、減速ギヤ機構をコンパクト
に構成し、減速ギヤ機構のミツシヨンケースに対
する着脱構成に有利に展開できるものを提供する
点にある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために講じた本考案の技術
手段は、ミツシヨンケースに内装された第1伝動
軸と第2伝動軸とを、クラツチを介して伝動連結
可能に構成するとともに、第1伝動軸からの出力
を減速して第2伝動軸に伝達する減速ギヤ機構を
備えて、前記クラツチの切換により第1伝動軸と
第2伝動軸とを直結する高速状態と前記減速ギヤ
機構を介して第2伝動軸に伝動する低速状態とに
変速可能に構成し、さらに、前記減速ギヤ機構
を、前記ミツシヨンケースに形成された開口を通
して外部から着脱自在に構成してある変速構造に
おいて、下記[イ]〜[ニ]に記載した構成を備
えていることである。
[イ] 前記減速ギヤ機構は、ミツシヨンケース
の開口部に対して着脱自在なカバー体の内側に
設けたブラケツトに、前記第1伝動軸と第2伝
動軸とに平行な状態となる第3伝動軸と第4伝
動軸とを設けるとともに、前記第3伝動軸に第
1減速機構を設け、前記第4伝動軸に第2減速
機構を設けて構成されている。
[ロ] 第1減速機構は、前記第1伝動軸に設け
た第1出力ギヤと前記第2伝動軸に設けた第1
入力ギヤとの夫々に咬合すべく、前記第3伝動
軸に取り付けてある第1従動ギヤと第1駆動ギ
ヤとで構成されている。
[ハ] 第2減速機構は、前記第3伝動軸に取り
付けた第2出力ギヤ及び第2入力ギヤと、これ
ら第2出力ギヤ及び第2入力ギヤとに夫々咬合
すべく前記第4伝動軸に設ける第2従動ギヤ及
び第2駆動ギヤとで構成されている。
[ニ] 前記第2減速機構の第2出力ギヤは、前
記第1従動ギヤと第1駆動ギヤと間に位置する
ように配設されている。
〔作用〕
上記技術手段を講じたことによる作用は次の通
りである。
つまり、第2出力ギヤを、第1従動ギヤと第1
駆動ギヤとの間に位置するように配置してあるの
で、従来構成のものに比べて第2出力ギヤと第2
入力ギヤとの設置間隔を狭めることができる。し
がたつて、第2出力ギヤ等を装着した第3伝動軸
の軸長、及び、第2出力ギヤからの動力を伝達さ
れる第2減速機構の第4伝動軸の軸長を短くで
き、減速ギヤ機構のコンパクト化を達成できる。
〔考案の効果〕
上記の作用から、減速ギヤ機構のコンパクト化
によつて、ミツシヨンケース内空間の有効利用を
図り得るとともに、そのミツシヨンケースに形成
する開口部面積も小さくできて、ミツシヨンケー
ス壁面の強度低下を抑えることができる効果があ
る。
しかも、ミツシヨンケースの開口を覆うカバー
体を含めて着脱自在な変速構造全体のコンパクト
化を達成できることによつて、カバー体の着脱を
伴う減速ギヤ機構の取り付け・取り外し作業を容
易に行える点でも有利である。
特に、前記減速ギヤ機構42として、第1減速
機構43だけの仕様のものと、第1減速機構43
と第2減速機構41とを有する仕様のものとを機
種別に使い分ける場合に、第1伝動軸14に設け
た第1出力ギヤ27と第2伝動軸19に設けた第
1入力ギヤ28との取付間隔は固定であるので、
第2出力ギヤ38と第2入力ギヤ39とを上記の
ように配置することによつて、第1出力ギヤ27
と第1入力ギヤ28との間に生じるスペース内に
第2出力ギヤ38と第2入力ギヤ39との何れか
を配置でき、よりコンパクトな構成とすることが
でき、必要最小限の変更で仕様の多様化を図る効
果をコンパクト化によつてより有効なものにでき
る。
〔実施例〕
農用トラクタに用いられる変速構造について説
明する。
第2図に示すように、エンジン(図外)からの
動力を直接受けるPTO系伝動軸1を摩擦多板式
油圧クラツチ2を介して後輪デフ機構3の後方ま
で延出するとともに、ギヤ機構4を介して後
PTO軸5に伝動すべくPTO伝動系を構成してあ
る。前記PTO系伝動軸1の伝動上手側部分に走
行用第5伝動軸6及び第6伝動軸7を外嵌し、こ
の第5伝動軸6と第6伝動軸7とを摩擦多板式油
圧クラツチを介装した遊星ギヤ式高低速切換機構
8(いわゆるデユアル変速機構と称されるもの
で、高速に対して25%低速が得られる)を介して
連動連結するとともに、この第6伝動軸7と平行
に第7伝動軸9を架設し、この第6伝動軸7と第
7伝動軸9との間に前進3段後進1段に変速可能
なシンクロメツシユ式ギヤ変速機構を備えた主変
速装置10を設けてある。前記PTO系伝動軸1
の第6伝動軸7より伝動下手側には二つの中継用
ギヤ11,12を遊嵌するとともに、前記第7伝
動軸9の後端に出力ギヤ13、及び、この第7伝
動軸9の後端に相対回転自在に嵌入保持された第
1伝動軸14に入力ギヤ15を遊嵌して、前記出
力ギヤ13と入力ギヤ15とに択一的に咬合可能
なクラツチスリーブ16の切換操作によつて高低
2段に変速可能な副変速装置17を設けてある。
以上のような変速装置10,17に対して、前
記第1伝動軸14の後端に後記するクラツチスリ
ーブ18によつて第1伝動軸14に連動連結され
る走行出力軸としての第2伝動軸19を配置し、
この第2伝動軸19の後端に後輪デフ機構3への
出力ベベルギヤ20を嵌着して後輪駆動構造を構
成してある。同一軸心上に配置された第7伝動軸
9、第1伝動軸14、及び、第2伝動軸19に対
して平行に第8伝動軸21、及び、この第8伝動
軸21に平行に前輪用出力軸24、並びに、この
第8伝動軸21の後端に第9伝動軸22を配設
し、両者21,22の連結部にクラツチスリーブ
23、及び、第2伝動軸19と第9伝動軸22、
第8伝動軸21と前輪用出力軸24夫々に連動ギ
ヤ機構25,26を設け、前記クラツチスリーブ
23の連結作用によつて4輪走行可能に構成して
ある。
次に、第1伝動軸14と第2伝動軸19とに亘
つて設けられる減速ギヤ機構42としての超減速
機構について詳述する。
第1伝動軸14に第1出力ギヤ27を設け、第
2伝動軸19に第1入力ギヤ28を設けるととも
に、第1伝動軸14と第2伝動軸19とに平行に
配置される第3伝動軸30と第4伝動軸31と
を、ミツシヨンケース32の開口部に対して着脱
自在なカバー体のブラケツト33に支承してあ
る。前記第3伝動軸30には前記第1出力ギヤ2
7に咬合可能な第1従動ギヤ34をスプライン嵌
合するとともに前記第1入力ギヤ28に咬合可能
な第1駆動ギヤ35を遊嵌して、第1減速機構4
3を構成し、かつ、第4伝動軸31に一体作動可
能に設けられた第2従動ギヤ36と第2駆動ギヤ
37とに夫々常時咬合する第2出力ギヤ38を第
3伝動軸30に一体形成するとともに、第1駆動
ギヤ35を挟んで第2出力ギヤ38とは反対側に
位置する状態で、前記第1駆動ギヤ35の一体延
出ボス部35Aに第2入力ギヤ39と遊嵌して第
2減速機構41を構成し、第1減速機構43と第
2減速機構41とで減速ギヤ機構42を構成す
る。
前記一体延出ボス部35Aの外端にはクラツチ
スリーブ40がスプライン外嵌され、第2入力ギ
ヤ39の咬合爪と咬合する状態と第3伝動軸30
に咬合する状態、及び、第2入力ギヤ39及び第
3伝動軸30何づれにも咬合しない中立状態とに
切換可能に構成されている。
以上の構成から、前記クラツチスリーブ18に
よつて第1伝動軸14の出力を減速ギヤ機構42
を介して第2伝動軸19に伝動するように構成す
るとともに、前記クラツチスリーブ40を第3伝
動軸30と一体連結することによつて第1減速機
構43を介する第1減速状態と、前記クラツチス
リーブ40を第2入力ギヤ39に咬合させること
によつて第1減速機構43及び第2減速機構41
を介する第2減速状態とに切換可能である。
〔別実施例〕
第2出力ギヤ38と第2入力ギヤ39を第1従
動ギヤ34の両側に位置するように並設してもよ
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る変速装置の実施例を示し、
第1図は超減速機構を示す縦断面図、第2図は全
体構成図、第3図は超減速機構を支承したブラケ
ツトのミツシヨンケースに対する取付状態を示す
縦断面図、第4図は従来の超減速機構を示す概略
図である。 14……第1伝動軸、19……第2伝動軸、2
7……第1出力ギヤ、28……第1入力ギヤ、3
0……第3伝動軸、31……第4伝動軸、32…
…ミツシヨンケース、33……ブラケツト、34
……第1従動ギヤ、35……第1駆動ギヤ、36
……第2従動ギヤ、37……第2駆動ギヤ、38
……第2出力ギヤ、39……第2入力ギヤ、41
……第2減速機構、42……減速ギヤ機構、43
……第1減速機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ミツシヨンケース32に内装された第1伝動軸
    14と第2伝動軸19とを、クラツチを介して伝
    動連結可能に構成するとともに、第1伝動軸14
    からの出力を減速して第2伝動軸19に伝達する
    減速ギヤ機構42を備えて、前記クラツチの切換
    により第1伝動軸14と第2伝動軸19とを直結
    する高速状態と前記減速ギヤ機構42を介して第
    2伝動軸19に伝動する低速状態とに変速可能に
    構成し、さらに、前記減速ギヤ機構42を、前記
    ミツシヨンケース32に形成された開口を通して
    外部から着脱自在に構成してあるとともに、下記
    [イ]〜[ニ]に記載した構成を備えている変速
    構造。 [イ] 前記減速ギヤ機構42は、ミツシヨンケ
    ース32の開口部に対して着脱自在なカバー体
    の内側に設けたブラケツト33に、前記第1伝
    動軸14と第2伝動軸19とに平行な状態とな
    る第3伝動軸30と第4伝動軸31とを設ける
    とともに、前記第3伝動軸30に第1減速機構
    43を設け、前記第4伝動軸31に第2減速機
    構41を設けて構成されている。 [ロ] 第1減速機構43は、前記第1伝動軸1
    4に設けた第1出力ギヤ27と前記第2伝動軸
    19に設けた第1入力ギヤ28との夫々に咬合
    すべく、前記第3伝動軸30に取り付けてある
    第1従動ギヤ34と第1駆動ギヤ35とで構成
    されている。 [ハ] 第2減速機構41は、前記第3伝動軸3
    0に取り付けた第2出力ギヤ38及び第2入力
    ギヤ39と、これら第2出力ギヤ38及び第2
    入力ギヤ39とに夫々咬合すべく前記第4伝動
    軸31に設ける第2従動ギヤ36及び第2駆動
    ギヤ37とで構成されている。 [ニ] 前記第2減速機構41の第2出力ギヤ3
    8は、前記第1従動ギヤ34と第1駆動ギヤ3
    5と間に位置するように配設されている。
JP1985127384U 1985-08-20 1985-08-20 Expired - Lifetime JPH0532682Y2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985127384U JPH0532682Y2 (ja) 1985-08-20 1985-08-20
GB8608748A GB2179413B (en) 1985-08-20 1986-04-10 Tractor transmission
NZ215776A NZ215776A (en) 1985-08-20 1986-04-10 Transmission case for tractor, removable housing for supplementary unit
US06/852,764 US4716775A (en) 1985-08-20 1986-04-16 Transmission having cassette type supplementary change speed apparatus
CA000508481A CA1270127A (en) 1985-08-20 1986-05-06 Transmission having cassette type supplementary change speed apparatus
AU57974/86A AU568245B2 (en) 1985-08-20 1986-05-27 Transmission having cassette type supplementary change speed apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985127384U JPH0532682Y2 (ja) 1985-08-20 1985-08-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6235140U JPS6235140U (ja) 1987-03-02
JPH0532682Y2 true JPH0532682Y2 (ja) 1993-08-20

Family

ID=31022084

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985127384U Expired - Lifetime JPH0532682Y2 (ja) 1985-08-20 1985-08-20

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0532682Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5016559B2 (ja) * 2008-06-24 2012-09-05 三菱農機株式会社 作業車両

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5419872B2 (ja) * 1974-03-19 1979-07-18
JPS57140949A (en) * 1981-02-24 1982-08-31 Toyota Motor Corp Reduction gear associated with sub-reduction gear

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5419872U (ja) * 1977-07-12 1979-02-08

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5419872B2 (ja) * 1974-03-19 1979-07-18
JPS57140949A (en) * 1981-02-24 1982-08-31 Toyota Motor Corp Reduction gear associated with sub-reduction gear

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6235140U (ja) 1987-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5812829A (ja) 四輪駆動車
JPH0637923B2 (ja) 車両用変速機
US4610174A (en) Transmission for a tractor
JPH0532682Y2 (ja)
JPS5948895B2 (ja) 変速装置
JPS58163849A (ja) 変速機
US4805713A (en) Power transmitting system for a four-wheel drive vehicle
CA1190831A (en) Tractor transmission
JPS6230613Y2 (ja)
JPS629138Y2 (ja)
JPS638489Y2 (ja)
JP2877815B2 (ja) 農作業車のトランスミッション
JPS62180148A (ja) 車輪形トラクタの走行系動力伝達装置
JPH05162550A (ja) トラクタのpto伝動構造
JP2505576B2 (ja) 作業車のpto系伝動構造
JPS626894Y2 (ja)
JPS6347308Y2 (ja)
JP2632757B2 (ja) 補助変速装置付変速機
JPH0534539B2 (ja)
JPS62204037A (ja) 作業車の走行用伝動装置
JPH0311062Y2 (ja)
JPS6237542A (ja) 農用トラクタの変速構造
JPS6114688Y2 (ja)
JPS62120230A (ja) 農用トラクタの動力取出伝動構造
JPS6313822A (ja) 4輪駆動車のトランスフア−装置