JP5016559B2 - 作業車両 - Google Patents

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この発明は、エンジン、エンジン後方のクラッチハウジング、クラッチハウジング後方のセンタケース及びセンタケース後方のリアケースを一体的に連結して走行機体の少なくとも一部を構成した作業車両に関する。
エンジン、エンジン後方のクラッチハウジング、クラッチハウジング後方のセンタケース及びセンタケース後方のリアケースを一体的に連結して走行機体の少なくとも一部を構成し、センタケース前端部側に回転自在に支持された前後方向の前輪伝動軸を介して前輪に動力を伝動する特許文献1に示す作業車両が公知になっている。
実公昭59−8897号公報
上記特許文献1の作業車両は、センタケース後部やリアケースに前後方向の前輪伝動軸を設けたものと比較して、前輪への動力伝動経路を短くできるというメリットがある一方で、センタケース前壁と該前壁の前面側を覆うカバー体との間に前輪伝動軸を回転自在に架設支持(両持ち支持)するとともにセンタケース前壁とカバー体との間に設置された歯車伝動機構を介して、前輪伝動軸に動力を伝動しているため、カバー体をセンタケースとは別に設ける必要があり、部品点数が多くなり製造コストを低く抑えることが困難になるという課題がある。
本発明は、上記課題を解決し、エンジン、エンジン後方のクラッチハウジング、クラッチハウジング後方のセンタケース及びセンタケース後方のリアケースを一体的に連結して走行機体の少なくとも一部を構成した作業車両において、部品点数を少なくして製造コストを低く抑えることが可能な作業車両を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため本発明の作業車両は、エンジン7、エンジン7後方のクラッチハウジング8、クラッチハウジング8後方のセンタケース9及びセンタケース9後方のリアケース11を一体的に連結して走行機体3の少なくとも一部を構成し、センタケース9前端部側に回転自在に支持された前後方向の前輪伝動軸S2を介して前輪1に動力を伝動する作業車両において、センタケース9内前端部からリアケース11内に至る前後方向のドライブシャフトS5及び変速軸S6をセンタケース9及びリアケース11に回転可能に軸支し、ギヤの噛合いを変更することによってエンジン7からドライブシャフトS5に伝動される動力の変速切換を行う走行変速機構をドライブシャフトS5上及び変速軸S6上に設け、前輪伝動軸S2をセンタケース9前壁9aに片持ち支持し、走行変速機構後方に位置するドライブシャフトS5後端部の後輪伝動ギヤ16を介してドライブシャフトS5の動力を後輪2に伝動し、走行変速機構前方に位置し且つセンタケース9前壁9a後面に近接配置されたドライブシャフトS5前端部の四輪駆動歯車49及び変速軸S6前端部の中間歯車47を噛合わせるとともに、該中間歯車47に前輪伝動軸S2後端部の前輪伝動歯車44を噛合わせることによりドライブシャフトS5の動力を前輪伝動軸S2に伝動することを特徴としている。
以上のように構成される本発明の作業車両によれば、前後方向の前輪伝動軸がセンタケースの前壁に片持ち支持されているため、前輪伝動軸を両持ち支持するためにセンタケース前壁の前面側を覆うカバー体をセンタケースとは別に設ける必要がなくなり、部品点数が減少して製造コストを低く抑えることが可能になる。くわえて、センタケースの前壁後面に近接配置されたドライブシャフト側歯車及び変速軸側歯車を介してドライブシャフトから前輪伝動軸に動力を伝動するため、前輪伝動軸支持位置であるセンタケース前壁からの前輪伝動軸の突出量を少することが可能になり、前輪伝動軸を片持ち支持した場合の前輪伝動軸の振れを最小限に抑制できるという効果もある。
以下、図示する例に基づき本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の作業車両を適用したトラクタの全体側面図であり、図2は、本トラクタのエンジン、クラッチハウジング、センタケース及びリアケースの側面図である。本トラクタは、主に、前輪1及び後輪2を有する走行機体3と、走行機体3の後部に昇降リンク4を介して昇降自在に連結された図示しないロータリ耕耘装置(作業機)とを備えており、前後輪1,2により走行機体3を前進走行しながらロータリ耕耘装置を圃場に接地させて圃場の耕耘作業を行うように構成されている。
走行機体3の前半部のボンネット6に覆われたエンジン7後方にはクラッチハウジング8が配置され、該クラッチハウジング8の後方にはセンタケース9が配置され、センタケース9の後方にはリアケース11が配置されており、これらをボルト等により一体的に連結固定することにより走行機体の前後方向の床部側を構成している。くわえて、走行機体3におけるボンネット6の後方には操縦部12が設けられている。
エンジン7側の動力は、クラッチハウジング8内の主クラッチ13に伝動される。クラッチハウジング8の前後方向中央付近の中間壁8aとセンタケース9の前壁9aとの間には、前後方向の入力軸S1が軸回りに回転自在に支持されており、主クラッチは操縦部のオペレータの入切操作によって操作され、エンジン7側の動力を入力軸S1に断続伝動するように構成されている。
入力軸S1の動力は、センタケース9の前壁9aから前方に突出した状態で軸回りに回転自在に支持された前後方向の前輪伝動軸S2に伝動される他、リングギヤ14と常時噛合うピニオンギヤ(後輪伝動ギヤ,ベベルギヤ)16に伝動される。くわえて、入力軸S1の動力は、リアケース11の後壁11a側に回転自在に支持された前後方向のリアPTO軸(PTO軸)S3に伝動されるとともに、リアケース11の後部に軸回りに回転自在に支持された前後方向のミッドPTO軸S4に伝動される。
前輪伝動軸S2の動力がフロントアクスルケース17内の伝動機構に伝えられて左右の前輪1を駆動させ、リングギヤ14の動力がリアアクスルケース18内の伝動機構に動力を伝えられて左右の後輪2を駆動させる。くわえて、リアPTO軸S3の動力によって前述したロータリ耕耘装置が駆動される他、ミッドPTO軸S4によって走行機体3に着脱自在に取付ける草刈機等の作業機(図示しない)を駆動させる。
次に、図3に基づき、入力軸S1から前輪伝動軸S2及びピニオンギヤ16への動力伝動構造について説明する。
図3は、入力軸S1から前輪伝動軸S2及びピニオンギヤ16への動力伝動構造を示すクラッチハウジング、センタケース及びリアケースの要部側断面図である。入力軸S1の後端部には入力軸S1と一体回転し且つ入力ギヤ(入力歯車)19が取付固定されており、該入力ギヤ19はセンタケース9内の前部に位置している。
この入力ギヤ19は、センタケース9内の前端部からリアケース11に至る前後方向のドライブシャフトS5外周に回転自在な状態(遊転状態)で外装された前後方向の筒状体21の前部から外方に一体的に突出形成された大径ギヤ22と常時噛合っており、入力ギヤ19の動力が上記筒状態21に常時回転伝動される。大径ギヤ22の他、筒状体21の中途部には中径ギヤ23が、後部には小径ギヤ24がそれそれ外方に向かって一体的に突出形成されている。
ドライブシャフトS5は、上記入力軸S1に対して平行に配置され、センタケース9前壁9aに設置されたベアリング26とリアケース11中間壁11bに設置された前後一対のベアリング27,27とによって、上記前壁9aと中間壁11bとの間に軸回りに回転自在に架設支持されている。
上記ドライブシャフトS5に対して平行に配置された変速軸S6は、センタケース9の上記前壁9aに設置されたベアリング28とリアケース11の上記中間壁11bに設置されたベアリング29とにより、上記前壁9aと中間壁11bとの間に軸回りに回転自在に架設支持されている。
この前後方向の変速軸S6の前半部には、変速軸S6と一体回転するとともに変速軸S6の軸方向にスライド移動可能な第1切換歯車31及び第2切換歯車32が支持されている。第1切換歯車31は、筒状体21の大径ギヤ22と噛合い可能な小径の3速ギヤ33と、中径ギヤ23と噛合い可能な中径の2速ギヤ34とを有しており、第1切換歯車31後方の第2切換歯車32が筒状体21の小径ギヤ24と噛合い可能な1速ギヤになる。
第1切換歯車31を前方にスライド移動させて大径ギヤ22と3速ギヤ33とを噛合せることにより、入力軸S1の動力が変速軸S6に高速伝動され、変速軸S6が走行機体3を前進走行させる方向(正転方向)に回転駆動される。第1切換歯車31を後方にスライド移動させて中径ギヤ23と2速ギヤ34とを噛合せることにより、入力軸S1の動力が正転状態で変速軸S6に中速伝動される。1速ギヤ32を後方にスライド移動させて小径ギヤ24に噛合せることにより、入力軸S1の動力が正転状態で変速軸S6に低速伝動される。
すなわち、筒状体21、第1切換歯車31及び第2切換歯車32が主変速部(走行変速機構)を構成しており、ドライブシャフトS5上の上記ギヤ22,23,24と、変速軸S6上の上記ギヤ33,34,32との噛合いを択一的に切換えることにより、3段階の変速切換が行われ、エンジン7から変速軸S6に動力が変速伝動される。
なお、筒状体21の中径ギヤ23は、センタケース9に回転自在に支持された反転歯車36に常時噛合っている。上記第2切換歯車32を前方スライド移動させることにより、該第2切換歯車32が反転歯車36に噛合い、入力軸S1の動力が逆転状態で変速軸S6に伝動され、走行機体3を後進駆動させる。すなわち、第2切換ギヤ32及び反転歯車36等により、走行機体3の前後進切換を行う前後進切換部を構成している。
変速軸S6の後半部には、変速軸S6と一体回転する小径歯車37及び小径歯車37後方の大径歯車38が一体的に取付固定されている。一方、ドライブシャフトS5の筒状体21後方箇所には、ドライブシャフトS5と一体回転するとともにドライブシャフトS5の軸方向にスライド自在な副変速歯車39が支持されている。
副変速歯車39は、低速ギヤ41と低速ギヤ41後方の高速ギヤ42とを一体的に備えている。副変速歯車39を前方にスライド移動させることにより、ドライブシャフトS5上の低速ギヤ41と変速軸S6上の小径歯車37が噛合い、変速軸S6の動力が低速でドライブシャフトS5に伝動される。一方、副変速歯車39を後方にスライド移動させることにより、ドライブシャフトS5上の高速ギヤ41と変速軸S6上の大径歯車38が噛合い、変速軸S6の動力が高速でドライブシャフトS5に伝動される。
すなわち、小径歯車37及び大径歯車38と、副変速歯車39とが副変速部(走行変速機構)を構成しており、ドライブシャフトS5上の上記ギヤ41,42と、変速軸S6上の上記ギヤ37,38との噛合いを択一的に切換えることにより、低速、高速の2段階の変速切換が行われ、変速軸S6の動力がドライブシャフトS5に変速伝動される。
主変速部及び副変速部後方のベアリング27,27のさらに後方に位置するドライブシャフトS5後端部には、ドライブシャフトS5と一体回転する前述のピニオンギヤ16が取付固定され、ドライブシャフトS5の動力が後輪2に伝動される。
センタケース9の前端部側の上記前輪伝動軸S2は、センタケース9の前壁9aに設置された前後一対のベアリング43,43によって、センタケース9の前壁9aに片持ち支持されている。前輪伝動軸S2の後端部である上記ベアリング43,43の後方には、前輪伝動軸S2と一体回転する前輪伝動歯車44が取付固定されている。
上記前輪伝動歯車44は、主変速部及び副変速部の前方且つ上記ベアリング28の後方に位置してセンタケース9の前壁9a後面に近接する変速軸S6前端部の中間歯車46の下流ギヤ47に常時噛合っている。中間歯車46は、変速軸S6に回転自在な状態(遊転状態)で支持されており、前述の下流ギヤ47及び該下流ギヤ47後方の上流ギヤ48が外周側に突出形成されている。
この上流ギヤ48は、主変速部及び副変速部の前方且つ上記ベアリング26の後方に位置してセンタケース9の前壁9a後面に近接するドライブシャフトS5前端部の四輪駆動歯車49と噛合い可能に構成されている。四輪駆動歯車49は、ドライブシャフトS5に対して一体回転するとともに軸方向にスライド自在に支持されている。
四輪駆動歯車49を後方スライドすることにより、四輪駆動歯車49が中間歯車46の上流ギヤ48に噛合い、ドライブシャフトS5の動力が前輪伝動軸S2に伝動される一方で、四輪駆動歯車49を前方スライドすることにより、四輪駆動歯車49と中間歯車46の上流ギヤ48との噛合いが解除され、ドライブシャフトS5から前輪伝動軸S2への動力伝動が遮断される。
次に、図2及び4に基づき、入力軸S1からリアPTOS3及びミッドPTOS4への動力伝動構造について説明する。
入力軸S1後端部が入力軸S1の同心軸上に配置されたセンタケース9及びリアケース11内の連結軸S7前端部とカップリング51によって連結され、該連結軸S7後端部が連結軸S7の同心軸上に位置するようにリアケース11内の後半部に配置された作業機伝動軸S8前端部とカップリング52によって連結されており、この連結軸S7及び作業機伝動軸S8が入力軸S1とともに一体回転するように構成されている。
図4は、入力軸からリアPTO及びミッドPTOへの動力伝動構造を示すリアケースの要部側断面図である。作業機伝動軸S8は、後壁11a前方且つ上記中間壁11b後方の後側中間壁11cと、後壁11aとの間に回転自在に架設支持されている。リアケース11内の作業機伝動軸S8の後端部には、作業機伝動軸S8と一体回転する伝動ギヤ53が設けられている。該伝動ギヤ53は、リアケース11内に配置され前述のリアPTO軸S3に遊転状態で支持される伝動ギヤ54に常時噛合っている。
上記リアPTO軸S3は、後端部が後壁11aからリアケース11外に突出した状態で、後壁11aと後側中間壁11cとの間に両持ち支持されている。リアPTO軸S53における上記伝動ギヤ54前方且つ後側中間壁11c後方の箇所には、リアPTO軸S53に対して一体回転するとともに軸方向にスライド自在な筒状の切換部材56が支持されている。
切換部材56を上記伝動ギヤ54側にスライド移動させることにより、該伝動ギヤ54が切換部材56と一体的に回転して、伝動ギヤ54の動力がリヤPTO軸S3に伝動される。一方、切換部材56を上記伝動ギヤ54から離間する側にスライド移動させることにより、伝動ギヤ54からリヤPTO軸S3への動力伝動が遮断される。すなわち、切換部材56がエンジン7からリアPTO軸S3への動力伝動の入切を行うクラッチ機構を構成している。
また、作業機伝動軸S8における後側中間壁11cと伝動ギヤ53との間には、作業機伝動軸S8に対して一体回転するとともに軸方向にスライド自在な切換ギヤ57が支持されている。これに対して後側中間壁11cと切換部材56との間には、ベアリング58を介してリヤPTO軸S3に回転自在に支持され且つ上記切換ギヤ57と噛合い可能な伝動ギヤ59が配置されている。
切換ギヤ57を後方にスライドさせることにより、切換ギヤ57と上記伝動ギヤ59とが噛合って該伝動ギヤ59に動力が伝動される一方で、切換ギヤ57を前方にスライドさせることにより、切換ギヤ57と上記伝動ギヤ59との噛合いが解除されて該伝動ギヤ59への動力伝動が遮断される。
伝動ギヤ59の動力は、伝動ギヤ61によって、ミッドPTO軸S4と一体回転する駆動ギヤ62に伝動され、ミッドPTO軸S4を回転駆動させる。すなわち、切換ギヤ57がエンジン7からミッドPTO軸S4への動力伝動の入切を行うクラッチ機構を構成している。なお、ミッドPTO軸S4は前端部がリアケース11外に突出した状態で、後半部がリアケース11内に支持されている。
上記構成の本トラクタによれば、全体を分割することなく、クラッチハウジング8、センタケース9又はリアケース11の何れか分割することにより、必要箇所のメンテナンス等が行うことができるため、利便性が高い。
本発明の作業車両を適用したトラクタの全体側面図である。 本トラクタのエンジン、クラッチハウジング、センタケース及びリアケースの側面図である。 入力軸S1から前輪伝動軸S2及びピニオンギヤ16への動力伝動構造を示すクラッチハウジング、センタケース及びリアケースの要部側断面図である。 入力軸からリアPTO及びミッドPTOへの動力伝動構造を示すリアケースの要部側断面図である。
符号の説明
1 前輪
2 後輪
7 エンジン
8 クラッチハウジング
9 センタケース
9a 前壁
11 リアケース
16 ピニオンギヤ(後輪伝動ギヤ,ベベルギヤ)
44 前輪伝動歯車
47 中間歯車
49 四輪駆動歯車
S2 前輪伝動軸
S5 ドライブシャフト
S6 変速軸

Claims (1)

  1. エンジン(7)、エンジン(7)後方のクラッチハウジング(8)、クラッチハウジング(8)後方のセンタケース(9)及びセンタケース(9)後方のリアケース(11)を一体的に連結して走行機体(3)の少なくとも一部を構成し、センタケース(9)前端部側に回転自在に支持された前後方向の前輪伝動軸(S2)を介して前輪(1)に動力を伝動する作業車両において、センタケース(9)内前端部からリアケース(11)内に至る前後方向のドライブシャフト(S5)及び変速軸(S6)をセンタケース(9)及びリアケース(11)に回転可能に軸支し、ギヤの噛合いを変更することによってエンジン(7)からドライブシャフト(S5)に伝動される動力の変速切換を行う走行変速機構をドライブシャフト(S5)上及び変速軸(S6)上に設け、前輪伝動軸(S2)をセンタケース(9)前壁(9a)に片持ち支持し、走行変速機構後方に位置するドライブシャフト(S5)後端部の後輪伝動ギヤ(16)を介してドライブシャフト(S5)の動力を後輪(2)に伝動し、走行変速機構前方に位置し且つセンタケース(9)前壁(9a)後面に近接配置されたドライブシャフト(S5)前端部の四輪駆動歯車(49)及び変速軸(S6)前端部の中間歯車(47)を噛合わせるとともに、該中間歯車(47)に前輪伝動軸(S2)後端部の前輪伝動歯車(44)を噛合わせることによりドライブシャフト(S5)の動力を前輪伝動軸(S2)に伝動する作業車両。
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