JP2008049865A - クローラ式作業車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】後輪駆動の小型ホイール式トラクタの構造を可能な限り利用して小型のクローラ式トラクタを製造できるとともに、作業効率および燃費を向上させたクローラ式トラクタを提供する。
【解決手段】両端に従動アイドラ85を回転可能に支持するクローラフレーム81と、車軸89に装着された駆動スプロケット60とを有し、かつ従動アイドラ85と駆動スプロケット60との間にクローラベルト95が巻装されるクローラ式走行装置80を上部車体90の下部に備え、駆動スプロケット60が旋回用HSTポンプ72および旋回用HSTモータ73からの動力によって旋回され、かつ旋回用HSTポンプ72と旋回用HSTモータ73とを分割配置し、旋回用HSTポンプ72は、主変速軸41から前後進切換機構7に伝達したエンジン3からの駆動力により中間軸33,35,36,37もしくは中間ギア33a,33b, 35a,36a,37aを介して駆動する。
【選択図】図6

Description

本発明は、両端に従動アイドラを回転可能に支持するクローラフレームと、車軸に装着された駆動スプロケットとを有し、かつ従動アイドラと駆動スプロケットとの間にクローラベルトが巻装されるクローラ式走行装置を機体下部に備え、駆動スプロケットが旋回用HSTポンプおよび旋回用HSTモータからの動力によって旋回され、かつ旋回用HSTポンプと旋回用HSTモータとを分割配置するクローラ式作業車両に関し、より詳細には、旋回用HSTポンプは、主変速軸から前後進切換機構に伝達したエンジンからの駆動力により伝達部材を介して駆動することに関する。
図11は、従来の小型ホイール式トラクタ(作業車両)の斜視図である。このトラクタは、後輪駆動4輪車であり、一般に、このようなホイール式トラクタは、油圧によって駆動される耕耘用アタッチメント、畦整形用アタッチメント、土壌消毒用アタッチメント、栽培床作成用アタッチメント、種芋植え付け用アタッチメント、マルチ作業用アタッチメントなどの作業機が取付けられることが一般的である。しかしながら、ホイール式トラクタは接地圧が高いため、軟弱地や不整地での走行性が十分でない場合があり、特に小型トラクタの場合には、小型ゆえに牽引力が十分でない場合がある。このような場合、ホイール式トラクタをクローラ式トラクタに改良できれば、接地圧を低減できるため軟弱地や不整地での走行性を向上させることができ、同時に牽引力を増強させることができる。
このような技術として、例えばホイール式トラクタの操舵機構部を共用して、新たなクローラ式トラクタに改良するものがある(特許文献1)。この特許文献1は、クローラ式とホイール式での旋回機構の相違、すなわちホイール式のトラクタをクローラ式に改造した場合に、旋回内側の左右いずれかのブレーキペダルを踏み込んで片側のブレーキ装置を作動させ、片側の駆動スプロケットを制動して旋回内側のクローラを減速して車体を旋回させたのでは旋回操作性が良好ではない点に鑑みてなされたものであり、円形のステアリングハンドルの回転操作によってクローラ式トラクタの車体を旋回できるようにするとともに、ホイール式トラクタに備えられている操舵機構部を利用して部品を共用化することによりコストダウンを図ることを目的としたものである。
また、特に中型、大型のトラクタにおいて、小型クローラ式トラクタの駆動系を簡潔なものとし、かつ旋回性を改良する技術も開発されている(特許文献2)。例えば、特許文献2には、機体を前後進させる前後進切換え機構より後方の駆動系に機体を旋回させる油圧変速旋回機構(旋回用HST機構)を連結させた前輪駆動のクローラ式トラクタであって、旋回用HST機構を可変容量ポンプと定容量モータとに分割し、遊星ギヤ式デフ機構の入力軸に定容量モータを連結させた小型クローラ式トラクタが開示されている。このトラクタは、走行変速機構の副変速後の出力で上記可変容量ポンプと連結され、車速と操向モータの回転を比例させることで、旋回半径を一定にさせ、ホイール式トラクタと同様の操作フィーリングを確保することができる。
特開2000−159143号公報 特開2004−17841号公報 特開2004−66913号公報
しかし、小型のホイール式トラクタの基本構造を利用して小型のクローラ式トラクタを製造する場合は、単にホイール式トラクタの駆動輪を駆動スプロケットとして使用したのでは、湿田での作業に適する地上高を確保することができない場合がある。また、旋回フィーリングを改善するために使用される、機体を旋回させる操向用の油圧無段変速機構、機体を前後進させる前後進切換機構、旋回用油圧変速機構の可変容量ポンプなどを、単に小型のクローラ式トラクタに転用することは構造上、困難である。特に、特許文献3に記載のクローラ式トラクタは、フロントアクスルケースをエンジン前方下部にトランスミッションと分離して別体的に設けた前輪駆動方式であり、後輪駆動系とはその構造が異なる。従って、小型後輪駆動のホイール式トラクタの基本構造を利用し、低コストで小型後輪駆動のクローラ式トラクタを製造することは容易でない。
次に、このような従来のクローラ式トラクタでは、旋回用HSTポンプの駆動力は、走行変速機構の副変速軸から前後進切換機構を介して副変速軸を伝動した回転動力を旋回用HSTポンプに伝達することにより得られていたため、旋回用HSTポンプに伝達されるエンジンからの動力は減速され、よって必要な回転動力を得るために以下のような方法がとられている。具体的には、減速されたエンジンからの回転動力を、副変速軸と旋回用HSTポンプとの間にギアやカウンタ軸を設けることで再度増速させる方法である。しかし、この方法では部品点数の増加に伴う生産効率およびメンテナンス性の低下、また車体重量が重くなることから燃費の低減などの問題があった。また、低駆動力でも回転する小型の旋回用HSTポンプを設けるため、この小型ポンプが高回転することで騒音が発生するという問題があった。
そこでこの発明の目的は、後輪駆動の小型ホイール式トラクタの構造を可能な限り利用して小型高出力のクローラ式トラクタを製造できるとともに、さらに作業効率および燃費を向上させたクローラ式トラクタを提供するものである。
このため請求項1に記載の発明は、両端に従動アイドラを回転可能に支持するクローラフレームと、車軸に装着された駆動スプロケットとを有し、かつ前記従動アイドラと前記駆動スプロケットとの間にクローラベルトが巻装されるクローラ式走行装置を機体下部に備え、前記駆動スプロケットが旋回用HSTポンプおよび旋回用HSTモータからの動力によって旋回され、かつ前記旋回用HSTポンプと前記旋回用HSTモータとを分割配置するクローラ式作業車両において、
前記旋回用HSTポンプは、主変速軸から前後進切換機構に伝達したエンジンからの駆動力により伝達部材を介して駆動することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のクローラ式作業車両において、前記旋回用HSTポンプは、ミッションケースの側方、かつ下方に備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、両端に従動アイドラを回転可能に支持するクローラフレームと、車軸に装着された駆動スプロケットとを有し、かつ従動アイドラと駆動スプロケットとの間にクローラベルトが巻装されるクローラ式走行装置を機体下部に備え、駆動スプロケットが旋回用HSTポンプおよび旋回用HSTモータからの動力によって旋回され、かつ旋回用HSTポンプと旋回用HSTモータとを分割配置するクローラ式作業車両において、旋回用HSTポンプは、主変速軸から前後進切換機構に伝達したエンジンからの駆動力により伝達部材を介して駆動するので、エンジンからの高回転数を有する駆動力が減速されずに旋回用HSTポンプに伝達され、旋回用HSTポンプの大きさに合わせた最も効率のよい回転数を伝達できるように伝達部材である中間軸もしくは中間ギアの歯数を設定することができ、旋回用HSTポンプの大きさを選択する際に自由度が広がり、用いる旋回用HSTポンプに適した回転数を選択して騒音を低減することが可能となる。また、副変速軸の動力を再度増速させるための歯車や、複数のカウンタ軸を設ける必要がないため、部品点数を減少し、車体重量を軽くできる。従って、コストダウンを図るとともに、作業効率および燃費を向上させたクローラ式トラクタを提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば、旋回用HSTポンプは、ミッションケースの側方、かつ下方に備えるので、旋回用HSTポンプの駆動力を主変速軸から前後進切換機構に伝達したエンジンからの駆動力により得る場合であっても、わずかな伝達部材により旋回用HSTポンプに駆動力を伝達できるとともに、最低地上高を確保することができる。従って、コストダウンを図るとともに、作業効率および燃費を向上させたクローラ式トラクタを提供することができる。
また、本発明によれば、小型のホイール式トラクタに備えられている共用部分を利用して、安価に小型高出力のクローラ式トラクタを製造することができる。しかも、ホイール式トラクタと比較して農作業機を牽引する力が大きく、軟弱地や不整地での走行性にも優れる小型のクローラ式トラクタを提供することができる。
以下、図面を参照しつつ、この発明を実施するための最良の形態について詳述する。
図1は本発明の一実施例に係る小型クローラ式トラクタの側面図、図2は同トラクタにおけるクローラ式走行装置の斜視図、図3は同トラクタの断面平面図、図4は同トラクタにおける駆動部側面の断面展開図、図5はミッションケース内の差動機構付近を拡大した断面平面図である。
まず、クローラ式トラクタ1の概略構成について説明する。車両1前方にはエンジン3および燃料タンク7を覆い、車体フレーム11上に積載されたボンネット2と、このボンネット2の後ろには車両1の操縦を行うためのキャビン4または不図示のロプスフレームが配設される。キャビン4の前方には車両1の操行を司るステアリングハンドル9が配設され、後方には運転席8が、この運転席8の左右には、車両1の走行や作業機6の上げ下げ等を操作するための主変速レバー、副変速レバー及びPTO操作レバーなどの図示しない各種レバーが配設されている。そして、万が一、車両1が横転したときに運転者を守るための、4本の安全フレームを含むキャビン4が運転席8全体を覆うように形成されている。そして、キャビン4への昇降用のステップ10が、このキャビン4の下方に設けられている。また、上部車体90の後方には作業に応じて取り外し可能な作業機6が取付けられており、この作業機6によりプラウや、ロータリーなどの作業を行うものである。さらに、機体1の上部車体90の下部には車両1の走行を行う左右一対のクローラ式走行装置80が配設されている。
クローラ式走行装置80は、図2に示すとおり、進行方向に延設された左右2本のクローラフレーム81L,81Rと、このクローラフレーム81L,81R間を連結する2本のサイドフレーム82,83と、からなり、クローラフレーム81L,81Rの前後端には、それぞれ従動アイドラ85が回転自在に支持され、この2つの従動アイドラ85間には、4つのイコライザ転輪86が回転自在に支持されている。そして、2つの従動アイドラ85と、4つのイコライザ転輪86と、リアアクスルケース88より軸支された駆動スプロケット60とが、この駆動スプロケット60を頂点とし、2つの従動アイドラ85を結ぶ直線を底辺とする、略三角形状にクローラベルト95を巻回してなるクローラ式走行装置80が形成されている。
前部のサイドフレーム82からは、上方へ向けてさらに2本の支持部材87が配設されており、この支持部材87を、後述するクラッチハウジング5の側面にボルト締めすることにより、上部車体90と、クローラ式走行装置80とを連結している。また、クローラフレーム81L,81Rの後部には、左右駆動スプロケット60L,60Rが接続される左右車軸89L,89Rを軸支させるための左右リアアクスルケース88L,88Rがクローラフレーム81L,81R上に左右リアアクスルケースステー99L,99Rと一体で形成されている。
以下、本発明のクローラ式トラクタ1の走行系統について説明する。エンジン3からの動力は、図3に示すように、クラッチハウジング5を介してミッションケース23内の主副変速装置39で変速された後、左右の差動機構50L,50Rに入力される。そして、差動機構50L,50Rより延出された左右車軸89L,89R介して左右駆動スプロケット60L,60Rによりクローラ式走行装置80を駆動させる。また、本願発明の特徴であり、詳細を後述する車両1を旋回させるための、旋回用の油圧変速機構(HST)ポンプ72がミッションケース23の側方に、旋回用HSTモータ73が差動機構50Lの上方にそれぞれ設けられる。また、差動機構50L,50Rは左右の入れ替えも可能である。
そして、可変容量型である旋回用HSTポンプ72内の図示しない可動斜板は図示しない副変速アームを介してステアリングハンドル9に連係され、このステアリングハンドル9の操向量に応じて旋回用HSTポンプ72からの吐出量が調節され、この吐出量に応じて旋回用HSTモータ73の出力回転数と回転方向とが制御される。そして、旋回用HSTモータ73の出力と副変速装置39からの出力とが、後述する差動機構50内で合成され、車軸89L,89Rを介して駆動スプロケット60L,60Rを回転駆動させる。
本発明のクローラ式トラクタ1では、上記のように旋回用HSTポンプ72及び旋回用HSTモータ73を配備するが、通常、ミッションケース23の下部などに配置される旋回用HSTポンプ72を、本発明においてはクラッチハウジング5と並列配置させることで、高い最低地上高を確保することができる。また、旋回用HSTポンプ72と旋回用HSTモータ73とが別体であるため、旋回用HSTモータ73をミッションケース23の上方に配置することにより、旋回用HSTモータ73を修理する場合にも、ミッションケース23内に貯留されるオイルが旋回用HSTモータ73に流出することなく、旋回用HSTモータ73のメンテナンスや交換など取り外しが容易になり、作業効率が向上する。更に、旋回用HSTモータ73がミッションケース23の上部、特に後述する差動機構50の上部に配置させたことにより、旋回用HSTモータ73から遺漏するオイルを直接差動機構50に流下させることができる。
続いて、ミッションケース23付近内の動力伝達の構成を説明する。図4に示すように、エンジン3の動力は、出力軸31を介して主軸37に伝達される。主軸37に固設された伝達歯車37a,37b,37c,37dは、主変速軸41に遊嵌される主変速一速歯車41a、主変速二速歯車41b、主変速三速歯車41c、主変速四速歯車41dにそれぞれ噛合されている。そして、主変速軸41の軸方向摺動可能にスプライン嵌合される2つの主変速クラッチスライダ41e,41fは、キャビン4に有する不図示の主変速レバーに連係されている。この主変速レバーの操作により主変速クラッチスライダ41e,41fと主変速一速歯車41a、主変速二速歯車41b、主変速三速歯車41c、主変速四速歯車41dのそれぞれに形成された爪との咬合を選択し、選択されたいずれか1つの上記主変速歯車41a,41b,41c,41dを介して主軸37から主変速軸41へ動力が伝達される。
また、主変速軸41の車両進行方向前方延長部分には、正転側歯車7aおよび逆転側歯車7bがそれぞれ同一軸心上に遊嵌される前後進切換機構7が設けられる。そして、キャビン4に有する不図示のリバーサレバーを操作することによりリバーサクラッチ7cが前進側または後進側のいずれかに選択接続され、主変速軸41の回転は、正転側歯車7aまたは逆転側歯車7bのいずれかに伝達される。ただし、リバーサレバーがニュートラル位置の場合は、回転は正転側歯車7aおよび逆転側歯車7bのいずれにも伝達されない。
正転側歯車7aは、伝達軸42に嵌合される歯車42aに、逆転側歯車7bはカウンタ軸32に嵌合されるカウンタ歯車32aにそれぞれ噛合されており、このカウンタ歯車32aは伝達軸42に嵌合される歯車42bと噛合される。その結果、リバーサクラッチ7cが前進側に接続されたときは、主変速軸41の回転動力が正転側歯車7aを介して伝達軸42に伝達され、リバーサクラッチ7cが後進側に接続されたときは、主変速軸41の回転動力が逆転側歯車7bからカウンタ軸32を介して伝達軸42を逆転方向に回転させることを可能としている。
伝達軸42に嵌合される歯車42aは、正転側歯車7aと噛合うとともに、副変速軸45の同軸線上であり車両進行方向前方に設けられる歯車34と噛合っている。副変速軸45には、副変速シフタ45aがスプライン嵌合されており、副変速軸45の前部と歯車34の後部との間を自在に摺動可能としている。
この副変速シフタ45aは、キャビン4に有する不図示の副変速レバーによって操作され、副変速シフタ45aの前部に形成された副変速シフタ歯45bが歯車34の後部位置34aに位置する状態の副変速三速、副変速シフタ歯45bと歯車34の後端に設けられた歯34bとが噛合う状態の副変速二速、副変速シフタ45aの中央上部に形成された歯45cと伝達軸42の中央近傍に設けられた歯車42cとが噛合う状態の副変速一速、副変速シフタ45aに回転動力が伝達されないニュートラル状態などそれぞれに切換可能とした副変速装置が構成される。これら副変速シフタ45aの摺動による歯車噛合わせの選択で、伝達軸42の回転が三段の変速を経て出力され、副変速軸45に入力された回転動力は、副変速軸45に設けられたベベルギア47を介して回転方向を前後方向から左右方向へと変え、後述するミッションケース23後方に位置する差動機構50L,50Rへと入力されることとなる。
また、エンジン3の出力の一部は、前後進切換機構7から、PTO変速ギア48を介してPTOカウンタ軸49に連結され、車両1後部のPTO出力軸91に伝えられるようになっている。
次に、車両1の旋回をおこなうための差動機構50の構成について説明する。図5に示すように、副変速軸45の後端に固設されたベベルギア47と、ピニオン軸22の中央部分に固設されたベベルギア21とを介して、前後方向の副変速後の動力を、左右方向へと回転方向を変え、後述する左右の差動機構50L,50Rへと伝達する。ピニオン軸22の左右両端に固設されたギア25L,25Rは、このギア25L,25Rと噛合するギア27L,27Rを介して、左右の入力軸20L,20Rを駆動する。この入力軸20L,20Rは、差動機構50である遊星ギア機構50のサンギア51L,51Rを回転駆動する。この遊星ギア機構50により旋回のための差動回転が出力される。
さらに遊星ギア機構50について詳述する。遊星ギア機構50L,50Rは、入力軸20L,20Rに固設されたサンギア51L,51Rと、サンギア51L,51Rの周りを自公転自在に設けられたプラネタリアギア53L,53Rと、このプラネタリアギア53L,53Rを軸支するとともに入力軸20L,20Rと車軸89L,89Rとに回転自在に遊嵌されたキャリア55L,55Rとからなる。そして、キャリア55L,55Rの外周には、さらにキャリアギア56L,56Rが形成されている。
この遊星ギア機構50L,50Rの構成により、車両1の直進時、即ち、左右の駆動スプロケット60L,60Rの回転が等しい回転数となるときは、キャリア55L,55Rは回転せず、遊星ギア機構50L,50Rの各ギアは、その場で各軸上を自転回転して駆動スプロケット60L,60Rを回転させる。その結果、左右の駆動スプロケット60L,60Rはそれぞれ同回転数かつ同回転方向で回転し、車両1を直進させる。一方、車両1の旋回時、即ち、左右の駆動スプロケット60L,60Rの回転が異なる回転数となるときは、キャリア55L,55Rを、後述する旋回用HSTモータ73により回転駆動させて、遊星ギア機構50L,50Rのプラネタリアギア53L,53Rを、サンギア51L,51R周囲において公転させる。
そして、サンギア51L,51Rの回転に加え、キャリア55L,55Rの回転により、サンギア51L,51Rと、キャリア55L,55Rとの間に位置するプラネタリアギア53L,53Rがサンギア51L,51R周りを公転し始める。このとき、サンギア51L,51Rの回転と、キャリア55L,55Rの回転とが等しい方向である場合には、これらサンギア51L,51Rの回転と、キャリア55L,55Rの回転との回転和がプラネタリアギア53L,53Rの自公転を介して、車軸ギア58L,58Rを回転させる。
一方、サンギア51L,51Rの回転と、キャリア55L,55Rの回転とが異なる方向である場合、これら、サンギア51L,51Rの回転と、キャリア55L,55Rの回転との回転差が、プラネタリアギア53L,53Rの自公転を介して、車軸ギア58L,58Rを回転させる。
ここで、キャリア55L,55Rの回転は、旋回用HSTモータ73により回転駆動されるが、旋回用HSTモータ73は、上述のとおりステアリングハンドル9の操向に伴い回転駆動され、旋回用HSTモータ73の回転は、この旋回用HSTモータ73の出力ギア35に噛合う左右2つの逆転ギア52L,52Rを介して左右の逆転軸43L,43Rをそれぞれ逆回転させる。そして、これら逆転軸43L,43Rはそれぞれ、逆転軸43L,43Rの一端に固設された差動ギア44L,44Rと、キャリアギア56L,56Rとを介して左右のキャリア55L,55Rを逆回転させる。このようにして、旋回用HSTモータ73の回転に伴い、遊星ギア機構50の左右のキャリア55L,55Rはそれぞれ逆回転し、その結果、一方の遊星ギア機構50は回転が足され、他方の遊星ギア機構50は回転が差し引かれるため、左右の駆動スプロケット60L,60Rはそれぞれ異なる回転数で回転し、車両1を旋回させる。
このように、前部のエンジン3から、ミッションケース23内の主副変速装置39を介して後部へと伝達される直進用の出力と、ステアリングハンドル9の操向により回転駆動する旋回用HSTモータ73の出力とが、差動機構(左右遊星ギア機構50L,50R)50内で合成されることにより、左右のクローラ走行装置80の駆動スプロケット60L,60Rを差動回転させ、左方向若しくは右方向へと車両1を旋回させる構成である。
また、ピニオン軸22の片端には、ブレーキ機構29である複数のブレーキ板29aがピニオン軸22上に形成されており、運転者の操作により図示しないブレーキペダルが操作されると、ブレーキアーム28が連動して回動し、このブレーキアーム28の回動に伴い、ピニオン軸22にブレーキ作用を発生させるとともに車両1を減速させるものである。
特に、ブレーキ板29aは、ピニオン軸22の右端に位置しており、ブレーキ板29aや、ブレーキアーム28などを収容する図示しないブレーキケースを右側の遊星ギア機構50Rを収容する右リアアクスルケース80Rと一体とすることが可能である。また、旋回用HSTモータ73が、左リアアクスルケース88L上に位置しているため、右リアアスクルケース88Rに配置されたブレーキ機構と、左リアアクスルケース88Lに配置された旋回用HSTモータ73とにより車両1の重量バランスを保つことが可能である。
さらには、ブレーキ機構29と、旋回用HSTモータ73とを左右に分けて配置することにより、ブレーキ機構29を構成する不図示のリンク関係と、旋回用HST機構を構成する不図示の油圧配管類とを左右のリアアクスルケース88L,88R内に分けて配置することが可能であり、車両1のメンテナンス性が向上する効果がある。
次に、本願発明の特徴である主変速軸の動力を、旋回用HSTポンプの入力軸に伝達することについて、その具体的構成を説明する。図6は旋回用HSTポンプをクラッチハウジングの平面視左側部に取付けた例を示す駆動部の平面図、図7は旋回用HSTポンプをクラッチハウジングの平面視左側部に取付けた別の例を示す駆動部の平面図、図8は主変速軸から旋回用HSTポンプへの動力伝達経路を示す駆動部側部の断面展開図、図9は旋回用HSTポンプをセンターケースの平面視左側部に取付けた例を示す駆動部の平面図、図10は旋回用HSTポンプをミッションケースの平面視左側部に取付けた例を示す駆動部の平面図である。
エンジン3からの動力を車軸89L,89Rなどに伝達する駆動部は、前部から順に不図示のクラッチなどを収納するクラッチハウジング5、ホイール式トラクタの場合に前輪車軸を収納するセンターケース7eと一体に形成された前後進切換機構7などを収納するリバーサケース7d、副変速軸45などを収納するミッションケース23を順に配設して構成される。このとき、センターケース7eがリバーサケース7dと一体化されたことにより、生産性および前後進切換機構7などのメンテナンス性を向上することができる。
そして、図6に示すように、クラッチハウジング5の平面視左側部に旋回用HSTポンプ72が取り付けられる。このように旋回用HSTポンプ72をクラッチハウジング5の側部に並列配置させることにより、上述したように最低地上高を確保できるとともに、駆動部を中心にして差動機構50Lの上方に設けられた旋回用HSTモータ73と同じ側に旋回用HSTポンプ72が配置されるため、旋回用HSTポンプ72と旋回用HSTモータ73との間の図示しない配管が駆動部をまたぐことなく前後方向略直線上に配設され、組み立て性やメンテナンス性を向上することができる。なお、旋回用HSTポンプ72はクラッチハウジング5など原動機部の平面視右側部に設けてもよく、この場合に旋回用HSTモータ73は差動機構50Rの上方に設けてもよい。また、図7に示すように旋回用HSTポンプ72は、その入力軸をクラッチハウジング5に向けてこのクラッチハウジング5の平面視左側部に設けることもできる。
さらには、このように旋回用HSTポンプ72をクラッチハウジング5の側部に並列配置させることで、旋回用HSTポンプ72をクラッチハウジング5に取付け可能となるようにクラッチハウジング5のみの形状を設計変更して生産することができ、従来のホイール式トラクタに用いたリバーサケース7dやセンターケース7e、ミッションケース23などを本願のクローラ式トラクタの駆動部のケースとしてそのまま共用し、転用できるため、生産性の向上およびコスト削減が可能となる。
次に、主変速軸41から旋回用HSTポンプ72への動力伝達経路を図8を用いて説明する。リバーサケース7d内とクラッチハウジング5内との間であって、前後進切換機構7の下方近傍には、前後方向に互いに離れた伝達軸42と旋回用HSTポンプ72との間を繋ぐための伝達部材である中間軸33が設けられ、この中間軸33上に有する中間ギア33aは、伝達軸42の歯車42aと噛合う構成とされる。
さらに、左右方向に互いに離れた中間軸33とクラッチハウジング5の側部に設けられた旋回用HSTポンプ72までの間を連係する伝達部材である中間軸35,36,37などが設けられ、中間軸33の中間ギア33bと、中間軸35上に有する中間ギア35aとが噛合い、次いで中間ギア35aと中間軸36上に有する中間ギア36aとが噛合い、さらに中間ギア36aと中間軸37上に有する中間ギア37aとが噛合う構成とされる。なお、旋回用HSTポンプ72の設置位置により中間軸33の長さおよび中間軸35,36,37の設置数は適宜増減される。
そして、前述したようにエンジン3の動力は、出力軸31および主軸37を介して主変速軸41に伝達される。この主変速軸41の動力は、前述したように前後進切換機構7および伝達軸42を介して副変速軸45に伝えられるとともに、一方で図7中の矢印で示されるように伝達軸42の歯車42aと中間軸33の中間ギア33aとを介して中間軸33にも伝達され、さらには中間ギア35a,36aなどにより中間軸35,36などをそれぞれ介して、旋回用HSTポンプ72の入力軸72aに伝達され、旋回用HSTポンプ72の駆動力とされる。
このように主変速軸41の動力を旋回用HSTポンプ72の駆動力とすることにより、従来のように副変速軸45の動力を旋回用HSTポンプ72の駆動力とする際、主変速軸41の回転動力が副変速軸45を介すことで減速されていた回転数を、副変速軸45を介さないので、エンジン3からの高回転数を有する駆動力が減速されずに旋回用HSTポンプ72に伝達される。そのため、旋回用HSTポンプ72の大きさに合わせた最も効率のよい回転数を伝達できるように伝達部材である中間軸33,35,36,37もしくは中間ギア33a,33b, 35a,36a,37aの歯数を設定することができ、旋回用HSTポンプ72の大きさを選択する際に自由度が広がり、用いる旋回用HSTポンプに適した回転数を選択して騒音を低減することが可能となる。また、この副変速軸45の動力を再度増速させるための歯車や、複数のカウンタ軸を設ける必要がないため、部品点数の減少による作業性の向上およびエネルギーロスを防止できる。
なお、旋回用HSTポンプ72の取り付け位置は、クラッチハウジング5の側部に限定されず、図9に示すように例えばリバーサケース7dの平面視左側部に取付けてもよい。この場合、旋回用HSTポンプ72が前後進切換機構7の近傍に位置するため、上述した旋回用HSTポンプ72をクラッチハウジング5の側部に取付けたときに設けた回転軸33よりも長さが短い回転軸を設けることができ、コスト削減や作業性を向上することができる。さらには、図10に示すように旋回用HSTポンプ72を、ミッションケース23の左側部に取付けてもよい。
また、このように旋回用HSTポンプ72をリバーサケース7dの側部に並列配置させることで、旋回用HSTポンプ72をリバーサケース7dに取付け可能となるようにリバーサケース7dのみの形状を設計変更して生産することができ、従来のホイール式トラクタに用いたクラッチハウジング5やミッションケース23などを本願のクローラ式トラクタの駆動部のケースとしてそのまま共用し、転用できるため、生産性の向上およびコスト削減が可能となる。なお、上述したように旋回用HSTポンプ72をリバーサケース7dの側部に設けることで最低地上高を確保できるとともに、旋回用HSTモータ73の設置位置と同じ側の略直線上に設けることで作業性やメンテナンス性を向上することもできる。
以上詳述したように、この例のクローラ式トラクタ1は、両端に従動アイドラ85を回転可能に支持するクローラフレーム81と、車軸89に装着された駆動スプロケット60とを有し、かつ従動アイドラ85と駆動スプロケット60との間にクローラベルト95が巻装されるクローラ式走行装置80を上部車体90の下部に備え、駆動スプロケット60が旋回用HSTポンプ72および旋回用HSTモータ73からの動力によって旋回され、かつ旋回用HSTポンプ72と旋回用HSTモータ73とを分割配置し、旋回用HSTポンプ72は、主変速軸41から前後進切換機構7に伝達したエンジン3からの駆動力により中間軸33,35,36,37もしくは中間ギア33a,33b, 35a,36a,37a(伝達部材)を介して駆動するものである。
なお、上述の例では、作業機の一例として小型のクローラ式トラクタ(作業車両)について説明したが、この発明はこれに限定されるものではなく、中型や大型のクローラ式トラクタのほか、農作業機としてコンバインなど、また、建設作業機としてブルトーザなど、クローラ式走行装置を備えたあらゆる作業車両に適用することができる。
本発明の一例として、小型クローラ式トラクタを示す側面図である。 小型クローラ式トラクタのクローラ式走行装置付近の斜視図である。 小型クローラ式トラクタの断面平面図である。 駆動部側面の断面展開図である。 ミッションケース内の差動機構付近を拡大した断面平面図である。 旋回用HSTポンプをクラッチハウジングの平面視左側部に取付けた例を示す駆動部の平面図である。 旋回用HSTポンプをクラッチハウジングの平面視左側部に取付けた別の例を示す駆動部の平面図である。 主変速軸から旋回用HSTポンプへの動力伝達経路を示す駆動部側部の断面展開図である。 旋回用HSTポンプをセンターケースの平面視左側部に取付けた例を示す駆動部の平面図である。 旋回用HSTポンプをミッションケースの平面視左側部に取付けた例を示す駆動部の平面図である。 従来の小型ホイール式トラクタを示す斜視図である。
符号の説明
5 クラッチハウジング
7 前後進切換機構
7d リバーサケース
7e センターケース
7d リバーサケース
23 ミッションケース
33,35,36,37 中間軸
33a,33b,35a,36a,37a 中間ギア
41 主変速軸
42 伝達軸
45 副変速軸
72 旋回用HSTポンプ
72a 入力軸
73 旋回用HSTモータ

Claims (2)

  1. 両端に従動アイドラを回転可能に支持するクローラフレームと、車軸に装着された駆動スプロケットとを有し、かつ前記従動アイドラと前記駆動スプロケットとの間にクローラベルトが巻装されるクローラ式走行装置を機体下部に備え、前記駆動スプロケットが旋回用HSTポンプおよび旋回用HSTモータからの動力によって旋回され、かつ前記旋回用HSTポンプと前記旋回用HSTモータとを分割配置するクローラ式作業車両において、
    前記旋回用HSTポンプは、主変速軸から前後進切換機構に伝達したエンジンからの駆動力により伝達部材を介して駆動することを特徴とするクローラ式作業車両。
  2. 前記旋回用HSTポンプは、ミッションケースの側方、かつ下方に備えることを特徴とする、請求項1に記載のクローラ式作業車両。
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