JPH05326718A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその製造方法Info
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- JPH05326718A JPH05326718A JP4132580A JP13258092A JPH05326718A JP H05326718 A JPH05326718 A JP H05326718A JP 4132580 A JP4132580 A JP 4132580A JP 13258092 A JP13258092 A JP 13258092A JP H05326718 A JPH05326718 A JP H05326718A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、複数のビアホールを有し、かつい
ずれのビアホールにおいても、その径が一定にされた、
多層配線構造の半導体装置を得ることを主要な特徴とす
る。 【構成】 半導体基板1の上に第1の配線層のパターン
9a,9b,9cが設けられている。第1の配線層のパ
ターン9a,9b,9cを覆うように半導体基板1の上
に層間絶縁膜10が設けられている。層間絶縁膜10の
表面を平坦化させるために、層間絶縁膜10の表面にシ
リコンラダー樹脂14が塗布されている。シリコンラダ
ー樹脂14および層間絶縁膜10中に、第1の配線層の
パターン9aの表面の第1の接続部90aを露出させる
ための第1のビアホール10aと第1の配線層のパター
ン9bの第2の接続部90bを露出させるための第2の
ビアホール10bが貫通して設けられている。第1のビ
アホール10aと第2のビアホール10bを通って、第
1の接続部90aと第2の接続部90bに接続されるよ
うに、半導体基板1の上に第2の配線層12が設けられ
ている。
ずれのビアホールにおいても、その径が一定にされた、
多層配線構造の半導体装置を得ることを主要な特徴とす
る。 【構成】 半導体基板1の上に第1の配線層のパターン
9a,9b,9cが設けられている。第1の配線層のパ
ターン9a,9b,9cを覆うように半導体基板1の上
に層間絶縁膜10が設けられている。層間絶縁膜10の
表面を平坦化させるために、層間絶縁膜10の表面にシ
リコンラダー樹脂14が塗布されている。シリコンラダ
ー樹脂14および層間絶縁膜10中に、第1の配線層の
パターン9aの表面の第1の接続部90aを露出させる
ための第1のビアホール10aと第1の配線層のパター
ン9bの第2の接続部90bを露出させるための第2の
ビアホール10bが貫通して設けられている。第1のビ
アホール10aと第2のビアホール10bを通って、第
1の接続部90aと第2の接続部90bに接続されるよ
うに、半導体基板1の上に第2の配線層12が設けられ
ている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一般に半導体装置に
関するものであり、より特定的には、多層配線構造を有
する半導体装置に関する。この発明は、さらにそのよう
な半導体装置の製造方法に関する。
関するものであり、より特定的には、多層配線構造を有
する半導体装置に関する。この発明は、さらにそのよう
な半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの高集積化・多機能化に
伴って、配線も微細化、多層化されてきている。このよ
うな状況下で、多層配線を形成する技術は、今後ますま
す重要なものとなっている。
伴って、配線も微細化、多層化されてきている。このよ
うな状況下で、多層配線を形成する技術は、今後ますま
す重要なものとなっている。
【0003】図12は、従来の、多層配線構造を有する
半導体装置の断面図である。シリコン基板1の主表面に
フィールド酸化膜7が形成されている。フィールド酸化
膜7の上にゲート電極配線6が設けられている。ゲート
電極配線6を覆うように、シリコン基板1の上に第1の
層間絶縁膜8が形成されている。第1の層間絶縁膜8の
上に第1のアルミニウム配線層のパターン9a,9b,
9cが形成されている。第1のアルミニウム配線層のパ
ターン9a,9b,9cを覆うように、第2の層間絶縁
膜10が設けられている。第2の層間絶縁膜10中に
は、第1のアルミニウム配線層のパターン9aの第1の
接続部90aを露出させるための第1のビアホール10
aが設けられている。第2の層間絶縁膜10中には、第
1のアルミニウム配線層のパターン9bの第2の接続部
90bを露出させるために第2のビアホール10bが設
けられている。第1のビアホール10aおよび第2のビ
アホール10bを通って、第1の接続部90aおよび第
2の接続部90bのそれぞれに接続される第2のアルミ
ニウム配線層12が設けられている。第2のアルミニウ
ム配線層12を覆うように、シリコン基板1の上にパシ
ベーション膜13が設けられている。
半導体装置の断面図である。シリコン基板1の主表面に
フィールド酸化膜7が形成されている。フィールド酸化
膜7の上にゲート電極配線6が設けられている。ゲート
電極配線6を覆うように、シリコン基板1の上に第1の
層間絶縁膜8が形成されている。第1の層間絶縁膜8の
上に第1のアルミニウム配線層のパターン9a,9b,
9cが形成されている。第1のアルミニウム配線層のパ
ターン9a,9b,9cを覆うように、第2の層間絶縁
膜10が設けられている。第2の層間絶縁膜10中に
は、第1のアルミニウム配線層のパターン9aの第1の
接続部90aを露出させるための第1のビアホール10
aが設けられている。第2の層間絶縁膜10中には、第
1のアルミニウム配線層のパターン9bの第2の接続部
90bを露出させるために第2のビアホール10bが設
けられている。第1のビアホール10aおよび第2のビ
アホール10bを通って、第1の接続部90aおよび第
2の接続部90bのそれぞれに接続される第2のアルミ
ニウム配線層12が設けられている。第2のアルミニウ
ム配線層12を覆うように、シリコン基板1の上にパシ
ベーション膜13が設けられている。
【0004】次に、図12に示す従来の半導体装置の、
製造方法について説明する。図13〜図17は、従来の
半導体装置の製造方法の順序の各工程における半導体装
置の断面図である。
製造方法について説明する。図13〜図17は、従来の
半導体装置の製造方法の順序の各工程における半導体装
置の断面図である。
【0005】図13を参照して、シリコン基板1の主表
面にフィールド酸化膜7を形成する。フィールド酸化膜
7の上にゲート電極配線6を形成する。ゲート電極配線
6を覆うようにシリコン基板1の上に第1の層間絶縁膜
8を形成する。第1の層間絶縁膜8の上に第1のアルミ
ニウム配線層のパターン9a,9b,9cを形成する。
第1のアルミニウム配線層のパターン9a,9b,9c
を覆うように、第2の層間絶縁膜10を形成する。第2
の層間絶縁膜10は、プラズマCVD法によりシリコン
酸化膜をシリコン基板1の上に形成し、その後回転塗布
法によって、その上に無機塗布絶縁膜を形成し、その後
これらをドライエッチング法によってエッチバックする
ことによって形成される。無機塗布絶縁膜には、スピン
オングラス膜(SOG膜)が用いられていた。
面にフィールド酸化膜7を形成する。フィールド酸化膜
7の上にゲート電極配線6を形成する。ゲート電極配線
6を覆うようにシリコン基板1の上に第1の層間絶縁膜
8を形成する。第1の層間絶縁膜8の上に第1のアルミ
ニウム配線層のパターン9a,9b,9cを形成する。
第1のアルミニウム配線層のパターン9a,9b,9c
を覆うように、第2の層間絶縁膜10を形成する。第2
の層間絶縁膜10は、プラズマCVD法によりシリコン
酸化膜をシリコン基板1の上に形成し、その後回転塗布
法によって、その上に無機塗布絶縁膜を形成し、その後
これらをドライエッチング法によってエッチバックする
ことによって形成される。無機塗布絶縁膜には、スピン
オングラス膜(SOG膜)が用いられていた。
【0006】図14を参照して、第2の層間絶縁膜10
の上に、レジスト22を塗布する。第1のアルミニウム
配線層のパターン9aの第1の接続部を露出させるため
の第1のビアホールを形成すべき領域に第1の開口部2
2aができるように、かつ第1のアルミニウム配線層の
パターン9bの第2の接続部を露出させるための第2の
ビアホールを形成すべき領域に第2の開口部22bがで
きるように、レジスト22をパターニングする。
の上に、レジスト22を塗布する。第1のアルミニウム
配線層のパターン9aの第1の接続部を露出させるため
の第1のビアホールを形成すべき領域に第1の開口部2
2aができるように、かつ第1のアルミニウム配線層の
パターン9bの第2の接続部を露出させるための第2の
ビアホールを形成すべき領域に第2の開口部22bがで
きるように、レジスト22をパターニングする。
【0007】図15を参照して、レジストパターン22
をマスクにして、たとえば反応性イオンエッチング法に
より、第2の層間絶縁膜10を選択的にエッチングし、
それによって第1のビアホール10aと第2のビアホー
ル10bを形成する。その後、図15と図16を参照し
て、レジストパターン22を酸素プラズマ等により除去
する。
をマスクにして、たとえば反応性イオンエッチング法に
より、第2の層間絶縁膜10を選択的にエッチングし、
それによって第1のビアホール10aと第2のビアホー
ル10bを形成する。その後、図15と図16を参照し
て、レジストパターン22を酸素プラズマ等により除去
する。
【0008】図17を参照して、たとえばスパッタ法に
より、第1のビアホール10aと第2のビアホール10
bの中に埋込まれるように、第2の層間絶縁膜10の表
面全面に、アルミニウム膜を形成する。その後、このア
ルミニウム膜を、フォトリソグラフィ技術および反応性
イオンエッチング法により、パターニングし、それによ
って第2のアルミニウム配線層12のパターンを形成す
る。第2のアルミニウム配線層12のパターンを覆うよ
うに、シリコン基板1の表面全面に、プラズマCVD法
により、パシベーション膜13となるシリコン窒化膜を
形成する。その後、図示しないが、パシベーション膜1
3中に、ボンディングパッドを露出させるための開口部
を形成し、ボンディングパッドにボンディングワイヤを
接続し、半導体装置の製造工程を完了させる。
より、第1のビアホール10aと第2のビアホール10
bの中に埋込まれるように、第2の層間絶縁膜10の表
面全面に、アルミニウム膜を形成する。その後、このア
ルミニウム膜を、フォトリソグラフィ技術および反応性
イオンエッチング法により、パターニングし、それによ
って第2のアルミニウム配線層12のパターンを形成す
る。第2のアルミニウム配線層12のパターンを覆うよ
うに、シリコン基板1の表面全面に、プラズマCVD法
により、パシベーション膜13となるシリコン窒化膜を
形成する。その後、図示しないが、パシベーション膜1
3中に、ボンディングパッドを露出させるための開口部
を形成し、ボンディングパッドにボンディングワイヤを
接続し、半導体装置の製造工程を完了させる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の、多層配線構造
を有する半導体装置の製造方法は以上述べた方法により
行なわれており、配線の多層化、微細化とともに、以下
に述べる問題が、顕著に現われてきた。
を有する半導体装置の製造方法は以上述べた方法により
行なわれており、配線の多層化、微細化とともに、以下
に述べる問題が、顕著に現われてきた。
【0010】配線の微細化、すなわち、配線幅の縮小
は、ビアホールの径のサイズの縮小を要求する。その結
果、ビアホールのパターンの形成が困難になるという問
題が生じてきた。この問題を、図18を参照して、さら
に詳細に説明する。図18を参照して、2つのビアホー
ルを形成するための第1の開口部22aと第2の開口部
22bがレジスト22中に形成されている。第1の開口
部22aは、第1のアルミニウム配線層のパターン9a
の接続部を露出させるための第1のビアホールを形成す
るためのものである。第2の開口部22bは、第1のア
ルミニウム配線層のパターン9bの接続部を露出させる
ための第2のビアホールを形成するためのものである。
は、ビアホールの径のサイズの縮小を要求する。その結
果、ビアホールのパターンの形成が困難になるという問
題が生じてきた。この問題を、図18を参照して、さら
に詳細に説明する。図18を参照して、2つのビアホー
ルを形成するための第1の開口部22aと第2の開口部
22bがレジスト22中に形成されている。第1の開口
部22aは、第1のアルミニウム配線層のパターン9a
の接続部を露出させるための第1のビアホールを形成す
るためのものである。第2の開口部22bは、第1のア
ルミニウム配線層のパターン9bの接続部を露出させる
ための第2のビアホールを形成するためのものである。
【0011】第1の開口部22aは、第2のビアホール
が形成される領域、すなわち、フィールド酸化膜7とゲ
ート電極配線6aと第1のアルミニウム配線のパターン
9aが積み重なった部分に形成される。第2の開口部2
2bは、第1のアルミニウム配線のパターン9bのみが
設けられた領域の上に形成される。すなわち、第1の開
口部22aは層間絶縁膜10の凸部の上に形成され、第
2の開口部22bは層間絶縁膜10の凹部の上に形成さ
れる(すなわち、a3 >b3 )。
が形成される領域、すなわち、フィールド酸化膜7とゲ
ート電極配線6aと第1のアルミニウム配線のパターン
9aが積み重なった部分に形成される。第2の開口部2
2bは、第1のアルミニウム配線のパターン9bのみが
設けられた領域の上に形成される。すなわち、第1の開
口部22aは層間絶縁膜10の凸部の上に形成され、第
2の開口部22bは層間絶縁膜10の凹部の上に形成さ
れる(すなわち、a3 >b3 )。
【0012】このような段差が生じたままレジスト22
を層間絶縁膜10の上塗布すると、レジスト22は凸部
において相対的に薄く形成され、凹部において厚く形成
される。すなわちa4 <b4 となる。このような状態で
フォトリソグラフィ技術によって、レジスト22のパタ
ーニングを行なうと、レジスト22のパターンのトップ
ではa1 =b1 となるが、レジストパターンのボトムに
おいてはa2 >b2 となってしまう。
を層間絶縁膜10の上塗布すると、レジスト22は凸部
において相対的に薄く形成され、凹部において厚く形成
される。すなわちa4 <b4 となる。このような状態で
フォトリソグラフィ技術によって、レジスト22のパタ
ーニングを行なうと、レジスト22のパターンのトップ
ではa1 =b1 となるが、レジストパターンのボトムに
おいてはa2 >b2 となってしまう。
【0013】このようにレジスト断面の形状が違ってく
る理由を、図19と図20と図21を用いて説明する。
る理由を、図19と図20と図21を用いて説明する。
【0014】図19は、段差を有する層間絶縁膜10の
上にレジスト22を形成した場合の、各部分における最
適焦点位置を示す図である。レジスト22の膜厚が薄い
A部分での最適焦点位置はaである。レジスト22の膜
厚が厚いB部分での最適焦点位置はbである。それぞれ
の部分で、焦点を合わせてレジストを露光すれば、同一
の径を有する第1の開口部22aと第2の開口部22b
が得られる。しかしながら、通常は、どちらか一方の開
口部に焦点を合わせて露光する。
上にレジスト22を形成した場合の、各部分における最
適焦点位置を示す図である。レジスト22の膜厚が薄い
A部分での最適焦点位置はaである。レジスト22の膜
厚が厚いB部分での最適焦点位置はbである。それぞれ
の部分で、焦点を合わせてレジストを露光すれば、同一
の径を有する第1の開口部22aと第2の開口部22b
が得られる。しかしながら、通常は、どちらか一方の開
口部に焦点を合わせて露光する。
【0015】図20を参照して、A部分に焦点を合わせ
て露光すると、B部分においては第2の開口部22bの
開口が不完全となる。一方、図21を参照して、B部分
に焦点を合わせた場合には、A部分において第1の開口
部22aの径は大きくなりすぎてしまう。
て露光すると、B部分においては第2の開口部22bの
開口が不完全となる。一方、図21を参照して、B部分
に焦点を合わせた場合には、A部分において第1の開口
部22aの径は大きくなりすぎてしまう。
【0016】以上のような理由で、図18に戻って、第
1の開口部22aと第2の開口部22bの断面形状は異
なってくる。このような断面形状を有するレジストを用
いて第2の層間絶縁膜10をエッチングすると、図22
を参照して、第1のビアホール10aは完全に開口する
が、第2のビアホール10bは開口不良となる。その結
果、第2のビアホール10bが十分開口されていないた
めに、第2のアルミニウム配線層12と第1のアルミニ
ウム配線層のパターン9bとが電気的に接続されないと
いう問題点があった。
1の開口部22aと第2の開口部22bの断面形状は異
なってくる。このような断面形状を有するレジストを用
いて第2の層間絶縁膜10をエッチングすると、図22
を参照して、第1のビアホール10aは完全に開口する
が、第2のビアホール10bは開口不良となる。その結
果、第2のビアホール10bが十分開口されていないた
めに、第2のアルミニウム配線層12と第1のアルミニ
ウム配線層のパターン9bとが電気的に接続されないと
いう問題点があった。
【0017】このような問題は、配線の多層化ととも
に、段差が大きくなればなるほど、顕著となってきた。
いずれの問題も、層間絶縁膜の表面に凹凸が存在するこ
とが原因である。
に、段差が大きくなればなるほど、顕著となってきた。
いずれの問題も、層間絶縁膜の表面に凹凸が存在するこ
とが原因である。
【0018】それゆえに、この発明の目的は、複数のビ
アホールを有し、かついずれのビアホールにおいても、
その径が一定にされた、多層配線構造の半導体装置を提
供することにある。
アホールを有し、かついずれのビアホールにおいても、
その径が一定にされた、多層配線構造の半導体装置を提
供することにある。
【0019】この発明の他の目的は、そのような半導体
装置の製造方法を提供することにある。
装置の製造方法を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明に係の第1の局
面に従う半導体装置は、半導体基板と、上記半導体基板
の上に設けられ、第1の接続部と第2の接続部を有する
第1の配線層とを備える。上記第1の配線層を覆うよう
に上記半導体基板の上に層間絶縁膜が設けられている。
上記層間絶縁膜の表面を平坦化させるために、該層間絶
縁膜の表面に、下記一般式を有するシリコンラダー樹脂
が塗布されている。
面に従う半導体装置は、半導体基板と、上記半導体基板
の上に設けられ、第1の接続部と第2の接続部を有する
第1の配線層とを備える。上記第1の配線層を覆うよう
に上記半導体基板の上に層間絶縁膜が設けられている。
上記層間絶縁膜の表面を平坦化させるために、該層間絶
縁膜の表面に、下記一般式を有するシリコンラダー樹脂
が塗布されている。
【0021】
【化4】
【0022】(式中、R1 はフェニル基または低級アル
キル基であり、R1 は同種でもよく、異種でもよい,ま
た、R2 は水素原子または低級アルキル基であり、R2
は同種でもよく、異種でもよい,さらに、n は20〜1
000の整数を示す。)上記シリコンラダー樹脂および
上記層間絶縁膜中に、上記第1の配線層の表面の第1の
接続部を露出させるための第1のビアホールと、上記第
1の配線層の第2の接続部を露出させるための第2のビ
アホールとが、貫通して設けられている。上記第1およ
び第2のビアホールを通って、上記第1および第2の接
続部に接続されるように、上記半導体基板の上に、第2
の配線層が設けられている。
キル基であり、R1 は同種でもよく、異種でもよい,ま
た、R2 は水素原子または低級アルキル基であり、R2
は同種でもよく、異種でもよい,さらに、n は20〜1
000の整数を示す。)上記シリコンラダー樹脂および
上記層間絶縁膜中に、上記第1の配線層の表面の第1の
接続部を露出させるための第1のビアホールと、上記第
1の配線層の第2の接続部を露出させるための第2のビ
アホールとが、貫通して設けられている。上記第1およ
び第2のビアホールを通って、上記第1および第2の接
続部に接続されるように、上記半導体基板の上に、第2
の配線層が設けられている。
【0023】この発明の第2の局面に従う半導体装置の
製造方法において、まず、半導体基板の上に、第1の接
続部と第2の接続部を有する第1の配線層を形成する。
上記第1の配線層を覆うように、上記半導体基板の上に
層間絶縁膜を形成する。上記層間絶縁膜の上全面に、下
記一般式で示されるシリコンラダー樹脂を塗布し、それ
によって上記層間絶縁膜の表面を平坦にする。
製造方法において、まず、半導体基板の上に、第1の接
続部と第2の接続部を有する第1の配線層を形成する。
上記第1の配線層を覆うように、上記半導体基板の上に
層間絶縁膜を形成する。上記層間絶縁膜の上全面に、下
記一般式で示されるシリコンラダー樹脂を塗布し、それ
によって上記層間絶縁膜の表面を平坦にする。
【0024】
【化5】
【0025】(式中、R1 はフェニル基または低級アル
キル基であり、R1 は同種でもよく、異種でもよい,ま
た、R2 は水素原子または低級アルキル基であり、R2
は同種でもよく、異種でもよい,さらに、n は20〜1
000の整数を示す。)上記シリコンラダー樹脂の上全
面にレジストを塗布する。上記第1の配線層の表面の上
記第1の接続部を露出させるための第1のビアホールを
形成すべき領域に第1の開口部ができるように、かつ上
記第1の配線層の表面の上記第2の開口部を露出させる
ための第2のビアホールを形成すべき領域に第2の開口
部ができるように、上記レジストをパターニングする。
パターニングされた上記レジストを用いて、上記層間絶
縁膜を選択的にエッチングし、それによって上記層間絶
縁膜中に上記第1のビアホールと上記第2のビアホール
を形成する。その後、上記レジストを除去する。上記第
1のビアホールおよび上記第2のビアホールを通って、
上記第1の配線層の上記第1の接続部および上記第2の
接続部に接続される第2の配線パターンを上記半導体基
板の上に形成する。
キル基であり、R1 は同種でもよく、異種でもよい,ま
た、R2 は水素原子または低級アルキル基であり、R2
は同種でもよく、異種でもよい,さらに、n は20〜1
000の整数を示す。)上記シリコンラダー樹脂の上全
面にレジストを塗布する。上記第1の配線層の表面の上
記第1の接続部を露出させるための第1のビアホールを
形成すべき領域に第1の開口部ができるように、かつ上
記第1の配線層の表面の上記第2の開口部を露出させる
ための第2のビアホールを形成すべき領域に第2の開口
部ができるように、上記レジストをパターニングする。
パターニングされた上記レジストを用いて、上記層間絶
縁膜を選択的にエッチングし、それによって上記層間絶
縁膜中に上記第1のビアホールと上記第2のビアホール
を形成する。その後、上記レジストを除去する。上記第
1のビアホールおよび上記第2のビアホールを通って、
上記第1の配線層の上記第1の接続部および上記第2の
接続部に接続される第2の配線パターンを上記半導体基
板の上に形成する。
【0026】この発明の第3の局面に従う製造方法にお
いては、まず、半導体基板の上に、第1の接続部と第2
の接続部を第1の配線層を形成する。上記第1の配線層
を覆うように上記半導体基板の上に層間絶縁膜を形成す
る。上記層間絶縁膜の上全面に、下記一般式で示される
シリコンラダー樹脂を塗布し、それによって該層間絶縁
膜の表面を平坦にする。
いては、まず、半導体基板の上に、第1の接続部と第2
の接続部を第1の配線層を形成する。上記第1の配線層
を覆うように上記半導体基板の上に層間絶縁膜を形成す
る。上記層間絶縁膜の上全面に、下記一般式で示される
シリコンラダー樹脂を塗布し、それによって該層間絶縁
膜の表面を平坦にする。
【0027】
【化6】
【0028】(式中、R1 はフェニル基または低級アル
キル基であり、R1 は同種でもよく、異種でもよい,ま
た、R2 は水素原子または低級アルキル基であり、R2
は同種でもよく、異種でもよい,さらに、n は20〜1
000の整数を示す。)上記シリコンラダー樹脂の上全
面にレジストを塗布する。上記第1の配線層の表面の上
記第1の接続部を露出させるための第1のビアホールを
形成すべき領域に第1の開口部ができるように、かつ上
記第1の配線層の表面の上記第2の接続部を露出させる
ための第2のビアホールを形成すべき領域に第2の開口
部ができるように、上記レジストをパターニングする。
パターニングされた上記レジストを用いて、上記層間絶
縁膜を選択的にエッチングし、それによって上記層間絶
縁膜中に上記第1のビアホールと上記第2のビアホール
を形成する。上記レジストを除去する。その後、上記シ
リコンラダー樹脂を除去する。上記第1のビアホールお
よび上記第2のビアホールを通って、上記第1の配線層
の上記第1の接続部および上記第2の接続部に接続され
る第2の配線層を、上記半導体基板の上に形成する。
キル基であり、R1 は同種でもよく、異種でもよい,ま
た、R2 は水素原子または低級アルキル基であり、R2
は同種でもよく、異種でもよい,さらに、n は20〜1
000の整数を示す。)上記シリコンラダー樹脂の上全
面にレジストを塗布する。上記第1の配線層の表面の上
記第1の接続部を露出させるための第1のビアホールを
形成すべき領域に第1の開口部ができるように、かつ上
記第1の配線層の表面の上記第2の接続部を露出させる
ための第2のビアホールを形成すべき領域に第2の開口
部ができるように、上記レジストをパターニングする。
パターニングされた上記レジストを用いて、上記層間絶
縁膜を選択的にエッチングし、それによって上記層間絶
縁膜中に上記第1のビアホールと上記第2のビアホール
を形成する。上記レジストを除去する。その後、上記シ
リコンラダー樹脂を除去する。上記第1のビアホールお
よび上記第2のビアホールを通って、上記第1の配線層
の上記第1の接続部および上記第2の接続部に接続され
る第2の配線層を、上記半導体基板の上に形成する。
【0029】
【作用】この発明の第1の局面に従う半導体装置によれ
ば、層間絶縁膜の表面が、上記シリコンラダー樹脂によ
って平坦化されている。上記シリコンラダー樹脂は厚く
形成しても、クラックを生じないので、このシリコンラ
ダー樹脂を厚く形成することによって、層間絶縁膜の表
面は十分に平坦化される。結果として、第1のビアホー
ルの径と第2のビアホールの径は、一定となる。ひいて
は、信頼性の高い半導体装置となる。
ば、層間絶縁膜の表面が、上記シリコンラダー樹脂によ
って平坦化されている。上記シリコンラダー樹脂は厚く
形成しても、クラックを生じないので、このシリコンラ
ダー樹脂を厚く形成することによって、層間絶縁膜の表
面は十分に平坦化される。結果として、第1のビアホー
ルの径と第2のビアホールの径は、一定となる。ひいて
は、信頼性の高い半導体装置となる。
【0030】この発明の第2の局面に従う半導体装置の
製造方法によれば、層間絶縁膜の表面を上記構造式を有
するシリコンラダー樹脂によって平坦化する。上述のシ
リコンラダー樹脂は、厚く形成してもクラックを生じな
い。そのため、このシリコンラダー樹脂を層間絶縁膜の
上に厚く形成することによって、層間絶縁膜の表面を十
分に平坦化することができる。ひいては、第1のビアホ
ールと第2のビアホールをこの層間絶縁膜中に形成する
ときに、これらのビアホールの径を一定にすることが可
能となる。
製造方法によれば、層間絶縁膜の表面を上記構造式を有
するシリコンラダー樹脂によって平坦化する。上述のシ
リコンラダー樹脂は、厚く形成してもクラックを生じな
い。そのため、このシリコンラダー樹脂を層間絶縁膜の
上に厚く形成することによって、層間絶縁膜の表面を十
分に平坦化することができる。ひいては、第1のビアホ
ールと第2のビアホールをこの層間絶縁膜中に形成する
ときに、これらのビアホールの径を一定にすることが可
能となる。
【0031】この発明の第3の局面に従う半導体装置の
製造方法によれば、第2の配線を形成するに先立ち、上
記シリコンラダー樹脂を除去する。これによって、第1
のビアホールと第2のビアホールの深さは、ほぼ均一と
なる。したがって、第2の配線の形成が容易となる。
製造方法によれば、第2の配線を形成するに先立ち、上
記シリコンラダー樹脂を除去する。これによって、第1
のビアホールと第2のビアホールの深さは、ほぼ均一と
なる。したがって、第2の配線の形成が容易となる。
【0032】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。
る。
【0033】実施例1 図1は、本発明が適用される半導体装置の断面図であ
り、2つのMOSトランジスタにより、CMOSインバ
ータを構成している部分の断面図である。図2は、図1
におけるA−A線に沿う断面図である。これらの図を参
照して、p型シリコン基板1の主表面に、p型ウェル拡
散層2と、n型ウェル拡散層3が設けられている。p型
ウェル拡散層2の主表面に、n型拡散層であるソース4
bとドレイン5bが設けられている。p型ウェル拡散層
2の上部には、ゲート酸化膜を介して、ゲート電極配線
6bが設けられており、これによって、pチャネル型ト
ランジスタが構成されている。
り、2つのMOSトランジスタにより、CMOSインバ
ータを構成している部分の断面図である。図2は、図1
におけるA−A線に沿う断面図である。これらの図を参
照して、p型シリコン基板1の主表面に、p型ウェル拡
散層2と、n型ウェル拡散層3が設けられている。p型
ウェル拡散層2の主表面に、n型拡散層であるソース4
bとドレイン5bが設けられている。p型ウェル拡散層
2の上部には、ゲート酸化膜を介して、ゲート電極配線
6bが設けられており、これによって、pチャネル型ト
ランジスタが構成されている。
【0034】n型ウェル拡散層3の主表面には、p型拡
散層であるソース4aとドレイン5aが設けられてい
る。n型ウェル拡散層3の上には、ゲート酸化膜を介し
て、ゲート電極配線6aが形成され、これによってnチ
ャネル型トランジスタが構成されている。これら2つの
トランジスタは、フィールド酸化膜7により分離されて
いる。ゲート電極配線6a,6bを覆うように、シリコ
ン基板1の上に第1の層間絶縁膜8が被覆されている。
nチャネル型トランジスタのドレイン5aとpチャネル
型トランジスタのソース4bは、コンタクトホールを通
って、第1のアルミニウム配線9により、電気的に接続
されている。第1のアルミニウム配線9を覆うように、
シリコン基板1の上に、第2の層間絶縁膜10が被覆さ
れている。第2の層間絶縁膜10の表面を平坦化させる
ために、第2の層間絶縁膜10の表面に下記一般式を有
するシリコンラダー樹脂14が被覆されている。
散層であるソース4aとドレイン5aが設けられてい
る。n型ウェル拡散層3の上には、ゲート酸化膜を介し
て、ゲート電極配線6aが形成され、これによってnチ
ャネル型トランジスタが構成されている。これら2つの
トランジスタは、フィールド酸化膜7により分離されて
いる。ゲート電極配線6a,6bを覆うように、シリコ
ン基板1の上に第1の層間絶縁膜8が被覆されている。
nチャネル型トランジスタのドレイン5aとpチャネル
型トランジスタのソース4bは、コンタクトホールを通
って、第1のアルミニウム配線9により、電気的に接続
されている。第1のアルミニウム配線9を覆うように、
シリコン基板1の上に、第2の層間絶縁膜10が被覆さ
れている。第2の層間絶縁膜10の表面を平坦化させる
ために、第2の層間絶縁膜10の表面に下記一般式を有
するシリコンラダー樹脂14が被覆されている。
【0035】
【化7】
【0036】(式中、R1 はフェニル基または低級アル
キル基であり、R1 は同種でもよく、異種でもよい,ま
た、R2 は水素原子または低級アルキル基であり、R2
は同種でもよく、異種でもよい,さらに、n は20〜1
000の整数を示す。)シリコンラダー樹脂14および
第2の層間絶縁膜10中に、第1のアルミニウム配線層
のパターン9aの第1の接続部90aを露出させるため
の第1のビアホール10aと、第1の配線層のパターン
9bの第2の接続部90bを露出させるための第2のビ
アホール10bが貫通して設けられている。第1のビア
ホール10aおよび第2のビアホール10bを通って、
第1および第2の接続部90a,90bに接続されるよ
うに、第2のアルミニウム配線層12が設けられてい
る。第2のアルミニウム配線層12を覆うように、シリ
コン基板1の上にパシベーション膜13が設けられてい
る。この実施例では、第1のビアホール10aの径は、
第2のビアホール10bの径と、ほぼ等しくされてい
る。また、第1のビアホール10aの上端部とシリコン
基板1の主表面との間の距離と、第2のビアホール10
bの上端部とシリコン基板1の主表面との間の距離はほ
ぼ等しくされている。
キル基であり、R1 は同種でもよく、異種でもよい,ま
た、R2 は水素原子または低級アルキル基であり、R2
は同種でもよく、異種でもよい,さらに、n は20〜1
000の整数を示す。)シリコンラダー樹脂14および
第2の層間絶縁膜10中に、第1のアルミニウム配線層
のパターン9aの第1の接続部90aを露出させるため
の第1のビアホール10aと、第1の配線層のパターン
9bの第2の接続部90bを露出させるための第2のビ
アホール10bが貫通して設けられている。第1のビア
ホール10aおよび第2のビアホール10bを通って、
第1および第2の接続部90a,90bに接続されるよ
うに、第2のアルミニウム配線層12が設けられてい
る。第2のアルミニウム配線層12を覆うように、シリ
コン基板1の上にパシベーション膜13が設けられてい
る。この実施例では、第1のビアホール10aの径は、
第2のビアホール10bの径と、ほぼ等しくされてい
る。また、第1のビアホール10aの上端部とシリコン
基板1の主表面との間の距離と、第2のビアホール10
bの上端部とシリコン基板1の主表面との間の距離はほ
ぼ等しくされている。
【0037】次に、図2に示す半導体装置の製造方法に
ついて説明する。図3〜図7は、図2に示す半導体装置
の製造方法の順序の各工程における半導体装置の部分断
面図である。
ついて説明する。図3〜図7は、図2に示す半導体装置
の製造方法の順序の各工程における半導体装置の部分断
面図である。
【0038】図3を参照して、シリコン基板1の主表面
にフィールド酸化膜7を形成する。フィールド酸化膜7
の上にゲート電極配線6を形成する。ゲート電極配線6
を覆うように、シリコン基板1の上に第1の層間絶縁膜
8を形成する。第1の層間絶縁膜8の上に、第1のアル
ミニウム配線層のパターン9a,9b,9cを形成す
る。第1のアルミニウム配線層のパターン9a,9b,
9cを覆うように、第1の層間絶縁膜8の上に第2の層
間絶縁膜10を形成する。続いて、第2の層間絶縁膜1
0の上全面に、たとえば回転塗布法により、下記一般式
で示される、シリコンラダー樹脂14を塗布する。
にフィールド酸化膜7を形成する。フィールド酸化膜7
の上にゲート電極配線6を形成する。ゲート電極配線6
を覆うように、シリコン基板1の上に第1の層間絶縁膜
8を形成する。第1の層間絶縁膜8の上に、第1のアル
ミニウム配線層のパターン9a,9b,9cを形成す
る。第1のアルミニウム配線層のパターン9a,9b,
9cを覆うように、第1の層間絶縁膜8の上に第2の層
間絶縁膜10を形成する。続いて、第2の層間絶縁膜1
0の上全面に、たとえば回転塗布法により、下記一般式
で示される、シリコンラダー樹脂14を塗布する。
【0039】
【化8】
【0040】(式中、R1 はフェニル基または低級アル
キル基であり、R1 は同種でもよく、異種でもよい,ま
た、R2 は水素原子または低級アルキル基であり、R2
は同種でもよく、異種でもよい,さらに、n は20〜1
000の整数を示す。)シリコンラダー樹脂は、たとえ
ば、ポリフェニルシルセスキオキサン、ポリフェニルビ
ニルシルセスキオキサン、ポリフェニルメチルシルセス
キオキサン、ポリメチルビニルシルセスキオキサン、ポ
リメチルシルセスキオキサン、ポリビニルシルセスキオ
キサンおよびポリアリルシルセスキオキサン等である。
シリコンラダー樹脂14を第2の層間絶縁膜10の上に
塗布することによって、第2の層間絶縁膜10の表面が
平坦化される。
キル基であり、R1 は同種でもよく、異種でもよい,ま
た、R2 は水素原子または低級アルキル基であり、R2
は同種でもよく、異種でもよい,さらに、n は20〜1
000の整数を示す。)シリコンラダー樹脂は、たとえ
ば、ポリフェニルシルセスキオキサン、ポリフェニルビ
ニルシルセスキオキサン、ポリフェニルメチルシルセス
キオキサン、ポリメチルビニルシルセスキオキサン、ポ
リメチルシルセスキオキサン、ポリビニルシルセスキオ
キサンおよびポリアリルシルセスキオキサン等である。
シリコンラダー樹脂14を第2の層間絶縁膜10の上に
塗布することによって、第2の層間絶縁膜10の表面が
平坦化される。
【0041】なお、上記式中、nが20未満だと、成膜
性が悪くなり、またnが1000を超えると、成膜後の
ウエットエッチング性に劣る。
性が悪くなり、またnが1000を超えると、成膜後の
ウエットエッチング性に劣る。
【0042】続いて、150℃の温度で、ベーキングを
行なって、溶剤を蒸発させる。その後、絶縁性を高める
ために、300℃以上の温度でベークを行なう。シラノ
ール(Si(OH)4 )を主成分とする無機塗布絶縁膜
を用いた場合には、膜自身の収縮応力によってクラック
を生じやすい。そのため、シラノールを主成分とする無
機塗布絶縁膜を平坦化のために用いた場合には、0.5
μmの膜厚しか塗布できない。これに対して、上述のシ
リコンラダー樹脂14を用いると、1.0μm以上の膜
厚にできる。なぜなら、この樹脂は熱収縮性が小さいの
で、1.0μmを超える膜厚でも、クラックを生じない
からである。このため、このシリコンラダー樹脂14
は、下地段差の平坦化能力に非常に優れている。
行なって、溶剤を蒸発させる。その後、絶縁性を高める
ために、300℃以上の温度でベークを行なう。シラノ
ール(Si(OH)4 )を主成分とする無機塗布絶縁膜
を用いた場合には、膜自身の収縮応力によってクラック
を生じやすい。そのため、シラノールを主成分とする無
機塗布絶縁膜を平坦化のために用いた場合には、0.5
μmの膜厚しか塗布できない。これに対して、上述のシ
リコンラダー樹脂14を用いると、1.0μm以上の膜
厚にできる。なぜなら、この樹脂は熱収縮性が小さいの
で、1.0μmを超える膜厚でも、クラックを生じない
からである。このため、このシリコンラダー樹脂14
は、下地段差の平坦化能力に非常に優れている。
【0043】図4を参照して、シリコンラダー樹脂14
の上全面に、レジスト15を塗布する。フォトリソグラ
フィ技術により、レジストをパターニングし、第1の配
線層のパターン9aの表面の第1の接続部を露出させる
ための第1のビアホールを形成すべき領域に第1の開口
部15aを形成し、かつ第1の配線層のパターン9bの
表面の第2の接続部を露出させるための第2のビアホー
ルを形成すべき領域に、第2の開口部15bを形成す
る。
の上全面に、レジスト15を塗布する。フォトリソグラ
フィ技術により、レジストをパターニングし、第1の配
線層のパターン9aの表面の第1の接続部を露出させる
ための第1のビアホールを形成すべき領域に第1の開口
部15aを形成し、かつ第1の配線層のパターン9bの
表面の第2の接続部を露出させるための第2のビアホー
ルを形成すべき領域に、第2の開口部15bを形成す
る。
【0044】このとき、第2の層間絶縁膜10の表面が
平坦化能力に優れたシリコンラダー系樹脂14により平
坦化されているため、レジスト15の高精度のパターニ
ングが可能となる。
平坦化能力に優れたシリコンラダー系樹脂14により平
坦化されているため、レジスト15の高精度のパターニ
ングが可能となる。
【0045】高精度のパターニングが可能となることに
ついて、図8を用いて、さらに詳しく説明する。図8
は、図4の拡大図である。図8を参照して、第1の開口
部15aと第2の開口部15bがレジスト15中に形成
されている。第1の開口部15aは、フィールド酸化膜
7とゲート電極配線6と、第1の層間絶縁膜8と第1の
アルミニウム配線層のパターン9aが積み重ねられた部
分の上に設けられている。第2の開口部15bは、第1
の層間絶縁膜8の上に設けられた第1のアルミニウム配
線層のパターン9bのみが積み重ねられた部分の上に設
けられている。第2の層間絶縁膜10の上に塗布された
シリコンラダー樹脂14によって、第2の層間絶縁膜1
0の表面が十分に平坦化されているため、c3 とd3 は
ほぼ等しくなっている。したがって、レジスト15を第
2の層間絶縁膜10の上に塗布すると、下地表面が平坦
化されているために、レジスト15の膜厚は、すべての
部分において、一定となる。第1の開口部15aが形成
される部分と第2の開口部15bが形成される部分にお
いてさえ、c4 とd4 は等しくなる。そのために、フォ
トリソグラフィ技術によりレジスト15のパターニング
を行なうと、レジストパターンの頂上の部分において、
c1 =d1 になり、レジストパターンのボトム部分にお
けるそれぞれの開口部の寸法も等しく(C2 =d2 )と
なる。したがって、レジスト15の高精度のパターニン
グが可能となる。
ついて、図8を用いて、さらに詳しく説明する。図8
は、図4の拡大図である。図8を参照して、第1の開口
部15aと第2の開口部15bがレジスト15中に形成
されている。第1の開口部15aは、フィールド酸化膜
7とゲート電極配線6と、第1の層間絶縁膜8と第1の
アルミニウム配線層のパターン9aが積み重ねられた部
分の上に設けられている。第2の開口部15bは、第1
の層間絶縁膜8の上に設けられた第1のアルミニウム配
線層のパターン9bのみが積み重ねられた部分の上に設
けられている。第2の層間絶縁膜10の上に塗布された
シリコンラダー樹脂14によって、第2の層間絶縁膜1
0の表面が十分に平坦化されているため、c3 とd3 は
ほぼ等しくなっている。したがって、レジスト15を第
2の層間絶縁膜10の上に塗布すると、下地表面が平坦
化されているために、レジスト15の膜厚は、すべての
部分において、一定となる。第1の開口部15aが形成
される部分と第2の開口部15bが形成される部分にお
いてさえ、c4 とd4 は等しくなる。そのために、フォ
トリソグラフィ技術によりレジスト15のパターニング
を行なうと、レジストパターンの頂上の部分において、
c1 =d1 になり、レジストパターンのボトム部分にお
けるそれぞれの開口部の寸法も等しく(C2 =d2 )と
なる。したがって、レジスト15の高精度のパターニン
グが可能となる。
【0046】図5に戻って、レジスト15のパターンを
マスクにして、たとえばRIEにより、シリコンラダー
樹脂14をエッチングし、続いて第2の層間絶縁膜10
をエッチングし、第1のビアホール10aと第2のビア
ホール10bを形成する。
マスクにして、たとえばRIEにより、シリコンラダー
樹脂14をエッチングし、続いて第2の層間絶縁膜10
をエッチングし、第1のビアホール10aと第2のビア
ホール10bを形成する。
【0047】図6を参照して、レジスト15を、酸素プ
ラズマ等によって除去する。図7を参照して、第1のビ
アホール10aと第2のビアホール10b中に埋込むよ
うに、シリコンラダー樹脂14の上全面に、たとえばス
パッタ法により、アルミニウム合金膜を形成し、フォト
リソグラフィ技術、RIE技術等を用いて、このアルミ
ニウム合金膜をパターニングし、第2のアルミニウム配
線層12のパターンを形成する。その後、第2のアルミ
ニウム配線層12のパターンを覆うように、シリコン基
板1の上にパシベーション膜13を形成する。
ラズマ等によって除去する。図7を参照して、第1のビ
アホール10aと第2のビアホール10b中に埋込むよ
うに、シリコンラダー樹脂14の上全面に、たとえばス
パッタ法により、アルミニウム合金膜を形成し、フォト
リソグラフィ技術、RIE技術等を用いて、このアルミ
ニウム合金膜をパターニングし、第2のアルミニウム配
線層12のパターンを形成する。その後、第2のアルミ
ニウム配線層12のパターンを覆うように、シリコン基
板1の上にパシベーション膜13を形成する。
【0048】実施例2 実施例1では、図7を参照して、シリコンラダー樹脂1
4を除去しないで、第2のアルミニウム配線層12を形
成したが、第1のビアホール10aと第2のビアホール
10bを形成した後、シリコンラダー樹脂14を除去し
てもよい。
4を除去しないで、第2のアルミニウム配線層12を形
成したが、第1のビアホール10aと第2のビアホール
10bを形成した後、シリコンラダー樹脂14を除去し
てもよい。
【0049】図9は、図3〜図6に示す工程を経た後、
シリコンラダー樹脂14を除去したときの状態を示して
いる。シリコンラダー樹脂14は、薄いフッ化水素酸水
溶液による、ウエットエッチング法により除去される。
フッ化水素酸水溶液を用いると、シリコンラダー樹脂の
エッチング速度は速くなる。そのため、シリコンラダー
樹脂14と第2の層間絶縁膜10とのエッチング選択比
は大きくなり、シリコンラダー樹脂14を優先的にエッ
チング除去することが可能となる。なお、十分な選択比
さえあれば、ウエットエッチングでなくても、たとえば
ドライエッチングを採用してもよい。
シリコンラダー樹脂14を除去したときの状態を示して
いる。シリコンラダー樹脂14は、薄いフッ化水素酸水
溶液による、ウエットエッチング法により除去される。
フッ化水素酸水溶液を用いると、シリコンラダー樹脂の
エッチング速度は速くなる。そのため、シリコンラダー
樹脂14と第2の層間絶縁膜10とのエッチング選択比
は大きくなり、シリコンラダー樹脂14を優先的にエッ
チング除去することが可能となる。なお、十分な選択比
さえあれば、ウエットエッチングでなくても、たとえば
ドライエッチングを採用してもよい。
【0050】シリコンラダー樹脂14を全面除去すれ
ば、図9および図10を参照して、第1のビアホール1
0aと第2のビアホール10bの深さがほぼ均一になる
ため、その後に、第2のアルミニウム配線層12を形成
しやすくなる。すなわち、ビアホールの深さが不均一で
あると、第2のアルミニウム配線層を形成するとき(た
とえばスパッタ法)に、ステップカバレッジの悪化を招
くことがある。一方、ビアホールの深さを均一にする
と、第2のアルミニウム配線層12は、いずれのビアホ
ールにも、均一に埋込まれる。それゆえ、信頼性の高い
半導体装置が得られる。
ば、図9および図10を参照して、第1のビアホール1
0aと第2のビアホール10bの深さがほぼ均一になる
ため、その後に、第2のアルミニウム配線層12を形成
しやすくなる。すなわち、ビアホールの深さが不均一で
あると、第2のアルミニウム配線層を形成するとき(た
とえばスパッタ法)に、ステップカバレッジの悪化を招
くことがある。一方、ビアホールの深さを均一にする
と、第2のアルミニウム配線層12は、いずれのビアホ
ールにも、均一に埋込まれる。それゆえ、信頼性の高い
半導体装置が得られる。
【0051】実施例3 上記実施例では、配線層がアルミニウムである場合につ
いて述べたが、この発明は、これに限られるものでな
く、配線層の材料としてタングステン、チタン、モリブ
デン等の高融点金属や、これらのシリサイド(WS
i2 、TiSi2 、MoSi2 )あるいは多結晶シリコ
ンであってもよい。
いて述べたが、この発明は、これに限られるものでな
く、配線層の材料としてタングステン、チタン、モリブ
デン等の高融点金属や、これらのシリサイド(WS
i2 、TiSi2 、MoSi2 )あるいは多結晶シリコ
ンであってもよい。
【0052】実施例4 上記実施例では、第1のアルミニウム配線層と第2のア
ルミニウム配線層を接続するためのビアホールについて
述べたが、この発明はこれに限られるものでなく、図1
1に示すような、第2のアルミニウム配線層と第3のア
ルミニウム配線層を接続するためのビアホールを形成す
る場合に、本発明を適用しても、上述の実施例と同様の
効果を奏する。
ルミニウム配線層を接続するためのビアホールについて
述べたが、この発明はこれに限られるものでなく、図1
1に示すような、第2のアルミニウム配線層と第3のア
ルミニウム配線層を接続するためのビアホールを形成す
る場合に、本発明を適用しても、上述の実施例と同様の
効果を奏する。
【0053】なお、図11に示す実施例において、図1
に示す部材と同一の部分には同一の参照番号を付し、そ
の説明を繰り返さない。図11において、51は第3の
層間絶縁膜であり、52はシリコンラダー樹脂であり、
54は第3のアルミニウム配線である。
に示す部材と同一の部分には同一の参照番号を付し、そ
の説明を繰り返さない。図11において、51は第3の
層間絶縁膜であり、52はシリコンラダー樹脂であり、
54は第3のアルミニウム配線である。
【0054】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明の第1の
局面に従う半導体装置によれば、第1のビアホールの径
と第2のビアホールの径が一定となっている。その結
果、第2の配線層は、これらのビアホールの中に、精度
よく埋込まれ、ひいては、信頼性の高い半導体装置とな
る。
局面に従う半導体装置によれば、第1のビアホールの径
と第2のビアホールの径が一定となっている。その結
果、第2の配線層は、これらのビアホールの中に、精度
よく埋込まれ、ひいては、信頼性の高い半導体装置とな
る。
【0055】また、この発明の第2の局面に従う半導体
装置の製造方法によれば、層間絶縁膜の表面を平坦化能
力に優れたシリコンラダー樹脂によって平坦化する。こ
のシリコンラダー樹脂は、厚く形成してもクラックを生
じないので、このシリコンラダー樹脂を層間絶縁膜の上
に厚く形成することによって、層間絶縁膜の表面は十分
に平坦化される。ひいては、第1のビアホールと第2の
ビアホールを、この層間絶縁膜中に形成するときに、こ
れらのビアホールの径を一定にすることが可能となる。
ひいては、信頼性の高い、多層配線構造を有する半導体
装置を与えるという効果を奏する。
装置の製造方法によれば、層間絶縁膜の表面を平坦化能
力に優れたシリコンラダー樹脂によって平坦化する。こ
のシリコンラダー樹脂は、厚く形成してもクラックを生
じないので、このシリコンラダー樹脂を層間絶縁膜の上
に厚く形成することによって、層間絶縁膜の表面は十分
に平坦化される。ひいては、第1のビアホールと第2の
ビアホールを、この層間絶縁膜中に形成するときに、こ
れらのビアホールの径を一定にすることが可能となる。
ひいては、信頼性の高い、多層配線構造を有する半導体
装置を与えるという効果を奏する。
【0056】この発明の第3の局面に従う半導体装置の
製造方法によれば、第2の配線を形成するに先立ち、シ
リコンラダー系樹脂を除去する。これによって、第1の
ビアホールと第2のビアホールの深さは、ほぼ均一とな
る。したがって、第2の配線の形成が容易となる。
製造方法によれば、第2の配線を形成するに先立ち、シ
リコンラダー系樹脂を除去する。これによって、第1の
ビアホールと第2のビアホールの深さは、ほぼ均一とな
る。したがって、第2の配線の形成が容易となる。
【図1】本発明の一実施例に係る半導体装置の断面図で
ある。
ある。
【図2】図1におけるA−A線に沿う断面図である。
【図3】本発明の実施例に従った製造方法の順序の第1
の工程における半導体装置の部分断面図である。
の工程における半導体装置の部分断面図である。
【図4】本発明の実施例に従った製造方法の順序の第2
の工程における半導体装置の部分断面図である。
の工程における半導体装置の部分断面図である。
【図5】本発明の実施例に従った製造方法の順序の第3
の工程における半導体装置の部分断面図である。
の工程における半導体装置の部分断面図である。
【図6】本発明の実施例に従った製造方法の順序の第4
の工程における半導体装置の部分断面図である。
の工程における半導体装置の部分断面図である。
【図7】本発明の実施例に従った製造方法の順序の第5
の工程における半導体装置の部分断面図である。
の工程における半導体装置の部分断面図である。
【図8】本発明の作用を説明するための図である。
【図9】本発明の第2の実施例に従った製造方法の順序
の第1の工程における半導体装置の部分断面図である。
の第1の工程における半導体装置の部分断面図である。
【図10】本発明の第2の実施例に従った製造方法の順
序の第2の工程における半導体装置の部分断面図であ
る。
序の第2の工程における半導体装置の部分断面図であ
る。
【図11】本発明の第3の実施例に従った半導体装置の
断面図である。
断面図である。
【図12】従来の半導体装置の断面図である。
【図13】従来の半導体装置の製造方法の順序の第1の
工程における半導体装置の部分断面図である。
工程における半導体装置の部分断面図である。
【図14】従来の半導体装置の製造方法の順序の第2の
工程における半導体装置の部分断面図である。
工程における半導体装置の部分断面図である。
【図15】従来の半導体装置の製造方法の順序の第3の
工程における半導体装置の部分断面図である。
工程における半導体装置の部分断面図である。
【図16】従来の半導体装置の製造方法の順序の第4の
工程における半導体装置の部分断面図である。
工程における半導体装置の部分断面図である。
【図17】従来の半導体装置の製造方法の順序の第5の
工程における半導体装置の部分断面図である。
工程における半導体装置の部分断面図である。
【図18】従来の半導体装置の製造方法の問題点を説明
するための図である。
するための図である。
【図19】リソグラフィ技術を説明するための第1の図
である。
である。
【図20】リソグラフィ技術を説明するための第2の図
である。
である。
【図21】リソグラフィ技術を説明するための第3の図
である。
である。
【図22】従来の半導体装置の問題点を示すための図で
ある。
ある。
1 シリコン基板 6a ゲート電極配線 6b ゲート電極配線 7 フィールド酸化膜 8 第1の層間絶縁膜 9 第1のアルミニウム配線 10 第2の層間絶縁膜 10a 第1のビアホール 10b 第2のビアホール 12 第2のアルミニウム配線 13 パシベーション膜 14 シリコンラダー樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 足立 悦志 兵庫県尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三 菱電機株式会社生産技術研究所内
Claims (3)
- 【請求項1】 半導体基板と、 前記半導体基板の上に設けられ、第1の接続部と第2の
接続部を有する第1の配線層と、 前記第1の配線層を覆うように前記半導体基板の上に設
けられた層間絶縁膜と、 前記層間絶縁膜の表面を平坦化させるために、該層間絶
縁膜の表面に塗布された下記一般式を有するシリコンラ
ダー樹脂と、 【化1】 (式中、R1 はフェニル基または低級アルキル基であ
り、R1 は同種でもよく、異種でもよい,また、R2 は
水素原子または低級アルキル基であり、R2 は同種でも
よく、異種でもよい,さらに、n は20〜1000の整
数を示す。)前記シリコンラダー樹脂および前記層間絶
縁膜中に貫通して設けられ、前記第1の配線層の表面の
前記第1の接続部を露出させるための第1のビアホール
と、前記第1の配線層の前記第2の接続部を露出させる
ための第2のビアホールと、 前記第1および第2のビアホールを通って前記第1およ
び第2の接続部に接続されるように、前記半導体基板の
上に設けられた第2の配線層とを備える、半導体装置。 - 【請求項2】 半導体基板の上に、第1の接続部と第2
の接続部を有する第1の配線層を形成する工程と、 前記第1の配線層を覆うように前記半導体基板の上に層
間絶縁膜を形成する工程と、 前記層間絶縁膜の上全面に、下記一般式で示されるシリ
コンラダー樹脂を塗布し、それによって該層間絶縁膜の
表面を平坦にする工程と、 【化2】 (式中、R1 はフェニル基または低級アルキル基であ
り、R1 は同種でもよく、異種でもよい,また、R2 は
水素原子または低級アルキル基であり、R2 は同種でも
よく、異種でもよい,さらに、n は20〜1000の整
数を示す。)前記シリコンラダー樹脂の上全面にレジス
トを塗布する工程と、 前記第1の配線層の表面の前記第1の接続部を露出させ
るための第1のビアホールを形成すべき領域に第1の開
口部ができるように、かつ前記第1の配線層の表面の前
記第2の接続部を露出させるための第2のビアホールを
形成すべき領域に第2の開口部ができるように、前記レ
ジストをパターニングする工程と、 パターニングされた前記レジストを用いて前記層間絶縁
膜を選択的にエッチングし、それによって前記層間絶縁
膜中に前記第1のビアホールと前記第2のビアホールを
形成する工程と、 前記レジストを除去する工程と、 前記第1のビアホールおよび前記第2のビアホールを通
って、前記第1の接続部および前記第2の接続部に接続
される第2の配線層を前記半導体基板の上に形成する工
程と、を備えた半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 半導体基板の上に、第1の接続部と第2
の接続部を有する第1の配線層を形成する工程と、 前記第1の配線層を覆うように前記半導体基板の上に層
間絶縁膜を形成する工程と、 前記層間絶縁膜の上全面に、下記一般式で示されるシリ
コンラダー樹脂を通し、それによって該層間絶縁膜の表
面を平坦にする工程と、 【化3】 (式中、R1 はフェニル基または低級アルキル基であ
り、R1 は同種でもよく、異種でもよい,また、R2 は
水素原子または低級アルキル基であり、R2 は同種でも
よく、異種でもよい,さらに、n は20〜1000の整
数を示す。)前記シリコンラダー樹脂の上全面にレジス
トを塗布する工程と、 前記第1の配線層の表面の前記第1の接続部を露出させ
るための第1のビアホールを形成すべき領域に第1の開
口部ができるように、かつ前記第1の配線層の表面の前
記第2の接続部を露出させるための第2のビアホールを
形成すべき領域に第2の開口部ができるように、前記レ
ジストをパターニングする工程と、 パターニングされた前記レジストを用いて、前記層間絶
縁膜を選択的にエッチングし、それによって前記層間絶
縁膜中に前記第1のビアホールと前記第2のビアホール
とを形成する工程と、 前記レジストを除去する工程と、 前記シリコンラダー樹脂を除去する工程と、 前記第1のビアホールおよび前記第2のビアホールを通
って、前記第1の接続部と前記第2の接続部にそれぞれ
接続される第2の配線層を前記半導体基板の上に形成す
る工程と、を備えた半導体装置の製造方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4132580A JPH05326718A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 半導体装置およびその製造方法 |
US08/040,968 US5510653A (en) | 1992-05-25 | 1993-03-31 | Semiconductor device including silicon ladder resin layer |
DE4316266A DE4316266C2 (de) | 1992-05-25 | 1993-05-14 | Halbleitervorrichtung mit einer Mehrschicht-Verbindungsstruktur und Verfahren zum Herstellen einer solchen |
KR1019930008706A KR0124144B1 (ko) | 1992-05-25 | 1993-05-20 | 반도체 장치 및 그의 제조방법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4132580A JPH05326718A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 半導体装置およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05326718A true JPH05326718A (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=15084657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4132580A Pending JPH05326718A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 半導体装置およびその製造方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5510653A (ja) |
JP (1) | JPH05326718A (ja) |
KR (1) | KR0124144B1 (ja) |
DE (1) | DE4316266C2 (ja) |
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EP0696056B1 (en) * | 1994-07-29 | 2000-01-19 | STMicroelectronics, Inc. | Method of testing and repairing an integrated circuit structure and forming a passivation structure |
US6335561B2 (en) * | 1998-01-20 | 2002-01-01 | Rohm Co., Ltd. | Semiconductor device having a passivation film |
US6965165B2 (en) * | 1998-12-21 | 2005-11-15 | Mou-Shiung Lin | Top layers of metal for high performance IC's |
JP2000216264A (ja) * | 1999-01-22 | 2000-08-04 | Mitsubishi Electric Corp | Cmos論理回路素子、半導体装置とその製造方法およびその製造方法において用いる半導体回路設計方法 |
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JPH0226053A (ja) * | 1988-07-14 | 1990-01-29 | Matsushita Electron Corp | 半導体装置の製造方法 |
JPH02277255A (ja) * | 1989-04-18 | 1990-11-13 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置 |
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JPS59107523A (ja) * | 1983-12-05 | 1984-06-21 | Nitto Electric Ind Co Ltd | 半導体素子の保護膜形成方法 |
JPS60143649A (ja) * | 1983-12-29 | 1985-07-29 | Hitachi Ltd | 半導体装置の多層配線構造 |
JPS62299843A (ja) * | 1986-06-19 | 1987-12-26 | Fujitsu Ltd | パタ−ン形成方法 |
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US5177588A (en) * | 1991-06-14 | 1993-01-05 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor device including nitride layer |
-
1992
- 1992-05-25 JP JP4132580A patent/JPH05326718A/ja active Pending
-
1993
- 1993-03-31 US US08/040,968 patent/US5510653A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-05-14 DE DE4316266A patent/DE4316266C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-05-20 KR KR1019930008706A patent/KR0124144B1/ko not_active IP Right Cessation
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61256731A (ja) * | 1985-05-10 | 1986-11-14 | Hitachi Ltd | パタ−ン形成方法 |
JPS6267839A (ja) * | 1985-09-19 | 1987-03-27 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置の製造方法 |
JPH0226053A (ja) * | 1988-07-14 | 1990-01-29 | Matsushita Electron Corp | 半導体装置の製造方法 |
JPH02277255A (ja) * | 1989-04-18 | 1990-11-13 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR930024122A (ko) | 1993-12-22 |
DE4316266C2 (de) | 1997-07-17 |
KR0124144B1 (ko) | 1997-11-25 |
DE4316266A1 (de) | 1993-12-02 |
US5510653A (en) | 1996-04-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980324 |