JPH05325967A - リチウム二次電池用負極材料とその製造方法 - Google Patents

リチウム二次電池用負極材料とその製造方法

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JPH05325967A JP4156148A JP15614892A JPH05325967A JP H05325967 A JPH05325967 A JP H05325967A JP 4156148 A JP4156148 A JP 4156148A JP 15614892 A JP15614892 A JP 15614892A JP H05325967 A JPH05325967 A JP H05325967A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 充放電効率が高く、放電容量が大きく、しか
も、充放電の繰り返しに対してサイクル安定性の高いリ
チウム二次電池用負極材料を提供する。 【構成】 ピッチ系炭素繊維を粉砕してなる炭素繊維粉
末であって、炭素層間距離dが0.338nm以下であ
り、平均粒径が5〜200μmであるリチウム二次電池
用負極材料である。また、ピッチ繊維を800〜2,6
00℃で焼成して炭素繊維とした後これを粉砕し、得ら
れた粉砕炭素繊維をその粉砕前の焼成処理温度以上の温
度で再度焼成することにより、上記黒鉛化度及び平均粒
径を有する炭素繊維粉末を製造するリチウム二次電池用
負極材料の製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リチウムのドープ、脱
ドープ反応を利用する炭素質のリチウム二次電池用負極
材料とその製造方法に関するものである。更に詳しく
は、炭素質材料であって、特に粉末状の電極材料に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年の電気機器の小型化や軽量化に伴
い、二次電池に対する高エネルギー密度化の要求がます
ます強くなっている。この要求を満たす高エネルギー密
度二次電池として、リチウム二次電池が注目されてお
り、その開発が急がれている。このリチウム二次電池の
開発における最大の課題は、負極に用いたリチウム金属
が充放電の繰り返しに伴ってサイクル劣化を起こすこと
である。これは、充電時に負極上に析出するリチウム金
属の析出形態等に起因するもので、例えば、樹脂状結晶
であるデンドライトは、負極板からの剥離あるいは対極
との短絡等を引き起こすことになる。
【0003】これらの課題を解決するために、種々のリ
チウム合金やリチウムをドープ、脱ドープする負極材料
が提案され、検討されている。しかしながら、リチウム
合金は、深い充放電が困難なこと、電流密度の高い充放
電に適さないこと等の課題を残している。他方、リチウ
ムのドープ材料として炭素材料や導電性ポリマーが提案
されているが、導電性ポリマーは、ドープ量が少ないこ
と、リチウムに対して化学的、電気化学的に不安定であ
ること等の課題を残している。現在、リチウム二次電池
の負極として、リチウム金属の代替材料として最も注目
されているのが、炭素材料である。リチウム二次電池の
負極として炭素材料を用いると、充電時に電解液中から
炭素材料の層間にリチウムが挿入し、いわゆる黒鉛層間
化合物を形成する。また、放電時には、層間のリチウム
が電解液中へ放出される。このため、リチウム金属を負
極に用いた際に生じるデンドライト等の充放電サイクル
に伴う負極の劣化は、炭素材料を用いることで原理的に
排除できる可能性がある。
【0004】この様なリチウム二次電池負極用の炭素材
料として、CVD技術を応用した薄膜状の炭素質電極
(特開昭63−24,555号公報等)や、コークス粉
末(特開平1−204,361号公報、特開平1−22
1,859号公報)や、樹脂等の高分子炭化物(Proc.
Prim. Second. Amb. Temp. Lithium Batteries, p530〜
539 )等が検討されている。しかしながら、上述の炭素
材料は、炭素材料の単位重量当りの電気容量が小さいの
が現状である。この電気容量は、炭素材料中へのリチウ
ムの挿入量に対応する。このリチウムの挿入量は、理論
的には炭素原子6個に対してリチウム原子1個(C6
i、372mAh/g)が最大であるとされているが、
上述の炭素材料は、高々250mAh/g程度の容量し
か得られないことが分かってきた(例えば、第31回電
池討論会3B11、第32回電池討論会2B12)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者ら
は、充放電の繰り返しに対するサイクル安定性の高い炭
素材料を開発すべく鋭意研究を重ねた結果、炭素材料の
形状が特に重要な因子であって繊維形状が最も適当であ
り、ピッチを原料とした炭素繊維を粉砕した粉末状炭素
材料の黒鉛化度や形状を制御することによりドープ量、
初期充放電効率を高くする上で非常に有効であることを
見出し、本発明を完成した。従って、本発明の目的は、
リチウムドープ量が大きく、かつ、充放電効率の高い炭
素材料及びその製造方法を開発することにある。また、
本発明の他の目的は、この様にリチウムドープ量や充放
電効率に優れており、その結果、放電容量が大きくかつ
サイクル寿命特性に優れたリチウム二次電池用負極材料
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、ピ
ッチ系炭素繊維を粉砕してなる炭素繊維粉末であって、
X線回折による炭素層の層間距離dが0.338nm以
下であり、平均粒径が5〜200μmであるリチウム二
次電池用負極材料である。また、本発明は、ピッチ繊維
を800〜2,600℃で焼成して炭素繊維とし、次い
でこれを粉砕して得られた粉砕炭素繊維を粉砕前の熱処
理温度以上の温度で再度焼成し、X線回折による炭素層
の層間距離dが0.338nm以下、平均粒径が5〜2
00μmの炭素繊維粉末とするリチウム二次電池負極材
料の製造方法である。
【0007】本発明で用いるピッチ系炭素繊維を製造す
るための紡糸用原料ピッチとしては、本質的には焼成に
よって黒鉛結晶性が発達し易いもの、いわゆる易黒鉛化
性の高いものであることが重要であり、易黒鉛化性の高
いものであれば特にその原料ピッチについて制限される
ものではない。例示するならば、石油ピッチ、アスファ
ルトピッチ、コールタールピッチ、原油分解ピッチ、石
油スラッジピッチ、高分子重合体の熱分解により得られ
るピッチ等を挙げることができ、この他にも、前述のピ
ッチに水添処理等を行ったものでもよい。この原料ピッ
チの易黒鉛化性を表す指標として、光学的異方性相、い
わゆるメソフェースを用いることができるが、本発明に
使用するピッチは、このメソフェースの体積含有率が7
0%以上、好ましくは80%以上、更に好ましくは90
%以上であるものがよい。
【0008】この様な原料ピッチを紡糸して得られたピ
ッチ繊維は、通常800〜2,600℃、好ましくは
1,000〜2,500℃の温度で焼成して炭素繊維と
される。この様な温度範囲で焼成することにより、得ら
れた炭素繊維はその機械的強度が高く、次の炭素繊維の
粉砕工程でこの炭素繊維の組織構造に生じる欠陥、すな
わち繊維表面に生じる亀裂、繊維内部の構造破壊等、マ
クロな破壊等を最小限に抑制することができる。この様
にして製造される炭素繊維の繊維径(直径)について
は、5〜15μm程度とすることが好ましい。この炭素
繊維の繊維径が15μmを越えると、繊維の形状そのも
のが破壊する等、次の粉砕工程で生じる欠陥の程度が大
きくなり、粉砕後に再度焼成処理を行っても、得られる
炭素繊維粉末の電極性能が低くなる。また、この炭素繊
維の繊維径が5μm未満の場合には、繊維径が細過ぎる
ため、高温で黒鉛化処理しても黒鉛結晶構造の発達の程
度が低く、その結果容量が小さくなってしまうという問
題が生じる。
【0009】製造された炭素繊維は、次に粉砕されて粉
砕炭素繊維とされ、次いでこの粉砕炭素繊維はその粉砕
前の焼成温度以上の温度で再度焼成される。この炭素繊
維の粉砕に際して用いる粉砕機械は、繊維の円柱状形態
を維持して長さ方向にせん断することが理想的であり、
これを満たす機械であればどの様なものでもよく何ら制
限されるものではない。例えば、摩擦粉砕型のボールミ
ル、衝撃圧縮粉砕型の振動ディスクミル、振動ボールミ
ル、ジェットミル、せん断粉砕型のカッティングミル等
を使用することができる。また、粉砕炭素繊維を再度焼
成処理することにより、結晶構造の再編成がなされ、そ
の過程で粉砕の際に生じた欠陥が修復されるものと考え
られる。この粉砕炭素繊維の再焼成処理温度は、少なく
とも粉砕前の焼成処理温度以上であることが必要である
が、安定した電極特性を得るためには好ましくは2,0
00℃以上、より好ましくは2,600℃以上であるの
がよい。この様に粉砕炭素繊維を再度焼成処理すること
により、上記粉砕工程で炭素繊維の組織構造に生じた欠
陥による影響を可及的に低減することができる。
【0010】この様にして得られた本発明の炭素繊維粉
末は、X線回折における炭素面間隔dが0.338nm
以下、好ましくは0.337nm以下という黒鉛化度と
することで、その電気容量、すなわちリチウムドープ量
を大きく、かつ、充放電効率を高めることができる。こ
のX線回折法による黒鉛化度の測定は、CuKαをX線
源とし、標準物質として高純度シリコンを使用し、炭素
材料に対して002回折パターンを測定し、そのピーク
位置から格子面間隔dを算出する方法で行われる。な
お、この格子面間隔dの算出方法は、例えば「炭素繊
維」第733〜742頁(近代編集社、昭和61年3月
発行)に記載されている。
【0011】また、炭素繊維粉末の大きさ及び形状につ
いては、平均粒径を5〜200μm、好ましくは8〜1
00μmとするのがよい。平均粒径が200μmを超え
ると、リチウムが炭素繊維内部まで挿入することが困難
となり、炭素繊維の利用率が低下する。また、5μm未
満では、繊維の特性を活かすことができなくなる。更
に、この炭素繊維粉末は、そのアスペクト比が100以
下、好ましくは70以下とするのがよい。アスペクト比
が100を超える繊維があると、成形性が悪くなり、得
られた電極の充放電の繰返しに対するサイクル特性が低
下する。なお、上記平均粒径の測定方法については、M
ieの散乱理論〔G. Mie, Ann. Physik., 25, 377(190
8) 〕を適用した光散乱法による粒度分析機器を用いて
測定することができ、この平均粒径は重量平均を示し、
例えばシーラス社製レーザー回折式粒度分析計シリーズ
等を使用することができる。
【0012】本発明の炭素繊維粉末は、リチウム電池に
用いる粉末状電池活物質に対し、通常用いられる方法で
成形することが可能である。例えば、ポリテトラフロロ
エチレン、ポリフッ化ビニリデン等のフッ素系樹脂をバ
インダーにして成形することができるが、基本的には、
バインダー自身は負極反応に関与せず、電気化学的、化
学的に安定であり、粉末に対する賦形性が高ければ、他
の材料をバインダーとして使用することもできる。
【0013】また、本発明の炭素繊維粉末は、正極及び
有機溶媒系電解液と適宜に組み合わせて用いることがで
きるが、これらの有機溶媒系電解液や正極は、リチウム
二次電池に通常に用いることのできるものであれば、特
に制限されるものではない。正極材料としては、例え
ば、リチウムを含んだ金属酸化物(LiX MO2 :M=
Co、Ni、Mnの中の一種)、遷移金属カルコゲン化
物、バナジウム酸化物(V2 5 、V6 13)、一般式
X Mo6 8-Y (M=金属)で表されるシェブレル相
化合物、あるいは、活性炭等を用いることができる。ま
た、電解液を構成する有機溶媒としては、プロピレンカ
ーボネート、エチレンカーボネート、1,2−ジメトキ
シエタン、1,2−ジエトキシエタン、γ−ブチロラク
トン、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフ
ラン、1,3−ジオキソラン、4−メチル−1,3−ジ
オキソラン、ジエチルエーテル、スルホラン、メチルス
ルホラン、アセトニトリル、プロピオニトリル、アニソ
ール、ジエチレンカーボネート、ジメチルスルホキシド
等を挙げることができ、これらはその一種のみを単独で
使用できるほか、二種以上の混合溶媒として用いること
もできる。更に、電解液を構成する電解質としては、L
iClO4 、LiBF4 、LiAsF6 、LiPF6
LiB(C6 5 4 、LiCF3 SO3 、LiBr、
LiCl等が挙げられる。
【0014】
【作用】本発明のリチウム二次電池用負極材料として使
用される炭素繊維粉末は、その形状が繊維状であって黒
鉛化度が高く、リチウム二次電池用負極材料として使用
されてリチウムの挿入脱離に伴って炭素面間隔が膨張収
縮しても、材料のマクロな構造破壊を避けることができ
る。また、この様な炭素繊維粉末をリチウム二次電池用
負極材料として使用した場合、負極材料内でのリチウム
原子の拡散速度とリチウムが挿入するのに有効な負極材
料の表面積、すなわち反応有効表面積とが向上し、電気
容量、すなわちリチウムのドープ量の向上が達成され
る。しかも、繊維表面が炭素面エッジで構成される炭素
繊維粉末は、第一サイクルの充放電効率が非常に高く、
初期10サイクル以内において充放電効率はほぼ100
%に達する。従って、本発明の黒鉛化度が非常に高いピ
ッチ系炭素繊維の粉末は、リチウム二次電池の負極材料
として適当な材料である。
【0015】
【実施例】以下、実施例及び比較例に基づいて、本発明
を具体的に説明する。
【0016】実施例1 メソフェース含有量が90%(体積分率)のコールター
ルピッチを原料とした炭素繊維(紡糸後の繊維径13μ
m)を、毎分10℃の昇温速度でそれぞれ1,000
℃、1,250℃、1,500℃、1,750℃、2,
000℃、2,200℃又は2,400℃まで昇温し、
それぞれその温度で1時間保持して炭化させ、炭素繊維
を得た。得られた各炭素繊維を振動ディスクミルで粉砕
し、次いで得られた粉砕炭素繊維を、再度、毎分10℃
の速度で2,900℃まで昇温し、その温度で一時間保
持して黒鉛化処理を行った。この様にして得られた炭素
繊維粉末について、X線回折法によるその黒鉛化度d
(nm)、平均粒径(μm)及び最大アスペクト比を測
定した。結果を表1に示す。なお、黒鉛化後の炭素繊維
の繊維径は、10μm程度であった。
【0017】
【表1】
【0018】この様にして得られた炭素繊維粉末に、バ
インダーとしてポリテトラフロロエチレンを5重量%加
え、イソプロピルアルコールを用いて混練し、ニッケル
メッシュ(250メッシュ)上に圧着し、厚さ約0.1
mm及び10.53mg(炭素材料に換算して10m
g)の電極を成形した。この成形電極の単極での電極特
性を評価するために、対極、参照極にリチウム金属を用
いた、いわゆる三極セルを作成した。電解液には、エチ
レンカーボネートとプロピレンカーボネートの混合溶媒
(体積比で1:1混合)にLiClO4を1モル/lの
割合で溶解したものを用いた。また、充放電試験に際し
ては、電位規制のもとで充電、放電共に定電流(0.3
mA/10mg−炭素繊維粉)で行った。電位範囲は0
〜1.0V(リチウム金属基準)とした。この電極特性
の評価の結果を表2に示す。
【0019】
【表2】
【0020】表2の結果から明らかなように、何れの炭
素繊維粉末も、初期容量258〜268mAh/g及び
初期充放電効率83〜85%という高い値を示し、放電
容量のサイクル低下も少なく、非常に良好な結果を示し
た。更に、図1に粉砕前熱処理温度1,000℃及び
2,000℃の炭素繊維粉末電極における放電容量のサ
イクル変化を示す。
【0021】実施例2 メソフェースを95%(体積分率)含有したコールター
ルピッチを原料としたピッチ繊維(紡糸後の繊維径13
μm)を毎分10℃の速さで昇温し、2,000℃で1
時間保持した後、振動ディスクミルで粉砕した。粉砕し
て得られた粉砕炭素繊維を更に、2,800℃、3,0
00℃、3,200℃で黒鉛化処理して炭素繊維粉末を
得た。この様にして得られた炭素繊維粉末について、X
線回折法によるその黒鉛化度d(nm)、平均粒径(μ
m)及び最大アスペクト比を測定した。結果を表3に示
す。得られた炭素繊維粉末を実施例1と同様の方法で成
形して負極電極を調製し、実施例1と同様にして、三極
セルを調製し電極特性を評価した。結果を表4に示す。
【0022】
【表3】
【0023】
【表4】
【0024】粉砕後熱処理温度が高いほど、すなわち黒
鉛化度が高いほど、容量は増加しており、特に3,20
0℃処理の炭素繊維粉末は、3203mAh/gと非常
に大きな放電容量を持ち、100サイクルを越えても特
性は劣化していない。また、図2に3,200℃焼成の
炭素繊維粉末の場合の10サイクル目の放電曲線を示
す。
【0025】実施例3 実施例2に用いたピッチ繊維を1,700℃で1時間焼
成した後、振動ディスクミルで粉砕した。粉砕器に仕込
む炭素繊維の重量を5g、粉砕時間を15、25、40
又は60秒として、4種類の炭素繊維粉末を準備した。
この様にして粉砕した粉砕炭素繊維を3,200℃で1
時間再度焼成して黒鉛化処理を行い、得られた炭素繊維
粉末について、X線回折法によるその黒鉛化度d(n
m)、平均粒径(μm)及び最大アスペクト比を測定し
た。結果を表5に示す。得られた炭素繊維粉末を使用
し、電解液をエチレンカーボネートとジメトキシエタン
の混合溶媒(体積比1:1混合)とし、LiClO4
1モル/lの濃度で溶解したものとした以外は、上記実
施例1と同様にして、三極セルを調製し電極特性を評価
した。結果を表6に示す。何れも放電容量が大きく、サ
イクル安定性が高い。
【0026】
【表5】
【0027】
【表6】
【0028】実施例4 実施例2で用いたピッチ繊維を2,200℃で1時間焼
成した後、振動ディスクミルで粉砕した。粉砕機に仕込
む炭素繊維の重量を30g、粉砕時間を20秒、40秒
及び60秒とし、3種類の炭素繊維粉末を調製した。こ
のようにして得られた炭素繊維粉末を3,200℃で1
時間再焼成して黒鉛化処理を行い、得られた炭素繊維粉
末についてX線回折法によるその黒鉛化度d(mm)
と、平均粒径(μm)及び最大アスペクト比を測定し
た。結果を表7に示す。
【0029】
【表7】
【0030】得られた炭素繊維粉末を使用し、電解液と
してエチレンカーボネートとプロピレンカーボネートの
混合溶媒(体積比1:1混合)にLiClO4 を1モル
/lの濃度で溶解したものを使用した以外は、上記実施
例1と同様にして、三極セルを調製し、電極特性を評価
した。結果を表8に示す。何れも放電容量が大きく、サ
イクル安定性が高い。
【0031】
【表8】
【0032】実施例4 実施例3において調製した炭素繊維粉末の中の粉砕時間
25秒のものに、ポリフッ化ビニリデンを10重量%加
え、ジメチルホルムアミドを用いて混練し、ニッケルメ
ッシュ(250メッシュ)に圧着した。これを適当な形
に切断し、負極として使用した。また、LiCoO2
ポリテトラフロロエチレン10重量%とケッチェンブラ
ック5重量%とを加え、イソプロピルアルコールを用い
て混練した後、ニッケルメッシュ(250メッシュ)の
上に圧着して電極とし、これを正極として使用した。
【0033】この様にして調製した正極及び負極を用
い、電解液としてエチレンカーボネートとプロピレンカ
ーボネートの混合溶媒(体積比1:1混合)にLiCl
4 を1モル/1の割合で溶解したものを用い、更に、
セパレーターとしてポリプロピレンの不織布を用いて、
簡易型コイン形状電池(直径20mm)を作成して充放
電試験を行った。正極活物質と負極活物質とは、電気化
学当量比で正極>>負極となるようにし、負極規制にな
るように構成した。充放電試験は、充電、放電共に定電
流(炭素繊維粉末1g当り30mA)で行い、3Vから
4V、4.1Vのセル電圧間で充放電を繰り返した。結
果を表9に示す。
【0034】
【表9】
【0035】また、図3に放電容量のサイクル変化を示
す。何れの電圧範囲においても、100サイクルを越え
ても容量の低下はほとんどなく、充放電効率も5サイク
ル以降、100%で推移している。
【0036】比較例1 炭素繊維としてPAN系炭素繊維(東レ社製、T300
B)を用いた。MEKを用いてこの炭素繊維の表面処理
剤を洗浄した後、振動ディスクミルで粉砕した。得られ
た粉砕炭素繊維について、X線回折法によるその黒鉛化
度d(nm)、平均粒径(μm)及び最大アスペクト比
を測定した。結果を表10に示す。
【0037】
【表10】
【0038】この様にして得られた粉砕炭素繊維を使用
し、これにポリテトラフロロエチレンを重量で5%添加
し、イソプロピルアルコールを用いて混練し、ニッケル
メッシュ(250メッシュ)上に圧着し、電極とした。
対極、基準極にリチウム金属を用いた三極セルを作成
し、炭素材料の単極の電極特性を調査した。電解液に
は、エチレンカーボネートとジメトキシエタンの混合溶
媒(体積比1:1混合)にLiClO4 を1モル/1の
濃度で溶解したものを用いた。電極試験に際しては、定
電流(炭素材料1g当り、30mA)で、充電、放電を
繰り返して行った。結果を表11に示す。
【0039】
【表11】
【0040】表11の結果から明らかなように、初期容
量は230mAh/g、初期充放電効率が44%と非常
に低い。充放電の繰り返しに伴って、容量は大きく減少
し20サイクルで容量は半減してしまった。図2に5サ
イクル目の放電曲線を示す。
【0041】比較例2 実施例1において、1,500℃で炭化処理した後粉砕
した炭素繊維粉末と、その後更に2,400℃で黒鉛化
処理した2種の炭素繊維粉末とを使用し、実施例1と同
様に、三極セルを調製し電極特性を評価した。結果を表
12に示す。なお、2,400℃で黒鉛化した炭素繊維
粉末の黒鉛化度はd=0.3405nmであった。
【0042】
【表12】 この表10から明らかなように、粉砕後に再度より高温
で焼成処理することにより初期充放電効率、サイクル安
定性は向上するが、黒鉛化度が低いと放電容量があまり
大きくならないことが判明した。
【0043】
【発明の効果】本発明のリチウム二次電池負極用の炭素
材料は、ピッチを原料とした炭素繊維を粉砕したもので
あって、その黒鉛化度が高く、かつ、粒径を制御したも
のであり、リチウムに対するドープ量が大きく、しか
も、充放電効率が高い。また、本発明の製造方法によれ
ば、炭素繊維の持つ電極性能を損なうこと無く粉末状の
炭素材料を製造することができ、特に初期充放電効率
(脱ドープ量/ドープ量)が高く、サイクル寿命の長い
リチウム二次電池負極用の粉末状炭素材料を製造するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、実施例1において1,000℃及び
2,000℃の粉砕前熱処理温度で得られた炭素繊維粉
末の放電容量とサイクル数との関係を示すグラフ図であ
る。
【図2】 図2は、実施例2における3,200℃焼成
の場合の放電曲線(実線)と比較例1におけるPAN系
炭素繊維の場合の放電曲線(破線)とを示すグラフ図で
ある。
【図3】 図3は、実施例5におけるコイン型セルの放
電容量とサイクル数との関係を示すグラフ図である。
【手続補正書】
【提出日】平成4年7月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】実施例5 実施例3において調製した炭素繊維粉末の中の粉砕時間
25秒のものに、ポリフッ化ビニリデンを10重量%加
え、ジメチルホルムアミドを用いて混練し、ニッケルメ
ッシュ(250メッシュ)に圧着した。これを適当な形
に切断し、負極として使用した。また、LiCoO
ポリテトラフロロエチレン10重量%とケッチェンブラ
ック5重量%とを加え、イソプロピルアルコールを用い
て混練した後、ニッケルメッシュ(250メッシュ)の
上に圧着して電極とし、これを正極として使用した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 真樹 神奈川県川崎市中原区井田1618番地、新日 本製鐵株式会社先端技術研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピッチ系炭素繊維を粉砕してなる炭素繊
    維粉末であって、X線回折による炭素層の層間距離dが
    0.338nm以下であり、平均粒径が5〜200μm
    であることを特徴とするリチウム二次電池用負極材料。
  2. 【請求項2】 ピッチ繊維を800〜2,600℃で焼
    成して炭素繊維とし、次いでこれを粉砕して得られた粉
    砕炭素繊維を粉砕前の熱処理温度以上の温度で再度焼成
    し、X線回折による炭素層の層間距離dが0.338n
    m以下、平均粒径が5〜200μmの炭素繊維粉末とす
    ることを特徴とするリチウム二次電池負極材料の製造方
    法。
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