JP2621294B2 - 二次電池 - Google Patents

二次電池

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JP2621294B2 JP63028483A JP2848388A JP2621294B2 JP 2621294 B2 JP2621294 B2 JP 2621294B2 JP 63028483 A JP63028483 A JP 63028483A JP 2848388 A JP2848388 A JP 2848388A JP 2621294 B2 JP2621294 B2 JP 2621294B2
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    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M4/00Electrodes
    • H01M4/02Electrodes composed of, or comprising, active material
    • H01M4/36Selection of substances as active materials, active masses, active liquids
    • H01M4/58Selection of substances as active materials, active masses, active liquids of inorganic compounds other than oxides or hydroxides, e.g. sulfides, selenides, tellurides, halogenides or LiCoFy; of polyanionic structures, e.g. phosphates, silicates or borates
    • H01M4/583Carbonaceous material, e.g. graphite-intercalation compounds or CFx
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、粒状コークスを負極活物質として使用する
二次電池に関するものである。
〔発明の概要〕
本発明は、上記の様な二次電池において、粒状コーク
スの平均粒径を20〜100μmとすることによって、電池
保存時の自己放電特性を改良したものである。
〔従来の技術〕
近年、ビデオカメラやラジカセ等のポータブル機器の
普及に伴い、使い捨てである一次電池に代わって、繰返
し使用のできる二次電池に対する需要が高まっている。
現在使用されている二次電池の殆どは、アルカリ電解
液を用いるニッケル・カドミウム電池である。しかしこ
の電池の電圧は約1.2Vであるので、電池のエネルギ密度
を向上させることが困難である。また、常温での自己放
電率が1カ月で20%以上と高いという欠点もある。
そこで、電解液に非水溶媒を使用し、また負極にリチ
ウム等の軽金属を使用することによって、電圧が3V以上
という高エネルギ密度を有し、しかも自己放電率も低い
二次電池が検討された。しかしこの様な二次電池では、
負極に使用するリチウム等が充放電の繰返しによってデ
ンドライト状に成長し、この負極と正極とが接触して電
池内部が短絡するという不都合が生じ易かった。
このため、リチウム等を他の金属と合金化させ、この
合金を負極に使用する二次電池が検討された。しかし今
度は、この合金が充放電の進行につれて崩壊し、実用化
できないことが見出された。
そこで、例えば特開昭62−90863号公報に示されてい
る様に、コークス等の炭素材料にリチウム等をドープさ
せたものを負極材料として使用する二次で電池が提案さ
れた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしこの様な二次電池でも、自己放電率は以前とし
て高い。
本発明は、上述の点に鑑み、自己放電率が極めて低
く、このため、長期間保存しても容量劣化の少ない二次
電池を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による二次電池では、負極活物質として使用す
る粒状コークスの平均粒径が20〜100μmである。
〔作用〕
本発明による二次電池では、負極活物質として使用す
る粒状コークスの粒径が20μm以上であるので電池反応
が適度に抑制され、しかも100μm以下であるのでセパ
レータの損傷等による内部短絡もない。
〔実施例〕
以下、本発明の第1〜第4実施例を第1図及び第2図
を参照しながら説明する。
これらの実施例の電池は、第1図に示す様に、板状の
ポリプロピレン製セパレータ3を正極板1と負極板2と
の間に介在させて渦巻き状に巻き取り、その後、ニッケ
ル鍍金した鉄製の缶に収納して密封したものであり、外
径が13.8mm、高さが45mmの円筒状を成している。
正極板1は、幅35mm、長さ300mm、厚さ0.18mmの板状
体である。正極活物質は、炭酸リチウム1モルと炭酸コ
バルト1モルとを混合し、900℃の空気中で5時間焼成
してLiCoO2を得た後、このLiCoO2をボウルミルで平均粒
径10μmの粒状体に粉砕することによって得る。
次に、このLiCoO291重量部と導電剤であるグラファイ
ト6重量部とバインダーであるポリフッ化ビニリデン3
重量部とを混合し、これにNメチル・2ピロリドンを分
散剤として加えてペーストを作る。
次に、このペーストを厚さ30μmのアルミニウム集電
体の両面に均一に塗布し、乾燥後、ローラプレスを行う
ことによって正極板1を得る。なおこの正極板1の端部
には、第1図に示す様に、アルミニウムのリード線7が
溶接で取付けられている。
負極板2は、幅35mm、長さ300mm、厚さ0.2mmの板状体
である。負極活物質は、ピッチコークス(三菱化成社
製)をボウルミルで所定の平均粒径の粒状体に粉砕する
ことによって得る。なお平均粒径は、マイクロトラック
粒度分布計(日機装社製)を用いて測定した。
次に、この粒状コークス90重量部とバインダーである
ポリフッ化ビニリデン10重量部とを混合し、これにNメ
チル・2ピロリドンを分散剤として加えてペーストを作
る。
次に、このペーストを厚さ10μmの銅箔の両面に均一
に塗布し、乾燥後、ローラプレスを行うことによって負
極板2を得る。なおこの負極板2の端部には、ニッケル
のリード線(図示せず)が溶接で取付けられている。
電解液としては、1モル/のLiPF6を溶解させた炭
酸プロピレンとジメトキシエタンとの混合液を使用す
る。この電解液は、渦巻状の極板1及び2を既述のよう
に缶4内に収容した後、この缶4内へ注入される。その
後、第1図に示す様に、ポリプロピレン製のガスケット
8を缶4内へ挿入し、この缶4をかしめることによっ
て、電池が密封される。
負極活物質である粒状コークスの平均粒径は、第1〜
第4実施例において第1表の様に変化させた。なお第1
表には、これらの実施例よりも平均粒径を小さくした第
1及び第2比較例をも併載してある。
第1〜第4実施例並びに第1及び第2比較例では、何
れも充電電流100mAの下で終止電圧4Vまで定電流充電を
行い、次に放電電流100mAの下で終止電圧2.5Vまで定電
流放電を行って、これを1サイクルとした。そして、20
サイクルの充放電を繰返した後、電池を試験装置から充
電終止の状態で取出し、24℃の温度下で720時間放置
し、その後に放電試験を行った。
第1表は得られた結果を示しており、第2図はその結
果を図示している。これらの図表によれば、粒状コーク
スの平均粒径が増大するにつれて自己放電率γが減少し
ている。特に、平均粒径が20μm以上である場合の自己
放電率γは、平均粒径が5μmの場合の1/2以下とな
る。つまり、自己放電率γを低減させるには、平均粒径
を大きくすればよく、特に20μm以上であれば充分な効
果が得られる。
なお,平均粒径が小さい粒状コークスを負極活物質と
して使用すると自己放電率が増加するという結果は、平
均粒径が小さいほど粒状コークス末端の活性部分が増加
し、電池反応が起こり易くなるためであると考えられ
る。しかも、この現象は平均粒径が20μmよりも小さく
なると顕著になるという事実を実質的に見出した点で極
めて重要である。
ところで、平均粒径が150μmである第4実施例で
は、粒状コークスが電極面2から部分的に突出してセパ
レータ3に食い込み、電池内部での短絡を生じることが
あった。他方、平均粒径が100μm以下の場合には、こ
の様な内部短絡は全く発生しなかった。従って平均粒径
は、100μm以下であることが好ましい。つまり負極活
物質としての粒状コークスの平均粒径は、20〜100μm
であることが最も好ましい。
以上、本発明の実施例を説明したが、これらの実施例
は本発明を限定するものでは決してなく、本発明の技術
的思想に基づいて種々の変更が可能である。例えば、実
施例では粒状の負極活物質の素材にピッチコークスを使
用したが、石油系に限らず、石炭系のコークス等、一般
にコークスと呼ばれるものを使用することができる。
また正極活物質には、LiCoO2のほかに、LiNiCoO2、Li
NiO2、LiMnO2、LiMn2O4等の様に、リチウムを含み充放
電が可能な材料を使用してもよい。更に、リチウムを正
極活物質に含有しない場合でも、負極板2のコークスに
リチウムを圧着してリチウムのドープを行ったり、また
は電気化学的にドープを行うことによって、MnO2、Ti
S2、FeS2、MoS3、V2O5、V6O13、Cr2O5或いはCr3O8等の
様に充放電が可能な活物質を使用することもできる。
なお、塊状コークスをその平均粒径が20μm以上とな
る様に圧潰した場合、10μm以下の粒状コークスが実質
的に存在しないという事実が実験で確かめられている。
しかし、更にメッシュ等によって、10μm以下の粒状コ
ークスを除去する様にしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明による二次電池では、電池反応が適度に抑制さ
れ、しかもセパレータの損傷等による内部短絡もないの
で、電池保存時の自己放電率が極めて低く、長期間保存
しても容量劣化が少ない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の実施例を示しており、第1
図は一部縦断正面図、第2図は自己放電特性を示すグラ
フである。 なお図面に用いた符号において、 2……負極板 である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平均粒径が20〜100μmである粒状コーク
    スを負極活物質として使用する二次電池。
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