JPH0532480Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0532480Y2
JPH0532480Y2 JP15079784U JP15079784U JPH0532480Y2 JP H0532480 Y2 JPH0532480 Y2 JP H0532480Y2 JP 15079784 U JP15079784 U JP 15079784U JP 15079784 U JP15079784 U JP 15079784U JP H0532480 Y2 JPH0532480 Y2 JP H0532480Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
passage
rod
container
tube
assembly
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP15079784U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6166198U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15079784U priority Critical patent/JPH0532480Y2/ja
Publication of JPS6166198U publication Critical patent/JPS6166198U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0532480Y2 publication Critical patent/JPH0532480Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Dispensing Beverages (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、逆立された液体収納容器に組み付け
られる注出キヤツプに関するものである。
「従来の技術」 ビール等の液体を大量に収納した容器にあつ
て、その液体を小量ずつ注出する手段として、容
器を逆立させ、その口筒に所定の注出栓を組み付
けて開閉を達成することが行なわれている。
この場合の注出栓は、非使用時における液垂れ
を完全に防止し、かつ使用時の操作が簡単である
ことが要求される。
また液体を注出する場合には、単に液体注出通
路を開口するだけでは円滑な注出は得られず、同
時に容器内と外部とを別途連通させなければなら
ない。
すなわち、この種の注出栓にあつては、使用時
には液体注出通路と空気通路とを同時に開口し、
非使用時には前記液体注出通路と空気通路とを同
時に閉鎖できる状態としなければ、液垂れの完全
な防止が達成されないのである。
「考案が解決しようとする問題点」 本考案は、上述した従来の欠点、不都合を解消
するべく考案された注出キヤツプであつて、開閉
操作が簡単で液垂れが完全に防止できるようにす
ることを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 本考案は、逆立された液体収納容器1に組み付
けられる注出キヤツプであつて、キヤツプ本体4
と、組付筒21と、桿体27と、弁体30と、弾
撥スプリング35と、操作体36とから構成され
る。
まず、キヤツプ本体4は、前記容器1の口筒2
に組み付けられる有端板筒形状である短円筒部5
の短板7下端に本体部8を突設した構成で、この
本体部8と、通気路9と注出路12と作用路17
とが設けられている。
通気路9は、一端に前記容器1の底部と開口す
るチユーブ3を連設しかつ他端を一側方に開口し
て通気開口部10を形成したものであり、注出路
12は、一端を前記容器1内に直接開口しかつ他
端を下方に開口して注出筒16を垂下設したもの
であり、さらに作用路17は、前記注出路12の
一部に連通形成され、前記一側方に開口してい
る。
次に、組付筒21は、前記作用路17の開口端
に嵌め込まれる有端板短筒形状である。
そして、桿体27は、前記組付筒21作用端板
22の中央の孔24を貫通して前記作用路17内
を前進後退動自在に組み付けられ、桿体27の先
端部と組付筒21との間には弾撥スプリング35
が配されており、さらにこの桿体27の前端に
は、その前進限で前記注出路12閉鎖することの
できる軟質弾材製の弁体30が組み付けられてい
る。
前記組付筒21の作用端板22のと外面に沿つ
て配される操作体36は、その中央を、前記桿体
27の後端が枢着される支点片37とし、桿体2
7枢着部よりも下位の支点片37部分に前記作用
端板22に当接する揺動支点40を形成し、また
支点片37の上端に、前記通気路9の通気開口部
10を閉鎖することのできる栓部39を設けると
共に、前記揺動支点40より下位である支点片3
7の下端に押圧レバー41を連設したものであ
る。
「作用」 上述した構成にあつて、非操作状態では、桿体
27が弾撥スプリング35の弾力によつてキヤツ
プ本体4の作用路17内の前進限に位置し、その
先端に組み付けられた弁体30が注出路12を閉
鎖しており、また操作体36の栓部39は、前記
通気路9の通気開口部10を閉鎖しているので、
容器1内の液体の注出が停止し、しかも液体が漏
れることはない。
この状態から操作体36の押圧レバー41を所
定方向に押圧すると操作体36は、その支点片3
7の揺動支点40を支点として揺動変位し、桿体
27が弾撥スプリング35の弾力に逆らつて後退
する。
これに伴い弁体30も後退する注出路12は開
口し、揺動支点40より上位に位置する操作体3
6の栓部39も同時に前記通気開口部10を開口
することになり、逆立姿勢の容器1は、その上端
部内の中空部分が通気路9とチユーブ3を介して
外部と連通し、従つて液体は、注出路12から注
出筒16を通つて下方に注出されることになる。
なお、液体の注出を停止させるには、押圧レバ
ー41に加えた押圧力を解けば、桿体27が弾撥
スプリング35の弾力によつて前進し、非操作状
態に復帰する。
「実施例」 以下に本考案の実施例を図面に従つて説明す
る。
キヤツプ本体4の短円筒部5内周面には、容器
1の口筒2外周と螺合する螺条6が周設されてお
り、短円筒部5の端板7下端に突設された本体部
8は厚板形状であつて、通気路9と注出路12と
作用路17とは、内部に開口形成されいている。
通気路9は、直角に屈曲されていて、一端を前
記容器1に開口し他端を一側方に開口したもので
あり、一端開口端である端板7内面には、チユー
ブ3が密嵌入する嵌入筒11が突設されている。
また、注出路12は、容器1内に直接開口した
垂直路部13下端に短い水平路部14を連通設
し、この水平路部14の反対側下端に形成された
開口端に前記注出筒16が垂下設され、水平路部
14を延長する形態で、前記一側方に開口した作
用路17が連通形成されている。
前記水平路部14内周面には、段部が設けられ
ていて、作用路17に対向する姿勢で弁座15が
形成されており、前記桿体27の前進限で軟質弾
材製の弁体30がこの弁座15に弾密接し、前記
注出路12の水平路部14を閉鎖することにな
る。
前記作用路17近傍の本体部8には、切り欠き
18が設けられていて作用路17と同軸に組付筒
部19が形成され、かつこの組付筒部19外周面
にアンダーカツト条20が周設されている。
そして、組付筒21は、中央に孔24を開孔し
た作用端板22の周縁に筒壁25を連設し、この
筒壁25内周面に前記アンダーカツト条20に係
止するアンダーカツト条26を周設したものであ
り、前記作用路17の開口端に確固と嵌め込まれ
ることになる。
作用端板22の中央の孔24の直径とほぼ等し
い直径を有する桿体27の前端部外周面には、周
溝28が周設され、この周溝28よりも後ろ寄り
にはフランジ29が周設され、桿体27の後端が
前記操作体36の支点片37に枢着され、さらに
前記弾撥スプリング35は、フランジ29と作用
端板22との間に配されることになる。
次に弁体30は軟質弾材製であつて、筒部32
前端に弁端板31を連設し、筒部32前端部内周
面に前記桿体27の周溝28に係合する周条33
を周設し、さらに筒部32後端に外鍔状に係止片
部34を設け、桿体27に確固と組み付けられ
る。
この弁体30の係止片部34は、組付筒部19
後端面と作用端板22内面との間で挟持固定さ
れ、従つて弾撥スプリング35の弾力による桿体
27の前進によつて筒部32が伸び変形し、前進
限で弁端板31が前記弁座15に弾密接すること
になる。
桿体27と操作体36との枢着は、支点片37
部分で軸ピン38を介して行なうが、これは押圧
レバー41を、作用端板22外面の作用端面23
に当接する揺動支点40を支点として操作した場
合に、円滑な動作が得られるようにするためであ
る。
「考案の効果」 以上の説明から明らかなように、本考案の注出
キヤツプは、開閉操作が簡単で、しかも使用時に
は液体注出通路と空気通路とを同時に開口し、非
使用時には前記液体注出通路と空気通路とを同時
に閉鎖できる状態とすることができるので、開状
態および閉状態を確固と維持でき、それゆえ液漏
れの虞れがなく、成形、組み付けが容易である
等、多くの優れた作用効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の断面図である。第2図は正面
図である。 符号の説明、1……容器、2……口筒、3……
チユーブ、4……キヤツプ本体、7……端板、9
……通気路、10……通気開口部、12……注出
路、15……弁座、16……注出筒、17……作
用路、21……組付筒、22……作用端板、27
……桿体、30……弁体、35……弾撥スプリン
グ、36……操作体、37……支点片、39……
栓部、40……揺動支点、41……押圧レバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 逆立された液体収納容器に組み付けられる注出
    キヤツプであつて、前記容器の口筒に組み付けら
    れる有端板筒体の端板下端に本体部を突設し、該
    本体部に、一端に前記容器の底部に開口するチユ
    ーブを連設しかつ他端を一側方に開口した通気路
    を設けると共に、一端を前記容器内に直接開口し
    かつ他端を下方に開口した注出筒を垂下設した注
    出路を設け、さらに該注出路の一部に、前記一側
    方に開口する作用路を連通形成したキヤツプ本体
    と、前記作用路の開口端に嵌め込まれる有端板短
    筒形状の組付筒と、該組付筒の端板中央を貫通し
    て前記作用路内を前進後退動する桿体と、該桿体
    の前端に組み付けられ、桿体の前進限で前記注出
    路を閉鎖する弁体と、前記桿体の先端部と前記組
    付筒との間に配される弾撥スプリングと、前記桿
    体の後端が枢着され、該桿体枢着部よりも下位に
    前記組付筒の端板に当接する揺動支点を形成した
    支点片の上端に、前記通気路の開口端を閉鎖する
    ことのできる栓部を設けると共に、前記揺動支点
    より下位に押圧レバーを連設した操作体とから成
    る注出キヤツプ。
JP15079784U 1984-10-05 1984-10-05 Expired - Lifetime JPH0532480Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15079784U JPH0532480Y2 (ja) 1984-10-05 1984-10-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15079784U JPH0532480Y2 (ja) 1984-10-05 1984-10-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6166198U JPS6166198U (ja) 1986-05-07
JPH0532480Y2 true JPH0532480Y2 (ja) 1993-08-19

Family

ID=30708930

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15079784U Expired - Lifetime JPH0532480Y2 (ja) 1984-10-05 1984-10-05

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0532480Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3681055B2 (ja) * 2000-04-27 2005-08-10 ホシザキ電機株式会社 飲料注出装置の注出機構

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6166198U (ja) 1986-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3254677A (en) Sequentially operated outlet valves for a pressurized container
JPH0532480Y2 (ja)
JPS6388965U (ja)
JPS6160457A (ja) トグルタイプの圧搾式デイスペンサ−
US2699888A (en) Dispenser and seal
JPH047094Y2 (ja)
JP3201695B2 (ja) 注出キャップ
JPH0513741Y2 (ja)
JPH0344679Y2 (ja)
JPH0340761Y2 (ja)
JP3000655U (ja) 液体容器
JPH0140859Y2 (ja)
JPH0451184Y2 (ja)
JPH0223211Y2 (ja)
JPH0215579Y2 (ja)
JPH0343163Y2 (ja)
JPH0539092Y2 (ja)
JPH0441088Y2 (ja)
JPH0511178Y2 (ja)
JPH049340Y2 (ja)
JPH0428532Y2 (ja)
JPS5926934Y2 (ja) 液体容器の栓装置
JPS6346146Y2 (ja)
JPH0117228Y2 (ja)
JPH0243301Y2 (ja)