JPH0140859Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0140859Y2 JPH0140859Y2 JP19445483U JP19445483U JPH0140859Y2 JP H0140859 Y2 JPH0140859 Y2 JP H0140859Y2 JP 19445483 U JP19445483 U JP 19445483U JP 19445483 U JP19445483 U JP 19445483U JP H0140859 Y2 JPH0140859 Y2 JP H0140859Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- hole
- passage
- injection hole
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 35
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 31
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 31
- 239000003595 mist Substances 0.000 description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 239000003599 detergent Substances 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
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- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案はスクイズ容器に係る。
「従来の技術」
従来は、弾性圧搾可能な胴部を有する容器体の
口頚部にノズル孔を穿設したキヤツプを嵌合し
て、その容器体を傾斜ないし倒立し、かつ胴部を
圧搾して液体を注出するスクイズ容器が知られて
いて、通常その注出は水鉄砲状に注出されるもの
である。
口頚部にノズル孔を穿設したキヤツプを嵌合し
て、その容器体を傾斜ないし倒立し、かつ胴部を
圧搾して液体を注出するスクイズ容器が知られて
いて、通常その注出は水鉄砲状に注出されるもの
である。
「考案が解決しようとする課題」
例えば、容器体内の液体が洗剤であつて、該洗
剤を他の小容器内に移し換える場合は水鉄砲状に
注出されることが望ましいが、ガラス窓に付着さ
せて清掃に用いる場合には霧状に注出されること
が望ましい。そこで本案は目的に応じて液体を水
鉄砲状にも霧状にも自由に切換えて注出できるス
クイズ容器を提供しようとするものである。
剤を他の小容器内に移し換える場合は水鉄砲状に
注出されることが望ましいが、ガラス窓に付着さ
せて清掃に用いる場合には霧状に注出されること
が望ましい。そこで本案は目的に応じて液体を水
鉄砲状にも霧状にも自由に切換えて注出できるス
クイズ容器を提供しようとするものである。
「課題を解決するための手段」
弾性変形可能な胴部４を有しかつ口頚部５を起
立する容器体１と、上記口頚部５へ気密に嵌合さ
せた筒部９の上端に、ノズル管８を前後方向へ横
設してその筒部上面を密閉すると共に、そのノズ
ル管前端面を閉塞する端板１４中央にノズル孔１
５を穿設し、かつ該ノズル孔に連通する１対のス
ピン路１６，１７を端板１４後面に穿設し、更に
上記筒部９内のノズル管壁部分下面に注液孔１０
と注気孔１１とを穿設して、その注液孔１０から
注出管１３を容器体１内へ垂設したキヤツプ２
と、上記ノズル管８内へ水密に、かつ回動可能に
嵌合させた栓棒１８の後端部からハンドル１９を
垂下する切換え栓３とからなり、上記栓棒１８に
は、該栓棒内を通つてノズル孔１５と直通する内
部通路２０と、栓棒外面を通り、スピン路１６，
１７を介して別々にノズル孔１５と連通する溝状
の液路２１および空気路２２とを穿設して、ノズ
ル管８に対する栓棒１８の或る回転位置で内部通
路２０の入口と注液孔１０とが、又他の回転位置
で溝状液路２１と注液孔１０、および溝状空気路
２２と注気孔１０とが同時に、それぞれ連通可能
に形成した。
立する容器体１と、上記口頚部５へ気密に嵌合さ
せた筒部９の上端に、ノズル管８を前後方向へ横
設してその筒部上面を密閉すると共に、そのノズ
ル管前端面を閉塞する端板１４中央にノズル孔１
５を穿設し、かつ該ノズル孔に連通する１対のス
ピン路１６，１７を端板１４後面に穿設し、更に
上記筒部９内のノズル管壁部分下面に注液孔１０
と注気孔１１とを穿設して、その注液孔１０から
注出管１３を容器体１内へ垂設したキヤツプ２
と、上記ノズル管８内へ水密に、かつ回動可能に
嵌合させた栓棒１８の後端部からハンドル１９を
垂下する切換え栓３とからなり、上記栓棒１８に
は、該栓棒内を通つてノズル孔１５と直通する内
部通路２０と、栓棒外面を通り、スピン路１６，
１７を介して別々にノズル孔１５と連通する溝状
の液路２１および空気路２２とを穿設して、ノズ
ル管８に対する栓棒１８の或る回転位置で内部通
路２０の入口と注液孔１０とが、又他の回転位置
で溝状液路２１と注液孔１０、および溝状空気路
２２と注気孔１０とが同時に、それぞれ連通可能
に形成した。
「作用」
ノズル管８に挿入された切換え栓３のハンドル
１９が図示の垂下状態にあるとき、注液孔１０、
注気孔１１のいずれも栓棒１８の外面で塞がれ閉
塞しており、従つて胴部４を圧搾しても収納液が
外部に注出されることはない。
１９が図示の垂下状態にあるとき、注液孔１０、
注気孔１１のいずれも栓棒１８の外面で塞がれ閉
塞しており、従つて胴部４を圧搾しても収納液が
外部に注出されることはない。
ここで、ハンドル１９をＡ矢方向に90度回し、
内部通路２０を注液孔１０に連通させると、胴部
圧搾により加圧された液は注出管１３、注液孔１
０、内部通路２０を経てノズル孔１５から水鉄砲
状に外部に注出される。つぎに、ハンドル１９を
図示位置からＢ矢方向に90度回し、溝状液路２１
を注出液孔１０に、溝状空気路２２を注気孔１１
にそれぞれ連通させると、胴部圧搾により加圧液
は注出管１３、注液孔１０、溝状液路２１、スピ
ン路１７を経てノズル孔１５へ、一方容器体１内
の加圧空気は注気孔１１、溝状空気路２２、スピ
ン路１６を経てノズル孔１５に至るので、このノ
ズル孔１５から混合されて霧状に注出される。
内部通路２０を注液孔１０に連通させると、胴部
圧搾により加圧された液は注出管１３、注液孔１
０、内部通路２０を経てノズル孔１５から水鉄砲
状に外部に注出される。つぎに、ハンドル１９を
図示位置からＢ矢方向に90度回し、溝状液路２１
を注出液孔１０に、溝状空気路２２を注気孔１１
にそれぞれ連通させると、胴部圧搾により加圧液
は注出管１３、注液孔１０、溝状液路２１、スピ
ン路１７を経てノズル孔１５へ、一方容器体１内
の加圧空気は注気孔１１、溝状空気路２２、スピ
ン路１６を経てノズル孔１５に至るので、このノ
ズル孔１５から混合されて霧状に注出される。
「実施例」
以下添付図面を参照して本考案実施例を説明す
るに、図で１は弾性変形可能な容器体、２はノズ
ル管を内設し、前記容器体１口部に装着されたキ
ヤツプ、３はこのキヤツプ２のノズル管に挿入さ
れ、所定方向に回動操作されて注出液を液そのま
ま、又は霧状に切換える切換え栓であり、これら
各部は合成樹脂材で成形製作される。
るに、図で１は弾性変形可能な容器体、２はノズ
ル管を内設し、前記容器体１口部に装着されたキ
ヤツプ、３はこのキヤツプ２のノズル管に挿入さ
れ、所定方向に回動操作されて注出液を液そのま
ま、又は霧状に切換える切換え栓であり、これら
各部は合成樹脂材で成形製作される。
容器体１は、扁平な形状の胴部４を有し、この
胴部４上方に口頚部５を起立しており、前記胴部
４は圧搾により弾性変形するよう形成してある。
胴部４上方に口頚部５を起立しており、前記胴部
４は圧搾により弾性変形するよう形成してある。
キヤツプ２は、前記胴部４を上方に延長したよ
うな外形の周壁６を頂壁７外周縁から垂設したも
ので、そのキヤツプ周壁の中央上部前後方向に、
後端は外方に開口させ、前端は周壁６から突き出
させてノズル管８を付設し、またこのノズル管８
の中間部下面から前記容器体１の口頚部５に内嵌
する筒部９を垂設し、この筒部９内に位置するノ
ズル管８の管壁下面に注液孔１０と注気孔１１を
前後に並べて開孔し、注液孔１０の外周下面の管
壁から垂下した垂管１２に嵌合保持されて容器体
１内に垂下する注出管１３と注液孔１０とを連通
させてある。ノズル管８の前部端板１４中央部に
はノズル孔１５が開孔してあり、またこの端板裏
面には、周縁部から略半周して中央のノズル孔１
５に抜ける１対のスピン路１６，１７が溝状に形
成してある。
うな外形の周壁６を頂壁７外周縁から垂設したも
ので、そのキヤツプ周壁の中央上部前後方向に、
後端は外方に開口させ、前端は周壁６から突き出
させてノズル管８を付設し、またこのノズル管８
の中間部下面から前記容器体１の口頚部５に内嵌
する筒部９を垂設し、この筒部９内に位置するノ
ズル管８の管壁下面に注液孔１０と注気孔１１を
前後に並べて開孔し、注液孔１０の外周下面の管
壁から垂下した垂管１２に嵌合保持されて容器体
１内に垂下する注出管１３と注液孔１０とを連通
させてある。ノズル管８の前部端板１４中央部に
はノズル孔１５が開孔してあり、またこの端板裏
面には、周縁部から略半周して中央のノズル孔１
５に抜ける１対のスピン路１６，１７が溝状に形
成してある。
切換え栓３は、前記ノズル管８に回動自在に挿
入される栓棒１８後端からハンドル１９を下方に
折曲させた形状のもので、栓棒１８には、前記注
液孔１０に対応した位置の中途左外面から軸芯部
に入り、この軸芯部を通つて前端中央に抜けて前
記ノズル孔１５に直接連通する内部通路２０と、
同じく注液孔１０に対応した中途位置から右外面
を母線方向に走つて先端に抜ける溝状液路２１
と、前記注気孔１１に対応した位置の中途右外面
から屈曲して左外面先端に抜ける溝状空気路２２
を形成している。従つて、この切換え栓３をノズ
ル管８に挿入すると、溝状のスピン路１６，１７
は開放面を切換え栓３の栓棒の前部端面２３で塞
がれて孔状のスピン路に、また溝状の液路２１と
空気路２２は開放面をノズル管８の管壁で塞がれ
て孔状の液路、空気路となる。
入される栓棒１８後端からハンドル１９を下方に
折曲させた形状のもので、栓棒１８には、前記注
液孔１０に対応した位置の中途左外面から軸芯部
に入り、この軸芯部を通つて前端中央に抜けて前
記ノズル孔１５に直接連通する内部通路２０と、
同じく注液孔１０に対応した中途位置から右外面
を母線方向に走つて先端に抜ける溝状液路２１
と、前記注気孔１１に対応した位置の中途右外面
から屈曲して左外面先端に抜ける溝状空気路２２
を形成している。従つて、この切換え栓３をノズ
ル管８に挿入すると、溝状のスピン路１６，１７
は開放面を切換え栓３の栓棒の前部端面２３で塞
がれて孔状のスピン路に、また溝状の液路２１と
空気路２２は開放面をノズル管８の管壁で塞がれ
て孔状の液路、空気路となる。
上記にて、ハンドル１９を所定回動位置に保持
させる構造は簡単である。例えば、キヤツプ２の
周壁６の後部外面の当該位置にハンドル１９が固
く接合する隆形部を設ければよい。同様に、切換
え栓３の抜け止め防止も簡単である。例えば、ノ
ズル管８の後端開口近い内周に係合凹溝を設け、
一方切換え栓３の栓棒１８に対応した位置の外周
に係合突条を突設することで可能である。
させる構造は簡単である。例えば、キヤツプ２の
周壁６の後部外面の当該位置にハンドル１９が固
く接合する隆形部を設ければよい。同様に、切換
え栓３の抜け止め防止も簡単である。例えば、ノ
ズル管８の後端開口近い内周に係合凹溝を設け、
一方切換え栓３の栓棒１８に対応した位置の外周
に係合突条を突設することで可能である。
「考案の効果」
上記本考案によれば、切換え栓３の切換えによ
り収納液を水鉄砲状に、また霧状にも注出できる
ので目的に応じた使い分けができて便利であり、
しかも切換え栓３の切換えは単に所定角度反対方
向に回動するのみであり、操作は極く簡便であ
り、また合成樹脂で成形製作するので、簡単、安
価に提供できる。
り収納液を水鉄砲状に、また霧状にも注出できる
ので目的に応じた使い分けができて便利であり、
しかも切換え栓３の切換えは単に所定角度反対方
向に回動するのみであり、操作は極く簡便であ
り、また合成樹脂で成形製作するので、簡単、安
価に提供できる。
第１図は本考案スクイズ容器の一実施例の分解
外形斜視図、第２図はキヤツプ側を縦断した要部
の拡大斜視図、第３図はノズル管８を縦断して示
す拡大斜視図である。 １……容器体、２……キヤツプ、３……切換え
栓、８……ノズル管、１０……注液孔、１１…注
気孔、１５……ノズル孔、１６，１７……スピン
路、２０……内部通路、２１……溝状液路、２２
……溝状空気路。
外形斜視図、第２図はキヤツプ側を縦断した要部
の拡大斜視図、第３図はノズル管８を縦断して示
す拡大斜視図である。 １……容器体、２……キヤツプ、３……切換え
栓、８……ノズル管、１０……注液孔、１１…注
気孔、１５……ノズル孔、１６，１７……スピン
路、２０……内部通路、２１……溝状液路、２２
……溝状空気路。
Claims (1)
- 弾性変形可能な胴部４を有しかつ口頚部５を起
立する容器体１と、上記口頚部５へ気密に嵌合さ
せた筒部９の上端に、ノズル管８を前後方向へ横
設してその筒部上面を密閉すると共に、そのノズ
ル管前端面を閉塞する端板１４中央にノズル孔１
５を穿設し、かつ該ノズル孔に連通する１対のス
ピン路１６，１７を端板１４後面に穿設し、更に
上記筒部９内のノズル管壁部分下面に注液孔１０
と注気孔１１とを穿設して、その注液孔１０から
注出管１３を容器体１内へ垂設したキヤツプ２
と、上記ノズル管８内へ水密に、かつ回動可能に
嵌合させた栓棒１８の後端部からハンドル１９を
垂下する切換え栓３とからなり、上記栓棒１８に
は、該栓棒内を通つてノズル孔１５と直通する内
部通路２０と、栓棒外面を通り、スピン路１６，
１７を介して別々にノズル孔１５と連通する溝状
の液路２１および空気路２２とを穿設して、ノズ
ル管８に対する栓棒１８の或る回転位置で内部通
路２０の入口と注液孔１０とが、又他の回転位置
で溝状液路２１と注液孔１０、および溝状空気路
２２と注気孔１０とが同時に、それぞれ連通可能
に形成したことを特徴とするスクイズ容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19445483U JPS60101451U (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | スクイズ容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19445483U JPS60101451U (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | スクイズ容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60101451U JPS60101451U (ja) | 1985-07-10 |
| JPH0140859Y2 true JPH0140859Y2 (ja) | 1989-12-05 |
Family
ID=30417954
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19445483U Granted JPS60101451U (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | スクイズ容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60101451U (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0415666Y2 (ja) * | 1986-01-09 | 1992-04-08 | ||
| JPH0728129Y2 (ja) * | 1990-09-03 | 1995-06-28 | 鐘紡株式会社 | 液体容器用キャップ |
| JP4948234B2 (ja) * | 2007-03-30 | 2012-06-06 | 株式会社吉野工業所 | 注出栓 |
-
1983
- 1983-12-16 JP JP19445483U patent/JPS60101451U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60101451U (ja) | 1985-07-10 |
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