JPH0427785Y2 - - Google Patents

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JPH0427785Y2
JPH0427785Y2 JP1986020726U JP2072686U JPH0427785Y2 JP H0427785 Y2 JPH0427785 Y2 JP H0427785Y2 JP 1986020726 U JP1986020726 U JP 1986020726U JP 2072686 U JP2072686 U JP 2072686U JP H0427785 Y2 JPH0427785 Y2 JP H0427785Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、例えば二種の、或いは色を異にする
同種のクリーム状化粧品等を任意に注出できるよ
うにした二部屋容器に関する。
「従来の技術及び考案が解決しようとする問題
点」 この種の容器として、本出願人は、既に実願昭
59−77853号(実開昭60−190635号公報)の考案
を提案している。
この容器は、第5図が示すように、大形チユー
ブ容器1と、該大形チユーブ容器の口部に主部7
を嵌着させ、該主部下面の一部からは注出筒部9
を垂設させた吐出路形成部材6と、上記注出筒部
に口頚部11を嵌着させて上記大形チユーブ容器
内に収納させた小形チユーブ容器10と、上記大
形チユーブ容器の口頚部外面に、回動可能に周壁
13を嵌合させたキヤツプ12とからなり、上記
主部に形成させ、かつ該主部表面の左右両部に開
口させた両吐出路8,8の一方吐出路は、注出筒
部9の筒孔を介して小形チユーブ容器内と連通さ
せると共に、他方吐出路は大形チユーブ容器内と
連通させ、上記キヤツプ頂壁14の偏心位置に上
記吐出路と別々に、かつ水密に連通する吐出口1
5を、大形チユーブ容器に対してキヤツプを回動
させることでキヤツプ頂壁裏面が両吐出路上端面
を閉塞可能に、穿設させたものである。
上記容器にあつては、大形チユーブ容器1の胴
部圧搾で、大形及び小形チユーブ容器内のクリー
ム状物を、キヤツプ回動により個別或いは同時に
注出出来、かつその注出路を閉塞出来て極めて使
い勝手が良く便利であるが、吐出口15が露出し
ているため、埃等が吐出口に付着する等好ましく
ない事態が生じる。又、注出路を閉塞するのを忘
れて放置しておいた場合等は容器を誤つて倒した
りすると、液が漏出する虞がある。この様な不都
合を解消するためには、上記吐出口を閉塞する外
キヤツプを設けて、その頂壁裏面より垂設した栓
体により吐出口を閉塞させれば良いが、上記従来
容器においては、キヤツプ12の吐出口15がキ
ヤツプ頂壁14の偏心位置に形成されているた
め、栓体と吐出口との嵌合が甚だ面倒となる。
本考案は、上記した従来技術の欠点を解消した
優れた二部屋容器を提案するものである。
「問題点を解決するための手段」 本考案は上記課題を解決するため、口部26を
上方に有する弾性圧搾可能な胴部25内を、縦設
されたA,B二室に画成してなる容器体20と、
該容器体口部に回動不能に内嵌させるとともに、
上記各室と別ルートで各々連通する一対の通路の
開口部34a,34bを各々上面に開口してなる
栓状部材21と、該栓状部材21の上端部に回動
可能に外嵌させるとともに、頂壁35を貫通する
注出路を穿設させた内キヤツプ状部材22と、該
内キヤツプ状部材22と相互に回動不能で且つ容
器体20に対して回動可能に外嵌させたノズル部
材23と、該ノズル部材23を覆つて容器体口部
26に着脱自在に外嵌させたキヤツプ24とから
なり、上記栓状部材21の各開口部34a,34
bを、栓状部材頂壁33周縁に、一端を近接させ
且つ他端を離間させた円弧状に各々構成し、上記
キヤツプ状部材22の注出路を、内キヤツプ状部
材頂壁35上面中心より外方へ伸びる長凹溝37
と、該長凹溝37外側端に貫設した透孔36とで
構成し、更に、上記ノズル部材23のノズル孔4
2を中心部に穿設して上記長凹溝37中心側端部
と常時水密に連通させるとともに、キヤツプ頂壁
44裏面中央より該ノズル孔42を閉塞する突子
46を垂設させ、内キヤツプ状部材22の回動に
より上記透孔36を、上記各開口部34a,34
bの任意の一方と、或いは両開口部の近接位置で
両開口部と水密に連通可能に構成し、且つ両開口
部の離間位置で閉塞可能に設けて構成した。
「作用」 例えば、第1図が示す状態からキヤツプ24を
取り外した後、内キヤツプ状部材22を所定方向
へ回動させて、透孔36外端部を円弧状開口部3
4a,34bの任意の一方と連通させると、両開
口部とそれぞれ連通状態にあるA,B二室内化粧
品の任意の一方が、容器体胴部25の圧搾によ
り、上記長凹溝37内端部と常時連通するノズル
孔42を通つて注出可能となる(第3図及び第
3図参照)。
また、上記透孔36外端部を、上記両開口部の
近接する端部上へ位置させてこれら両開口部と連
通させると、A,B二室内の化粧品が上記ノズル
孔より同時に注出可能となる(第3図参照)。
更にまた、上記長凹溝外端部を、上記両開口部
の離れた端部間上方へ位置させてこれら両開口部
との連通を共に遮断させると、A,B二室は共に
閉塞され、化粧品の注出は不能となる(第3図
参照)。
「実施例」 以下添付図面に基づいて、本考案の実施例を説
明する。
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示し、図
中20は容器体、21は栓状部材、22は内キヤ
ツプ状部材、23はノズル部材、24はキヤツプ
である。
容器体20は、胴部25上端から肩部を介して
口頚部26が起立されている。該口頚部26外面
は、上下方向に段付き面に形成されて上部が小径
部26aで下部が大径部26bとなつている。該
大径部26b内面には、透孔27,27付きの閉
塞板28が横設されると共に、該閉塞板下面から
は上記透孔間に位置して隔壁29が垂設されて上
記胴部内をA,B二室に画成している。また、上
記大径部26b外面には、周方向へ所定間隔離間
して三つの合いマーク30…が施されている。
栓状部材21は、有頂筒状に形成されて容器体
口頚部26に回動不能に内嵌されている。即ち、
栓状部材の筒壁31内面の左、右両部には、上下
両端面開口の筒状通路32a,32bが一体に縦
設され、されら筒状通路の下端部が上記透孔2
7,27にそれぞれ水密に内挿されるのである。
従つて、一方の筒状通路32aが容器体のA室
へ、また他方の筒状通路32bがB室へ連通する
ことになる。
栓状部材の頂壁33上面には、上記筒状通路3
2a,32bの上端から円周上に延びてその先端
間を近接させた二つの円弧状開口部34a,34
bが穿設されている。
内キヤツプ状部材22は、有頂筒状に形成され
て上記栓状部材の上部に回動可能に外嵌されてい
る。該内キヤツプ状部材の頂壁35は、上記した
開口部34a,34bの真上に位置する円周上に
透孔36が穿設されると共に、該頂壁上面には上
記透孔の上端から頂壁の円中心迄延びる長凹溝3
7が穿設されている。
ノズル部材23は、有頂筒状に形成されてその
周壁38上部が上記内キヤツプ状部材22に凹凸
条の第1の係合手段39を介して回動不能に外嵌
すると共に、周壁下部が容器体口頚部26の小径
部26aに凹凸条の第2の係合手段40をを介し
て上方への抜け出しが不能でかつ回動可能に外嵌
している。即ち、ノズル部材と内キヤツプ状部材
とは一体回動するのである。
ノズル部材の頂壁41中心には、長凹溝37の
内端部と常時水密に連通するノズル孔42がボス
孔状に形成されている。また、周壁38外面に
は、上記した三つの合いマーク30…に対応する
一つの合いマーク43が施されている。
キヤツプ24は、その頂壁44周縁から垂設し
た周壁45下部を容器体口頚部26の大径部26
b外面に螺合している。上記頂壁裏面の中心には
上記ノズル孔42上端を閉塞する突子46が付設
されている。
そして、栓状部材に対して、ノズル部材23を
介して内キヤツプ状部材23を回動させること
で、上記透孔36を上記開口部34a,34bの
任意の一方と水密に連通させ(第3図及び第3
図参照)、又上記開口部の近接する端部上へ位
置させることで両開口部と水密に連通させ(第3
図参照)、かつ両開口部34a,34bの離れ
た端部間上方へ位置させることで両開口部との連
通を共に遮断可能に(第3図参照)設けてい
る。
次に、第4図は本考案の別の実施例を示すもの
で、容器体20が大小の二重チユーブ20a,2
0bで構成されたものに本考案を適用した例であ
る。
本実施例では、栓状部材21を、円筒状周壁3
1より頂壁32を延設した下端面開口の筒状をな
す上部栓状部材21aと、該部材21a内に嵌着
固定して有底の大径筒部50下面中央に縮径した
小径筒部51を垂設してなる下部栓状部材21b
とから構成している。
上記下部栓状部材21bの小径筒部51は、透
孔60を介して大径筒部50内に区画された室内
より上部栓状部材21aの一方の筒状通路32a
に水密に連通接続されると共に、小径筒部下端部
は小形チユーブ20bの口頚部26内に水密に連
通接続されている。また、大径筒部50内の上記
区画室以外の部分は上部栓状部材21aの他方の
筒状通路32bに水密に連通接続されると共に、
下端部は透孔61を及び閉塞板28のばか孔53
を介して大形チユーブ20aの口頚部26内に水
密に連通接続されている。
その他の構成は、上部栓状部材21aの筒壁3
1外面が大形チユーブ20aの口頚部26内面に
凹凸条の係合手段54を介して回り止めされる以
外は第1図乃至第3図の実施例と同様である。
上記両実施例共に各部は適宜合成樹脂材を用い
て成形製作される。
「考案の効果」 以上説明したように、本考案容器は、既述構成
としたことにより、ノズル孔をノズル部材頂壁の
円中心部に穿設させることが出来、この種の従来
容器と比較して容器の見栄えをくさせることがで
きるとともに、上記ノズル孔と該ノズル孔を閉塞
するキヤツプの突子との位置合わせが自動的かつ
ワンタツチで行えるため、キヤツプの装着を極め
て容易に行える利点がある。
又、突子付きキヤツプを有するため、注出孔に
埃等が付着する不具合を生じることもなく、又、
栓状部材による回動封止を忘れても、突子により
容器体内液の漏出を防止できる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す縦断面図、
第2図はその分解斜視図、第3図は同じく作用状
態を示す説明図、第4図は本考案の第2実施例を
示す縦断面図、第5図は従来例を示す縦断面図で
ある。 20……容器体、21……栓状部材、22……
内キヤツプ状部材、23……ノズル部材、24…
…キヤツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 口部26を上方に有する弾性圧搾可能な胴部2
    5内を、縦設されたA,B二室に画成してなる容
    器体20と、該容器体口部に回動不能に内嵌させ
    るとともに、上記各室と別ルートで各々連通する
    一対の通路の開口部34a,34bを各々上面に
    開口してなる栓状部材21と、該栓状部材21の
    上端部に回動可能に外嵌させるとともに、頂壁3
    5を貫通する注出路を穿設させた内キヤツプ状部
    材22と、該内キヤツプ状部材22と相互に回動
    不能で且つ容器体20に対して回動可能に外嵌さ
    せたノズル部材23と、該ノズル部材23を覆つ
    て容器体口部26に着脱自在に外嵌させたキヤツ
    プ24とからなり、上記栓状部材21の各開口部
    34a,34bを、栓状部材頂壁33周縁に、一
    端を近接させ且つ他端を離間させた円弧状に各々
    構成し、上記キヤツプ状部材22の注出路を、内
    キヤツプ状部材頂壁35上面中心より外方へ伸び
    る長凹溝37と、該長凹溝37外側端に貫設した
    透孔36とで構成し、更に、上記ノズル部材23
    のノズル孔42を中心部に穿設して上記長凹溝3
    7中心側端部と常時水密に連通させるとともに、
    キヤツプ頂壁44裏面中央より該ノズル孔42を
    閉塞する突子46を垂設させ、内キヤツプ状部材
    22の回動により上記透孔36を、上記各開口部
    34a,34bの任意の一方と、或いは両開口部
    の近接位置で両開口部と水密に連通可能に構成
    し、且つ両開口部の離間位置で閉塞可能に設けた
    ことを特徴とする二部屋容器。
JP1986020726U 1986-02-14 1986-02-14 Expired JPH0427785Y2 (ja)

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JP1986020726U JPH0427785Y2 (ja) 1986-02-14 1986-02-14

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JP1986020726U JPH0427785Y2 (ja) 1986-02-14 1986-02-14

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JPS62132955U JPS62132955U (ja) 1987-08-21
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Families Citing this family (3)

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JPS60190635U (ja) * 1984-05-25 1985-12-17 株式会社吉野工業所 二重チユ−ブ容器

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JPS62132955U (ja) 1987-08-21

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