JP2022043584A - 異種内容物混合容器 - Google Patents

異種内容物混合容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2022043584A
JP2022043584A JP2020148927A JP2020148927A JP2022043584A JP 2022043584 A JP2022043584 A JP 2022043584A JP 2020148927 A JP2020148927 A JP 2020148927A JP 2020148927 A JP2020148927 A JP 2020148927A JP 2022043584 A JP2022043584 A JP 2022043584A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
discharge
discharge means
contents
content
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020148927A
Other languages
English (en)
Inventor
フン イ,ド
Do Fun Yi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pum Tech Korea Co Ltd
Original Assignee
Pum Tech Korea Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pum Tech Korea Co Ltd filed Critical Pum Tech Korea Co Ltd
Priority to JP2020148927A priority Critical patent/JP2022043584A/ja
Publication of JP2022043584A publication Critical patent/JP2022043584A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

【課題】第1,第2容器の結合が簡便で、結合過程で内容物が外部異物によって汚染されることを防止することはもちろん、第2容器の密閉を安定して維持することができる異種内容物混合容器を提供する。【解決手段】第1容器10と、第2容器20と、前記第1容器に設けられて貯蔵された内容物を吐出させる第1吐出手段30と、前記第2容器に設けられて貯蔵された内容物を吐出させる第2吐出手段40と、前記第1及び第2吐出手段を共に作動させ、第1及び第2吐出手段とそれぞれ連結される第1及び第2吐出流路52a,52bと第1及び第2吐出口54a,54bとが形成された押しボタン50とを含み、前記第2容器が容器結合空間16の開放された下部に挿入されることで第1容器と結合されると同時に、前記第2容器に設けられた第2吐出手段が第2吐出流路と連結されることを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、異種内容物混合容器に関し、より詳細には、第2容器が第1容器の容器結合空間下部に結合され、前記第1,第2容器の結合と同時に第2容器の吐出手段と吐出流路が軟質の密閉部材によって連結されることによって、第1,第2容器の結合が簡便で、結合過程で内容物が外部異物によって汚染されることを防止することはもちろん、第2容器の密閉を安定して維持することができるようにした異種内容物混合容器に関する。
一般的に、容器に収容される化粧品や医薬品のうち、効能や効果を倍加させるために互いに異なる二つ以上の内容物を混ぜて使用する場合が多々ある。
しかし、上記のように混ぜて使用される内容物を初めから混ぜて一つの容器に共に収容した後、流通または保管する場合、容器内部で化学的反応が起こり、内容物が凝固または沈殿することで排出不良が発生したり、内容物が変色または変質したりする問題が発生するようになる。
そのため、従来には互いに異なる成分の内容物をそれぞれ他の容器に保管した後、使用時に使用者が内容物をそれぞれ排出させて直接混ぜて使用したり、互いに異なる内容物をそれぞれ分離された他の容器に保管した後、使用時に二つの容器の入口をそれぞれ開放し、別途の容器に混ぜて使用する方法が提示されたが、かかる方法は別途の容器に貯蔵された内容物を使用者が直接混ぜて使用しなければならないので煩雑であり、紛失の危険性及び携帯性に劣る問題点もあった。
したがって、最近では一つの容器に異種内容物を隔離貯蔵して保管した後、必要時に使用者の操作によって混ぜて使用することができるようにした異液物質混合容器が開発された。
上記のような従来技術として、韓国登録特許第10-1923306号の異種物質混合容器が開示されたが、前記従来技術は、外容器内に内容器を挿着し、この内容器にそれぞれポンプセットのうち一つを装着しておき、この外容器と内容器に互いに異なる化粧品内容物を貯蔵しておき、一回のポンピングで異なる種類の化粧品内容物を同時に吐出して混ぜて使用することができるようにしたものである。
しかし、前記従来技術は、内容器が外容器に貯蔵された化粧品内容物と共に収容される構造であるため、外容器に内容器を組立または交換する過程で前記の内容器の外周縁についている外部異物が外容器内部に入り、外容器内に貯蔵された化粧品内容物を汚染させる問題点があった。
また、上記従来技術は、互いに異なる内容物が貯蔵された外容器と内容器が別途に包装された後、購入者によって組み立てられて使用される場合、開放された外容器の入口部に内容器全体が挿入されることで、前記内容器の体積または急な挿入によって外容器に貯蔵された内容物が外にあふれて周辺が汚染され、組立が不便な問題点があった。
韓国登録実用新案第20-0390095号(2005.07.18.公告)、「パウダー混合エッセンス化粧品容器」
韓国登録特許第10-1923306号(2018.11.28.公告)、「異種物質混合容器」
本発明は、互いに異なる内容物が貯蔵される第1,第2容器をそれぞれ第1,第2吐出手段と連結して押しボタンの押下作動によって異種の内容物を一回で外部に吐出させ、前記第2容器が第1容器の容器結合空間下部に結合され、前記第1,第2容器の結合と同時に第2容器に設けられた吐出手段と押しボタンに形成された吐出流路が連結されることによって、第1,第2容器の結合が簡便で、結合過程で内容物が外部異物によって汚染されることを防止することができるようにした異種内容物混合容器を提供することに目的がある。
また、本発明は、押しボタンの内側に第1容器の第1吐出手段と連結される第1吐出流路及び第2容器の第2吐出手段と連結される第2吐出流路が形成され、前記第2吐出流路の端部に軟質の密閉部材が形成されることで、第1容器に第2容器を結合する際、前記密閉部材と第2吐出手段が嵌合されることで第2容器の密閉を安定して維持することができるようにした異種内容物混合容器を提供することに目的がある。
本発明は、内部に内容物貯蔵空間と容器結合空間が分離して形成された第1容器と、前記第1容器の容器結合空間に結合される第2容器と、前記第1容器に設けられて貯蔵された内容物を吐出させる第1吐出手段と、前記第2容器に設けられて貯蔵された内容物を吐出させる第2吐出手段と、
前記第1及び第2吐出手段を共に作動させ、第1及び第2吐出手段とそれぞれ連結される第1及び第2吐出流路と第1及び第2吐出口とが形成された押しボタンを含み、
前記第2容器が容器結合空間の開放された下部に挿入されることで第1容器と結合されると同時に、前記第2容器に設けられた第2吐出手段が第2吐出流路と連結されることを特徴とする異種内容物混合容器を提供する。
また、前記第1容器には内側に支持板が形成されたキャップ部材がさらに結合され、前記支持板には吐出手段設置孔が形成されて第1吐出手段が設けられ、吐出手段貫通孔が形成されて第2吐出手段が貫通されてもよい。
また、前記第2容器は、第1容器の中心からどちらか片方に寄って位置することが好ましい。
また、前記第1吐出手段と第2吐出手段は、ポンピングによって内容物を外部に吐出させるポンプであることが好ましい。
また、前記押しボタンの第2吐出流路端部には軟質の密閉部材が形成されて第1容器と第2容器の結合時、第2容器に設けられた第2吐出手段と嵌合されてもよい。
また、前記密閉部材は、第2吐出流路に結合される結合部と第2吐出手段の第2ステムの内側に挿入される密閉挿入部からなってもよい。
本発明の実施例によれば、互いに異なる内容物が貯蔵される第1,第2容器をそれぞれ第1,第2吐出手段と連結し、押しボタンの押下作動によって異種の内容物を一回で外部に吐出させ、前記第2容器が第1容器の容器結合空間下部に結合され、さらに前記第1,第2容器の結合と同時に第2容器に設けられた吐出手段と押しボタンに形成された吐出流路が連結されることによって、第1,第2容器の結合が簡便であり、結合過程で内容物が外部異物によって汚染されることを防止することができる効果がある。
また、本発明の実施例によれば、押しボタンの内側に第1容器の第1吐出手段と連結される第1吐出流路及び第2容器の第2吐出手段と連結される第2吐出流路が形成され、前記第2吐出流路の端部に軟質の密閉部材が形成されることで、第1容器に第2容器を結合する際、前記密閉部材と第2吐出手段が嵌合されることで第2容器の密閉を安定して維持することができる効果がある。
本発明の実施例に係る混合容器の斜視図である。 本発明の実施例に係る混合容器の分解斜視図である。 本発明の実施例に係る混合容器の断面図である。 本発明の実施例によって第1容器に第2容器が結合される前の様子を例示した断面図である。 本発明の実施例によって第1容器と第2容器が結合される様子を例示した断面図である。 本発明の実施例に係る混合容器の押しボタンが押されて異種の内容物を同時に吐出させる様子を示す断面図である。 本発明の実施例に係る混合容器の押しボタンが元の位置に復元しながら第1,第2吐出手段内部に内容物が流入する様子を示す断面図である。
以下の本発明に関する詳細な説明は、本発明が実施され得る実施例であり、当該実施例の例示として図示された添付図面を参照する。これら実施例は、当業者が本発明を実施するに足るように詳細に説明される。本発明の多様な実施例は、互いに異なるが、相互排他的である必要はないことを理解されたい。例えば、ここに記載されている特定の形状、構造及び特性は、一実施例に関連して本発明の思想及び範囲を逸脱せずに他の実施例で具現され得る。また、それぞれの記載された実施例内の個別の構成要素の位置または配置は、本発明の思想及び範囲を逸脱せずに変更され得ることを理解されたい。
したがって、後述する詳細な説明は、限定的な意味をもって採用しようとするものではなく、本発明の範囲は、適切に説明されるならその請求項が主張することと均等なすべての範囲と、併せて添付された請求項によってのみ限定される。図面で類似する参照符号は、いくつかの側面において同一か類似する機能を指称する。
本発明で使用される用語は、本発明での機能を考慮しながら可能な限り現在広く使用される一般的な用語を選択したが、これは当分野に従事する技術者の意図または判例、新たな技術の出現などによって変わる場合がある。また、特定の場合は、出願人が任意に選定した用語もあり、この場合、該当する発明の説明部分において詳細にその意味を記載する。したがって、本発明で使用される用語は、単なる用語の名称ではなく、その用語が有する意味と本発明の全般にわたる内容を基に定義されなければならない。
本発明で、ある部分がある構成要素を「含む」とする場合、特に反対となる記載がない限り、他の構成要素を除外するものではなく、他の構成要素をさらに含み得ることを意味する。
図1ないし図7を参照して、本発明の一実施例に係る異種内容物混合容器について説明する。
図1は本発明の実施例に係る混合容器の斜視図であり、図2は本発明の実施例に係る混合容器の分解斜視図であり、図3は本発明の実施例に係る混合容器の断面図である。
図示されたように、本発明の一実施例に係る混合容器は、第1容器10と、第2容器20と、第1吐出手段30と、第2吐出手段40と、及び押しボタン50を含んで構成されてもよい。
前記第1容器10の内部には液状またはゲル状の第1内容物C1が収容され、一側には開放された入口部12が形成される。
図1に示すように、前記第1容器10は、硬質の材質で形成されて基本形態を維持するようになる。本発明の一実施例に係る混合容器の図面では、容器本体10を硬質の円筒形態で図示したが、これに限定されるものではなく、多様な形態または材質で形成されてもよい。
前記第1容器10は、図2と図3に示すように、内部に内容物貯蔵空間14と容器結合空間16が形成されてもよい。
前記内容物貯蔵空間14と容器結合空間16は、区画壁18によって区画されて分離されるが、前記区画壁18は、少なくとも一部分が第1容器10の内周縁と連結される部分的な円筒形態であることが好ましい。
そして、前記内容物貯蔵空間14には第1内容物C1が貯蔵され、前記容器結合空間16には第2容器20が着脱可能に結合される。ここで、前記容器結合空間16は、上部と下部が開放された形態で、開放された上部には第2吐出手段40が貫通され、開放された下部には第2吐出手段40が設けられた第2容器20が挿入される。
一方、前記第1容器10にはキャップ部材60がさらに結合されてもよい。前記キャップ部材60の一側には第1容器10の入口部12が固定結合され、他側には押しボタン50が垂直移動可能に結合されてもよい。
前記キャップ部材60の内側には支持板62が形成されるが、前記支持板62には吐出手段設置孔62aが形成されて第1吐出手段30が設けられ、吐出手段貫通孔62bが形成されて第2容器20が第1容器10の下部に結合する時、前記第2容器20に設けられる第2吐出手段40が貫通されてもよい。
また、前記支持板62の上部面には上部延長突輪62cが吐出手段設置孔62aの外側周囲に沿って上側に延長形成されてもよいが、前記上部延長突輪62cの内側に第1吐出手段30が挿入されて前記第1吐出手段30の遊動を防止するようになる。もちろん、前記上部延長突輪62cは、支持板62と別途に分離形成されて前記支持板62に結合されてもよい。
そして、前記キャップ部材60の支持板62の下部には第1容器10とキャップ部材60との間を密閉させる弾性材質の密閉板64が形成されるが、前記密閉板64には支持板62の吐出手段設置孔62aと対応される第1貫通孔64aが形成され、支持板62の吐出手段貫通孔62bと対応される第2貫通孔64bが形成されてもよい。
また、前記支持板62の吐出手段設置孔62aと隣接する上部には第1吐出手段30を支持板62に固定させる、アルファベットのL字の上下逆様形状の固定リング66が形成され、前記キャップ部材60の上部一側には押しボタン50の第1,第2吐出口54a、54bを外部に露出させる吐出口露出孔68が形成されてもよい。
前記第2容器20は、第1容器10の容器結合空間16に結合される。これによって、前記第2容器20は、第1容器10の容器結合空間16と対応される円筒形状で形成されてもよい。
ここで、前記第2容器20は、図2と図3に図示されたように、第1容器10の中心からどちらか片方に寄って位置し、後述する押しボタン50の第1,第2吐出流路52a、52bが水平に延長形成される方向の下側に位置することが好ましい。
前記第2容器20の内部には第2内容物C2が貯蔵されてもよいが、前記第2内容物C2は、第1内容物C1と互いに異なる内容物として、第1内容物C1と混ぜて使用された時に効能や効果を倍加させるようになる内容物であることが好ましい。
前記第2容器20の一側には第2容器20内部に貯蔵された内容物を外部に吐出させる第2吐出手段40が設けられ、前記第1容器10の容器結合空間16下部に挿入されることで前記第1容器10の内部に固定結合される。
そして、前記第2容器20の底面には第2吐出手段40の作動時毎に外部空気を第2容器20内部に流入させる空気流通孔22が形成される。
すなわち、従来の混合容器は、内容器全体が開放された外容器の入口部に挿入されて外容器に貯蔵された化粧品内容物と共に収容される構造であるため、外容器に内容器を組立または交換する過程で前記内容器の外周縁についている外部異物が外容器内部に入り外容器内に貯蔵された化粧品内容物を汚染させるようになり、また内容器の体積または急な挿入によって外容器に貯蔵された内容物が外にあふれて周辺が汚染される問題点があった。
かかる問題点を改善するために、本発明の一実施例に係る混合容器は、図3に示すように、第1容器10の内部空間を区画して内容物が貯蔵される内容物貯蔵空間14と第2容器20が装着される容器結合空間16を分離形成し、使用時に前記第2容器20を容器結合空間16の開放された下部に挿入することで第1容器10と結合すると同時に、前記第2容器20に設けられた第2吐出手段40を第2吐出流路52bと連結することで、第1容器10に結合される第2容器20が第1内容物C1に影響を与えないようにする。したがって、第1容器10と第2容器20の結合がより簡便になり、第2容器20の結合過程で第1内容物C1が外部異物によって汚染されることを防止することができるようになる。
本発明の一実施例に係る混合容器の図面では、第1容器10と第2容器20がアンダーカット結合されるものとして図示したが、これに限定されるものではなく、突起と溝の結合または強制嵌合結合またはネジ結合など多様な結合方式を有することができる。
前記第1吐出手段30は、少なくとも一部分が第1容器10の内部に挿入された状態でキャップ部材60の支持板62に設けられて前記第1容器10に貯蔵された第1内容物C1を外部に吐出させる。ここで、前記第1吐出手段30は、ポンピング作用によって定量の内容物を外部に吐出させるポンプであることが好ましい。
前記第1吐出手段30は、図3に示すように、一側に第1内容物吸入口31aが形成された第1ハウジング31と、前記第1ハウジング31の第1内容物吸入口31aを開閉する第1吸入バルブ32と、前記第1ハウジング31の下部に結合されて第1内容物C1を第1ハウジング31に吸入する第1吸入管33と、前記第1ハウジング31の上部に固定結合される第1ハウジングキャップ34と、前記第1ハウジング31内側に形成されて前記第1ハウジング31内側で垂直移動する第1ピストン支え35と、前記第1ピストン支え35の外側に嵌合されて第1ハウジング31の内側面に密着される第1ピストン36と、前記第1ピストン支え35の上部に結合される第1ステム37、及び前記第1ステム37を弾力支持する第1バネ38から構成されてもよい。
そして、前記第1吐出手段30の第1ハウジング31とキャップ部材60の支持板62との間には、第1容器10内部の密閉力向上のために密閉リング39がさらに形成されてもよい。
前記第2吐出手段40は、少なくとも一部分が第2容器20の内部に挿入された状態で固定設置されて前記第2容器20と共に第1容器10に挿入される。前記第2吐出手段40は、第2容器20に貯蔵された第2内容物C2を外部に吐出させるが、ここで前記第2吐出手段40は、ポンピング作用によって定量の内容物を外部に吐出させるポンプであることが好ましい。
前記第2吐出手段40は、図3に示すように、一側に第2内容物吸入口41aが形成された第2ハウジング41と、前記第2ハウジング41の第2内容物吸入口41aを開閉する第2吸入バルブ42と、前記第2ハウジング41の上部に結合されて第2ハウジング41を第2容器20の一側に固定させる第2ハウジングキャップ44と、前記第2ハウジング41内側に形成されて前記第2ハウジング41内側で垂直移動する第2ピストン支え45と、前記第2ピストン支え45の外側に嵌合されて第2ハウジング41の内側面に密着される第2ピストン46と、前記第2ピストン支え45の上部に結合される第2ステム47と、前記第2ステム47を弾力支持する第2バネ48、及び前記第2容器20の内部で吐出された第2内容物C2分だけ前記第2内容物C2を第2ハウジング41の方向に引き上げる第2押板49で構成されてもよい。
一方、前記第1吐出手段30と第2吐出手段40は、それぞれポンピングする第1,第2内容物C1、C2の使用比率に応じて互いに大きさ及び構造が変わる場合がある。例えば、前記第1吐出手段30によって吐出される第1内容物C1を第2吐出手段40によって吐出される第2内容物C1よりも多く吐出させて混ぜて使用しようとする場合、前記第1吐出手段30のピストン行程距離及びシリンダ内径を第2吐出手段40よりも大きく形成してもよい。
前記押しボタン50は、キャップ部材60に上下移動可能に結合され、使用者の押す作動によって押されながら第1,第2吐出手段30、40を共に作動させる。
前記押しボタン50の内側には上述した第1,第2吐出手段30、40とそれぞれ連結される第1,第2吐出流路52a、52bが形成され、前記第1,第2吐出流路52a、52bの外部に露出した一側端部にはそれぞれ第1,第2吐出口54a、54bが形成される。
前記押しボタン50の第1吐出流路52aは、第1吐出手段30の第1ステム37と結合されて前記第1吐出手段30によってポンピングされる第1内容物C1を第1吐出口54aに移動させるようになり、前記第2吐出流路52bは、第2吐出手段30の第2ステム47と結合されて前記第2吐出手段40によってポンピングされる第2内容物C2を第2吐出口52bに移動させるようになる。
そして、前記第2吐出流路52bの端部、すなわち、第2吐出口54bの反対側には軟質の密閉部材70が形成されてもよい。前記密閉部材70は、第1容器10と第2容器20の結合時、第2容器20に設けられた第2吐出手段40に嵌合されて前記第2容器20及び第2吐出手段40の内部を安定的に密閉させる。
つまり、前記密閉部材70は、上部と下部が開放された管状で、第2吐出流路52bに結合される結合部72と第2吐出手段40の上部に挿入される密閉挿入部74からなってもよいが、前記結合部72は、第2吐出流路52bの端部に挿入されて固定結合され、前記密閉挿入部74は、第2吐出手段40の第2ステム47上部内周縁にタイトに嵌合される。
ここで、前記密閉部材74は、第2容器20内部の密閉力をより向上させることはもちろん、第2吐出手段40の第2ステム47内側に優しく挿入されるように弾性材質で形成され、ウレタンゴム(urethane rubber)、天然ゴム(natural rubber)、エラストマー(elastomer)、NBR(nitrile-butadiene rubber)、シリコーン(silicone)のうちいずれか一つ以上の材質または弾性を有するポリプロピレン(polypropylene)、ポリエチレン(polyethylene)、ABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)、TPE(Thermo Plastic Elastomer)のうちいずれか一つ以上の材質で形成されることが好ましい。もちろん、前記密閉部材70は、上述した材質に限定されるものではなく、一定の弾性を有する範囲内で多様な材質で形成されてもよい。
そして、前記第1,第2吐出口54a、54bは、互いに上下に形成されることが好ましい。すなわち、前記第1吐出口54aの隣接する下部に第2吐出口54bが位置して前記第1吐出口54aから吐出される第1内容物C1と第2吐出口54bから吐出される第2内容物C2を混ぜて使用するようになる。
図4ないし図7は本発明の一実施例に係る異種内容物混合容器の組立及び使用を例示した図面であって、これを参照して本発明の一実施例に係る異種内容物混合容器の組立及び使用過程について説明する。
図4は本発明の実施例によって第1容器に第2容器が結合される前の形態を例示した断面図であり、図5は本発明の実施例によって第1容器と第2容器が結合される形態を例示した断面図であり、図6は本発明の実施例に係る混合容器の押しボタンが押されて異種の内容物を同時に吐出させる形態を示す断面図であり、図7は本発明の実施例に係る混合容器の押しボタンが元の位置に復元しながら第1,第2吐出手段内部に内容物が流入する形態を示す断面図である。
まず、本発明の一実施例に係る混合容器を組み立てるためには図示されたように、第1容器10の内容物貯蔵空間14に液状またはゲル状の第1内容物C1を充填する。
次に、前記キャップ部材60の吐出手段設置孔62aに第1ハウジング31と、第1吸入バルブ32と、第1吸入管33と、第1ハウジングキャップ34と、第1ピストン支え35と、第1ピストン36と、第1ステム37、及び第1バネ38で構成された第1吐出手段30を設け、前記支持板62の上部延長突輪62cに固定リング66を結合して第1吐出手段30を固定させる。
次に、前記第1容器10の入口部12にキャップ部材60を結合し、前記キャップ部材60の開放された上部に押しボタン50を上下移動可能に結合する。この時、前記押しボタン50の第1吐出流路52a端部は、第1吐出手段30の第1ステム37と結合され、第2吐出流路52b端部には軟質の密閉部材70が結合された状態である。
次に、前記第2容器20の内部底に押板49を挿入し、液状またはゲル状の第2内容物C2を充填した後、第2ハウジング41と、第2吸入バルブ42と、第2ハウジングキャップ44と、第2ピストン支え45と、第2ピストン46と、第2ステム47、及び第2バネ48で構成された第2吐出手段40を設ける。
次に、図4に示すように、上記のように組み立てられた第1容器10と第2容器20をそれぞれ別途に包装する。この時、前記第2容器20に設けられた第2吐出手段40の端部は、密封(sealing)されて流通または保管時に前記第2吐出手段40の内側に外部異物が入ることを防ぐことができる。
一方、上記のように組み立てられた混合容器を使用する際には、図5に示すように、前記第2容器20を第1容器10の容器結合空間16下部に挿入して結合する。この時、前記第2容器20に設けられた第2吐出手段40が第1容器10の容器結合空間16を経てキャップ部材60の吐出手段貫通孔62bを貫通した後、第1容器10と第2容器20が固定結合されると同時に、前記第2吐出手段40の第2ステム47内側に密閉部材70がタイトに嵌合される。これによって、前記第1容器10に貯蔵された第1内容物C1と第2容器20に貯蔵された第2内容物C2が第1,第2吐出手段30、40を介して共に吐出されることができる状態となる。
その後、図6に示すように、押しボタン50を押して第1吐出手段30と第2吐出手段40を同時に加圧しながら第1容器10に貯蔵された第1内容物C1と第2容器20に貯蔵された第2内容物C2を共に吐出させ、これと共に吐出された互いに異なる内容物を混ぜて使用する。
さらに詳細には、第1,第2吐出手段30、40が共に加圧されると、第1,第2ステム37、47と前記第1,第2ステム37、47の下部に結合された第1,第2ピストン支え35、45が下側に移動するが、この時、前記第1,第2吐出手段30、40の第1,第2ピストン36、46は、第1,第2ハウジング31、41内側面に密着されているため、前記第1,第2ピストン支え35、45のみ下側に移動しながら第1,第2ピストン支え35、45と第1,第2ピストン36、46との間に隙間が発生して第1,第2内容物C1、C2の吐出通路が生じる。
その後、下側に移動していた第1,第2ステム37、47の下端が第1,第2ピストン36、46を押して前記第1,第2ピストン36、46が第1,第2ピストン支え35、45と共に下側に移動しながら第1,第2ハウジング31、41内部の体積が減るようになり、これによって、第1,第2ハウジング31、41内の吐出圧力によって第1,第2吸入バルブ32、42が第1,第2内容物吸入口31a、41aを閉鎖させると同時に、第1,第2ハウジング31、41内に収容されていた第1,第2内容物C1、C2が第1,第2ピストン支え35、45と第1,第2ピストン36、46との間から出て第1,第2ピストン支え35、45の内部及び第1,第2吐出流路52a、52bを通過して第1,第2吐出口54a、54bに吐出される。
その後、図7に示すように、前記押しボタン50の加圧を解除すると、第1,第2ステム37、47を弾力支持する第1,第2バネ38、48の弾性によって前記第1,第2ステム37、47と前記第1,第2ステム37、47の下側に結合された第1,第2ピストン支え35、45が上側に移動するようになる。この時、前記第1,第2ピストン支え35、45の下部が第1,第2ピストン36、46を上に引き上げて第1,第2ピストン支え35、45と第1,第2ピストン36、46との間の隙間が詰まりながら前記第1,第2ピストン支え35、45と第1,第2ピストン36、46が共に上側に移動するようになる。
これによって、第1,第2ハウジング31、41内部の体積が大きくなり真空圧が発生し、かかる真空圧によって第1,第2吸入バルブ32、42が持ち上がりながら第1,第2内容物吸入口31a、41aが開放されて第1,第2容器10、20内に貯蔵されている第1,第2内容物C1、C2が第1,第2ハウジング31、41内部に流入する。これと同時に、第2容器20の内部に形成された押板49が吐出された第2内容物C2分だけ上側に移動する。
その後、上記のように共に吐出された異種の第1,第2内容物C1、C2を混ぜて使用する。
以上のように本説明では具体的な構成要素などのような特定事項と限定された実施例及び図面によって説明されたが、これは本発明のより全般的な理解を助けるために提供されたものに過ぎず、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、本発明が属する分野で通常の知識を有する者であれば、かかる記載から多様な修正及び変形が可能である。
したがって、本発明の思想は説明された実施例に局限して定められてはならず、後述する請求の範囲だけでなく、本請求の範囲と均等か等価的な変形を伴うすべては本発明思想の範疇に属するといえる。
10 第1容器
12 入口部
14 内容物貯蔵空間
16 容器結合空間
20 第2容器
22 空気流通孔
30 第1吐出手段
40 第2吐出手段
50 押しボタン
52a 第1吐出流路
52b 第2吐出流路
54a 第1吐出口
54b 第2吐出口
60 キャップ部材
62 支持板
62a 吐出手段設置孔
62b 吐出手段貫通孔
70 密閉部材

Claims (6)

  1. 内部に内容物貯蔵空間と容器結合空間とが分離して形成された第1容器と、
    前記第1容器の容器結合空間に結合される第2容器と、
    前記第1容器に設けられて貯蔵された内容物を吐出させる第1吐出手段と、
    前記第2容器に設けられて貯蔵された内容物を吐出させる第2吐出手段と、
    前記第1及び第2の吐出手段を共に作動させ、第1及び第2の吐出手段にそれぞれ連結される第1及び第2吐出流路と第1及び2吐出口とが形成された押しボタンと、
    を含み、
    前記第2容器が容器結合空間の開放された下部に挿入されることで第1容器と結合されると同時に、前記第2容器に設けられた第2吐出手段が第2吐出流路と連結されることを特徴とする、異種内容物混合容器。
  2. 前記第1容器には内側に支持板が形成されたキャップ部材がさらに結合され、前記支持板には吐出手段設置孔が形成されて第1吐出手段が設けられ、吐出手段貫通孔が形成されて第2吐出手段が貫通されることを特徴とする、
    請求項1に記載の異種内容物混合容器。
  3. 前記第2容器は、第1容器の中心からどちらか片方に寄って位置することを特徴とする、
    請求項1に記載の異種内容物混合容器。
  4. 前記第1吐出手段と第2吐出手段は、ポンピングによって内容物を外部に吐出させるポンプであることを特徴とする、
    請求項1に記載の異種内容物混合容器。
  5. 前記押しボタンの第2吐出流路端部には軟質の密閉部材が形成されて第1容器と第2容器との結合時、第2容器に設けられた第2吐出手段と嵌合されることを特徴とする、
    請求項1に記載の異種内容物混合容器。
  6. 前記密閉部材は、第2吐出流路に結合される結合部と第2吐出手段の第2ステムの内側に挿入される密閉挿入部からなることを特徴とする、
    請求項5に記載の異種内容物混合容器。
JP2020148927A 2020-09-04 2020-09-04 異種内容物混合容器 Pending JP2022043584A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020148927A JP2022043584A (ja) 2020-09-04 2020-09-04 異種内容物混合容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020148927A JP2022043584A (ja) 2020-09-04 2020-09-04 異種内容物混合容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022043584A true JP2022043584A (ja) 2022-03-16

Family

ID=80668505

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020148927A Pending JP2022043584A (ja) 2020-09-04 2020-09-04 異種内容物混合容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2022043584A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS571163U (ja) * 1980-06-02 1982-01-06
JPS62132955U (ja) * 1986-02-14 1987-08-21
KR20080006222U (ko) * 2007-06-11 2008-12-16 김태준 구조물 고착제용 카트리지
JP2009023684A (ja) * 2007-07-19 2009-02-05 Eiji Mori 塗装スプレー缶
US20140299629A1 (en) * 2011-06-14 2014-10-09 Bader Abdullah Al Kalloti Condiment dispener
WO2019203064A1 (ja) * 2018-04-20 2019-10-24 株式会社資生堂 吐出器、及び吐出装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS571163U (ja) * 1980-06-02 1982-01-06
JPS62132955U (ja) * 1986-02-14 1987-08-21
KR20080006222U (ko) * 2007-06-11 2008-12-16 김태준 구조물 고착제용 카트리지
JP2009023684A (ja) * 2007-07-19 2009-02-05 Eiji Mori 塗装スプレー缶
US20140299629A1 (en) * 2011-06-14 2014-10-09 Bader Abdullah Al Kalloti Condiment dispener
WO2019203064A1 (ja) * 2018-04-20 2019-10-24 株式会社資生堂 吐出器、及び吐出装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10195625B2 (en) Heterogeneous contents mixing container with improved productivity and sealing ability
JP6966594B2 (ja) 異種内容物混合容器
US11180304B2 (en) Heterogeneous contents mixing vessel
KR102178156B1 (ko) 이종 내용물 혼합 용기
KR101972213B1 (ko) 이종물질혼합용기
US11034503B1 (en) Container for mixing heterogeneous contents
CN109649819B (zh) 一种泵组件及具有内容物排出功能的容器
CN111743286B (zh) 化妆盒
KR101907778B1 (ko) 이종물질혼합용기
KR102243386B1 (ko) 이종 내용물 혼합 용기
KR102176512B1 (ko) 이종 내용물 혼합 용기
JP2024032671A (ja) 押圧作動式ダブル流体ディスペンサ
JP2022043584A (ja) 異種内容物混合容器
KR20210129555A (ko) 펌프형 화장품 용기
KR20210117114A (ko) 이종물질 혼합용기의 리필 장치 및 누름 버튼
KR20210064894A (ko) 이종 내용물 토출 용기
EP3964297A1 (en) Container for mixing heterogeneous contents
JP6714027B2 (ja) 流体容器
KR20200122864A (ko) 이종물질혼합용기
KR20210064892A (ko) 이종 내용물 토출 용기
CN114148605A (zh) 异种内容物混合容器
KR20200115875A (ko) 이종 내용물 혼합 용기
KR102563067B1 (ko) 이종물질혼합용기
WO2004043610A1 (ja) ポンプユニット及び容器
KR102594524B1 (ko) 이종 화장품이 수납되는 듀얼 화장품용기

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201005

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210831

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220329