JPH068036Y2 - スクイズ容器用注出切換えキャップ - Google Patents

スクイズ容器用注出切換えキャップ

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JPH068036Y2
JPH068036Y2 JP11701187U JP11701187U JPH068036Y2 JP H068036 Y2 JPH068036 Y2 JP H068036Y2 JP 11701187 U JP11701187 U JP 11701187U JP 11701187 U JP11701187 U JP 11701187U JP H068036 Y2 JPH068036 Y2 JP H068036Y2
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JP
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groove portions
cylinder
cap
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JP11701187U
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義幸 角田
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は、直接噴出と噴霧とを切換えて使用できるよう設
けたスクイズ容器用注出切換えキャップに係る。
「従来の技術と考案が解決しようとする課題」 スクイズ容器はいうまでもなく胴部を弾性圧搾して内容
液を加圧注出するものであるが、従来のスクイズ容器の
殆んどのものは洗剤や化粧液収納用にみられるように、
内容液を液体のまま直接噴出させるよう形成してあり、
例えば、容器体口頸部嵌合用の周壁を頂壁周壁から垂設
し、かつ該頂壁中央部から棒栓を起立してその基部周り
に透孔を穿設した注出栓を設け、一方、該注出栓の頂部
上面に、前記棒栓で開閉される注出孔を持つ注出キャッ
プを昇降可能に設け、該注出キャップを押下げたとき注
出孔を閉栓し、引上げたとき開栓して注出可能としたキ
ャップが知られている。
ところで、洗剤等をスポンジ等に注ぐ場合は直接噴出で
よいが、浴槽等のように対象物が大きい場合は霧状に広
く散らして広い面積に噴霧できるようにすることが望ま
しい。
本考案は、上記注出栓に対して注出キャップを回動させ
ることにより、直接噴出と噴霧とを切換えて使用できる
よう設けた。
「課題を解決するための手段」 容器体口頸部嵌合用の周壁15を周縁から垂設する頂板7
中央部を上面閉塞の円筒状に上方へ突出して、この突出
筒8周囲の頂板7部分に複数の透孔19,9を穿設し、
また、頂板7の上面外周部から係合筒11を起立し、前記
突出筒8の上面周縁に小突条17を周設し、その突出筒8
外面の前後上半および左右上半部分に縦溝部を穿設する
と共に、前記小突条17の前後および左右両部分に突出筒
8半径方向への第1横溝部18,18と上面視ほぼ平行な斜
めの第2横溝部19,19とを穿設して、上記前後両縦溝部
と第1横溝部18,18とで直接噴出用通液溝20,20を、かつ
左右両縦溝部と第2横溝部19,19とで噴霧用通液溝21,21
を、それぞれ形成した固定キャップ6と、前記小突条17
上端面へ水密に当接させた上壁24周縁から外側周壁25を
垂設して該外側周壁を前記係合筒11外面に、かつ上壁24
下面から垂設した嵌合周壁28を前記突出筒8外面に、そ
れぞれ回動可能に嵌合させ、また、嵌合周壁28の下部内
面両側に、前記突出筒8に対する嵌合周壁28の回動によ
り前記直接噴出用通液溝20,20または噴霧用通液溝21,21
と透孔9,9とをそれぞれ連通およびその連通の解消が
可能な連通用凹溝29,29を縦設し、また、上壁24中央部
に前記第1,第2両横溝部18,19と連通する注出孔30を
穿設したヘッドキャップ23とからなり、前記周壁15外面
と外側周壁25外面とに、直接噴出と噴霧との切換えおよ
び前記両通液溝20,21と透孔9,9との非連通状態を表
示する目印を付した。
「作用」 上記において、ヘッドキャップ23の外側周壁25外面に
は、噴霧可能な状態を示す“散”、直接噴出可能な状態
を示す“直”、噴霧、直接噴出ともに不能な状態を示す
“閉”の文字が記入され、一方固定キャップ6の周壁15
外面部分には選択操作の指示印16が刻まれている。
ここで、ヘッドキャップ23を回動し、第1図のように
“直”を指示印16に合わせると、固定キャップ6の直接
噴出用通液溝20,20と透孔9,9とが連通用凹溝29,29を
介して連通されるから、該状態で、容器1胴部を弾性圧
搾すると、内容液が加圧され透孔9,9および直接噴出
用通液溝20,20を経て注出孔30から噴出される。この場
合、噴霧用通液溝21,21は嵌合周壁28内面で塞がれてお
り、開通状態とならない。
次に、ヘッドキャップ23を回動して、“散”を指示印16
に合わせると、噴霧用通液溝21,21と透孔9,9とが連
通用凹溝29,29を介して連通され、透孔9,9、連通用
凹溝29,29、噴霧用通液溝21,21および注出孔30で構成さ
れる噴霧用通液路が開通し、内容液が噴霧される。この
場合、噴霧用通液溝21,21は、突出筒8の左右両部に穿
設された縦溝部と、小突条17の左右両部に穿設された上
面平面視ほぼ平行な斜めの第2横溝部19,19とで形成さ
れているので、内容液は縦溝部を通って第2横溝部19,1
9から小突条17内面寄りに噴出され、注出孔30には円弧
を描いて遠回りして達するのでスピンをかかり、注出孔
30から噴霧される。尚、直接噴出用通液溝20,20は嵌合
周壁28内面で塞がれており、開通状態とならない。
ヘッドキャップ23を更に回動させて、“閉”を指示印16
に合わせると、ヘッドキャップ23の連通用凹溝29,29は
直接噴出用通液溝20,20および噴霧用通液溝21,21から外
れた個所に位置するため、両通液溝20,21と透孔9,9
とは非連通状態にあり、容器1胴部を弾性圧搾しても内
容液が注出ないし噴霧されない。
「実施例」 本考案のスクイズ容器用注出切換えキャップは、スクイ
ズ容器1の口頸部2に装着される固定キャップ6と、こ
の固定キャップ6頂部に回動可能に装着されたヘッドキ
ャップ23とからなり、合成樹脂材で成形製作される。
スクイズ容器1は、胴部を弾性圧搾できるように弾性変
形可能としてあり、また口頸部2外面にねじ3を、この
ねじ3直下部にまわり止め防止用の突条4を突設してい
る。
固定キャップ6は、頂板7中央部を円筒状に上方へ突出
し、この突出筒8周りの頂板7両側に透孔9,9を穿設
し、また、頂板7の周縁近く上面から下部外面に係合突
条10を突設した係合筒11を起立し、この係合筒11内方の
頂板7部分から、上部外面に封止用突条12を設けた中間
筒13を起立し、また、頂板7裏面から前記口頸部2の上
部内面に内嵌する短周壁14を垂設し、頂板7周縁から垂
設した周壁15で前記口頸部2外面に螺合装着しており、
更に、その周壁15の外面部分に三角形の指示印16を付し
ている。
前記突出筒8は上面周縁に小突条17を周設した形状と
し、その突出筒8外面の前後上半および左右上半部分に
縦溝部を穿設すると共に、前記小突条17の前後から突出
筒8の上面前後に、底壁を内方が高い傾斜面とし、かつ
突出筒8半径方向への第1横溝部18,18を穿設し、ま
た、小突条17の左右両部分に上面視ほぼ平行な斜めの第
2横溝部19,19を穿設して、上記前後両縦溝部と第1横
溝部18,18とで直接噴出用通液溝20,20を、かつ左右両縦
溝部と第2横溝部19,19とで噴霧用通液溝21,21を、それ
ぞれ形成している。
ヘッドキャップ23は、上壁24下面から外側周壁25、内側
周壁26、筒状栓27および嵌合周壁28をそれぞれ垂設し
て、外側周壁25を既述係合筒11外面に、かつ内側周壁26
を既述中間筒13外面に、また筒状栓27を既述中間筒13の
上部内面に、更に嵌合周壁28を既述突出筒8外面に、そ
れぞれ回動可能に嵌合させると共に、前記外側周壁25の
内面下端に付設した突部を既述係合突条10下面に係合さ
せて外側周壁25を抜け止めし、また、その上壁24の下面
中央部を既述小突条17上端面に水密に当接させている。
更に、前記嵌合周壁28の下部内面両側には、既述突出筒
8に対する嵌合周壁28の回動により既述直接噴出用通液
溝20,20または噴霧用通液溝21,21と透孔9,9とを連通
およびその連通の解消が可能な連通用凹溝29,29を縦設
し、更に、上壁24中央部に既述第1,第2両横溝部18,1
9と連通する注出孔30を穿設し、また、前記外側周壁25
外面に所要の間隔をおいて“直”“散”“閉”の文字を
付し、それ等文字と既述指示印16とで直接噴出と噴霧と
の切換えおよび両通液溝20,21と透孔9,9との非連通
状態を表示する目印としている。
「考案の効果」 上記したように本考案では、スクイズ容器1の口頸部2
に装着された固定キャップ6側に、直接噴出用通液溝2
0,20と噴霧通液溝21,21を並設し、一方この固定キャッ
プ6頂部に回動可能に取付けられるヘッドキャップ23に
注出孔30を穿設し、このヘッドキャップ23の回動位置に
より、直接噴出または噴霧可能な状態および噴出、噴霧
ともに不能な状態を選択できるようにしたので、利用上
至極便利である。しかもその選択操作はヘッドキャップ
23を僅かな角度回動すればよく簡便であり、また部品数
も二部品ですみ、構造も簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案キャップの一実施例を、直接噴出可能
な状態で示す半部縦断面図、第2図は、同実施例の固定
キャップとヘッドキャップとの分解斜視図、第3図a,
bは、固定キャップの突出筒の拡大平面図と拡大斜視図
である。 6…固定キャップ、23…ヘッドキャップ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器体口頸部嵌合用の周壁15を周縁から垂
    設する頂板7中央部を上面閉塞の円筒状に上方へ突出し
    て、この突出筒8周囲の頂板7部分に複数の透孔9,9
    を穿設し、また、頂板7の上面外周部から係合筒11を起
    立し、前記突出筒8の上面周縁に小突条17を周設し、そ
    の突出筒8外面の前後上半および左右上半部分に縦溝部
    を穿設すると共に、前記小突条17の前後および左右両部
    分に突出筒8半径方向への第1横溝部18,18と上面視ほ
    ぼ平行な斜めの第2横溝部19,19とを穿設して、上記前
    後両縦溝部と第1横溝部18,18とで直接噴出用通液溝20,
    20を、かつ左右両縦溝部と第2横溝部19,19とで噴霧用
    通液溝21,21を、それぞれ形成した固定キャップ6と、
    前記小突条17上端面へ水密に当接させた上壁24周縁から
    外側周壁25を垂設して該外側周壁を前記係合筒11外面
    に、かつ上壁24下面から垂設した嵌合周壁28を前記突出
    筒8外面に、それぞれ回動可能に嵌合させ、また、嵌合
    周壁28の下部内面両側に、前記突出筒8に対する嵌合周
    壁28の回動により前記直接噴出用通液溝20,20または噴
    霧用通液溝21,21と透孔9,9とをそれぞれ連通および
    その連通の解消が可能な連通用凹溝29,29を縦設し、ま
    た、上壁24中央部に前記第1,第2両横溝部18,19と連
    通する注出孔30を穿設したヘッドキャップ23とからな
    り、前記周壁15外面と外側周壁25外面とに、直接噴出と
    噴霧との切換えおよび前記両通液溝20,21と透孔9,9
    との非連通状態を表示する目印を付したことを特徴とす
    るスクイズ容器用注出切換えキャップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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