JPH0340761Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0340761Y2
JPH0340761Y2 JP1984000634U JP63484U JPH0340761Y2 JP H0340761 Y2 JPH0340761 Y2 JP H0340761Y2 JP 1984000634 U JP1984000634 U JP 1984000634U JP 63484 U JP63484 U JP 63484U JP H0340761 Y2 JPH0340761 Y2 JP H0340761Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
spouting
upright pieces
hole
cap body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984000634U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60112453U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP63484U priority Critical patent/JPS60112453U/ja
Publication of JPS60112453U publication Critical patent/JPS60112453U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0340761Y2 publication Critical patent/JPH0340761Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は、注出キヤツプに係る。
「従来の技術」 この種注出キヤツプとして、例えば、実公昭63
−16286号公報の考案が知られている。該キヤツ
プは、キヤツプ本体に注出用のノズルを下部にて
起倒自在に装着すると共に、その起倒操作により
ノズル孔の下端を開閉させる起倒開閉手段を講
じ、開孔にてびん等に収納した内容物の注出が可
能なるよう形成している。
「考案が解決しようとする課題」 上記従来例は、ノズルの下部をキヤツプ本体に
起倒自在に装着しているため、ノズルの先端が他
物に接触すると不用意に起倒回動し、これが内容
物の注出時に生じると、ノズルの方向が変わり、
思わぬ場所に内容物を注出して周囲を汚したり、
或いは、ノズル孔が閉孔して内容物が注出が突然
中断する不都合があつた。
本案は、そような不都合を解消することを目的
とする。
「課題を解決するための手段」 キヤツプ本体1の頂壁11に注出孔12を穿設
し、該注出孔の左右で頂壁11から一対の起立片
13,13を突設し、該起立片間に側面形状が下
拡がりの扇形をなし且つ内部に該扇形に合わせて
逆V字状流路を開通した注出ヘツド2を配して、
該注出ヘツド上部を起立片13,13上部へ前後
揺動自在に枢着すると共に、ヘツド下面を上記注
出孔12の周辺へ摺動自在に当接させた。
「作用」 如上の構成であり、びん等の口部へ装着して使
用するが、注出ヘツド2が揺動中点にある図示の
状態では、キヤツプ本体1の注出孔12が注出ヘ
ツド2で閉塞されている。
この閉塞状態において、注出ヘツド2を後方ま
たは前方へ押し、軸21,21を中心に後方また
は前方へ回動させると、注出ヘツドの逆V字状流
路23が前部流路232または後部流路233で
キヤツプ本体1の注出孔12と連通する。従つ
て、この注出孔12及び逆V字状流路23を通じ
てびん等に収容されている内容物を注出できる。
注出後、その注出ヘツド2を逆動させれば、元
の閉塞状態に戻る。
「実施例」 以下、本案を図示の実施例により詳細に説明す
る。
図において、1は、キヤツプ本体、2は、該キ
ヤツプ本体の上に装着した注出ヘツドであり、こ
れらは適宜合成樹脂から成る。
キヤツプ本体1は、頂壁11の中央に注出孔1
2を有し、該注出孔の左右両側で頂壁11から一
対の起立片13,13を並行に突設し、、該起立
片の上部内面に一対の軸穴14,14を形成し、
起立片13,13間の頂壁11上面部分をその軸
穴14,14に中心軸をおく円弧面15に形成
し、頂壁11の周縁から垂下する周壁16の内周
に螺条17を周設している。
注出ヘツド2は、上記一対の起立片13,13
間に前後揺動自在に内接させる側面形状下拡がり
の扇形のブロツクに形成し、両側面上部に上記軸
穴14,14に対応する片持ちの一対の軸21,
21を突設してその軸穴14,14へ回動自在に
嵌合し、下面を該軸21,21に中心をおきキヤ
ツプ本体1の上記円弧面15に摺動自在に面接触
する円弧摺動自在面22に形成し、また、内部
に、上端へ1つに開口し、該開口部31から前後
に分岐した2つの流路232,233を下端へ開
通させてなる扇形に合わせた逆V字状流路23を
設けている。
なお、注出ヘツド2とキヤツプ本体1の起立片
13,13との間で、突子と案内溝、クリツク機
構等による位置決め手段を講じると一層よい。
「考案の効果」 本案によれば、注出孔12を開閉できて、閉じ
ることにより内容物の不意の流出や蒸散や塵埃及
び雑菌の侵入等を防止できるばかりでなく、その
開閉に当たつて前後いずれの方向からも押圧操作
できて、操作、取扱いが極めて容易であり、使用
上頗る便利重宝である。
また、注出ヘツド2の上部を起立片13,13
の上部に前後揺動可能にに枢着したから、注出ヘ
ツド2の先端が他物に接触しても揺動せず、既述
従来例のように注出方向が変つて周辺を汚した
り、注出が中断する等の不都合が生じる余地がな
く、使い勝手が極めて良い。
また、部材を最少限にできて、構造を簡素化で
き、組立ても容易であり、安価に提供できる。
更、外観を美観にでき、開閉状態を一見して確認
でき、実用上甚だ有益である。
【図面の簡単な説明】
図面は、本案実施例で、第1図は、斜視図、第
2図は、縦断側面図、第3図は、要部の縦断正面
図である。 1……キヤツプ本体、2……注出ヘツド、12
……注出孔、13……起立片、23……逆V字状
流路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤツプ本体1の頂壁11に注出孔12を穿設
    し、該注出孔の左右で頂壁11から一対の起立片
    13,13を突設し、該起立片間に側面形状が下
    拡がりの扇形をなし且つ内部に該扇形に合わせて
    逆V字状流路を開通した注出ヘツド2を配して、
    該注出ヘツド上部を起立片13,13上部へ前後
    揺動自在に枢着すると共に、ヘツド下面を上記注
    出孔12の周辺へ摺動自在に当接させたことを特
    徴とする注出キヤツプ。
JP63484U 1984-01-06 1984-01-06 注出キヤツプ Granted JPS60112453U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63484U JPS60112453U (ja) 1984-01-06 1984-01-06 注出キヤツプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63484U JPS60112453U (ja) 1984-01-06 1984-01-06 注出キヤツプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60112453U JPS60112453U (ja) 1985-07-30
JPH0340761Y2 true JPH0340761Y2 (ja) 1991-08-27

Family

ID=30472652

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63484U Granted JPS60112453U (ja) 1984-01-06 1984-01-06 注出キヤツプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60112453U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH069974Y2 (ja) * 1987-09-09 1994-03-16 株式会社吉野工業所 注出キャップ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6096254U (ja) * 1983-12-09 1985-07-01 日本クラウンコルク株式会社 回動ノズル付冠蓋

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60112453U (ja) 1985-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0340761Y2 (ja)
JPH043979Y2 (ja)
JPS636048Y2 (ja)
JPH0415663Y2 (ja)
JPH049341Y2 (ja)
JPH0511178Y2 (ja)
JPH0532480Y2 (ja)
JPH021245Y2 (ja)
JPH0344681Y2 (ja)
JPH0451183Y2 (ja)
JPH0344683Y2 (ja)
JPS6215150Y2 (ja)
JPH0344684Y2 (ja)
JPH0428532Y2 (ja)
JPH0246827Y2 (ja)
JPH0120291Y2 (ja)
JPH0716634Y2 (ja) ロック機構付キャップ
JPS61175149U (ja)
JPH0341824Y2 (ja)
JP2510847Y2 (ja) 液体容器
JPH0337557Y2 (ja)
JPH049340Y2 (ja)
JPH0243322Y2 (ja)
JPS637660U (ja)
JPH055966Y2 (ja)