JPH049341Y2 - - Google Patents

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JPH049341Y2
JPH049341Y2 JP1983187380U JP18738083U JPH049341Y2 JP H049341 Y2 JPH049341 Y2 JP H049341Y2 JP 1983187380 U JP1983187380 U JP 1983187380U JP 18738083 U JP18738083 U JP 18738083U JP H049341 Y2 JPH049341 Y2 JP H049341Y2
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JP
Japan
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stopcock
spout
handle
bottle
horizontal hole
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JP1983187380U
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JPS6092964U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、びんの口部に装着するコツク付き注
出キヤツプに係る。
「従来の技術と考案が解決しようとする課題」 従来、車内等に保持される飲料容器に、コツク
付きの注出栓を備えたものがある(実公昭47−
3518号公報)。この注出栓は、内部に回動する活
栓を有し、外部にその活栓と機械的に連なるL字
状のハンドルを有しており、また、その活栓で開
閉される液体注出路と外気吸入路とを有してい
る。
この注出栓を一般のびんにも利用できればよい
が、そのハンドルの操作には一定の方向性があつ
て、全方位からの自由な操作ができない不便があ
り、ときには突出するハンドルに他物が引つ掛か
つて不意に回動することがあり、また、見映が悪
く、一般のびんには適さない。更に、一般のびん
では、外気吸入路の併設を要しない場合が多く、
スクイズタイプのびん等では圧搾時に空気が抜け
てかえつて不都合を来す。
一方、一般のびんに用いられる従来の注出キヤ
ツプに、ドーム状の頂壁を設けて、該頂壁の中央
に注出口を設け、該頂壁の外側にこれを跨がせて
弓形のつまみを起伏動及び出入動可能に装備さ
せ、該つまみの内側に上記注出口へと嵌合させる
栓部を設けて、つまみの起立態勢での出入動によ
りその栓部を注出口に対し抜き差しするようにし
たものがある(特開昭56−38397号公報)。
しかし、この場合、弓形のつまみは、栓部の抜
き差しと起倒との二様の操作を要して、操作が面
倒であり、また、全方位からの自由な操作はでき
ない。
また、注出キヤツプの外側にアーチ状の栓体を
起伏動自在に枢着したもの、つまり、注出キヤツ
プ先端の注出口を、その外側にて起伏摺動するア
ーチ状栓体により開閉するようにしたものがある
(登録実用新案第40405号公報)。
しかし、この場合、注出口に対して摺動するア
ーチ状栓体の栓部が大きな回動半径を要するた
め、機械的抵抗が増大して操作が重くなる上に、
密閉性が悪くなる欠点がある。
更に、注出口を開閉する前例のようなアーチ状
栓体を、螺筒の螺進退により昇降させて緩め締め
すると共に、起倒させるようにしたものがある
(特公昭36−20544号公報)。
しかし、この場合、螺筒を螺進退させるため、
操作が面倒であり、また、構造が複雑となつて、
コスト高となり、しかも、損傷し易い欠点があ
る。
本考案は、これらのことを考慮し、一般のびん
に適合する、そして、上述のような欠点のない優
れたコツク付き注出キヤツプを提供しようとする
ものである。
「課題を解決するための手段」 本考案は、びん4の口部41に装着して該びん
の上方に位置させたキヤツプ本体1の頂部11の
中央に、注出口15を上に向けて上方へと真つ直
ぐに起立する注出筒12を設け、該注出筒の中間
部に円形の横孔13を開通させ、該横孔に回動に
伴い注出筒内流路14を開閉する活栓2を回動自
在に内装し、また、その注出筒12の外側に注出
筒を跨ぐ弓形のハンドル3を起伏可動に配して、
該ハンドルの両端を上記活栓2の両端に活栓閉に
て起立態勢で機械的に連係させたことを特徴とす
る。
「作用」 如上の構成であり、びん4に適宜液体を収容し
て使用するが、ハンドル3が起立しているとき
は、活栓2の流通孔22,22が横向きとなつ
て、注出筒12内の流路14が閉塞されており
(第1図、第2図)、ハンドル3を回動して傾倒さ
せたときは、活栓2の流通孔22,22が縦方向
となつて、流路14が開通する(第3図)。従つ
て、この開通状態でびん4内の液体が注出できる
わけである。
「実施例」 図面は、本考案の実施例を示している。
図において、1は、注出筒12を起立したキヤ
ツプ本体、2は、その注出筒に装着した活栓、3
は、該活栓へ連係したハンドル、4は、キヤツプ
本体を装着したびんであり、これらは適宜合成樹
脂から成る。
キヤツプ本体1は、平面形状を方形に形成し、
頂壁11の中央から横断面方形で比較的太い注出
筒12を起立すると共に、該注出筒の上端に小さ
な注出口15を設け、注出筒12の中途に流路1
4を横切つて円形の横孔13を開通させ、頂壁1
1の周縁から外周壁16を垂設し、且つ。該外周
壁の内側で上記流路14に連通する螺筒17を垂
設している。
活栓2は、上記横孔13に対応する円筒21に
形成して、その横孔13に回動自在に且つ水密に
嵌合し、その円筒の中央部に流通孔22,22を
穿設し、両端部内周にセレーシヨン歯23,23
を形成している。
ハンドル3は、中央部をつまみ部31とする弓
形に形成して上記注出筒12の外側にこれに跨が
せて可動に配し、両端部32,32の内面に上記
セレーシヨン歯23,23に対応する短いセレー
シヨン軸33,33を突設して、該セレーシヨン
軸をそのセレーシヨン歯23,23に水密に嵌合
し、これをもつて、活栓2の両端に流通孔22,
22と直交させて連係している。
びん4は、平面形状をキヤツプ本体1に対応さ
せて方形に形成し、上端に螺条を周設した口部4
1を有して、該口部にキヤツプ本体1を上記螺筒
17を以て着脱自在に螺合させている。
「考案の効果」 本考案によれば、びん4の口部41に装着して
該びんの上方に位置させたキヤツプ本体1の頂部
11の中央から、注出口15を上に向けて上方へ
と真つ直ぐに起立する注出筒12の中間部に、円
形の横孔13を開通させて注出筒内流路14を開
閉する活栓2を回動自在に内装し、その注出筒1
2を跨がせて起伏可動に配した弓形のハンドル3
の両端を、上記活栓2の両端に活栓閉にて起立態
勢で機械的に連携させ、この弓形のハンドル3を
前後いずれかへ倒伏回動させることにより、その
注出筒内流路14を開くようにしているので、ハ
ンドル3は、容易に、支障なく任意に開閉操作で
き、その操作はワンハンド、ワンタツチの単一操
作で極めて容易に行え、その開閉状態が目視で確
認でき、閉じることにより不意の洩れ、流出を防
止でき、また、ハンドル3が弓形であるから、他
物が引つ掛かつて不意に回動するようなことはな
く、しかも、見映を良くでき、一般のびんに具合
よく使用できる。
更に、注出筒12の横孔13内に嵌めた活栓2
の両端に、注出筒12の外側に配した弓形のハン
ドル3の両端を連係させて、該ハンドルにて活栓
2を回動させるのであるから、小さな回動半径の
活栓を大きな回動半径のハンドルにて回動させる
ことができて、その活栓の回動が軽快に行え、ま
た、活栓2を安定に確実に装備させることができ
て、良好な密閉性を確保でき、しかも、それぞれ
を単に嵌め合わせるだけでよく、構造並びに製作
が簡単であり、安価に提供でき、損傷を少なくで
き、従来のものが有する各種の問題点を一掃でき
て、所期の目的を達成でき、実用上極めて有益で
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は、本案実施例で、第1図は、閉口状態の
斜視図、第2図は、閉口状態の縦断側面図、第3
図は、開口状態の縦断側面図、第4図は、分解斜
視図である。 1……キヤツプ本体、2……活栓、3……ハン
ドル、4……びん。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. びん4の口部41に装着して該びんの上方に位
    置させたキヤツプ本体1の頂部11の中央に、注
    出口15を上に向けて上方へと真つ直ぐに起立す
    る注出筒12を設け、該注出筒の中間部に円形の
    横孔13を開通させ、該横孔に回動に伴い注出筒
    内流路14を開閉する活栓2を回動自在に内装
    し、また、その注出筒12を跨ぐ弓形のハンドル
    3を起伏可動に配して、該ハンドルの両端を上記
    活栓2の両端に活栓閉にて起立態勢で機械的に連
    携させたことを特徴とするコツク付き注出キヤツ
    プ。
JP18738083U 1983-12-02 1983-12-02 コツク付き注出キヤツプ Granted JPS6092964U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18738083U JPS6092964U (ja) 1983-12-02 1983-12-02 コツク付き注出キヤツプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18738083U JPS6092964U (ja) 1983-12-02 1983-12-02 コツク付き注出キヤツプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6092964U JPS6092964U (ja) 1985-06-25
JPH049341Y2 true JPH049341Y2 (ja) 1992-03-09

Family

ID=30404486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18738083U Granted JPS6092964U (ja) 1983-12-02 1983-12-02 コツク付き注出キヤツプ

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0628448Y2 (ja) * 1988-09-09 1994-08-03 株式会社吉野工業所 液体注出キャップ
JP4238670B2 (ja) * 2003-08-19 2009-03-18 三菱電機株式会社 冷蔵庫の給水装置、冷蔵庫

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS473518U (ja) * 1971-02-02 1972-09-05
JPS5638397A (en) * 1979-06-29 1981-04-13 Procter & Gamble Polishing agent containing liquid detergent composition and nonnclogging container for dispensing small amount

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS473518U (ja) * 1971-02-02 1972-09-05
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JPS6092964U (ja) 1985-06-25

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