JPS6215150Y2 - - Google Patents

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JPS6215150Y2
JPS6215150Y2 JP12442381U JP12442381U JPS6215150Y2 JP S6215150 Y2 JPS6215150 Y2 JP S6215150Y2 JP 12442381 U JP12442381 U JP 12442381U JP 12442381 U JP12442381 U JP 12442381U JP S6215150 Y2 JPS6215150 Y2 JP S6215150Y2
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tube
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cap
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は液体や粉体を収納した容器口部に取着
する容器キヤツプに関するものである。
〔従来の技術〕
液体や粉体を注出するための注出筒が設けられ
ている従来の容器キヤツプにおいては、注出筒が
常時外部に露出しているものが一般的である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記容器キヤツプにおいては、注出筒が常時外
部に露出しているため、注出筒に埃が付着するな
どして非衛生的である。また注出筒を覆うため別
体の着脱自在なキヤツプを用いることもできる
が、内容物を注出する度毎にキヤツプを取り外す
必要があるので面倒である。
本考案は上記欠点を解消するためになされたも
のであり、便利でしかも衛生的な容器キヤツプを
提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係る容器キヤツプは、容器口部に嵌合
し得るキヤツプに突設された注出筒14とこの注
出筒14を覆うカバー17とを有するキヤツプ本
体10と、前記キヤツプ本体10の外周に回転可
能に嵌合された外筒30と、前記注出筒14とカ
バー17との空所においてキヤツプ本体10の注
出筒14外側に嵌合して配設されるとともに、側
方に延びる突子41を有する摺動注出筒40と、
前記摺動注出筒40とカバー17との空所に配設
された蓋部材50およびリンク部材54で構成さ
れたリンク機構とからなり、前記カバー17の周
側部に縦溝21が穿設され、カバー17の頂部に
透孔22が形成され、外筒30には螺旋溝31が
形成され、側方に延びる突子41の先端がカバー
17の縦溝21を貫通して外筒30の螺旋溝31
内に係合しており、外筒30の回転により前記突
子41が縦溝21および螺旋溝31に案内されて
上下方向に摺動し、これによつて前記摺動注出筒
40が前記透孔22を通過し、前記蓋部材50は
前記透孔22をカバー17の内方から覆う覆部5
1と覆部51から延設された脚部52とからな
り、この脚部52はその中間部においてキヤツプ
本体10に枢着されており、前記リンク部材54
は一端部が前記脚部52の端部に枢着され、他端
部が前記摺動注出筒40に枢着されており、外筒
30の回転および摺動注出筒40の上下動によ
り、前記脚部52がリンク部材54を介して回動
すると共に、蓋部材50が横方向に往復動して前
記透孔22を開閉するようなされている。
〔作用〕
本考案に係る容器キヤツプにおいては、外筒を
回転すると、摺動注出筒の突子が縦溝および螺旋
溝に案内されて上動し、これに連動して摺動注出
筒が上動して透孔を通過するとともに、蓋部材が
横方向に移動して前記透孔を開放する。外筒を反
対方向へ回転すると、摺動注出筒の突子が縦溝お
よび螺旋溝に案内されて下動し、これに連動して
摺動注出筒が下動して透孔から離脱するととも
に、蓋部材が横方向に移動して前記透孔を閉塞す
る。
〔実施例〕
以下に本考案の実施例を図面を参照しつつ詳細
に説明する。
図のように本考案の容器キヤツプは、容器口部
に嵌合し得るキヤツプに突設された注出筒14と
この注出筒14を覆うカバー17とを有するキヤ
ツプ本体10と、前記キヤツプ本体10の外周に
回転可能に嵌合された外筒30と、前記注出筒1
4とカバー17との空所に、側方に延びる突子4
1を有し、キヤツプ本体10の注出筒14外側に
嵌合して配設された摺動注出筒40と、前記摺動
注出筒40とカバー17との空所に配設された蓋
部材50およびリンク部材54で構成されたリン
ク機構とを有している。
キヤツプ本体10はその下部に嵌合筒部11を
有しているが、この嵌合筒部11の内周壁には容
器口部1の外周に形成された螺条2と螺合し得る
螺溝12が刻設されている。嵌合筒部11の上縁
からは径方向内方への環状のフランジ13が突設
されており、フランジ13の中央部の開口周縁か
らはさらに上方へ注出筒14が延設され、その先
端部に弧状の3個の注出口15,15,15が形
成されている。また嵌合筒部11の外周上部には
後記する外筒30の下端部を受支する上向きの段
部16が周設されている。嵌合筒部11の上部周
縁からは上方へカバー17が延設されているが、
このカバー17は筒状の周側部18および周側部
18上縁から弧状に径方向内方へ湾曲しその上部
を閉じるように形成された頂部19を有してい
る。カバー17の周側部18は、嵌合筒部11の
上部に周設した段部16における上下方向の周壁
20と同径に形成されており、後記する外筒30
の内周面がこの周側部18および周壁20の両外
周面に摺接し得るようなされている。またカバー
17の周側部18の相対向する位置には一対の縦
溝21,21が穿設されており、また頂部19中
央には後記する摺動注出筒40の外径よりやや径
大に形成された透孔22が穿設されている。
外筒30は比較的短寸の円筒体で、その内周面
には一対の螺旋溝31,31が相対向して刻設さ
れているが、これらの螺旋溝31,31は同一の
螺旋溝を円周方向に180゜変位させたものであ
る。そしてこの外筒30は、キヤツプ本体10に
おけるカバー17の周側壁18外周面および嵌合
筒部11の段部16の周壁20外周面に回転可能
に嵌合され、嵌合筒部11の段部16により下方
から支持されている。
摺動注出筒40は、前記注出筒14とカバー1
7との空所に配設され、前記キヤツプ本体10の
注出筒14の外径よりやや大きな内径を有する筒
体で、注出筒14の外側に嵌合して上下に摺動し
得るが、その下部外周の相対向する位置には径方
向外方へ延びる一対の突子41,41が形成され
る。そしてこの突子41,41の各先端部は、キ
ヤツプ本体10のカバー周側部17に穿設した縦
溝21,21を貫通してさらに延び、外筒30の
螺旋溝31内に嵌入されている。その結果、外筒
30を回転させることにより突子41,41の各
先端部が縦溝21および螺旋溝31,31に案内
され、摺動注出筒40の外側を上下に摺動するこ
とになる。そして摺動注出筒40が最も上昇した
状態では、その先端部はキヤツプ本体10のカバ
ー頂部19に穿設された透孔22を越えて外方へ
突出するようなされている。また摺動注出筒40
の上端には径方向内方へのフランジ42が周設さ
れているが、これは摺動注出筒40を下端まで下
降させた際にフランジ42の水平方向に延びた下
面43がキヤツプ本体10の注出筒14の先端部
上面に当接し、注出口15,15,15を閉じる
ようなされている。
このように、外筒30を回転させることにより
摺動注出筒40を上下動させることができるの
で、摺動注出筒40を上端まで上昇させた際には
注出筒14の注出口15,15,15を介して摺
動注出筒40の先端の開口部から内容物を注出す
ることができ、また摺動注出筒40を下端まで下
降させた際には注出筒14の注出口15,15,
15を覆い容器を密閉し得るようなされている
が、本考案の容器キヤツプにおいてはさらに摺動
注出筒40の上下動に連動して、上下動し、かつ
摺動注出筒40の挿通するカバー頂部19の透孔
22を開閉するリンク機構が前記摺動注出筒40
とカバー17との空所に設けられているので次に
この点について説明する。
図のようにリンク機構は蓋部材50,50とリ
ンク部材54,54とで構成されている。蓋部材
50,50はキヤツプ本体10のカバー17内方
に対をなして配設されているが、各蓋部材50は
カバー頂部19の透孔22を覆うと共に頂部19
内周面に摺接する覆部51と、覆部51の外端両
側部から斜め下方へ互いに平行に延設された一対
の脚部52,52とを有している。覆部51の表
面は上記のようにカバー頂部19の内周面に当接
して摺動し得るよう球面状に形成されており、ま
たその端部は直線状に形成され、一対の覆部5
1,51が透孔22を覆つた際に互いにその端部
同士が当接し得るようなされている。
そしてキヤツプ本体10のカバー17内におい
て、同形の蓋部材50,50が向い合つた状態
で、しかも各蓋部材50の平行な一対の脚部5
2,52が注出筒14を跨ぐように配設されてい
る。一方の蓋部材50の脚部52,52と、もう
一方の蓋部材50の脚部52,52とは互いにそ
の中央部近くにおいて交差しており、この交差部
においてピン53,53により枢着されている。
そしてこのピン53,53の先端は、カバー17
の周側部18内側上縁部の相対向する位置より径
方向内方へ突設された一対の円注状の突部23,
23の先端部に固着されている。各脚部52の端
部には各1本のリンク部材54の先端がピン55
により枢着されており、さらに注出筒14を介し
て同じ側に位置する一対のリンク部材54,54
の他端はいずれもピン56,56により枢着され
ている。そしてこれらピン56,56の各先端
は、摺動注出筒40の下部外周壁の相対向する位
置に固着されている。従つてリンク機構は、外筒
30の回転および摺動注出筒40の上下動に連動
して上下動し、かつ蓋部材50が脚部52所要位
置の枢着部を支点にして前記透孔22を開閉す
る。
なお図示しないが、蓋部材50の脚部52,5
2の端部とリンク部材54,54の先端とを上記
のように直接枢着するほか、両端間に、その中央
部において枢着されたさらに一対のリンク部材を
介装し、リンク機構を構成してもよい。
以上のような構造を有する容器キヤツプは容器
口部にキヤツプ本体10の嵌合筒部11を嵌合し
て用いるが、内容物を注出する時以外は第2図お
よび第3図に示すように摺動注出筒40はキヤツ
プ本体10のカバー17内に収納され、またカバ
ー頂部19の透孔22も蓋部材50の覆部51に
より内方から閉じられた状態で保持されている。
そして内容物を注出するには外筒20を回転させ
ればよい。外筒30を回転すると摺動注出筒40
は上昇するが、この場合にリンク部材54下端の
枢着ピン56は摺動注出筒40の下部外周壁に固
定されているので摺動注出筒40と共に上昇す
る。一方、蓋部材50の脚部52中央の枢着ピン
53はキヤツプ本体10のカバー17に形成され
た突部23に固定されているので移動せず、結果
として両枢着ピン53,56が近づくことにな
る。そのため蓋部材50の脚部52,52は所要
位置における枢着ピン53を支点にして互いにそ
の先端が離れる方向に回動し、また蓋部材50の
覆部51,51はその表面がカバー頂部19の内
周面に当接した状態で互いに離れる方向に摺動し
てカバー頂部19の透孔22を開口させる。その
後さらに外筒30を回転して摺動注出筒40を上
昇させることにより、第4図および第5図に示す
ように摺動注出筒40先端部が透孔22内を通過
して上方へ突出する。そしてこの状態で内容物を
注出するが、注出後は上記とは逆に外筒30を回
転し、摺動注出筒40を引き下げてキヤツプ本体
10のカバー17内に収納した状態で保管する。
以上に本考案の一実施例を説明したが、本考案
は上記実施例に限られるものではなく、種々変更
することが可能である。例えば上記のように一対
の蓋部材50を用いる代わりに覆部51を広く形
成した一の蓋部材50を用いてもよい。また蓋部
材50の脚部52所要位置を枢着するピン53も
上記のようにカバー17内方に設けた突部23に
固定するほか、ピン53を長く形成してカバー1
7の内周壁に直接固定することもできる。またリ
ンク部材54の下端部を枢着するピン56は、摺
動注出筒40の突子41に上方へ延びるフランジ
を形成し、このフランジに固定することも可能で
ある。
〔考案の効果〕
本考案の容器キヤツプは以上のように構成され
たものであり、内容物を注出する時以外は注出筒
14および摺動注出筒40全体がキヤツプ本体1
0のカバー17および蓋部材50により覆われて
おり、また内容物を注出する際には外筒20を回
転させるだけの簡単な操作で摺動注出筒40の先
端部を突出させて内容物を注出することができる
のできわめて便利であり、しかも衛生的である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は
一部欠截分解斜視図、第2図は摺動注出筒を下降
させた状態での縦断面図、第3図は前図と同様な
状態での前図と直交する方向における縦断面図、
第4図は摺動注出筒を突出させた状態での第2図
と同方向における縦断面図、第5図は前図と同様
な状態での前図と直交する方向における縦断面図
である。 10……キヤツプ本体、14……注出筒、17
……カバー、21……縦溝、22……透孔、30
……外筒、31……螺旋溝、40……摺動注出
筒、41……突子、50……蓋部材、51……覆
部、52……脚部、54……リンク部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器口部に嵌合し得るキヤツプに突設された注
    出筒14とこの注出筒14を覆うカバー17とを
    有するキヤツプ本体10と、前記キヤツプ本体1
    0の外周に回転可能に嵌合された外筒30と、前
    記注出筒14とカバー17との空所においてキヤ
    ツプ本体10の注出筒14外側に嵌合して配設さ
    れると共に、側方に延びる突子41を有する摺動
    注出筒40と、前記摺動注出筒40とカバー17
    との空所に配設された蓋部材50およびリンク部
    材54で構成されたリンク機構とから成る容器キ
    ヤツプであつて、前記カバー17の周側部に縦溝
    21が穿設され、またカバー17の頂部に透孔2
    2が形成され、外筒30には螺旋溝31が形成さ
    れ、側方に延びる突子41の先端がカバー17の
    縦溝21を貫通して外筒30の螺旋溝31内に係
    合しており、外筒30の回転により前記突子41
    が縦溝21および螺旋溝31に案内されて、上下
    方向に摺動し、これによつて前記摺動注出筒40
    が前記透孔22を通過し、前記蓋部材50は前記
    透孔22をカバー17の内方から覆う覆部51と
    覆部51から延設された脚部52とからなり、こ
    の脚部52はその中間部においてキヤツプ本体1
    0に枢着されており、前記リンク部材54は一端
    部が前記脚部52の端部に枢着され、他端部が前
    記キヤツプ本体10側に枢着されており、外筒3
    0の回転および摺動注出筒40の上下動により、
    前記脚部52がリンク部材54を介して回動する
    と共に、蓋部材50が横方向に往復動して孔22
    を開閉することを特徴とする容器キヤツプ。
JP12442381U 1981-08-21 1981-08-21 容器キヤツプ Granted JPS5829951U (ja)

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JP12442381U JPS5829951U (ja) 1981-08-21 1981-08-21 容器キヤツプ

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JP12442381U JPS5829951U (ja) 1981-08-21 1981-08-21 容器キヤツプ

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JPS5829951U JPS5829951U (ja) 1983-02-26
JPS6215150Y2 true JPS6215150Y2 (ja) 1987-04-17

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JP12442381U Granted JPS5829951U (ja) 1981-08-21 1981-08-21 容器キヤツプ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016044890A1 (en) * 2014-09-23 2016-03-31 Puratap Pty Ltd Bottle lid assembly with retractable spout
JP6687194B2 (ja) * 2016-07-29 2020-04-22 紀伊産業株式会社 カバー扱き装置

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JPS5829951U (ja) 1983-02-26

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