JPH05323692A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH05323692A JPH05323692A JP4126550A JP12655092A JPH05323692A JP H05323692 A JPH05323692 A JP H05323692A JP 4126550 A JP4126550 A JP 4126550A JP 12655092 A JP12655092 A JP 12655092A JP H05323692 A JPH05323692 A JP H05323692A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photoconductor
- cover
- protective cover
- housing
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 保護カバーを感光体を覆う位置と感光体から
退避させる位置との任意位置に手動で取り付けること
で、感光体を保護する構造を簡略化し得る画像形成装置
を提供する。 【構成】 少なくとも感光体20を含む感光体ユニット
15と現像器16とを用紙搬送路6の上方に位置させて
筐体1に着脱自在に設け、感光体20の露出部分の外周
を覆う保護カバー31を設け、この保護カバー31を感
光体20の露出部分の外周を覆う位置から退避させた位
置で着脱自在に保持する第一の支持部35と、保護カバ
ー31を感光体20を覆う位置で着脱自在に保持する第
二の支持部36とを、感光体ユニット15に設けること
により、画像形成に際しては保護カバー31を感光体2
0から退避させて保持し、感光体ユニット15を筐体1
から取り出す時に、感光体20を保護カバー31で保護
する。
退避させる位置との任意位置に手動で取り付けること
で、感光体を保護する構造を簡略化し得る画像形成装置
を提供する。 【構成】 少なくとも感光体20を含む感光体ユニット
15と現像器16とを用紙搬送路6の上方に位置させて
筐体1に着脱自在に設け、感光体20の露出部分の外周
を覆う保護カバー31を設け、この保護カバー31を感
光体20の露出部分の外周を覆う位置から退避させた位
置で着脱自在に保持する第一の支持部35と、保護カバ
ー31を感光体20を覆う位置で着脱自在に保持する第
二の支持部36とを、感光体ユニット15に設けること
により、画像形成に際しては保護カバー31を感光体2
0から退避させて保持し、感光体ユニット15を筐体1
から取り出す時に、感光体20を保護カバー31で保護
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真法により画像
を形成する画像形成装置に関する。
を形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図11に示すように、感光体51と、こ
の感光体51に電荷を付与して帯電させる帯電器52
と、感光体51の帯電部分に露光器(図示せず)によっ
て形成された静電潜像を現像する現像器53とをケース
54に組み立て、ジャム処理やメンテナンスに際して、
種々の機構部品が設けられた筐体から前記ケース54を
取り出すことにより、筐体内の用紙搬送路を開放するよ
うにした画像形成装置がある。
の感光体51に電荷を付与して帯電させる帯電器52
と、感光体51の帯電部分に露光器(図示せず)によっ
て形成された静電潜像を現像する現像器53とをケース
54に組み立て、ジャム処理やメンテナンスに際して、
種々の機構部品が設けられた筐体から前記ケース54を
取り出すことにより、筐体内の用紙搬送路を開放するよ
うにした画像形成装置がある。
【0003】一方、感光体51は外光に照射されると劣
化するため単品の場合にビニールシートにより包装され
ているが、組み立てに際してビニールシートから取り出
される。組み立て前に外したビニールシートは、単に包
装を目的として用いられたものであるため、廃棄され或
いは紛失する場合が多い。これにともない、感光体51
をケース54に組み立て筐体に装着後、ジャム処理やメ
ンテナンスに際してケース54を筐体から取り出すと感
光体51の外周の一部が露出すると、この露出部分に外
光が照射されるため感光体が劣化し、また、他の器物と
の干渉により感光体の外周に傷がつくおそれがある。
化するため単品の場合にビニールシートにより包装され
ているが、組み立てに際してビニールシートから取り出
される。組み立て前に外したビニールシートは、単に包
装を目的として用いられたものであるため、廃棄され或
いは紛失する場合が多い。これにともない、感光体51
をケース54に組み立て筐体に装着後、ジャム処理やメ
ンテナンスに際してケース54を筐体から取り出すと感
光体51の外周の一部が露出すると、この露出部分に外
光が照射されるため感光体が劣化し、また、他の器物と
の干渉により感光体の外周に傷がつくおそれがある。
【0004】このために、ケース54に感光体51の外
周を覆う保護カバー55を実線で示す位置から仮想線で
示す位置に変位自在に設け、この保護カバー55を変位
させる駆動機構を画像形成装置の筐体内に設け、ケース
54を筐体に実装した場合には保護カバー55を仮想線
に示す位置に退避させ、ジャム処理やメンテナンスに際
してケース54を筐体の外部に取り出す時に、保護カバ
ー55を実線で示す位置に変位させるようにした画像形
成装置が提案されている。
周を覆う保護カバー55を実線で示す位置から仮想線で
示す位置に変位自在に設け、この保護カバー55を変位
させる駆動機構を画像形成装置の筐体内に設け、ケース
54を筐体に実装した場合には保護カバー55を仮想線
に示す位置に退避させ、ジャム処理やメンテナンスに際
してケース54を筐体の外部に取り出す時に、保護カバ
ー55を実線で示す位置に変位させるようにした画像形
成装置が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図11に示すものは、
感光体51を保護する目的は達成されるが、保護カバー
55を変位させるための駆動機構を筐体に設けなければ
ならず、構造が複雑化しコストが高くなる問題がある。
感光体51を保護する目的は達成されるが、保護カバー
55を変位させるための駆動機構を筐体に設けなければ
ならず、構造が複雑化しコストが高くなる問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、用紙搬送路が
設けられた筐体に前記用紙搬送路の上部に位置する感光
体を回転自在に設け、この感光体の外周に、帯電器、露
光器、現像器、転写器、除電器等を配列するとともに前
記用紙搬送路上に定着器を設けた画像形成装置におい
て、少なくとも前記感光体を含む感光体ユニットを前記
用紙搬送路の上方に位置させて前記筐体に着脱自在に設
け、前記現像器を前記用紙搬送路の上方における前記感
光体と対向する位置に位置させて前記筐体に着脱自在に
設け、前記感光体の露出部分の外周を覆う保護カバーを
設け、この保護カバーを前記感光体の露出部分の外周を
覆う位置から退避させた位置で着脱自在に保持する第一
の支持部と、前記保護カバーを前記感光体を覆う位置で
着脱自在に保持する第二の支持部とを、前記感光体ユニ
ットに設けたものである。
設けられた筐体に前記用紙搬送路の上部に位置する感光
体を回転自在に設け、この感光体の外周に、帯電器、露
光器、現像器、転写器、除電器等を配列するとともに前
記用紙搬送路上に定着器を設けた画像形成装置におい
て、少なくとも前記感光体を含む感光体ユニットを前記
用紙搬送路の上方に位置させて前記筐体に着脱自在に設
け、前記現像器を前記用紙搬送路の上方における前記感
光体と対向する位置に位置させて前記筐体に着脱自在に
設け、前記感光体の露出部分の外周を覆う保護カバーを
設け、この保護カバーを前記感光体の露出部分の外周を
覆う位置から退避させた位置で着脱自在に保持する第一
の支持部と、前記保護カバーを前記感光体を覆う位置で
着脱自在に保持する第二の支持部とを、前記感光体ユニ
ットに設けたものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、感光体ユニットを筐体に装着
する場合には、保護カバーを第一の支持部によって保持
することにより、感光体の外周を現像器や転写器等に向
けて露出させるが、ジャム処理やメンテナンスに際し
て、感光体ユニットを筐体の外部に取り出す場合には、
保護カバーを第二の支持部で保持することにより、感光
体を保護カバーで覆うことができ、これにより、外光の
露光による劣化及び他の器物との干渉による損傷を防止
することができる。また、保護カバーを第一又は第二の
支持部に手で装着し直すことができるため、保護カバー
の位置を変更する駆動機構を筐体に設ける必要がなく、
したがって、構造を簡略化しコストダウンを図ることが
できる。
する場合には、保護カバーを第一の支持部によって保持
することにより、感光体の外周を現像器や転写器等に向
けて露出させるが、ジャム処理やメンテナンスに際し
て、感光体ユニットを筐体の外部に取り出す場合には、
保護カバーを第二の支持部で保持することにより、感光
体を保護カバーで覆うことができ、これにより、外光の
露光による劣化及び他の器物との干渉による損傷を防止
することができる。また、保護カバーを第一又は第二の
支持部に手で装着し直すことができるため、保護カバー
の位置を変更する駆動機構を筐体に設ける必要がなく、
したがって、構造を簡略化しコストダウンを図ることが
できる。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図10に基づ
いて説明する。まず、図1に画像形成装置の内部構造を
示す。1は筐体である。この筐体1は、ベースカバー2
と、アツパーカバー3と、上面に排紙受け4が形成され
た開閉自在のトップカバー5とを組み立てることにより
形成される。この筐体1の内部には、用紙搬送路6が設
けられ、この用紙搬送路6の下流側は、上方に湾曲する
排紙通路7を介して前記排紙受け4の一端に接続されて
いる。また、前記用紙搬送路6には、給紙カセット8内
の用紙を引き出す給紙ローラ9と、レジストローラ10
と、転写器11と、除電器12と、定着器13とが順次
配列され、前記排紙通路7には排紙ローラ14が配設さ
れている。
いて説明する。まず、図1に画像形成装置の内部構造を
示す。1は筐体である。この筐体1は、ベースカバー2
と、アツパーカバー3と、上面に排紙受け4が形成され
た開閉自在のトップカバー5とを組み立てることにより
形成される。この筐体1の内部には、用紙搬送路6が設
けられ、この用紙搬送路6の下流側は、上方に湾曲する
排紙通路7を介して前記排紙受け4の一端に接続されて
いる。また、前記用紙搬送路6には、給紙カセット8内
の用紙を引き出す給紙ローラ9と、レジストローラ10
と、転写器11と、除電器12と、定着器13とが順次
配列され、前記排紙通路7には排紙ローラ14が配設さ
れている。
【0009】また、前記アッパーカバー3の内部に相対
向して設けられた側板(図示せず)には、感光体ユニッ
ト15と現像器16とが着脱自在保持されている。さら
に、前記トップカバー5の内方に固定されたフレーム1
7には、露光器18が固定されている。前記感光体ユニ
ット15は、図7に示すように、ユニットケース19
に、感光体20を回転自在に取り付けるとともに、帯電
器21、除電器22、クリーニングユニット23を設け
ることにより形成されている。このクリーニングユニッ
ト23は、ユニットケース19に一体に形成された廃ト
ナー収納部23aと、前記感光体20に残存するトナー
を掻き落すクリーニングブレード24と、掻き落された
トナーを前記廃トナー収納部23aに送り込む回転自在
のトナー回収ローラ25とよりなる。
向して設けられた側板(図示せず)には、感光体ユニッ
ト15と現像器16とが着脱自在保持されている。さら
に、前記トップカバー5の内方に固定されたフレーム1
7には、露光器18が固定されている。前記感光体ユニ
ット15は、図7に示すように、ユニットケース19
に、感光体20を回転自在に取り付けるとともに、帯電
器21、除電器22、クリーニングユニット23を設け
ることにより形成されている。このクリーニングユニッ
ト23は、ユニットケース19に一体に形成された廃ト
ナー収納部23aと、前記感光体20に残存するトナー
を掻き落すクリーニングブレード24と、掻き落された
トナーを前記廃トナー収納部23aに送り込む回転自在
のトナー回収ローラ25とよりなる。
【0010】図2に示すように、前記現像器16は、ト
ナー容器26に現像ローラ27と補給ローラ(図示せ
ず)とアジテータ(図示せず)とトナーセンサ(図示せ
ず)とを設け、トナー容器26の上面開口部にトナーカ
ートリッジ28を装着することにより形成されている。
また、前記トナー容器26の両側には、前記ユニットケ
ース19の両側から突出された軸29を下から支えるコ
の字形の受部30が設けられている。したがって、軸2
9を受部30に嵌合した状態では、感光体ユニット15
と現像器16とに自重により軸29を中心とするモーメ
ントが作用し、感光体20の両端部と現像ローラ27の
両端部とが当接することにより、感光体ユニット15と
現像器16との相互の相対位置が決定される。
ナー容器26に現像ローラ27と補給ローラ(図示せ
ず)とアジテータ(図示せず)とトナーセンサ(図示せ
ず)とを設け、トナー容器26の上面開口部にトナーカ
ートリッジ28を装着することにより形成されている。
また、前記トナー容器26の両側には、前記ユニットケ
ース19の両側から突出された軸29を下から支えるコ
の字形の受部30が設けられている。したがって、軸2
9を受部30に嵌合した状態では、感光体ユニット15
と現像器16とに自重により軸29を中心とするモーメ
ントが作用し、感光体20の両端部と現像ローラ27の
両端部とが当接することにより、感光体ユニット15と
現像器16との相互の相対位置が決定される。
【0011】次いで、図2ないし図6に示すように、保
護カバー31が設けられている。この保護カバー31
は、前記感光体20の半径より大きい半径をもつ遮光性
の覆い面32と、この覆い面32の両側から突出する把
手33と、これらの把手33から屈曲された係止片34
とよりなる。しかして、前記感光体ユニット15には、
それぞれ前記係止片34を着脱自在に保持する第一の支
持部35と、第二の支持部36とが設けられている。第
一の支持部35は前記ユニットケース19の両側に立設
されたピンであり、第二の支持部36は前記感光体20
を回転自在に支承するための軸を利用して形成されてい
る。なお、前記係止片34には弾性的な屈撓動作を促進
させるためにスリット34aが形成され、このスリット
34aの中央に第一、第二の支持部35,36に弾発的
に嵌合される孔34bが形成されている。
護カバー31が設けられている。この保護カバー31
は、前記感光体20の半径より大きい半径をもつ遮光性
の覆い面32と、この覆い面32の両側から突出する把
手33と、これらの把手33から屈曲された係止片34
とよりなる。しかして、前記感光体ユニット15には、
それぞれ前記係止片34を着脱自在に保持する第一の支
持部35と、第二の支持部36とが設けられている。第
一の支持部35は前記ユニットケース19の両側に立設
されたピンであり、第二の支持部36は前記感光体20
を回転自在に支承するための軸を利用して形成されてい
る。なお、前記係止片34には弾性的な屈撓動作を促進
させるためにスリット34aが形成され、このスリット
34aの中央に第一、第二の支持部35,36に弾発的
に嵌合される孔34bが形成されている。
【0012】次に、前記アッパーカバー3の形状を図1
0に示す。このアッパーカバー3の両側には、前記第二
の支持部36を逃がすための上端開口の溝37と、前記
保護カバー31の前記係止片34を前記第一の支持部3
5に係止させた場合に前記把手33及び第一の支持部3
5を逃がすための上端開口の溝38と、前記保護カバー
31の係止片34を第二の支持部36に係止させた場合
に把手33に干渉するストッパ39とが形成されてい
る。
0に示す。このアッパーカバー3の両側には、前記第二
の支持部36を逃がすための上端開口の溝37と、前記
保護カバー31の前記係止片34を前記第一の支持部3
5に係止させた場合に前記把手33及び第一の支持部3
5を逃がすための上端開口の溝38と、前記保護カバー
31の係止片34を第二の支持部36に係止させた場合
に把手33に干渉するストッパ39とが形成されてい
る。
【0013】このような構成において、感光体ユニット
15を筐体1に装着する場合には、図3及び図4に示す
ように、保護カバー31の係止片34を第一の支持部3
5に係止させる。これにより、感光体20は現像ローラ
27、転写器11、除電器12とに対向して露出され
る。この場合、図5及び図6に示すように、保護カバー
31の係止片34を第一の支持部36に係止させた場合
には、図8及び図9に示すように、把手33が現像器1
6の受部30に干渉するため、感光体ユニット15の軸
29と現像器16の受部30との嵌合が不可能であり、
且つ、保護カバー31の把手33がアッパーカバー3の
上縁のストッパ39に当接する。すなわち、感光体ユニ
ット15を筐体1に装着する場合における保護カバー3
1の誤組立を防止することができる。
15を筐体1に装着する場合には、図3及び図4に示す
ように、保護カバー31の係止片34を第一の支持部3
5に係止させる。これにより、感光体20は現像ローラ
27、転写器11、除電器12とに対向して露出され
る。この場合、図5及び図6に示すように、保護カバー
31の係止片34を第一の支持部36に係止させた場合
には、図8及び図9に示すように、把手33が現像器1
6の受部30に干渉するため、感光体ユニット15の軸
29と現像器16の受部30との嵌合が不可能であり、
且つ、保護カバー31の把手33がアッパーカバー3の
上縁のストッパ39に当接する。すなわち、感光体ユニ
ット15を筐体1に装着する場合における保護カバー3
1の誤組立を防止することができる。
【0014】印刷に際しては、感光体20を回転させる
過程で、帯電器21を放電させることにより感光体20
の外周が帯電され、その帯電部分に露光器18から画像
信号に対応する光信号を走査することにより静電潜像が
形成され、この静電潜像が現像器16により現像され
る。一方、給紙カセット8の用紙は給紙ローラ9とレジ
ストローラ10とによって感光体20の下部外周に給紙
され、この用紙に感光体20上の現像画像が転写器11
によって転写される。転写後の用紙は除電器12により
除電されて感光体20から離反され、定着器13により
転写画像が定着される。定着後の用紙は排紙通路7を経
て排紙受け4に排紙される。また、一回の画像形成毎に
感光体20がクリーニングユニット23により清掃さ
れ、続いて、除電器に22により感光体20が均一に除
電される。
過程で、帯電器21を放電させることにより感光体20
の外周が帯電され、その帯電部分に露光器18から画像
信号に対応する光信号を走査することにより静電潜像が
形成され、この静電潜像が現像器16により現像され
る。一方、給紙カセット8の用紙は給紙ローラ9とレジ
ストローラ10とによって感光体20の下部外周に給紙
され、この用紙に感光体20上の現像画像が転写器11
によって転写される。転写後の用紙は除電器12により
除電されて感光体20から離反され、定着器13により
転写画像が定着される。定着後の用紙は排紙通路7を経
て排紙受け4に排紙される。また、一回の画像形成毎に
感光体20がクリーニングユニット23により清掃さ
れ、続いて、除電器に22により感光体20が均一に除
電される。
【0015】また、用紙搬送路6にジャムが発生した場
合、或いはメンテナンスに際しては、トップカバー5を
開放し、感光体ユニット15と現像器16とをアッパー
カバー3の上方に取り出すが、この場合には、図5及び
図6に示すように、保護カバー31の係止片34を第二
の支持部36に係止させる。この状態では、感光体20
は保護カバー31の覆い面32により所定の隙間を開け
た状態で覆われる。したがって、外光による感光体20
の劣化を防止し、器物との干渉による感光体20の損傷
を防止することができる。また、保護カバー31を第一
又は第二の支持部35,36に手動で装着することによ
り、保護カバー31の位置を変更する駆動機構を筐体1
に設ける必要がなく、したがって、構造を簡略化しコス
トダウンを図ることができる。
合、或いはメンテナンスに際しては、トップカバー5を
開放し、感光体ユニット15と現像器16とをアッパー
カバー3の上方に取り出すが、この場合には、図5及び
図6に示すように、保護カバー31の係止片34を第二
の支持部36に係止させる。この状態では、感光体20
は保護カバー31の覆い面32により所定の隙間を開け
た状態で覆われる。したがって、外光による感光体20
の劣化を防止し、器物との干渉による感光体20の損傷
を防止することができる。また、保護カバー31を第一
又は第二の支持部35,36に手動で装着することによ
り、保護カバー31の位置を変更する駆動機構を筐体1
に設ける必要がなく、したがって、構造を簡略化しコス
トダウンを図ることができる。
【0016】
【発明の効果】本発明は、用紙搬送路が設けられた筐体
に前記用紙搬送路の上部に位置する感光体を回転自在に
設け、この感光体の外周に、帯電器、露光器、現像器、
転写器、除電器等を配列するとともに前記用紙搬送路上
に定着器を設けた画像形成装置において、少なくとも前
記感光体を含む感光体ユニットを前記用紙搬送路の上方
に位置させて前記筐体に着脱自在に設け、前記現像器を
前記用紙搬送路の上方における前記感光体と対向する位
置に位置させて前記筐体に着脱自在に設け、前記感光体
の露出部分の外周を覆う保護カバーを設け、この保護カ
バーを前記感光体の露出部分の外周を覆う位置から退避
させた位置で着脱自在に保持する第一の支持部と、前記
保護カバーを前記感光体を覆う位置で着脱自在に保持す
る第二の支持部とを、前記感光体ユニットに設けたの
で、感光体ユニットを筐体に装着する場合には、保護カ
バーを第一の支持部によって保持することにより、感光
体の外周を現像器や転写器等に向けて露出させるが、ジ
ャム処理やメンテナンスに際して、感光体ユニットを筐
体の外部に取り出す場合には、保護カバーを第二の支持
部で保持することにより、感光体を保護カバーで覆うこ
とができ、これにより、外光の露光による劣化及び他の
器物との干渉による損傷を防止することができ、また、
保護カバーを第一又は第二の支持部に手で装着し直すこ
とができるため、保護カバーの位置を変更する駆動機構
を筐体に設ける必要がなく、したがって、構造を簡略化
しコストダウンを図ることができる等の効果を有する。
に前記用紙搬送路の上部に位置する感光体を回転自在に
設け、この感光体の外周に、帯電器、露光器、現像器、
転写器、除電器等を配列するとともに前記用紙搬送路上
に定着器を設けた画像形成装置において、少なくとも前
記感光体を含む感光体ユニットを前記用紙搬送路の上方
に位置させて前記筐体に着脱自在に設け、前記現像器を
前記用紙搬送路の上方における前記感光体と対向する位
置に位置させて前記筐体に着脱自在に設け、前記感光体
の露出部分の外周を覆う保護カバーを設け、この保護カ
バーを前記感光体の露出部分の外周を覆う位置から退避
させた位置で着脱自在に保持する第一の支持部と、前記
保護カバーを前記感光体を覆う位置で着脱自在に保持す
る第二の支持部とを、前記感光体ユニットに設けたの
で、感光体ユニットを筐体に装着する場合には、保護カ
バーを第一の支持部によって保持することにより、感光
体の外周を現像器や転写器等に向けて露出させるが、ジ
ャム処理やメンテナンスに際して、感光体ユニットを筐
体の外部に取り出す場合には、保護カバーを第二の支持
部で保持することにより、感光体を保護カバーで覆うこ
とができ、これにより、外光の露光による劣化及び他の
器物との干渉による損傷を防止することができ、また、
保護カバーを第一又は第二の支持部に手で装着し直すこ
とができるため、保護カバーの位置を変更する駆動機構
を筐体に設ける必要がなく、したがって、構造を簡略化
しコストダウンを図ることができる等の効果を有する。
【図1】本発明の一実施例を示す縦断正面図である。
【図2】感光体ユニットと現像器との組立構造を示す正
面図である。
面図である。
【図3】保護カバーを第一の支持部に係止させる過程を
示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
【図4】保護カバーを第一の支持部に係止させた状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図5】保護カバーを第二の支持部に係止させる過程を
示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
【図6】保護カバーを第二の支持部に係止させた状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図7】感光体ユニットの縦断正面図である。
【図8】現像器に対する感光体ユニットの誤った組立過
程を示す正面図である。
程を示す正面図である。
【図9】その一部の平面図である。
【図10】アッパーカバーと感光体ユニットとの関係を
示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
【図11】従来例を示す縦断正面図である。
1 筐体 6 用紙搬送路 11 転写器 13 定着器 15 感光体ユニット 16 現像器 18 露光器 20 感光体 21 帯電器 22 除電器 31 保護カバー 35 第一の支持部 36 第二の支持部
Claims (1)
- 【請求項1】 用紙搬送路が設けられた筐体に前記用紙
搬送路の上部に位置する感光体を回転自在に設け、この
感光体の外周に、帯電器、露光器、現像器、転写器、除
電器等を配列するとともに前記用紙搬送路上に定着器を
設けた画像形成装置において、少なくとも前記感光体を
含む感光体ユニットを前記用紙搬送路の上方に位置させ
て前記筐体に着脱自在に設け、前記現像器を前記用紙搬
送路の上方における前記感光体と対向する位置に位置さ
せて前記筐体に着脱自在に設け、前記感光体の露出部分
の外周を覆う保護カバーを設け、この保護カバーを前記
感光体の露出部分の外周を覆う位置から退避させた位置
で着脱自在に保持する第一の支持部と、前記保護カバー
を前記感光体を覆う位置で着脱自在に保持する第二の支
持部とを、前記感光体ユニットに設けたことを特徴とす
る画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4126550A JPH05323692A (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4126550A JPH05323692A (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05323692A true JPH05323692A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=14937952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4126550A Pending JPH05323692A (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05323692A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008298972A (ja) * | 2007-05-30 | 2008-12-11 | Ricoh Co Ltd | プロセスカートリッジ及びプロセスカートリッジ梱包体 |
JP2011164582A (ja) * | 2010-01-13 | 2011-08-25 | Canon Inc | カートリッジ及び画像形成装置 |
-
1992
- 1992-05-20 JP JP4126550A patent/JPH05323692A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008298972A (ja) * | 2007-05-30 | 2008-12-11 | Ricoh Co Ltd | プロセスカートリッジ及びプロセスカートリッジ梱包体 |
JP2011164582A (ja) * | 2010-01-13 | 2011-08-25 | Canon Inc | カートリッジ及び画像形成装置 |
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