JPH05322939A - 電圧検出回路 - Google Patents

電圧検出回路

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JPH05322939A
JPH05322939A JP4133408A JP13340892A JPH05322939A JP H05322939 A JPH05322939 A JP H05322939A JP 4133408 A JP4133408 A JP 4133408A JP 13340892 A JP13340892 A JP 13340892A JP H05322939 A JPH05322939 A JP H05322939A
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JP
Japan
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voltage
zener diode
range
detected
cpu
Prior art date
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Pending
Application number
JP4133408A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikatsu Miyauchi
義勝 宮内
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPH05322939A publication Critical patent/JPH05322939A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 検出する電圧範囲を変更することで、検出可
能な範囲を全体として拡張する。 【構成】 電池電圧V1はツェナーダイオードZD1、
抵抗R1,R2の直列接続回路に導かれ、抵抗R1,R
2の接続点から、CPU1のA/D入力端子AD1に入
力される。トランジスタQ1は、ツェナーダイオードZ
D1に並列に接続されている。電池電圧V1が少なくと
もツェナー電圧Vz以下のときはトランジスタQ1をオ
ンにして検出電圧範囲を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アナログ値をコンピュ
ータにより管理、監視する際に用いて好適な電圧検出回
路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピュータ(以下、CPUと
いう)により温度や電池電圧等の各種アナログ値を検出
する場合、アナログ電圧がCPUのA/D入力端子に入
力され、ディジタル値にA/D変換される。そして、C
PUは、得られたデジタル値に基づいて、機器等の制御
を行う。
【0003】CPUは通常、所要の動作電圧(例えば5
V)で駆動されており、入力電圧がこの動作電圧以上の
ときは、正確にA/D変換することができない。このた
め、CPUの動作電圧以上の入力電圧を的確に検出する
ために、従来、前段に分圧抵抗を介設したり、ツェナー
ダイオードを介設したりしている。
【0004】図3は従来の電圧検出回路を示す回路図で
ある。CPU10は、蓄電池3の電池電圧V1を検出す
るものである。電源2は、CPU10に電源を供給する
もので、その電源電圧はVccであり、CPU10の電源
端子P1に接続されている。蓄電池3には、ツェナーダ
イオードZD1のカソードが接続され、ツェナーダイオ
ードZD1のアノードに抵抗R1,R2が直列接続さ
れ、抵抗R2は接地されている。抵抗R1,R2の接続
点は、CPU10のA/D入力端子AD1に接続されて
いる。ここで、ツェナーダイオードZD1のアノード電
圧をV2、A/D入力端子電圧をV3とする。
【0005】そして、CPU10は、A/D入力端子A
D1に入力されるA/D入力端子電圧V3から電池電圧
V1を算出するようになされている。
【0006】次に、この検出回路の動作について、図4
を用いて説明する。図4は電池電圧V1の推移に対する
アノード電圧V2及びA/D入力端子電圧V3を示す図
である。なお、電源電圧Vcc=5V、ツェナーダイオー
ドZD1のツェナー電圧Vz=5V、R1=R2とす
る。
【0007】アノード電圧V2は、 V2=V1−Vz で得られる。また、A/D入力端子電圧V3は、 V3=V2・R2/(R1+R2)=V2/2 となる。
【0008】従って、図4に示すように、 V1=15VのときはV3=5V(図中、)、 V1=10VのときはV3=2.5V(図中、)、 V1= 5VのときはV3=0V(図中、) となる。
【0009】このようにすることで、CPU10の動作
電圧を越える〜の範囲、すなわち電池電圧V1=1
5〜5Vの範囲についてCPU10で検出可能となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
電圧検出回路では、〜の範囲、すなわち電池電圧V
1=5〜0Vの範囲をCPU10で検出することができ
ない。
【0011】一方、ツェナーダイオードZD1を使用し
なければ、 V2=V1 となるので、〜の範囲、すなわち電池電圧V1=1
0〜0Vの範囲はCPU10で検出可能であるが、〜
の範囲、すなわち電池電圧V1=15〜10Vの範囲
が検出できなくなる。
【0012】このように、上記従来の電圧検出回路で
は、電池電圧V1の検出可能な電圧範囲がツェナーダイ
オードZD1の有無によって決まるので、所望の電圧範
囲を検出できない場合が生じてしまうこととなる。
【0013】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、検出可能な電圧範囲を変更することで、その範囲を
全体として拡張できる電圧検出回路を提供することを目
的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、所定レベル以下の入力電圧の検出が可能
な電圧検出手段にツェナーダイオードを介して被検出電
圧を入力することにより、上記所定レベル以上の被検出
電圧を検出可能にする電圧検出回路において、上記ツェ
ナーダイオードに並列接続されたスイッチング手段と、
上記スイッチング手段のオン、オフを制御する制御手段
とを備え、上記制御手段は被検出電圧が少なくとも上記
ツェナーダイオードのツェナー電圧以下のとき上記スイ
ッチング手段をオン状態にさせるようになされている。
【0015】
【作用】本発明によれば、被検出電圧が所定レベルより
も大きいときは、スイッチング手段がオフされ、被検出
電圧はツェナーダイオードを介して電圧検出手段に入力
される。一方、被検出電圧が少なくともツェナー電圧以
下のときは、スイッチング手段がオンされ、被検出電圧
はツェナーダイオードを介さずに電圧検出手段に入力さ
れる。このようにして、電圧検出手段による検出可能な
電圧範囲が拡張されることとなる。
【0016】
【実施例】以下、本発明に係る電圧検出回路を蓄電池の
電池電圧検出に適用した例について、図面を用いて説明
する。図1は本発明に係る電圧検出回路を示す回路図で
ある。
【0017】CPU1は、蓄電池3の電池電圧V1を検
出するものである。電源2は、CPU1に電源を供給す
るもので、その電源電圧はVccであり、CPU1の電源
端子P1に接続されている。蓄電池3には、ツェナーダ
イオードZD1のカソードが接続され、ツェナーダイオ
ードZD1のアノードに抵抗R1,R2が直列接続さ
れ、抵抗R2は接地されている。抵抗R1,R2の接続
点は、CPU1のA/D入力端子AD1に接続されてい
る。ここで、ツェナーダイオードZD1のアノード電圧
をV2、A/D入力端子電圧をV3とする。
【0018】トランジスタQ1は、エミッタがツェナー
ダイオードZD1のカソードに、コレクタがツェナーダ
イオードZD1のアノードに、ベースが電流制限用の抵
抗R3を介してCPU1の制御端子P2に、接続されて
いる。
【0019】この制御端子P2からは、トランジスタQ
1をオン、オフする‘L’,‘H’レベルの制御信号が
出力されるようになっている。
【0020】そして、CPU1は、A/D入力端子AD
1に入力されるA/D入力端子電圧V3から電池電圧V
1を算出する演算式を、制御端子P2から出力する信号
レベルが‘L’,‘H’の各々について有している。
【0021】次に、この検出回路の動作について、図2
を用いて説明する。図2は満充電された蓄電池3が放電
されたときの電池電圧V1の推移に対するアノード電圧
V2及びA/D入力端子電圧V3を示すとともにトラン
ジスタQ1のオン、オフ状態を示す図である。なお、説
明の便宜上、電源電圧Vcc=5V、ツェナーダイオード
ZD1のツェナー電圧Vz=5V、R1=R2として、
以下説明する。
【0022】初めは、トランジスタQ1がオフなので、
アノード電圧V2は、 V2=V1−Vz =V1−5 で得られる。また、A/D入力端子電圧V3は、 V3=V2・R2/(R1+R2) =V2/2 となる。
【0023】従って、図2に示すように、V1=15V
のときはV3=5V(図中、)となる。そして、電池
電圧V1が低下してV1=10Vになると、V3=2.
5V(図中、直前)となる。
【0024】従って、電池電圧V1が〜の範囲で
は、A/D入力端子電圧V3が5V〜2.5VとしてA
/D入力端子AD1に入力されるので、この範囲の電圧
はCPU1で検出可能である。すなわち、CPU1は、
上記各式を逆算、すなわち V1=V2+Vz =V3・(R1+R2)/R2+Vz =2・V3+5 を演算して電池電圧V1を求める。
【0025】そして、A/D入力端子電圧V3が2.5
Vになると、CPU1は制御端子P2から‘L’信号を
出力して、トランジスタQ1をオンにする。
【0026】このため、ツェナーダイオードZD1の両
端が短絡されるので、アノード電圧V2は、 V2≒V1 で得られ、A/D入力端子電圧V3は、 V3=V2/2≒V1/2 となる。
【0027】従って、トランジスタQ1がオンされた後
は、 V1=10VのときはV3=5V(図中、直後) V1= 5VのときはV3=2.5V(図中、) V1= 0VのときはV3=0V(図中、) となる。
【0028】このときは、CPU1は、 V1=V3・(R1+R2)/R2 =2・V3 なる逆算を行うことにより、電池電圧V1が検出可能と
なる。
【0029】このように、トランジスタQ1がオンされ
た状態では、〜の範囲、すなわち電池電圧V1=1
0〜0Vの範囲が、CPU1で検出可能になる。
【0030】上記のように、ツェナーダイオードZD1
の両端にトランジスタQ1を並列接続し、トランジスタ
Q1のオン、オフを制御するようにしたので、図2中、
〜の全範囲、すなわち電池電圧V1=15〜0Vの
全範囲をCPU1で検出可能にすることができる。
【0031】なお、A/D入力端子電圧V3=2.5V
でトランジスタQ1をオンからオフに切り換えるように
したが、A/D入力端子電圧V3が少なくとも0V以上
の範囲であれば、トランジスタQ1のオンからオフへの
切換のためのA/D入力端子電圧V3の電圧は適宜選択
することもできる。すなわち、CPU1は、電池電圧V
1がツェナー電圧Vz以下のときに少なくともトランジ
スタQ1がオン状態になるように制御端子P2から制御
信号を出力すればよい。
【0032】一方、図2中、〜の範囲、すなわち電
池電圧V1=5〜0Vの範囲まで電池電圧V1が低下し
たときに蓄電池3の充電が開始されると、電池電圧V1
が上昇する。
【0033】そして、CPU1は、A/D入力端子電圧
V3=5Vになると、制御端子P2の出力信号レベルを
‘L’から‘H’に変更し、トランジスタQ1をオンか
らオフに切り換えるようにしている。
【0034】これにより、電池電圧V1が上昇していく
ときも、図2中、〜の全範囲、すなわち電池電圧V
1=15〜0Vの全範囲をCPU1で検出可能にするこ
とができる。
【0035】なお、トランジスタQ1のオフからオンへ
の切り換えは、A/D入力端子電圧V3=5Vに限られ
ず、図2中、〜の範囲、すなわちA/D入力端子電
圧V3=2.5〜5Vの範囲であれば、トランジスタQ
1のオフからオンへの切り換えのためのA/D入力端子
電圧V3の電圧は適宜選択することもできる。
【0036】なお、本実施例ではスイッチング手段とし
てトランジスタQ1を使用したが、これに代えて、スイ
ッチやリレーを用い、これを制御端子P2で開閉制御す
るようにしてもよい。また、ツェナーダイオードZD1
に代えて同様な作用を行う素子を用いてもよい。
【0037】また、本発明が適用されるのは上記電池電
圧の検出に限られず、電圧に変換された温度等を検出す
る場合にも適用することができる。
【0038】
【発明の効果】以上、本発明は、所定レベル以下の入力
電圧の検出が可能な電圧検出手段にツェナーダイオード
を介して被検出電圧を入力することにより、上記所定レ
ベル以上の被検出電圧を検出可能にする電圧検出回路に
おいて、上記ツェナーダイオードに並列接続されたスイ
ッチング手段と、上記スイッチング手段のオン、オフを
制御する制御手段とを備え、上記制御手段は被検出電圧
が少なくとも上記ツェナーダイオードのツェナー電圧以
下のとき上記スイッチング手段をオン状態にさせるよう
になされているので、電圧検出手段で検出可能な被検出
電圧の範囲を拡張することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電圧検出回路を示す回路図であ
る。
【図2】満充電された蓄電池3が放電されたときの電池
電圧V1の推移に対するアノード電圧V2及びA/D入
力端子電圧V3を示すとともにトランジスタQ1のオ
ン、オフ状態を示す図である。
【図3】従来の電圧検出回路を示す回路図である。
【図4】電池電圧V1の推移に対するアノード電圧V2
及びA/D入力端子電圧V3を示す図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 電源 3 蓄電池 AD1 A/D入力端子 P1 電源端子 P2 制御端子 Q1 トランジスタ R1,R2,R3 抵抗 V1 電池電圧 V2 アノード電圧 V3 A/D入力端子電圧 ZD1 ツェナーダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H02H 3/24 D 9061−5G

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定レベル以下の入力電圧の検出が可能
    な電圧検出手段にツェナーダイオードを介して被検出電
    圧を入力することにより、上記所定レベル以上の被検出
    電圧を検出可能にする電圧検出回路において、上記ツェ
    ナーダイオードに並列接続されたスイッチング手段と、
    上記スイッチング手段のオン、オフを制御する制御手段
    とを備え、上記制御手段は被検出電圧が少なくとも上記
    ツェナーダイオードのツェナー電圧以下のとき上記スイ
    ッチング手段をオン状態にさせるようになされているこ
    とを特徴とする電圧検出回路。
JP4133408A 1992-05-26 1992-05-26 電圧検出回路 Pending JPH05322939A (ja)

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JP4133408A JPH05322939A (ja) 1992-05-26 1992-05-26 電圧検出回路

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016204364A1 (ko) * 2015-06-16 2016-12-22 주식회사 엘지화학 변압 릴레이 및 이를 이용한 배터리 전압 측정 시스템
WO2023074282A1 (ja) * 2021-10-29 2023-05-04 株式会社デンソー 電圧検出装置

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