JPH0532173A - ロータリーバルブ - Google Patents
ロータリーバルブInfo
- Publication number
- JPH0532173A JPH0532173A JP3190158A JP19015891A JPH0532173A JP H0532173 A JPH0532173 A JP H0532173A JP 3190158 A JP3190158 A JP 3190158A JP 19015891 A JP19015891 A JP 19015891A JP H0532173 A JPH0532173 A JP H0532173A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- input shaft
- torsion bar
- shaft
- rotary valve
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D5/00—Power-assisted or power-driven steering
- B62D5/06—Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
- B62D5/08—Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle characterised by type of steering valve used
- B62D5/083—Rotary valves
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/8593—Systems
- Y10T137/86493—Multi-way valve unit
- Y10T137/86574—Supply and exhaust
- Y10T137/86638—Rotary valve
Abstract
(57)【要約】
【目的】 組立作業が容易で、工程が簡素であるロータ
リーバルブを提供する。 【構成】 トーションバー２３に入力軸１が挿着された
後、入力軸１をトーションバー２３を軸として左右に回
転し、入力軸１の出力軸７に対する左右方向の回転角に
対応する油圧の特性が対称となるような入力軸１の中立
位置が検出される。検出された中立位置における入力軸
１とトーションバー２３との周方向の相対位置を保持し
つつ、入力軸１を固定し、トーションバーを引張ること
により、連結孔５１に嵌合部５９が挿入される。折欠５
５が端面６７と同一平面上に位置した時点で、入力軸１
の押圧は終了し、圧入が完了する。圧入完了後、チャッ
ク部５７が折取られる。
リーバルブを提供する。 【構成】 トーションバー２３に入力軸１が挿着された
後、入力軸１をトーションバー２３を軸として左右に回
転し、入力軸１の出力軸７に対する左右方向の回転角に
対応する油圧の特性が対称となるような入力軸１の中立
位置が検出される。検出された中立位置における入力軸
１とトーションバー２３との周方向の相対位置を保持し
つつ、入力軸１を固定し、トーションバーを引張ること
により、連結孔５１に嵌合部５９が挿入される。折欠５
５が端面６７と同一平面上に位置した時点で、入力軸１
の押圧は終了し、圧入が完了する。圧入完了後、チャッ
ク部５７が折取られる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、入力軸と出力軸との相
対回転によって流体の給排を制御するロータリーバルブ
に関するものである。
対回転によって流体の給排を制御するロータリーバルブ
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、外部からの操作によって回転
される入力軸と、この入力軸と同一軸線上に配置された
出力軸と、入力軸の軸芯に挿通され、両端部が入出力軸
にそれぞれ連結されたトーションバーとを備え、両軸の
相対回転によって作動されて圧力流体の給排を制御する
ロータリーバルブが知られている。このロータリーバル
ブの入力軸とトーションバーとの連結は、入力軸の出力
軸に対する左右方向の回転角に対応する油圧の特性が対
称となるような中立位置出しの後、中立位置における入
力軸とトーションバーとの相対位置を保持しつつ両者の
端部に直径方向の共孔を形成し、この共孔にバランスピ
ンを挿入することでなされていた。また、入力軸内部の
気密保持のために、この連結部付近の出力軸よりの位置
にＯリングを装着していた。
される入力軸と、この入力軸と同一軸線上に配置された
出力軸と、入力軸の軸芯に挿通され、両端部が入出力軸
にそれぞれ連結されたトーションバーとを備え、両軸の
相対回転によって作動されて圧力流体の給排を制御する
ロータリーバルブが知られている。このロータリーバル
ブの入力軸とトーションバーとの連結は、入力軸の出力
軸に対する左右方向の回転角に対応する油圧の特性が対
称となるような中立位置出しの後、中立位置における入
力軸とトーションバーとの相対位置を保持しつつ両者の
端部に直径方向の共孔を形成し、この共孔にバランスピ
ンを挿入することでなされていた。また、入力軸内部の
気密保持のために、この連結部付近の出力軸よりの位置
にＯリングを装着していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来のロータリーバルブでは、連結部の入力軸内径と
トーションバー外径とに差があり両者間に隙間ができ、
ずれ易く、中立位置における入力軸とトーションバーと
の相対位置を保持しつつ共孔を形成する作業が困難であ
った。しかも、入力軸の硬度よりもトーションバーの硬
度が高いため共孔形成時にドリルの先端がずれ易いこと
から、共孔を形成する際に両者の相対位置にずれが生じ
易く、この点でも正確に共孔を形成する作業が困難であ
った。
た従来のロータリーバルブでは、連結部の入力軸内径と
トーションバー外径とに差があり両者間に隙間ができ、
ずれ易く、中立位置における入力軸とトーションバーと
の相対位置を保持しつつ共孔を形成する作業が困難であ
った。しかも、入力軸の硬度よりもトーションバーの硬
度が高いため共孔形成時にドリルの先端がずれ易いこと
から、共孔を形成する際に両者の相対位置にずれが生じ
易く、この点でも正確に共孔を形成する作業が困難であ
った。
【０００４】また、ドリルによる共孔形成で発生する切
削クズがバルブ内部に侵入しないよう注意深い作業が要
求され、この作業後には、切削クズを除去するためのバ
ルブの洗浄が必要とされ工程が複雑であった。さらに、
Ｏリング装着のための溝を形成することも、工程を複雑
にしていた。
削クズがバルブ内部に侵入しないよう注意深い作業が要
求され、この作業後には、切削クズを除去するためのバ
ルブの洗浄が必要とされ工程が複雑であった。さらに、
Ｏリング装着のための溝を形成することも、工程を複雑
にしていた。
【０００５】すなわち、従来のロータリーバルブでは、
上記のような組立作業の困難や工程の複雑さが問題とな
っていた。そこで本発明は上記の課題を解決することを
目的とし、組立作業が容易で、工程が簡素であるロータ
リーバルブを提供することにある。
上記のような組立作業の困難や工程の複雑さが問題とな
っていた。そこで本発明は上記の課題を解決することを
目的とし、組立作業が容易で、工程が簡素であるロータ
リーバルブを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、本発明は課題を解決するための手段として次の構成
を取った。即ち、入力軸と、この入力軸と同一軸線上に
配置された出力軸と、入力軸の軸芯に挿通され、両端部
が入出力軸にそれぞれ連結されたトーションバーとを備
え、両軸の相対回転によって作動されて圧力流体の給排
を制御するロータリーバルブにおいて、前記入力軸に軸
方向に連結孔を形成し、前記トーションバーの端部に前
記連結孔に圧入可能な嵌合部を形成すると共に、前記連
結孔より小径のチャック部を、前記トーションバーの端
部に折取り可能な折欠を介して連接し、前記連結孔に前
記嵌合部を圧入して前記入力軸と前記トーションバーと
を連結した後、前記チャック部を取り除いたことを特徴
とする。
く、本発明は課題を解決するための手段として次の構成
を取った。即ち、入力軸と、この入力軸と同一軸線上に
配置された出力軸と、入力軸の軸芯に挿通され、両端部
が入出力軸にそれぞれ連結されたトーションバーとを備
え、両軸の相対回転によって作動されて圧力流体の給排
を制御するロータリーバルブにおいて、前記入力軸に軸
方向に連結孔を形成し、前記トーションバーの端部に前
記連結孔に圧入可能な嵌合部を形成すると共に、前記連
結孔より小径のチャック部を、前記トーションバーの端
部に折取り可能な折欠を介して連接し、前記連結孔に前
記嵌合部を圧入して前記入力軸と前記トーションバーと
を連結した後、前記チャック部を取り除いたことを特徴
とする。
【０００７】
【作用】前記構成を有するロータリーバルブにおいて
は、チャック部がチャックされ、入力軸が回転され、所
定の圧力流体の給排関係になるように、入出力軸の相対
的位置が合わされた後、入力軸が軸方向に固定され、ト
ーションバーが引張られ、入力軸の連結孔に、トーショ
ンバーの嵌合部が圧入され、入力軸とトーションバーと
が連結される。その後、チャック部が取り除かれる。そ
して、入力軸が外力により回転されると、トーションバ
ーが弾性変形しながら、出力軸に回転が伝達され、入出
力軸の相対回転によって圧力流体の給排が制御される。
は、チャック部がチャックされ、入力軸が回転され、所
定の圧力流体の給排関係になるように、入出力軸の相対
的位置が合わされた後、入力軸が軸方向に固定され、ト
ーションバーが引張られ、入力軸の連結孔に、トーショ
ンバーの嵌合部が圧入され、入力軸とトーションバーと
が連結される。その後、チャック部が取り除かれる。そ
して、入力軸が外力により回転されると、トーションバ
ーが弾性変形しながら、出力軸に回転が伝達され、入出
力軸の相対回転によって圧力流体の給排が制御される。
【０００８】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。図１は本発明の一実施例のパワーステアリン
グ装置用ロータリーバルブの一部断面図である。
説明する。図１は本発明の一実施例のパワーステアリン
グ装置用ロータリーバルブの一部断面図である。
【０００９】図示しないハンドルからの操作により回転
される入力軸１は、ベアリング３によって支承され、回
動可能なように本体５に取り付けられている。この入力
軸１と同一軸線上に配置された出力軸７は、ベアリング
９及び１１によって支承され、回動可能なように本体５
に取り付けられている。
される入力軸１は、ベアリング３によって支承され、回
動可能なように本体５に取り付けられている。この入力
軸１と同一軸線上に配置された出力軸７は、ベアリング
９及び１１によって支承され、回動可能なように本体５
に取り付けられている。
【００１０】出力軸７には、ピニオンギヤ１３が設けら
れており、このピニオンギヤ１３にラックバー１５が歯
合されている。ラックバー１５は図示しない連結機構を
介して図示しない車輪に連結されている。また、出力軸
７には、ピン１７が嵌合されており、このピン１７を介
してバルブスリーブ１９と連結されている。
れており、このピニオンギヤ１３にラックバー１５が歯
合されている。ラックバー１５は図示しない連結機構を
介して図示しない車輪に連結されている。また、出力軸
７には、ピン１７が嵌合されており、このピン１７を介
してバルブスリーブ１９と連結されている。
【００１１】バルブスリーブ１９は、図示しない圧力流
体の経路を介して、図示しないポンプ、タンク及びパワ
ーシリンダと接続されている。入力軸１の内部には収納
孔２１が形成されており、この収納孔２１にトーション
バー２３が挿通されている。トーションバー２３の一方
の端部にはセレーションが施され、出力軸７に形成され
ている嵌合孔２５に圧入され出力軸７と連結されてい
る。
体の経路を介して、図示しないポンプ、タンク及びパワ
ーシリンダと接続されている。入力軸１の内部には収納
孔２１が形成されており、この収納孔２１にトーション
バー２３が挿通されている。トーションバー２３の一方
の端部にはセレーションが施され、出力軸７に形成され
ている嵌合孔２５に圧入され出力軸７と連結されてい
る。
【００１２】入力軸１とバルブスリーブ１９とは、入力
軸１の回転によってトーションバー２３に発生する弾性
変形により、両者の相対回転に変位を生じ、この相対回
転変位によって圧力流体の給排が制御されるよう構成さ
れている。図２（イ）はトーションバーの端部の拡大
図、図２（ロ）は入力軸の端部の拡大図である。
軸１の回転によってトーションバー２３に発生する弾性
変形により、両者の相対回転に変位を生じ、この相対回
転変位によって圧力流体の給排が制御されるよう構成さ
れている。図２（イ）はトーションバーの端部の拡大
図、図２（ロ）は入力軸の端部の拡大図である。
【００１３】入力軸１の端部には収納孔２１に連接し
て、軸方向の連結孔５１が形成されている。この連結孔
５１には、トーションバー２３の端部に形成されたガイ
ド部５３及びこのガイド部５３に折欠５５を介して連接
するチャック部５７が挿通され、チャック部５７は、後
述する組立時に、図示しない固定具にて固定される。ま
た、ガイド部５３に連接して、嵌合部５９が形成されて
いる。
て、軸方向の連結孔５１が形成されている。この連結孔
５１には、トーションバー２３の端部に形成されたガイ
ド部５３及びこのガイド部５３に折欠５５を介して連接
するチャック部５７が挿通され、チャック部５７は、後
述する組立時に、図示しない固定具にて固定される。ま
た、ガイド部５３に連接して、嵌合部５９が形成されて
いる。
【００１４】収納孔２１は嵌合部５９が挿通可能な内径
に加工されている。嵌合部５９は、連結孔５１に圧入可
能な外径ｄA に加工されている。本実施例では、ｄA は
８．６ｍｍで、締め代は０．１５ｍｍである。ガイド部
５３の外径ｄB は連結孔５１の内径ｄC よりわずかに小
さく、容易に連結孔５１に挿入でき、かつ、挿入した際
に入力軸１を回転させても大きな芯ぶれが起こらない程
度である。
に加工されている。嵌合部５９は、連結孔５１に圧入可
能な外径ｄA に加工されている。本実施例では、ｄA は
８．６ｍｍで、締め代は０．１５ｍｍである。ガイド部
５３の外径ｄB は連結孔５１の内径ｄC よりわずかに小
さく、容易に連結孔５１に挿入でき、かつ、挿入した際
に入力軸１を回転させても大きな芯ぶれが起こらない程
度である。
【００１５】折欠５５は、後述する圧入が完了した際
に、入力軸１の端面６７と同一平面上にある位置に形成
されている。折欠５５は、チャック部５７に曲げ荷重を
加えた際に折れる程度の深さに加工されている。チャッ
ク部５７は、連結孔５１に挿通可能な外径を有し、固定
具で固定できる程度の形状に加工されている。
に、入力軸１の端面６７と同一平面上にある位置に形成
されている。折欠５５は、チャック部５７に曲げ荷重を
加えた際に折れる程度の深さに加工されている。チャッ
ク部５７は、連結孔５１に挿通可能な外径を有し、固定
具で固定できる程度の形状に加工されている。
【００１６】入力軸１の所定位置に、スナップリング６
１が係止され、溝６３が設けられている。この溝６３に
Ｏリング６５が装着されている。次に、本実施例のロー
タリーバルブの組立順序について、図２により説明す
る。
１が係止され、溝６３が設けられている。この溝６３に
Ｏリング６５が装着されている。次に、本実施例のロー
タリーバルブの組立順序について、図２により説明す
る。
【００１７】組立の際には、トーションバー２３に入力
軸１が挿着され、図２（ハ）の状態に組み立てられた
後、ロータリーバルブには、図示しない中立位置検出装
置が接続される。入力軸１の中立位置は、入力軸１をト
ーションバー２３を軸として左右に回転し、入力軸１の
出力軸７に対する左右方向の回転角に対応する油圧の特
性が対称となるような入力軸１の位置として検出され
る。
軸１が挿着され、図２（ハ）の状態に組み立てられた
後、ロータリーバルブには、図示しない中立位置検出装
置が接続される。入力軸１の中立位置は、入力軸１をト
ーションバー２３を軸として左右に回転し、入力軸１の
出力軸７に対する左右方向の回転角に対応する油圧の特
性が対称となるような入力軸１の位置として検出され
る。
【００１８】こうして検出された中立位置における入力
軸１とトーションバー２３との周方向の相対位置を保持
しつつ、入力軸１を軸方向に固定し、トーションバーを
引張ることにより、連結孔５１に嵌合部５９が挿入され
る。折欠５５が端面６７と同一平面上に位置した時点
で、トーションバーの引張は終了し、圧入が完了する。
圧入完了後、チャック部５７が折取られる。
軸１とトーションバー２３との周方向の相対位置を保持
しつつ、入力軸１を軸方向に固定し、トーションバーを
引張ることにより、連結孔５１に嵌合部５９が挿入され
る。折欠５５が端面６７と同一平面上に位置した時点
で、トーションバーの引張は終了し、圧入が完了する。
圧入完了後、チャック部５７が折取られる。
【００１９】次に、上記の構成のロータリーバルブの作
動について説明する。ハンドル操作による回転力は入力
として入力軸１に伝達される。入力軸１の回転と共に、
トーションバー２３を介して回転力が出力軸７へ伝達さ
れる。このとき出力軸７は連結している車輪からの反力
を負荷として受けるため、トーションバー２３が弾性変
形し、入力軸１と出力軸７との回転に相対変位を生ず
る。この相対回転変位は出力軸７に連結されているバル
ブスリーブ１９と入力軸１との相対回転変位となり、圧
力流体の給排が制御される。
動について説明する。ハンドル操作による回転力は入力
として入力軸１に伝達される。入力軸１の回転と共に、
トーションバー２３を介して回転力が出力軸７へ伝達さ
れる。このとき出力軸７は連結している車輪からの反力
を負荷として受けるため、トーションバー２３が弾性変
形し、入力軸１と出力軸７との回転に相対変位を生ず
る。この相対回転変位は出力軸７に連結されているバル
ブスリーブ１９と入力軸１との相対回転変位となり、圧
力流体の給排が制御される。
【００２０】以上本発明はこの様な実施例に何等限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々なる態様で実施し得る。
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々なる態様で実施し得る。
【００２１】
【発明の効果】以上詳述したように本発明のロータリー
バルブは、入力軸とトーションバーとの連結が圧入によ
ってなされるので、連結用の共孔及びＯリング装着を必
要とせず、共孔形成のドリル作業、ドリル作業後の洗浄
及びＯリング用の溝加工が不要となるので、組立作業が
容易となり、工程が簡素化される。同時に、入力軸とト
ーションバーとのずれがないので、油圧特性の左右対称
性が改善される。
バルブは、入力軸とトーションバーとの連結が圧入によ
ってなされるので、連結用の共孔及びＯリング装着を必
要とせず、共孔形成のドリル作業、ドリル作業後の洗浄
及びＯリング用の溝加工が不要となるので、組立作業が
容易となり、工程が簡素化される。同時に、入力軸とト
ーションバーとのずれがないので、油圧特性の左右対称
性が改善される。
【図１】 本発明の一実施例のパワーステアリング装置
用ロータリーバルブの一部断面図である。
用ロータリーバルブの一部断面図である。
【図２】 実施例のロータリーバルブにおける中立位置
出し工程での、入力軸とトーションバーとの軸方向の相
対位置を示す説明図である。
出し工程での、入力軸とトーションバーとの軸方向の相
対位置を示す説明図である。
１・・・入力軸、 ７・・・出力軸、 ２３・・・トーションバー、 ５１・・・連結孔、 ５５・・・折欠、 ５７・・・チャック部、 ５９・・・嵌合部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 入力軸と、この入力軸と同一軸線上に配
置された出力軸と、入力軸の軸芯に挿通され、両端部が
入出力軸にそれぞれ連結されたトーションバーとを備
え、両軸の相対回転によって作動されて圧力流体の給排
を制御するロータリーバルブにおいて、 前記入力軸に軸方向に連結孔を形成し、 前記トーションバーの端部に前記連結孔に圧入可能な嵌
合部を形成すると共に、前記連結孔より小径のチャック
部を、前記トーションバーの端部に折取り可能な折欠を
介して連接し、 前記連結孔に前記嵌合部を圧入して前記入力軸と前記ト
ーションバーとを連結した後、前記チャック部を取り除
いたことを特徴とするロータリーバルブ。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3190158A JPH0532173A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | ロータリーバルブ |
| US07/896,398 US5178189A (en) | 1991-07-30 | 1992-06-10 | Rotary valve and a method of assembling the rotary valve |
| GB9212397A GB2258197B (en) | 1991-07-30 | 1992-06-11 | A rotary valve and a method of assembling the rotary valve |
| DE4221741A DE4221741A1 (de) | 1991-07-30 | 1992-07-02 | Drehschieber und verfahren zum zusammenbauen des drehschiebers |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3190158A JPH0532173A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | ロータリーバルブ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0532173A true JPH0532173A (ja) | 1993-02-09 |
Family
ID=16253393
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3190158A Pending JPH0532173A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | ロータリーバルブ |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5178189A (ja) |
| JP (1) | JPH0532173A (ja) |
| DE (1) | DE4221741A1 (ja) |
| GB (1) | GB2258197B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015168306A (ja) * | 2014-03-05 | 2015-09-28 | 日本精工株式会社 | 電動式パワーステアリング装置及びその製造方法 |
Families Citing this family (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4420744C2 (de) * | 1994-06-15 | 1997-07-31 | Trw Fahrwerksyst Gmbh & Co | Verfahren und Vorrichtung zur Montage eines Servoventils |
| DE4441165C2 (de) * | 1994-11-18 | 1997-07-17 | Daimler Benz Ag | Steuerung eines Servoventils |
| US5727443A (en) * | 1994-11-28 | 1998-03-17 | A.E. Bishop & Associates Pty Limited | Method of balancing a hydraulic valve for a power steering gear |
| DE19517873C1 (de) * | 1995-05-16 | 1996-08-14 | Daimler Benz Ag | Servolenkung |
| DE19752468A1 (de) * | 1997-11-27 | 1999-06-02 | Mercedes Benz Lenkungen Gmbh | Drehschieberventil für Servolenkungen und Verfahren zu dessen Herstellung |
| AU2424999A (en) * | 1998-02-03 | 1999-08-23 | Zf Friedrichshafen Ag | Torsion bar stop |
| DE19853142A1 (de) * | 1998-11-18 | 2000-05-25 | Zahnradfabrik Friedrichshafen | Verfahren zum Montieren eines Drehschieberventils für Hilfskraftlenkungen, insbesondere von Kraftfahrzeugen |
| US6296018B1 (en) * | 1999-08-30 | 2001-10-02 | Trw Inc. | Rack and pinion steering system |
| US20060021224A1 (en) * | 2004-07-29 | 2006-02-02 | Stoll Richard A | Method for forming a valve assembly |
| WO2006048392A1 (de) * | 2004-11-03 | 2006-05-11 | Zf Lenksysteme Gmbh | Vorrichtung zur übertragung von drehmomenten |
| WO2011009169A1 (en) * | 2009-07-22 | 2011-01-27 | Broens Industries Pty Ltd | Power steering control assembly and method of manufacture |
| DE102013105441A1 (de) * | 2013-05-28 | 2014-12-04 | Zf Lenksysteme Gmbh | Lenkgetriebe mit drehstab-anordnung, damit ausgestattetes lenksystem und montage-verfahren |
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