JPH0532171U - 4輪作業車の横転用安全装置 - Google Patents

4輪作業車の横転用安全装置

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Publication number
JPH0532171U
JPH0532171U JP9106891U JP9106891U JPH0532171U JP H0532171 U JPH0532171 U JP H0532171U JP 9106891 U JP9106891 U JP 9106891U JP 9106891 U JP9106891 U JP 9106891U JP H0532171 U JPH0532171 U JP H0532171U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rollover
work vehicle
gas cylinder
wheel work
safety device
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Pending
Application number
JP9106891U
Other languages
English (en)
Inventor
明喜 本山
Original Assignee
ヤンマー農機株式会社
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 4輪作業車が横転した場合に自動的に膨張す
るエアバックにより搭乗者を安全に保護可能とする。 【構成】 座席1の両横側方に設けた両収納部2、2に
は上方に膨張できるエアバック3と気体ボンベ4をそれ
ぞれ収納するとともに、機体の横転を検知するセンサ5
により前記気体ボンベ4を作動可能にして構成したもの
である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、農用トラクタなどの4輪作業車が横転した場合に自動的に膨張する エアバックにより搭乗者を安全に保護可能にした4輪作業車の横転用安全装置に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、農用トラクタなどは畦道などの狭い道路を走行する際に踏み外して横転 することが多く、そのために、座席の近傍に2本柱や4本柱を立設したり、キャ ビンを設けて安全対策を行っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、そのように2本柱や4本柱を起立させても、横転時に搭乗者が その柱に衝突したり挟まれたり、また、コストアップとなるキャビンを設けても 、キャビン内で頭部をぶつけたりして怪我をしやすく、安全対策が不充分である 、といった不具合を呈していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、そのような不具合を解決し、しかも機体から容易に脱出できるよう に工夫したものであり、そのため、座席の両横側方に設けた両収納部には上方に 膨張できるエアバックと気体ボンベをそれぞれ収納するとともに、機体の横転を 検知するセンサにより前記気体ボンベを作動可能にして構成したものである。
【0005】
【作用】
従って、機体が横転すると、その横転をセンサが検出するとともに、転倒側の 気体ボンベを作動させながらエアバックを即座に膨張させることができることに なり、搭乗者はそのエアバックにもたれかかるようにして安全状態に保護される ことになり、また、エアバックは転倒側にのみ位置するので、搭乗者は機体から 迅速容易に脱出できる。
【0006】
【実施例】
図2は農用トラクタの背面図を示し、4輪のうちの両後輪6、6を軸架した機 体後部のリヤケース7の上方には座席1を設けるとともに、搭乗者Aが座乗する 該座席1の両側方には後輪6用のフェンダ8、8を架設して従来形構造同様に構 成するが、前記座席1の両横側方となる両フェンダ8、8の内側面には、上方に 開閉自在の蓋2aを有するケース状の両収納部2、2をそれぞれ取り付け、両収 納部2、2の内部には、上方に膨張できるとともに膨張時に搭乗者A側に分厚く なる拡張部3aを有するエアバック3と、該エアバック3に連通する気体ボンベ 4とをそれぞれ収納し、左側と右側の収納部2、2には、機体が左側と右側に転 倒するのを検出して気体ボンベ4、4を作動させることができるセンサ5、5を それぞれ内装して構成する。
【0007】 なお、センサは機体中央に設けて、左側に転倒する際には左側の気体ボンベ4 を、また、右側に転倒する際には右側の気体ボンベ4を作動させるように構成す ることもでき、また、座席の肘掛けの両側部に収納部をそれぞれ設けて構成する こともできる。
【0008】 したがって、通常は、図1および図2に示すように、両収納部2、2にはエア バック3がそれぞれ収納されて蓋2aが閉じられる状態となっており、狭い道路 を走行中に踏み外して、図4に示すように、左側へ矢印イで示すように横転する と、左側のセンサ5がその横転を検出するとともに気体ボンベ4が作動して、左 側のエアバック3が即座に膨張することになり、搭乗者はそのエアバック3にも たれかかる状態となって、しかも放りだされないようにして緩衝されながら安全 状態に保護されることになり、また、エアバック3が搭乗者Aの下方側に位置す ることになるので、搭乗者Aは機体から迅速容易に脱出できることになる。
【0009】
【考案の効果】 このように本考案は、狭い道路を走行中に踏み外したりして機体が横転した場 合、転倒側のエアバック3がセンサ5の検出による気体ボンベ4の作動により自 動的に膨張することができることになって、搭乗者はそのエアバック3上にもた れかかる状態となって、しかも放りだされないようにして緩衝されながら安全状 態に保護されることになり、また、エアバック3が搭乗者の下方側に位置するの で、搭乗者は機体から迅速容易に脱出できることになり、4輪作業車の安全性を 一段と向上させることができることになり、簡単な構造にして好適に実施できる 特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の要部を示した側断面図であ
る。
【図2】農用トラクタを示した背面図である。
【図3】図1の作動状態を示した側断面図である。
【図4】図2の作動状態を示した背面図である。
【符号の説明】
1 座席 2 収納部 3 エアバック 4 気体ボンベ 5 センサ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座席1の両横側方に設けた両収納部2、
    2には上方に膨張できるエアバック3と機体ボンベ4を
    それぞれ収納するとともに、機体の横転を検知するセン
    サ5により前記気体ボンベ4を作動可能にして構成した
    ことを特徴とする4輪作業車の横転用安全装置。
JP9106891U 1991-10-08 1991-10-08 4輪作業車の横転用安全装置 Pending JPH0532171U (ja)

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JP9106891U JPH0532171U (ja) 1991-10-08 1991-10-08 4輪作業車の横転用安全装置

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JPH0532171U true JPH0532171U (ja) 1993-04-27

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ID=14016187

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007204046A (ja) * 1995-12-27 2007-08-16 Toyota Motor Corp 車両用乗員姿勢補助装置
JP2008110760A (ja) * 1997-11-04 2008-05-15 Deka Products Lp 可動体のためのクッションシステム
ES2885768A1 (es) * 2020-06-10 2021-12-15 Air Rops Na 2012 S L Dispositivo automático hinchable de protección al aplastamiento para ATV's, cuadriciclos y quads.

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