JPH053211U - ローラ搬送装置 - Google Patents

ローラ搬送装置

Info

Publication number
JPH053211U
JPH053211U JP5052591U JP5052591U JPH053211U JP H053211 U JPH053211 U JP H053211U JP 5052591 U JP5052591 U JP 5052591U JP 5052591 U JP5052591 U JP 5052591U JP H053211 U JPH053211 U JP H053211U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rollers
air
roller
transport device
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5052591U
Other languages
English (en)
Inventor
良剛 高橋
小川  均
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP5052591U priority Critical patent/JPH053211U/ja
Publication of JPH053211U publication Critical patent/JPH053211U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は被搬送物への傷付きを防止するように
したローラ搬送装置を提供することを目的とする。 【構成】回転駆動される複数のパイプ状ローラ6,8に
より板状物12を搬送するローラ搬送装置において、該
各々のローラ6,8表面に空気吹出し用の複数の小孔1
0を設けるとともに、ローラ6,8内部を空圧源に接続
し、搬送される板状物12を検出するセンサ14を搬送
方向に所定間隔離間して設け、各々のローラ6,8の空
気供給側に選択的に開閉される弁手段を設け、前記セン
サ14の検出信号に応じて前記各弁手段を選択的に開閉
する制御手段を設けて構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はプリント配線板等の板状物を搬送するローラ搬送装置に関する。 プリント配線板は種々の加工ステーションを通して製造され、加工ステーショ ン間の搬送にはローラ搬送装置等の搬送装置が使用される。特にプリント配線板 上に電子部品を実装して製造するプリント配線板ユニット(電子回路パッケージ )の製造においては、加工ステーションの数が多くなるため、一つの加工ステー ションから他の加工ステーションにローラ搬送装置等の搬送装置によりプリント 配線板を搬送する場合、プリント配線板の加工面に傷を付けない搬送装置が必要 とされる。
【0002】
【従来の技術】
プリント配線板を一つの加工ステーションから他の加工ステーションへ搬送す る従来の搬送装置は、ローラ搬送装置又はベルト搬送装置が一般的である。ロー ラ搬送装置の搬送ローラは鋼、ゴム、FRP、セラミック等から形成され、プリ ント配線板等の板状被搬送物がローラ表面と摩擦接触して搬送されている。この ため、ローラ表面に傷等があると、プリント配線板表面に形成された導体パター ン等の被膜に傷が付き、パターンの断線等が生じるという問題があった。
【0003】 このような表面の傷付き防止を目的として、無端状搬送ベルト表面に多数の孔 を開け、これらの孔から空気を吹き出して浮力及び推進力を得るベルト搬送装置 が提案されているが、このタイプのベルト搬送装置では搬送速度及び搬送方向の 変更が難しいといった問題がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来のローラ搬送装置ではプリント配線板等の板状被搬送物が搬送ローラと摩 擦接触して搬送されるため、搬送ローラにゴミが付着していたり又は搬送ローラ に傷がある場合、これらのゴミ又は傷により被搬送物表面に傷が付きやすいとい った問題があった。また、無端状ベルト表面に多数の孔を開け、これらの孔から 空気を吹出しながら被搬送物を搬送するベルト搬送装置では、被搬送物の搬送速 度及び搬送方向の制御が難しいといった問題があった。
【0005】 本考案はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは 、板状被搬送物の傷付きを防止するようにしたローラ搬送装置を提供することで ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
各々のローラ表面に空気吹出し用の複数の小孔を設けるとともに、パイプ状ロ ーラ内部を空圧源に接続する。そして、搬送される板状物を検出するセンサを搬 送方向に所定間隔離間して設け、各々のローラの空気供給側に選択的に開閉され る弁手段を設けるとともに、センサの検出信号に応じて各弁手段を選択的に開閉 する制御手段を設ける。
【0007】
【作用】
センサで板状被搬送物を検出すると、所定領域のローラからのみ空気が噴出す るように制御手段により各ローラの空気供給側に設けられた弁手段を選択的に開 閉する。このように制御することにより、全てのローラから常に空気を噴出させ る場合に比較して、使用空気量を少なくすることができる。
【0008】 ローラ表面に設けられた空気吹出し用の小孔から吹き出される空気により、板 状被搬送物は浮力を受ける。また、ローラが回転することにより吹き出される空 気に推進力が発生するため、板状被搬送物はローラと軽く接触して搬送され、被 搬送物の表面に傷が付くことが防止される。
【0009】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例を詳細に説明する。 図1は本考案実施例斜視図を示しており、互いに離間して設けられた一対の空 気供給パイプ2,4はコンプレッサ等の図示しない空圧源に接続されている。複 数のパイプ状搬送ローラ6の一端が空気供給パイプ2に接続されており、各搬送 ローラ6の他端6aは閉塞されている。各搬送ローラ6の表面には空気吹出し用 の複数の小孔10が設けられている。同様に、空気供給パイプ4に表面に複数の 空気供給用の小孔10の形成されたパイプ状搬送ローラ8の一端が接続されてい る。
【0010】 搬送ローラ6,8は図示しない駆動機構により回転駆動され、プリント配線板 12を矢印A方向に搬送する。14は搬送されるプリント配線板12を検出する 搬送方向に所定間隔離間して設けられたセンサである。各搬送ローラ6,8の空 気供給側には各搬送ローラへの空気の供給を選択的に許容する図示しない弁が設 けられており、これらの弁はセンサ14に接続された制御手段により選択的に開 閉される。
【0011】 然して、搬送ローラ6,8を一方向に回転駆動すると、プリント配線板12が 矢印A方向に搬送される。このとき、各搬送ローラ6,8に設けられた小孔10 より空気を吹き出すことにより、プリント配線板12に浮力が与えられ、プリン ト配線板12は搬送ローラ6,8に軽く接触するだけで矢印A方向に搬送される 。また、搬送ローラ6,8が回転しているので、小孔10から吹き出された空気 に推進力が発生し、この推進力がプリント配線板12の搬送に寄与する。
【0012】 プリント配線板12は小孔10から吹き出される空気により各搬送ローラ6, 8に軽く接触するか又は殆ど接触しないで搬送されるので、搬送ローラ6,8表 面に付着したゴミ又は搬送ローラ6,8表面に形成された傷によりプリント配線 板12の加工面が傷付けられることはない。
【0013】 センサ14で搬送されるプリント配線板12の通過を検出して、各搬送ローラ 6,8の空気供給側に設けられた弁を制御手段により選択的に開閉し、空気の吹 き出される搬送ローラ6,8の領域を限定するようにする。このように構成する と、全ての搬送ローラ6,8から空気を吹き出す場合に比較して、使用空気量を 大幅に低減して同様な効果を得ることができる。
【0014】 図3を参照すると、搬送ローラ6の上側部分を除いて各ローラの周囲をローラ 6と所定間隔離間して覆うカバー16を設けた実施例が示されている。カバー1 6は矢印B方向に回転調整可能に取り付けられており、カバー16を所望位置に 回転することにより、空気の吹出し方向を調整することができ、プリント配線板 12の搬送速度及び/又は搬送方向を制御することができる。またこのようなカ バー16を設けることにより、小孔10から横方向及び下側方向に吹き出された 空気をカバー16により上向きに反らせることができるため、小孔10から吹き 出された全ての空気をプリント配線板12に浮力及び推進力を与えることに寄与 させることができる。
【0015】 図4は本考案のさらに他の実施例の斜視図を示しており、この実施例は搬送ロ ーラに空気吹出し用の小孔を設ける代わりに、各搬送ローラ18の間にローラの 軸方向に伸長する空気吹出し口20aを有するノズル20を設けたものである。 ノズル20は上述した実施例と同様に空圧源に接続されており、各ノズル20の 空気供給側には選択的に開閉される弁が設けられている。
【0016】 ノズル20の空気吹出し口20aから空気を吹出しながら搬送ローラ18を回 転駆動することによりプリント配線板を搬送するようにすれば、プリント配線板 に浮力が与えられるため、プリント配線板は搬送ローラ18に軽く接触するか或 いは殆ど接触することなく搬送され、プリント配線板の加工面に傷が付くことが 防止される。
【0017】
【考案の効果】
本考案は上述したように、吹き出された空気により板状被搬送物に浮力を与え ながら板状搬送物を搬送するようにしたため、被搬送物表面に傷が付くことが防 止される。また、搬送方向及び速度の制御も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の斜視図である。
【図2】搬送状態を示す拡大斜視図である。
【図3】ローラカバーを設けた他の実施例を示す斜視図
である。
【図4】さらに他の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
6,8 搬送ローラ 10 小孔 12 プリント配線板 14 センサ 16 カバー 18 搬送ローラ 20 ノズル 20a 空気吹出し口

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動される複数のパイプ状ローラ
    (6,8) により板状物(12)を搬送するローラ搬送装置にお
    いて、 該各々のローラ(6,8) 表面に空気吹出し用の複数の小孔
    (10)を設けるとともに、 ローラ(6,8) 内部を空圧源に接続し、 搬送される板状物(12)を検出するセンサ(14)を搬送方向
    に所定間隔離間して設け、 各々のローラ(6,8) の空気供給側に選択的に開閉される
    弁手段を設け、 前記センサ(14)の検出信号に応じて前記各弁手段を選択
    的に開閉する制御手段を設けたことを特徴とするローラ
    搬送装置。
  2. 【請求項2】 上側部分を除いて前記各ローラ(6,8) の
    周囲をローラ(6,8)と所定間隔離間して覆うカバー(16)
    を設けたことを特徴とする請求項1記載のローラ搬送装
    置。
  3. 【請求項3】 回転駆動される複数のローラ(18)により
    板状物(12)を搬送するローラ搬送装置において、 各ローラ(18)の間にローラの軸方向に伸長する空気吹出
    し用のノズル手段(20)を設けるとともに、 該ノズル手段(20)を空圧源に接続し、 搬送される板状物(12)を検出するセンサ(14)を搬送方向
    に所定間隔離間して設け、 各々のノズル手段(20)の空気供給側に選択的に開閉され
    る弁手段を設け、 前記センサ(14)の検出信号に応じて前記各弁手段を選択
    的に開閉する制御手段を設けたことを特徴とするローラ
    搬送装置。
JP5052591U 1991-07-01 1991-07-01 ローラ搬送装置 Pending JPH053211U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5052591U JPH053211U (ja) 1991-07-01 1991-07-01 ローラ搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5052591U JPH053211U (ja) 1991-07-01 1991-07-01 ローラ搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH053211U true JPH053211U (ja) 1993-01-19

Family

ID=12861406

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5052591U Pending JPH053211U (ja) 1991-07-01 1991-07-01 ローラ搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH053211U (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5413916A (en) * 1977-07-04 1979-02-01 Mitsubishi Electric Corp Regenerative control system for ac electric motor vehicle
JPS597655A (ja) * 1982-07-05 1984-01-14 Nisshin Steel Co Ltd 低接触圧サポ−トロ−ル装置
JPS615810B2 (ja) * 1983-02-21 1986-02-21 Shinjo Seisakusho Yk
JPS62191352A (ja) * 1986-02-18 1987-08-21 Inoue Kinzoku Kogyo Kk シ−ト搬送用ブロ−ロ−ル
JPS63123722A (ja) * 1986-11-13 1988-05-27 Takenaka Komuten Co Ltd 気体浮上式搬送設備における搬送方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5413916A (en) * 1977-07-04 1979-02-01 Mitsubishi Electric Corp Regenerative control system for ac electric motor vehicle
JPS597655A (ja) * 1982-07-05 1984-01-14 Nisshin Steel Co Ltd 低接触圧サポ−トロ−ル装置
JPS615810B2 (ja) * 1983-02-21 1986-02-21 Shinjo Seisakusho Yk
JPS62191352A (ja) * 1986-02-18 1987-08-21 Inoue Kinzoku Kogyo Kk シ−ト搬送用ブロ−ロ−ル
JPS63123722A (ja) * 1986-11-13 1988-05-27 Takenaka Komuten Co Ltd 気体浮上式搬送設備における搬送方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20040060713A (ko) 판 형상체의 반송 장치
JPH053211U (ja) ローラ搬送装置
JPH05178436A (ja) プリント配線板の搬送処理装置
JPH07281495A (ja) 画像形成装置の記録材搬送装置
JPH0943826A (ja) 感光材料乾燥装置
KR101097042B1 (ko) 기판가공장치
JPH1067419A (ja) 長物農産物の向き揃え装置
US11046544B2 (en) System for preventing paper jams between subsystem transitions
JPH0438646B2 (ja)
JPH06211328A (ja) 両面塗布プリント配線板用コンベア装置
JP3166910B2 (ja) 枚葉紙供給装置
JPH0748574Y2 (ja) 搬送装置
JPH0699016B2 (ja) 物品の搬送方法
JP4971734B2 (ja) 被塗装体の部分塗装装置
JP2972470B2 (ja) 物品仕分機における物品の移載制御方法
JP4258714B2 (ja) 搬送装置
JPH04133491A (ja) 電子回路基板の乾燥装置
JPS6233167B2 (ja)
JPH0672535A (ja) 柱状体の搬送装置
JPH02632Y2 (ja)
JPH0444222U (ja)
JPH066005Y2 (ja) 海苔の搬送包装装置
JPH05104344A (ja) 基板の搬送装置
JPH0680238A (ja) 反転装置
JPH0891559A (ja) 物体の搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970819