JP4258714B2 - 搬送装置 - Google Patents

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本発明は、搬送物の下面部に向けて空気を送風して、搬送物を非接触状態で支持する送風式支持手段と、その送風式支持手段にて支持される前記搬送物に対して搬送方向での推進力を付与する推進力付与手段と備えた搬送手段が、搬送方向に複数並べて設けられ、それら複数の搬送手段の運転を制御する制御手段が設けられている搬送装置に関する。
上記のような搬送装置は、液晶用のガラス基板などの搬送物を搬送方向に複数並べられている複数の搬送手段にて搬送するものであり、搬送手段の夫々において、送風式支持手段にて非接触状態で支持されている搬送物に対して、推進力付与手段にて、例えば、搬送物の両端部や搬送物の下端部などの搬送物の一部を接触支持して推進力を付与することにより、搬送方向の上流側に位置する搬送手段から搬送方向の下流側に位置する搬送手段に搬送物を乗り移らせながら搬送するものである。
従来の搬送装置では、搬送する際の搬送物の姿勢が、例えば、水平姿勢またはほぼ水平姿勢で搬送するものと、縦姿勢またはそれに近い姿勢で搬送するものとがあるので、それぞれについて説明する。
まず、水平姿勢またはほぼ水平姿勢で搬送物を搬送する従来の搬送装置について説明すると、送風式支持手段が、水平姿勢またはほぼ水平姿勢となっている搬送物に対して、その搬送物の下面部のうち、両側端部の間に位置する中間部に向けて空気を送風するように構成され、推進力付与手段が、水平姿勢またはほぼ水平姿勢となっている搬送物の両端部を接触支持して推進力を付与する駆動回転体を備えて構成されている。
このような送風式支持手段と推進力付与手段とを備えた搬送手段が搬送方向に隣接する状態で複数並べられ、制御手段が、搬送物が乗り移る乗移対象の搬送手段およびその乗移対象の搬送手段よりも搬送方向の上流側に隣接する搬送手段について、送風式支持手段と推進力付与手段とを作動させることにより、水平姿勢またはほぼ水平姿勢の搬送物を乗移対象の搬送手段に乗り移らせるようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
次に、縦姿勢またはそれに近い姿勢で搬送物を搬送する従来の搬送装置について説明すると、送風式支持手段が、縦姿勢またはそれに近い姿勢となっている搬送物に対して、その搬送物の下面部のうち、両側端部の間に位置する中間部に向けて空気を送風するように構成され、推進力付与手段が、縦姿勢またはそれに近い姿勢となっている搬送物の下端部を接触支持して推進力を付与する駆動回転体を備えて構成されている。
このような送風式支持手段と推進力付与手段とを備えた搬送手段が搬送方向に隣接する状態で複数並べられ、制御手段が、搬送物が乗り移る乗移対象の搬送手段およびその乗移対象の搬送手段よりも搬送方向の上流側に隣接する搬送手段について、送風式支持手段と推進力付与手段とを作動させることにより、縦姿勢またはそれに近い姿勢の搬送物を乗移対象の搬送手段に乗り移らせるようにしている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2002−321820号公報 特開2002−308423号公報
上記特許文献1および特許文献2における搬送装置では、制御手段が、乗移対象の搬送手段およびその乗移対象の搬送手段よりも搬送方向の上流側に隣接する搬送手段について、単に、送風式支持手段と推進力付与手段とを作動させているだけであるので、乗移対象の搬送手段において、乗り移る搬送物を非接触状態で支持できずに、搬送物が乗移対象の搬送手段などと接触して損傷する虞がある。
説明を加えると、送風式支持手段においては、その作動を開始してから、搬送物の下面部に向けて送風する空気の送風量が、すぐに搬送物を非接触状態で支持できるような量になるわけではなく、作動開始から搬送物を非接触状態に支持できるまでに時間がかかることになる。
したがって、上記特許文献1および特許文献2の搬送装置において、例えば、制御手段が、乗移対象の搬送手段について、搬送物が乗り移る乗移タイミングに送風式支持手段の作動を開始することが考えられるが、この場合には、送風式支持手段の作動開始から搬送物が乗り移るまでの時間が短くて、送風式支持手段にて搬送物を非接触状態に支持できないことになる。
本発明は、かかる点に着目してなされたものであり、その目的は、搬送手段間で搬送物を乗り移らせて搬送する際に、送風式支持手段にて搬送物を非接触状態で支持することができる搬送装置を提供する点にある。
この目的を達成するために、本発明にかかる搬送装置の第1特徴構成は、搬送物の下面部に向けて空気を送風して、搬送物を非接触状態で支持する送風式支持手段と、その送風式支持手段にて支持される前記搬送物に対して搬送方向での推進力を付与する推進力付与手段と備えた搬送手段が、搬送方向に複数並べて設けられ、それら複数の搬送手段の運転を制御する制御手段が設けられている搬送装置において、
前記送風式支持手段は、送風ファンを備えて、除塵フィルタを通して前記搬送物の下面部に向けて清浄空気を送風するように構成され、かつ、前記送風ファンの作動状態を切り換えることにより、前記搬送物の下面部に向けて送風する清浄空気の送風量を前記搬送物を非接触状態で支持する支持用送風量とする支持作動状態と、前記搬送物の下面部に向けて送風する清浄空気の送風量を前記支持用送風量よりも小さい小用設定送風量とする小用作動状態とに変更自在に構成され、前記制御手段は、運転対象の搬送手段については、前記送風式支持手段を小用作動状態にて作動させ、かつ、前記搬送物が乗り移る乗移対象の搬送手段については、前記搬送物が乗り移る乗移タイミングよりも以前に、前記送風式支持手段にて前記搬送物を非接触状態で支持することができる状態にするように前記送風ファンの作動状態を切り換えて前記送風式支持手段の作動状態を小用作動状態から支持作動状態に変更するように構成されている点にある。
すなわち、制御手段は、乗移対象の搬送手段については、乗移タイミングよりも以前に、送風式支持手段にて搬送物を非接触状態で支持することができる状態にするように、乗移タイミングよりも以前に送風式支持手段の作動を開始することができることになる。
したがって、乗移対象の搬送手段について、送風式支持手段の作動開始から搬送物が乗り移るまでの時間を長くすることができ、その間に、送風式支持手段にて搬送物を非接触状態に支持することができる状態となる。
以上のことから、乗移対象の搬送手段において、実際に搬送物が乗り移るまでに、送風式支持手段にて搬送物を非接触状態で支持することができることとなって、搬送手段間で搬送物を乗り移らせて搬送する際に、送風式支持手段にて搬送物を非接触状態で支持することができる搬送装置を提供できるに至った。
本発明にかかる搬送装置の第2特徴構成は、前記制御手段が、前記乗移対象の搬送手段については、その乗移対象の搬送手段よりも搬送方向の上流側に隣接する前記搬送手段に前記搬送物が乗り移る上流側乗移タイミングにおいて、前記送風式支持手段にて前記搬送物を非接触状態で支持することができる状態に移行させるように前記送風式支持手段の作動状態を制御するように構成されている点にある。
すなわち、制御手段が、乗移対象の搬送手段については、上流側乗移タイミングにおいて、送風式支持手段を作動開始させることができるので、エネルギー消費量の増大を防止しながらも、送風式支持手段にて乗り移る搬送物を非接触状態で支持することができるタイミングに、送風式支持手段を作動開始させることができることになる。
説明を加えると、乗移対象の搬送手段において、送風式支持手段の作動開始タイミングを、乗移タイミングよりも早くすればするほど、送風式支持手段を作動させる時間が長くなり、エネルギー消費量の増大を招くことになる。
逆に、乗移対象の搬送手段において、送風式支持手段の作動開始タイミングを、乗移タイミングに近づければ近づけるほど、送風式支持手段の作動開始から搬送物が乗り移るまでの時間が短くなり、搬送物を非接触状態で支持できない可能性が生じることになる。
そこで、乗移対象の搬送手段において、送風式支持手段の作動開始タイミングを、上流側乗移タイミングとすることにより、エネルギー消費量の増大を防止しながらも、送風式支持手段にて乗り移る搬送物を非接触状態で支持することができるタイミングに、送風式支持手段を作動開始させることができることになる。
したがって、送風式支持手段を的確なタイミングにて作動開始させることができることとなって、省エネルギー化を図りながらも、送風式支持手段にて搬送物を非接触状態で支持することができることになる。
本発明にかかる搬送装置を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
この搬送装置は、図1〜図3および図10に示すように、液晶用のガラス基板などの板状体を搬送物として搬送するものであり、搬送手段としての搬送ユニット1の複数と、それら複数の搬送ユニット1の運転を制御する制御手段としての制御部Hと、その制御部Hに対して制御情報を指令する人為操作式の指令部Sなどを備えて構成されている。
そして、搬送ユニット1の夫々は、ガラス基板2を水平姿勢またはほぼ水平姿勢にて搬送するように構成されている。
ちなみに、図1は、搬送装置の斜視図であり、図2は、搬送装置の縦断正面図であり、図3は、搬送装置の要部の縦断拡大正面図である。
前記搬送ユニット1は、図1〜図3に示すように、ガラス基板2の搬送方向に沿って隣接する状態で並べて設けられ、搬送方向の上流側に位置する搬送ユニット1から搬送方向の下流側に位置する搬送ユニット1にガラス基板2を乗り移らせて、複数の搬送ユニット1にて搬送装置の上流端部から下流端部までガラス基板2を搬送するように構成されている。
また、搬送ユニット1は、上下2段になるように並設され、上側の搬送ユニット1と下側の搬送ユニット1とにおける搬送方向については、逆方向でも、同じ方向でもよく、適宜変更が可能である。
例えば、上側の搬送ユニット1と下側の搬送ユニット1との搬送方向を逆方向とした場合には、上側の搬送ユニット1にて搬送されたガラス基板2を下側の搬送ユニット1にて戻すようにして、ガラス基板2に対して同じ工程を行ったり、不良なガラス基板2を元に戻すように構成されている。
前記搬送ユニット1は、図2〜図4に示すように、搬送物2の下面部に向けて空気を送風して、搬送物2を非接触状態で支持する送風式支持手段3と、その送風式支持手段3にて支持される搬送物2に対して搬送方向での推進力を付与する推進力付与手段4とを備えて構成されている。
また、搬送ユニット1は、図11に示すように、その搬送経路上にガラス基板2が存在するか否かを検出する在物センサTを備えて構成されている。
そして、在物センサTは、投光部からの光が受光部にて受光されなければ、搬送経路上にガラス基板2が存在することを検出し、投光部からの光が受光部にて受光されると、搬送経路上にガラス基板2が存在しないことを検出するように構成されている。
また、在物センサTは、その数や設置箇所などについては適宜変更が可能であり、搬送経路上にガラス基板2が存在するか否かを検出できるものであればよい。
ちなみに、図4は、搬送ユニット1の縦断側面図であり、図11は、複数の搬送ユニット1を平面図で示した搬送装置の概略構成図である。
前記送風式支持手段3は、図2〜図4に示すように、塵埃を除去する除塵フィルタ5と、その除塵フィルタ5を通してガラス基板2の下面部に向けて清浄空気を送風する送風ファン6とを備えて構成されている。
そして、送風式支持手段3は、一つの除塵フィルタ5と一つの送風ファン6とを一体的に組付けたファンフィルタユニット7の複数から構成され、それら複数のファンフィルタユニット7の上部には、ガラス基板2の下面部に向けて送風される清浄空気の整風を行う多孔板状の整風板8が設けられている。
説明を加えると、ファンフィルタユニット7は、図5および図6に示すように、ガラス基板2の搬送方向に直交する横幅方向の中間箇所で間隔を隔てる状態で左右に一つずつ設けられ、さらに、ガラス基板2の搬送方向にも間隔を隔てる状態で、例えば、3つを並べて設けられており、合計6つ設けられている。
ちなみに、図5は、搬送ユニット1の上方を開放した状態での斜視図であり、図6は、搬送ユニット1の平面図である。
そして、一つの搬送ユニット1には、6つのファンフィルタユニット7からなる送風式支持手段3が設けられ、6つのファンフィルタユニット7の上方を覆うように1枚の整風板8が配設されている。
また、送風ファン6は、図2および図3に示すように、その設置箇所よりも下方側の空気を吸引してその空気を上方に位置する除塵フィルタ5に向けて送風するように構成されている。
このようにして、送風式支持手段3は、除塵フィルタ5を通過した清浄空気を、整風板8にて整風された状態で、ガラス基板2の搬送方向に直交する横幅方向の両端部の間の中間部に向けて送風して、ガラス基板2の横幅方向の中間部を非接触状態にて支持するように構成されている。
前記搬送ユニット1において、図2および図4〜図6に示すように、ガラス基板2の搬送方向と直交する横幅方向の中間箇所、および、ガラス基板2の搬送方向の中央側の間隔を隔てた箇所には、清浄空気を下方に排気する通気路9が形成されている。
説明を加えると、6つのファンフィルタユニット7同士の間には、隙間が空けられているので、その隙間を利用して、ファンフィルタユニット7の厚み方向に同幅で連通する通気路9が形成されている。
ちなみに、整風板8のうち、通気路9の上方に位置する箇所には、孔部が形成され、通気路9が、その孔部を通して供給される清浄空気を下方側に案内して下方に排気するように構成されている。
このように、通気路9を、ガラス基板2の搬送方向と直交する横幅方向の中間箇所、および、ガラス基板2の搬送方向の中央側の間隔を隔てた箇所に設けることにより、ガラス基板2の横幅方向の中間箇所や搬送方向の中央側に清浄空気が溜まることなく、通気路9を通して下方に排気されるように構成されている。
そして、清浄空気の溜まりがないことにより、ガラス基板2が上方側に湾曲することなく、ガラス基板2を水平姿勢またはほぼ水平姿勢で搬送することができることになる。
前記推進力付与手段は、図2および図7に示すように、ガラス基板2の横幅方向の両端部を接触支持する駆動ローラ14と、その駆動ローラ14を伝導軸15を介して駆動させるための電動モータ16とから構成されている。
ちなみに、図7は、搬送ユニット1の縦断側面図であり、左右一対設けられている推進力付与手段のうちの一方側を示している。
説明を加えると、駆動ローラ14は、ガラス基板2の搬送方向に間隔を隔てて複数設けられ、伝導軸15は、搬送方向に複数本並べる状態でカップリング17によって連動連結されている。
そして、電動モータ16は、その出力ギア16aが伝導軸15に備えられた平歯車18aと噛み合うように設けられ、電動モータ16の作動により伝導軸15が回転駆動するように構成されている。
また、ガラス基板2の搬送方向において、複数の駆動ローラ14の配設箇所に対応する位置に出力軸19が設けられ、図8および図9に示すように、この出力軸19の一端部に駆動ローラ14が設けられている。
そして、駆動ローラ14は、出力軸19と一体回転するように設けられ、出力軸19の他端部には、伝導軸15に備えられた平歯車18と噛み合う入力ギア20が設けられている。
ちなみに、図8は、搬送ユニット1の横幅方向の端部における縦断正面図であり、図9は、搬送ユニット1の横幅方向の端部における縦断側面図である。
このようにして、電動モータ16の作動により伝導軸15を回転駆動させ、その伝導軸15の回転駆動により、伝導軸15の平歯車18と入力ギア20とを咬合させて出力軸19を回転させて、駆動ローラ14を回転させるように構成されている。
そして、電動モータ16の作動により駆動ローラ14を回転させて、その駆動ローラ14にて、ガラス基板2の横幅方向の両端部を接触状態で支持しながら、ガラス基板2に対して搬送方向での推進力を付与するように構成されている。
また、ガラス基板2は、駆動ローラ14における大径部14aにて横幅方向での位置ずれを規制しながら搬送方向に沿って搬送されるように構成されている。
前記搬送ユニット1の枠体10は、図3および図4に示すように、複数のファンフィルタユニット7を載置支持する長方形状のユニット用枠体11と、そのユニット用枠体11の両側脇に配設される左右一対の収納用枠体12とから構成されている。
前記ユニット用枠体11は、底面側に配置される平板状のユニット用底面体11aと、そのユニット用底面体11aの両端部から連なり上方に向かう側壁部11bと、その側壁部11bの間の上方を覆うユニット用カバー体11cとから構成され、側壁部11bについては、収納用枠体12にて兼用するように構成されている。
そして、ユニット用枠体11の内部空間が、複数のファンフィルタユニット7からなる送風式支持手段3とガラス基板2とが収納される搬送空間Aとして構成され、ユニット用枠体11が、搬送空間Aを密閉状態またはほぼ密閉状態に覆うように構成されている。
また、ユニット用底面体11aには、送風ファン6の下方に位置する箇所に外部空気を搬送空間Aに導入する空気導入口13が形成されている。
そして、送風ファン6の作動により、搬送空間Aの空気を吸引して、その吸引した空気を除塵フィルタ5と整風板8を通してガラス基板2の下面部に向けて清浄空気を送風して、搬送空間A内の空気を循環させるように構成されている。
また、送風ファン6の作動により、外部空気が空気導入口13から搬送空間A内に導入して、搬送空間A内を加圧し、搬送空間A内において循環する空気の一部をユニット用枠体11と収納フレーム枠体12との隙間などから外部に排出して、搬送空間A内で循環される空気の一部を外部空気と交換するように構成されている。
前記収納用枠体12は、側面視がコ字状の収納用フレーム12aと、その収納用フレーム12aにおける側方の開口部を閉塞する収納用カバー体12bとから構成されている。
そして、収納用枠体12の内部空間が、電動モータ16や伝導軸15などの駆動機構を収納する収納空間Bとして構成され、収納用枠体12が、収納空間Bを密閉状態またはほぼ密閉状態に覆うように構成されている。
また、収納空間Bには、ファンフィルタユニット7と同様に送風機能および除塵機構を備えたサブファンフィルタユニット21が設けられている。
そして、ガラス基板2の搬送方向におけるサブファンフィルタユニット21の配設箇所において、収納用フレーム12aの下面部には、収納空間B内の空気を外部に排気する外部排出口22が形成され、収納用フレーム12aの側面部には、搬送空間Aと収納空間Bとを連通する空気排出口23が形成されている。
このようにして、サブファンフィルタユニット21の作動により、搬送空間Aの空気の一部が収納空間Bに排出され、収納空間B内の空気が、サブファンフィルタ21の作動により吸引されて、サブファンフィルタ21により除塵された空気が、外部排出口22を通して外部に排気されるように構成されている。
前記搬送ユニット1は、上下2段になるように配置されており、図2に示すように、上側の搬送ユニット1が、下側の搬送ユニット1の上方を開放するように、横側部の一端側を支点にして上方側に揺動操作自在に構成されている。
説明を加えると、上側の搬送ユニット1における枠体10は、揺動軸芯P周りに揺動自在に枢支され、上側の搬送ユニット1における枠体10を揺動軸芯P周りに上方側に揺動することにより、下側の搬送ユニット1における枠体10の上方を開放するように構成されている。
そして、下側の搬送ユニット1についてメンテナンス作業を行う際には、上側の搬送ユニット1を揺動操作したのち、下側の搬送ユニット1における枠体10において、ユニット用枠体11のユニット用カバー体11cを外すことにより、下側の搬送ユニット1における搬送空間Aを開放して、搬送空間Aのメンテナンス作業を可能とするように構成されている。
また、上側の搬送ユニット1についてメンテナンス作業を行う際には、ユニット用枠体11のユニット用カバー体11cを外すことにより、上側の搬送ユニット1における搬送空間Aを開放して、搬送空間Aのメンテナンス作業を行うように構成されている。
ちなみに、搬送ユニット1における収納空間Bについてメンテナンス作業を行う際には、上側の搬送ユニット1と下側の搬送ユニット1のどちらについても、収納用枠体12の収納用カバー体12bを取り外すことにより、収納空間Bを開放して、収納空間Bのメンテナンス作業を行うように構成されている。
前記制御部Hは、図10に示すように、指令部Sからの指令に基づいて、複数の搬送ユニット1の夫々について、運転を制御するように構成されている。
そして、制御部Hは、搬送ユニット1の運転状態においては、電動モータ6、ファンフィルタユニット7、および、サブファンフィルタユニット21を作動させることにより、ガラス基板2を非接触状態で支持して搬送するように構成されている。
前記ファンフィルタユニット7は、送風ファン6の作動状態を切り換えることにより、ガラス基板2の下面部に向けて送風する清浄空気の送風量をガラス基板2を非接触状態で支持する支持用送風量とする支持作動状態と、ガラス基板2の下面部に向けて送風する清浄空気の送風量を支持用送風量よりも小さい小用設定送風量とする小用作動状態とに変更自在に構成されている。
すなわち、複数のファンフィルタユニット7からなる送風式支持手段3は、除塵フィルタ5を通してガラス基板2の下面部に向けて清浄空気を送風するように構成され、かつ、支持作動状態と小用作動状態とに変更自在に構成されている。
そして、制御部Hは、複数の搬送ユニット1を運転させるに当たって、ガラス基板2が乗り移る乗移対象の搬送ユニット1については、ガラス基板2が乗り移る乗移タイミングよりも以前に、送風式支持手段3にてガラス基板2を非接触状態で支持することができる状態にするように送風式支持手段3の作動状態を制御するように構成されている。
説明を加えると、制御部Hは、運転対象の搬送ユニット1については、送風式支持手段3を小用作動状態にて作動させ、かつ、乗移対象の搬送ユニット1については、乗移タイミングよりも以前に、送風式支持手段3を小用作動状態から支持作動状態に変更するように構成されている。
そして、制御手段Hは、乗移対象の搬送ユニット1については、その乗移対象の搬送ユニット1よりも搬送方向の上流側に隣接する搬送ユニット1にガラス基板2が乗り移る上流側乗移タイミングにおいて、送風式支持手段3にてガラス基板2を非接触状態で支持することができる状態に移行させるように、送風式支持手段3を小用作動状態から支持作動状態に変更するように構成されている。
ちなみに、上流側乗移タイミングの検出については、乗移対象の搬送ユニット1よりも搬送方向の上流側に隣接する搬送ユニット1にガラス基板2が乗り移るように、電動モータ6を作動させることにより、上流側乗移タイミングを検出するようにしている。
また、上流側乗移タイミングについては、送風式支持手段3の作動状態を変更するために要する時間やガラス基板2の搬送速度などに基づいて、上流側乗移タイミングに送風式支持手段3を小用作動状態から支持作動状態に変更することによって、乗移タイミングには、乗移対象の搬送ユニット1において、乗り移るガラス基板2を非接触状態で支持できるようなタイミングになるように設定されている。
以下、制御部Hによる複数の搬送ユニット1についての制御動作において、ファンフィルタユニット7および電動モータ6の動作について具体的に説明を加える。
ちなみに、サブファンフィルタユニット21の動作については、電動モータ6が作動状態である搬送ユニット1において、サブファンフィルタユニット21を作動させたり、あるいは、すべての搬送ユニット1において、サブファンフィルタユニット21を作動させるなど、適宜変更が可能である。
まず、制御部Hは、搬送方向に並べられている複数の搬送ユニット1のすべてを運転対象の搬送ユニット1として、その運転対象の搬送ユニット1については、ファンフィルタユニット7を小用作動状態にて作動させる。
そして、制御部Hは、乗移対象の搬送ユニット1については、乗移タイミングよりも以前の上流側乗移タイミングにて、ファンフィルタユニット7を小用作動状態から支持作動状態に切り換えるように作動状態を変更するとともに、搬送経路上にガラス基板2が存在する搬送ユニット1とその搬送ユニット1の一つ下流側に位置する搬送ユニット1については、電動モータ6を作動させる。
このようにして、乗移対象の搬送ユニット1については、実際にガラス基板2が乗り移る乗移タイミングよりも以前の上流側乗移タイミングに、送風式支持手段3にてガラス基板を非接触状態で支持することができるようにして、送風式支持手段3にてガラス基板2を非接触状態で支持しながら、搬送ユニット1間でガラス基板2を乗り移らせて搬送するようにしている。
そして、上流側乗移タイミングについては、乗移対象の搬送ユニット1よりも搬送方向の上流側に隣接する搬送ユニット1にガラス基板2が乗り移るように電動モータ6を作動開始させたタイミングとしている。
また、指令部Sにて運転開始が指令された当初には、制御部Hが、搬送方向の最も上流側に位置する搬送ユニット1およびその搬送ユニット1よりも一つ下流側に位置する搬送ユニット1については、ファンフィルタユニット7を支持作動状態にて作動させ、かつ、それ以外の搬送ユニット1については、ファンフィルタユニット7を小用作動状態にて作動させる。
このような作動状態において、移載装置などによって、搬送方向の最も上流側に位置する乗移対象の搬送ユニットの搬送経路上にガラス基板2を移載させて、ガラス基板2を搬送装置に導入させる。
そして、ガラス基板2が導入されると、制御部Hは、在物センサTの検出情報に基づいて、搬送方向の最も上流側に位置する搬送ユニット1の搬送経路上にガラス基板2が存在することを検出することにより、搬送方向の最も上流側に位置する搬送ユニット1およびその搬送ユニット1よりも一つ下流側に位置する搬送ユニット1について、電動モータ6を作動させて、ガラス基板2を、搬送方向の最も上流側に位置する搬送ユニット1からその搬送ユニット1よりも一つ下流側に位置する搬送ユニット1に乗り移させる。
以上のようにして、ファンフィルタユニット7および電動モータ6の作動状態を制御することにより、搬送方向の上流側に位置する搬送ユニット1から搬送方向の下流側に位置する搬送ユニット1にガラス基板2を非接触状態で支持して乗り移らせながら、複数の搬送ユニット1にて搬送装置の上流端部から下流端部までガラス基板2を搬送するように構成されている。
前記複数の搬送ユニット1において、ファンフィルタユニット7および電動モータ6の動作については、いずれの搬送ユニット1も同様の動作を行うので、図11に示すように、搬送方向に並べられている複数の搬送ユニット1のうち、ある3つを取り挙げて、図12のフローチャートに基づいて説明を加える。
ちなみに、図11において、搬送方向の最も上流側に位置する搬送ユニット1を上流側の搬送ユニット1aとし、その上流側の搬送ユニット1aよりも一つ下流側に位置する搬送ユニット1を中間の搬送ユニット1bとし、その中間の搬送ユニット1bよりも一つ下流側に位置する搬送ユニット1を下流側の搬送ユニット1cとして説明する。
まず、図11に示すように、上流側の搬送ユニット1aの搬送経路上にガラス基板2が存在し、下流側の搬送ユニット1cが乗移対象の搬送ユニットであるので、上流側の搬送ユニット1a、中間の搬送ユニット1b、および、下流側の搬送ユニット1cにおけるファンフィルタユニット7などの動作については、前提動作状態となる(ステップ1)。
この前提動作状態では、上流側の搬送ユニット1aにおける在物センサTにてガラス基板2の存在を検出し、上流側の搬送ユニット1aおよび中間の搬送ユニット1bにおけるファンフィルタユニット7が送風ファン6を支持作動状態で作動させており、下流側の搬送ユニット1cにおけるファンフィルタユニット7が送風ファン6を小用作動状態で作動させている。
そして、この前提動作状態において、制御部Hは、上流側の搬送ユニット1aおよび中間の搬送ユニット1bにおける電動モータ6を作動開始させて、ガラス基板2を上流側の搬送ユニット1aから中間の搬送ユニット1bに乗り移らせる(ステップ2)。
このようにして、上流側の搬送ユニット1aおよび中間の搬送ユニット1bにおける電動モータ6を作動開始させることにより、上流側乗移タイミングであると検出して、乗移対象である下流側の搬送ユニット1cにおけるファンフィルタユニット7を小用作動状態から支持作動状態に変更させる(ステップ3,4)。
その後、制御部Hは、中間の搬送ユニット1bにおける在物センサTにてガラス基板2が存在することを検出すると、上流側の搬送ユニット1aにおけるファンフィルタユニット7を支持作動状態から小用作動状態に変更する(ステップ5,6)。
〔第2実施形態〕
この第2実施形態は、上記第1実施形態において搬送する搬送物の姿勢の別実施形態を示すものであり、以下、その点を中心に図面に基づいて説明を加える。
ちなみに、その他の構成については、上記第1実施形態と同様であるので、同符号を記すなどにより、その詳細な説明は省略する。
縦姿勢用搬送ユニット24は、図13および図14に示すように、ガラス基板2の搬送方向に複数並べて設けられ、搬送物としてのガラス基板2を縦姿勢に近い姿勢で搬送するように構成され、搬送手段として作用するように構成されている。
そして、縦姿勢用搬送ユニット24は、縦姿勢に近い姿勢で設けられている縦姿勢用送風式支持手段25と、縦姿勢に近い姿勢で設けられている縦姿勢用推進力付与手段26とを備えて構成されている。
ちなみに、この第2実施形態では、ガラス基板2が、縦姿勢に近い姿勢で搬送されるので、縦姿勢用搬送ユニット24が存在する側がガラス基板2の下面部となる。
前記縦姿勢用送風式支持手段26は、縦姿勢に近い姿勢で搬送されるガラス基板2の下面部に向けて清浄空気を供給して、ガラス基板2を非接触状態で支持するように構成されている。
ちなみに、この縦姿勢用送風式支持手段26は、上記第1実施形態における送風式支持手段3と同様に、除塵フィルタ5と送風ファン6とを一体的に組み付けたファンフィルタユニット7aにて構成され、このファンフィルタユニット7aは、上下に並ぶ2つの送風ファン6と一つの除塵フィルタ5とを一体的に組み付けている。
また、ファンフィルタユニット7aからの清浄空気を整風する整風板8も設けられている。
そして、縦姿勢用推進力付与手段26は、ガラス基板2の一端部を接触支持しながら推進力を付与するタイミングベルト27を備えて、ガラス基板2に対して搬送方向での推進力を付与するように構成されている。
説明を加えると、縦姿勢用推進力付与手段26は、搬送下手側に位置して電動式モータ28によって回転する駆動輪29と、搬送上手側に位置する回転自在な従動輪30と、これら駆動輪29と従動輪30とに亘って巻回するタイミングベルト27とを備えて構成されている。
そして、タイミングベルト27は、その送り経路部分を内周面側から内支持輪31にて支持され、その戻り経路部分を外周面側から外支持輪32にて支持されている。
また、縦姿勢用送風式支持手段25とガラス基板2の搬送経路とが収納される搬送空間Cを密閉状態またはほぼ密閉状態に覆う搬送ケース34が設けられている。
前記制御部Hは、上記第1実施形態と同様に、指令部Sからの指令に基づいて、複数の縦姿勢用搬送ユニット24の夫々について、運転を制御するように構成されている。
そして、制御部Hは、縦姿勢用搬送ユニット24の運転状態においては、電動式モータ28、および、ファンフィルタユニット7aを作動させることにより、ガラス基板2を非接触状態で支持して搬送するように構成されている。
また、縦姿勢用送風式支持手段26についても、上記第1実施形態と同様に、ファンフィルタユニット7aが、ガラス基板2の下面部に向けて送風する清浄空気の送風量を支持用送風量とする支持作動状態と、ガラス基板2の下面部に向けて送風する清浄空気の送風量を小用設定送風量とする小用作動状態とに変更自在に構成されている。
そして、制御部Hは、上記第1実施形態と同様に、複数の縦姿勢用搬送ユニット24を運転させるに当たって、運転対象の縦姿勢用搬送ユニット24については、縦姿勢用送風式支持手段26を小用作動状態にて作動させ、かつ、乗移対象の縦姿勢用搬送ユニット24については、乗移タイミングよりも以前である上流側乗移タイミングに、縦姿勢用送風式支持手段26を小用作動状態から支持作動状態に変更するように構成されている。
ちなみに、この第2実施形態では、サブファンフィルタ21が設けられていないので、制御ブロック図としては、図10において、サブファンフィル21を省略し、電動モータ16を電動式モータ28に変更する。
〔別実施形態〕
(1)上記第1および第2実施形態では、制御部Hが、乗移対象の搬送ユニット1および縦姿勢用搬送ユニット24については、乗移タイミングよりも以前の上流側乗移タイミングにおいて、ファンフィルタユニット7,7aを小用作動状態から支持作動状態に変更するようにしているが、乗移対象の搬送ユニット1および縦姿勢用搬送ユニット24について、ファンフィルタユニット7,7aを小用作動状態から支持作動状態に変更するタイミングは、乗移タイミングよりも以前であればよく、例えば、上流側乗移タイミングよりも以前のタイミングでもよい。
(3)上記第1および第2実施形態では、乗移対象の搬送ユニット1よりも搬送方向の上流側に隣接する搬送ユニット1にガラス基板2が乗り移るように、電動モータ6を作動させることにより、上流側乗移タイミングであることを検出しているが、例えば、乗移対象の搬送ユニット1よりも搬送方向の上流側に隣接する搬送ユニット1にガラス基板2が乗り移ることを検出するセンサなどを設けて、このセンサにてガラス基板2が乗り移ることを検出することにより、上流側乗移タイミングであることを検出するようにしてもよい。
(4)上記第1および第2実施形態では、運転対象の搬送ユニット1をすべての搬送ユニット1としているが、例えば、ガラス基板2が搬送経路上に存在する搬送ユニット1と、その搬送ユニットよりも搬送方向の下流側に隣接する2つの搬送ユニット1とを運転対象の搬送ユニットとして、複数の搬送ユニット1の一部を運転対象の搬送ユニットとしてもよく、運転対象の搬送ユニットをどのように設定するかについては適宜変更が可能である。
(5)上記第1実施形態では、収納用フレーム12aの側面部に、搬送空間Aと収納空間Bとを連通する空気排出口23が形成されているが、この空気排出口23を形成せずに、搬送空間Aと収納空間Bとを連通しないように構成して実施することも可能である。
(6)上記第1および第2実施形態では、除塵フィルタ5と送風ファン6とを一体的に組付けたファンフィルタユニット7,7aを例示したが、必ずしも除塵フィルタ5と送風ファン6とを一体的に取り付ける必要はなく、例えば、送風ファン6にて送風される空気を除塵フィルタ6に案内する案内路などを設けて、除塵フィルタ5と送風ファン6とを別体にて構成して実施することも可能である。
(7)上記第1および第2実施形態では、搬送物としてガラス基板2を例示したが、その他の板状体や円盤状体など各種の物品を適応することが可能である。
第1実施形態における搬送装置の一部を省略した斜視図 第1実施形態における搬送装置の縦断正面図 第1実施形態における搬送装置の縦断拡大正面図 第1実施形態における搬送装置の縦断側面図 第1実施形態における搬送ユニットの斜視図 第1実施形態における搬送ユニットの平面図 第1実施形態における推進力付与手段を示す搬送装置の縦断側面図 第1実施形態における推進力付与手段の要部を示す縦断正面図 第1実施形態における推進力付与手段の要部を示す縦断側面図 第1実施形態における搬送装置の制御ブロック図 第1実施形態における搬送装置の概略を示す図 第1実施形態における搬送装置のフローチャート 第2実施形態における搬送装置の一部を省略した斜視図 第2実施形態における搬送装置の一部切欠側面図
符号の説明
1 搬送手段
2 搬送物
3 送風式支持手段
4 推進力付与手段
5 除塵フィルタ
H 制御手段

Claims (2)

  1. 搬送物の下面部に向けて空気を送風して、搬送物を非接触状態で支持する送風式支持手段と、その送風式支持手段にて支持される前記搬送物に対して搬送方向での推進力を付与する推進力付与手段と備えた搬送手段が、搬送方向に複数並べて設けられ、
    それら複数の搬送手段の運転を制御する制御手段が設けられている搬送装置であって、
    前記送風式支持手段は、送風ファンを備えて、除塵フィルタを通して前記搬送物の下面部に向けて清浄空気を送風するように構成され、かつ、前記送風ファンの作動状態を切り換えることにより、前記搬送物の下面部に向けて送風する清浄空気の送風量を前記搬送物を非接触状態で支持する支持用送風量とする支持作動状態と、前記搬送物の下面部に向けて送風する清浄空気の送風量を前記支持用送風量よりも小さい小用設定送風量とする小用作動状態とに変更自在に構成され、
    前記制御手段は、運転対象の搬送手段については、前記送風式支持手段を小用作動状態にて作動させ、かつ、前記搬送物が乗り移る乗移対象の搬送手段については、前記搬送物が乗り移る乗移タイミングよりも以前に、前記送風式支持手段にて前記搬送物を非接触状態で支持することができる状態にするように前記送風ファンの作動状態を切り換えて前記送風式支持手段の作動状態を小用作動状態から支持作動状態に変更するように構成されている搬送装置。
  2. 前記制御手段は、前記乗移対象の搬送手段については、その乗移対象の搬送手段よりも搬送方向の上流側に隣接する前記搬送手段に前記搬送物が乗り移る上流側乗移タイミングにおいて、前記送風式支持手段にて前記搬送物を非接触状態で支持することができる状態に移行させるように前記送風式支持手段の作動状態を制御するように構成されている請求項1に記載の搬送装置。
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