JP4244006B2 - 搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、搬送物の下面に向けて清浄空気を供給して水平姿勢又は略水平姿勢で搬送物を非接触状態で支持する送風式支持手段及びその送風式支持手段にて支持された搬送物の下面に接触して搬送物に搬送方向の推進力を付与する推進力付与手段を備える搬送部が設けられた搬送装置に関するものである。
かかる搬送装置は、送風式支持手段にて搬送物を非接触状態に支持し、推進力付与手段にて搬送方向での推進力を接触状態で搬送物に付与するように構成されているものであり、例えば、搬送物として液晶用のガラス基板を搬送する場合では、ガラス基板における製品化される部分を送風式支持手段にて非接触状態に支持し、ガラス基板における製品化する際にカットされる部分を前記推進力付与手段にて推進力を接触状態で付与するというように、搬送物における接触支持が好ましくない部分を支持しながら接触状態で推進力を付与して搬送物を確実に搬送するのに適している。
そして、メイン搬送方向に搬送物を搬送するメイン搬送部と、メイン搬送方向と交差するサブ搬送方向に搬送物を搬送するサブ搬送部とを備えて、搬送物の搬送方向をメイン搬送方向とサブ搬送方向とに切り換えて搬送する場合では、搬送物をメイン搬送部からサブ搬送部に移載させる分岐搬送、又は、搬送物をサブ搬送部からメイン搬送部に移載させる合流搬送を行う必要がある。
そこで、搬送物を支持する送風式支持手段を回転板に片持ち状に支持させた移載用搬送部をメイン搬送部とサブ搬送部との接続箇所に設けて、送風式支持手段を昇降操作並びに回転板の中心に位置する縦軸芯周りに回転操作して分岐搬送や合流搬送を行うものがあった。(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−62951号公報
上記従来の移載用搬送部では、分岐搬送や合流搬送を行う際に、回転板の中心に位置する縦軸芯周りに送風式支持手段を回転させるものであるので、その回転による遠心力により送風式支持手段に支持される搬送物の姿勢が崩れる可能性があり、それを抑制するために送風式支持手段の回転速度を遅くすると、分岐搬送や合流搬送を迅速に行えないという不利がある。
本発明は、上記実情に鑑みて為されたものであって、その目的は、分岐搬送や合流搬送を搬送物の姿勢が崩れる可能性を抑制し且つ迅速に行うことができる搬送装置を提供する点にある。
本願発明の搬送装置は、ガラス基板の下面に向けて清浄空気を供給して水平姿勢又は略水平姿勢でガラス基板を非接触状態で支持する送風式支持手段及びその送風式支持手段にて支持されたガラス基板の下面に接触してガラス基板に搬送方向の推進力を付与する推進力付与手段を備える搬送部が設けられた搬送装置であって、
第1特徴構成は、前記搬送部として、ガラス基板を主搬送方向に搬送する主搬送部、ガラス基板を前記主搬送方向と交差する副搬送方向に搬送する副搬送部、及び、前記主搬送部と前記副搬送部との接続箇所に位置して、ガラス基板を前記主搬送方向に沿って搬送して前記主搬部との間でガラス基板を搬送し且つガラス基板を前記副搬送方向に沿って搬送して前記副搬送部との間でガラス基板を搬送する中継搬送部が設けられ、
前記中継搬送部に備えさせる前記推進力付与手段が、ガラス基板における前記主搬送方向と直交する横幅方向の両端部を接触支持する一対の推進力付与部を備える両側駆動式に構成され、
前記中継搬送部が、前記推進力付与手段と前記送風式支持手段との相対昇降により、ガラス基板を前記推進力付与手段に接触させる主搬送状態とガラス基板を前記推進力付与手段に対して非接触状態とする副搬送状態とに切り換えて、前記主搬送状態においては、前記推進力付与手段による推進力により前記主搬送部との間でガラス基板を搬送し、且つ、前記副搬送状態においては、副搬送用として備えさせた補助推進手段による前記副搬送方向での推進力により前記副搬送部との間でガラス基板を搬送するように構成され
前記中継搬送部が、
前記推進力付与手段を、前記主搬送部に備えさせる推進力付与手段と同じ又は略同じ高さで且つ前記副搬送部に備えさせる推進力付与手段よりも低い高さの固定状態で設け、且つ、
前記送風式支持手段を、前記主搬送状態においては前記主搬送部に備えさせる前記送風式支持手段と同じ又は略同じ高さでガラス基板を支持する下方位置となり、且つ、前記副搬送状態においては前記副搬送部に備えさせる前記送風式支持手段と同じ又は略同じ高さでガラス基板を支持する上方位置とになるように、昇降操作自在に設けるように構成され、
前記送風式支持手段が、塵埃を除去する除塵フィルタと、その除塵フィルタを通してガラス基板の下面に向けて清浄空気を供給する送風手段とを一体的に組み付けた送風ユニットを、前記主搬送方向及び前記副搬送方向に並べて構成されている点を特徴とする。
すなわち、中継搬送部にて分岐搬送を行なう場合には、推進力付与手段による推進力により主搬送部からガラス基板を搬入し、推進力付与手段と送風式支持手段との相対昇降により主搬送状態から副搬送状態に切り換え、搬入したガラス基板を補助推進手段による推進力により副搬送部に搬出し、また、中継搬送部にて合流搬送を行なう場合には、補助推進手段による推進力により副搬送部からガラス基板を搬入し、推進力付与手段と送風式支持手段との相対昇降により副搬送状態から主搬送状態に切り換えて、搬入したガラス基板を推進力付与手段による推進力により主搬送部にガラス基板を搬出する。
そして、ガラス基板の横幅方向の両端部を推進力付与手段における一対の推進力付与部にて接触支持して推進力を付与しているので、これによりガラス基板の姿勢を安定させながら推進力を的確に付与して主搬送部との間でガラス基板の搬送を行うことができる。
しかも、分岐搬送や合流搬送の際に行う主搬送部との間でのガラス基板の搬送、中継搬送部の主搬送状態と副搬送状態との切り換え、副搬送部と中継搬送部との間でのガラス基板の搬送のいずれにおいてもガラス基板が回転しないものであるため、回転による遠心力によりガラス基板の姿勢が崩れる可能性を抑制するためにガラス基板の搬送速度を遅くしたり中継搬送部を主搬送状態と副搬送状態との切り換え速度を遅くする必要がなく、ガラス基板の分岐搬送や合流搬送をガラス基板の姿勢が崩れる可能性を抑え且つ安定した状態で迅速に行うことができる搬送装置を提供することができるに至った。
また、中継搬送部に備えさせる送風式支持手段を主搬送部に備えさせる送風式支持手段と同じ又は略同じ高さに位置する下方位置に下降操作とすることにより主搬送状態に切り換えられ、中継搬送部における送風式支持手段を副搬送部に備えさせる送風式支持手段と同じ又は略同じ高さに位置する上昇位置に上昇操作することにより副搬送状態に切り換えられる。
つまり、送風式支持手段の昇降操作により、推進力付与手段を昇降操作することなく主搬送状態と副搬送状態とに切り換えることができるので、主搬送部や副搬送部に備えさせた推進力付与手段に対する中継搬送部に備えさせた推進力付与手段の高さが主搬送状態と副搬送状態とで変化しないので、前記夫々に備えさせた推進力付与手段を一連の伝動構造に構成し易く推進力付与手段の伝動構造の複雑化を抑制することができる。
また、送風手段と除塵フィルタとを一体的に組み付けた送風ユニットを主搬送方向及び副搬送方向に並べて備えるだけで、搬送されるガラス基板の下面に向けて清浄空気を供給してガラス基板を非接触状態で支持する送風式支持手段を設置することができるので、送風式支持手段の設置が簡単なものとなり、もって、製作の容易化を図ることができる搬送装置を提供することができる。
特徴構成は、上記第1特徴構成に加えて、前記補助推進手段が、ガラス基板の下面を接触支持して推進力を付与する駆動回転体を、前記副搬送状態においてガラス基板の下面を接触支持し且つ前記主搬送状態におけるガラス基板の下面の接触支持を解除すべく昇降操作自在に構成されている点を特徴とする。
すなわち、ガラス基板を副搬送方向に搬送する際に、補助推進手段における駆動回転体にてガラス基板の下面を接触支持しながらガラス基板を副搬送方向の推進力を付与することができるので、補助推進手段の接触支持により姿勢を安定させた状態でガラス基板を副搬送方向に搬送することができる。
特徴構成は、上記第1又は第2特徴構成に加えて、前記補助推進手段が、ガラス基板における前記搬送方向の搬送上手側の側面に接当する状態で前記副搬送方向に移動することにより、ガラス基板に対して前記副搬送方向での推進力を付与する押し部材を備えて構成されている点を特徴とする。
すなわち、ガラス基板を副搬送方向に搬送する際に、押し部材にてガラス基板の側面を押すことによりガラス基板に副搬送方向の推進力を付与する構成であるため、押し部材とガラス基板とがスリップすることがなくガラス基板を副搬送方向に確実に搬送することができる。
特徴構成は、上記第1〜のいずれか1つの特徴構成に加えて、前記中継搬送部に備えさせた前記推進力付与手段が、前記主搬送方向に沿ってガラス基板を正逆移動させるように推進力を付与可能に構成され、前記補助推進手段が、前記副搬送方向に沿ってガラス基板を正逆移動させるように推進力を付与可能に構成されている点を特徴とする。
すなわち、例えば、中継搬送部の主搬送方向の両側に主搬送部を設け、分岐搬送させる際には補助推進手段を副搬送方向に沿ってガラス基板を正移動させるように推進力を付与し、合流搬送させる際には補助推進手段を副搬送方向に沿ってガラス基板を逆移動させるように推進力を付与するようにして、一方の主搬送部からガラス基板を搬入しそのガラス基板を副搬送部に搬出する分岐操作と、副搬送部からガラス基板を搬入しそのガラス基板を他方の主搬送部に搬出する合流搬送との両方を行うことができる便利な中継搬送部に構成することができる。
本発明の実施の形態〕
以下、本発明に係る搬送装置をガラス基板として液晶用の矩形状のガラス基板を搬送するように構成した場合について図面に基づいて説明する。
図1に示すように、搬送装置Hは、ガラス基板2を主搬送方向に搬送する主搬送部5a、ガラス基板2を主搬送方向と直交する副搬送方向に搬送する副搬送部5b、及び、主搬送部5aと副搬送部5bとの接続箇所に位置して、ガラス基板2を主搬送方向に沿って搬送して主搬部5aとの間でガラス基板2を搬送し且つガラス基板2を副搬送方向に沿って搬送して副搬送部5bとの間でガラス基板2を搬送する中継搬送部5cが搬送部として設けられている。
そして、図2、図10に示すように、各搬送部は、非接触状態で支持する送風式支持手段3と接触状態で支持する推進力付与手段4とでガラス基板2を支持し、その支持されたガラス基板2に搬送方向の推進力を前記推進力付与手段4にて付与してガラス基板2を搬送方向に搬送するように構成され、これら送風式支持手段3や推進力付与手段4が収納ケース7に収納されている。
また、主搬送部5aは、主搬送ユニットを1つ或いは複数を主搬送方向に沿って備えて構成されており、副搬送部5bは、副搬送ユニットを1つ或いは複数を副搬送方向に沿って備えて構成されており、中継搬送部5cは、1つの中継搬送ユニットにて構成されている。つまり、搬送装置Hは、主搬送ユニットと副搬送ユニットと中継搬送ユニットとを組み合わせて構成されている。
中継搬送部5cについて説明する。
図2、図3に示すように、中継搬送部5cには、中継搬送部5cに備えさせた前記送風式支持手段3と、ガラス基板2に主搬送方向の推進力を付与する中継搬送部5cに備えさせた前記推進力付与手段4と、ガラス基板2に副搬送方向の推進力を付与する補助推進手段6と、これら送風式支持手段3、推進力付与手段4並びに補助推進手段6を収納する中継搬送部5cに備えられたケース体7とを備えて構成されている。
図3、図4に示すように、中継搬送部5cに備えられた前記ケース体7は、送風式支持手段3を載置支持する平面視が略矩形状のユニット用枠体9と、ユニット用枠体9の横幅方向の両側に搬送方向に沿って固定状態で備えた収納フレーム8とを備えて構成されている。
前記収納フレーム8のそれぞれは、搬送方向視で角筒状に構成されており、ユニット用枠体9と連結する内壁8a側とは反対側は開閉可能な収納カバー8cにて構成され、収納フレーム8の下壁8bには、収納フレーム内の空気を外部に排出する外部排出口21を備えている。そして、外部排出口21を閉塞するように、送風機能と除塵機能とを有するサブ送風ユニット23が備えられており、このサブ送風ユニット23にて収納フレーム8内の空気が清浄されて外部に排出されるように構成されている。また、前記ユニット用枠体9は、フレーム部材を組み付けた支持枠部分9aと、その支持枠部分9aより下方に位置して、外部空気を導入する空気導入口11を備えた略矩形で板状の板状枠部分9bとで構成されている。
中継搬送部5cに備えられた前記送風式支持手段3について説明すると、図3〜5に示すように、前記送風式支持手段3は、ガラス基板2の下面2aに向けて清浄空気を供給する4つのファンフィルタユニット(送風ユニットの一例)14と、このファンフィルタユニット14に載置支持されてガラス基板2の下面2aに供給される清浄空気の整風を行う整風板15とを備えて構成されており、特に図5に示すように、前記ユニット用枠体9に昇降操作自在に支持されている。ファンフィルタユニット14は、塵埃を除去する除塵フィルタ12と、その除塵フィルタ12を通してガラス基板2の下面2aに向けて清浄空気を供給する送風ファン13(送風手段の一例)とを一体的に組み付けて構成されている。尚、前記4つのファンフィルタユニット14は、連結フレームにて互いに連結されており、また、整風板15には、パンチングにより形成された通気孔15aと、前記補助推進手段6が送風式支持手段3より上方に突出可能なように形成された昇降用孔15bとが形成されている。
そして、図5に示すように、ファンフィルタユニット14の下面には、このファンフィルタユニット14を昇降操作するための電動式の支持手段用モータ16が設けられており、この支持手段用モータ16の出力ギヤ16aと、ユニット用枠体9における支持枠部分9aの側面に形成されたギヤ溝9cとが噛み合わされている。従って、支持手段用モータ16を正逆方向に駆動回転させることによって、中継搬送部5cに備えられた送風式支持手段3が昇降操作されることとなる。
次に、中継搬送部5cに備えられた推進力付与手段4について説明する。図2、図3に示すように、前記推進力付与手段4は、ガラス基板2における横幅方向の両端部を接触支持する一対の推進力付与部4aを備えて両側駆動式に構成され、推進力付与部4aは前記一対の収納フレーム8に振り分けて備えられている。
推進力付与部4aのそれぞれは、図6〜8に示すように、電動モータ25と、この電動モータ25の出力ギヤと噛み合う平歯車28を備えた伝動軸27と、伝動軸27に備えられた出力ギヤ29と噛み合う入力ギヤ30を備えた多数の出力軸26とを備えて構成されている。そして、伝動モータ25及び伝動軸27は収納フレーム8内に配備されており、前記出力軸26は、収納フレーム8から突出する状態で前記内壁8aに回転自在に支持されている。出力軸26の収納フレーム8から突出する部分にはガラス基板2の下面2aを接触支持して推進力を付与する前記駆動ローラ24が備えられており、この駆動ローラ24には、図4、図8に示すように、ガラス基板2の横幅方向の両端部の側面に接当して、ガラス基板2の横幅方向への移動を受け止める大径部24aが備えられている。
次に、補助推進手段6について説明する。図5、図9に示すように、補助推進手段6は、副搬送方向の上手側に位置して電動式の駆動モータ33によって回転する駆動輪34と、搬送上手側に位置する回転自在な従動輪35と、これら駆動輪34と従動輪35とに亘って巻回する前記タイミングベルト36(駆動回転体の一例)と、タイミングベルト36における送り経路部分を内周面側から支持する内支持輪37と、これらを支持する支持枠40とから構成されている。
そして、支持枠40には、補助推進手段6を昇降操作するための電動式の推進手段用モータ39が設けられており、この推進手段用モータ39の出力ギヤ39aと、ファンフィルタユニット14の側面に形成されたギヤ溝14aとが噛み合わされている。従って、推進手段用モータ39を正逆方向に駆動回転させることによって、補助推進手段6が昇降操作されることとなる。
前記主搬送部5aについて説明すると、図10に示すように、主搬送部5aは、主搬送部5aに備えられた前記送風式支持手段3と、ガラス基板2に主搬送方向の推進力を付与する主搬送部5aに備えられた前記推進力付与手段4と、これら送風式支持手段3並びに推進力付与手段4を収納する主搬送部5aに備えられたケース体7とを備えて構成されている。
そして、図11に示すように、主搬送部5aには、中継搬送部5cに備えられていた補助推進手段6が備えられておらず、主搬送部5aに備えられた送風式支持手段3は、ユニット用枠体9の支持枠部分に固定支持されており、昇降操作ができないように構成されている。
尚、主搬送部5aの推進力付与手段4がガラス基板2の横幅方向の両端部を接触支持し、副搬送部5bの推進力付与手段4がガラス基板2の前後方向の両端部を接触支持する関係上、主搬送部5aと副搬送部5bとは横幅が異なるように構成されているが、その他の点以外は同様に構成されているので説明は省略する。
そして、図11に示すように、中継搬送部5cと主搬送部5aとが同じ又は略同じ高さに設けられており、図12に示すように、副搬送部5bが中継搬送部5cより高い位置に設けられている。
つまり、前記中継搬送部5cに備えさせた推進力付与手段4は、図11に示すように、前記主搬送部5aに備えさせた推進力付与手段4と同じ又は略同じ高さで、且つ、図12に示すように、前記副搬送部5bに備えさせた推進力付与手段4よりも低い高さに固定状態で設けられている。また、中継搬送部5cに備えさせた送風式支持手段3は、図11(イ)、図12(イ)に示すような、前記主搬送部5aに備えさせる送風式支持手段3と同じ又は略同じ高さでガラス基板2を支持する下方位置や、図11(ロ)、図12(ロ)に示すような、前記副搬送部5bに備えさせる送風式支持手段3と同じ又は略同じ高さでガラス基板2を支持する上方位置とに昇降操作自在に設けるように構成されている。
そして、搬送装置Hには、ガラス基板の存否を検出する図示しない検出センサや、この検出結果に基づいて推進力付与手段4における電動モータ25、補助推進手段6における駆動モータ33、送風式支持手段3を昇降操作する推進手段用モータ39及び補助推進手段6を昇降操作する支持手段用モータ16の作動を制御する図示しない制御手段が備えられている。
次に、中継搬送部5cの主搬送状態と副搬送状態との切り換えについて説明する。
前述した通り、中継搬送部5cに備えられた送風式支持手段3は前記ユニット用枠体9に昇降操作自在に支持されており、中継搬送部5cは、中継搬送部5cに備えられた送風式支持手段3を前記下方位置に下降させることにより、同じく下降したガラス基板2が中継搬送部5cに備えられた推進力付与手段4に接触して支持される主搬送状態となり、中継搬送部5cに備えられた送風式支持手段3を上方位置に上昇させることにより、同じく上昇したガラス基板2は中継搬送部5cに備えられた推進力付与手段4に対して非接触状態となって副搬送状態となる。
そして、主搬送状態においては、中継搬送部5cに備えられた推進力付与手段4による推進力により主搬送部5aとの間でガラス基板2を搬送し、且つ、副搬送状態においては、補助推進手段6による副搬送方向での推進力により副搬送部5bとの間でガラス基板2を搬送するように構成されている。
また、補助推進手段6も前述したように前記ユニット用枠体9に昇降操作自在に支持されており、補助推進手段6は、昇降操作することにより、前記副搬送状態におけるガラス基板2の下面2aを前記タイミングベルト36にて接触支持すべく上昇させたり、主搬送状態におけるガラス基板2の下面2aの接触支持を解除すべく下降するように昇降操作自在に構成されている。
尚、副搬送状態においては、中継搬送部5cに備えられた送風式支持手段3にて支持されるガラス基板2は、その下面2aが中継搬送部5cに備えられた推進力付与手段4の上端より高く、且つ、中継搬送部5cに備えられた収納フレーム8の上端より高く位置し、ガラス基板2をそのまま水平に副搬送方向に搬送しても推進力付与手段4や収納フレーム8に干渉しないようにしている。
次に、図1の矢印Aに示すような、ガラス基板2を搬送上手側の主搬送部5aから中継搬送部5cに搬入し、その搬入したガラス基板2を搬送方向を変えずに搬送下手側の主搬送部5aに搬出する主搬送、矢印Bに示すような、ガラス基板2を主搬送部5aから中継搬送部5cに搬入し、その搬入したガラス基板2の搬送方向を主搬送方向から副搬送方向に切り換えてガラス基板2を副搬送部5bに搬出する分岐搬送、並びに、矢印Cに示すような、ガラス基板2を副搬送部5bから中継搬送部5cに搬入し、その搬入したガラス基板2の搬送方向を副搬送方向から主搬送方向に切り換えてガラス基板2を主搬送部5aに搬出する合流搬送を行う場合について説明する。
まず、矢印Aに示すような主搬送を行う場合では、図11(イ)、図12(イ)に示すように、中継搬送部5cに備えられた送風式支持手段3を下方位置に下降させて中継搬送部5cを主搬送状態とし、補助推進手段6をガラス基板2の下面2aの接触支持を解除すべく下降させておく。この状態で主搬送部5aに備えられた推進力付与手段4と中継搬送部5cに備えられた推進力付与手段4とを作動させてガラス基板2に主搬送方向の推進力を付与することにより、搬送上手側の主搬送部5aから中継搬送部5cに搬入し、その搬入したガラス基板2を搬送方向を変えずに搬送下手側の主搬送部5aに搬出する。
また、矢印Bに示すように分岐搬送を行う場合では、図11(イ)、図12(イ)に示すように、中継搬送部5cに備えられた送風式支持手段3を下方位置に下降させて中継搬送部5cを主搬送状態とし、補助推進手段6を主搬送状態におけるガラス基板2の下面2aの接触支持を解除すべく下降させておく。この状態で主搬送部5aに備えさせた推進力付与手段4と中継搬送部5cに備えさせた推進力付与手段とを作動させてガラス基板2に主搬送方向の推進力を付与してガラス基板2を主搬送部5aから中継搬送部5cに搬入し、その搬入したガラス基板2が中継搬送部5cの所定の位置まで搬送されたことが前記検出センサにて検出されると推進力付与手段4の作動を停止させる。
その後、図11(ロ)、図12(ロ)に示すように、中継搬送部5cに備えられた送風式支持手段3を上方位置に上昇させて中継搬送部5cを副搬送状態とする。この際の補助推進手段6は、送風式支持手段3を上昇させる前に上昇させて、主搬送状態において送風式支持手段3にて非接触状態で支持されたガラス基板2を推進力付与手段4と協働で接触支持する。そして、ガラス基板2の下面2aに対する接触支持を維持すべく送風式支持手段3の上昇に合わせて補助推進手段6も上昇させ、副搬送状態における送風式支持手段3にて非接触状態で支持されたガラス基板2を補助推進手段6のみで接触支持する。
この副搬送状態において補助推進手段6と主搬送部5aに備えられた推進力付与手段4とを作動させてガラス基板2に副搬送方向の推進力を付与して、ガラス基板2を中継搬送部5cから副搬送部5bに搬出する。
最後に、矢印Cに示すような合流搬送を行う場合では、図11(ロ)、図12(ロ)に示すように、中継搬送部5cに備えられた送風式支持手段3を上方位置に上昇させて中継搬送部5cを副搬送状態とし、補助推進手段6を副搬送状態におけるガラス基板2の下面2aを接触支持すべく上昇させておく。この状態で補助推進手段6と副搬送部5bに備えられた推進力付与手段4とを作動させてガラス基板2に副搬送方向の推進力を付与してガラス基板2を副搬送部5bから中継搬送部5cに搬入し、その搬入したガラス基板2が中継搬送部5cの所定の位置まで搬送されたことが前記検出センサにて検出されると補助推進手段6の作動を停止させる。
その後、図11(イ)、図12(イ)に示すように、中継搬送部5cに備えられた送風式支持手段3を下方位置に下降させて中継搬送部5cを主搬送状態とする。この際の補助推進手段6は、ガラス基板2の下面2aに対する接触支持を維持すべく送風式支持手段3の下降に合わせて補助推進手段6も下降させて、主搬送状態における送風式支持手段3にて非接触状態で支持されたガラス基板2を推進力付与手段4と協働で接触支持する。そして、補助推進手段6をさらに下降させて補助推進手段6のガラス基板2の下面2aに対する接触支持を解除して、主搬送状態における送風式支持手段3にて非接触状態で支持されたガラス基板2を推進力付与手段4のみで接触支持させる。
この主搬送状態において主搬送部5aに備えられた推進力付与手段4と中継搬送部5cに備えられた推進力付与手段4とを作動させてガラス基板2に主搬送方向の推進力を付与し、ガラス基板2を中継搬送部5cから副搬送部5bに搬出する。
参考の実施の形態〕
中継搬送部5cの主搬送状態と副搬送状態との切り換えを、中継搬送部5cに備えられた推進力付与手段を昇降操作することにより切り換えるものとした場合について図面に基づいて説明する。尚、本発明の実施の形態と同様に構成されるものについては、本発明の実施の形態と同じ符号を付け、説明は省略する。
図14に示すように、一対の収納フレーム8における副搬送方向の下手側に位置するものが、ユニット用枠体9に昇降操作自在に支持されている。つまり、一方の収納フレーム8の下部には、この収納フレーム8を昇降操作するための電動式のフレーム用モータ31が設けられており、このフレーム用モータ31の出力ギヤ31aと、ユニット用枠体9における支持枠部分9aの側面に形成されたギヤ溝とが噛み合わされている。従ってフレーム用モータ31を正逆方向に駆動回転させることによって、一方の収納フレーム8が昇降し、その収納ブレーム8に備えられている推進力付与手段4における一方の推進力付与部4aが昇降操作されることとなる。
また、図13に示すように、中継搬送部5cにおける送風式支持手段3は、ユニット用枠体9に固着支持されている。
そして、図15、図16に示すように、中継搬送部5cと主搬送部5aと副搬送部5bとが同じ又は略同じ高さに設けられている。
つまり、前記中継搬送部5cに備えさせた送風式支持手段3を、図15、図16に示すように、主搬送部5aに備えさせる送風式支持手段3及び副搬送部5bに備えさせる送風式支持手段3と同じ又は略同じ高さでガラス基板2を支持する高さで設け、且つ、中継搬送部に備えさせた推進力付与手段4(一方の推進力付与部4a)を、主搬送状態においては、図15(イ)に示すように、主搬送部5aに備えさせる推進力付与手段4と同じ又は略同じ高さに位置する上方位置となり、副搬送状態においては、図16(ロ)に示すように、副搬送部5bに備えさせる推進力付与手段4よりも下方に位置する下方位置とになるように、昇降操作自在に設けるように構成されている。
次に、中継搬送部5cの主搬送状態と副搬送状態との切り換えについて説明する。
前述した通り、中継搬送部5cに備えられた推進力付与手段4は昇降操作自在に設けられており、中継搬送部5cは、前記推進力付与手段4における前記一方の推進力付与部4aを前記上方位置に上昇させることにより、中継搬送部5cに備えられた送風式支持手段3に支持されるガラス基板2の下面2aを接触支持する主搬送状態となり、前記推進職付与手段4を前記下方位置に下降させることにより、中継搬送部5cに備えられた送風式支持手段3に支持されるガラス基板2の下面に対して非接触状態(一方の推進力付与部4aは非接触し他方の推進力付与部は接触する状態)となって副搬送状態となる。
次に、図1の矢印Aに示すような主搬送、矢印Bで示すような分岐搬送、矢印Cで示すような合流搬送を行なう場合について説明する。
まず、矢印Aに示すようにガラス基板2を搬送する場合では、図15(イ)、図16(イ)に示すように、中継搬送部5cに備えられた推進力付与手段4を上方位置に上昇させて中継搬送部5cを主搬送状態とし、補助推進手段6をガラス基板2の下面2aの接触支持を解除すべく下降させておく。この状態で推進力付与手段4を作動させてガラス基板2に主搬送方向の推進力を付与して、ガラス基板2を搬送上手側の主搬送部5aから中継搬送部5cに搬入し、その搬入したガラス基板2を搬送方向を変えずに搬送下手側の主搬送部5aに搬出する。
また、矢印Bに示すようにガラス基板2を搬送する場合では、図15(イ)、図16(イ)に示すように、中継搬送部5cに備えられた推進力付与手段4を上方位置に上昇させて中継搬送部5cを主搬送状態とし、補助推進手段6を主搬送状態におけるガラス基板2の下面2aの接触支持を解除すべく下降させておく。この状態で主搬送部5aに備えさせた推進力付与手段4と中継搬送部5cに備えさせた推進力付与手段4とを作動させてガラス基板2に主搬送方向の推進力を付与して、ガラス基板2を主搬送部5aから中継搬送部5cに搬入し、その搬入したガラス基板2が中継搬送部5cの所定の位置まで搬送されたことが前記検出センサにて検出されると推進力付与手段4の作動を停止させる。
その後、補助推進手段6を上昇させて、補助推進手段6にて主搬送状態におけるガラス基板2の下面2aを接触支持して、主搬送状態において送風式支持手段3にて非接触状態で支持されたガラス基板2を推進力付与手段4と補助推進手段6とで接触支持する。そして、中継搬送部5cに備えられた推進力付与手段4を下方位置に下降させて、推進力付与手段4のガラス基板2の下面2aに対する接触支持を解除して、中継搬送部5cを図15(ロ)、図16(ロ)に示すような副搬送状態として、副搬送状態において送風式支持手段3にて非接触状態で支持されたガラス基板2の下面2aを他方の推進力付与部4aと補助推進手段6とで接触支持する。
この副搬送状態において補助推進手段6と主搬送部5aに備えられた推進力付与手段4とを作動させてガラス基板2に副搬送方向の推進力を付与して、ガラス基板2を中継搬送部5cから副搬送部5bに搬出する。
最後に、矢印Cに示すようにガラス基板2を搬送する場合では、図15(ロ)、図16(ロ)に示すように、中継搬送部5cに備えられた推進力付与手段4を下方位置に下降させて中継搬送部5cを副搬送状態とし、補助推進手段6を副搬送状態においてガラス基板2を接触支持すべく上昇させておく。この状態で補助推進手段6と副搬送部5bに備えられた推進力付与手段4とを作動させてガラス基板2に副搬送方向の推進力を付与してガラス基板2を副搬送部5bから中継搬送部5cに搬入し、その搬入したガラス基板2が中継搬送部5cの所定の位置まで搬送されたことが前記検出センサにて検出されると補助推進手段6の作動を停止させる。
その後、図15(イ)、図16(イ)に示すように、中継搬送部5cに備えられた推進力付与手段4を上方位置に上昇させて中継搬送部5cを主搬送状態とし、送風式支持手段3に非接触状態で支持されたガラス基板2を推進力付与手段4と補助推進手段6とで接触支持する。そして、補助推進手段6を下降させて補助推進手段6のガラス基板2の下面2aに対する接触支持を解除して、主搬送状態において送風式支持手段3にて非接触状態で支持されたガラス基板2を推進力付与手段4にのみで接触支持する。
この主搬送状態において主搬送部5aに備えられた推進力付与手段4と中継搬送部5cに備えられた推進力付与手段4とを作動させてガラス基板2に主搬送方向の推進力を付与し、ガラス基板2を中継搬送部5cから副搬送部5bに搬出する。
〔別実施の形態〕
(1) 上記本発明参考の実施の形態では、補助推進手段6を、タイミングベルト36等を備えてガラス基板2の下面2aを接触支持して推進力を付与するように構成したが、ガラス基板2における横幅方向の一方側の側面、つまりは、副搬送方向の搬送上手側の側面に接当する状態で副搬送方向に移動することにより、ガラス基板2に対して副搬送方向での推進力を付与する押し部材43を備えて構成してもよい。
上記本発明の実施の形態に採用した場合を例に挙げて説明すると、図18に示すように、ケース体7を送風式支持手段3の上方を覆うカバー体46を備えて構成し、そのカバー体46に、駆動機構47により補助推進手段6を副搬送方向に沿って移動操作可能に支持されている。その補助推進手段6は、図19に示すように、副搬送方向に移動する本体部44と、この本体部44に支持された前記押し部材43と、同じく本体部45に支持されて、ガラス基板2の前後方向への位置ずれをガラス基板2の前後の側面に接当することにより規制する規制部材45と、規制部材45を副搬送方向に沿って移動させる前記駆動機構47を備えて構成する。
そして、図19に示すように、整風板15には副搬送方向に沿って形成された凹入部15cが形成され、副搬送状態においては整風板15の上面より押し部材43の下端が下方に位置するように構成し、補助推進手段6が副搬送方向に移動する際には、押し部材43の一部が凹入部15cに入り込む状態で移動させ、副搬送状態での送風式支持手段3にて支持されるガラス基板の搬送上手側の側面を確実に接当するように構成してもよい。
(2) 上記各実施の形態では、中継搬送部5cの主搬送方向の搬送上手側と搬送下手側との両側に主搬送部5aを設け、中継搬送部5cの副搬送方向の搬送上手側と搬送下手側とのうちの一方に副搬送部5bを設けたが、図20に示すように、主搬送方向の搬送下手側に主搬送部5aを設けなかったり、図21に示すように、副搬送方向の搬送上手側と搬送下手側との両側に副搬送部5bを設ける等、適宜変更してもよい。
(3) 上記各実施の形態では、中継搬送部5cに備えさせた前記推進力付与手段4を、主搬送方向に沿ってガラス基板2を正移動させるべく推進力を付与するように構成し、副推進手段6を、副搬送方向に沿ってガラス基板2を正移動させるべく推進力を付与するように構成したが、中継搬送部5cに備えさせた推進力付与手段5cを、主搬送方向に沿ってガラス基板2を正逆移動させるように推進力を付与可能に構成し、補助推進手段6を、副搬送方向に沿ってガラス基板2を正逆移動させるように推進力を付与可能に構成してもよい。
つまり、本発明の実施の形態を例に挙げて説明すると、図1に示す矢印Aや矢印B、矢印Cにて示す方向とは逆方向にガラス基板2を搬送できるように構成することができる。また、1つの中継搬送部5cにおいて矢印Bに示す分岐搬送と矢印Cに示す合流搬送との両方を行えるように構成することもできる。
(4) 上記各実施の形態では、中継搬送部5cにおける送風式支持部3と中継搬送部5cにおける主推進力付与部4とのうちのいずれか一方を昇降操作することによる相対昇降により、中継搬送部5cを主搬送状態と副搬送状態とに切り換えるように構成したが、中継搬送部5cにおける送風式支持部3と中継搬送部5cにおける主推進力付与部4との両方を昇降操作することにより相対昇降させて、中継搬送部5cを主搬送状態と副搬送状態とに切り換えるように構成してもよい。
(5) 上記参考の実施の形態では、中継搬送部5cに備えられた推進力付与手段4における一方の推進力付与部4aを昇降操作自在に構成したが、一対の推進力付与部4aの両方を昇降操作自在に構成してもよい。
(6) 上記各実施の形態では、推進付与部4aを、複数の駆動ローラを備えて構成したが、タイミングベルト等の無端帯状体にて構成してもよい。また、本発明の実施の形態では、補助推進手段6を、タイミングベルト36を備えて構成したが、複数のローラ体を備えて構成してもよい。
(8) ガラス基板2の形状や大きさは実施形態に限定されるものではない。
本発明の実施の形態における搬送装置の平面図 本発明の実施の形態における中継搬送部の斜視図 本発明の実施の形態における中継搬送部の正面図 本発明の実施の形態における中継搬送部の一部拡大図 本発明の実施の形態における中継搬送部の側面図 本発明の実施の形態における推進力付与手段の側面図 本発明の実施の形態における推進力付与手段の正面図 本発明の実施の形態における推進力付与手段の一部拡大側面図 本発明の実施の形態における補助推進手段の側面図 本発明の実施の形態における主搬送部の斜視図 本発明の実施の形態における中継搬送部の主搬送状態と副搬送状態とを示す側面図 本発明の実施の形態における中継搬送部の主搬送状態と副搬送状態とを示す正面図 参考の実施の形態における中継搬送部の側面図 参考の実施の形態における推進力付与手段の正面図 参考の実施の形態における中継搬送部の主搬送状態と副搬送状態とを示す側面図 参考の実施の形態における中継搬送部の主搬送状態と副搬送状態とを示す正面図 別実施の形態(1)における搬送装置の平面図 別実施の形態(1)における中継搬送部の主搬送状態と副搬送状態とを示す正面図 別実施の形態(1)における補助推進手段と整風板との高さ関係を示す図 別実施の形態(2)における搬送装置の平面図 別実施の形態(2)における搬送装置の平面図
符号の説明
2 ガラス基
2c 下面
3 送風式支持手段
4 推進力付与手段
4a 推進力付与部
5a 主搬送部
5b 副搬送部
5c 中継搬送部
12 除塵フィルタ
13 送風ファン(送風装置)
14 ファンフィルタユニット(送風ユニット)
43 押し部材

Claims (4)

  1. ガラス基板の下面に向けて清浄空気を供給して水平姿勢又は略水平姿勢でガラス基板を非接触状態で支持する送風式支持手段及びその送風式支持手段にて支持されたガラス基板の下面に接触してガラス基板に搬送方向の推進力を付与する推進力付与手段を備える搬送部が設けられた搬送装置であって、
    前記搬送部として、ガラス基板を主搬送方向に搬送する主搬送部、ガラス基板を前記主搬送方向と交差する副搬送方向に搬送する副搬送部、及び、前記主搬送部と前記副搬送部との接続箇所に位置して、ガラス基板を前記主搬送方向に沿って搬送して前記主搬部との間でガラス基板を搬送し且つガラス基板を前記副搬送方向に沿って搬送して前記副搬送部との間でガラス基板を搬送する中継搬送部が設けられ、
    前記中継搬送部に備えさせる前記推進力付与手段が、ガラス基板における前記主搬送方向と直交する横幅方向の両端部を接触支持する一対の推進力付与部を備える両側駆動式に構成され、
    前記中継搬送部が、前記推進力付与手段と前記送風式支持手段との相対昇降により、ガラス基板を前記推進力付与手段に接触させる主搬送状態とガラス基板を前記推進力付与手段に対して非接触状態とする副搬送状態とに切り換えて、前記主搬送状態においては、前記推進力付与手段による推進力により前記主搬送部との間でガラス基板を搬送し、且つ、前記副搬送状態においては、副搬送用として備えさせた補助推進手段による前記副搬送方向での推進力により前記副搬送部との間でガラス基板を搬送するように構成され
    前記中継搬送部が、
    前記推進力付与手段を、前記主搬送部に備えさせる推進力付与手段と同じ又は略同じ高さで且つ前記副搬送部に備えさせる推進力付与手段よりも低い高さの固定状態で設け、且つ、
    前記送風式支持手段を、前記主搬送状態においては前記主搬送部に備えさせる前記送風式支持手段と同じ又は略同じ高さでガラス基板を支持する下方位置となり、且つ、前記副搬送状態においては前記副搬送部に備えさせる前記送風式支持手段と同じ又は略同じ高さでガラス基板を支持する上方位置とになるように、昇降操作自在に設けるように構成され、
    前記送風式支持手段が、塵埃を除去する除塵フィルタと、その除塵フィルタを通してガラス基板の下面に向けて清浄空気を供給する送風手段とを一体的に組み付けた送風ユニットを、前記主搬送方向及び前記副搬送方向に並べて構成されている搬送装置。
  2. 前記補助推進手段が、ガラス基板の下面を接触支持して推進力を付与する駆動回転体を、前記副搬送状態においてガラス基板の下面を接触支持し且つ前記主搬送状態におけるガラス基板の下面の接触支持を解除すべく昇降操作自在に構成されている請求項1記載の搬送装置。
  3. 前記補助推進手段が、ガラス基板における前記搬送方向の搬送上手側の側面に接当する状態で前記副搬送方向に移動することにより、ガラス基板に対して前記副搬送方向での推進力を付与する押し部材を備えて構成されている請求項1記載の搬送装置。
  4. 前記中継搬送部に備えさせた前記推進力付与手段が、前記主搬送方向に沿ってガラス基板を正逆移動させるように推進力を付与可能に構成され、前記補助推進手段が、前記副搬送方向に沿ってガラス基板を正逆移動させるように推進力を付与可能に構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の搬送装置。
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