JP5263596B2 - 搬送装置 - Google Patents

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本発明は、搬送物の下面部に向けて空気を送風して、搬送物を非接触状態で支持する送風式支持手段と、その送風式支持手段にて支持される前記搬送物に対して搬送方向での推進力を付与する推進力付与手段とを備えた搬送手段が、搬送方向に複数並べて設けられ、それら複数の搬送手段の運転を制御する制御手段が設けられている搬送装置に関する。
上記のような搬送装置は、液晶用のガラス基板などの搬送物を搬送方向に複数並べられている複数の搬送手段にて搬送するものであり、搬送手段の夫々において、送風式支持手段にて非接触状態で支持されている搬送物に対して、推進力付与手段にて、例えば、搬送物の両端部や搬送物の下端部などの搬送物の一部を接触支持して推進力を付与することにより、搬送方向の上流側に位置する搬送手段から搬送方向の下流側に位置する搬送手段に搬送物を乗り移らせながら搬送するものである。
そして、従来の搬送装置では、搬送物を搬送する際の姿勢が、例えば、水平姿勢またはほぼ水平姿勢で搬送するものと、縦姿勢またはそれに近い姿勢で搬送するものとがあるので、それぞれについて説明する。
まず、水平姿勢またはほぼ水平姿勢で搬送物を搬送する従来の搬送装置について説明すると、送風式支持手段が、水平姿勢またはほぼ水平姿勢となっている搬送物に対して、その搬送物の下面部のうち、両側端部の間に位置する中間部に向けて空気を送風するように構成され、推進力付与手段が、水平姿勢またはほぼ水平姿勢となっている搬送物の両端部を接触支持して推進力を付与する駆動回転体を備えて構成されている。
そして、このような送風式支持手段と推進力付与手段とを備えた搬送手段が搬送方向に隣接する状態で複数並べられ、制御手段が、運転開始の指令などによって、搬送手段の運転を開始することにより、水平姿勢またはほぼ水平姿勢の搬送物を搬送方向の下流側に隣接する搬送手段に乗り移させるように構成されている(例えば、特許文献1参照。)。
次に、縦姿勢またはそれに近い姿勢で搬送物を搬送する従来の搬送装置について説明すると、送風式支持手段が、縦姿勢またはそれに近い姿勢となっている搬送物に対して、その搬送物の下面部のうち、両側端部の間に位置する中間部に向けて空気を送風するように構成され、推進力付与手段が、縦姿勢またはそれに近い姿勢となっている搬送物の下端部を接触支持して推進力を付与する駆動回転体を備えて構成されている。
そして、このような送風式支持手段と推進力付与手段とを備えた搬送手段が搬送方向に隣接する状態で複数並べられ、制御手段が、運転開始の指令などによって、搬送手段の運転を開始することにより、縦姿勢またはそれに近い姿勢の搬送物を搬送方向の下流側に隣接する搬送手段に乗り移させるように構成されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2002−321820号公報 特開2002−308423号公報
上記特許文献1および特許文献2における搬送装置では、制御手段が、単純に、運転開始の指令などによって、搬送手段の運転を開始しているだけであるので、搬送方向の下流側に隣接する搬送手段において、乗り移る搬送物を非接触状態で支持して搬送できない場合にも、搬送方向の上流側に位置する搬送手段を運転開始させてしまう虞がある。
したがって、搬送物を非接触状態で支持して搬送できず、搬送物が搬送手段などと接触して、搬送物の損傷を招く虞があった。
説明を加えると、搬送方向の下流側に隣接する搬送手段が非運転状態である場合には、その搬送手段に搬送物を乗り移らせるように、搬送方向の上流側に位置する搬送手段の運転を開始しても、搬送方向の下流側に隣接する搬送手段にて搬送物を非接触状態で搬送できないことになる。
そして、上記特許文献1および特許文献2における搬送装置では、搬送方向の下流側に隣接する搬送手段が非運転状態である場合でも、運転開始の指令などによって、搬送方向の上流側に位置する搬送手段の運転を開始してしまい、搬送手段にて搬送物を非接触状態で搬送できないことになる。
本発明は、かかる点に着目してなされたものであり、その目的は、搬送方向の下流側に隣接する搬送手段にて搬送物を非接触状態で支持して搬送しながら、複数の搬送手段間で搬送物を乗り移らせて搬送することができる搬送装置を提供する点にある。
この目的を達成するために、本発明にかかる搬送装置の特徴構成は、搬送物の下面部に向けて空気を送風して、搬送物を非接触状態で支持する送風式支持手段と、その送風式支持手段にて支持される前記搬送物に対して搬送方向での推進力を付与する推進力付与手段とを備えた搬送手段が、搬送方向に複数並べて設けられ、それら複数の搬送手段の運転を制御する制御手段が設けられている搬送装置において、
前記複数の搬送手段の夫々について各別に運転開始を指令する人為操作式の運転指令手段が設けられ、
前記制御手段は、搬送方向の下流側に隣接する前記搬送手段が運転状態である搬送手段については、前記運転指令手段にて運転開始が指令されると、運転を開始し、搬送方向の下流側に隣接する前記搬送手段が非運転状態である搬送手段については、前記運転指令手段にて運転開始が指令されても、運転の開始を禁止するように構成され、
前記搬送手段が、当該搬送手段における搬送経路上に前記搬送物が存在するか否かを検出する在物検出手段を備えて構成され、
前記制御手段は、搬送方向の下流側に隣接する前記搬送手段が非運転状態である搬送手段を、前記運転指令手段にて運転開始が指令される指令対象の搬送手段として、当該指令対象の搬送手段において、当該指令対象の搬送手段に備えられた前記在物検出手段にて前記搬送物の存在を検出していると、前記運転指令手段にて運転開始が指令されても、運転開始を禁止し、搬送方向の下流側に隣接する前記搬送手段が非運転状態であっても当該指令対象の搬送手段に備えられた前記在物検出手段にて前記搬送物の存在を検出していなければ、前記運転指令手段にて運転開始が指令されると、運転を開始するように構成されている点にある。
すなわち、制御手段は、搬送方向の下流側に隣接する搬送手段が運転状態である搬送手段については、運転開始を許容するので、搬送方向の下流側に隣接する搬送手段が運転状態である場合には、その搬送手段に搬送物を乗り移させるように、搬送方向の上流側に位置する搬送手段の運転を開始させることができることになる。
したがって、搬送物を非接触状態で支持して搬送できる搬送手段に対して、搬送物を乗り移らせるように搬送手段を運転開始させることができるので、搬送方向の下流側に隣接する搬送手段にて搬送物を非接触状態で支持して搬送しながら、複数の搬送手段間で搬送物を乗り移らせて搬送することができることになる。
また、制御手段は、搬送方向の下流側に隣接する搬送手段が非運転状態である搬送手段については、運転開始を禁止するので、搬送方向の下流側に隣接する搬送手段が非運転状態である場合には、その搬送手段に搬送物を乗り移させないように、搬送方向の上流側に位置する搬送手段の運転を開始することを禁止することができることになる。
したがって、搬送物を非接触状態で支持して搬送できない搬送手段に対して、搬送物を乗り移らせることを防止することができるので、搬送方向の下流側に隣接する搬送手段にて搬送物を非接触状態で支持できない事態に陥ることを防止できることになる。
以上のことから、搬送方向の下流側に隣接する搬送手段が運転状態であるか非運転状態であるかによって、搬送方向の下流側に隣接する搬送手段にて搬送物を非接触状態で支持できる場合のみ、搬送方向の上流側に位置する搬送手段の運転開始させることができることとなって、搬送方向の下流側に隣接する搬送手段にて搬送物を非接触状態で支持して搬送しながら、複数の搬送手段間で搬送物を乗り移らせて搬送することができる搬送装置を提供できるに至った。
また、複数の搬送手段の夫々について各別に運転開始を指令する人為操作式の運転指令手段が設けられているので、その運転指令手段にて搬送手段の一部のものに対してのみ運転開始を指令することができ、搬送手段の一部のもののみ運転開始させることができることになる。
そして、故障などによって搬送物が複数の搬送手段の途中で止まってしまった場合には、搬送手段の一部を運転開始させて、途中で止まっている搬送物を、搬送終端部など搬送物を取り出し可能な箇所まで搬送させることができることになる。
したがって、搬送物が複数の搬送手段の途中で止まっても、その搬送物を除去するように搬送手段の一部のもののみ運転させることができ、しかも、搬送手段の一部や一つずつを運転させて、メンテナンス作業を行うこともできることとなって、使い勝手の向上を図ることができることになる。
そして、人為操作式の運転指令手段にて複数の搬送手段の夫々について各別に運転開始を指令することができるので、操作者のミスなどによって、搬送方向の下流側に隣接する搬送手段が非運転状態である搬送手段に対して、誤って運転開始を指令してしまう場合がある。
このような場合でも、上述した如く、制御手段が、搬送方向の下流側に隣接する搬送手段が非運転状態である搬送手段については、運転開始を禁止するので、運転指令手段にて誤って運転開始を指令しても、搬送方向の下流側に隣接する搬送手段にて搬送物を非接触状態で支持できない事態に陥ることを防止できることになる。
したがって、使い勝手の向上を図りながらも、搬送方向の下流側に隣接する搬送手段にて搬送物を非接触状態で支持して搬送しながら、複数の搬送手段間で搬送物を乗り移らせて搬送することができることになる。
また、制御手段は、搬送方向の下流側に隣接する搬送手段が非運転状態である搬送手段において、その搬送経路上に搬送物が存在する搬送手段についてのみ、運転開始を禁止することになるので、実際に搬送経路上に搬送物が存在して、搬送方向の下流側に隣接する搬送手段に物品を乗り移させると、その搬送方向の下流側に隣接する搬送手段にて搬送物を非接触状態で支持して搬送できない事態に陥る搬送手段についてのみ、その運転開始を禁止させることができることになる。
したがって、搬送経路上に搬送物が存在するか否かをも鑑みて、搬送方向の下流側に隣接する搬送手段にて搬送物を非接触状態で支持できない事態に陥る虞のない搬送手段についても、運転開始を禁止させてしまうことを防止して、搬送方向の下流側に隣接する搬送手段にて搬送物を非接触状態で支持できない事態に陥ることを的確に防止することができることになる。
本発明にかかる搬送装置を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
この搬送装置は、図1〜図3および図10に示すように、液晶用のガラス基板などの板状体を搬送物として搬送するものであり、搬送手段としての搬送ユニット1の複数と、それら複数の搬送ユニット1の運転を制御する制御手段としての制御部Hと、その制御部Hに対して制御情報を指令する人為操作式の指令部Sなどを備えて構成されている。
そして、搬送ユニット1の夫々は、ガラス基板2を水平姿勢またはほぼ水平姿勢にて搬送するように構成されている。
ちなみに、図1は、搬送装置の斜視図であり、図2は、搬送装置の縦断正面図であり、図3は、搬送装置の要部の縦断拡大正面図である。
前記搬送ユニット1は、図1〜図3に示すように、ガラス基板2の搬送方向に沿って隣接する状態で並べて設けられ、搬送方向の上流側に位置する搬送ユニット1から搬送方向の下流側に位置する搬送ユニット1にガラス基板2を乗り移らせて、複数の搬送ユニット1にて搬送装置の上流端部から下流端部までガラス基板2を搬送するように構成されている。
また、搬送ユニット1は、上下2段になるように並設され、上側の搬送ユニット1と下側の搬送ユニット1とにおける搬送方向については、逆方向でも、同じ方向でもよく、適宜変更が可能である。
例えば、上側の搬送ユニット1と下側の搬送ユニット1との搬送方向を逆方向とした場合には、上側の搬送ユニット1にて搬送されたガラス基板2を下側の搬送ユニット1にて戻すようにして、ガラス基板2に対して同じ工程を行ったり、不良なガラス基板2を元に戻すように構成されている。
前記搬送ユニット1は、図2〜図4に示すように、搬送物2の下面部に向けて空気を送風して、搬送物2を非接触状態で支持する送風式支持手段3と、その送風式支持手段3にて支持される搬送物2に対して搬送方向での推進力を付与する推進力付与手段4とを備えて構成されている。
また、搬送ユニット1は、図11に示すように、その搬送経路上にガラス基板2が存在するか否かを検出する在物検出手段としての在物センサTを備えて構成されている。
そして、在物センサTは、投光部からの光が受光部にて受光されなければ、搬送経路上にガラス基板2が存在することを検出し、投光部からの光が受光部にて受光されると、搬送経路上にガラス基板2が存在しないことを検出するように構成されている。
また、在物センサTは、その数や設置箇所などについては適宜変更が可能であり、搬送経路上にガラス基板2が存在するか否かを検出できるものであればよい。
ちなみに、図4は、搬送ユニット1の縦断側面図であり、図11は、複数の搬送ユニット1を平面図で示した搬送装置の概略構成図である。
前記送風式支持手段3は、図2〜図4に示すように、塵埃を除去する除塵フィルタ5と、その除塵フィルタ5を通してガラス基板2の下面部に向けて清浄空気を送風する送風ファン6とを備えて構成されている。
そして、送風式支持手段3は、一つの除塵フィルタ5と一つの送風ファン6とを一体的に組付けたファンフィルタユニット7の複数から構成され、それら複数のファンフィルタユニット7の上部には、ガラス基板2の下面部に向けて送風される清浄空気の整風を行う多孔板状の整風板8が設けられている。
説明を加えると、ファンフィルタユニット7は、図5および図6に示すように、ガラス基板2の搬送方向に直交する横幅方向の中間箇所で間隔を隔てる状態で左右に一つずつ設けられ、さらに、ガラス基板2の搬送方向にも間隔を隔てる状態で、例えば、3つを並べて設けられており、合計6つ設けられている。
ちなみに、図5は、搬送ユニット1の上方を開放した状態での斜視図であり、図6は、搬送ユニット1の平面図である。
そして、一つの搬送ユニット1には、6つのファンフィルタユニット7からなる送風式支持手段3が設けられ、6つのファンフィルタユニット7の上方を覆うように1枚の整風板8が配設されている。
また、送風ファン6は、図2および図3に示すように、その設置箇所よりも下方側の空気を吸引してその空気を上方に位置する除塵フィルタ5に向けて送風するように構成されている。
このようにして、送風式支持手段3は、除塵フィルタ5を通過した清浄空気を、整風板8にて整風された状態で、ガラス基板2の搬送方向に直交する横幅方向の両端部の間の中間部に向けて送風して、ガラス基板2の横幅方向の中間部を非接触状態にて支持するように構成されている。
前記搬送ユニット1において、図2および図4〜図6に示すように、ガラス基板2の搬送方向と直交する横幅方向の中間箇所、および、ガラス基板2の搬送方向の中央側の間隔を隔てた箇所には、清浄空気を下方に排気する通気路9が形成されている。
説明を加えると、6つのファンフィルタユニット7同士の間には、隙間が空けられているので、その隙間を利用して、ファンフィルタユニット7の厚み方向に同幅で連通する通気路9が形成されている。
ちなみに、整風板8のうち、通気路9の上方に位置する箇所には、孔部が形成され、通気路9が、その孔部を通して供給される清浄空気を下方側に案内して下方に排気するように構成されている。
このように、通気路9を、ガラス基板2の搬送方向と直交する横幅方向の中間箇所、および、ガラス基板2の搬送方向の中央側の間隔を隔てた箇所に設けることにより、ガラス基板2の横幅方向の中間箇所や搬送方向の中央側に清浄空気が溜まることなく、通気路9を通して下方に排気されるように構成されている。
そして、清浄空気の溜まりがないことにより、ガラス基板2が上方側に湾曲することなく、ガラス基板2を水平姿勢またはほぼ水平姿勢で搬送することができることになる。
前記推進力付与手段3は、図2および図7に示すように、ガラス基板2の横幅方向の両端部を接触支持する駆動ローラ14と、その駆動ローラ14を伝導軸15を介して駆動させるための電動モータ16とから構成されている。
ちなみに、図7は、搬送ユニット1の縦断側面図であり、左右一対設けられている推進力付与手段3のうちの一方側を示している。
説明を加えると、駆動ローラ14は、ガラス基板2の搬送方向に間隔を隔てて複数設けられ、伝導軸15は、搬送方向に複数本並べる状態でカップリング17によって連動連結されている。
そして、電動モータ16は、その出力ギア16aが伝導軸15に備えられた平歯車18aと噛み合うように設けられ、電動モータ16の作動により伝導軸15が回転駆動するように構成されている。
また、ガラス基板2の搬送方向において、複数の駆動ローラ14の配設箇所に対応する位置に出力軸19が設けられ、図8および図9に示すように、この出力軸19の一端部に駆動ローラ14が設けられている。
そして、駆動ローラ14は、出力軸19と一体回転するように設けられ、出力軸19の他端部には、伝導軸15に備えられた平歯車18と噛み合う入力ギア20が設けられている。
ちなみに、図8は、搬送ユニット1の横幅方向の端部における縦断正面図であり、図9は、搬送ユニット1の横幅方向の端部における縦断側面図である。
このようにして、電動モータ16の作動により伝導軸15を回転駆動させ、その伝導軸15の回転駆動により、伝導軸15の平歯車18と入力ギア20とを咬合させて出力軸19を回転させて、駆動ローラ14を回転させるように構成されている。
そして、電動モータ16の作動により駆動ローラ14を回転させて、その駆動ローラ14にて、ガラス基板2の横幅方向の両端部を接触状態で支持しながら、ガラス基板2に対して搬送方向での推進力を付与するように構成されている。
また、ガラス基板2は、駆動ローラ14における大径部14aにて横幅方向での位置ずれを規制しながら搬送方向に沿って搬送されるように構成されている。
前記搬送ユニット1の枠体10は、図3および図4に示すように、複数のファンフィルタユニット7を載置支持する長方形状のユニット用枠体11と、そのユニット用枠体11の両側脇に配設される左右一対の収納用枠体12とから構成されている。
前記ユニット用枠体11は、底面側に配置される平板状のユニット用底面体11aと、そのユニット用底面体11aの両端部から連なり上方に向かう側壁部11bと、その側壁部11bの間の上方を覆うユニット用カバー体11cとから構成され、側壁部11bについては、収納用枠体12にて兼用するように構成されている。
そして、ユニット用枠体11の内部空間が、複数のファンフィルタユニット7からなる送風式支持手段3とガラス基板2とが収納される搬送空間Aとして構成され、ユニット用枠体11が、搬送空間Aを密閉状態またはほぼ密閉状態に覆うように構成されている。
また、ユニット用底面体11aには、送風ファン6の下方に位置する箇所に外部空気を搬送空間Aに導入する空気導入口13が形成されている。
そして、送風ファン6の作動により、搬送空間Aの空気を吸引して、その吸引した空気を除塵フィルタ5と整風板8を通してガラス基板2の下面部に向けて清浄空気を送風して、搬送空間A内の空気を循環させるように構成されている。
また、送風ファン6の作動により、外部空気が空気導入口13から搬送空間A内に導入して、搬送空間A内を加圧し、搬送空間A内において循環する空気の一部をユニット用枠体11と収納フレーム枠体12との隙間などから外部に排出して、搬送空間A内で循環される空気の一部を外部空気と交換するように構成されている。
前記収納用枠体12は、側面視がコ字状の収納用フレーム12aと、その収納用フレーム12aにおける側方の開口部を閉塞する収納用カバー体12bとから構成されている。
そして、収納用枠体12の内部空間が、電動モータ16や伝導軸15などの駆動機構を収納する収納空間Bとして構成され、収納用枠体12が、収納空間Bを密閉状態またはほぼ密閉状態に覆うように構成されている。
また、収納空間Bには、ファンフィルタユニット7と同様に送風機能および除塵機構を備えたサブファンフィルタユニット21が設けられている。
そして、ガラス基板2の搬送方向におけるサブファンフィルタユニット21の配設箇所において、収納用フレーム12aの下面部には、収納空間B内の空気を外部に排気する外部排出口22が形成され、収納用フレーム12aの側面部には、搬送空間Aと収納空間Bとを連通する空気排出口23が形成されている。
このようにして、サブファンフィルタユニット21の作動により、搬送空間Aの空気の一部が収納空間Bに排出され、収納空間B内の空気が、サブファンフィルタ21の作動により吸引されて、サブファンフィルタ21により除塵された空気が、外部排出口22を通して外部に排気されるように構成されている。
前記搬送ユニット1は、上下2段になるように配置されており、図2に示すように、上側の搬送ユニット1が、下側の搬送ユニット1の上方を開放するように、横側部の一端側を支点にして上方側に揺動操作自在に構成されている。
説明を加えると、上側の搬送ユニット1における枠体10は、揺動軸芯P周りに揺動自在に枢支され、上側の搬送ユニット1における枠体10を揺動軸芯P周りに上方側に揺動することにより、下側の搬送ユニット1における枠体10の上方を開放するように構成されている。
そして、下側の搬送ユニット1についてメンテナンス作業を行う際には、上側の搬送ユニット1を揺動操作したのち、下側の搬送ユニット1における枠体10において、ユニット用枠体11のユニット用カバー体11cを外すことにより、下側の搬送ユニット1における搬送空間Aを開放して、搬送空間Aのメンテナンス作業を可能とするように構成されている。
また、上側の搬送ユニット1についてメンテナンス作業を行う際には、ユニット用枠体11のユニット用カバー体11cを外すことにより、上側の搬送ユニット1における搬送空間Aを開放して、搬送空間Aのメンテナンス作業を行うように構成されている。
ちなみに、搬送ユニット1における収納空間Bについてメンテナンス作業を行う際には、上側の搬送ユニット1と下側の搬送ユニット1のどちらについても、収納用枠体12の収納用カバー体12bを取り外すことにより、収納空間Bを開放して、収納空間Bのメンテナンス作業を行うように構成されている。
前記制御部Hは、図10に示すように、指令部Sからの指令に基づいて、複数の搬送ユニット1の夫々について、運転開始および運転停止を制御するように構成されている。
説明を加えると、制御部Hは、電動モータ26、ファンフィルタユニット7、および、サブファンフィルタユニット21を作動開始させて、搬送ユニット1の運転を開始し、電動モータ26、ファンフィルタユニット7、および、サブファンフィルタユニット21を作動停止させて、搬送ユニット1の運転を停止させるように構成されている。
そして、制御部Hは、搬送ユニット1の運転状態においては、電動モータ26、ファンフィルタユニット7、および、サブファンフィルタユニット21の作動によって、ガラス基板2を非接触状態で支持して搬送するように構成されている。
前記指令部Sは、自動運転と手動運転とを切り換える人為操作式の運転切換スイッチS1、手動運転において複数の搬送ユニット1に対して各別に運転開始および運転停止を指令する人為操作式の運転指令スイッチ類S2などを備えて構成されている。
ちなみに、運転指令スイッチ類S2は、図11に示すように、搬送方向に並べられる搬送ユニット1の数と同数の運転指令スイッチが設けられて、ひとつの運転指令スイッチがどの搬送ユニット1に対して運転開始を指令するものかが対応付けられている。
そして、制御部Hは、運転切換スイッチS1にて自動運転が指令されると、すべての搬送ユニット1を運転対象として、運転対象の搬送ユニット1において、電動モータ26およびサブファンフィルタユニット21を作動させるとともに、ガラス基板2の下面部に向けて送風する空気の送風量が支持用送風量となるように送風ファン6を作動させるように構成されている。
このようにして、自動運転においては、すべての搬送ユニット1について運転させて、搬送方向の上流側に位置する搬送ユニット1から搬送方向の下流側に位置する搬送ユニット1にガラス基板2を乗り移らせながら、複数の搬送ユニット1にて搬送装置の上流端部から下流端部までガラス基板2を搬送するように構成されている。
ちなみに、自動運転における制御部Hの動作については、複数の搬送ユニット1のすべてが同時に運転状態となるように、複数の搬送ユニット1を制御したり、あるいは、複数の搬送ユニット1の一部のみが同時に運転状態となるように、複数の搬送ユニット1を制御することが可能である。
そして、複数の搬送ユニット1のすべてが同時に運転状態となるように複数の搬送ユニット1を制御する場合には、例えば、運転開始の指令などにより、すべての搬送ユニット1を同時に運転開始させ、運転停止の指令などにより、すべての搬送ユニット1を同時に運転停止させる。
また、複数の搬送ユニット1の一部のみが同時に運転状態となるように複数の搬送ユニット1を制御する場合には、例えば、在物センサTの検出情報に基づいて、ガラス基板2がどの搬送ユニット1の搬送経路上に存在するかによって、運転開始させる搬送ユニット1および運転停止させる搬送ユニット1を選択して、その選択された搬送ユニット1を運転開始および運転停止させる。
また、制御部Hは、運転切換スイッチS1にて手動運転が指令されると、運転指令スイッチ類S2にて運転開始が指令された搬送ユニット1のみを運転対象として、運転対象の搬送ユニット1において、電動モータ26、サブファンフィルタユニット21、および、送風ファン6を作動させるように構成されている。
このようにして、手動運転においては、運転指令スイッチ類S2にて運転開始が指令された搬送ユニット1のみ運転させて、その運転される搬送ユニット1にてガラス基板2を非接触状態で支持して搬送するように構成されている。
そして、制御部Hは、手動運転においては、運転指令スイッチ類S2にて運転開始が指令された搬送ユニット1について、単純に運転を開始させるのではなく、搬送方向の下流側に隣接する搬送ユニット1が運転状態であるか否かによって、搬送方向の下流側に隣接する搬送ユニット1が乗り移るガラス基板2を非接触状態で支持して搬送できる場合のみ、運転開始させるように構成されている。
説明を加えると、制御部Hは、搬送方向の下流側に隣接する搬送ユニット1が運転状態である搬送ユニット1については、運転開始を許容し、搬送方向の下流側に隣接する搬送ユニット1が非運転状態である搬送ユニット1については、運転開始を禁止するように構成されている。
そして、制御部Hは、搬送方向の下流側に隣接する搬送ユニット1が運転状態である搬送ユニット1については、運転指令スイッチ類S2にて運転開始が指令されると、運転を開始し、搬送方向の下流側に隣接する搬送ユニット1が非運転状態である搬送ユニット1については、運転指令スイッチ類S2にて運転開始が指令されても、運転の開始を禁止するように構成されている。
また、制御部Hは、搬送方向の下流側に隣接する搬送ユニット1が非運転状態である搬送ユニット1については、単純に、運転の開始を禁止するのではなく、搬送方向の下流側に隣接する搬送ユニット1が非運転状態である搬送ユニット1において、在物センサTにてガラス基板2の存在を検出していると、運転開始を禁止するように構成されている。
具体的に説明すると、制御部Hは、搬送方向の最も下流側に位置する搬送ユニット1については、搬送方向の下流側に隣接する搬送ユニット1が存在しないので、運転指令スイッチ類S2にて運転開始が指令されると、無条件で、運転を開始させるように構成されている。
そして、搬送方向の最も下流側に位置する搬送ユニット1以外の搬送ユニット1について説明を加えると、制御部Hは、搬送方向の下流側に隣接する搬送ユニット1が運転状態である、あるいは、搬送方向の下流側に隣接する搬送ユニット1が非運転状態であっても、在物センサTにてガラス基板2の存在を検出していなければ、運転指令スイッチ類S2にて運転開始が指令されると、運転を開始させるように構成されている。
また、制御手段Hは、搬送方向の下流側に隣接する搬送ユニット1が非運転状態であり、かつ、在物センサTにてガラス基板2の存在を検出していると、運転指令スイッチ類S2にて運転開始が指令されても、運転の開始を禁止するように構成されている。
搬送方向の最も下流側に位置する搬送ユニット1以外の搬送ユニット1についての運転開始および運転停止については、いずれの搬送ユニット1も同様の動作を行うので、図11に示すように、搬送方向に並べられている複数の搬送ユニット1のうち、ある2つを取り挙げて、図12のフローチャートに基づいて説明を加える。
ちなみに、図11において、搬送方向の上流側に位置する搬送ユニット1を上流側の搬送ユニット1aとして、搬送方向の下流側に位置する搬送ユニット1を下流側の搬送ユニット1bとし、運転スイッチ類S2のうち、上流側の搬送ユニット1aに対して運転開始を指令する運転指令スイッチを運転指令スイッチSW1とし、下流側の搬送ユニット1bに対して運転開始を指令する運転指令スイッチを運転指令スイッチSW2として説明する。
まず、制御部Hは、上流側の搬送ユニット1aに対して、運転指令スイッチSW1にて運転開始が指令されると、下流側の搬送ユニット1bが運転状態であるか否かを判別し、下流側の搬送ユニット1bが運転状態であると、上流側の搬送ユニット1aの運転を開始させる(ステップ1〜3)。
そして、制御部Hは、下流側の搬送ユニット1bが非運転状態であり、上流側の搬送ユニット1aにおいて在物センサTにてガラス基板2の存在を検出していると、上流側の搬送ユニット1aの運転開始を禁止させる(ステップ2、4、5)。
また、制御部Hは、下流側の搬送ユニット1bが非運転状態であっても、上流側の搬送ユニット1aにおいて在物センサTにてガラス基板2の存在を検出していなければ、上流側の搬送ユニット1aの運転を開始させる(ステップ2、4、3)。
前記制御部Hは、上流側の搬送ユニット1aの運転を開始させた状態で、下流側の搬送ユニット1bにおいて在物センサTにてガラス基板2の存在を検出すると、上流側の搬送ユニット1aおよび下流側の搬送ユニット1bの運転を停止する(ステップ6、7)。
〔第2実施形態〕
この第2実施形態は、上記第1実施形態において搬送する搬送物の姿勢の別実施形態を示すものであり、以下、その点を中心に図面に基づいて説明を加える。
ちなみに、その他の構成については、上記第1実施形態と同様であるので、同符号を記すなどにより、その詳細な説明は省略する。
縦姿勢用搬送ユニット24は、図13および図14に示すように、ガラス基板2の搬送方向に複数並べて設けられ、搬送物としてのガラス基板2を縦姿勢に近い姿勢で搬送するように構成され、搬送手段として作用するように構成されている。
そして、縦姿勢用搬送ユニット24は、縦姿勢に近い姿勢で設けられている縦姿勢用送風式支持手段25と、縦姿勢に近い姿勢で設けられている縦姿勢用推進力付与手段26とを備えて構成されている。
ちなみに、この第2実施形態では、ガラス基板2が、縦姿勢に近い姿勢で搬送されるので、縦姿勢用搬送ユニット24が存在する側がガラス基板2の下面部となる。
前記縦姿勢用送風式支持手段26は、縦姿勢に近い姿勢で搬送されるガラス基板2の下面部に向けて清浄空気を供給して、ガラス基板2を非接触状態で支持するように構成されている。
ちなみに、この縦姿勢用送風式支持手段26は、上記第1実施形態における送風式支持手段3と同様に、除塵フィルタ5と送風ファン6とを一体的に組み付けたファンフィルタユニット7aにて構成され、このファンフィルタユニット7aは、上下に並ぶ2つの送風ファン6と一つの除塵フィルタ5とを一体的に組み付けている。
また、ファンフィルタユニット7aからの清浄空気を整風する整風板8も設けられている。
そして、縦姿勢用推進力付与手段26は、ガラス基板2の一端部を接触支持しながら推進力を付与するタイミングベルト27を備えて、ガラス基板2に対して搬送方向での推進力を付与するように構成されている。
説明を加えると、縦姿勢用推進力付与手段26は、搬送下手側に位置して電動式モータ28によって回転する駆動輪29と、搬送上手側に位置する回転自在な従動輪30と、これら駆動輪29と従動輪30とに亘って巻回するタイミングベルト27とを備えて構成されている。
そして、タイミングベルト27は、その送り経路部分を内周面側から内支持輪31にて支持され、その戻り経路部分を外周面側から外支持輪32にて支持されている。
また、縦姿勢用送風式支持手段25とガラス基板2の搬送経路とが収納される搬送空間Cを密閉状態またはほぼ密閉状態に覆う搬送ケース34が設けられている。
前記制御部Hは、上記第1実施形態と同様に、指令部Sからの指令に基づいて、複数の縦姿勢用搬送ユニット24の夫々について、運転開始および運転停止を制御して、自動運転および手動運転を行うように構成されている。
また、制御部Hは、上記第1実施形態と同様に、手動運転においては、運転指令スイッチ類S2にて運転開始が指令された縦姿勢用搬送ユニット24について、単純に運転を開始させるのではなく、搬送方向の下流側に隣接する縦姿勢用搬送ユニット24が運転状態であるか否かによって、搬送方向の下流側に隣接する縦姿勢用搬送ユニット24が乗り移るガラス基板2を非接触状態で支持して搬送できる場合のみ、運転開始させるように構成されている。
説明を加えると、制御部Hは、搬送方向の下流側に隣接する縦姿勢用搬送ユニット24が運転状態である縦姿勢用搬送ユニット24については、運転開始を許容し、搬送方向の下流側に隣接する縦姿勢用搬送ユニット24が非運転状態である縦姿勢用搬送ユニット24については、運転開始を禁止するように構成されている。
そして、制御部Hは、搬送方向の下流側に隣接する縦姿勢用搬送ユニット24が運転状態である縦姿勢用搬送ユニット24については、運転指令スイッチ類S2にて運転開始が指令されると、運転を開始し、搬送方向の下流側に隣接する縦姿勢用搬送ユニット24が非運転状態である縦姿勢用搬送ユニット24については、運転指令スイッチ類S2にて運転開始が指令されても、運転の開始を禁止するように構成されている。
また、制御部Hは、搬送方向の下流側に隣接する縦姿勢用搬送ユニット24が非運転状態である縦姿勢用搬送ユニット24については、単純に、運転の開始を禁止するのではなく、搬送方向の下流側に隣接する縦姿勢用搬送ユニット24が運転状態である縦姿勢用搬送ユニット24において、在物センサTにてガラス基板2の存在を検出していると、運転開始を禁止するように構成されている。
ちなみに、この第2実施形態では、サブファンフィルタ21が設けられていないので、制御ブロック図としては、図10において、サブファンフィル21を省略し、電動モータ16を電動式モータ28に変更する。
〔別実施形態〕
(1)上記第1実施形態では、制御部Hが、手動運転においてのみ、搬送方向の下流側に隣接する搬送ユニット1が運転状態である搬送ユニット1については、運転開始を許容し、搬送方向の下流側に隣接する搬送ユニット1が非運転状態である搬送ユニット1については、運転開始を禁止するようにしているが、手動運転と自動運転の両方で、搬送方向の下流側に隣接する搬送ユニット1が運転状態である搬送ユニット1については、運転開始を許容し、搬送方向の下流側に隣接する搬送ユニット1が非運転状態である搬送ユニット1については、運転開始を禁止するようにして実施することも可能である。
(2)上記第2実施形態では、制御部Hが、手動運転においてのみ、搬送方向の下流側に隣接する縦姿勢用搬送ユニット24が運転状態である縦姿勢用搬送ユニット24については、運転開始を許容し、搬送方向の下流側に隣接する縦姿勢用搬送ユニット24が非運転状態である縦姿勢用搬送ユニット24については、運転開始を禁止するようにしているが、手動運転と自動運転の両方で、搬送方向の下流側に隣接する縦姿勢用搬送ユニット24が運転状態である縦姿勢用搬送ユニット24については、運転開始を許容し、搬送方向の下流側に隣接する縦姿勢用搬送ユニット24が非運転状態である縦姿勢用搬送ユニット24については、運転開始を禁止するようにして実施することも可能である。
)上記第1実施形態では、収納用フレーム12aの側面部に、搬送空間Aと収納空間Bとを連通する空気排出口23が形成されているが、この空気排出口23を形成せずに、搬送空間Aと収納空間Bとを連通しないように構成して実施することも可能である。
)上記第1および第2実施形態では、除塵フィルタ5と送風ファン6とを一体的に組付けたファンフィルタユニット7,7aを例示したが、必ずしも除塵フィルタ5と送風ファン6とを一体的に取り付ける必要はなく、例えば、送風ファン6にて送風される空気を除塵フィルタ6に案内する案内路などを設けて、除塵フィルタ5と送風ファン6とを別体にて構成して実施することも可能である。
)上記第1および第2実施形態では、搬送物としてガラス基板2を例示したが、その他の板状体や円盤状体など各種の物品を適応することが可能である。
第1実施形態における搬送装置の一部を省略した斜視図 第1実施形態における搬送装置の縦断正面図 第1実施形態における搬送装置の縦断拡大正面図 第1実施形態における搬送装置の縦断側面図 第1実施形態における搬送ユニットの斜視図 第1実施形態における搬送ユニットの平面図 第1実施形態における推進力付与手段を示す搬送装置の縦断側面図 第1実施形態における推進力付与手段の要部を示す縦断正面図 第1実施形態における推進力付与手段の要部を示す縦断側面図 第1実施形態における搬送装置の制御ブロック図 第1実施形態における搬送装置の概略を示す図 第1実施形態における手動運転のフローチャート 第2実施形態における搬送装置の一部を省略した斜視図 第2実施形態における搬送装置の一部切欠側面図
符号の説明
1 搬送手段
2 搬送物
3 送風式支持手段
4 推進力付与手段
H 制御手段
S2 運転指令手段
T 在物検出手段

Claims (1)

  1. 搬送物の下面部に向けて空気を送風して、搬送物を非接触状態で支持する送風式支持手段と、その送風式支持手段にて支持される前記搬送物に対して搬送方向での推進力を付与する推進力付与手段とを備えた搬送手段が、搬送方向に複数並べて設けられ、
    それら複数の搬送手段の運転を制御する制御手段が設けられている搬送装置であって、
    前記複数の搬送手段の夫々について各別に運転開始を指令する人為操作式の運転指令手段が設けられ、
    前記制御手段は、搬送方向の下流側に隣接する前記搬送手段が運転状態である搬送手段については、前記運転指令手段にて運転開始が指令されると、運転を開始し、搬送方向の下流側に隣接する前記搬送手段が非運転状態である搬送手段については、前記運転指令手段にて運転開始が指令されても、運転の開始を禁止するように構成され、
    前記搬送手段が、当該搬送手段における搬送経路上に前記搬送物が存在するか否かを検出する在物検出手段を備えて構成され、
    前記制御手段は、搬送方向の下流側に隣接する前記搬送手段が非運転状態である搬送手段を、前記運転指令手段にて運転開始が指令される指令対象の搬送手段として、当該指令対象の搬送手段において、当該指令対象の搬送手段に備えられた前記在物検出手段にて前記搬送物の存在を検出していると、前記運転指令手段にて運転開始が指令されても、運転開始を禁止し、搬送方向の下流側に隣接する前記搬送手段が非運転状態であっても当該指令対象の搬送手段に備えられた前記在物検出手段にて前記搬送物の存在を検出していなければ、前記運転指令手段にて運転開始が指令されると、運転を開始するように構成されている搬送装置。
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